JP3798559B2 - 座標入力装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子黒板やコンピュータディスプレイ等に取り付けられる入力装置であり、特に図形の描画等の情報をコンピュータに入力する座標入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年において、電子黒板やコンピュータに接続された表示装置であるコンピュータディスプレイ等に利用者の指や利用者が持つペンを接触又は接近させることでその表示画面上の所定の位置を指定することができる座標入力装置が考えられている。その一例としては、特開平9−91094号公報に記載されている座標入力装置がある。ここで、図16は従来の座標入力装置100を概略的に示す正面図である。図16に示すように、座標入力装置100は、レーザビーム光aを回転させながら所定の位置に向けて出射する発光装置とそのレーザビーム光aの再帰反射光bを受光する受光装置とを備えて距離Zを隔てて設けられる一対のライトスキャナ101(101R,101L)と、レーザビーム光aを反射して再び同一光路を辿る再帰反射光bとする再帰性反射部材102とを備え、レーザビーム光aの走査する部分が座標入力領域103とされている。なお、ライトスキャナ101の発光装置は駆動装置(図示せず)により駆動されており、その駆動装置の回転駆動はパルス制御されている。
【0003】
このような光学式の座標入力装置100においては、利用者の指A等を座標入力領域103に挿入することにより特定の組み合わせのレーザビーム光a1,a2が遮断されるので、再帰反射光は発生しなくなる。このように再帰反射光が発生しない場合には、ライトスキャナ101の受光装置における受光信号が「L(LOW)」レベルの信号として検出部(図示せず)においてそれぞれ検出される。さらに、検出部においては、「L」レベル信号の各レーザビーム光a1,a2の出射角度が、各レーザビーム光a1,a2を出射した位置に至るまでに駆動装置を駆動制御したパルス数に基づいて検出される。そして、利用者の指Aにより指示された座標位置(x,y)が、レーザビーム光a1の出射角度とレーザビーム光a2の出射角度と距離Zとに基づいて、演算回路104において三角測量の原理によって算出されることになる。このようにして算出された座標位置(x,y)は、インタフェース回路105を介してコンピュータ等に出力される。
【0004】
したがって、特開平9−91094号公報に記載された座標入力装置を大型の座標入力領域を必要とする電子黒板等に適用する場合には、各ライトスキャナの設置位置をそれぞれ変更するとともに再帰性反射部材を延出させて設けるだけで良いので、構造的には設置精度等の維持が容易になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、座標入力装置100の座標入力領域103に利用者の指A,Bを同時に挿入して2点同時に指示した場合について、図17を参照して説明する。また、図18は2点同時に指示した場合の各ライトスキャナ101R,101Lにおける受光信号とパルス信号との関係を示すタイムチャートである。図17及び図18においては、各ライトスキャナ101R,101Lから走査するレーザビーム光がパルス信号に基づいてそれぞれ8方向に分割されているものとし、各遮断点A,Bが各ライトスキャナ101R,101Lから走査されるレーザビーム光の交点にあるものとする。このように各遮断点A,Bにおいて同時にレーザビーム光の遮断がなされた場合には、図18に示すように、ライトスキャナ101Rからは3と6の位置に「L」レベルの受光信号が検出され、ライトスキャナ101Lからは3と5の位置に「L」レベルの受光信号が検出されることになる。
【0006】
しかしながら、座標入力装置100の各ライトスキャナ101R,101Lにおいて2点分の「L」レベルの受光信号が検出されることにより、実際の遮断点A,Bの他に、点A´,B´が誤認識されてしまう恐れが生じる。つまり、「L」レベルの受光信号に基づくパルス信号の組み合わせは、
A (101L,101R)=(5,3)
A´ (101L,101R)=(3,3)
B (101L,101R)=(3,6)
B´ (101L,101R)=(5,6)
の4通りになるので、一つの遮断点を決定することができない。
【0007】
したがって、特開平9−91094号公報に記載された座標入力装置100では、2点同時に指示した場合にそれらの座標位置を検出することが不可能になっている。
【0008】
