JP3796757B2 - 情報処理装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は画像データ、音声データ等の異なる性質を有するデータを同一の計算機で取り扱う情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
単一の計算機上で、静止画データ、動画データ、音声データ、および、文字(テキスト)データ等の性質の異なるデータの処理を、利用者(ユーザー)と該計算機の対話形式の操作により行う情報処理装置、いわゆるマルチメディアデータ処理装置においては、一般に従来それぞれのデータに個別に設けられたユーザーインターフェースを用いて操作が行われる。
図7は、マルチメディアデータ処理装置に表示される画像とユーザーインターフェースの例を示す図である。
従来の技術として示すマルチメディアデータ処理装置はいわゆるウィンドウシステムを使用し、複数のデータ処理プロセスが同一計算機上で独立して同時に動作するように構成されている。
各データ処理プロセスに関する表示内容がそれぞれに対応する該計算機の表示装置上のウィンドウに表示され、それぞれのウィンドウに表示されたユーザーインターフェースに表示される指示ボタンをマウスによってクリックし、各データ処理プロセスに指示を与える。
【0003】
図7において、ウィンドウ50は、動画データ処理プロセスに関する表示が行われるウィンドウである。
この動画データ処理プロセスは、動画データを利用者からの指示に従って処理し、動画51として表示するものである。
ウィンドウ50には、動画データ51が表示されるとともに、動画データ処理プロセスに対する、動画データの早送り、順方向送り、逆方向送り、逆方向への早送り、および、停止といった操作指示を行うためのユーザーインターフェース52が表示される。
【0004】
ウィンドウ53は、音声データ処理プロセスに関する表示が行われるウィンドウである。
この音声データ処理プロセスは、利用者の指示に従ってディジタル形式の音声データを処理し、その波形54をウィンドウ53に表示するとともに、その音声データを計算機に備えられたディジタル/アナログ(D/A)コンバータによりアナログ音声としてスピーカー等から出力するものである。
ウィンドウ53には、波形54が表示されるとともに、動画データ処理プロセスに対する、動画データの早送り、順方向送り、逆方向送り、逆方向への早送り、および、停止といった操作指示を行うためのユーザーインターフェース55が表示される。
【0005】
以下、上記マルチメディアデータ処理装置の動作、および、ユーザーインターフェース52、55を用いた各データ処理プロセスに対する操作を説明する。
動画データ処理プロセスはその起動後、計算機のキーボード等から入力される指示に従って計算機に接続される映像機器、例えばディジタルVTR装置から動画像データを読み出し、その内容を動画51としてウィンドウ50に表示する。利用者は、ウィンドウ50に表示されるユーザーインターフェース52の所望のボタンを、計算機のマウスによりクリックし、画像の早送り等の指示情報の入力を行う。
動画データ処理プロセスは入力された指示情報に従って映像機器を制御し、該映像機器からのデータを順次ウィンドウ50に動画51として表示する。
【0006】
音声データ処理プロセスはその起動後、計算機のキーボード等から入力される指示に従って計算機に接続される音声処理機器、例えばディジタルテープレコーダから音声データを読み出し、その内容を波形54としてウィンドウ53に表示する。
利用者は、ウィンドウ53に表示されるユーザーインターフェース55の所望のボタンを、計算機のマウスによりクリックし、音声の早送り等の指示情報の入力を行う。
音声データ処理プロセスは入力された指示情報に従って音声処理機器を制御し、該音声処理機器からのデータを順次ウィンドウ53に波形54として表示するとともに、計算機に接続されたD/Aコンバータ等を介して音声として出力する。
上述した他、各データ処理プロセスに指示情報を与える方法として、計算機に各データ処理装置にそれぞれ対応するボタンスイッチ等の指示情報入力手段を設ける、あるいは、計算機のキーボードから各データ処理プロセスに固有のコマンドを入力する等の方法がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、マルチメディアデータ処理装置においては、各データ処理プロセスに指示情報を入力するために、各データ処理プロセス対応のユーザーインターフェースを表示する必要があった。
