JP3796267B2 - 少なくとも1つの緩衝領域と2つのクリーンエアカーテンにより2つの領域を動的に分離する装置 - Google Patents
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Description
本発明は、異なる環境が存在する少なくとも2つの領域を動的に分離して、封じ込めを破ることなく物体または製品を一方の領域から他方の領域へ高速で移送することを可能にするために使用する装置に関する。
本発明の工程は、多くの産業分野で使用することができる。
したがって、本工程は、物体または製品の頻繁な通過を可能にするために相互に連絡している領域に異なる環境を維持しなければならない全ての産業(食品加工、医療、生命工学、先端技術、原子力、化学など)に適用可能である。「環境」という用語は、特に空気力学的条件、気体および粒子濃度、温度、相対湿度を指す。
先行技術
現時点では、例えば物体を搬入、搬出するために相互に連絡している2つの領域を動的に分離するために、2種類の解決策がある。これらの2種類とは、換気による保護およびエアカーテンによる保護である。
換気による保護は、保護領域の圧力が汚染領域内部の圧力より高くなるように、2つの領域に圧力差を人工的に作ることから成る。したがって、保護領域が、周囲の空気によって汚染される可能性のある製品を包含する場合には、分離領域の出入口から吹き出す層流が、保護される領域に噴射される。反対に、汚染された空間から外部の人間および環境を保護する必要がある場合には、この汚染空間内の空気を排気することによって、動的コンファインメントが達成される。それぞれの場合に、経験則によれば、汚染が、保護領域に伝えられるのを防止するためには、2つの領域を連絡する開口部の平面において、0.5m/sの最小換気速度が必要である。
しかし、この換気保護技術の有効性は、特にいわゆる「侵害」の状況、すなわち2つの領域間で物体の移送が行われる場合には、完全ではない。さらに、この種の保護は、汚染された外部雰囲気または汚染された領域全体から保護される領域全体を処理し管理することを必要とする。処理し管理する領域が大きい場合、これは特に高額の投資および運転費に繋がることになる。最後に、換気によるこの保護技術では、一方向の保護しか得ることができない。言い換えれば、それは、汚染の伝達が一方向にだけおきる場合にのみ有効である。
エアカーテン保護技術は、1つまたは幾つかの隣接するクリーンなエアジェットを2つの領域間に位置する分離領域に向けて同一方向に同時に噴射することから成り、これは、保護領域と汚染領域との間に無形の扉を形成する。
攪乱平面射出流の理論によれば、平面エアジェットは2つの分離領域、すなわち遷移領域(または中核領域)および展開領域で構成されることに注意されたい。
遷移領域は、クリーンな空気を噴射するノズルに隣接するジェットの中心部に対応する。噴射された空気とジェットの両側の空気との間の混合が無いこの領域内では、速度ベクトルは一定である。分離領域の平面に垂直な面における断面を考察すると、遷移領域の幅は、ノズルからの距離が大きくなるにつれて、徐々に減少する。本文の残部全体を通してこの遷移領域を「舌」と呼ぶのは、この理由による。
ジェットの展開領域とは、このジェットの遷移領域の外部に位置する部分である。このジェット展開領域では、外部の空気がジェット流に取り込まれる。この結果、速度ベクトルの変動および空気の混合が生じる。この展開領域内においてジェットの両方の表面で空気が取り込まれることは、「誘導」と呼ばれる。こうしてエアジェットはその各表面で、考慮されるジェットの噴射流量に依存する空気流を誘導する。
フランス特許出願公開FR-A-2 530 163およびFR-A-2 652 520は、汚染された領域をクリーンな領域から分離するためのエアカーテンを提示している。どちらの場合も、エアカーテンは同一方向に吹き付ける2つの隣接するクリーンなエアジェットから成る。より正確には、動的分離は、舌が開口部を完全に覆った場合の相対的に低速な第1ジェット(「低速ジェット」という)によって得られる。第2ジェット(「高速ジェット」という)は低速ジェットより高速であり、低速ジェットと領域の間に設置される。その機能は、低速ジェットを高速ジェットと接触させる吸込み効果によって低速ジェットを安定化させることである。
