JP3796725B2 - 車両用乗降ランプ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、利用時に車両の床下の格納部から繰り出して車両乗降口の床面と路面を所要の傾斜でメインプレートとサブプレートを差し渡し、車椅子等で乗降可能な車両用乗降ランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、本特許出願人において実開平7−24645号公報で提案するように、車両乗降口の床面と路面に所要の傾斜でプレートを差し渡し、車椅子等で乗降可能な車両用乗降ランプ装置は、数多く提案されている。
【0003】
【発明が解決ようとする課題】
この発明は、従来の動力源により複雑なリンクアーム式或いはチエン式でプラットホームを昇降させるものではなく、機構が簡単で、昇降作動のない省資源的なプレート式の車両用乗降ランプ装置の提供を目的になされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
車両の乗降口に対応して床下に設ける格納部と、該格納部に繰出しと繰入れとが動力機構により自在な移動フレームと、この移動フレームと連結し、移動フレームに従動すると共に、移動フレームの繰出し時に移動フレームとの連結軸を支点に傾斜して前端を路面に接地してランプとなるメインプレートと、メインプレートの後端にサブプレートの基端軸を軸受して所要角回転自在に支承すると共に、その一側の基端軸に回転伝動手段を一体に固着し、サブプレートをメインプレートに対して展開し、メインプレートの後端と車両の床面とのすき間を連絡する車両用乗降ランプ装置にある。
【0005】
前記格納部には、スクリュウ軸を前後に回転自在に設け、このスクリュウ軸に原動機の回転を伝達し、スクリュウ軸を正逆両方向に回転自在に設け、前記移動フレームの前端に取付けた連結子をスクリュウ軸に螺合した移動子と連結し、スクリュウ軸の回転にしたがって移動フレームを前後に移動する共に、スクリュウ軸と原動機軸の間にスライド自在の中間切替歯車を設け、中間切替歯車と連結する切替軸のスライド操作と回転操作でスクリュウ軸を正転または逆転し、前記移動フレームの繰出しまたは繰入れの作動を手動的に行うようにしてもよいものである。

【0006】
前記格納部には、その後部にサブフレーム回転用原動機枠を設け、また同じく前部にサブフレーム回転用軸受台を設け、前記サブフレーム回転用原動機枠とサブフレーム回転用軸受台に前後端を軸受してスプライン軸を差渡し軸受し、そのスプライン軸の後端に取付けた歯車をサブフレーム回転用原動機枠に配置される原動機に連係して回転されるように噛合し、原動機の回転を伝達し、スプライン軸を正逆両方向に回転自在に設け、前記移動フレームの後部の一側に前記スプライン軸に上方から対応する規制枠を支架し、その規制枠内にスプライン軸に噛合する駆動歯車を配置し、移動フレームに軸受される回転軸上の歯車と噛合し、この回転軸の回転を、過負荷保護装置を介して一端が移動フレームに軸受される自在継手軸に伝動し、この自在継手軸の他端は、前記メインプレートの後端に設けた軸受に軸受され、この自在継手軸の前端に取付けた傘歯車を90度横向きに対応する傘歯車に噛合して回転を伝達し、この傘歯車の支軸上に設けた平歯車を前記サブプレートの基端軸に一体に固着される平歯車と噛合し、スプライン軸の回転で基端軸を回転し、サブプレートを展開または折畳み回転作動をなし、サブプレートを展開したとき、メインプレートの後端と車両の床面を連絡し、反対にサブプレートを折畳んだとき、メインプレートの後部上面に連接してメインプレートと共に、格納部に繰入れ可能にしてもよいものである
【0007】
【発明の実施の形態】
