JP3794458B2 - 電動式竪型射出成形機の型締装置 - Google Patents

電動式竪型射出成形機の型締装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は竪型射出成形機において、型の開閉及び型締力発生の駆動源にサーボモータを使用し、その動力をベルト伝達機構により、型開閉用ボールねじに伝達する機構を採用した射出成形機の型締装置に関するものである。このような型締装置において、サーボモータが停止した時、上部の型締装置が、重力の影響により落下するという問題がある。本発明はこのような落下を防止するためのブレーキ装置を備える型締装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の電動竪型射出成形機においては、ブレーキ付サーボモータを使用し、サーボモータが停止した時は、モータにブレーキをかけて停止位置の保持を行っていた。しかしこの方法では、駆動部と受動部の間にベルトが介在するとき、ベルトが切断した場合にブレーキがかからず事故を起しかねない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
型締装置において、型締装置がその重力の影響により落下するのを防止する装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そのため、本発明の型締装置は、トグルリンク機構を用いた電動式竪型射出成形機の型締装置であって、ボールねじ軸の下端に取付けたボールねじ軸回転駆動用のプーリを、該プーリとフレーム側に取付けられたモータを駆動源とするプーリとの間に張られたベルトで駆動するようにし、他方前記ボールねじ軸の下端に取付けたプーリにプーリを連結し、該プーリに通常時は開放され、消電時にかみ合ってボールねじ軸下端のプーリに対しブレーキ力を付与するようにした電磁クラッチを付設したことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明に係る型締装置を説明するに先立ち、本発明の型締装置を適用する射出成形機について概略説明する。
図3で(a)は型開時、(b)は型全閉時を示す。1は可動プラテン、3は固定プラテンである。4はトグルリンク機構で、上部リンク4aと下部リンク4bとからなり、上部リンク4aはその上部で固定プラテン3にピン結合されており、下部リンク4bはその下端をトグルサポート5にピン結合されている。そして、上部リンク4aと下部リンク4bとは中間部で屈曲可能にピン4cで結合されている。
【0006】
固定プラテン3はフレーム10の頂部に支持されている。又前記可動プラテン1とトグルサポート5とは固定プラテン3を貫通するタイバー2の上下に固定されている。
前記トグルリンク機構4を構成する左右対をなす下部リンク4b,4bはその中間部にピン結合された短尺の作動リンク6aを介し、クロスヘッド6がピン結合され水平に保持されている。クロスヘッド6にはその中間位置にボールねじ軸8が軸受を介して取付けられている。ボールねじ軸8はトグルサポート5に支持されているボールナット7と螺合し、その下端は基台16上に固設された支持部17に回転可能に取付けたプーリ18でスプラインを介して上下に摺動可能に係合している。11はフレーム10に支持されたサーボモータで、これにより駆動されるプーリ12に巻回されたベルト13を介し、前記プーリ18を駆動する。14は射出装置、15はノズル部である。
【0007】
図4は図1におけるボールねじ軸8とその上下の詳細構造を示す。ボールねじ軸8が螺合するボールナット7はトグルサポート5に支持されている。そして、クロスヘッド6の中心部に軸受19が設けられ、これにボールねじ軸8の上端部がクロスヘッド6に回転可能に軸支され、ナット20で締付けられている。
【0008】
次に、ボールねじ軸8の下部には、スプライン(雄)21が設けられ、これがプーリ18の軸22に設けたスプライン(雌)23と軸の長手方向に摺動可能にかみ合っている。軸22はナット24で固着されている。内側にスプライン23を設けた軸22は支持部17に設けた軸受25で回転可能に支持されている。26は軸受の外輪である。27はトグルサポート5に設けられたガイドバーで、クロスヘッド6を昇降可能に支持している。
【0009】