これらの文献では、低速ジェット噴射ノズルの幅が保護すべき開口部の高さの少なくとも6分の1に等しいときに、低速ジェットの舌はどんな開口部でも覆うのに充分な長さであることが指摘される。
フランス特許出願公開FR-A-2 652 520はまた、保護されるクリーン領域内で、要求に応じて温度制御されたクリーンな換気用空気を同時に噴射することも提示している。このクリーンな換気用空気は、クリーンな換気用空気と接触する高速ジェットの表面によって誘導される速度とほぼ等しい速度で噴射しなければならないことに注意されたい。
さらに、フランス特許出願公開FR-A-2 659 782は、フランス特許出願公開FR-A-2 530 163およびFR-A-2 652 520で使用される2つのクリーンなエアジェットに第3の相対的に低速のクリーンなエアジェットを追加し、同一方向の2つの隣接する低速ジェットの間に高速ジェットを配置することを提示している。そうすることで、この領域における誘導が、2つのジェットによるエアカーテンの場合のように高速ジェットの展開領域によってではなく、低速ジェットの1つの展開領域によって生じるという事実に起因して、保護領域内部に噴射されるクリーンな換気用空気の流量は大幅に低下する。さらに、前者の文献の場合とは異なり、動的封じ込めが両方向にもたらされる。
国際特許出願WO-A-96 24011もまた、封じ込められた雰囲気を包含するチャンバが、ガスカーテンを具備する1つまたは2つの開口部を介して同一外部雰囲気と連絡する装置を記載している。各ガスカーテンは、フランス特許出願公開FR-A-2 530 163およびFR-A-2 652 520に記載された高速ジェットによって支持される低速ジェットで形成される。チャンバは、その内部における反応物の噴射による製品の連続処理に使用することができる。製品は、外部雰囲気からこのチャンバの閉じ込められた雰囲気内に移動し、その中で処理された後、再び外部雰囲気へ取り出される。
これらの様々な文献に記載されたエアカーテン技術の改善にもかかわらず、物体または製品を異なる環境が存在する2つの領域の間で、封じ込めを破ることなく高速で移送する問題は、特に2つの領域の間に相互汚染の危険性がある場合には、既知のいかなる装置によっても充分には解決されていない。
発明の概要
さらに詳しくは、本発明の対象は、異なる環境が存在する少なくとも2つの領域を動的に分離するための装置であって、2つの領域の間に相互汚染の危険性がある場合であっても、封じ込めを破ることなく、これらの領域の間で物体または製品の高速移送を可能にする装置である。
本発明によれば、この結果は、異なる環境が存在する少なくとも2つの領域を分離する動的分離装置であって、それが
− 分離される領域間の連絡のために使用される、制御された雰囲気を持つ少なくとも1つの緩衝領域と、
− これらの領域の間にエアカーテンを形成するために各対の隣接連絡領域の間に配置され、領域間の連絡を完全に遮断する舌を構成する第1の相対的に低速のクリーンなエアジェットと、前記第1ジェットと同一方向でありかつ前記緩衝領域の側でそれに隣接する第2の相対的に高速のクリーンなエアジェットとから成る動的閉込め手段と、
を含むことを特徴とする動的分離装置によって達成される。
「制御された雰囲気を持つ」という表現は、緩衝領域に存在する温度、相対湿度、空気力学条件、気体および粒子濃度等のような全ての特徴が制御されることを意味する。
「隣接連絡領域」という表現は、分離される領域および緩衝領域によって形成される複合領域において、相互に直接連絡する2つ1組の領域を意味する。したがって、装置が分離される2つの領域の間に配置された単一の緩衝領域を含む場合、各々単一緩衝領域および分離領域の1つによって形成される2対の隣接連絡領域が存在する。幾つかの緩衝領域が存在する場合には、2つの緩衝領域で形成される隣接連絡領域が少なくとももう1対存在する。
分離される領域間の幾つかの緩衝領域の1つと、隣接連絡領域間のクリーンエアの少なくとも2つのジェットから形成されるエアカーテンとから成る構成は、制御された環境領域のどちらかに存在する汚染物質が他方の制御された環境領域に到達することおよびその逆を防止しながら、物体または製品が高速で移送されることを可能にする。こうして各緩衝領域は、分離される領域間の動的ロックとして作用する。
