JP2001325889A - プラズマディスプレイパネル - Google Patents
プラズマディスプレイパネルInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、表示領域内の各部の放電特性を均
一にするための十分な不純物の排気除去および放電ガス
の注入を容易に行うことができ、さらに容易に作成でき
る排気管およびゲッタ管を備え、取り扱いが容易なプラ
ズマディスプレイパネルを提供することを課題とする。 【解決手段】 前面基板１と背面基板２を対向配置させ
ることにより形成される放電空間内の不純物の排気およ
び放電ガスの注入を行うための複数個の排気孔３が、画
面上下分割データ電極５に重ならないように背面基板２
に設けられている。さらに一本のトンネル形排気管４
が、複数個の排気孔３を覆うように設けられている。
一にするための十分な不純物の排気除去および放電ガス
の注入を容易に行うことができ、さらに容易に作成でき
る排気管およびゲッタ管を備え、取り扱いが容易なプラ
ズマディスプレイパネルを提供することを課題とする。 【解決手段】 前面基板１と背面基板２を対向配置させ
ることにより形成される放電空間内の不純物の排気およ
び放電ガスの注入を行うための複数個の排気孔３が、画
面上下分割データ電極５に重ならないように背面基板２
に設けられている。さらに一本のトンネル形排気管４
が、複数個の排気孔３を覆うように設けられている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報表示端末や平
面型テレビなどに用いられるプラズマディスプレイパネ
ルに関し、特に放電空間内の不純物の排気除去および放
電ガスの注入を行うための孔およびガラス管を設けたプ
ラズマディスプレイパネルに関する。
面型テレビなどに用いられるプラズマディスプレイパネ
ルに関し、特に放電空間内の不純物の排気除去および放
電ガスの注入を行うための孔およびガラス管を設けたプ
ラズマディスプレイパネルに関する。
【０００２】
【従来の技術】図１２は従来のプラズマディスプレイパ
ネルの構造を示す斜視図、図１３は図１２のＤ−Ｄ矢視
断面図である。図１２、図１３において、１は前面基
板、２は背面基板、３は排気孔、５は画面上下分割デー
タ電極、６は放電空間、７はシール材、８ａ，８ｂは誘
電体層、９ａ，９ｂは表示電極、１０は保護層、１２は
排気管、１６は隔壁、１７は蛍光体、２３は画面上部、
２４は画面下部を示している。従来のプラズマディスプ
レイパネルは、図１２および図１３に示すように、前面
基板１と背面基板２で放電空間６を設けて、その周辺が
シール材７で貼り合わされている。前記背面基板２には
画面上下分割データ電極５が形成され、前記画面上下分
割データ電極５は誘電体層８ｂで覆われている。前記誘
電体層８ｂ上の各画面上下分割データ電極５間に隔壁１
６が設けられ、前記誘電体層８ｂ表面と前記隔壁１６側
面に、赤・緑・青の３原色の発光が得られる蛍光体１７
が設けられている。また、排気孔３が前記画面上下分割
データ電極５および前記隔壁１６に重ならないように、
前記背面基板２の隅に設けられている。さらに、排気管
１２が前記排気孔３に重なるように、前記背面基板２に
対して垂直に設けられ、シール材７で貼り合わされてい
る。排気管１２は放電ガスを注入後、溶融され封止され
て封じ切られる。前記前面基板１には表示電極９ａ（９
ｂ）が形成され、前記表示電極９ａ（９ｂ）は誘電体層
８ａ，さらに保護層１０に覆われている。
ネルの構造を示す斜視図、図１３は図１２のＤ−Ｄ矢視
断面図である。図１２、図１３において、１は前面基
板、２は背面基板、３は排気孔、５は画面上下分割デー
タ電極、６は放電空間、７はシール材、８ａ，８ｂは誘
電体層、９ａ，９ｂは表示電極、１０は保護層、１２は
排気管、１６は隔壁、１７は蛍光体、２３は画面上部、
２４は画面下部を示している。従来のプラズマディスプ
レイパネルは、図１２および図１３に示すように、前面
基板１と背面基板２で放電空間６を設けて、その周辺が
シール材７で貼り合わされている。前記背面基板２には
画面上下分割データ電極５が形成され、前記画面上下分
割データ電極５は誘電体層８ｂで覆われている。前記誘
電体層８ｂ上の各画面上下分割データ電極５間に隔壁１
６が設けられ、前記誘電体層８ｂ表面と前記隔壁１６側
面に、赤・緑・青の３原色の発光が得られる蛍光体１７
が設けられている。また、排気孔３が前記画面上下分割
データ電極５および前記隔壁１６に重ならないように、
前記背面基板２の隅に設けられている。さらに、排気管
１２が前記排気孔３に重なるように、前記背面基板２に
対して垂直に設けられ、シール材７で貼り合わされてい
る。排気管１２は放電ガスを注入後、溶融され封止され
て封じ切られる。前記前面基板１には表示電極９ａ（９
ｂ）が形成され、前記表示電極９ａ（９ｂ）は誘電体層
８ａ，さらに保護層１０に覆われている。
【０００３】他に特開平７−３２０６８６号公報に示さ
れた従来技術がある。その構造の一例を図１５および図
１６に示す。図１５は平面図であり、図１６は図１５の
Ｅ−Ｅ矢視断面図である。ガラス板２２ａ，２２ｂが放
電空間２５を形成し、シール材２０で貼り合わされてい
る。複数辺にわたり複数個の排気孔１８が設けられ、一
本のチップ管１９（排気管）が平面型放電発光素子２１
の側端部を取り囲むように設置されている。
れた従来技術がある。その構造の一例を図１５および図
１６に示す。図１５は平面図であり、図１６は図１５の
Ｅ−Ｅ矢視断面図である。ガラス板２２ａ，２２ｂが放
電空間２５を形成し、シール材２０で貼り合わされてい