また、2点同時に指示した場合にそれらの座標位置を検出するためには、ライトスキャナを更にもう1つ備えて3つの走査光を有することが必要になるが、部品点数が増加するとともに装置構成が複雑化して高価な構成になってしまうという問題がある。
【0009】
本発明の目的は、低コストで2点同時に指示した場合の座標位置を検出することができる座標入力装置を得ることである。
【0010】
本発明の目的は、演算処理の負荷を軽減することができる座標入力装置を得ることである。
【0011】
本発明の目的は、受光素子における受光ノイズの発生を防止することができる座標入力装置を得ることである。
【0012】
本発明の目的は、装置寿命の長い座標入力装置を得ることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、四角枠形状の筐体内周の一辺に配設された反射部材と、前記反射部材に対向した前記筐体内周の一辺の端部に設けられ、光源を有してその光源から出射された各光ビームを前記筐体内部に向けて放射状に走査する第一の発光装置と、前記反射部材が設けられた前記筐体内周の一辺の端部に設けられ、光源を有してその光源から出射された各光ビームを前記筐体内部に向けて放射状に走査する第二の発光装置と、前記各発光装置から走査される各光ビームの交差により形成され、座標を指示する挿入物の挿入を受け付ける座標入力領域と、前記座標入力領域の周縁部であって前記反射部材の配設された一辺を除く前記筐体内周の三辺に配設され、各発光装置から走査される光ビームを再帰反射させる再帰性反射部材と、前記各発光装置に設けられ、前記再帰性反射部材によって再帰反射された光ビームを受光し、その受光した光ビームの光パワーを電気信号に変換して受光信号として出力する受光素子と、前記第二の発光装置から走査された光ビームと、前記第一の発光装置から走査された光ビームと、前記第一の発光装置から走査された光ビームが前記反射部材において反射された反射光ビームとの前記座標入力領域内における交点に1または2の前記挿入物を挿入して各光ビームを遮った場合、その挿入物を挿入した位置座標を各受光素子により出力される受光信号に基づいて検出する座標検出手段と、を備え、前記第一の発光装置から走査される光ビームと前記第二の発光装置から走査される光ビームとは、前記座標入力領域における走査の高さ位置がそれぞれ異なる。
【0014】
したがって、反射部材に対向して設けられた第一の発光装置から走査された光ビームは、反射部材において反射される。つまり、座標入力領域内には、第二の発光装置から走査された光ビームと、第一の発光装置から走査された光ビームと、第一の発光装置から走査された光ビームが反射部材において反射された反射光ビームとで構成される2つの発光装置から出射された3つの走査光が存在することになる。これにより、同時に2つの挿入物をそれら3つの走査光の交点に挿入して各光ビームを遮断した場合、それらの挿入物を挿入した位置座標が各受光素子により出力される受光信号に基づいて検出されることになる。そして、各発光装置から走査される光ビームの座標入力領域における走査の高さ位置を異ならせることにより、第一の発光装置から走査される光ビームの受光信号に基づく遮断点の検出と、第二の発光装置から走査される光ビームの受光信号に基づく遮断点の検出とが時間差を有して処理される。
【0015】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の座標入力装置において、前記座標入力領域に対する前記挿入物の挿入に対する待機時には前記第一の発光装置を駆動させずに前記第二の発光装置のみを駆動させ、その第二の発光装置から走査された光ビームが前記挿入物により遮断された直後に前記第一の発光装置を駆動させる段階的光走査手段を更に備える
【0016】
したがって、座標入力領域に対する挿入物の挿入に対する待機時には第一の発光装置は駆動されずに第二の発光装置のみが駆動され、その第二の発光装置から走査された光ビームが挿入物により遮断された直後に第一の発光装置が駆動されることにより、挿入物の挿入直前に第一の発光装置の駆動が開始されるので、第一の発光装置から走査される光ビームも挿入物により遮断されることになる
【0019】
請求項記載の発明は、請求項1または2記載の座標入力装置において、前記反射部材の側縁部に設けられ、その反射部材に直接入射する外部光線を遮断する遮光板を更に備える。
【0020】
したがって、遮光板が反射部材の側縁部に設けられることにより、その反射部材に直接入射する外部光線が遮断されるので、反射部材による散乱光の発生が防止される。