各対の隣接連絡領域間に挿入される動的閉込め手段は、各エアカーテンの第2(高速)ジェットが、第1(低速)ジェットと接触する第2ジェットの表面によって誘導されるエア流量が第1ジェット噴射速度の2分の1未満、好ましくはほぼそれに等しくなるような流量で噴射されるようにすることが好ましい。
1つの特定の実施形態では、これらの動的閉込め手段は、各エアカーテンが、第1および第2ジェットと同一方向であり、かつ緩衝領域と同じ側で第2(高速)ジェットに隣接する相対的に低速な第3ジェットを含むようにする。そうすると、この第3ジェットは領域間の連絡を完全に遮断する舌を構成し、それは第1ジェットの噴射流量と実質的に等しい流量で噴射されるので、第1ジェットおよび第3ジェットとそれぞれ接触する第2ジェットの表面によって誘導されるエア流量が、ジェットの噴射流量の2分の1未満、または好ましくはほぼ等しくなる。
実際には、各々の動的閉込め手段は、少なくとも2つの隣接する給気ノズルと、給気ノズルの方を向き、かつそれらに平行な平面内に配置された吸気グリルとを含む。給気ノズルおよび吸気グリルは、緩衝領域の上部表面および下部表面と一直線に配置すると好都合である。
エアカーテンを通して部分的に違反状況にある装置の挙動をさらに改善するために、緩衝領域は、クリーンな空気をこの領域内に噴射する噴射手段を随伴するブロワシーリングのような換気装置を含むことが好ましい。そうすると、これらの噴射手段からの流量は、エアカーテンのジェットの各々の表面が緩衝領域と接触することによって誘導される空気流量の少なくとも総和に等しい。さらに、噴射手段からの流量は、緩衝領域の両端の平面の面積を横切る0.1m/sの最小速度が得られるようにする。
この場合、緩衝領域はその下部表面全体に分配された吸気グリルをも含む。そうすると、噴射手段からの流量は、吸気グリルによって引き出される空気流量と、エアカーテンの各々の表面が緩衝領域と接触することによって誘導される空気流動との少なくとも総和に等しい。さらに、噴射手段からの流量は常に、緩衝領域の両端の平面の面積を横切る方向に0.1m/sの最小速度を得るのに充分でなければならない。この構成は特に、緩衝領域が分離される領域間を移送される物体または製品に基本的操作(比例配分、パッケージング等)を実行するのに使用される場合に対応する。
後者の場合、分離される領域の間に幾つかの緩衝領域を直列に配置することができる。そうすると、2つの緩衝領域の間に挿入されるエアカーテンは、隣接給気ノズルの幅に等しい幅を持つ側壁によって境界を定められる。
さらに、装置に使用される緩衝領域の数に関係なく、緩衝領域と分離される領域の1つとの間に挿入されるエアカーテンは、これらのエアカーテンの少なくとも最大厚さに等しい幅を持つ側壁によって境界を定められる。
【図面の簡単な説明】
次に、本発明の様々な実施形態の幾つかの非制限的例を、以下の添付の図面に関連して説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に従って2つの隣接するクリーンなエアジェットで各々形成される2つのエアカーテンを介して、制御された環境を持つ2つの領域間の連絡を提供する単一緩衝領域の使用を図式的に示す斜視図である。
図2は、本発明の第2実施形態に従って各エアカーテンが3つの隣接するクリーンなエアジェットで形成される場合を示す、図1に匹敵する斜視図である。
図3は、制御された環境を持つ2つの領域間における直列の幾つかの緩衝領域の使用、および各対の隣接する連絡領域間におけるエアカーテンの挿入を図式的に示す斜視図である。
様々な実施形態の詳細な説明
図1は、符号10aおよび10bで表示される2つの領域を示す。そこには異なる環境が存在し、かつそこでは物体または製品を高速で少なくとも一方向に移送することができなければならない。これらの領域10aおよび10bは、本文の残部全体を通して「分離される領域」または「制御された環境を持つ領域」と呼ばれる。例えば、物体または製品を領域10aから領域10bへ高速で移送しなければならないと、非制限的に想定する。
領域10aおよび10bは気密表面(図示せず)によって境界を定められ、各領域内の環境は異なる。言い換えると、特に気体および粒子濃度、エアローリック条件、温度、相対湿度等のような特性の少なくとも1つが2つの領域で異なる。
