JP2664525B2 - 射出成形機の型締装置 - Google Patents

射出成形機の型締装置

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JP2664525B2 JP14586890A JP14586890A JP2664525B2 JP 2664525 B2 JP2664525 B2 JP 2664525B2 JP 14586890 A JP14586890 A JP 14586890A JP 14586890 A JP14586890 A JP 14586890A JP 2664525 B2 JP2664525 B2 JP 2664525B2
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mold clamping
injection molding
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/64Mould opening, closing or clamping devices
    • B29C45/66Mould opening, closing or clamping devices mechanical

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、射出成形機の型締装置に係り、特に、型締
力発生時に駆動装置の軸部に加わる曲げ荷重を逃し、該
駆動装置の軸部が変形したり破損したりしないように考
慮した射出成形機の型締装置に関する。
【従来の技術】
従来、トグルサポート(リアプラテンと呼ばれること
もある)と可動プラテンとの間にクランク機構を備え、
電動式の駆動装置を用いて前記クランク機構を駆動する
ことにろい可動プラテンをトグルサポートに対して前後
動させ、該可動プラテンと固定プラテンとの間で型開閉
又は型締動作を行うようにした射出成形機が広く使用さ
れている。 電動式の駆動装置を用いてクランク機構を駆動する構
成としては、例えば実開平1−148321に示されるよう
に、サーボモータ(電動機)で発生された動力を、プー
リ及びベルトを介して該サーボモータの軸とは非同軸に
配置されたクランク機構の入力軸に伝達する構成、ある
いはサーボモータで発生された動力を、減速機等を介し
て該サーボモータの軸と動軸に配置されたクランク機構
の入力軸に伝達する構成が知られている。
【発明が解決しようとする課題】
一般に、プーリ及びベルトを使用する2軸構成のもの
は、比較的大きな動力を無理なく伝達することができる
という利点はあるが、所定の速度比を得るためにプーリ
が巨大化し、装置全体が大型化すると共にコストが上昇
し易いという欠点がある。 一方、クランク機構の入力軸がサーボモータの軸と同
軸とされた構成のものは、コスト、取付けスペースの観
点では問題はないものの、型締力を発生する際にクラン
ク機構の入力軸、即ち駆動装置の軸を支持する部分に直
接的に大きな曲げ荷重がかかり、駆動装置(減速機を含
む)の各部品等が変形したり破損したりし易いという欠
点がある。 本発明は、特にクランク機構の入力軸をサーボモータ
の軸と同軸に配置する構成に係る射出成形機の型締装置
において、コスト低減、取付けスペースの縮小化の利点
をそのまま生かしながら、型締力を発生する際に駆動装
置の軸、あるいは、これを支持する部分等に過度の荷重
がかかるのを防止し、以てこれらの耐久性を確保すると
共に初期の各機構部の精度を長期に亘って高く維持して
おくことのできる射出成形機の型締装置を提供すること
を目的とする。
【課題を解決するための手段】
本発明は、トグルサポートと可動プラテンとの間にク
ランク機構を備え、電動式の駆動装置を用いて前記クラ
ンク機構を駆動することにより可動プラテンをトグルサ
ポートに対して前後動させ、該可動プラテンと固定プラ
テンとの間で型開閉又は型締動作を行う射出成形機の型
締装置において、前記駆動装置を、前記トグルサポート
に対して相対的に前後同可能且つ回転同不能に配置した
ことにより、上記目的を達成したものである。
【作用】
第4図に示されるように、駆動装置(減速機を含む)
1により同軸に配置されたクランク機構2の入力軸2aを
駆動して型締を行う場合、その型締の際に矢視A方向の
反作用が該入力軸2aに加わる。この場合、該入力軸2aに
は曲げ荷重が働き、該入力軸2aは第4図破線で示される
ように軸線と垂直な方向に曲げられることになる。駆動
装置1の軸は、クランク機構を駆動して型開閉や型締を
行う方向、即ち回転する方向に対しては強い強度を持っ
ているが、軸に垂直な方向の力に付しては比較的弱く、
破損や変形という不具合を生じ易い。 本発明では、このようにクランク機構の入力軸が型締
の際に矢視A方向の力を受けた場合に、この力によって
駆動装置自体がトグルサポート4から独立してA1芳香に
前後動し、上記曲げ荷重を逃すようになっている。この
結果、クランク機構の矢印A方向の反力はブラケット3
を介してトグルサポート4のみで受け止めるようになる
ため、駆動装置1の軸にはほとんど曲げ荷重がかからな
くなり、破損や変形が発生せず当初の性能を長期に亘っ
て維持することができるようになる。 なお、駆動装置1はトグルサポート4に対して前後動
はできるが回転動はできないように配置されているた
め、該駆動装置1の動力は従来通り支障なくクランク機
構2の入力軸2aに伝達される。
【実施例】
以下図面に基づいて、本発明の実施例を詳細に説明す
る。 第1図(A)、(B)は共に本発明が適用された減速
機付電動機を用いたクランク式型締装置であり、第1図
(A)は型開の状態、(B)は型全閉の状態を表わして
いる。又、第2図は上記装置の要部を可動プラテン側か
ら見た斜視図、第3図は第1図(A)の矢視III−III線
に沿う断面図である。 各図において、符号11は固定プラテン、12は可動プラ
テンで、それぞれに金型13aと13bが取付けられている。
符号14は架台15上を移動可能なトグルサポート、16は後