請求項記載の発明は、請求項1ないし3のいずれか一記載の座標入力装置において、前記座標検出手段は、前記座標入力領域内の所定の位置を複数の前記挿入物により2ヶ所同時に指し示された場合、前記第二の発光装置の受光素子における前記挿入物により遮られた光ビームに対応するパルス番号と、前記第一の発光装置の受光素子における前記挿入物により遮られた光ビームに対応するパルス番号との組み合わせに基づいて、前記各発光装置の受光素子における前記挿入物により遮られた光ビームに対応するパルス番号の組み合わせに対応する位置座標が格納されているメモリテーブルを検索し、前記各挿入物が挿入された位置座標を検出する。
したがって、座標入力領域内の所定の位置を複数の挿入物により2ヶ所同時に指し示された場合、各挿入物が挿入された位置座標が検出される
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態を図1ないし図15に基づいて説明する。本実施の形態の座標入力装置は、パーソナルコンピュータ(以下、パソコンとする。)に接続され、コンピュータディスプレイの表面に装着される座標入力装置に適用されている。
【0022】
ここで、図1は座標入力装置1の構成を概略的に示す正面図、図2はその側面図である。コンピュータディスプレイDの表面に装着される座標入力装置1は、四角枠形状の筐体1aの内部に四角形状の空間である座標入力領域2を有している。この座標入力領域2の右側上方と左側下方とに位置する筐体1aには、それぞれ光ビームの発光走査と受光とを行う受発光装置3(上側受発光装置3a、下側受発光装置3b)が対角線上に設けられている。ここでは、上側受発光装置3aが第一の発光装置として機能し、下側受発光装置3bが第二の発光装置として機能する。各受発光装置3(上側受発光装置3a、下側受発光装置3b)は、同様の構成とされており、レーザ光を出射する光源であるレーザダイオード(以下、LDとする。)4、ハーフミラー5、ポリゴンミラー6、集光レンズ8、受光素子9等を備えている。LD4から出射されたレーザ光は、ハーフミラー5を透過した後、後述するモータM1、M2(図3参照)により回転駆動されるポリゴンミラー6によって順次反射され、座標入力領域2(コンピュータディスプレイD)の表面に沿って平行な光ビーム(プローブ光)として放射状に繰り返し走査される。
【0023】
また、図2に示すように、上側受発光装置3aのポリゴンミラー6はコンピュータディスプレイDの表面からの高さがh1の位置にプローブ光を走査するものとし、下側受発光装置3bのポリゴンミラー6はコンピュータディスプレイDの表面からの高さがh2の位置にプローブ光を走査するものとされている。なお、h1とh2との関係は、h1<h2とされている。したがって、下側受発光装置3bから走査されるプローブ光の方が上側受発光装置3aから走査されるプローブ光より高い位置を走査されているので、座標を指示する挿入物である後述する遮光物が挿入された場合には、下側受発光装置3bから走査されるプローブ光の方が先に遮断されることになる。
【0024】
さらに、座標入力装置1の内側であって座標入力領域2の下部を除く周辺部には、再帰性反射部材である再帰性反射シート7がコンピュータディスプレイDの表面に対して略垂直になるように設けられている。また、再帰性反射シート7は、図2に示すように、上側受発光装置3aから走査されるプローブ光に直接干渉しない位置に設けられている。この再帰性反射シート7は、入射した光をその入射角度によらずに所定の位置に向けて反射する特性を有している。より具体的には、例えば、上側受発光装置3aから出射されたプローブ光p1は、座標入力領域2内の再帰性反射シート7により反射され、再び同一光路を辿る再帰反射光p1´として上側受発光装置3aに向かって進行する。同様に、下側受発光装置3bから出射されたプローブ光p2は、座標入力領域2内の再帰性反射シート7により反射され、再び同一光路を辿る再帰反射光p2´として下側受発光装置3bに向かって進行する。
【0025】
再帰性反射シート7で反射されてポリゴンミラー6に戻った再帰反射光は、ハーフミラー5によって折り返され、集光レンズ8を通過して集光された後、受光素子9において受光される。受光素子9は、例えばPINフォトダイオードで構成されており、受光した再帰反射光の光パワーを電気信号(出力電圧値)に変換し、受光信号として出力する。なお、出力される受光信号は、再帰反射光を受光した場合には出力電圧値の高い「H(HIGH)」レベルの信号であり、再帰反射光を受光しない場合には出力電圧値の低い「L(LOW)」レベルの信号である。
【0026】
