JP3791989B2 - 結晶化ガラス建材の取付け方法 - Google Patents

結晶化ガラス建材の取付け方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、構造体の表面に結晶化ガラス建材を取り付けるための結晶化ガラス建材の取付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年ではビル等の構造体の外壁とか内装の仕上げに、装飾性が大きな結晶化ガラスが用いられる場合がある。結晶化ガラスとは、例えばガラス原料を溶融,水砕して成形した5〜7mmのザラメ状ガラス粒を約1100°Cの温度で再加熱し、ガラス粒の周囲から微細な針状結晶を析出させたもので、65%がガラス相,35%が結晶であるため、ガラスの特性と自然石の特性を合せ持つ。従って、結晶化ガラスは、拡散反射率が高いことから、光をあらゆる方向に多量に反射して周囲の空間を明るくする性質を備える。
【0003】
図13は従来の結晶化ガラス板1の取付け構造の一例を示し、モルタルを用いない乾式金物工法によって取付けられるようになっている。即ち、前記結晶化ガラス板1には、小口面1aに開口した取付孔2に挿入されるダボピン3を介して取付プレート4を取付ける一方、構造体としての建物躯体5の外壁面5aにアンカーボルト6を介して取付ブラケット7を固定し、前記取付プレート4をボルト8,ナット8aを介して取付ブラケット7に結合するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる従来の結晶化ガラスの取付け構造にあっては、結晶化ガラス板1の小口面1aにダボピン3を取付けるための取付孔2が加工されるため、この取付孔2が断面欠損部となり、当該部分からひび割れが発生し易くなってしまう。また、結晶化ガラス板1自体に取付孔2を形成すると、結晶化ガラスが透光性を有するため、光の入射角によっては取付孔2に挿入されているダボピン3の影が映し出されて外観性が低下されてしまうという課題があった。
【0005】
そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑みて、結晶化ガラス板自体に加工を施すことなく、この結晶化ガラス板の取付けを確実に行うことができる結晶化ガラス建材の取付け方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、請求項1に係る発明は、表側に貼付面が設けられ、裏側又は側面に取付部が設けられる取付基材と、該取付基材の前記貼付面に貼付けられる結晶化ガラス板とを備えた結晶化ガラス建材を構造体に取付けるための結晶化ガラス建材の取付け方法であって、前記構造体にアンカーを打設し、該アンカーに前記取付部を取付け、該取付部の該アンカーに対する取付け位置を調整することにより、前記取付基材の取付誤差の調整を行う工程と、取付誤差の調整を行った前記取付基材の前記貼付面に接着剤を介して前記結晶化ガラス板を貼付け、この際に、該結晶化ガラス板の取付誤差の調整を行う工程とを備えていることを特徴とする。
【0007】
本発明による結晶化ガラス建材の取付け方法によれば結晶化ガラス建材は、構造体にアンカーを打設し、このアンカーに取付基材の取付部を取付け、取付部のアンカーに対する取付け位置を調整することにより、取付基材の取付誤差を調整することができる。また、取付基材の貼付面に接着剤を介して結晶化ガラス板を貼付ける際に、結晶化ガラス板の取付誤差を調整することができる。
従って、取付基材を構造体に取付ける際と、結晶化ガラス板を取付基材に取付ける際の2段階で取付誤差を調整することができるので、不陸の多い構造体の外壁面であっても、取付けられた結晶化ガラス板の表面の面精度を高めることができる。
また、結晶化ガラス板に孔開け等の加工を施すことなく、結晶化ガラス板を構造体の表面に取り付けることができるので、結晶化ガラス板が破損したり、加工部分によって外観性が損なわれるようなことがなく、また、結晶ガラス板を薄肉化することもできる。
