JP3796291B2 - 含フッ素ビニルエーテルの製造方法 - Google Patents

含フッ素ビニルエーテルの製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、含フッ素ビニルエーテルの新規な製造方法に関する。詳しくは、テトラフルオロエチレンとアルコキシド化合物とより、含フッ素ビニルエーテルを収率良く製造する方法である。
【0002】
【従来の技術】
ポリテトラフルオロエチレンは耐薬品性、耐熱性、表面特性、電気特性等の優れた物性を有している半面、加工性等に問題点を有している。それ故、種々のコモノマーとテトラフルオロエチレンとの共重合体が製造されている。こういった共重合体のうち、側鎖にアルコキシル基を有する樹脂が溶融特性の優れたフッ素樹脂として知られており、例えば、特開平2−276808号公報には広いモノマー組成で製造できる樹脂として、テトラフルオロエチレンと含フッ素ビニルエーテルとの共重合体が提案されている。
【0003】
該共重合体に用いられる含フッ素ビニルエーテルは、対応するアルコキシド化合物とテトラフルオロエチレンとの反応によって製造されることが知られている(米国特許2917548号明細書)。
【0004】
また、該特許に於いては、溶媒としてエーテル、ジオキサン、ヘキサンが例示されており、これらの溶媒の選択理由に関する記述は、反応に不活性であることが挙げられているに過ぎない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
米国特許2917548号明細書によれば、アルコキシド化合物とテトラフルオロエチレンとの反応は、80〜110℃といった比較的高い反応温度、及び21kg/cm2程度といった比較的高い反応圧力が採用されているにもかかわらず、目的物である含フッ素ビニルエーテルの収率は高々40%程度と低い。
【0006】
従って、高収率で含フッ素ビニルエーテルを得る方法の開発が望まれていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、アルコキシド化合物とテトラフルオロエチレンとの反応による含フッ素ビニルエーテルの製造において、その収率を向上する方法を開発すべく鋭意研究を重ねた。その結果、特定の混合溶媒を使用して上記反応を行うことにより、アルコキシド化合物とテトラフルオロエチレンから高収率で含フッ素ビニルエーテルを製造する方法を見いだし、本発明の完成するに至った。
【0008】
即ち、本発明は、テトラフルオロエチレンとアルコキシド化合物とを、アルコキシド化合物を溶解する溶媒(以下、第一溶媒という)とアルコキシド化合物を実質的に溶解せず、生成物である含フッ素ビニルエーテルを溶解する溶媒(以下、第二溶媒という)からなる混合溶媒中で反応させることを特徴とする含フッ素ビニルエーテルの製造方法である。
【0009】
本発明において、原料の一方はアルコキシド化合物である。このアルコキシド化合物は、公知のものが特に制限されることなく使用できるが、特に本発明において好適に採用されるアルコキシド化合物としては下記一般式(1)
RfCH2OM (1)
(但し、Rfはハロゲン化炭化水素基であり、Mはアルカリ金属である。)
で示されるアルコキシド化合物が挙げられる。そして更に、上記一般式(1)で示されるアルコキシド化合物は、Rfのハロゲン化炭化水素基が下記一般式(2)
−Cabcd (2)
(但し、Xはハロゲン原子であり、a及びcは1以上の整数であり、b及びdは0以上の整数であり、且つb+c+d≦2a+1となる関係を満足する。)で示されるフッ素化炭化水素基であるものが好ましい。また、前記一般式(1)中、Mで示されるアルカリ金属はNa、K、Cs等が好適に採用される。更に、Xのハロゲン原子としては、塩素原子が好適に採用される。
【0010】
上記した通り、前記一般式(1)中、Rfはハロゲン化炭化水素基であればよいが、本発明においては、ハロゲン化炭化水素基は前記一般式(2)で示させるフッ素化炭化水素基が好適である。上記式中のaは1以上の整数であればよいが、原料のアルコールの入手の容易さから、aは1〜10の整数であることが好ましい。上記式中cは1以上の整数であればよく、b及びdはそれぞれ0以上の整数であればよく、b+c+d≦2a+1となる関係を有する。
【0011】