一方、座標入力装置1の内側であって座標入力領域2の下部には反射部材である反射ミラー10が設けられている。この反射ミラー10は、例えば上側受発光装置3aから走査されたプローブ光p3がその反射ミラー10において反射されて再帰性反射シート7に向かい、かつ、再帰性反射シート7により反射されて再び同一光路を辿る再帰反射光p3´として上側受発光装置3aに向かって進行するように、コンピュータディスプレイDの表面に対して降傾斜状態で設けられている(図2参照)。また、反射ミラー10は、図2に示すように、下側受発光装置3bから走査されたプローブ光に直接干渉しない位置に設けられている。さらに、この反射ミラー10の側縁部には、不透明な材料で形成された遮光板11が備えられている。この遮光板11は、照明器具等からの外乱光の反射ミラー10に対する直接入射を防止するためのものである。このように、外乱光の反射ミラー10に対する直接入射を防止することにより、散乱光の発生が防止され、受光素子9での受光ノイズの発生が防止される。
【0027】
また、受光素子9には、演算部12が接続されている。この演算部12は、受光素子9からの受光信号に基づいて座標入力領域2に挿入された遮光物の位置座標(x,y)を検出する。
【0028】
次に、座標入力装置1に内蔵される各部の電気的接続について図3を参照して説明する。座標入力装置1は各部の制御を受け持つマイコン13を備え、このマイコン13にバス接続されるインターフェース(I/F)14を介してパソコンが接続されている。マイコン13は、各部を集中的に制御するCPU15、制御プログラム等の固定的データを予め格納するROM16、可変的なデータを書換え自在に格納するワークエリアとして機能するRAM17により構成されている。このマイコン13には、LD4、受光素子9、タイマT、各受発光装置3のポリゴンミラー6をそれぞれ駆動するモータM1,M2、演算部12等がバス接続されている。
【0029】
マイコン13は、LD4の発光タイミングとモータM1,M2の駆動タイミングとをパルス制御することにより、LD4から出射されたレーザ光を座標入力領域2の表面に沿って平行なプローブ光として放射状に繰り返し走査させる。ここで、図4は上側受発光装置3aから出射されるプローブ光を模式的に示す正面図、図5はそのプローブ光の受光信号とパルス信号との関係を示すタイムチャート、図6は下側受発光装置3bから出射されるプローブ光を模式的に示す正面図、図7はそのプローブ光の受光信号とパルス信号との関係を示すタイムチャートである。図4及び図5に示すように、本実施の形態においては、上側受発光装置3aから出射されて座標入力領域2内を走査するプローブ光は、パルス信号に基づいて13方向に分割されている。また、図4及び図5に示すように、座標入力領域2内にプローブ光を遮断する遮光物が存在しない場合には、受光素子9から出力される受光信号は、「H」レベルの受光信号である。一方、図6及び図7に示すように、本実施の形態においては、下側受発光装置3bから出射されて座標入力領域2内を走査するプローブ光は、上側受発光装置3aからのプローブ光と反射ミラー10によるそのプローブ光の反射プローブ光との交点を通過するように、パルス信号に基づいて10方向に分割されている。つまり、座標入力領域2内には2つの受発光装置3a,3bから出射された3つの走査光が存在することになり、本実施の形態の座標入力装置1の座標入力位置は、それら3つのプローブ光が交差する位置(交点)となっている。また、図6及び図7に示すように、座標入力領域2内にプローブ光を遮断する遮光物が存在しない場合には、受光素子9から出力される受光信号は、「H」レベルの受光信号である。
【0030】
また、ROM16には制御プログラムとともに、メモリテーブル18とメモリテーブル19とが格納されている。ここで、図8はROM16に格納されたメモリテーブル18を示す模式図、図9はROM16に格納されたメモリテーブル19を示す模式図である。メモリテーブル18は、図8に示すように、反射ミラー10において反射されたプローブ光と上側受発光装置3aからのプローブ光との交点に遮光物を挿入した場合における、反射ミラー10において反射された反射プローブ光のパルス番号Mと、上側受発光装置3aからのプローブ光のパルス番号Nとが、それぞれマトリックス状に組み合わせられ、それぞれの組み合わせに対応する位置座標(X,Y)が格納されているものである。
【0031】
一方、メモリテーブル19は、図9に示すように、下側受発光装置3bからのプローブ光と上側受発光装置3aからのプローブ光との交点に遮光物を挿入した場合における、下側受発光装置3bからのプローブ光のパルス番号Lと、上側受発光装置3aからのプローブ光のパルス番号Nとが、それぞれマトリックス状に組み合わせられ、それぞれの組み合わせに対応する位置座標(X,Y)が格納されているものである。
