JP3796037B2 - 有機物処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、厨芥などの有機物を微生物等により処理する有機物処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種装置として、特開平8−141540号公報に記載された屋内設置型の装置が知られている。
【0003】
この装置は、処理槽内に投入された有機物の分解により発生する二酸化炭素等のガス及び水蒸気等を排気ファンを介して排気する排気口にダクトの一端を接続し、ダクトの他端を屋外に接続して処理槽内の空気をダクトを介して屋外に直接排気する構成となっている。
【0004】
しかしながら、排気口にダクトを接続することにより、通気抵抗が大きくなりダクトを介して排出される排気量が減少するため、外部に排出される水蒸気量が減少し、処理槽内が高湿度になり微生物の生息環境が悪化すると共に、排気量減少に伴い処理槽内に取り入れられる空気量が減少して微生物に供給される酸素量が不足し、微生物の活動が低下することにより有機物処理効率が悪くなる欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記欠点に鑑みなされたもので、ダクトを装着した場合でも長期にわたり安定した処理を行うことができる有機物処置装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための第1の手段は、担体及び有機物を収納する処理槽と、該処理槽内に配設され、処理槽内の収納物を攪拌する攪拌体と、前記処理槽内を加熱する加熱手段と、前記処理槽を覆う本体ケースと、該本体ケースに設けられ、処理槽内と連通する排出口と、前記処理槽内の空気を排出口を介して外部に排気する排気手段と、前記排出口に設けられたダクト取付部と、該ダクト取付部に着脱自在に装着されるダクトホルダーと、該ダクトホルダーに連通するダクトとを備え、前記ダクトホルダーのダクト取付部への装着を検出する検出手段を設け、検出手段の出力に基づいて排気手段の風量を増大させる制御手段を設けたことを特徴とする。
【0007】
上記課題を解決するための第2の手段は、担体及び有機物を収納する処理槽と、該処理槽内に配設され、処理槽内の収納物を攪拌する攪拌体と、前記処理槽内を加熱する加熱手段と、前記処理槽を覆う本体ケースと、該本体ケースに設けられ、処理槽内と連通する排出口と、前記処理槽内の空気を排出口を介して外部に排気する排気手段と、前記排出口に設けられたダクト取付部と、該ダクト取付部に着脱自在に装着されるダクトホルダーと、該ダクトホルダーに連通するダクトとを備え、ダクトホルダーのダクト取付部への装着を検出する検出手段をダクト取付部近傍に設けた検出部とダクトホルダーに設けた被検出部とで構成し、ダクトホルダーを上下反転装着可能な対象形状に形成すると共に、被検出部をダクトホルダーの対象位置に設け、検出手段の出力に基づいて排気手段の風量を増大させる制御手段を設けたことを特徴とする。
【0008】
上記課題を解決するための第1の手段または第2の手段において、前記検出手段を、ダクト取付部近傍に設けたリードスイッチと、ダクトホルダーに設けたマグネットとにより構成することが好ましい。
【0009】
上記課題を解決するための第3の手段は、担体及び有機物を収納する処理槽と、該処理槽内に配設され、処理槽内の収納物を攪拌する攪拌体と、前記処理槽内を加熱する加熱手段と、前記処理槽を覆う本体ケースと、該本体ケースに設けられ、処理槽内と連通する排出口と、前記処理槽内の空気を排出口を介して外部に排気する排気手段と、前記排出口に設けられたダクト取付部と、該ダクト取付部に着脱自在に装着されるダクトホルダーと、該ダクトホルダーに連通するダクトとを備え、前記ダクト取付部近傍に排気手段の風量を増大させるスイッチを設けると共に、ダクトホルダーのダクト取付部への装着によりスイッチを操作する操作部をダクト取付部に設けたことを特徴とする。
【0010】