本発明では、領域10aおよび10bは少なくとも1つの動的分離システムを介して相互に連結され、図1に示す実施形態では、該システムは緩衝領域12を含み、領域10aおよび10bはそれを介して連絡する。さらに正確には、緩衝領域12は制御された雰囲気を有する領域、言い換えると、気体および粒子濃度、エアローリック条件、温度、相対湿度等のような様々なパラメータが制御される領域である。
本発明に係る動的分離装置はまた、図1で符号14aおよび14bによって一般的に表示される動的閉込め手段をも含む。これは、領域10aと緩衝領域12の間、および緩衝領域12と領域10bの間に、言い換えると設備における各対の隣接連絡領域の間にそれぞれ挿入される。
動的閉込め手段14aは、領域10aと緩衝領域12の間に第1エアカーテン16aを形成する。同様に、動的閉込め手段14bは、緩衝領域12と制御された環境を持つ領域12bとの間に第2エアカーテン16bを形成する。
図1に図式的に示すように、緩衝領域12は、矩形断面を有する水平方向の通路を形成するために気密表面によって境界を定められ、その両端は、動的閉込め手段14aおよび14bによって形成されるエアカーテン16aおよび16bを介して領域10aおよび領域10bに通じている。
緩衝領域12の上部水平表面は、ブロワシーリング18を形成する。このブロワシーリング18は、クリーンな空気を所定の流量で緩衝領域12へ出力する噴射または換気手段(図示せず)を随伴する。後で示すように、この流量は、エアカーテン16aおよび16bの特性、および緩衝領域12に吸気グリルがあるか否かによって異なる。
図1に示す実施形態では、緩衝領域12の水平下部表面20は作業平面を形成する。変化例として、吸気グリルはこの下部表面20全体にわたって分配し、ブロワシーリング18を介して緩衝領域12へ噴射された換気用空気流量の一部を回収することができる。
ブロワシーリング18を形成するその上部水平表面、およびその下部水平表面20の他に、緩衝領域12は、同じく図1の面に垂直方向に平行に配列された2つの側壁22によって境界を定められる。
動的閉込め手段14aおよび14bは、これらの閉込め手段が使用されるときにエアカーテン16aおよび16bが形成されるように、緩衝領域12の境界を定める気密壁と一直線に配置される。
より正確には、図1に示す実施形態では、動的閉込め手段14aおよび14bは、相互に隣接しかつ同一方向の2つのクリーンなエアジェットで各々形成されるエアカーテン16aおよび16bを生成するように設計される。したがって、動的閉込め手段14aは、領域10a側でブロワシーリング18と一直線に緩衝領域12の幅全体にわたって伸長する2つの給気ノズル24aおよび26aを含む。同様に、動的閉込め手段14bは、領域10b側でブロワシーリング18と一直線に緩衝領域12の幅全体にわたって伸長する2つの給気ノズル24bおよび26bを含む。全ての給気ノズル24a、26a、24bおよび26bは、ブロワシーリング18の下部表面と一直線に配置された同一水平面に出力する。
動的閉込め手段14aはまた、給気ノズル24aおよび26aの表面に配置され、かつ緩衝領域12の幅全体にわたってその下部表面20と一直線に伸長する水平吸気グリル28aをも含む。同様に、動的閉込め手段14bはまた、給気ノズル24bおよび26bの下に配置され、かつ緩衝領域12の幅全体にわたってその下部表面20と一直線に伸長する水平吸気グリル28bをも含む。
各々の動的閉込め手段14aおよび14bは、それぞれ給気ノズル24aおよび26aならびに給気ノズル24bおよび26bを介して制御された速度および流量で空気を噴射する手段(図示せず)、およびノズルから噴射された全ての空気流量および誘導された空気流量をそれぞれ吸気グリル28aおよび28bを介して引き込む手段(図示せず)をも含む。
図1に図式的に示すように、緩衝領域12の境界を定める機密側壁22は、エアカーテンの側面のコンファインメントの破れを防止するために、エアカーテン16aおよび16bの少なくとも最大厚さに等しい長さだけこの領域の端部を超えて伸長する。
すでに示した通り、図1の実施形態は、各エアカーテン16aおよび16bが同一方向の2つの隣接するクリーンなエアジェットで形成される場合に対応する。2つのエアカーテン16aおよび16bは全く同一の特性を持ち、それについて今からより詳しく説明する。