る。複数辺にわたり複数個の排気孔１８が設けられ、一
本のチップ管１９（排気管）が平面型放電発光素子２１
の側端部を取り囲むように設置されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図１
２，１３に示す従来例のように、上記従来技術におい
て、背面基板の隅に一個だけ排気孔を設けた場合は、放
電空間内の不純物の排気および放電ガスの注入効率が低
いため、プラズマディスプレイパネルの表示領域内での
放電特性に分布ができるという問題点があった。
２，１３に示す従来例のように、上記従来技術におい
て、背面基板の隅に一個だけ排気孔を設けた場合は、放
電空間内の不純物の排気および放電ガスの注入効率が低
いため、プラズマディスプレイパネルの表示領域内での
放電特性に分布ができるという問題点があった。
【０００５】さらに、従来のプラズマディスプレイパネ
ルに複数個の排気孔および各々の排気孔に対応した排気
管を設けた場合は、排気管の取り付けおよび封止に手間
がかかるだけでなく、残存した排気管がプラズマディス
プレイパネルの取り扱いの妨げとなるという問題点があ
った。
ルに複数個の排気孔および各々の排気孔に対応した排気
管を設けた場合は、排気管の取り付けおよび封止に手間
がかかるだけでなく、残存した排気管がプラズマディス
プレイパネルの取り扱いの妨げとなるという問題点があ
った。
【０００６】図１４は、従来のプラズマディスプレイパ
ネルの断面斜視図である。図１４に示す符号において、
図１２、１３と同じ用途のものについては、同じ符号を
用いている。図１４において、２６はパネル上下部、２
７はパネル左右部、２８はパネル前面側、２９はパネル
背面側を示している。図１５，１６に示す特開平７−３
２０６８６号公報のように平面型放電発光素子の側端部
を取り囲むように排気孔を設ける技術を従来のプラズマ
ディスプレイパネルに応用した場合、図１４に示すよう
にパネル上下部２６では、画面上下分割データ電極５を
取り出す背面基板２が前面基板１に比べ長いためチップ
管１９（排気管）がパネル前面側２８を通り、パネル左
右部２７では、表示電極９ａ（９ｂ）を取り出す前面基
板１が背面基板２に比べ長いためチップ管１９（排気
管）がパネル背面側２９を通る。したがって、チップ管
１９（排気管）の作成が困難であるという問題点があっ
た。
ネルの断面斜視図である。図１４に示す符号において、
図１２、１３と同じ用途のものについては、同じ符号を
用いている。図１４において、２６はパネル上下部、２
７はパネル左右部、２８はパネル前面側、２９はパネル
背面側を示している。図１５，１６に示す特開平７−３
２０６８６号公報のように平面型放電発光素子の側端部
を取り囲むように排気孔を設ける技術を従来のプラズマ
ディスプレイパネルに応用した場合、図１４に示すよう
にパネル上下部２６では、画面上下分割データ電極５を
取り出す背面基板２が前面基板１に比べ長いためチップ
管１９（排気管）がパネル前面側２８を通り、パネル左
右部２７では、表示電極９ａ（９ｂ）を取り出す前面基
板１が背面基板２に比べ長いためチップ管１９（排気
管）がパネル背面側２９を通る。したがって、チップ管
１９（排気管）の作成が困難であるという問題点があっ
た。
【０００７】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、表示領域内の各部
の放電特性を均一にするための十分な不純物の排気除去
および放電ガスの注入を容易に行うことができ、さらに
容易に作成できる排気管およびゲッタ管を備え、取り扱
いが容易なプラズマディスプレイパネルを提供する点に
ある。
のであり、その目的とするところは、表示領域内の各部
の放電特性を均一にするための十分な不純物の排気除去
および放電ガスの注入を容易に行うことができ、さらに
容易に作成できる排気管およびゲッタ管を備え、取り扱
いが容易なプラズマディスプレイパネルを提供する点に
ある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本願発明の請求項１の発
明のプラズマディスプレイパネルは、前面基板と背面基
板を対向配置して放電ガスを封止し、前記封止間隙にマ
トリクス状に配設された複数の放電セルを有するプラズ
マディスプレイパネルにおいて、前記背面基板または前
記前面基板に放電空間内の不純物の排気および放電ガス
の注入を行う排気孔を複数個設けるとともに、少なくと
も１以上の排気管を設置し、各々の排気管が２つ以上の
複数個の前記排気孔に接続されることを特徴としてい
る。なお、前記排気孔を背面基板または前面基板の複数
辺に設けるのが好ましい。また、本願発明の請求項２の
発明のプラズマディスプレイパネルは、前面基板と背面
基板を対向配置して放電ガスを封止し、前記封止間隙に
マトリクス状に配設された複数の放電セルを有するプラ
ズマディスプレイパネルにおいて、前記背面基板または
前記前面基板に放電空間内の不純物の排気および放電ガ
スの注入を行う排気孔の他に、放電空間内の不純物の除
去を行うゲッタ孔を複数個設けるとともに、少なくとも
１つ以上のゲッタ管を設置し、各々のゲッタ管が２つ以
上の複数個の前記ゲッタ孔に接続され、前記ゲッタ孔の
面積より大きなゲッタ材料を前記ゲッタ管内に封止する
ことを特徴としている。なお、前記ゲッタ孔を背面基板
または前面基板の複数辺に設けるのが好ましい。そし
て、本願発明の請求項３の発明のプラズマディスプレイ
パネルは、請求項１記載の発明において、前面基板と背
面基板を対向配置して放電ガスを封止し、前記封止間隙
