JP3799334B2 - プラズマディスプレイパネルの再利用方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示側ガラス基板と背面側ガラス基板とが対向配置され、これら一対のガラス基板の対向領域の周縁をシール部により密封して内部に放電空間を形成して表示デバイスとしたプラズマディスプレイパネルの再利用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、パネル自体が発光し明るい映像を映し出し、高精細度、軽量薄形の表示デバイスとしてプラズマディスプレイパネル(以下「PDP」という)が注目されており、図8(a)はこのようなPDPの斜視図であり、図8(b)はその一部断面図を示したものである(特許文献1参照)。
【0003】
図8(a)に示すように、PDP01は表示側ガラス基板02と背面側ガラス基板03が約100から200μmの間隔を隔てて対向配置されており、これら一対のガラス基板02,03の対向領域の周縁は封止ガラスで熱融着して、内部に放電のための密封空間を形成している。そして、何千という数の単位発光領域Uを有し、そのうちの一つの単位発光領域Uの内部構造は、図8(b)に示すように、その領域内に表示側ガラス基板02に設けた表示電極X、Yと、背面側ガラス基板03に設けたアドレス電極Aが直交するように対峙し、両者間に放電空間04が形成されている。
【0004】
これら表示電極X、Yは幅広の透明導電膜06と、導電性を補うために、例えばクロム−銅−クロムの3層構造のバス金属膜07とから成り、そして全ての電極X、Yは数十μm程度の厚さを有する誘電体層08と低融点ガラス層09で覆われ、さらに最終外表面には放電による劣化を抑えるために、例えばMgOから成る保護層010が蒸着されている。誘電体層08としては焼成時の気泡を抑えるために非脱泡性の、例えばPbOを主成分とし、SiO2、Al2O3等から成る低融点ガラスが選択される。
【0005】
一方、背面側ガラス基板03上にはアドレス電極Aが表示電極X、Yと直交する方向に配線され、各アドレス電極Aは各放電空間04の干渉を防ぐためのグリッド隔壁011により隔離されその上面は誘電体層08で覆われている。アドレス電極Aを挟んで延びる2つのグリッド隔壁011は単位発光領域Uの放電空間04を画成し、この放電空間04の上面を除く周面は、放電空間04内の放電ガスが放つ紫外線により励起して発光する蛍光体012で被覆されている。そして、R、G、Bの発光色を有する3つの単位発光領域を1単位として、1画素セルが構成されている。
【0006】
そして、これら2つのガラス基板02、03が封止ガラス013により密封接続されるが、この際、封止ガラス013内の両ガラス基板02、03で挟まれた空間は真空状態にされ、その内部にヘリウム、ゼノン、或いはネオン等の放電ガスが充填される。
【0007】
【特許文献1】
特開平7−65729号公報(段落0019−0027、第1、2図)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に記載のPDPを再利用しようとすると、2枚のガラス基板02、03を先ずは熱融着した封止ガラス013から分離しなければならず、困難な作業を伴うばかりでなく、分離後においても微少間隔で立設しているグリッド隔壁011間に、金属体で構成された電極A、誘電体層08およびR、G、Bの蛍光物質から成る蛍光体012が埋設し、表示ガラス基板02面にも保護層010、誘電体層08および電極X,Yが付着しているため、これら各種の表示素子構成物質を表示ガラス基板02、背面側ガラス基板03からきれいに剥ぎ取ることが殆ど不可能であることから、従来はクラッシャーにかけ産業廃棄物として埋め立て処理するか、表示素子構成物質が付着したまま粉砕して、鋭利な角部を取り除いた小さい粒形状に仕上げ、ガラスカレットとして舗装材の骨材として、あるいは外装壁タイル原料として使用される程度であり、コスト面および技術上の困難性からPDPのガラス基板を再度ガラス基板の原料として再利用する構想はどこにもなかった。
【0009】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、ガラス基板を容易な手法で分離するとともに、表示素子構成物質を表示ガラス基板及び背面側ガラス基板からきれいに剥ぎ取ることが低コストで実現できるPDPの再利用方法を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のプラズマディスプレイパネルの再利用方法は、表示側ガラス基板と背面側ガラス基板とが対向配置され、これら一対のガラス基板の対向領域の周縁をシール部により密封して内部に放電空間を形成して表示デバイスとしたプラズマディスプレイパネルの再利用方法であって、両ガラス基板を前記シール部の幅より大きい幅のカッターでシール部と共に切断することによって分離し、この分離した両ガラス基板の放電空間側の内面を研削して両ガラス基板に付着している電極を含む表示素子構成物質の全てを両ガラス基板から剥離することを特徴としている。