上記課題を解決するための第4の手段は、担体及び有機物を収納する処理槽と、該処理槽内に配設され、処理槽内の収納物を攪拌する攪拌体と、前記処理槽内を加熱する加熱手段と、前記処理槽を覆う本体ケースと、該本体ケースに設けられ、処理槽内と連通する排出口と、前記処理槽内の空気を排出口を介して外部に排気する排気手段と、前記排出口に設けられたダクト取付部と、該ダクト取付部に着脱自在に装着されるダクトホルダーと、該ダクトホルダーに連通するダクトとを備え、前記ダクト取付部近傍に排気手段の風量を増大させるスイッチを設け、ダクトホルダーを上下反転装着可能な対象形状に形成すると共に、ダクトホルダーのダクト取付部への装着によりスイッチを操作する操作部をダクトホルダーの対象位置に設けたことを特徴とする。
【0011】
上記課題を解決するための第3の手段または第4の手段において、前記ダクトホルダーをダクト取付部にスライドさせて装着する構成とし、前記スイッチをシーソ式のスイッチで構成すると共に、前記操作部を突部により構成することが好ましい。
【0012】
上記課題を解決するための第3の手段または第4の手段において、前記ダクトホルダーをダクト取付部にスライドさせて装着する構成とし、前記スイッチを押しボタン式のスイッチで構成すると共に、前記操作部をテーパー部により構成することが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の第1実施の形態を図1乃至図8に基づいて以下に詳述する。
【0014】
1は上部処理槽2と下部処理槽3とで構成され、おがくず等の木質細片及び活性炭からなる担体4を収納する上面開口の処理槽である。5は前記処理槽1内の有機物が堆積される位置に対応する処理槽1外面に装着された面状ヒータで、図示しないサーミスタにより、処理槽1内を微生物の活動最適温度範囲内に維持するように制御されている。6は前記面状ヒータ5を覆うグラスウール等からなる断熱材で、面状ヒータ5の熱が外部に逃げることを防止している。
【0015】
7は前記処理槽1底面に形成された開口である。8は前記処理槽1上部に設けられた吸込口で、処理槽1外面と後述する本体ケースとの間に形成した空気流路を介して後述する吸気口11に連通している。
【0016】
9は合成樹脂製の下ケースで、前記処理槽1を載置するようになっており、後述する上ケース30とで本体ケースを構成している。10は前記下ケース9両側に形成された脚部で、脚部10によって下ケース9底面と設置面の間に間隙を形成すると共に、一方の脚部10内には後述する電動機13を収納している。11は前記下ケース9背面側に形成された吸気口である。
【0017】
12は前記処理槽1の一側面に装着される金属製の補強板である。13は電動機で、前記下ケース9に形成された一方の脚部10内に配設され、前記補強板11に装着されている。前記電動機13は、減速機構部14により電動機13の回転を減速して後述する攪拌体15を所定時間毎に一定時間回転駆動するようになっている。
【0018】
15は前記処理槽1内に回転自在に配設された攪拌体で、処理槽1両側面を貫通し、処理槽1に固定された軸受16に回転自在に軸支された攪拌軸17と、攪拌軸17に固定される複数の攪拌翼18とから構成されている。
【0019】
19は前記上部処理槽2に形成され、後述する上ケース30内壁に近接する突状部で、外面からの押圧による上ケース30の変形を突状部19で受けることにより防止するようになっている。
【0020】
20は支持板で、前記減速機構部14上方の上部処理槽2に装着されると共に、突状部19に形成された支持脚21により支持されている。前記支持板20は処理槽1内の空気を強制的に外部に排出する排気ファン22と面状ヒータ5、排気ファン22及び電動機13等を制御する制御部23を載置している。24は前記制御部23を覆うカバーで、支持板20に形成され、制御部23と排気ファン22とを仕切るリブ25に当接している。
【0021】