【0032】
また、マイコン13は、受光素子9から出力される受光信号を検出し、かつ、座標入力領域2内に挿入された遮光物の位置座標(x,y)をROM16に格納されたメモリテーブル18に基づいて演算部12に検出させる。ここで、操作者が指先でコンピュータディスプレイD上を指し示した場合におけるマイコン13による位置座標(x,y)の検出について説明する。ここで、図10は座標入力領域2内の所定の位置を指し示した状態の一例を示す正面図、図11はそのプローブ光の受光信号とパルス信号との関係を示すタイムチャートである。例えば、図10に示すように、座標入力装置1の座標入力領域2を介してコンピュータディスプレイD上の適当な位置(x,y)を操作者の指先Aで指し示した場合には、指先Aが遮光物となり、上側受発光装置3aから5番目に走査されたプローブ光b(パルス番号5)の反射ミラー10による反射プローブ光b´と、上側受発光装置3aから11番目に走査されたプローブ光d(パルス番号11)とがその指先Aによって遮られる。したがって、指先Aによって遮られたプローブ光b,dは再帰性反射シート7に到達することはないので、プローブ光b,dの再帰反射光は上側受発光装置3aの受光素子9に受光されることはない。つまり、この場合には受光信号が受光素子9から出力されることはない。したがって、図11に示すように、パルス番号5とパルス番号11とにおける受光信号は、「L」レベルになっている。演算部12は、これら「L」レベルのパルス番号の組み合わせ((パルス番号M,パルス番号N)=(5,11))に基づいてメモリテーブル18を検索することにより、指先Aによって指し示した位置座標(x,y)を検出する。ここに、座標検出手段の機能が実行される。こうして検出された位置座標(x,y)は、I/F14を介してパソコン等に転送され、指先Aによる指示位置の表示や指示位置に対応するコマンド入力などの処理に利用される。
【0033】
次に、座標入力装置1の座標入力領域2を介してコンピュータディスプレイD上の適当な位置(x,y)及び(x´,y´)を操作者の指先A及び指先Bで指し示した場合について考える。ここで、図12は座標入力領域2内の所定の位置を2ヶ所同時に指し示した状態の一例を示す正面図、図13は上側受発光装置3aから出射されたプローブ光の受光信号とパルス信号との関係を示すタイムチャートである。例えば、図12に示すように、座標入力装置1の座標入力領域2を介してコンピュータディスプレイD上の適当な位置(x,y)を操作者の指先Aで指し示すと同時に、(x´,y´)を操作者の指先Bで指し示した場合には、指先A及び指先Bが遮光物となり、上側受発光装置3aから5番目に走査されたプローブ光b(パルス番号5)の反射ミラー10による反射プローブ光b´と、上側受発光装置3aから11番目に走査されたプローブ光d(パルス番号11)とがその指先Aによって遮られるとともに、上側受発光装置3aから3番目に走査されたプローブ光a(パルス番号3)の反射ミラー10による反射プローブ光a´と、上側受発光装置3aから9番目に走査されたプローブ光c(パルス番号9)とがその指先Bによって遮られる。したがって、指先Aによって遮られたプローブ光b,dと、指先Bによって遮られたプローブ光a,cとは再帰性反射シート7に到達することはないので、プローブ光a,b,c,dの再帰反射光は上側受発光装置3aの受光素子9に受光されることはない。つまり、この場合には受光信号が受光素子9から出力されることはない。したがって、図13に示すように、パルス番号3とパルス番号5とパルス番号9とパルス番号11とにおけるに受光信号は、「L」レベルになっている。
【0034】
ところが、前述したような状態においては、各プローブ光から2点分の「L」レベルの受光信号が検出されることにより、実際の遮断点A,Bの他に、点A´,B´が誤認識されてしまう恐れが生じる(図12参照)。つまり、「L」レベルの受光信号に基づくパルス信号の組み合わせは、
A (パルス番号M,パルス番号N)=(5,11)
A´ (パルス番号M,パルス番号N)=(3,11)
B (パルス番号M,パルス番号N)=(3,9)
B´ (パルス番号M,パルス番号N)=(5,9)
の4通りになるので、一つの遮断点を決定することができない。
【0035】