この特徴によれば、シール部の幅より大きい幅のカッターでシール部を直接切り取るので、容易かつ迅速に分離することができ、しかもガラス基板に付着した表示素子構成物質を研削という手法で剥ぎ取ることにより、低コストで且つ完全にガラス基板から剥離することができる。
【0011】
本発明のプラズマディスプレイパネルの再利用方法において、前記両ガラス基板の切断は、先ず一方のガラス基板の非電極形成側をシール部と共に切断すると同時に、他方のガラス基板の放電空間側の一部を僅かに切削し、その後他方のガラス基板の非電極形成側をシール部と共に切断すると同時に、一方のガラス基板の放電空間側の一部を僅かに切削することが好ましい。
これによれば、分離した両ガラス基板はシール部があったところより外側の部分も基板本体と接続しているので再利用が可能であり、再利用率の向上が図れる。
【0012】
本発明のプラズマディスプレイパネルの再利用方法において、前記両ガラス基板の内面側の研削は、電着ホイールで行うことが好ましい。
これによれば、例えばダイヤモンドや、CBNで固定した電着ホイールを用いることで、迅速且つ確実に表示素子構成物質をガラス基板から剥離することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0014】
図1は本発明の一実施形態に係るPDPの外観形状を示す斜視図、図2はPDPの1画素に対応する部分の基本的な構造を示す分解斜視図、図3はPDPの切断部位を示す平面図、図4は図3のA−Aに沿った断面図であって、カッターを使用して背面側ガラス基板が残るように表示側ガラス基板をシール部と共に切除する状態を示す説明図、図5の(a)はカッターを使用して表示側ガラス基板の両側端と背面側ガラス基板の内面をシール部と共に切除する状態を示す工程図、(b)は反転した背面側ガラス基板の両側端と表示側ガラス基板の内面をシール部と共に切除する状態を示す工程図、図6はPDPから分離された背面側ガラス基板内面側の電極を含む表示素子構成物質を研磨によって剥離する状態を示す作用説明図であり、図7はPDPから分離された表示側ガラス基板内面側の電極を含む表示素子構成物質を研削によって剥離する状態を示す作用説明図である。
【0015】
最初に、PDPに付き図1および図2を参照して説明する。
【0016】
図1および図2に示すように、PDP1は薄い肉厚(3mm程度)で構成される表示側ガラス基板2と背面側ガラス基板3が、約100から200μmの間隔を隔てて張合わされたもので、これら一対のガラス基板2,3の対向領域周縁は、封止ガラス4で熱融着して、内部に放電のための密封空間を形成している。
【0017】
そして、その密封空間には複数(数千単位)の単位発光領域Uを有し、そのうちの一つの単位発光領域Uの内部構造は、図1に示すように、その領域内に表示側ガラス基板2に設けた表示電極S、Tと、背面側ガラス基板3に設けたアドレス電極Eが直交するように対峙し、両者間に放電空間が形成されている。
【0018】
これら表示電極S、Tは幅広の透明導電膜8と、導電性を補うために、例えばクロム−銅−クロムの3層構造のバス金属膜6とから成り、そして全ての電極S,Tは数十μm程度の厚さを有する誘電体層10と保護膜(MgO膜)となる封止ガラス4の低融点ガラス層(不図示)で覆われ、さらに最終外表面には放電による劣化を抑えるために、例えばMgOから成る保護層12が蒸着されている。誘電体層10としては焼成時の気泡を抑えるために非脱泡性の、例えばPbOを主成分とし、SiO2,Al2O3等から成る低融点ガラスが選択される。
【0019】
一方、背面側ガラス基板3上には、アドレス電極Eが表示電極S、Tと直交する方向に配線され、各アドレス電極Eは各放電空間の干渉を防ぐためのグリッド隔壁14により隔離されその上面は誘電体層16で覆われている。アドレス電極Eを挟んで延びる2つのグリッド隔壁14は、単位発光領域Uの放電空間を画成し、この放電空間の上面を除く周面は、放電空間内の放電ガスが放つ紫外線により励起して発光する蛍光体15で被覆されている。そして、R(赤)、G(緑)、B(青)の発光色を有する3つの単位発光領域を1単位として、1画素セルDが構成されている。
【0020】