車両の乗降口に対して床下に設ける格納部と、この格納部に繰出しと繰入れとが動力機構により自在な移動フレームと、この移動フレームと連結し、移動フレームに従動すると共に、移動フレームの繰出し時に移動フレームとの連結軸を支点に傾斜して前端を路面に接地してランプとなるメインプレートと、そのメインプレートの後端に支架され、移動フレームの繰出し時に、展開してメインプレートの後端と車両の床面とのすき間を、基端を中心に展開して連絡するサブプレートとからなる車両用乗降ランプ装置において、前記格納部には、左右両側壁の内側にレールを設け、前記移動フレームの後部にコロを前後に設け、それらを前記レールに噛合し、そのレールに沿って前後に移動自在に配置すると共に、この移動フレームの前部に支軸を設け、前記メインプレートの後部と遊嵌し、メインプレートを回動自在に連結して設け、 前記格納部には、スクリュウ軸を前後に回転自在に設け、このスクリュウ軸に原動機の回転を伝達し、スクリュウ軸を正逆両方向に回転自在に設け、前記移動フレームの前端に取付けた連結子をスクリュウ軸に螺合した移動子と連結し、スクリュウ軸の回転にしたがって前記移動フレームを前後に移動するように設け、 前記メインプレートの後端にサブプレートの基端軸を軸受して所要角回転自在に支承すると共に、その一側の基端軸に回転伝動手段を一体に固着して配備し、前記格納部には、後部にサブフレーム回転用原動機枠を設け、また同じく前部にサブフレーム回転用軸受台を設け、そのサブフレーム回転用原動機枠とサブフレーム回転用軸受台に前後端を軸受してスプライン軸を差渡し軸受し、そのスプライン軸の後端に取付けた歯車をサブフレーム回転用原動機枠に配置される原動機に連係して回転されるように噛合し、原動機の回転を伝達し、スプライン軸を正逆両方向に回転自在に設け、移動フレームの後部の一側に前記スプライン軸に上方から対応する規制枠を支架し、その規制枠内にスプライン軸に噛合する駆動歯車を配置し、移動フレームに軸受される回転軸上の歯車と噛合し、この回転軸の回転を過負荷保護装置を介して一端が移動フレームに軸受される自在継手軸に伝動し、自在継手軸の他端は、メインプレートの後端に設けた軸受に軸受され、この自在継手軸の前端に取付けた傘歯車を90度横向きに対応する傘歯車に噛合して回転を伝達し、この傘歯車の支軸上に設けた平歯車をサブプレートの基端軸に一体に固着される平歯車と噛合し、スプライン軸の回転で基端軸を回転し、サブプレートを展開または折畳み回転作動をなし、サブプレートを展開したとき、メインプレートの後端と車両の床面を連絡し、反対にサブプレートを折畳んだとき、メインプレートの後部上面に連接してメインプレートと共に、格納枠に繰入れ可能にしてなる車両用乗降ランプ装置。
【0008】
【実施例】
以下、この発明の車両用乗降ランプ装置1を実施例である図面により説明すると、車両2の乗降口3に対して床下4に設ける格納部5と、この格納部5に繰出しと繰入れとが動力機構により自在な移動フレーム6と、この移動フレーム6と連結し、移動フレーム6に従動すると共に、移動フレーム6の繰出し時に移動フレーム6との連結軸を支点に傾斜して前端を路面に接地してスロープとなるメインプレート7と、そのメインプレート7の後端に支架され、移動フレーム6の繰出し時に、展開してメインプレート7の通路面7aの後端と車両2の床面8との間を、連絡通路面9aをもって連絡するサブプレート9とからなる。
【0009】
前記格納部5は、左右両側壁5a、5bの内側に上下から所要の間隔を持って対向するレール10a、10bを設け、前記移動フレーム6の後端両側壁面より外方に突出する溝型コロ11a、11bを前後に設け、それらを前記レール10a、10bに噛合し、そのレール10a、10bに沿って前後に移動自在に配置すると共に、この移動フレーム6の前端両側に連結軸12a、12bを設け、前記メインプレート7の後端と遊嵌し、メインプレート7を回動自在に連結している。
【0010】
前記格納部5において、後部に原動機枠13を設け、また同じく前部に軸受台14を設け、その原動機枠13と軸受台14に前後端を軸受してスクリュウ軸15を回転自在に設け、このスクリュウ軸15に取付けた歯車16を、原動機枠13に配置される中間切替歯車17を介して原動機枠13に配備された原動機軸18上の歯車19と噛合し、原動機20の回転を伝達し、スクリュウ軸15を正逆両方向に回転自在に設けている。
【0011】
前記移動フレーム6の前端に連結子21を取付け、この連結子21をスクリュウ軸15に螺合した移動子22と支軸23により連結している。
【0012】
前記中間切替歯車17は、同じく原動機枠13と軸受台14に前後端を軸受される切替軸24と連結し、切替軸24の前端を後方に押してスライドさせた時、中間切替歯車17と原動機軸18上の歯車19との噛合がなくなり、その切替軸24に、例えば図示しないが、ハンドルを連結して回転すると、スクリュウ軸15を正転または逆転をすることができ、移動フレーム6を繰出しまたは繰入れの作動を手動的に行うことができるようになっている。