そこで、座標入力領域2内の所定の位置を2ヶ所同時に指し示した場合には、下側受発光装置3bから走査されたプローブ光に基づいて受光素子9から出力される受光信号が検出される。図12に示すように、この場合においては、下側受発光装置3bから6番目に走査されたプローブ光e(パルス番号6)が指先Aによって遮られるとともに、下側受発光装置3bから8番目に走査されたプローブ光f(パルス番号8)が指先Bによって遮られる。したがって、指先Aによって遮られたプローブ光fと、指先Bによって遮られたプローブ光eとは再帰性反射シート7に到達することはないので、プローブ光e,fの再帰反射光は下側受発光装置3bの受光素子9に受光されることはない。つまり、この場合には受光信号が受光素子9から出力されることはない。したがって、図14に示すように、パルス番号6とパルス番号8とにおけるに受光信号は、「L」レベルになっている。
【0036】
次に、演算部12は、下側受発光装置3bにおける「L」レベルのパルス番号と、前述した上側受発光装置3aにおける「L」レベルのパルス番号との組み合わせ((パルス番号L,パルス番号N)=(6,9),(6,11),(8,9),(8,11))に基づいてメモリテーブル19を検索する。この場合、図12に示すように点Bと点B´との両方がプローブ光eの光線上に位置することになるが、メモリテーブル19により(パルス番号L,パルス番号N)=(8,11)に基づいて指先Aによって指し示した位置座標(x,y)が検出されるので、残りのパルス番号Lは「6」であることから指先Bによって指し示した位置座標(x´,y´)も検出される。ここに、座標検出手段の機能が実行される。こうして検出された位置座標(x,y)と(x´,y´)とは、I/F14を介してパソコン等に転送され、指先A及びBによる指示位置の表示や指示位置に対応するコマンド入力などの処理に利用される。
【0037】
次に、ROM16に格納された制御プログラムがマイコン13に実行させる機能であって、本実施の形態の座標入力装置1の有する特長的な機能である段階的光走査手段について以下に説明する。ここで、図15は段階的光走査処理の流れを概略的に示すフローチャートである。
【0038】
図15に示すように、まず、下側受発光装置3bのみが駆動され、光走査が開始される(ステップS1)。次に、ステップS2において、下側受発光装置3bから走査されたプローブ光が、遮光物により遮断されるまで待機する。
【0039】
下側受発光装置3bから走査されたプローブ光が遮光物により遮断されたことが受光信号に基づいて判断された場合(ステップS2のY)、上側受発光装置3aが駆動されて光走査が開始される(ステップS3)。
【0040】
続いて、プローブ光の受光信号に基づいて遮断点が検出され(ステップS4)、この検出された遮断点に基づく遮光物の位置座標(x,y)が演算部12において検出されてコンピュータディスプレイDに表示される(ステップS5)。
【0041】
その後、下側受発光装置3bから走査された別のプローブ光が遮光物により遮断されたことが受光信号に基づいて判断される限り(ステップS6のY)、ステップS4〜ステップS5の処理が繰り返される。また、下側受発光装置3bから走査されたプローブ光が遮光物により遮断されない状態(ステップS6のN)が、一定時間経過したことがタイマTによって計時された場合には(ステップS7のN)、上側受発光装置3aの駆動が停止され(ステップS8)、再びステップS2において、下側受発光装置3bから走査されたプローブ光が遮光物により遮断されるまで待機する。
【0042】
このような処理により、遮光物の挿入に対する待機時には上側受発光装置3aを駆動せずに下側受発光装置3bのみを駆動し、下側受発光装置3bから走査されたプローブ光が遮光物により遮断された直後に上側受発光装置3aを駆動することにより、遮光物の挿入直前に上側受発光装置3aの駆動を開始させるので、上側受発光装置3aから走査されるプローブ光も遮光物により遮断されることになる。これにより、座標入力領域2に対する遮光物の挿入に対する待機時の消費電力が節約され、装置寿命の長い座標入力装置1が得られるようになる。
【0043】
加えて、下側受発光装置3bから走査されるプローブ光の受光信号に基づく遮断点の検出と、上側受発光装置3aから走査されるプローブ光の受光信号に基づく遮断点の検出とが時間差を有して処理されることにより、両方の受光信号に基づいて一度に遮断点を検出する場合に比べて、演算部12における演算処理の負荷が軽減される。
【0044】
なお、本実施の形態においては、上側受発光装置3aと下側受発光装置3bとを座標入力領域2の対角線上に設けたが、これに限るものではなく、座標入力領域2の同一辺上であって、上側受発光装置3aと下側受発光装置3bとのいずれか一方が反射ミラー10側に位置するように設けても良い。このように設置することにより、下側受発光装置3bから走査されるプローブ光の走査方向と上側受発光装置3aから走査されるプローブ光の走査方向とが、同一直線上に位置することがなくなる。