この場合、マルチメディアデータ処理装置の表示装置の画面上に各データ処理プロセスの処理内容を表示する他、それぞれのユーザーインターフェースを各ウィンドウに表示する必要があり、該画面の実効的な使用効率が低下するという問題がある。
つまり、各データ処理プロセスごとにあまり違いのないユーザーインターフェースを画面上に表示する必要があるので、データ処理に本来的に必要なデータ処理プロセスの処理そのものに関する表示の他にユーザーインターフェースに画面面積を割く必要があり、それぞれのウィンドウの面積がその分大きくなってしまう。
このため、マルチメディアデータ処理装置が同時に取り扱うデータ処理プロセスの数が多くなると、ウィンドウを重なり合わせて表示する必要が生じる等の不具合が生じ、操作性に問題が生じることになる。
【0008】
また、キーボードから各データ処理プロセス対応の指示情報を入力する方法によれば、各データ処理プロセス対応のユーザーインターフェースの表示を省略することができるものの、利用者は各データ処理プロセスごとに異なる指示情報の入力手順を覚えなければならず、やはり操作性、利用の簡便性等に問題が生じることになる。
また、マルチメディアデータ処理装置にそれぞれのデータマルチメディアデータ処理装置に対応するボタンスイッチ等を付加して指示情報の入力を行う方法においては、付加するボタンスイッチ等のハードウェアの量が実行されるデータ処理プロセス数とともに増加するという問題がある。
またこの場合、マルチメディアデータ処理装置へのデータ処理プロセスの増設はハードウェアの増設を伴うことになり、データ処理機能の増設が難しくなるという問題がある。
【0009】
本発明の情報処理装置は、以上述べた従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、各データ処理プロセスが必要とする表示装置の画面上の占有面積を小さくすることが可能であり、従ってより多くのデータ処理プロセスの表示を行うことが可能な情報処理装置を提供することを目的とする。
また、同時に動作する複数のデータ処理プロセスに対して共通の操作で各プロセスに対して指示情報を入力することができ、従って各プロセスに固有の操作を覚える必要がなく、操作性がよく、利用の簡便な情報処理装置を提供することを別の目的とする。
また、データ処理機能の追加に伴うハードウェアの増設が不要であり、機能追加の容易な情報処理装置を提供することを更に別の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の情報処理装置は、複数種類のデータを処理する情報処理装置であって、上記データが画像データの場合には処理した画像を、上記データが画像データでない場合には該データに関する情報を、それぞれ複数の第1の表示領域に表示し、上記複数種類のデータに対するユーザからの複数の処理命令に応じた複数のボタン表示を上記複数種類のデータに共通のユーザインターフェース画面である第2の表示領域に表示する表示手段と、上記複数の第1の表示領域および第2の表示領域に対するユーザによるカーソル移動操作およびクリック操作を入力する入力手段と、上記入力手段により入力された操作が第2の表示領域を始点とし、第1の表示領域を終点とするカーソル移動操作であった場合に、該第1の表示領域に対応する上記データを制御対象と判別する第1の判別手段と、上記入力手段により入力された操作により指定された上記ボタン表示に対応する処理命令を判別する第2の判別手段と、上記第1の判別手段により制御対象と判別されたデータに、制御対象を切り換える切換え手段と、上記第2の判別手段により判別された処理命令に基づいて、上記切り替え手段により制御対象として切り替えられたデータを制御する制御手段とを有する。
【0011】
【作用】
情報処理装置の表示装置の画面に、該装置上で独立に、かつ、並行して動作するデータ処理プロセスに共通のユーザーインターフェースを表示し、利用者はこのユーザーインターフェースから各データ処理プロセスに対する指示情報の入力を行う。
前記ユーザーインターフェースから入力された指示情報は、マルチメディアデータ処理装置上で動作中の複数のデータ処理プロセスの一つと対応付けられ、対応付けられたデータ処理プロセスに入力される。
この指示情報が入力されたデータ処理プロセスは、その情報に従ってデータ処理を行う。
【0012】
【実施例】
以下、本発明の情報処理装置の実施例を説明する。
本発明の情報処理装置1上では、例えば映像機器11を制御し、映像機器11の動画データを編集する動画データ処理プロセス61、および、オーディオ機器12を制御して音声データを編集する音声データプロセス62がそれぞれ独立して動作する。