にマトリクス状に配設された複数の放電セルを有するプ
ラズマディスプレイパネルにおいて、前記背面基板また
は前記前面基板に放電空間内の不純物の排気および放電
ガスの注入を行う排気孔を複数個設けるとともに、少な
くとも１以上の排気管を設置し、各々の排気管が２つ以
上の複数個の前記排気孔に接続されることを特徴とし、
さらに前記背面基板または前記前面基板に放電空間内の
不純物の排気および放電ガスの注入を行う排気孔の他
に、放電空間内の不純物の除去を行うゲッタ孔を複数個
設けるとともに、少なくとも１つ以上のゲッタ管を設置
し、各々のゲッタ管が２つ以上の複数個の前記ゲッタ孔
に接続され、前記ゲッタ孔の面積より大きなゲッタ材料
を前記ゲッタ管内に封止することを特徴としている。
明のプラズマディスプレイパネルは、前面基板と背面基
板を対向配置して放電ガスを封止し、前記封止間隙にマ
トリクス状に配設された複数の放電セルを有するプラズ
マディスプレイパネルにおいて、前記背面基板または前
記前面基板に放電空間内の不純物の排気および放電ガス
の注入を行う排気孔を複数個設けるとともに、少なくと
も１以上の排気管を設置し、各々の排気管が２つ以上の
複数個の前記排気孔に接続されることを特徴としてい
る。なお、前記排気孔を背面基板または前面基板の複数
辺に設けるのが好ましい。また、本願発明の請求項２の
発明のプラズマディスプレイパネルは、前面基板と背面
基板を対向配置して放電ガスを封止し、前記封止間隙に
マトリクス状に配設された複数の放電セルを有するプラ
ズマディスプレイパネルにおいて、前記背面基板または
前記前面基板に放電空間内の不純物の排気および放電ガ
スの注入を行う排気孔の他に、放電空間内の不純物の除
去を行うゲッタ孔を複数個設けるとともに、少なくとも
１つ以上のゲッタ管を設置し、各々のゲッタ管が２つ以
上の複数個の前記ゲッタ孔に接続され、前記ゲッタ孔の
面積より大きなゲッタ材料を前記ゲッタ管内に封止する
ことを特徴としている。なお、前記ゲッタ孔を背面基板
または前面基板の複数辺に設けるのが好ましい。そし
て、本願発明の請求項３の発明のプラズマディスプレイ
パネルは、請求項１記載の発明において、前面基板と背
面基板を対向配置して放電ガスを封止し、前記封止間隙
にマトリクス状に配設された複数の放電セルを有するプ
ラズマディスプレイパネルにおいて、前記背面基板また
は前記前面基板に放電空間内の不純物の排気および放電
ガスの注入を行う排気孔を複数個設けるとともに、少な
くとも１以上の排気管を設置し、各々の排気管が２つ以
上の複数個の前記排気孔に接続されることを特徴とし、
さらに前記背面基板または前記前面基板に放電空間内の
不純物の排気および放電ガスの注入を行う排気孔の他
に、放電空間内の不純物の除去を行うゲッタ孔を複数個
設けるとともに、少なくとも１つ以上のゲッタ管を設置
し、各々のゲッタ管が２つ以上の複数個の前記ゲッタ孔
に接続され、前記ゲッタ孔の面積より大きなゲッタ材料
を前記ゲッタ管内に封止することを特徴としている。
【０００９】本発明におけるプラズマディスプレイパネ
ルは以上のような構成を有しており、複数個の排気孔が
設けられているため、放電空間内の不純物の排気および
放電ガスの注入効率が高くなり、表示領域内の各部の放
電特性を均一にできる。
ルは以上のような構成を有しており、複数個の排気孔が
設けられているため、放電空間内の不純物の排気および
放電ガスの注入効率が高くなり、表示領域内の各部の放
電特性を均一にできる。
【００１０】また、複数個のゲッタ孔が設けられている
ため、放電空間内の不純物の除去ができ、表示領域内の
各部の放電特性を維持できる。
ため、放電空間内の不純物の除去ができ、表示領域内の
各部の放電特性を維持できる。
【００１１】また、少なくとも１以上の排気管およびゲ
ッタ管が設置され、各々の排気管およびゲッタ管が２つ
以上の複数個の排気孔とゲッタ孔をそれぞれ覆うため、
排気管およびゲッタ管の取り付けおよび封止が容易とな
る。
ッタ管が設置され、各々の排気管およびゲッタ管が２つ
以上の複数個の排気孔とゲッタ孔をそれぞれ覆うため、
排気管およびゲッタ管の取り付けおよび封止が容易とな
る。
【００１２】そして、パネルの同一面内に排気孔および
ゲッタ孔が設けられているため、排気管およびゲッタ管
の形状が単純となる。
ゲッタ孔が設けられているため、排気管およびゲッタ管
の形状が単純となる。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。
の実施の形態について説明する。
【００１４】（実施の形態１）図１は本発明のプラズマ
ディスプレイパネルにおいて、その実施の形態１の構造
を示す斜視図、図２は図１のＡ−Ａ矢視断面図である。
図１、図２において、１は前面基板、２は背面基板、３
は排気孔、４はトンネル形排気管、５は画面上下分割デ
ータ電極、６は放電空間、７はシール材、８ａ，８ｂは
誘電体層、９ａ，９ｂは表示電極、１０は保護層、２３
は画面上部、２４は画面下部を示している。図１、図２
に示すように、表示電極９ａ（９ｂ）は、例えばソーダ
ライムガラス等の透明基板を主体として構成される前面
基板１上に形成され、画面上部２３から画面下部２４に
向かって、例えば交互に、かつ平行に配列される。表示
電極９ａ（９ｂ）は、亜鉛含有フリットガラス、鉛含有
フリットガラス等を主体として構成される誘電体層８ａ
で覆われ、さらに例えばＭｇＯ（酸化マグネシウム）を
主体として構成される保護層１０で覆われる。
ディスプレイパネルにおいて、その実施の形態１の構造
を示す斜視図、図２は図１のＡ−Ａ矢視断面図である。
図１、図２において、１は前面基板、２は背面基板、３