そして、これら2つのガラス基板2,3がシール部となる封止ガラス4により密封接続されるが、この際、封止ガラス4内の両ガラス基板2,3で挟まれた空間は真空状態にされ、その内部にヘリウム、ゼノン、或いはネオン等の放電ガスが充填される。
【0021】
このようにして、表示画面を構成する各画素セルDには,ライン方向に並ぶ同一面積の3つの単位発光領域Uが対応づけられている。各単位発光領域Uにおいて、表示電極S、Tによって面放電セル(表示のための主放電セル)が画定され、アドレス電極Eとの電位によって表示又は非表示セルが特定される。これにより、アドレス電極Eの延長方向に連続する蛍光体15の内、各単位発光領域Uに対応した部分を選択的に発光させることができ、R,G,Bの組み合わせによるフルカラー表示が可能になる。
【0022】
そこで、上記のように構成されたPDP1の表示側ガラス基板2と背面側ガラス基板3を再利用するに際し、封止ガラス4により張合わされている両ガラス基板2,3を分離して該両ガラス基板2,3に付着している電極を含む表示素子構成物質の全てを、図2に示される厚みの範囲S2,S1で剥離する作業が行われる。
【0023】
表示側ガラス基板2と背面側ガラス基板3を分離するに際し、図4に示すように、封止ガラス4の幅(約5mm)より幅広のカッターG(約6mm幅)を使用して密封状に接続している封止ガラス4部位が表示側ガラス基板2、または背面側ガラス基板3と共に切除される。
【0024】
表示側ガラス基板2と背面側ガラス基板3の対接する両側端内面は、図3に示すように封止ガラス4により密封状に接続されており、表示側ガラス基板2の切除する領域は電極が形成されていない2つの非電極形成側で、封止ガラス4の中心線に対応する2本の平行な切断線C3,C4がカッターGの中心と位置合わせされて、図5の(a)に示すように、カッターGにより封止ガラスと共に削り代20a,20bが切断される。
【0025】
この時、背面側ガラス基板3は、図4に示すように、放電空間側がカッターGの幅に亘って僅かな削除代をもって切除され、切断線C3,C4に沿った浅溝22が形成される。この状態においては封止ガラスの一部はまだ残されているので、ガラス基板2,3は分離することはできない。
【0026】
その後、図5の(b)に示すように、表示側ガラス基板2をひっくり返して下側にし、裏面側ガラス基板3の電極が形成されていない2つの非電極形成側が、封止ガラス4の中心線に対応する2本の平行な切断線C1,C2とカッターGの中心とを位置合わせした後、カッターGにより封止ガラスと共に削り代20c,20dが切断される。この時、表示側ガラス基板2は、放電空間側がカッターGの幅に亘って僅かな削除代をもって切除され、切断線C1,C2に沿って浅溝22が形成される。
【0027】
これにより封止ガラス4の全てが切除されたことになり、表示側ガラス基板2及び背面側ガラス基板3は二つに分離することができる。表示側ガラス基板2の両浅溝22外側には、図5の(b)に示すように、複数の表示電極が露呈した非切断部X3,X4が連接され、同様に、裏面側ガラス基板3の両浅溝22外側には、図5の(a)に示すように、複数のアドレス電極が露呈した非切断部X1,X2が連接されている。
【0028】
両ガラス基板2,3が分離されると、両対接面に形成される電極を含む表示素子構成物質24及び25を上に向けて図示しない研削盤の移動テーブル上にそれぞれ載置される。
【0029】
研削盤の移動テーブル上に載置された背面側ガラス基板3は、図6に示すように、図示しない移動テーブルの移動により例えばホイール状の砥石G1を使用して対接面に付着している電極を含む表示素子構成物質25の全てを削り取るまで研削することで、背面側ガラス基板3に不純物のない研磨面3aを形成することができる。このホイール状の砥石G1としては、ダイヤモンドやCBN(立体晶窒化硼素)固定した電着ホイールを使用すると効率的である。
【0030】
一方、表示側ガラス基板2は、図7に示すように、移動テーブルの移動により、同様にホイール状の砥石G1を使用して対接面に付着している電極を含む表示素子構成物質24の全てを研削して、表示側ガラス基板2に不純物のない研磨面2aを形成する。
【0031】
このように、対接面に付着している不純物が研削によって剥離された両ガラス基板2,3の純粋な部分のみが溶解されて再利用することができるだけでなく、研削によって形成されたスラッジ内に含まれる電極などの組成物として貴金属となる、Ag,Sn及びInも、電気分解によって回収することができる。
【0032】