なお、情報処理装置1で動作するデータ処理プロセスとしては、これら2つのデータ処理プロセスに限らず、例えば測定データの解析を行う処理プロセス等をさらに加えてもよい。
図1は、本発明の実施例としての情報処理装置1の構成を示す図である。
図1において、計算機10は、複数のプロセスを同時に独立して実行可能であって、各プロセスの処理内容等を表示装置(CRT)21の画面のウィンドウ内に表示するウィンドウシステム60を有する計算機である。
また、計算機10は、一般的な計算機としての機能の他、映像機器11およびオーディオ機器12とのデータの送受信およびこれらに対する制御を行うためのインターフェース、および、音声データを音声信号としてスピーカ22から出力するためのインターフェース等を有している。
【0013】
映像機器11は、例えばディジタルVTR装置、あるいは、光ディスク等に記録された画像データを計算機10からの制御に従って記録再生する機器であり、計算機10との画像データの入出力を行う。
オーディオ機器12は、例えばコンパクトディスクプレーヤ、あるいは、ディジタルオーディオテープレコーダー等の音声データを、計算機10の制御に従って記録再生する機器であり、計算機10との音声データの入出力を行う。
情報処理装置1に接続される機器としては、以上に述べた映像機器11およびオーディオ機器12に限らず、例えば各種測定データを記録するデータレコーダ等が接続されてもよい。
【0014】
マウス13は、データ入力に使用される装置であり、情報処理装置1に対する指示情報の入力に使用される。
マウス13による指示情報の入力は、表示装置21の画面3に表示されるユーザーインターフェース33の所定の位置にカーソル40で示し、マウス13に配設されたボタンを押下(クリック)することにより行われる。
キーボード14は、計算機10に各種情報を入力するための、一般的なキーボード装置である。
表示装置21は、例えばCRTディスプレイであり、計算機10上で動作する各データ処理プロセスの処理内容の表示を行う。
スピーカ22は、計算機10から出力される音声信号を出力する。
二次記憶装置23は、例えばハードディスク装置等の記憶装置であり、計算機10と各種データの入出力を行う。
【0015】
図2は、表示装置21に表示される画面を示す図である。
表示装置21には、動画データ処理プロセス61の処理内容を表示するウィンドウ31、音声データ処理プロセス62の処理内容を示すウィンドウ32、および、これらに指示情報を入力するために使用されるユーザーインターフェース33が表示されている。
表示装置21に表示されるウィンドウは、情報処理装置1上で動作するデータ処理プロセスに応じて増設される。
ボタン表示34〜38は、それぞれ動画データおよび音声データの早送り、順方向再生、逆方向再生、逆方向早送り、再生停止を各データ処理プロセスに指示するためのボタン表示である。
利用者はマウス13の操作によりカーソル40を移動させ、所定の位置でマウス13のボタンをクリックして、ユーザーインターフェース33と、動画データ処理プロセス61または音声データ処理プロセス62のいずれかを対応付ける。
さらにボタン表示34〜38をマウス13でクリックすることにより、操作情報をユーザーインターフェース33と対応付けられたデータ処理プロセスに入力する。
【0016】
図3は、情報処理装置1のソフトウェア構成を示す図である。
図3において、ウィンドウシステム60は、動画データ処理プロセス61、音声データ処理プロセス62、および、ユーザーインターフェース処理プロセス64を個別に動作させつつ、表示装置21に表示したウィンドウ内にそれぞれの処理内容等を表示する。
動画データ処理プロセス61は、上述のような動画データ処理を行うソフトウェアである。
動画データ処理プロセス61の処理内容はウィンドウ31に表示される。
音声データ処理プロセス62は、上述のような音声データ処理を行うソフトウェアである。
音声データ処理プロセス62の処理内容はウィンドウ32に表示される。
スイッチ手段63は、上述したユーザーインターフェース33と動画データ処理プロセス61または音声データ処理プロセス62の対応付けを実現するプログラムである。
ユーザーインターフェース処理プロセス64は、マウス13の操作により入力される指示情報を動画データ処理プロセス61または音声データ処理プロセス62に対する命令に変換して、切り換え手段63を介してこれらのデータ処理プロセス62のいずれかに対して入力する。
なお、スイッチ手段63はユーザーインターフェース処理プロセス64と一体のソフトウェアとしてもよい。