さらに、改修工事等で結晶化ガラス板を取外す必要が生じた場合には、取付基材を構造体から取外せばよいので、その取換え作業が容易になる。
さらに、構造体の構築途中にあっても、取付基材を先行して構造体に取付け、その後、構造体の構築完了後に先行して取付けた取付基材に結晶化ガラス板を取り付けることができるので、工期を短縮化することができる。
【0008】
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の結晶化ガラス建材の取付け方法であって、前記アンカーは、該アンカーに螺合される捩子ピンと、該捩子ピンに螺合されるダブルナット及び取付ナットとを備え、前記ダブルナットと前記取付ナットとの間に前記取付部が固定され、前記ダブルナット及び前記取付けナットの前記捩子ピンに対する螺合位置を調整することにより、前記取付部の前記捩子ピンに対する取付位置が調整され、これにより前記取付基材の取付誤差が調整されることを特徴とする。
【0009】
本発明による結晶化ガラス建材の取付け方法によればダブルナット及び取付けナットの捩子ピンに対する螺合位置を調整することにより、取付基材の取付部の捩子ピンに対する取付位置が調整され、これにより、取付基材の取付誤差が調整されることになる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
図1から図7には、本発明による結晶化ガラス建材の取付け方法の一実施形態が示されていて、図1は取付基材の取付け工程及び結晶化ガラス板の取付け工程を示す斜視図、図2は取付基材の背面図、図3は取付基材の側面図、図4は取付基材の取付け工程を示す側面図、図5は取付基材を構造体に取付けるアンカー部分の拡大図、図6は取付基材に結晶化ガラス板を取付けた状態を示す側面図、図7は結晶化ガラス板間の仕上げ工程を示す正面図である。
【0014】
すなわち、本実施形態の結晶化ガラス建材10の取付け方法は、取付基材である矩形状フレーム12と結晶化ガラス板14とからなる結晶化ガラス建材10を構造体である建物躯体18に取り付けるための方法であって、矩形状フレーム12を建物躯体18の外壁面18aに取付ける工程と、矩形状フレーム12に結晶化ガラス板14を貼付ける工程とを備えている
矩形状フレーム12は、ステンレスから形成されるとともに、図2に示すように、中央部が大きく開口され、この開口部12aの周縁部には、図1に示すように、外周壁12bを持った段差面12cが形成される。段差面12cは、矩形状フレーム12の表側(図中左方)に面し、この段差面12cが結晶化ガラス板14の貼付面となる。
一方、結晶化ガラス板14は、矩形状フレーム12の外周壁12bの内側に略密接して嵌合される矩形状として形成される。また、矩形状フレーム12の裏側には、上下に配置された段差面12cの背面両端部に、開口部12a内方に向かって突設される取付部としての4個の取付プレート16が固設されている。
【0015】
矩形状フレーム12を建物躯体18の外壁面18aに取付ける工程では、図4に示すように、取付プレート16をホールアンカー20を介して外壁面18aに取付ける。ホールインアンカー20は、図5に示すように、ホールインアンカー20に螺合される捩子ピン20aと、捩子ピン20aの先端部に螺合されるダブルナット22及び取付けナット22aとを備えており、ダブルナット22と取付ナット22aとの間に取付プレート16が挟持される。この場合、ダブルナット22及び取付ナット22aの捩子ピン20aに対する螺合位置を調整して、取付プレート16の捩子ピン20aに対する取付位置を調整することにより、矩形状フレーム12と建物躯体18の外壁面18aとの間の間隔Sを調整でき、矩形状フレーム12の建物躯体18に対する取付誤差を調整することができる。
【0016】