【0045】
また、本実施の形態においては、プローブ光のパルス番号に基づいてメモリテーブル18及びメモリテーブル19を検索することにより遮光物の指し示した位置座標(x,y)を検出するようにしたが、これに限るものではなく、遮断された各プローブ光を走査した際のモータM1,M2のパルス数をプローブ光のパルス番号に基づいて検出し、このパルス番号に基づいて各プローブ光の出射角度を算出し、この各プローブ光の出射角度を基にして三角測量の原理により遮光物の指し示した位置座標(x,y)を算出するようにしても良い。
【0046】
さらに、本実施の形態においては、上側受発光装置3aから出射されて座標入力領域2内を走査するプローブ光はパルス信号に基づいて13方向に分割され、かつ、下側受発光装置3bから出射されて座標入力領域2内を走査するプローブ光はパルス信号に基づいて10方向に分割されているが、これに限るものではなく、さらに細かく分割して分割方向を増加させても良いし、分割方向を減少させても良い。実際には、遮光物となる指やペン等はある程度の大きさを有しているので、異常なほどに過密にする必要はない。
【0047】
なお、本実施の形態においては、座標入力装置1をコンピュータディスプレイDに装着したが、これに限るものではなく画像データを表示する表示装置であれば良く、また、電子黒板等の筆記面を有する装置に装着するようにしても良い。
【0048】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、座標入力領域内には、反射部材に対向して設けられた第一の発光装置から走査された光ビームを反射部材において反射した反射光ビームと、第二の発光装置から走査された光ビームと、第一の発光装置から走査された光ビームとで構成される2つの発光装置から出射された3つの走査光が存在することにより、同時に2つの挿入物をそれら3つの走査光の交点に挿入して各光ビームを遮断した場合、3つの発光装置を設けなくとも、それらの挿入物を挿入した位置座標を各受光素子により出力される受光信号に基づいて検出することができるので、低コストで2点同時に指示した場合の座標位置を検出することができる。また、各発光装置から走査される光ビームの座標入力領域における走査の高さ位置を異ならせることにより、第一の発光装置から走査される光ビームの受光信号に基づく遮断点の検出と、第二の発光装置から走査される光ビームの受光信号に基づく遮断点の検出とを時間差を有して処理することができるので、両方の受光信号に基づいて一度に遮断点を検出する場合に比べて、演算処理の負荷を軽減することができる。
【0049】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の座標入力装置において、座標入力領域に対する挿入物の挿入に対する待機時には第一の発光装置は駆動されずに第二の発光装置のみを駆動し、その第二の発光装置から走査された光ビームを挿入物により遮断した直後に第一の発光装置を駆動し、挿入物の挿入直前に第一の発光装置の駆動を開始することにより、第一の発光装置から走査される光ビームも挿入物により遮断することができるので、座標入力領域に対する挿入物の挿入に対する待機時の消費電力を節約することができ、装置寿命の長くすることができる。
【0051】
請求項記載の発明によれば、請求項1または2記載の座標入力装置において、遮光板を反射部材の側縁部に設けることにより、その反射部材に直接入射する外部光線を遮断することができるので、反射部材による散乱光の発生を防止することができ、受光素子における受光ノイズの発生を防止することができる。
請求項記載の発明によれば、請求項1ないし3のいずれか一記載の座標入力装置において、座標入力領域内の所定の位置を複数の挿入物により2ヶ所同時に指し示された場合、各挿入物が挿入された位置座標を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す座標入力装置の構成を概略的に示す正面図である。
【図2】その側面図である。
【図3】座標入力装置に内蔵される各部の電気的接続を示すブロック図である。
【図4】上側受発光装置から出射されるプローブ光を模式的に示す正面図である。
【図5】そのプローブ光の受光信号とパルス信号との関係を示すタイムチャートである。
【図6】下側受発光装置から出射されるプローブ光を模式的に示す正面図である。
【図7】そのプローブ光の受光信号とパルス信号との関係を示すタイムチャートである。