【0013】
同じく前記格納部5において、後部にサブプレート回転用原動機枠25を設け、また同じく前部にサブプレート回転用軸受台26を設け、そのサブプレート回転用原動機枠25とサブプレート回転用軸受台26に前後端を軸受してスプライン軸27を差渡し軸受し、そのスプライン軸27の後端に取付けた歯車28をサブプレート回転用原動機枠25に配置される原動機29に連係して回転される歯車30と噛合し、原動機29の回転を伝達し、スプライン軸27を正逆両方向に回転自在に設けている。
【0014】
前記移動フレーム6の後部の一側に前記スプライン軸27に上方から対応する規制枠31を支架し、その規制枠31内にスプライン軸27に噛合する駆動歯車32を配置し、移動フレーム6に軸受される回転軸33上の歯車34と噛合し、この回転軸33の回転を過負荷保護装置35を介して一端が移動フレーム6に軸受される自在継手軸36に伝動し、自在継手軸36の他端は、メインプレート7の前端に設けた軸受37に軸受され、この自在継手軸36の前端に取付けた傘歯車38を90度横向きに対応する傘歯車39に噛合して回転を伝達し、この傘歯車39の支軸39a上に設けた平歯車40をサブプレート9の基端軸41に一体に固着される平歯車42と噛合し、スプライン軸27の回転で基端軸41を回転し、サブプレート9を展開または折畳み回転作動をなし、サブプレート9を展開したとき、メインプレート7の後端と車両2の床面8を連絡し、折畳みしたとき、メインプレート7の後部上面に連接してメインプレート7と共に、格納枠5に繰入れ可能にするものである。
【0015】
移動フレーム6とメインプレート7およびサブプレート9のバランス機構43として、メインプレート7の後端両側壁内面に後端が連係歯部44、44に形成される歯部片45、45を夫々添設し、移動フレーム6の前端両側壁内面に固植された支軸46、46の先端にレバー47の中間部を夫々軸支し、一方の端部に形成した連係歯部48を前記歯部片45、45の連係歯部44、44に噛合し、反対の端部を移動フレーム6の後端両側壁内面に固植された支軸49、49に後端が連結されたガスダンパー50、50の前端を連結し、そのガスダンパー50、50の作用により移動フレーム6の軸支部を支点に回動傾斜しようとするメインプレート7を常時水平に接続するようにバランスさせてなるものである。
【0016】
51は上案内転子で、格納部5の天井面に連接する。52は下案内転子で、格納枠5の底面に連接する。そして夫々メインプレート7およびサブプレート9の繰出しと、繰入れを円滑に案内する。
【0017】
53は格納部蓋板で、図示しないスプリングにより付勢され、格納部5の前面口を閉鎖しようとしており、メインプレート7およびサブプレート9の繰出し作用を誘導転子54に受けて自動的に展開し、また繰入れ作用を誘導転子54に受けて自動的に閉鎖する。
【0018】
この発明は前述のように構成されるから、車両2の乗降口3において、図示しないが扉を開いた後、例えば同じく図示しないが、繰出しスイッチを入れ、原動機20を繰出し側に回転すると、中間切替歯車17を介して歯車16を回転し、これと一体のスクリュウ軸15を正転し、これと螺合する移動子22を前方に移動し、これと連結する連結子21を介して移動フレーム6を前方へ移動する。
【0019】
この移動フレーム6は格納部5のレール10a、10bに沿って溝コロ11a、11bを転回し、移動する。そこで、この移動フレーム6と連結軸12a、12bで連結され、かつバランス機構で水平に支持されるメインプレート7およびそのメインプレート7に支架されるサブプレート9を格納部5から繰出し、車両2の乗降口3から車外に繰出すものである。
【0020】
所要位置で停止させるためには、格納部5において前側リミットスイッチ55を配置し、移動フレーム6に設けた操作子56を接触し、自動的に停止することができる。後端の格納位置でも格納部5に後側リミットスイッチ57を配置し、前記操作子56を接触し、格納位置で自動的に停止することができる。
【0021】
次に、メインプレート7を連結軸12a、12bを中心に前端側を下降して全体を前下りに傾斜し、その前端を接地させる。この路面は車道と同一面であるとき、また歩道のように車道より一段と高い場合もあるが、メインプレート7の前端を接地させるだけなので調整が簡易に行える。
【0022】