以上の各ソフトウェアが協働して情報処理装置1の機能を実現する。
【0017】
以下、情報処理装置1の動作を説明する。
情報処理装置1において、利用者はキーボード14を操作して動画データ処理プロセス61および音声データ処理プロセス62を起動する。
動画データ処理プロセス61または音声データ処理プロセス62の起動により、ウィンドウ31、32とともにユーザーインターフェース33が表示される。
利用者は、マウス13の操作によりカーソル40をウィンドウ31に移動させクリックし、キーボード14からの入力により動画データ処理プロセス61の処理の対象となる動画データを指定する。
また、音声データ処理プロセス62についても同様の操作により処理の対象となる音声データの指定を行う。
【0018】
次に、利用者はウィンドウ31またはウィンドウ32とユーザーインターフェース33との対応付けを行う。
この操作は、例えば利用者がマウス13のボタンを押下したままカーソル40をユーザーインターフェース33からウィンドウ31またはウィンドウ32に移動させ、ボタンの押下を止めることにより行われる。
つまり、ユーザーインターフェース33からウィンドウ32にカーソル40を移動させてマウス13のボタンの押下を止めることにより、切り換え手段63により図2中にaの実線の矢印で示すようにユーザーインターフェース33とウィンドウ32が切り換え手段63の処理により対応付けられる。
この処理により、ユーザーインターフェース33の表示をマウス13でクリックすることにより指定される指示情報が、ユーザーインターフェース処理プロセス64および切り換え手段63の処理により音声データ処理プロセス62に入力されるようになる。
【0019】
反対に、ウィンドウ31にカーソル40を移動させてマウス13のボタンの押下を止めることにより、切り換え手段63により図2中にbの点線の矢印で示すようにユーザーインターフェース33とウィンドウ31が対応付けられる。
この処理により、ユーザーインターフェース33の表示をマウス13でクリックすることにより指定される指示情報が、ユーザーインターフェース処理プロセス64および切り換え手段63の処理により動画データ処理プロセス61に入力されるようになる。
なお、上記マウス13の操作に伴い、図2に示した矢印aまたは矢印bを実際に表示するように構成してもよい。
【0020】
以下、ユーザーインターフェース33とウィンドウ32を対応付けて音声データ処理プロセス62に指示情報を入力して操作を行う場合を説明する。
上述した音声データの指定、および、対応付けが終了した後、利用者はボタン表示34〜38をクリックすることにより、音声データ処理プロセス62を操作する。
ボタン表示34がクリックされた場合、情報処理装置1はオーディオ機器12を操作して、通常より速いデータ速度で順方向にオーディオ機器12に音声データを出力させ、この音声データを取り込む。
ボタン表示35がクリックされた場合、情報処理装置1はオーディオ機器12を操作して、通常のデータ速度で順方向にオーディオ機器12に音声データを出力させ、この音声データを取り込む。
ボタン表示36がクリックされた場合、情報処理装置1はオーディオ機器12を操作して、通常のデータ速度で逆方向にオーディオ機器12に音声データを出力させ、この音声データを取り込む。
ボタン表示37がクリックされた場合、情報処理装置1はオーディオ機器12を操作して、通常より速いデータ速度で逆方向にオーディオ機器12に音声データを出力させ、この音声データを取り込む。
以上の操作により情報処理装置1に取り込まれた音声データは、取り込まれたデータ速度および方向のままその波形がウィンドウ32に表示され、また、スピーカ22を介して音声として出力される。
なお、例えば取り扱う音声が音楽である場合等はウィンドウ32には音声波形ではなく、曲名、作曲者等のその音楽に関するデータを表示するように構成してもよい。
ボタン表示38がクリックされた場合、情報処理装置1はオーディオ機器12を操作してデータの再生を停止させる。
情報処理装置1の利用者は、以上のようにオーディオ機器12を制御して音声データを正逆方向に速度を変更して再生させ、該音声データに対応する音を聞きながら、例えばキーボード操作による指示を行って音声データを二次記憶装置23、あるいは、オーディオ機器12に記録させることにより音声データの編集を行う。
【0021】
以下、ユーザーインターフェース33とウィンドウ31を対応付けて動画データ処理プロセス61に指示情報を入力して操作を行う場合を説明する。
上述した動画データの指定、および、対応付けが終了した後、利用者はボタン表示34〜38をクリックすることにより、動画データ処理プロセス61を操作する。
