JP3791866B2 - 患者モニター用フェールセーフ管理システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般に患者モニター用フェールセーフ管理システム(故障の危険性のない患者モニター用管理システム)に関し、より詳しくは、患者モニターに対する電力の印加を制御し、予期せぬ電力状態の変化や障害を操作者に知らしめ、かかる変化又は障害が生じたときに患者モニターの電源を安全な状態に遮断するフェールセーフ管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
障害を検知し、安全に患者モニターを電源遮断するために、ウォッチドッグタイマーを備えるものなど種々の保護システムが従来の技術で使用されている。しかしながら、患者モニターの電源の投入及び遮断のみならず、操作者にモニターの障害を知らしめるなどの特定の機能に接続された保護システムは、その場限りの特別なものとして開発されてきた。従来のシステムにおいては、首尾一貫してフェールセーフな(故障の危険性のない)電源の投入及び遮断操作を行うものはなかった。
【0003】
さらに、操作者の意思による行為の他に、何らかの理由(例えばウォッチドッグタイマーの時間切れや停電など)により、患者モニターの電源がオフに切り換えられる場合、操作者はそれを知らされなければならない。しかしながら、このような機能は患者モニターのフェールセーフな電源の投入及び遮断と協調して行われていなかった。
【0004】
従って、通常の操作の場合に患者モニターのフェールセーフな電源の投入及び遮断を制御するだけでなく、予期せぬ状態の変化や障害を操作者に知らしめ、かかるエラー条件下においても患者モニターの電源を遮断するような患者モニター用フェールセーフ管理システムの開発が望まれている。本発明はこのような要望を満たすべく設計されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は従来技術における上記の要望を満足するフェールセーフ管理システムに関する。本発明のフェールセーフ管理システムは、患者モニターのオン/オフ切換を使用者及びシステムのソフトウェアと協調させる機能と、停電等により患者モニターの電源がオフになった場合に操作者に知らせる機能と、患者モニターシステムの処理装置のハードウェア又はソフトウェアの不適切な動作を操作者に知らせる機能を統合することにより、かかる要望を満足するものである。患者モニターの動作中に発生し得る予期せぬ状態の変化や障害を検知することにより、フェールセーフなやり方で安全な状態へ患者モニターの電源が遮断される。さらに、本発明のフェールセーフ管理システムは、モニターをオンにしたときに操作者がサービスモードを選択することを任意に可能にすることにより、検査を容易にする。本発明のフェールセーフ管理システム全体は、好ましくは、それが容易に患者モニターのマイクロプロセッサ制御システムに組み込むことができるように小さな1チッブのマイクロコントローラに実装される。
【0006】
本発明の実施形態による患者モニターは、患者モニターのオン/オフ状態やマイクロプロセッサ制御システムからの故障信号をモニター(監視)して、予期せぬ状態の変化や障害が検知されたときはフェールセーフなやり方で患者モニターの電源を遮断するものである。特に、本発明の患者モニターは患者の生理学的パラメータに関連するパラメータデータを収集し、そのパラメータデータをディスプレイに表示する。この目的のために、本発明の患者モニターは、パラメータデータを収集する手段と、前記パラメータデータを処理し、その処理されたパラメータデータを前記ディスプレイに表示し、少なくとも前記収集手段及び当該パラメータ処理手段が適切に操作されているかどうかを示すウォッチドッグパルスを出力するパラメータ処理手段と、電源投入若しくは電源遮断信号を受け取ることにより、前記ディスプレイ、前記収集手段及び前記パラメータ処理手段に対して選択的に電力を供給する電源と、エラー信号を受け取ることによって鳴るアラームと、前記患者モニターを選択的にオン/オフにするオン/オフボタンとを有する。さりながら、本発明の患者モニターは特に、前記オン/オフボタンに応答して選択的に前記電源投入若しくは電源遮断信号を前記電源に出力し、当該フェールセーフ管理処理手段が所定時間周期の内にウォッチドッグパルスを受け取らないときは前記アラームを鳴らすべく、前記ウォッチドッグパルスに応答して前記エラー信号を発生させるフェールセーフ管理処理手段によって特徴づけられる。
【0007】
すなわち、本発明の患者モニターは、請求項1に記載されるように、患者の生理学的パラメータに関連するパラメータデータを収集し、このデータをディスプレイに表示する患者モニターであって、
前記パラメータデータを収集する手段と、
前記パラメータデータを処理し、その処理されたパラメータデータを前記ディスプレイに表示し、少なくとも前記収集手段及び当該パラメータ処理手段が適切に操作されているかどうかを示すウォッチドッグパルスを出力するパラメータ処理手段と、
電源投入若しくは電源遮断信号を受け取ることにより、前記ディスプレイ、前記収集手段及び前記パラメータ処理手段に対して選択的に電力を供給する電源と、
エラー信号を受け取ることによって鳴るアラームと、
前記患者モニターを選択的にオン/オフにするオン/オフボタンと、