に記述するクランク機構である。トグルサポート14を架
台15上で固定し、このクランク機構16によって可動プラ
テン12を固定プラテン11側に移動させ、型締を行う。 トグルサポート14と固定プラテン11との間には4本の
タイバー17a〜17dが取付けられており、これらのタイバ
ー17a〜17dは可動プラテン12に設けられた孔18a〜18dを
貫通している。従って、可動プラテン12はこのタイバー
17a〜17dに沿って移動させられることになる。 なお、トグルサポート14はタイバー17a〜17d端部に切
られたねじ部及びトグルサポート14に回転可能に支持さ
れたナットとの組合せ(図示は省略)により、架台15上
を移動及び固定できるようになっている。 前記クランク機構16は減速機付モータ20によって駆動
される。この減速機付モータ20は、モータサポート21に
組込まれ、このモータサポート21がタイバー17a、17bに
貫通孔21a、21bを介して摺動可能(且つ回転動不能)に
組込まれている。 減速機付モータ20の出力軸は、そのままクランク機構
16の入力軸22となっている。この入力軸22は、トグルサ
ポート14から突出形成されたブラケット23に取付けられ
たブシュ24に回転可能に嵌合し、且つクランク機構16の
第1リンク25を貫通している。又該入力軸22と第1リン
ク25は回転不可となるとなるように廻り止め26にて固定
されている。第1リンク25には第2リンク27が枢着さ
れ、この第2リンク27が可動プラテン12側に固着された
ブラケット28に枢着されている。 次に、の実施例の作用を説明する。 第1図(A)は型開の状態であり、この状態から減速
機付モータ20によりクランク機構16の入力軸22を矢印B
方向に回転させてやると入力軸22に連結された第1リン
ク25も廻り止め26の機能によりB方向に一体的に回転す
る。 第1リンク25と第2リンク27とがほぼ一直線となり、
型締状態(第1図(B))となると、リンクの拡大力を
利用した周知の方法、あるいはその他の方法(例えば特
願平1−174091に呈示されているような液圧シリンダに
よる方法)によりタイバー17a〜17dが引張られ、型締力
が発生する。 この過程において、減速機付モータ20の回転トルクの
反力は、モータサポート21を介してこれに嵌合するタイ
バー17a、17bで受け、該反力によってモータサポート21
自体が回転するのが防止されている。 又、型締力が発生するとき、その反力は入力軸22を曲
げる方向(矢印A方向)に加わるが、該入力軸22、減速
機付モータ20及びモータサポート21は一体とされてお
り、しかもトグルサポート14と独立してタイバー17a、1
7bに沿って自由に前後動(矢印A方向の移動)し得るた
め、この反力はブラケット23を介してトグルサポート14
のみに集中し、該反力によって入力軸22を初めとする減
速機モータ20の各部分が変形や損傷を受けたりすること
はなくなる。 このため、型締力発生時に加わる大きな荷重による駆
動装置の各機構部分に対する負担を外径の寸法増大等に
よって対処する必要がなくなるため、一層の小型化、軽
量化、コスト低減化が可能となる。
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明によれば、型締力が発生す
るときに駆動装置の出力軸(クランク機構の入力軸)が
受ける曲げ荷重を良好に吸収することができるようにな
り、該駆動装置の各部分が変形したり損傷したりするこ
とがなくなるため、装置自体を一層小型化、軽量化する
ことができ、コスト低減を図ることができるようになる
と共に、耐久性をそれだけ向上させることができるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)、(B)はそれぞれ本発明の実施例が適用
された射出成形機の型締装置を示す一部破断の正面図、 第2図はクランク機構の駆動装置の付近を示す斜視図、 第3図は第1図(A)の矢視III−III線に沿う断面図、 第4図は本発明の作用を説明するための駆動装置付近の
断面図である。 11……固定プラテン、 12……可動プラテン、 14……トグルサポート、 16……クランク機能、 17a〜17b……タイバー、 20……減速機付モータ、 21……モータサポート、 22……駆動装置の出力軸(クランク機構の入力軸)、 23、28……ブラケット、 25……第1リンク、 27……第2リンク。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トグルサポートと可動プラテンとの間にク
    ランク機構を備え、電動式の駆動装置を用いて前記クラ
    ンプ機構を駆動することにより可動プラテンをトグルサ
    ポートに対して前後動させ、該可動プラテンと固定プラ
    テンとの間で型開閉又は型締動作を行う射出成形機の型
    締装置において、 前記駆動装置を、前記ドグルサポートに対して相対的に
    前後動可能且つ回転動不能に配置したことを特徴とする
    射出成形機の型締装置。
JP14586890A 1990-06-04 1990-06-04 射出成形機の型締装置 Expired - Lifetime JP2664525B2 (ja)

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WO1998038025A1 (fr) * 1995-11-08 1998-09-03 Kao Corporation Dispositif de serrage pour machines de soufflage
CN1065176C (zh) * 1997-02-25 2001-05-02 花王株式会社 吹模机的合模装置
JP3886730B2 (ja) * 2001-01-29 2007-02-28 三菱重工プラスチックテクノロジー株式会社 電動式トグル型締装置及び電動式ハーフナット開閉装置

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