は排気孔、４はトンネル形排気管、５は画面上下分割デ
ータ電極、６は放電空間、７はシール材、８ａ，８ｂは
誘電体層、９ａ，９ｂは表示電極、１０は保護層、２３
は画面上部、２４は画面下部を示している。図１、図２
に示すように、表示電極９ａ（９ｂ）は、例えばソーダ
ライムガラス等の透明基板を主体として構成される前面
基板１上に形成され、画面上部２３から画面下部２４に
向かって、例えば交互に、かつ平行に配列される。表示
電極９ａ（９ｂ）は、亜鉛含有フリットガラス、鉛含有
フリットガラス等を主体として構成される誘電体層８ａ
で覆われ、さらに例えばＭｇＯ（酸化マグネシウム）を
主体として構成される保護層１０で覆われる。
【００１５】背面基板２は、前面基板１と同様にソーダ
ライムガラス等の透明基板から成り、その背面基板２上
に銅、銀、アルミニウム等を主体として構成される画面
上下分割データ電極５が、表示電極９ａ（９ｂ）と直交
するように配列されている。画面上下分割データ電極５
は、亜鉛含有フリットガラス、鉛含有フリットガラス等
を主体として構成される誘電体層８ｂで覆われる。図２
には示されていないが、図１３と同様に隣接する画面上
下分割データ電極５の間にあたる誘電体層８ｂ上に、例
えば鉛含有フリットガラス等を主体として構成される隔
壁１６が形成され、誘電体層８ｂ表面と隔壁１６側面
に、赤・緑・青の３原色の発光が得られる蛍光体１７が
交互に塗布されている（図１３参照）。蛍光体１７は周
知の材料を用いることができ、赤用蛍光体としては、例
えば（Ｙ，Ｇａ）ＢＯ3：Ｅｕが、緑用蛍光体として
は、例えばＺｎ2ＳｉＯ4：Ｍｎが、青用蛍光体として
は、例えばＢａＭｇＡｌ14Ｏ23：Ｅｕがそれぞれ用いら
れる。
ライムガラス等の透明基板から成り、その背面基板２上
に銅、銀、アルミニウム等を主体として構成される画面
上下分割データ電極５が、表示電極９ａ（９ｂ）と直交
するように配列されている。画面上下分割データ電極５
は、亜鉛含有フリットガラス、鉛含有フリットガラス等
を主体として構成される誘電体層８ｂで覆われる。図２
には示されていないが、図１３と同様に隣接する画面上
下分割データ電極５の間にあたる誘電体層８ｂ上に、例
えば鉛含有フリットガラス等を主体として構成される隔
壁１６が形成され、誘電体層８ｂ表面と隔壁１６側面
に、赤・緑・青の３原色の発光が得られる蛍光体１７が
交互に塗布されている（図１３参照）。蛍光体１７は周
知の材料を用いることができ、赤用蛍光体としては、例
えば（Ｙ，Ｇａ）ＢＯ3：Ｅｕが、緑用蛍光体として
は、例えばＺｎ2ＳｉＯ4：Ｍｎが、青用蛍光体として
は、例えばＢａＭｇＡｌ14Ｏ23：Ｅｕがそれぞれ用いら
れる。
【００１６】前面基板１と背面基板２は、表示電極９ａ
（９ｂ）と画面上下分割データ電極５とが直交するよう
に対向して一体に組み立てられ、例えばＰｂＯ・Ｂ2Ｏ3
系低融点ガラス等を主体として構成されるシール材７で
貼り合わされる。また、複数個の排気孔３，…，３が画
面上下分割データ電極５に重ならないように、背面基板
２に設けられる。さらに、例えばソーダライムガラス等
を主体として構成されるトンネル形排気管４が複数個の
排気孔３，…，３を覆うように、背面基板２に設けら
れ、シール材７で貼り合わされる。
（９ｂ）と画面上下分割データ電極５とが直交するよう
に対向して一体に組み立てられ、例えばＰｂＯ・Ｂ2Ｏ3
系低融点ガラス等を主体として構成されるシール材７で
貼り合わされる。また、複数個の排気孔３，…，３が画
面上下分割データ電極５に重ならないように、背面基板
２に設けられる。さらに、例えばソーダライムガラス等
を主体として構成されるトンネル形排気管４が複数個の
排気孔３，…，３を覆うように、背面基板２に設けら
れ、シール材７で貼り合わされる。
【００１７】トンネル形排気管４は排気およびガス注入
システムと接続され、放電空間６内の不純物の排気が行
われる。十分な排気が行われた後、放電ガスの注入を行
い、トンネル形排気管４は溶融され封止されて封じ切ら
れる。
システムと接続され、放電空間６内の不純物の排気が行
われる。十分な排気が行われた後、放電ガスの注入を行
い、トンネル形排気管４は溶融され封止されて封じ切ら
れる。
【００１８】放電ガスとしては、放電により紫外線を発
生する紫外線発生用ガスが用いられる。この紫外線発生
用ガスとしては、例えばＮｅとＸｅとの混合ガス、Ｈｅ
とＮｅとＸｅとの混合ガス等が用いられる。
生する紫外線発生用ガスが用いられる。この紫外線発生
用ガスとしては、例えばＮｅとＸｅとの混合ガス、Ｈｅ
とＮｅとＸｅとの混合ガス等が用いられる。
【００１９】この実施の形態のような構成によれば、複
数個の排気孔３，…，３が設けられているため、放電空
間６内の不純物の排気および放電ガスの注入効率が高く
なり、表示領域内の各部の放電特性を均一にできる。ま
た、一本のトンネル形排気管４で複数個の排気孔３，
…，３を覆うため、トンネル形排気管４の取り付けおよ
び封止が容易である。
数個の排気孔３，…，３が設けられているため、放電空
間６内の不純物の排気および放電ガスの注入効率が高く
なり、表示領域内の各部の放電特性を均一にできる。ま
た、一本のトンネル形排気管４で複数個の排気孔３，
…，３を覆うため、トンネル形排気管４の取り付けおよ
び封止が容易である。
【００２０】図３は実施の形態１の変形例１の斜視図で
あり、図４は図３のＢ−Ｂ矢視断面図である。図３、図
４に示す符号において、図１、図２と同じ用途のものに
ついては、同じ符号を用いている。背面基板２上に銅、
銀、アルミニウム等を主体として構成される画面上下統