【図8】ROMに格納されたメモリテーブルを示す模式図である。
【図9】ROMに格納されたメモリテーブルを示す模式図である。
【図10】座標入力領域内の所定の位置を指し示した状態の一例を示す正面図である。
【図11】そのプローブ光の受光信号とパルス信号との関係を示すタイムチャートである。
【図12】座標入力領域内の所定の位置を2ヶ所同時に指し示した状態の一例を示す正面図である。
【図13】上側受発光装置から出射されたプローブ光の受光信号とパルス信号との関係を示すタイムチャートである。
【図14】下側受発光装置から出射されたプローブ光の受光信号とパルス信号との関係を示すタイムチャートである。
【図15】座標検出処理の流れを概略的に示すフローチャートである。
【図16】従来の座標入力装置を概略的に示す正面図である。
【図17】座標入力装置の座標入力領域において2点同時に指示した状況を示す正面図である。
【図18】2点同時に指示した場合の各ライトスキャナにおける受光信号とパルス信号との関係を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1a 筐体
2 座標入力領域
3a 第一の発光装置
3b 第二の発光装置
4 光源
7 再帰性反射部材
9 受光素子
10 反射部材
11 遮光板
A,B 挿入物

Claims (4)

  1. 四角枠形状の筐体内周の一辺に配設された反射部材と、
    前記反射部材に対向した前記筐体内周の一辺の端部に設けられ、光源を有してその光源から出射された各光ビームを前記筐体内部に向けて放射状に走査する第一の発光装置と、
    前記反射部材が設けられた前記筐体内周の一辺の端部に設けられ、光源を有してその光源から出射された各光ビームを前記筐体内部に向けて放射状に走査する第二の発光装置と、
    前記各発光装置から走査される各光ビームの交差により形成され、座標を指示する挿入物の挿入を受け付ける座標入力領域と、
    前記座標入力領域の周縁部であって前記反射部材の配設された一辺を除く前記筐体内周の三辺に配設され、各発光装置から走査される光ビームを再帰反射させる再帰性反射部材と、
    前記各発光装置に設けられ、前記再帰性反射部材によって再帰反射された光ビームを受光し、その受光した光ビームの光パワーを電気信号に変換して受光信号として出力する受光素子と、
    前記第二の発光装置から走査された光ビームと、前記第一の発光装置から走査された光ビームと、前記第一の発光装置から走査された光ビームが前記反射部材において反射された反射光ビームとの前記座標入力領域内における交点に1または2の前記挿入物を挿入して各光ビームを遮った場合、その挿入物を挿入した位置座標を各受光素子により出力される受光信号に基づいて検出する座標検出手段と、
    を備え、
    前記第一の発光装置から走査される光ビームと前記第二の発光装置から走査される光ビームとは、前記座標入力領域における走査の高さ位置がそれぞれ異なる、
    ことを特徴とする座標入力装置。
  2. 前記座標入力領域に対する前記挿入物の挿入に対する待機時には前記第一の発光装置を駆動させずに前記第二の発光装置のみを駆動させ、その第二の発光装置から走査された光ビームが前記挿入物により遮断された直後に前記第一の発光装置を駆動させる段階的光走査手段を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1記載の座標入力装置。
  3. 前記反射部材の側縁部に設けられ、その反射部材に直接入射する外部光線を遮断する遮光板を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の座標入力装置。
  4. 前記座標検出手段は、前記座標入力領域内の所定の位置を複数の前記挿入物により2ヶ所同時に指し示された場合、前記第二の発光装置の受光素子における前記挿入物により遮られた光ビームに対応するパルス番号と、前記第一の発光装置の受光素子における前記挿入物により遮られた光ビームに対応するパルス番号との組み合わせに基づいて、前記各発光装置の受光素子における前記挿入物により遮られた光ビームに対応するパルス番号の組み合わせに対応する位置座標が格納されているメモリテーブルを検索し、前記各挿入物が挿入された位置座標を検出する、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一記載の座標入力装置。
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