動的閉込め手段14aおよび14bが使用されるとき、各々の給気ノズル24aおよび24bは相対的に低速のクリーンなエアジェットを出力し、それに対して舌30aおよび30bのみが示される。さらに、ブロワシーリングのノズル24aおよび24bと同じ側に配置された給気ノズル26aおよび26bの各々は、ノズル24aおよび24bによって出力されるジェットに比較して、相対的に高速のクリーンなエアジェットを出力する。図1は、これらの相対的に高速のジェットの舌32aおよび32bのみを示す。説明を簡素化するために、相対的に低速および相対的に高速なジェットは、本文の残部では「低速ジェット」および「高速ジェット」という。
吸気ノズル24a、26a、24b、および26bは緩衝領域12の幅全体にわたって伸長するので、エアカーテン16aおよび16bもまた、緩衝領域側壁22の間に緩衝領域の幅全体にわたって伸長する。
図1に図式的に示すように、ノズル24aおよび24bによって噴射される各々の低速ジェットは、その舌30a、30bが領域10aおよび10bにそれぞれ隣接する緩衝領域の端部における緩衝領域の断面全体を覆うような大きさにする。この結果は、舌30aおよび30bの範囲または長さが、緩衝領域12の高さと少なくとも同じ長さとなることを確実にすることによって得られる。これは、図の面に平行な各ノズル24aおよび24bの噴射スリツトの幅を、緩衝領域12の高さの少なくとも6分の1に、および好ましくは5分の1に等しくすることによって達成される。
さらに、攪乱を最小限にするため、および経済的な理由のために、ノズル24aおよび24bによって放出される各々の低速ジェットの速度は、0.5m/sに等しくすることが好都合である。低速ジェットの舌30aおよび30bの長さは緩衝領域12の高さの少なくとも2分の1に等しく、かつこれらのジェットは相対的に低速であるので、空気流は、コンファインメントを破ることなく、エアカーテン16aおよび16bを通過する物体または製品の輪郭の周囲を回る。
しかし、ノズル24aおよび24bによって噴射される低速ジェットの低速度は、これらのジェットが、もしこれらだけであったら、エアカーテン近くで発生するエアローリックまたは機械的外乱によって不安定になり、したがって領域10aおよび10bのコンファインメントが破れることを意味する。低速ジェットの各々に、ノズル26aおよび26bによって噴射される高速ジェットが追加されるのは、このためである。これらの高速ジェットの最高速度は低速ジェットを安定化し、したがって、各々のエアカーテン16aおよび16bによって形成される動的障壁を介して違反状況にある領域10aおよび10bの閉込め効率を向上する。非制限的例として、各高速ジェット給気ノズル26aおよび26bの幅は、低速ジェット給気ノズル24aおよび24bの幅の約40分の1に等しくすることができる。
エアカーテン16aおよび16bによって得られる障壁効果を最適化するために、ノズル26aおよび26bからの各高速ジェットの噴射流量は、ノズル24aおよび24bから噴射される低速ジェットと接触するこれらの高速ジェットの表面により誘導される空気流量が、これらの低速ジェットの噴射流量の2分の1未満または好ましくはほぼ等しくなるように調整することが好ましい。
すでに述べた通り、吸気グリル28aおよび28bは、それらの配置位置の上にある給気ノズルから吹き出される全部の空気および各エアカーテン16aおよび16bによって伴出される全ての空気を回収する。実際には、吸気グリル28aおよび28bから回収された空気は、給気ノズル24a、26a;24b、26bにサイン循環される前に、特定の浄化手段(図示せず)によって浄化することができる。次に、過剰な空気は、第2の特定的浄化の後、外部に放出される。
エアカーテンの垂直方向の向きを決定する吸気ノズルの水平方向の配列およびエアカーテンの方向を向いた吸気グリルの水平方向の構成は、各々の動的閉込め手段14aおよび14bを使用して得られる障壁効果を最適化するということに注目されたい。
さらに、ブロワシーリング18によってもたらされる緩衝領域12の内部換気は、この領域の浄化効果を生じる。この浄化効果は、領域10aおよび10bの間の動的分離の効率に、特にこれらの2つの領域間における物体または製品の移送速度が高い場合に、貢献する。