一データ電極１１が、表示電極９ａ（９ｂ）と直交する
ように配列されている。複数個の排気孔３，…，３が画
面上下統一データ電極１１に重ならないように、背面基
板２に設けられる。この変形例のような構成によれば、
画面上下統一データ電極１１をプラズマディスプレイパ
ネルに用いた場合、画面上下統一データ電極１１の端子
取り出し部が、画面上部２３かあるいは画面下部２４の
どちらかにしか無いため、排気孔３の面積を大きくでき
る。したがって、放電空間６内の不純物の排気および放
電ガスの注入効率をより高くできる。
あり、図４は図３のＢ−Ｂ矢視断面図である。図３、図
４に示す符号において、図１、図２と同じ用途のものに
ついては、同じ符号を用いている。背面基板２上に銅、
銀、アルミニウム等を主体として構成される画面上下統
一データ電極１１が、表示電極９ａ（９ｂ）と直交する
ように配列されている。複数個の排気孔３，…，３が画
面上下統一データ電極１１に重ならないように、背面基
板２に設けられる。この変形例のような構成によれば、
画面上下統一データ電極１１をプラズマディスプレイパ
ネルに用いた場合、画面上下統一データ電極１１の端子
取り出し部が、画面上部２３かあるいは画面下部２４の
どちらかにしか無いため、排気孔３の面積を大きくでき
る。したがって、放電空間６内の不純物の排気および放
電ガスの注入効率をより高くできる。
【００２１】図５は実施の形態１の変形例２の斜視図で
ある。図５に示す符号において、図１、図２と同じ用途
のものについては、同じ符号を用いている。この変形例
のような構成によれば、複数辺に複数個の排気孔３，
…，３が設けられているため、複数辺から放電空間６
（不図示）内の不純物の排気および放電ガスの注入がで
きる。したがって、表示領域内の各部の放電特性をより
均一にできる。
ある。図５に示す符号において、図１、図２と同じ用途
のものについては、同じ符号を用いている。この変形例
のような構成によれば、複数辺に複数個の排気孔３，
…，３が設けられているため、複数辺から放電空間６
（不図示）内の不純物の排気および放電ガスの注入がで
きる。したがって、表示領域内の各部の放電特性をより
均一にできる。
【００２２】（実施の形態２）図６は本発明のプラズマ
ディスプレイパネルにおいて、その実施の形態２の構造
を示す斜視図、図７はＣ−Ｃ矢視断面図である。図６ま
たは図７に示す符号において、図１、図２と同じ用途の
ものについては、同じ符号を用いている。一個の排気孔
３が画面上下分割データ電極５に重ならないように、背
面基板２に設けられ、例えばソーダライムガラス等を主
体として構成される排気管１２が排気孔３に重なるよう
に、背面基板２に対して垂直に設けられ、シール材７で
貼り合わされる。複数個のゲッタ孔１３，…，１３が画
面上下分割データ電極５に重ならないように、背面基板
２に設けられる。さらに例えばＭｇＯ等を主体として構
成されるゲッタ材料１５であり、ゲッタ孔１３の面積よ
り大きいゲッタ材料１５を例えばソーダライムガラス等
を主体として構成されるゲッタ管１４内に設け、複数個
のゲッタ孔１３，…，１３を覆うようにゲッタ管１４
が、背面基板２に配置され、シール材７で貼り合わされ
る。
ディスプレイパネルにおいて、その実施の形態２の構造
を示す斜視図、図７はＣ−Ｃ矢視断面図である。図６ま
たは図７に示す符号において、図１、図２と同じ用途の
ものについては、同じ符号を用いている。一個の排気孔
３が画面上下分割データ電極５に重ならないように、背
面基板２に設けられ、例えばソーダライムガラス等を主
体として構成される排気管１２が排気孔３に重なるよう
に、背面基板２に対して垂直に設けられ、シール材７で
貼り合わされる。複数個のゲッタ孔１３，…，１３が画
面上下分割データ電極５に重ならないように、背面基板
２に設けられる。さらに例えばＭｇＯ等を主体として構
成されるゲッタ材料１５であり、ゲッタ孔１３の面積よ
り大きいゲッタ材料１５を例えばソーダライムガラス等
を主体として構成されるゲッタ管１４内に設け、複数個
のゲッタ孔１３，…，１３を覆うようにゲッタ管１４
が、背面基板２に配置され、シール材７で貼り合わされ
る。
【００２３】排気管１２は排気およびガス注入システム
と接続され、放電空間６内の不純物の排気が行われる。
十分な排気が行われた後、放電ガスの注入を行い、排気
管１２は溶融され封止されて封じ切られる。
と接続され、放電空間６内の不純物の排気が行われる。
十分な排気が行われた後、放電ガスの注入を行い、排気
管１２は溶融され封止されて封じ切られる。
【００２４】この実施の形態のような構成によれば、複
数個のゲッタ孔１３，…，１３およびゲッタ材料１５が
設けられているため、放電空間６内の不純物を除去で
き、表示領域内の各部の放電特性を維持できる。また、
一本のゲッタ管１４で複数個のゲッタ孔１３，…，１３
を覆うため、ゲッタ管１４の取り付けが容易である。
数個のゲッタ孔１３，…，１３およびゲッタ材料１５が
設けられているため、放電空間６内の不純物を除去で
き、表示領域内の各部の放電特性を維持できる。また、
一本のゲッタ管１４で複数個のゲッタ孔１３，…，１３
を覆うため、ゲッタ管１４の取り付けが容易である。
【００２５】図８は実施の形態２の変形例１の斜視図で
ある。図８に示す符号において、図６、図７と同じ用途
のものについては、同じ符号を用いている。この変形例
のような構成によれば、複数辺に複数個のゲッタ孔１
３，…，１３が設けられているため、複数辺から放電空
間６（不図示）内の不純物の除去ができる。したがっ
て、表示領域内の各部の放電特性をより均一に維持でき
る。
ある。図８に示す符号において、図６、図７と同じ用途