26は前記処理槽1上部に設けられ処理槽1に連通する排気口で、処理槽1内の空気をここから外部に排出するようになっている。27は後述する上ケース30に設けられ外気に連通する排出口である。28は前記排気口26と排出口27とを連通し、支持板20、カバー24等により形成された排気流路で、該排気流路28内に配設された排気ファン22により処理槽1内の空気を外部に排出するようになっている。29は前記排気口26近傍に装着されたフィルターで、攪拌体15の攪拌により舞い上がるほこり等が排気ファン22に付着するなどの不都合を防止している。
【0022】
30は前記処理槽1を覆う上ケースで、前記下ケース9と上ケース30とで本体ケースを構成するようになっている。31は前記上ケース30上面に形成された投入開口で、開口縁を処理槽1内に延設している。32は前記上ケース30上面に摺動自在に支持された蓋体で、投入開口31を開閉自在に閉塞し、図示しない検出手段により開閉状態を検出するようになっている。
【0023】
33は前記蓋体32裏面に装着された発砲樹脂製のシール体で、上ケース30天面の投入開口31周縁に当接し、処理槽1内の悪臭が投入開口31を介して外部に漏れたり、投入開口31を介して処理槽1内に虫が侵入するのを防止している。
【0024】
34は前記開口7を開閉自在に閉塞するシャッタである。35は前記開口7下部の下ケース9に設けられた排出路で、開口7より前面に処理槽1内の担体4を取り出す取出口36を設けることにより、担体4の取り出し作業性を容易にしている。37は前記シャッタ34に着脱自在に装着して、取出口36を閉塞する外装カバーである。
【0025】
38は前記排出口27に設けられたダクト取付部で、後述するダクトホルダー43を保持するため両側面に鍔部39、下部から両側にかけてストッパー部40、上部に係止突部41を設けている。42は前記ダクト取付部38近傍の上ケース30に装着されたシーソー式のスイッチで、該スイッチ42を下側に切り換えると排気ファン22の風量を強風に、また、スイッチ42を上側に切り換えると排気ファン22の風量を標準に切り換えできるようになっている。
【0026】
43は前記ダクト取付部38に着脱自在に装着されるダクトホルダーで、ダクト取付部38に上下反転装着可能な対象形状となっている。44は前記ダクトホルダー43の両側面に設けられたコ字状部で、ダクト取付部38の鍔部39を狭持するようになっている。45は前記ダクトホルダー43に設けられ、ダクトホルダー43のダクト取付部38への装着によりスイッチ42を操作する突部で、ダクトホルダー43をダクト取付部38に上下反転装着しても突部45がスイッチ42を操作できるようにダクトホルダー43の対象位置に突部45を形成している。46は前記ダクトホルダー43に装着されたダクトである。
【0027】
而して、蓋体32を開放し、投入開口31から処理槽1内に厨芥等の有機物を投入し、蓋体32を閉成する。蓋体32の閉成を図示しない検出手段が検出し、その出力に基づいて制御部23が電動機13、面状ヒータ5及び排気ファン22に通電する。
【0028】
電動機13及び面状ヒータ5への通電により、攪拌体15が回転して担体4と有機物とを混合すると共に、処理槽1内温度を微生物等の活性化に最適な範囲に維持して、担体4に培養される微生物等により有機物を二酸化炭素と水に分解して有機物を堆肥化する。
【0029】
また、排気ファン22への通電により、処理槽1内の湿った空気を外部に排気して、処理槽1内が過湿状態となるのを防止すると共に、処理槽1内の空気が外部に排気されるのに伴い下ケース9に形成した吸気口11から本体ケース内に外気を取り入れ、処理槽1に形成された吸込口8から処理槽1内に微生物の活性化に必要な酸素を供給する。
【0030】
有機物処理装置を屋内で使用する場合には、屋内に湿気及び臭いが充満するのを防止するため、処理槽1から外部に排気される空気を直接屋外に排出する必要がある。そこで排出口27に装着されたダクト取付部38の鍔部39にダクトホルダー43のコ字状部44を上方からスライド挿入すると、ダクトホルダー43の先端部がダクト取付部38のストッパー部40に当接すると共に、ダクトホルダー43の後端部がダクト取付部38の係止突部41により係止されるため、上下及び左右方向に位置決めされてダクトホルダー43がダクト取付部38に装着される。さらに、ダクトホルダー43のコ字状部44によりダクト取付部38の鍔部39を狭持しているため、前後方向の位置決めも行われる。