図5は図4の詳細図である。図5(b)及び図4で明らかなように、クロスヘッド6はトグルリンク機構4の下部リンク4bにピン結合されている外、ガイドバー27にガイドされて昇降する構造となっている。
【0010】
(作動)
サーボモータ11を駆動し、プーリ12、ベルト13、プーリ18、スプライン(雌)23、スプライン(雄)21を介してボールねじ軸8を回すと、トグルサポート5が昇降する。すると、トグルサポート5と固定プラテン3との間に設けたトグルリンク機構4を介して可動プラテン1を上下に移動させ、金型の開閉を行う。
その際、クロスヘッド6の移動と共に、ボールねじ軸8も移動する。トグルサポート5とクロスヘッド6との上下移動量の差によるボールねじ軸8の上下移動代は、軸受25によって支持されたスプライン(雌)23により吸収されるので、サーボモータ11、ベルト13、プーリ18の位置が固定でも差支えない。
【0011】
(本発明の説明)
図1及び図2に基いて説明する。サーボモータ11を駆動し、プーリ12、タイミングベルト13、プーリ18、スプライン(雌)23、スプライン(雄)21を介してボールねじ軸8を回すと、トグルサポート5が昇降する。すると、トグルサポート5と固定プラテン3との間に設けたトグルリンク機構4を介して可動プラテン1を上下に移動させ、金型の開閉を行う。
【0012】
この構造に於て、本発明に於ては、図1の如くプーリ12からプーリ18の間に跨るベルト伝動装置にブレーキ装置を追加したものである。これは基台16上に電磁クラッチ28を設け、この電磁クラッチ28に連結した大径プーリ29と、大径プーリ29と受動用プーリ18間のアイドルプーリ30から構成されている。
【0013】
そして型の開閉が停止した時は、その信号により電磁クラッチ28が噛み合い(矢印a参照)大径プーリ29を固定する。するとこれに噛み合っているアイドルプーリ30を介し、受動用プーリ18が固定される。即ちプーリ18にブレーキがかかることになる。電磁クラッチ28は、通電時は開放されているので、何等ブレーキ作用は生じないが、消電時にかみ合ってブレーキ力を発生する機構となっている。
なお、前記実施形態では、アイドルプーリ30を設けたが、受動用プーリ18に直接、大径プーリ29を噛み合せる様にしてもよい。また、軸20に別のプーリを設け、別のプーリと大径プーリ29と噛み合せたり、ベルトを介して連結してもよい。
【0014】
【発明の効果】
型の開閉が停止した時は、その信号により電磁クラッチ28が噛み合い(矢印a参照)、プーリ29を固定する。するとこれに連結している受動用プーリ18にブレーキがかかるようにした。
これにより、型締装置の開閉が停止したとき、その重力の影響で落下するのを未然に防ぐことができるので、装置の安全上極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る駆動部の断面図。
【図2】図1の平面図。
【図3】本発明の模式図で、(a)は型開時、(b)は型全閉時の状態を示す。
【図4】図2のボールねじ軸の上部及び下部詳細図。
【図5】図4と同様部分のさらに詳細な拡大図。
【符号の説明】
1 可動プラテン 2 タイバー
3 固定プラテン 4 トグルリンク機構
4a 上リンク 4b 下リンク
4c ピン 5 トグルサポート
6 クロスヘッド 6a 作動リンク
7 ボールナット 8 ボールねじ軸
9 プーリ 10 フレーム
11 モータ 12 プーリ
13 ベルト 14 射出装置
15 ノズル部 16 基台
17 支持部 18 プーリ
19 軸受 20 ナット
21 スプライン(雄) 22 軸(雌スプライン付)
23 スプライン(雌) 24 ナット
25 軸受 26 (軸受の)外輪
27 ガイドバー 28 電磁クラッチ
29 大径プーリ 30 アイドルプーリ

Claims (1)

  1. トグルリンク機構を用いた電動式竪型射出成形機の型締装置であって、ボールねじ軸の下端に取付けたボールねじ軸回転駆動用のプーリを、該プーリとフレーム側に取付けられたモータを駆動源とするプーリとの間に張られたベルトで駆動するようにし、他方前記ボールねじ軸の下端に取付けたプーリにプーリを連結し、該プーリに通常時は開放され、消電時にかみ合ってボールねじ軸下端のプーリに対しブレーキ力を付与するようにした電磁クラッチを付設したことを特徴とする電動式竪型射出成形機の型締装置。
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