のものについては、同じ符号を用いている。この変形例
のような構成によれば、複数辺に複数個のゲッタ孔１
３，…，１３が設けられているため、複数辺から放電空
間６（不図示）内の不純物の除去ができる。したがっ
て、表示領域内の各部の放電特性をより均一に維持でき
る。
【００２６】（実施の形態３）図９は本発明のプラズマ
ディスプレイパネルにおいて、その実施の形態３の構造
を示す斜視図である。図９に示す符号において、図１、
図２、図６、図７と同じ用途のものについては、同じ符
号を用いている。
ディスプレイパネルにおいて、その実施の形態３の構造
を示す斜視図である。図９に示す符号において、図１、
図２、図６、図７と同じ用途のものについては、同じ符
号を用いている。
【００２７】この実施の形態のような構成によれば、複
数個の排気孔３，…，３が設けられているため、放電空
間６（不図示）内の不純物の排気および放電ガスの注入
効率が高くなり、表示領域内の各部の放電特性を均一に
できる。また、一本のトンネル形排気管４で複数個の排
気孔３，…，３を覆うため、トンネル形排気管４の取り
付けおよび封止が容易である。さらに、複数個のゲッタ
孔１３，…，１３およびゲッタ材料１５が設けられてい
るため、放電空間６（不図示）内の不純物を除去でき、
表示領域内の各部の放電特性を維持できる。また、一本
のゲッタ管１４で複数個のゲッタ孔１３，…，１３を覆
うため、ゲッタ管１４の取り付けが容易である。
数個の排気孔３，…，３が設けられているため、放電空
間６（不図示）内の不純物の排気および放電ガスの注入
効率が高くなり、表示領域内の各部の放電特性を均一に
できる。また、一本のトンネル形排気管４で複数個の排
気孔３，…，３を覆うため、トンネル形排気管４の取り
付けおよび封止が容易である。さらに、複数個のゲッタ
孔１３，…，１３およびゲッタ材料１５が設けられてい
るため、放電空間６（不図示）内の不純物を除去でき、
表示領域内の各部の放電特性を維持できる。また、一本
のゲッタ管１４で複数個のゲッタ孔１３，…，１３を覆
うため、ゲッタ管１４の取り付けが容易である。
【００２８】図１０は実施の形態３の変形例１の斜視図
である。図１０に示す符号において、図１、図２、図
６、図７と同じ用途のものについては、同じ符号を用い
ている。この変形例のような構成によれば、複数辺に複
数個の排気孔３，…，３が設けられているため、複数辺
から放電空間６（不図示）内の不純物の排気および放電
ガスの注入ができる。さらに、複数辺に複数個のゲッタ
孔１３，…，１３が設けられているため、複数辺から放
電空間６内の不純物の除去ができる。したがって、表示
領域内の各部の放電特性をより均一に維持できる。
である。図１０に示す符号において、図１、図２、図
６、図７と同じ用途のものについては、同じ符号を用い
ている。この変形例のような構成によれば、複数辺に複
数個の排気孔３，…，３が設けられているため、複数辺
から放電空間６（不図示）内の不純物の排気および放電
ガスの注入ができる。さらに、複数辺に複数個のゲッタ
孔１３，…，１３が設けられているため、複数辺から放
電空間６内の不純物の除去ができる。したがって、表示
領域内の各部の放電特性をより均一に維持できる。
【００２９】図１１は実施の形態３の変形例２の斜視図
である。図１１に示す符号において、図１、図２、図
６、図７と同じ用途のものについては、同じ符号を用い
ている。この変形例のような構成によれば、複数辺に設
けられた排気孔３がゲッタ孔１３の用途も兼ね備えるた
め、放電空間６（不図示）内の不純物の排気と不純物の
除去を同一箇所で行うことができる。したがって、排気
の効果とゲッタの効果が表示領域内の各部で均一にでき
る。
である。図１１に示す符号において、図１、図２、図
６、図７と同じ用途のものについては、同じ符号を用い
ている。この変形例のような構成によれば、複数辺に設
けられた排気孔３がゲッタ孔１３の用途も兼ね備えるた
め、放電空間６（不図示）内の不純物の排気と不純物の
除去を同一箇所で行うことができる。したがって、排気
の効果とゲッタの効果が表示領域内の各部で均一にでき
る。
【００３０】以上、本発明の各種実施の形態を図面によ
り詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、排
気孔３およびゲッタ孔１３の形状は、上記各実施の形態
に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各
実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。例
えば、本実施の形態のような円形、角丸四角形以外にも
楕円形や多角形であっても良い。また、同一管内の孔の
形状が異なっていても良い。さらに、トンネル形排気管
４、排気管１２およびゲッタ管１４の形状は、本発明に
おいて特に限定されるものではなく、本実施の形態のよ
うな管の内径が角丸四角形であり、背面基板２に接する
部分が全ての孔を覆う角丸四角形以外にも、管の内径が
円形であり、背面基板２の孔に接する部分だけ管に孔が
開いていても良い。また上記構成部材の数、位置、形状
等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上
で好適な数、位置、形状等にすることができる。また、
各図において、同一構成要素には同一符号を付してい
る。
り詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、排
気孔３およびゲッタ孔１３の形状は、上記各実施の形態