【0031】
また、ダクトホルダー43をダクト取付部38にスライド挿入した際に、ダクトホルダー43に設けられた突部45がスイッチ42に当接して、スイッチ42を下側に切り換えて排気ファン22の風量を強に換える。壁47に装着された取付板48に形成され外気に連通する取付部49にダクト46の先端を装着することにより、処理槽1内の空気が屋外に直接排出される。さらに、ダクト46を装着した際には、排気ファン22の風量は強に切り換わり、ダクト46装着による排気量低下により処理槽1内が高湿度になり処理効率が低下するのを防止する。
【0032】
さらに、図7示す如く窓47が低い位置にある場合に、ダクト46を下向きに取り付けて有機物処理装置によりダクト46を隠して外観を向上させた時、あるいは、図8に示す如く窓47が高い位置にある場合に、壁に穴を開けることなくダクト46を上向きに取り付けて取付作業を容易にした時でも、突部45はダクトホルダー43の対象位置に設けているため、突部45によりスイッチ42を強の方向に切り換えることができ、ダクト46を装着する際の自由度が向上する。
【0033】
また、ダクトを取り外す場合には、ダクトホルダー43を取り外す際に突部45がスイッチ42に当接しスイッチ42を上側に切り換えて、排気ファン22の風量は標準に切り換わり、排気量が増大することによって処理槽1内が乾燥するのを防いで処理効率が低下することを防止する。
【0034】
図9は第2の実施の形態を示しており、第1実施の形態においてシーソ式のスイッチ42と突部45により排気ファン22の風量を切り換える構成としたが、上ケース30に設けたラッチ機構のない押しボタン式のスイッチ50とダクトホルダー43の対象位置に設けたテーパー部51により排気ファン22の風量を切り換える構成となっている。
【0035】
この構成であれば、ダクトホルダー43をダクト取付部38に装着していない状態では、スイッチ50が上ケース30より突出してスイッチ50がOFFとなり排気ファン22の風量は標準のままで変化しない。ダクトホルダー43をダクト取付部38に挿入すると、テーパー部51がテーパーに沿ってスイッチ50を押し下げ、ダクトホルダー43がダクト取付部38に装着された状態ではテーパー部51先端に設けられた平坦部52がスイッチ50を押し下げた状態に保持して、スイッチ50が0Nとなり排気ファン22の風量は強風に切り換わる。
【0036】
従って、ダクト46装着による排気量低下により処理槽1内が高湿度になり処理効率が低下するのを防止する。また、テーパー部51はダクトホルダー43の対象位置に設けているため、ダクトホルダー43を上下反転して装着した場合でも、テーパー部51によりスイッチ50を押すことができ、ダクト46を装着する際の自由度が向上する。
【0037】
ダクトホルダー43を取り外した際には、ラッチ機構のないスイッチ50が上ケース30から突出してスイッチ50がOFFとなり、排気ファン22の風量は標準に切り換わり、排気量が増大することによって処理槽1内が乾燥するのを防いで処理効率が低下することを防止する。
【0038】
図10は第3の実施の形態を示しており、第1実施の形態においてシーソ式のスイッチ42と突部45により排気ファン22の風量を切り換える構成としたが、排出口27近傍の上ケース30内に設けたリードスイッチ53とダクトホルダー43の対象位置に設けたマグネット54によりダクトホルダー43の装着を検出し、検出した結果に基づいて排気ファン22の風量を制御する制御部を設けた構成となっている。
【0039】
この構成であれば、ダクトホルダー43をダクト取付部38に装着していない状態では、リードスイッチ53がOFFとなり制御部は排気ファン22の風量を標準に維持して変化させない。ダクトホルダー43をダクト取付部38に装着すると、ダクトホルダー43に設けたマグネット54によりリードスイッチ53が0Nとなり制御部は排気ファン22の風量を強風に切り換える。