ボタン表示34がクリックされた場合、情報処理装置1は映像機器11を操作して、通常より速いデータ速度で順方向に映像機器11に動画データを出力させ、この動画データを取り込む。
ボタン表示35がクリックされた場合、情報処理装置1は映像機器11を操作して、通常のデータ速度で順方向に映像機器11に動画データを出力させ、この動画データを取り込む。
ボタン表示36がクリックされた場合、情報処理装置1は映像機器11を操作して、通常のデータ速度で逆方向に映像機器11に動画データを出力させ、この動画データを取り込む。
ボタン表示37がクリックされた場合、情報処理装置1は映像機器11を操作して、通常より速いデータ速度で逆方向に映像機器11に動画データを出力させ、この動画データを取り込む。
以上の操作により情報処理装置1に取り込まれた動画データは、取り込まれたデータ速度および方向のままウィンドウ31に表示される。
ボタン表示38がクリックされた場合、情報処理装置1は映像機器11を操作してデータの再生を停止させる。
情報処理装置1の利用者は、以上のように映像機器11を制御して動画データを正逆方向に速度を変更して再生させ、例えばキーボード操作による指示を行ってこの動画データを二次記憶装置23、あるいは、映像機器11に記録させることにより動画データの編集を行う。
情報処理装置1を以上のように構成することにより、利用者は各データ処理プロセスに対する操作を対話形式で行うことができる。
また、各データ処理プロセスに共通した1のユーザーインターフェースを使用することにより各データ処理プロセスに対する操作を一括して行うことが可能となり、画面の表示効率が向上する。
【0022】
以下、情報処理装置1の動作および操作を図4〜図6を参照して説明する。
図4は、各データ処理プロセスとユーザーインターフェースの対応付け処理を示すフローチャートである。
図4のステップ31(S31)において、利用者は上述した手順により、ユーザーインターフェース33とウィンドウ31またはウィンドウ32の対応付けを行う。
マウス13により入力された対応付けに関する情報は、切り換え手段63に入力される。
切り換え手段63はこの情報に従って、これ以降にマウス13により入力され、ユーザーインターフェース処理プロセス64で命令に変換された指示情報を切り換えて動画データ処理プロセス61または音声データ処理プロセス62の内のいずれか一方に入力する。
ステップ32(S32)において、スイッチ手段63は、指示情報の入力があるたびに、ユーザーインターフェース33からの指示情報を対応するデータ処理プロセスに入力する。
【0023】
図5は、ユーザーインターフェース33に対する指示情報入力処理を示すフローチャートである。
ステップ41(S41)において、利用者はマウス13により、カーソル40をユーザーインターフェース33のボタン表示34〜38上に移動させる。
ステップ42(S42)において、利用者はマウス13のボタン表示34〜38のいずれかをクリックする。
この操作により、クリックされたボタン表示に対応する指示情報がユーザーインターフェース処理プロセス64により命令に変換され、スイッチ手段63を介して動画データ処理プロセス61または音声データ処理プロセス62に入力する。
この指示情報を受けたデータ処理プロセスは、その指示に従った処理を行う。
【0024】
図6は、ユーザーインターフェース33とウィンドウ31、32の対応付けを行う際の操作を示すフローチャートである。
ステップ51(S51)において、利用者はマウス13を操作して、カーソル40を図2に示す矢印の端に移動させる。
ステップ52(S52)において、利用者はマウス13のボタンを押下する。
ステップ53(S53)において、利用者はマウス13のボタンを押下したままカーソル40を移動させ、制御対象のウィンドウ(図2に示す矢印の先端)に移動する。
ステップ54(S54)において、利用者はキーボード14のボタンを放す。
以上の操作により、移動する前のカーソル40の位置および移動後のカーソル40の位置がスイッチ手段63により判断され、ユーザーインターフェース33とウィンドウ31、32の対応付けが行われる。
なお、動画データおよび音声データの早送りは、データ速度の変更なしに、例えば動画にあってはコマ落とし等の方法により行ってもよい。
また、以上述べた情報処理装置1の操作は例示である。
以上述べた他本発明の情報処理装置は、例えば実施例中に変形例として示したように構成する、あるいは、3種類以上のデータ処理プロセスを扱うように構成する等、種々の構成が可能である。
【0025】
【発明の効果】