に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各
実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。例
えば、本実施の形態のような円形、角丸四角形以外にも
楕円形や多角形であっても良い。また、同一管内の孔の
形状が異なっていても良い。さらに、トンネル形排気管
４、排気管１２およびゲッタ管１４の形状は、本発明に
おいて特に限定されるものではなく、本実施の形態のよ
うな管の内径が角丸四角形であり、背面基板２に接する
部分が全ての孔を覆う角丸四角形以外にも、管の内径が
円形であり、背面基板２の孔に接する部分だけ管に孔が
開いていても良い。また上記構成部材の数、位置、形状
等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上
で好適な数、位置、形状等にすることができる。また、
各図において、同一構成要素には同一符号を付してい
る。
【００３１】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１の構成に
よれば、複数個の排気孔が設けられているため、放電空
間内の不純物の排気および放電ガスの注入効率が高くな
り、表示領域内の各部の放電特性を均一にできる。ま
た、少なくとも１以上の排気管が設置され、各々の排気
管で２つ以上の複数個の排気孔を覆うため、排気管の取
り付けおよび封止が容易になり、さらにパネル同一面内
に排気孔が設けられているため、排気管の形状が単純と
なる。
よれば、複数個の排気孔が設けられているため、放電空
間内の不純物の排気および放電ガスの注入効率が高くな
り、表示領域内の各部の放電特性を均一にできる。ま
た、少なくとも１以上の排気管が設置され、各々の排気
管で２つ以上の複数個の排気孔を覆うため、排気管の取
り付けおよび封止が容易になり、さらにパネル同一面内
に排気孔が設けられているため、排気管の形状が単純と
なる。
【００３２】また請求項２の構成によれば、複数個のゲ
ッタ孔が設けられているため、放電空間内の不純物の除
去ができ、表示領域内の各部の放電特性を維持できる。
また、少なくとも１つ以上のゲッタ管が設置され、各々
のゲッタ管で２つ以上の複数個のゲッタ孔を覆うため、
ゲッタ管の取り付けが容易になる。
ッタ孔が設けられているため、放電空間内の不純物の除
去ができ、表示領域内の各部の放電特性を維持できる。
また、少なくとも１つ以上のゲッタ管が設置され、各々
のゲッタ管で２つ以上の複数個のゲッタ孔を覆うため、
ゲッタ管の取り付けが容易になる。
【００３３】そして請求項３の構成によれば、複数個の
排気孔およびゲッタ孔が設けられているため、請求項１
および請求項２の効果が同時に得られる。
排気孔およびゲッタ孔が設けられているため、請求項１
および請求項２の効果が同時に得られる。
【図１】本発明の実施の形態１に係るプラズマディスプ
レイパネルの斜視図である。
レイパネルの斜視図である。
【図２】図１のＡ−Ａ矢視断面図である。
【図３】本発明の実施の形態１の変形例１であるプラズ
マディスプレイパネルの斜視図である。
マディスプレイパネルの斜視図である。
【図４】図３のＢ−Ｂ矢視断面図である。
【図５】本発明の実施の形態１の変形例２であるプラズ
マディスプレイパネルの斜視図である。
マディスプレイパネルの斜視図である。
【図６】本発明の実施の形態２に係るプラズマディスプ
レイパネルの斜視図である。
レイパネルの斜視図である。
【図７】図６のＣ−Ｃ矢視断面図である。
【図８】本発明の実施の形態２の変形例１であるプラズ
マディスプレイパネルの斜視図である。
マディスプレイパネルの斜視図である。
【図９】本発明の実施の形態３に係るプラズマディスプ
レイパネルの斜視図である。
レイパネルの斜視図である。
【図１０】本発明の実施の形態３の変形例１であるプラ
ズマディスプレイパネルの斜視図である。
ズマディスプレイパネルの斜視図である。
【図１１】本発明の実施の形態３の変形例２であるプラ
ズマディスプレイパネルの斜視図である。
ズマディスプレイパネルの斜視図である。
【図１２】従来のプラズマディスプレイパネルの斜視図
である。
である。
【図１３】図１２のＤ−Ｄ矢視断面図である。
【図１４】従来のプラズマディスプレイパネルの断面斜
視図である。
視図である。
【図１５】特開平７−３２０６８６号公報に示された例
の平面図である。
の平面図である。
【図１６】図１５のＥ−Ｅ矢視断面図である。
１…前面基板 ２…背面基板 ３…排気孔 ４…トンネル形排気管 ５…画面上下分割データ電極 ６…放電空間 ７…シール材 ８ａ，８ｂ…誘電体層 ９ａ，９ｂ…表示電極 １０…保護層 １１…画面上下統一データ電極 １２…排気管 １３…ゲッタ孔 １４…ゲッタ管 １５…ゲッタ材料 １６…隔壁 １７…蛍光体 １８…排気孔 １９…チップ管（排気管） ２０…シール材 ２１…平面型放電発光素子 ２２ａ，２２ｂ…ガラス板 ２３…画面上部 ２４…画面下部 ２５…放電空間 ２６…パネル上下部 ２７…パネル左右部 ２８…パネル前面側 ２９…パネル背面側
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０１Ｊ 17/24 Ｈ０１Ｊ 17/24
Claims (3)
- 【請求項１】 前面基板と背面基板を対向配置して放電
ガスを封止し、当該封止部分に形成される間隙にマトリ
クス状に配設された複数の放電セルを有するプラズマデ
ィスプレイパネルにおいて、 前記背面基板または前記前面基板に放電空間内の不純物
の排気および放電ガスの注入を行う排気孔を複数個設け