移動フレーム6に対するメインプレート7のバランス機構43は移動フレーム6に対してメインプレート7が連結軸12a、12bにより連結しているので、メインプレート7の後端両側に配置した軸受歯部片45、45を傾斜角に応じて回動し、その軸受歯部片45、45連係歯部44、44と、移動フレーム6上の支軸46、46に回動自在に配置したレバー47、47の一端に設けた連係歯部48、48に噛合しているのでレバー47、47を回動し、このレバー47、47の回動を、レバー47、47と移動フレーム6の間に連繋したガスダンパー50、50によって規制するのでメインプレート7およびサブプレート9等の重量による回動を支えてバランスするものである。図示しないが、このバランス機構43に代えて例えば、ウォーム歯車によりレバー47、47を所要角回転し、メインプレート7およびサブプレート9の水平作動と傾斜作動を行ってもよいものである。
【0023】
次に、原動機29を回転し、これと連係するスプライン軸27を回転し、サブプレート9の基端軸41と一体の平歯車42を回転すると、メインプレート7に折畳まれていたサブプレート9は回動して展開し、先端を車両2の乗降口3の床面8に上方から連接し、メインプレート7の後端との隙間を覆ってメインプレート7と連絡する。よって、路面から段差なくメインプレート7の通路面7aおよびサブプレート9の連絡通路面9aを通じて車両2に乗降することができる。
【0024】
次に、サブプレート9の折畳み、メインプレート7と共に格納部5への格納作動は、前述の逆の順序で行えばよいものである。
【0025】
【発明の効果】
この発明の車両用乗降ランプ装置は、以上のようになるものであるから、メインプレートおよびサブプレートを略水平に支持し、スイッチ操作で、移動フレームに従動して、車両の乗降口等の床面下の狭い空間の格納部から外方への繰出しと格納部への繰り入れができ、また移動フレームとの連結支軸を中心にメインプレートを傾斜し、その前端を路面に追従して接地することができ、格納部から繰出すメインプレートと車両の乗降口の床面との離隔を、サブプレートの展開によって連絡し、車両の床面と路面とを段差なく連続するランプを構成し、車椅子等が容易に乗降することができる。
【0026】
よって、格納部上面を直接に床面等に構成し、低床バスなどに配置することができ、昇降作動のない、操作の容易な安全、省エネルギーの車両用乗降ランプ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の車両用乗降ランプ装置の移動フレームおよびこれに従動するメインフレームおよびサブフレームを格納部から水平に繰出し状態と、メインフレームを前下がりに傾斜し、前端を路面に接地させると共に、メインフレームの後端に接続するサブフレームを展開し、路面と車両床面とを連続するスロープにセッティングした状態とを示す全体概略側面図である。
【図2】 同じく、その格納部を覆う床板を取り外した状態で全体概略を示す平面図である。
【図3】 同じく、この車両用乗降ランプ装置の格納部において移動フレームの繰出し機構、繰入れ機構およびメインフレームの姿勢バランス機構、サブフレームの展開・折畳み作動機構を示す一部切り欠き拡大平面図である。
【図4】 移動フレーム単体の平面図である。
【図5】 メインフレーム単体において、前記移動フレームと連結する後部部分の一部平面図である。
【図6】 サブフレーム単体の平面図である。
【図7】 格納部の開口から内部をみて格納部のレールと移動フレームの溝コロの噛合状態を示す説明正面図である。
【図8】 同じく、この車両用乗降ランプ装置の格納部から移動フレーム、メインフレームおよびサブフレームを繰り出し、その水平状態での一部拡大外観側面図である。
【図9】 同じく、この車両用乗降ランプ装置の格納部から移動フレーム、メインフレームおよびサブフレームを繰り出し、移動フレームに対してメインフレームを傾斜し、サブフレームを展開した状態の一部拡大外観側面図である。
【図10】 同じく、図3のA−A線に沿う位置で、移動フレームの繰出し機構、繰入れ機構およびメインフレームの姿勢バランス機構、サブフレームの展開・折畳み作動機構を示す一部拡大断面図である。
【図11】 サブフレームの基端軸に一体に取付けられる歯車と噛合する歯車を示す一部断面部分図である。