【0040】
従って、ダクト46装着による排気量低下により処理槽1内が高湿度になり処理効率が低下するのを防止する。また、マグネット54はダクトホルダー43の対象位置に設けているため、ダクトホルダー43を上下反転して装着した場合でもリードスイッチ53により装着を検出することができ、ダクト46を装着する際の自由度が向上する。
【0041】
ダクトホルダー43を取り外した際には、リードスイッチ53がOFFとなり制御部が排気ファン22の風量を標準に切り換え、排気量が増大することによって処理槽1内が乾燥するのを防いで処理効率が低下することを防止する。
【0042】
本発明の第3実施の形態においては、リードスイッチ53とマグネット54によりダクト46の装着を検出し、検出した結果に基づいて排気ファン22を制御する構成としたが、光センサー等によりダクト46の装着を検出し、検出した結果に基づいて排気ファン22を制御する構成としてもよい。
【0043】
【発明の効果】
本発明の請求項1の構成によると、ダクトを装着した際の排気手段の排気量を増大させて、ダクト装着による排気損失により処理槽内が高湿度になり処理効率が低下することを防止することができ、長期にわたり安定した処理を行うことができる等の効果を奏する。
【0044】
本発明の請求項2の構成によると、ダクトを装着した際の排気手段の排気量を増大させて、ダクト装着による排気損失により処理槽内が高湿度になり処理効率が低下することを防止することができ、長期にわたり安定した処理を行うことができる。
【0045】
さらに、ダクトを上下反転可能に装着することができ、ダクトを装着する際の自由度を向上することができる等の効果を奏する。
【0046】
本発明の請求項3の構成によると、簡単な構成によりダクトを装着した際の排気手段の排気量を増大させて、ダクト装着による排気損失により処理槽内が高湿度になり処理効率が低下することを防止することができ、長期にわたり安定した処理を行うことができる等の効果を奏する。
【0047】
本発明の請求項4の構成によると、ダクトを装着した際の排気手段の排気量を増大させて、ダクト装着による排気損失により処理槽内が高湿度になり処理効率が低下することを防止することができ、長期にわたり安定した処理を行うことができる等の効果を奏する。
【0048】
本発明の請求項5の構成によると、ダクトを装着した際の排気手段の排気量を増大させて、ダクト装着による排気損失により処理槽内が高湿度になり処理効率が低下することを防止することができ、長期にわたり安定した処理を行うことができる。
【0049】
さらに、ダクトを上下反転可能に装着することができ、ダクトを装着する際の自由度を向上することができる等の効果を奏する。
【0050】
本発明の請求項6の構成によると、簡単な構成によりダクトを装着した際の排気手段の排気量を増大させて、ダクト装着による排気損失により処理槽内が高湿度になり処理効率が低下することを防止することができ、長期にわたり安定した処理を行うことができる等の効果を奏する。
【0051】
本発明の請求項7の構成によると、簡単な構成によりダクトを装着した際の排気手段の排気量を増大させて、ダクト装着による排気損失により処理槽内が高湿度になり処理効率が低下することを防止することができ、長期にわたり安定した処理を行うことができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態の断面図である。
【図2】同他の方向から見た断面図である。
【図3】同底面図である。
【図4】同要部斜視図である。
【図5】同要部拡大図である。
【図6】同要部断面図である。
【図7】同ダクトを装着した状態の側面図である。
【図8】同ダクトを逆方向から装着した状態の側面図である。
【図9】本発明の第2実施の形態の要部拡大図である。
【図10】本発明の第3実施の形態の要部拡大図である。
【符号の説明】
1 処理槽
4 担体