以上述べたように本発明情報処理装置によれば、各データ処理プロセスごとにユーザーインターフェースの表示を行わなくてよいので、各データ処理プロセスの占有面積を小さくすることができ、これらの表示を見やすくすることが可能である。
また、同時に動作する複数のデータ処理プロセスに対して共通の操作で各プロセスに対して指示情報を入力することができ、操作性を向上させることが可能である。
また、データ処理機能の追加に伴うハードウェアの増設が不要であり、機能追加の容易である。
さらに、複数の操作対象について単一の操作方法により指示を与えることが可能であるため、単一の操作方法を習得するのみで複数の操作対象を操作可能である。
すなわち、従来のように操作対象によって微妙に異なる操作方法を一々習得する必要がなく、装置の使用の簡便性を増すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例としての情報処理装置の構成を示す図である。
【図2】図1に示す表示装置に表示される画面を示す図である。
【図3】図1に示す情報処理装置のソフトウェア構成を示す図である。
【図4】本発明の情報処理装置における各データ処理プロセスとユーザーインターフェースの対応付け処理を示すフローチャートである。
【図5】本発明の情報処理装置におけるユーザーインターフェースと各ウィンドウの対応付けを行う際の操作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の情報処理装置におけるユーザーインターフェースに対する指示情報入力処理を示すフローチャートである。
【図7】マルチメディアデータ処理装置に表示される画像とユーザーインターフェースの例を示す図である。
【符号の説明】
1・・・情報処理装置、10・・・計算機、11・・・映像機器、12・・・オーディオ機器、13・・・マウス、14・・・キーボード、15・・・サーボコントロール回路、21・・・表示装置、22・・・スピーカ、23・・・二次記憶装置、3・・・画面、31,32・・・ウィンドウ、33・・・ユーザーインターフェース、34,35,36,37,38・・・ボタン表示、40・・・カーソル、60・・・ウィンドウシステム、61・・・動画データ処理プロセス、62・・・音声データ処理プロセス、63・・・スイッチ手段、64・・・ユーザーインターフェース処理プロセス
Claims (2)
- 複数種類のデータを処理する情報処理装置であって、
上記データが画像データの場合には処理した画像を、上記データが画像データでない場合には該データに関する情報を、それぞれ複数の第1の表示領域に表示し、上記複数種類のデータに対するユーザからの複数の処理命令に応じた複数のボタン表示を上記複数種類のデータに共通のユーザインターフェース画面である第2の表示領域に表示する表示手段と、
上記複数の第1の表示領域および第2の表示領域に対するユーザによるカーソル移動操作およびクリック操作を入力する入力手段と、
上記入力手段により入力された操作が第2の表示領域を始点とし、第1の表示領域を終点とするカーソル移動操作であった場合に、該第1の表示領域に対応する上記データを制御対象と判別する第1の判別手段と、
上記入力手段により入力された操作により指定された上記ボタン表示に対応する処理命令を判別する第2の判別手段と、
上記第1の判別手段により制御対象と判別されたデータに、制御対象を切り換える切換え手段と、
上記第2の判別手段により判別された処理命令に基づいて、上記切り替え手段により制御対象として切り替えられたデータを制御する制御手段と
を有する情報処理装置 - 複数種類のデータを処理する情報処理方法であって、
上記データが画像データの場合には処理した画像を、上記データが画像データでない場合には該データに関する情報を、それぞれ複数の第1の表示領域に表示し、上記複数種類のデータに対するユーザからの複数の処理命令に応じた複数のボタン表示を上記複数種類のデータに共通のユーザインターフェース画面である第2の表示領域に表示するステップと、
第2の表示領域を始点とし、第1の表示領域を終点とするカーソル移動操作により、該第1の表示領域に対応する上記データを制御対象と判別するステップと、
クリック操作により指定された上記ボタン表示に対応する処理命令を判別するステップと、
制御対象と判別された上記データに、制御対象を切り換えるステップと、
判別された上記処理命令に基づいて、制御対象として切り替えられた上記データを制御するステップと
を有する情報処理方法。
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