【図12】 同じく、図3のB−B線に沿う位置で、メインフレームの姿勢バランス機構およびサブフレームの展開・折畳み作動機構を示す一部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 車両用乗降ランプ装置
2 車両
3 乗降口
4 床下
5 格納部
5a 左側壁
5b 右側壁
6 移動フレーム
7 メインプレート
7a 通路面
8 床面
9 サブプレート
9a 連絡通路面
10a レール
10b レール
11a 溝型コロ
11b 溝型コロ
12a 連結軸
12b 連結軸
13 原動機枠
14 軸受台
15 スクリュウ軸
16 歯車
17 中間切替歯車
18 原動機軸
19 歯車
20 原動機
21 連結子
22 移動子
23 支軸
24 切替軸
25 サブプレート回転用原動機枠
26 サブプレート回転用軸受台
27 スプライン軸
28 歯車
29 原動機
30 歯車
31 規制枠
32 駆動歯車
33 回転軸
34 歯車
35 過負荷保護装置
36 自在継手軸
37 軸受
38 傘歯車
39 傘歯車
39a 支軸
40 平歯車
41 基端軸
42 平歯車
43 バランス機構
44 連係歯部
45 軸受歯部片
46 支軸
47 レバー
48 連係歯部
49 支軸
50 ガスダンパー
51 上案内転子
52 下案内転子
53 格納枠蓋板
54 誘導転子

Claims (3)

  1. 車両2の乗降口3に対応して床下4に設ける格納部5と、該格納部5に繰出しと繰入れとが動力機構により自在な移動フレーム6と、この移動フレーム6と連結し、移動フレーム6に従動すると共に、移動フレーム6の繰出し時に移動フレームとの連結軸12a、12bを支点に傾斜して前端を路面に接地してランプとなるメインプレート7と、メインプレート7の後端にサブプレート9の基端軸41を軸受して所要角回転自在に支承すると共に、その一側の基端軸41に回転伝動手段を一体に固着し、サブプレート9をメインプレート7に対して展開し、メインプレート7の後端と車両2の床面4とのすき間を連絡する車両用乗降ランプ装置。
  2. 前記格納部5には、スクリュウ軸15を前後に回転自在に設け、このスクリュウ軸15に原動機20の回転を伝達し、スクリュウ軸15を正逆両方向に回転自在に設け、前記移動フレーム6の前端に取付けた連結子21をスクリュウ軸15に螺合した移動子22と連結し、スクリュウ軸15の回転にしたがって移動フレーム6を前後に移動する共に、スクリュウ軸15と原動機軸18の間にスライド自在の中間切替歯車17を設け、中間切替歯車17と連結する切替軸24のスライド操作と回転操作でスクリュウ軸15を正転または逆転し、前記移動フレーム6の繰出しまたは繰入れの作動を手動的に行う請求項1の車両用乗降ランプ装置。
  3. 前記格納部5には、その後部にサブフレーム回転用原動機枠25を設け、また同じく前部にサブフレーム回転用軸受台26を設け、前記サブフレーム回転用原動機枠25とサブフレーム回転用軸受台26に前後端を軸受してスプライン軸27を差渡し軸受し、そのスプライン軸27の後端に取付けた歯車28をサブフレーム回転用原動機枠25に配置される原動機29に連係して回転されるように噛合し、原動機29の回転を伝達し、スプライン軸27を正逆両方向に回転自在に設け、前記移動フレーム6の後部の一側に前記スプライン軸27に上方から対応する規制枠31を支架し、その規制枠31内にスプライン軸27に噛合する駆動歯車32を配置し、移動フレーム6に軸受される回転軸33上の歯車34と噛合し、この回転軸33の回転を、過負荷保護装置35を介して一端が移動フレーム6に軸受される自在継手軸36に伝動し、この自在継手軸36の他端は、前記メインプレート7の後端に設けた軸受37に軸受され、この自在継手軸36の前端に取付けた傘歯車38を90度横向きに対応する傘歯車39に噛合して回転を伝達し、この傘歯車39の支軸39a上に設けた平歯車40を前記サブプレート9の基端軸41に一体に固着される平歯車42と噛合し、スプライン軸27の回転で基端軸41を回転し、サブプレート9を展開または折畳み回転作動をなし、サブプレート9を展開したとき、メインプレート7の後端と車両2の床面4を連絡し、反対にサブプレート9を折畳んだとき、メインプレート7の後部上面に連接してメインプレート7と共に、格納部5に繰入れ可能にしてなる請求項1又は請求項2の車両用乗降ランプ装置。
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