5 面状ヒータ(加熱手段)
15 攪拌体
27 排出口
38 ダクト取付部
42 スイッチ
43 ダクト取付部
45 突部
46 ダクト
54 リードスイッチ
55 マグネット
Claims (7)
- 担体及び有機物を収納する処理槽と、該処理槽内に配設され、処理槽内の収納物を攪拌する攪拌体と、前記処理槽内を加熱する加熱手段と、前記処理槽を覆う本体ケースと、該本体ケースに設けられ、処理槽内と連通する排出口と、前記処理槽内の空気を排出口を介して外部に排気する排気手段と、前記排出口に設けられたダクト取付部と、該ダクト取付部に着脱自在に装着されるダクトホルダーと、該ダクトホルダーに連通するダクトとを備え、前記ダクトホルダーのダクト取付部への装着を検出する検出手段を設け、検出手段の出力に基づいて排気手段の風量を増大させる制御手段を設けたことを特徴とする有機物処理装置。
- 担体及び有機物を収納する処理槽と、該処理槽内に配設され、処理槽内の収納物を攪拌する攪拌体と、前記処理槽内を加熱する加熱手段と、前記処理槽を覆う本体ケースと、該本体ケースに設けられ、処理槽内と連通する排出口と、前記処理槽内の空気を排出口を介して外部に排気する排気手段と、前記排出口に設けられたダクト取付部と、該ダクト取付部に着脱自在に装着されるダクトホルダーと、該ダクトホルダーに連通するダクトとを備え、ダクトホルダーのダクト取付部への装着を検出する検出手段をダクト取付部近傍に設けた検出部とダクトホルダーに設けた被検出部とで構成し、ダクトホルダーを上下反転装着可能な対象形状に形成すると共に、被検出部をダクトホルダーの対象位置に設け、検出手段の出力に基づいて排気手段の風量を増大させる制御手段を設けたことを特徴とする有機物処理装置。
- 前記検出手段を、ダクト取付部近傍に設けたリードスイッチと、ダクトホルダーに設けたマグネットとにより構成したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の有機物処理装置。
- 担体及び有機物を収納する処理槽と、該処理槽内に配設され、処理槽内の収納物を攪拌する攪拌体と、前記処理槽内を加熱する加熱手段と、前記処理槽を覆う本体ケースと、該本体ケースに設けられ、処理槽内と連通する排出口と、前記処理槽内の空気を排出口を介して外部に排気する排気手段と、前記排出口に設けられたダクト取付部と、該ダクト取付部に着脱自在に装着されるダクトホルダーと、該ダクトホルダーに連通するダクトとを備え、前記ダクト取付部近傍に排気手段の風量を増大させるスイッチを設けると共に、ダクトホルダーのダクト取付部への装着によりスイッチを操作する操作部をダクト取付部に設けたことを特徴とする有機物処理装置。
- 担体及び有機物を収納する処理槽と、該処理槽内に配設され、処理槽内の収納物を攪拌する攪拌体と、前記処理槽内を加熱する加熱手段と、前記処理槽を覆う本体ケースと、該本体ケースに設けられ、処理槽内と連通する排出口と、前記処理槽内の空気を排出口を介して外部に排気する排気手段と、前記排出口に設けられたダクト取付部と、該ダクト取付部に着脱自在に装着されるダクトホルダーと、該ダクトホルダーに連通するダクトとを備え、前記ダクト取付部近傍に排気手段の風量を増大させるスイッチを設け、ダクトホルダーを上下反転装着可能な対象形状に形成すると共に、ダクトホルダーのダクト取付部への装着によりスイッチを操作する操作部をダクトホルダーの対象位置に設けたことを特徴とする有機物処理装置。
- 前記ダクトホルダーをダクト取付部にスライドさせて装着する構成とし、前記スイッチをシーソ式のスイッチで構成すると共に、前記操作部を突部により構成したことを特徴とする請求項4または請求項5記載の有機物処理装置。
- 前記ダクトホルダーをダクト取付部にスライドさせて装着する構成とし、前記スイッチを押しボタン式のスイッチで構成すると共に、前記操作部をテーパー部により構成したことを特徴とする請求項4または請求項5記載の有機物処理装置。
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