るとともに、少なくとも１以上の排気管を設置し、当該
排気管のそれぞれが２つ以上の複数個の前記排気孔に接
続されることを特徴とするプラズマディスプレイパネ
ル。 - 【請求項２】 前面基板と背面基板を対向配置して放電
ガスを封止し、当該封止部分に形成される間隙にマトリ
クス状に配設された複数の放電セルを有するプラズマデ
ィスプレイパネルにおいて、 前記背面基板または前記前面基板に放電空間内の不純物
の排気および放電ガスの注入を行う排気孔の他に、放電
空間内の不純物の除去を行うゲッタ孔を複数個設けると
ともに、少なくとも１つ以上のゲッタ管を設置し、当該
ゲッタ管のそれぞれが２つ以上の複数個の前記ゲッタ孔
に接続され、当該ゲッタ孔の面積より大きなゲッタ材料
を前記ゲッタ管内に封止することを特徴とするプラズマ
ディスプレイパネル。 - 【請求項３】 前面基板と背面基板を対向配置して放電
ガスを封止し、当該封止部分に形成される間隙にマトリ
クス状に配設された複数の放電セルを有するプラズマデ
ィスプレイパネルにおいて、 前記背面基板または前記前面基板に放電空間内の不純物
の除去を行うゲッタ孔を複数個設けるとともに、少なく
とも１つ以上のゲッタ管を設置し、当該ゲッタ管のそれ
ぞれが２つ以上の複数個の前記ゲッタ孔に接続され、前
記ゲッタ孔の面積より大きなゲッタ材料を当該ゲッタ管
内に封止することを特徴とする請求項１記載のプラズマ
ディスプレイパネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000142797A JP2001325889A (ja) | 2000-05-16 | 2000-05-16 | プラズマディスプレイパネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000142797A JP2001325889A (ja) | 2000-05-16 | 2000-05-16 | プラズマディスプレイパネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001325889A true JP2001325889A (ja) | 2001-11-22 |
Family
ID=18649702
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000142797A Pending JP2001325889A (ja) | 2000-05-16 | 2000-05-16 | プラズマディスプレイパネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001325889A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006049386A1 (en) * | 2004-11-01 | 2006-05-11 | Orion Pdp Co., Ltd. | Flat display panel having exhaust holes within display area |
| KR100603414B1 (ko) | 2005-01-26 | 2006-07-20 | 삼성에스디아이 주식회사 | 플라즈마 디스플레이 패널 및 이를 구비한 평판 표시 장치 |
| KR100670263B1 (ko) | 2005-01-05 | 2007-01-16 | 삼성에스디아이 주식회사 | 플라즈마 디스플레이 패널용 패널 조립체 |
| US7462986B2 (en) | 2004-09-21 | 2008-12-09 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Plasma display panel with gas exhaust port |
-
2000
- 2000-05-16 JP JP2000142797A patent/JP2001325889A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7462986B2 (en) | 2004-09-21 | 2008-12-09 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Plasma display panel with gas exhaust port |
| WO2006049386A1 (en) * | 2004-11-01 | 2006-05-11 | Orion Pdp Co., Ltd. | Flat display panel having exhaust holes within display area |
| US7821205B2 (en) | 2004-11-01 | 2010-10-26 | Orion Pdp Co., Ltd. | Flat display panel having exhaust holes within display area |
| KR100670263B1 (ko) | 2005-01-05 | 2007-01-16 | 삼성에스디아이 주식회사 | 플라즈마 디스플레이 패널용 패널 조립체 |
| KR100603414B1 (ko) | 2005-01-26 | 2006-07-20 | 삼성에스디아이 주식회사 | 플라즈마 디스플레이 패널 및 이를 구비한 평판 표시 장치 |
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