本発明において更に好適に用いられるアルコキシド化合物を具体的に例示すると、CF3CH2ONa、CF3CF2CH2ONa、CF3(CF22CH2ONa、CF3(CF23CH2ONa、CF3(CF24CH2ONa、CF3(CF25CH2ONa、CF3(CF26CH2ONa、HCF2CF2CH2ONa、H(CF24CH2ONa、ClCF2CF2CH2ONa、CF3CH2OK、CF3CF2CH2OK、CF3(CF22CH2OK、CF3(CF23CH2OK、CF3(CF24CH2OK、CF3(CF25CH2OK、CF3(CF26CH2OK、HCF2CF2CH2OK、H(CF24CH2OK、ClCF2CF2CH2OK、CF3CH2OCs、CF3CF2CH2OCs、HCF2CF2CH2OCs等を挙げることができる。
【0012】
前記一般式(1)で示されるアルコキシド化合物は、市販品をそのまま用いてもよいし、下記一般式(3)
RfCH2OH (3)
(但し、Rfは、前記一般式(1)と同じである。)
で示されるアルコールとアルカリ金属、アルカリ金属水素化物、またはアルカリ金属アミド化合物との反応によって得たものを用いてもよい。
【0013】
上記のようにアルコールとアルカリ金属、アルカリ金属水素化物、またはアルカリ金属アミド化合物とを反応させてアルコキシド化合物を製造する場合は、本発明の反応に先だって同一の反応系中でアルコキシド化合物を製造しておき、そのまま本発明を実施してもなんら差し支えない。
【0014】
本発明において製造される含フッ素ビニルエーテルは、一方の原料であるテトラフルオロエチレンのフッ素原子の1個がもう一方の原料であるアルコキシド化合物のアルコキシ基で置換された構造となる。原料として前記一般式(1)で示されるアルコキシド化合物を用いた場合、本発明の方法によって製造される含フッ素ビニルエーテルは下記一般式(4)
RfCH2OCF=CF2 (4)
(但し、Rfは、前記一般式(1)と同じである。)
で示される含フッ素ビニルエーテルである。
【0015】
本発明の最大の特徴は、上記テトラフルオロエチレンとアルコキシド化合物との反応を特定の混合溶媒中で行うことにある。
【0016】
まず、第一溶媒は原料であるアルコキシド化合物を溶解するものであり、該溶媒は、反応において実質的に不活性であるものが好適に使用される。本発明の第一溶媒はアルコキシド化合物を溶解可能であれば、その溶解度は特に制限されないが、一般にはアルコキシド化合物を0.05〜5モル/l溶解するものが好ましく、更に好適には0.1〜2モル/l溶解するものが好適である。本発明において好適に採用される溶媒を例示すると、ジエチルエーテル、グライム類等の直鎖状エーテル;ジオキサン、テトラヒドロフラン等の環状エーテル;更にはベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素化合物を挙げることができ、このうち特にジオキサン、テトラヒドロフランを好適に用いることができる。
【0017】
次に、第二の溶媒は、原料であるアルコキシド化合物を実質的に溶解しないことが必要である。一般には、第二溶媒に対するアルコキシド化合物の溶解度が、好ましくは0.05モル/l以下であり、更に好ましくは0.01モル/l以下である。かかる溶解度がこの値より大きい場合は、反応条件によってはテトラフルオロエチレン1モルに対して、アルコキシド化合物が2又は3モル付加して得られる多付加体が多量生成するするために好ましくない。
【0018】
また、第二溶媒は生成物である含フッ素ビニルエーテルを溶解するものであることが必要である。具体的には体積比で第一溶媒と第二溶媒の1:1混合物への含フッ素ビニルエーテルの分配比を測定したとき、含フッ素ビニルエーテルの第一溶媒中の存在量の0.3倍以上が第二溶媒中へ存在し得る程度の溶解度を有していれば良い。更には、第二溶媒は前述した第一溶媒と完全には混合しないことが望ましい。好ましくは、第二溶媒の第一溶媒への溶解度は好適には25容量(vol)%以下であり、更には10vol%以下であり、かかる溶解度を有する第二溶媒を選択することにより、より高収率で含フッ素ビニルエーテルを得ることができる。
【0019】
本発明において好適に採用される第二溶媒を例示すると、パーフルオロカーボン、パーフルオロアミン、パーフルオロエーテル等のパーフルオロ化合物、又部分フッ素化物であるフルオロハイドロ化合物、更には一部が塩素で置換されたクロロフルオロハイドロ化合物、クロロフルオロ化合物等が挙げられる。