さらに正確には、エアカーテン16aおよび16bの各々が同一方向の2つの隣接するジェットで形成される図1に示す実施形態では、ブロワシーリング18から緩衝領域12に噴射されるクリーンな換気用空気流量は少なくとも、ノズル26aおよび26bから出力される高速ジェットによって、緩衝領域12と接触するこれらの高速ジェットの表面に誘導される空気流量と等しい。さらに、クリーンな換気用空気は、領域10aおよび10bに通じる緩衝領域12の両端の平面の面積を横切る空気速度が少なくとも0.1m/sに等しくなるような速度で、ブロワシーリング18から緩衝領域12内へ噴出される。
さらに、物理特性(温度、相対湿度、気体および粒子濃度等)は、緩衝領域12内で所定の雰囲気が確立されかつ維持されるように、適切な手段(図示せず)によって制御されることに注意されたい。この雰囲気は、考慮する適用分野によって、2つの領域10aおよび10bの1つの雰囲気と同一とすることができ、あるいはこの雰囲気とは異なるようにすることができる。
各々の吸気グリル28aおよび28bは、それぞれ給気ノズル24aおよび26aならびに24bおよび26bの総幅にほぼ等しい幅を持つ。しかし、この幅は、特にエアカーテン16aおよび16bを形成するジェットを垂直方向から逸脱させる傾向のある領域10aおよび10bの一部のエアローリック条件を考慮に入れて、変化させることができる。したがって、エアカーテンを形成するジェットが緩衝領域から外側に向かって逸脱する傾向があるときは、対応する吸気グリルの幅を緩衝領域12の内側の方向に減少することが好ましい。逆に、エアカーテンを形成するジェットが緩衝領域の内側に向かって逸脱する傾向があるときは、吸気グリルの幅を緩衝領域12の内側の方向に向かって増加しなければならない。
図2は、符号16′aおよび16′bによって表示される各エアカーテンが同一方向の隣接するクリーンな空気の3つのジェットから成るという事実ゆえに、図1の実施形態とは基本的に異なる本発明の第2実施形態を示す。
これは、符号14′aおよび14′bによって表示される動的閉込め手段の各々に、それぞれ給気ノズル24a、26a、ならびに24bおよび26b以外に、それぞれノズル26aおよび26bのブロワシーリング18の側に隣接する第3給気ノズル34aおよび34bを設けることによって達成される。さらに正確には、ノズル34aおよび34bは緩衝領域12の幅全体にわたって伸長し、それらの出力は他のノズル24a、26a;24b、26bと同一水平面内に、すなわちブロワシーリング18の下部表面の平面と一致する水平面に配列される。
動的閉込め手段14′aおよび14′bが実現されると、各々の給気ノズル34aおよび34bは、ノズル26aおよび26bによって放出される高速ジェットに対して相対的に低速の第3のクリーンなエアジェットを、この高速ジェットと緩衝領域12との間に出力する。これらの第3ジェットの舌を、図2に36aおよび36bとして示す。
ノズル34aおよび34bの寸法は、各々のエアカーテン16′aおよび16′bの第3ジェットの舌36aおよび36bが、緩衝領域12の断面全体を覆うように選択する。したがって、各々のノズル34aおよび34bの下部スリットは、図2の面に平行な断面で、緩衝領域12の高さの少なくとも6分の1、および好ましくは5分の1に等しい幅を持つ。実際には、ノズル24a、34aならびに24bおよび34bの幅は同一である。
図2に示す本発明の第2実施形態では、ノズル34aおよび34bによって出力される低速ジェットからの噴射流量は、ノズル24aおよび24bによって出力される低速ジェットからの噴射流量にほぼ等しくなるように調整される。したがって、ノズル26aおよび26bから出力される高速ジェットの表面が各々の低速ジェットと接触することにより、対応するエアカーテン内に誘導される空気流量は、これらの低速ジェットにおける噴射流量の2分の1未満であるか、またはほぼそれに等しいことが好ましい。
図2にも示すように、各々の吸気グリル28′aおよび28′bの幅はエアカーテン16′aおよび16′bの幅に適合されるので、それはこれらのエアカーテンを形成するノズルの全幅にほぼ等しい。領域10aおよび10bのうちの少なくとも1つにおけるエアローリック条件のために、エアカーテンが垂直方向から逸脱する傾向がある場合、図1に関連して前に述べたように、この幅は変化させることができることは明らかである。