上記のような再利用方法によれば、封止ガラス4の幅より幅広のカッターGで封止ガラス4を表示側ガラス基板2及び背面側ガラス基板3と共に直接切り取り、しかも分離した表示側ガラス基板2及び背面側ガラス基板3は封止ガラス4があったところより外側の部分も再利用可能であり、かつ、ガラス基板2,3の両対接面に付着した電極を含む表示素子構成物質24及び25を研削という手法で剥ぎ取ることにより、低コストで且つ完全にガラス基板から剥離することができる。
【0033】
また、両ガラス基板2,3の対接する内面側の研削には、例えばダイヤモンドや、CBNで固定した電着ホイールの砥石G1を用いることで、迅速且つ確実に電極を含む表示素子構成物質24及び25をガラス基板2,3から剥離することができる。
【0034】
以上、本発明の実施形態を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、例えば、簡便且つ迅速にガラス基板を分離するには、再利用率は若干劣るが、カッターで両ガラス基板をシール部と共に切断するようにしてもよい。
【0035】
【発明の効果】
本発明は以下の効果を奏する。
【0036】
(a)請求項1項の発明によれば、シール部の幅より大きい幅のカッターでシール部を直接切り取るので、容易かつ迅速に分離することができ、しかもガラス基板に付着した表示素子構成物質を研削という手法で剥ぎ取ることにより、低コストで且つ完全にガラス基板から剥離することができる。
【0037】
(b)請求項2項の発明によれば、分離した両ガラス基板はシール部があったところより外側の部分も基板本体と接続しているので再利用が可能であり、再利用率の向上が図れる。
【0038】
(c)請求項3項の発明によれば、例えばダイヤモンドや、CBNで固定した電着ホイールを用いることで、迅速且つ確実に表示素子構成物質をガラス基板から剥離することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るPDPの外観形状を示す斜視図である。
【図2】PDPの1画素に対応する部分の基本的な構造を示す分解斜視図である。
【図3】PDPの切断部位を示す平面図である。
【図4】図3のA−Aに沿った断面図であって、カッターを使用して背面側ガラス基板が残るように表示側ガラス基板をシール部と共に切除する状態を示す説明図である。
【図5】(a)はカッターを使用して表示側ガラス基板の両側端と背面側ガラス基板の内面をシール部と共に切除する状態を示す工程図、(b)は反転した背面側ガラス基板の両側端と表示側ガラス基板の内面をシール部と共に切除する状態を示す工程図である。
【図6】PDPから分離された背面側ガラス基板内面側の電極を含む表示素子構成物質を研磨によって剥離する状態を示す作用説明図である。
【図7】PDPから分離された表示側ガラス基板内面側の電極を含む表示素子構成物質を研削によって剥離する状態を示す作用説明図である。
【図8】(a)は従来のPDPの斜視図であり、(b)はその部分断面図を示したものである。
【符号の説明】
1 PDP(プラズマディスプレイパネル)
2 表示側ガラス基板
3 背面側ガラス基板
2a,3a 研磨面
4 封止ガラス(シール部)
6 バス金属膜
8 透明導電膜
10、16 誘電体層
12 保護層
14 グリッド隔壁
15 蛍光体
20a,20b 削り代
20c,20d 削り代
22 浅溝
24,25 表示素子構成物質
C1〜C4 切断線
D 画素セル
E アドレス電極
G カッター
G1 砥石
S,T 表示電極
S2,S1 剥離する厚みの範囲
U 単位発光領域
X1,X2 非切断部
X3,X4 非切断部
Claims (3)
- 表示側ガラス基板と背面側ガラス基板とが対向配置され、これら一対のガラス基板の対向領域の周縁をシール部により密封して内部に放電空間を形成して表示デバイスとしたプラズマディスプレイパネルの再利用方法であって、両ガラス基板を前記シール部の幅より大きい幅のカッターでシール部と共に切断することによって分離し、この分離した両ガラス基板の放電空間側の内面を研削して両ガラス基板に付着している電極を含む表示素子構成物質の全てを両ガラス基板から剥離することを特徴とするプラズマディスプレイパネルの再利用方法。
- 前記両ガラス基板の切断は、先ず一方のガラス基板の非電極形成側をシール部と共に切断すると同時に、他方のガラス基板の放電空間側の一部を僅かに切削し、その後他方のガラス基板の非電極形成側をシール部と共に切断すると同時に、一方のガラス基板の放電空間側の一部を僅かに切削する請求項1に記載のプラズマディスプレイパネルの再利用方法。
- 前記両ガラス基板の内面側の研削は、電着ホイールで行う請求項1または2に記載のプラズマディスプレイパネルの再利用方法。
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