結晶化ガラス板14を矩形状フレーム12に貼付ける工程では図1に示すように、建物躯体18の外壁面18aに取り付けた矩形状フレーム12の段差面12cに、弾性接着剤としてのエポキシ変成シリコン樹脂24を塗布し、このエポキシ変成シリコン樹脂24を介して矩形状フレーム12の段差面12cに結晶化ガラス板14を貼付ける。この場合、図6に示すように、結晶化ガラス板14の前面部分が矩形状フレーム12の外周壁12bよりも若干突出(突出量δ)するように、外周壁12bの高さが形成されている。
【0017】
そして、前記矩形状フレーム12および前記結晶化ガラス板14は、図7に示すように、前記外壁面18aに近接して多数が整然と取付られ、隣接される結晶化ガラス板14間の目地部分26をシーリング剤28で埋めるようになっている。
従って、本実施形態の結晶化ガラス建材10の取付け方法にあっては、建物躯体18に取付けられる矩形状フレーム12を備え、この矩形状フレーム12に結晶化ガラス板14を貼付けるようにしたので、この結晶化ガラス板14を建物躯体18に取付けるにあたって、結晶化ガラス板14自体に孔開け等の加工を施す必要がなくなる。このため、結晶化ガラス板14の薄肉化を達成することができる。更に、結晶化ガラス板14を取付けた後、外壁面18a等の改修工事等で結晶化ガラス板14を取外す必要が生じた場合には、前記矩形状フレーム12を建物躯体18から取外せば良く、その取換え作業が容易になる。
【0018】
一方、本実施形態の結晶化ガラス建材10の取付け方法では、前記矩形状フレーム12を建物躯体18に取付けた後に、この矩形状フレーム12の段差面12cにエポキシ変成シリコン樹脂24を介して貼付けるようにしたので、結晶化ガラス板14は、前記矩形状フレーム12を建物躯体18に取付ける際と、結晶化ガラス板14を矩形状フレーム12に貼付ける際の2段階で取付誤差を調整することができるため、建物躯体18の不陸の多い外壁面18aにあっても、取付けられた結晶化ガラス板14のガラス表面の面精度を高くすることができる。
【0019】
また、建物躯体18の構築途中にあっても前記矩形状フレーム12を先行して順次取付け、爾後、建物躯体18の構築完了後に先付けされた矩形状フレーム12に結晶化ガラス板14を簡単に取付けることができるため、工期の短縮化を達成することができる。
【0020】
更に、隣設される結晶化ガラス板14間の目地部分26をシーリング剤28で埋めるようにしたので、それぞれ隣設される結晶化ガラス板14のガラス面同士をシーリング剤28によって均一面として接続することができ、また、シーリング剤28で前記目地部分26に露出される矩形状フレーム12の外周壁12bを隠すことができるため、外観性を向上することができる。
【0021】
図8から図11は他の実施形態の結晶化ガラス建材10aの取付け方法を示し、前記実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べる。尚、図8は結晶化ガラス板を取付けようとする状態を示す斜視図、図9は結晶化ガラス板を取付けた取付基材の側面図、図10は取付基材を構造体に取付けた状態を示す側面図、図11は取付基材を構造体に取付けるアンカー部分の拡大図である。
【0022】
即ち、この実施形態の結晶化ガラス建材10aの取付け方法は、図8、図9に示すように、前記実施形態の結晶化ガラス板10の取付け方法と同様に矩形状フレーム12を備え、図10に示すように、この矩形状フレーム12を介して結晶化ガラス板14が建物躯体18の外壁面18aに取付けられるようになっている。前記矩形状フレーム12の裏側には、上下に配置された前記段差面12cの背面両端部に、後方に向かって突設される取付部としての4個の取付プレート30が固設されている。
【0023】
ここで、この実施形態の結晶化ガラス建材10aの取付け方法は、矩形状フレーム12を建物躯体18に取付ける以前に、結晶化ガラス板14を矩形状フレーム12の段差面12cにエポキシ変成シリコン樹脂24を介して貼付けておく。そして、結晶化ガラス板14を貼付けた上記矩形状フレーム12を、これの裏面から突設される取付プレート30をホールインアンカー32を介して上記外壁面18aに取付けられる。
【0024】