図2に関連して短く説明した第2実施形態は、緩衝領域12と領域10aおよび10bの各々との間に、両方向の動的閉込めを提供する。さらに、ブロワシーリング18から噴射されるクリーンな換気用空気の流量は、かなり低下することができる。そうすると、ブロワシーリング18からの空気の噴射流量は、噴射ノズル24aおよび24bから放出される低速ジェットによって緩衝領域12と接触するこれらのジェットの表面に誘導される空気流量に少なくとも等しく、緩衝領域の両端部の平面の面積を横切る0.1m/sの最低速度が得られるようにする。
図1および図2に関連して上述した実施形態では、緩衝領域12は、領域10aおよび10bの間を移送される物体または製品に操作が実行されない受動領域である。
本発明の他の実施形態では、緩衝領域12は能動領域である。言い換えると、それは領域10aおよび10bの間を移送される物体または製品に基本的操作(比例配分、パッケージング等)を実行するために使用される。
そのときの動的分離装置の構成は、図1および図2に関連して上述した構成と同一である。しかし、吸気グリルは緩衝領域12の下部表面20全体に分散される。この吸気グリルの吸気速度は、例えば約0.1m/sと0.2m/sの間で変化する。そうすると、ブロワシーリング18からの内部換気供給流量は大きくなり、緩衝領域12と接触する各々のエアカーテンの表面によって誘導される空気流量と吸気グリルからの吸気流動との少なくとも総和に等しい。
さらに、この内部換気供給率は、緩衝領域の両端の平面の面積を横切る0.1m/sの最低速度に一致する必要がある。
ブロワシーリング18からの換気流量および吸気グリルからの吸気流量は、高くすることができることに留意されたい。しかし、その場合、設備の運転費は高くなる。
図3に図式的に示すように、物体または製品の移送中に、領域10aおよび10bの間で幾つかの連続個別操作(比例分配、パッケージング等)を実行することができる。この場合、本発明に係る動的分離装置は、直列に配置された幾つかの緩衝領域12を含み、領域10aおよび10bはこれらを介して連絡することができる。そうすると、各緩衝領域12は、上述の特徴と同様の特徴、特にブロワシーリング18およびその方向を向いた吸気グリル20′を有する。
この場合、符号14a、14b、および14cによって表示される動的閉込め手段は、各対の隣接連絡領域の間に挿入される。さらに正確には、動的閉込め手段14aは、領域10aと領域10aに通じる緩衝領域12との間に挿入され、動的閉込め手段14cは各対の隣接緩衝領域12の間に挿入され、動的閉込め手段14bは領域10bとこの緩衝領域に通じる緩衝領域12との間に挿入される。
動的閉込め手段14a、14b、および14cは相互に同一であり、これらは、事例によって、図1に関連して上述したように、あるいは図2に関連して上述したように形成することができる。
上述の通り、領域10aおよび10bを分離する動的閉込め手段14aおよび14bによって形成されるエアカーテンは、考慮するエアカーテンの最大厚さに少なくとも等しい幅を持つように、考慮する緩衝領域の領域10aおよび10b内に伸長する側壁22によって側面の境界を定められる。
一方、2つの連続緩衝領域12を分離する動的閉込め手段14cによって形成されるエアカーテンは、これらのエアカーテンを形成する給気ノズルの幅に等しい幅にわたるこれらの緩衝領域の側壁22の伸長によって側面の境界を定められる。
図3に一例として中央緩衝領域12の場合について示すように、単一緩衝領域で3つ以上の領域10a、10b、および10cの動的分離を実行できることに注目されたい。この場合、考慮する緩衝領域の側壁22の少なくとも1つに、1つまたは幾つかの開口部を形成し、各々の開口部を動的閉込め手段14dによって制御する。動的閉込め手段14dの特徴は、図1の動的閉込め手段14aおよび14b、または図2の動的閉込め手段14′aおよび14′bの特徴と同様である。
Claims (13)
- 異なる環境が存在する少なくとも2つの領域(10a、10b)を分離する動的装置において、
− 分離される領域間の連絡のために使用される、制御された雰囲気を持つ少なくとも1つの緩衝領域(12)と、
− これらの領域の間にエアカーテン(16a、16b、16′a、16′b)を形成するために各対の隣接連絡領域の間に挿入される動的封じ込め手段(14a、14b、14′a、14′b)であって、領域間の連絡を完全に遮断する舌(30a、30b)を構成する第1の相対的に低速のクリーンなエアジェットと、前記第1ジェットと同一方向でありかつ前記緩衝領域(12)の側でそれにほぼ接触するように隣接する第2の相対的に高速のクリーンなエアジェットとから成る前記動的閉込め手段、