【0020】
第一溶媒と第二溶媒の使用比は特に制限されないが、一般には体積比で1:10〜10:1の範囲でおこなわれる。
また、本発明において、反応系内の水分の存在は、前記一般式(1)で示されるアルコキシド化合物の分解を起こすのみならず、副生成物の増加を招くために目的物の収率低下を引き起こす恐れがある。従って、溶媒は予め脱水、乾燥しておくことが好ましい。
【0021】
本発明において、反応圧力は特に限定されるものではないが、あまり高圧の場合、装置的にかなり高価となる欠点が生じてくる。したがってテトラフルオロエチレンの圧力は1〜30kg/cm2−Gが実際的であり、特に好ましくは、反応速度等を考慮すると5〜20kg/cm2−Gである。また、テトラフルオロエチレンは、反応の初期に反応器中に封じ込み、反応中には供給しない方法を採用することもできるし、また、反応器中に連続または間欠的に供給することもできる。
【0022】
次に、反応温度は特に制限されるものではなく、反応速度に応じて反応温度を選べば良いが、一般には0〜120℃の範囲であり、特に20〜80℃の範囲であることが好適である。
【0023】
本発明において、テトラフルオロエチレンに比較的高い圧力をかけた場合にその重合反応が起こる恐れがあるが、このような場合には重合を防止するために重合禁止剤を反応系に添加することが好ましい。重合禁止剤は反応に先だって反応器に入れておいても良いし、導入するテトラフルオロエチレンに同伴させて導入しても良い。用いられる重合禁止剤は実質的にテトラフルオロエチレンの重合を防止するための化合物であればなんら制限なく採用できる。本発明において用いられる重合禁止剤を例示すると、リモネン、ピネン、シメン、テルピネン等を挙げることができる。
【0024】
ここで、本発明においてテトラフルオロエチレンとアルコキシド化合物の混合方法は特に制限はされないが、その方法を例示するならば、反応容器中に予めアルコキシド化合物を溶媒に溶かしておき、これにテトラフルオロエチレンを短時間に導入する方法を採用することもでき、また、予め、テトラフルオロエチレンおよびアルコキシド化合物を別々に溶媒に溶解させておき、これを連続して接触させ混合することもでき、更にはアルコキシド化合物を含有する溶液に対し連続的にテトラフルオロエチレンを吹き込みつつ反応をおこなうことも可能である。
【0025】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば原料であるアルコキシド化合物を溶解する溶媒とアルコキシド化合物を実質的に溶解せず生成物である含フッ素ビニルエーテルを溶解する溶媒からなる混合溶媒中で反応を行うことによって、テトラフルオロエチレン1モルに対して、アルコキシド化合物が2又は3モル付加して得られる多付加体の生成が極めて効果的に抑えられ、目的とする含フッ素ビニルエーテルを高収率で得ることができる。
【0026】
【実施例】
本発明を更に詳細に説明するために以下実施例を示すが、本発明はこれら実施例によってなんら制限をうけるものではない。
【0027】
実施例1
容量300mlの四つ口フラスコ中にNaH6.50g、および第一溶媒として使用する1,4-ジオキサン95.0gを入れ、攪拌を開始し、これに、2,2,3,3,3-ペンタフルオロプロパノール32.0g、1,4-ジオキサン32.0gの混合溶液を滴下し、アルコキシド化合物を調整した。
【0028】
次に、容量500mlのステンレス製の反応容器に上記アルコキシド化合物溶液を移送し、次に、第二溶媒として使用するパーフルオロトリブチルアミンを330g加えた。これを密閉し、液体酸素で冷却後、脱気を行った。次に、反応器を60℃まで昇温し、攪拌を開始した。
【0029】
次に、テトラフルオロエチレンを反応器へ10kg/cm2−Gまで導入した。その後も反応器の圧力が10kg/cm2−Gになるようにテトラフルオロエチレンを供給しつつ反応を行った。
【0030】
尚、上記アルコキシド化合物の1,4-ジオキサンへの溶解度は0.3mol/lであり、また、パーフルオロトリブチルアミンへの溶解度は0.01mol/l以下であった。また、体積比で第一溶媒である1,4-ジオキサンと第二溶媒であるパーフルオロトリブチルアミンの1:1混合物への含フッ素ビニルエーテルの分配比は1.00:0.54であり、パーフルオロトリブチルアミンの1,4-ジオキサンへの溶解度は0.1vol%以下である。