ホールインアンカー32は図11に示すように、これに螺合される図外の捩子ピンに取付ナット34が螺合されるようになっており、これらホールインアンカー32と取付ナット34との間にL字状の取付ブラケット36が挟持されている。そして、前記取付ブラケット36の折曲部分36aと前記取付プレート30とを重合して、これら両者をダボピン38によって結合するようになっている。
【0025】
また、矩形状フレーム12を介して建物躯体18に取付けられた結晶化ガラス板14は、前記実施形態と同様に隣設される結晶化ガラス板14間の目地部分26をシーリング剤28で埋めるようになっている。
【0026】
従って、この実施形態の結晶化ガラス建材10aの取付け方法では、前記実施形態の結晶化ガラス建材10の取付け方法と同様に、結晶化ガラス板14自体に何ら加工を施す必要がなくなって、加工による破損を防止することができると共に、この加工が不要となることから結晶化ガラス板14を薄肉化することができる。また、結晶化ガラス板14を取外す際には、矩形状フレーム12を取外せば良いため交換作業が容易になる。
【0027】
更に、この実施形態の結晶化ガラス建材10aの取付け方法では、前記結晶化ガラス板14は矩形状フレーム12に予め貼付けた状態で、この矩形状フレーム14を建物躯体18に取付けるようになっているため、工場等で結晶化ガラス板14を矩形状フレーム12に貼付けた状態で現場に搬入することができ、出荷時とか施工時において矩形状フレーム12によって結晶化ガラス板14を保護することができる。また、隣接される結晶化ガラス板14間の目地部分26がシーリング剤28によって埋められることにより、それぞれ隣設される結晶化ガラス板14のガラス面同士をシーリング剤28によって均一面として接続することができ、また、シーリング剤28で前記目地部分26に露出される矩形状フレーム12の外周壁12bを隠すことができるため、外観性を向上することができる。
【0028】
図12は他の実施形態を示し、前記実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べる。尚、図12は結晶化ガラス板を取付けた状態の側面図である。
【0029】
この実施形態の結晶化ガラス建材10bの取付け方法では、取付基材としてむく板で形成される基板40を用いている。この基板40は押出し成形板、スレート板、CGC(ガラス繊維強化セメント)とかアルミハニカム板(アルミ板を六角形状に多数結合して全体的に板状に構成したもの)等によって形成される。
【0030】
前記基板40には側面となる小口面40aにダボピン38を挿入する取付部としての取付孔42を形成してある。そして、建物躯体18の外壁面18aにホールインアンカー32を介して固定された取付ブラケット36の折曲部分36aと、前記取付孔42とに跨がってダボピン38を挿入することにより、前記基板40が建物躯体18に取付けられる。勿論、結晶化ガラス板14は前記基板40の表面にエポキシ変成シリコン樹脂等を介して貼付けられる。
【0031】
従って、この実施形態の結晶化ガラス建材10bの取付け方法にあっても、基板40の小口面40aにダボピン38を取付ける取付孔42を形成したので、結晶化ガラス板14自体に何ら加工を施す必要がないことから、加工による破損を防止することができると共に、この加工が不要となることから結晶化ガラス板14を薄肉化でき、かつ、交換時には基板40を取外せば良いため、結晶化ガラス板14の交換作業が容易になる。
【0032】
ところで、この実施形態の結晶化ガラス建材10bの取付け方法にあっても、基板40を建物躯体18に先付けした後に、この基板40に結晶化ガラス板14を後付けしてもよく、また、結晶化ガラス板14を基板40に先付けして、この基板40を建物躯体18に取付けるようにしてもよい。
【0033】