を含む動的装置。 - 第1ジェットと接触する第2ジェットの表面によって誘導される空気流量が第1ジェットの噴射流量の約2分の1以下となるような流量で、第2ジェットが各エアカーテン(16a、16b、16′a、16′b)に噴射されるように、前記動的閉込め手段(14a、14b、14′a、14′b)を構成する請求項1記載の装置。
- 第1ジェットと接触する第2ジェットの表面によって誘導される空気流量が第1ジェットの噴射流量の2分の1にほぼ等しくなるような流量で、第2ジェットが各エアカーテンに噴射されるように、前記動的閉込め手段(14a、14b、14′a、14′b)を構成する請求項2記載の装置。
- 各エアカーテン(16′a、16′b)が第1および第2ジェットと同一方向でありかつ前記緩衝領域(12)の同じ側で前記第2ジェットに隣接する相対的に低速の第3ジェットを含み、前記第3ジェットが前記領域間の連絡を完全に遮断する舌(36a、36b)を含むと共に第1ジェットの噴射流量に実質的に等しい流量で噴射され、前記第1および前記第3ジェットとそれぞれ接触する前記第2ジェットの表面によって誘導される空気流量がジェットの噴射流量の2分の1未満であるか、または好ましくはほぼ2分の1に等しくなるように、前記動的閉込め手段(14′a、14′b)を構成する請求項1ないし3のいずれか1項記載の装置。
- 前記第1ジェットおよび前記第3ジェットとそれぞれ接触する前記第2ジェットの表面によって各エアカーテン内に誘導される空気流量が前記第1および前記第3ジェットの噴射流量の2分の1にほぼ等しくなるように、前記動的閉込め手段(14′a、14′b)を構成する請求項4記載の装置。
- 前記動的閉込め手段が、少なくとも2つの隣接給気ノズル(24a、26a、34a、24b、26b、34b)および相互に向き合いかつ2つの平行する平面内に配置された吸気グリル(28a、28b、28′a、28′b)を含む請求項1ないし5のいずれか1項記載の装置。
- 前記給気ノズル(24a、26a、34a、24b、26b、34b)および前記吸気グリル(28a、28b、28′a、28′b)が前記緩衝領域(12)の上部表面および下部表面(20)と一直線に配置される請求項6記載の装置。
- 前記緩衝領域(12)が噴射手段を随伴する換気装置(18)を含み、前記緩衝領域(12)と接触するエアカーテンジェットの表面(16a、16b、16′a、16′b)の各々によって誘導される空気流量の総和の少なくとも2分の1に等しい流量でクリーンな空気を緩衝領域に出力し、前記換気装置の噴射手段の噴射流量が緩衝領域の端部の平面の面積を横切る0.1m/sの最小速度を生じるようにして成る請求項1ないし7のいずれか1項記載の装置。
- 換気装置がブロワシーリング(18)を含む請求項8記載の装置。
- 前記緩衝領域(12)がその下部表面(20)全体に分散された吸気グリル(20′)を含み、噴射手段の流量が吸気グリル(20′)の空気流量と、前記緩衝領域(12)と接触する前記エアカーテンの各表面によって誘導される空気流量との総和に少なくとも等しい請求項8および9のいずれか1項記載の装置。
- 側壁(22)から成る幾つかの緩衝領域(12)が分離される領域(10a、10b)の間に直列に配置され、2つの緩衝領域(12)の間に挿入されるエアカーテンが側壁(22)の連続性によって境界を定められ、かつ緩衝領域(12)と分離される領域(10a、10b)の1つとの間に挿入されるエアカーテンがこれらのエアカーテンの少なくとも最大厚さに等しい幅を持つ側壁によって区画される請求項1ないし10のいずれか1項記載の装置。
- 側壁(22)から成る単一緩衝領域(12)が分離される領域(10a、10b)の間に挿入され、エアカーテンがこれらのエアカーテンの少なくとも最大厚さに等しい幅を有する側壁(22)の一部によって区画される請求項1ないし10のいずれか1項記載の装置。
- 緩衝領域の少なくとも1つにエアカーテンを生成し動的閉じこめ手段を形成する3つ以上の開口が形成されて成る請求項1ないし12のいずれか1項に記載の装置。
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