【0031】
70分後、テトラフルオロエチレンの吸収が止まったところで脱圧し、反応器を加熱して蒸留によりCF3CF2CH2OCF=CF2を34.3g得た。収率は原料の2,2,3,3,3-ペンタフルオロナトリウムプロポキシド基準で70%であった。
【0032】
実施例2
容量300mlの四つ口フラスコ中にNaH6.50g、および第一溶媒として使用する、1,4-ジオキサン97.1gを入れ、攪拌を開始し、これに、2,2,3,3,3-ペンタフルオロプロパノール32.0g、1,4-ジオキサン32.0g混合溶液を滴下し、アルコキシド化合物を調整した。
【0033】
次に、容量500mlのステンレス製の反応容器に上記アルコキシド化合物溶液を移送した後、第二溶媒として使用するパーフルオロヘプタンを308.7g加えた。これを密閉し、液体酸素で冷却後、脱気を行った。
【0034】
次に、反応器を60℃まで昇温し、攪拌を開始した。次に、テトラフルオロエチレンを反応器へ10kg/cm2−Gまで導入した。その後も反応器の圧力が10kg/cm2−Gになるようにテトラフルオロエチレンを供給しつつ反応を行った。
【0035】
尚、上記アルコキシド化合物の1,4-ジオキサンへの溶解度は0.3mol/lであり、また、パーフルオロヘプタンへの溶解度は0.01mol/l以下であった。また、体積比で第一溶媒である1,4-ジオキサンと第二溶媒であるパーフルオロヘプタンの1:1混合物への含フッ素ビニルエーテルの分配比は1.00:1.30であり、パーフルオロヘプタンの1,4-ジオキサンへの溶解度は0.4vol%である。
【0036】
70分後、テトラフルオロエチレンの吸収が止まったところで脱圧し、反応器を加熱して蒸留によりCF3CF2CH2OCF=CF2を35.8g得た。収率は原料の2,2,3,3,3-ペンタフルオロナトリウムプロボキシド基準で73%であった。
【0037】
比較例
容量300mlの四つ口フラスコ中にNaH6.50g、および1,4-ジオキサン96.2gを入れ、攪拌を開始し、これに、2,2,3,3,3-ペンタフルオロプロパノール32.0g、1,4-ジオキサン32.0g混合溶液を滴下し、アルコキシド化合物を調整した。次に、容量500mlのステンレス製の反応容器に上記アルコキシド化合物溶液を移送し、これを密閉し、液体酸素で冷却後、脱気を行った。次に、反応器を60℃まで昇温し、攪拌を開始した。次に、テトラフルオロエチレンを反応器へ10kg/cm2−Gまで導入した。その後も反応器の圧力が10kg/cm2−Gになるようにテトラフルオロエチレンを供給しつつ反応を行った。
【0038】
40分後、テトラフルオロエチレンの吸収が止まったところで脱圧し、反応器を加熱して蒸留によりCF3CF2CH2OCF=CF2を24.0g得た。収率は原料の2,2,3,3,3-ペンタフルオロナトリウムプロボキシド基準で49%であった。
【0039】
実施例3
第一溶媒としてテトラヒドロフラン70.0g、アルコール化合物に1,1ージヒドロパーフルオロヘキサノール50.0gを用い、第二溶媒のパーフルオロヘプタンを450.2g用いた以外は実施例2と同様に反応を行った。
【0040】
尚、上記アルコキシド化合物のテトラヒドロフランへの溶解度は0.1mol/lであり、体積比で第一溶媒であるテトラヒドロフランと第二溶媒であるパーフルオロヘプタンの1:1混合物への含フッ素ビニルエーテルの分配比は1.00:1.15であり、パーフルオロヘプタンのテトラヒドロフランへの溶解度は0.7vol%である。
【0041】
45分後、テトラフルオロエチレンの吸収が止まったところで脱圧し、反応器を加熱して蒸留によりCF3(CF24CH2OCF=CF2を41.2g得た。収率は原料の1,1-ジヒドロパーフルオロナトリウムヘキソキシド基準で65%であった。

Claims (1)

  1. テトラフルオロエチレンとアルコキシド化合物とを、アルコキシド化合物を溶解する溶媒とアルコキシド化合物を実質的に溶解せず、生成物である含フッ素ビニルエーテルを溶解する溶媒とよりなる混合溶媒中で反応させることを特徴とする含フッ素ビニルエーテルの製造方法。
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