尚、前記各実施形態では結晶化ガラス板14を矩形状フレーム12または基板40に貼付けるにエポキシ変成シリコン樹脂24を用いた場合を開示したが、この接着剤以外の弾性接着剤であってもよく、また、両面テープを用いることもできる。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の請求項1に示す結晶化ガラス建材の取付け方法によれば結晶化ガラス建材は、構造体にアンカーを打設し、このアンカーに取付基材の取付部を取付け、取付部のアンカーに対する取付け位置を調整することにより、取付基材の取付誤差を調整することができる。また、取付基材の貼付面に接着剤を介して結晶化ガラス板を貼付ける際に、結晶化ガラス板の取付誤差を調整することができる。従って、取付基材を構造体に取付ける際と、結晶化ガラス板を取付基材に取付ける際の2段階で取付誤差を調整することができるので、不陸の多い構造体の外壁面であっても、取付けられた結晶化ガラス板の表面の面精度を高めることができる
また、結晶化ガラス板に孔開け等の加工を施すことなく、結晶化ガラス板を構造体の表面に取り付けることができるので、結晶化ガラス板が破損したり、加工部分によって外観性が損なわれるようなことがなく、また、結晶ガラス板を薄肉化することもできる。
さらに、改修工事等で結晶化ガラス板を取外す必要が生じた場合には、取付基材を構造体から取外せばよいので、その取換え作業が容易になる。
さらに、構造体の構築途中にあっても、取付基材を先行して構造体に取付け、その後、構造体の構築完了後に先行して取付けた取付基材に結晶化ガラス板を取り付けることができるので、工期を短縮化することができる。
【0035】
また、本発明の請求項2に示す結晶化ガラス建材の取付け方法によればダブルナット及び取付けナットの捩子ピンに対する螺合位置を調整することにより、取付基材の取付部の捩子ピンに対する取付位置が調整され、これにより、取付基材の取付誤差が調整されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の結晶化ガラス建材の取付け方法の一実施の形態を示す斜視図である。
【図2】 図1の取付基材の背面図である。
【図3】 図1の取付基材の側面図である。
【図4】 図1の取付基材を構造体に取付けた状態を示す側面図である。
【図5】 図1の取付基材を構造体に取付けるアンカー部分の拡大図である。
【図6】 取付基材に結晶化ガラス板を取付けた状態を示す側面図である。
【図7】 結晶化ガラス板間の仕上げ工程を示す正面図である。
【図8】 本発明の結晶化ガラス建材の取付け方法の他の実施の形態を示す斜視図である。
【図9】 図8の取付基材の側面図である。
【図10】 図8の取付基材を構造体に取付けた状態を示す側面図である。
【図11】 図8の取付基材を構造体に取付けるアンカー部分の拡大図である。
【図12】 本発明の結晶化ガラス建材の取付け方法の他の実施の形態を示す側面図である。
【図13】 従来の結晶化ガラス板の取付状態を示す断面図である。

Claims (2)

  1. 表側に貼付面が設けられ、裏側又は側面に取付部が設けられる取付基材と、該取付基材の前記貼付面に貼付けられる結晶化ガラス板とを備えた結晶化ガラス建材を構造体に取付けるための結晶化ガラス建材の取付け方法であって、
    前記構造体にアンカーを打設し、該アンカーに前記取付部を取付け、該取付部の該アンカーに対する取付け位置を調整することにより、前記取付基材の取付誤差の調整を行う工程と、
    取付誤差の調整を行った前記取付基材の前記貼付面に接着剤を介して前記結晶化ガラス板を貼付け、この際に、該結晶化ガラス板の取付誤差の調整を行う工程とを備えていることを特徴とする結晶化ガラス建材の取付け方法。
  2. 前記アンカーは、該アンカーに螺合される捩子ピンと、該捩子ピンに螺合されるダブルナット及び取付ナットとを備え、前記ダブルナットと前記取付ナットとの間に前記取付部が固定され、前記ダブルナット及び前記取付けナットの前記捩子ピンに対する螺合位置を調整することにより、前記取付部の前記捩子ピンに対する取付位置が調整され、これにより前記取付基材の取付誤差が調整されることを特徴とする請求項1に記載の結晶化ガラス建材の取付け方法。
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