前記オン/オフボタンに応答して選択的に前記電源投入若しくは電源遮断信号を前記電源に出力し、当該フェールセーフ管理処理手段が所定時間周期の内にウォッチドッグパルスを受け取らないときは前記アラームを鳴らすべく、前記ウォッチドッグパルスに応答して前記エラー信号を発生させるフェールセーフ管理処理手段とを有する患者モニターである。
【0008】
前記フェールセーフ管理処理手段は、好ましくは、少なくとも前記電源がオフになったときに電力を供給するバックアップバッテリーを有する。また、患者モニターをオン/オフにするための別の手段として選択ノブを設けてもよい。一般には、選択ノブは前記収集手段がどのパラメータデータを収集すべきかを操作者が選択できるようにするものであるが、好ましい実施形態において、操作者は、前記オン/オフボタンを押し下げると同時に選択ノブを押すと、患者モニターの電源投入により患者モニターを、サービス(業務)やソフトウェアの更新等をすることができるサービスモードに入れることができる。
【0009】
動作の間、本発明の前記フェールセーフ管理処理手段は、オフリクエストを前記パラメータ処理手段に送り、前記患者モニターがオンの状態にある間に前記オン/オフボタンを押し下げることによって前記フェールセーフ管理処理手段が前記電源遮断信号を前記電源に送る前に、フェールセーフなやり方で前記パラメータ処理手段のパラメータ処理を中止させる。
【0010】
また、前記フェールセーフ管理処理手段には、付加的なタイムアウト(時間切れ)機能を提供すべく、複数のタイマーを設けてもよい。例えば、強制的オフタイマーは、患者モニターがオン状態にある間に前記オン/オフボタンが押し下げられたときにカウントを開始する。前記オン/オフボタンが放される前に前記強制的オフタイマーが所定時間をカウントすれば、前記パラメータ処理手段によるパラメータ処理の状態のいかんを問わず、フェールセーフなやり方で前記患者モニターの電源が遮断される。他方、前記フェールセーフ管理処理手段が所定時間周期の内にウォッチドッグパルスを受け取らず前記アラームが鳴っているときに、前記フェールセーフ管理処理手段は、前記アラームに応答して電源遮断時間間隔の間に操作者により何ら行為が行われなければ、前記電源遮断時間間隔の後に前記電源遮断信号が前記電源に送られるようにするフェールセーフオフタイマーを開始させるようにすることができる。同様に、前記フェールセーフ管理処理手段は、前記アラームをオフにするためのアラーム時間間隔の間に操作者により何ら行為が行われなければ、前記アラーム時間間隔の後にアラームをオフにするアラームタイマーを開始させるようにすることできる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の例示的な実施の形態によるフェールセーフ管理システムを、図1〜図5を参照して以下に説明する。これらの図に関して述べられる説明が例示を目的とするものにすぎず、いかなる場合にも本発明の範囲を限定するものではないと解されるべきことを、当業者は理解するであろう。本発明の範囲に関するすべての疑問は特許請求の範囲によって解決することができるであろう。
【0012】
本発明は、ハードウェア若しくはソフトウェアのエラーが患者モニターに検出され、使用中に患者モニターが監視を止めた場合に、患者へ損害を与える危険性を最小限にするとともに、首尾一貫してフェールセーフな患者モニターの電源の投入及び遮断操作を行うためのフェールセーフ管理システムに関する。ここで用いる「フェールセーフ」(failsafe)なシステムとは、無効な状態が検出される場合に、モニターを患者又は操作者にとって危険でない状態におくシステムをいう。例えば、万一、主処理制御論理回路において無効状態が検出される場合に、上記「フェールセーフ」なシステムは、モニターを既知の安全な状態におき、ハードウェアのリセットを通じて又は電源のサイクルを通じて当該モニターが通常の状態に復帰するまで、一切データを処理しない。本発明によるフェールセーフ管理システムを備えた患者モニターの実施の形態が図1に示される。
【0013】
図1は、ジョンソン・アンド・ジョンソン・メディカル社から購入可能なDINAMAPTMMPSセレクトモニターなどのモジュール式患者モニターの単純化したブロック図を示し、この患者モニターは本発明によるフェールセーフ管理システムを備えている。図1に示されるように、患者モニター10は、パラメータ処理手段である主処理装置12と、ディスプレイ14と、1個以上のパラメータモジュール16を含む。パラメータモジュール16は、患者から吐き出されたCO2 、患者の心臓の鼓動速度、患者の血圧(浸潤か又は非浸潤)、患者の体温、患者の心電図、患者の動脈血の酸素飽和(SpO2 )、患者の呼吸速度などの患者の生理学的なパラメータデータを選択的に収集するために、使用の際にはパラメータ処理手段である主処理装置と接続される分離したモジュールである。主処理装置12とディスプレイ14とモジュール16は、電源18から、又は万一の停電の場合にON/OFFボタン22が押し下げられるとバックアップバッテリー20から、電力供給を受ける。或いは、どのモジュール16がその収集したデータをディスプレイ14に表示すべきかを選択するために使用される選択ノブ24の操作に応答して、電力が供給されてもよい。操作に際し、主処理装置12は、システムのハードウェア及びソフトウェアの動作をウオッチ(監視)して、万一上記のようなエラーが検知されるときに鳴らすアラーム26を発生させる1個以上のウォッチドッグタイマーを備える。最後に、本発明により設計されたフェールセーフ管理処理手段であるフェールセーフ処理装置28は、ON/OFFボタン22や選択ノブ24からの入力に応答して患者モニター10の電源投入/電源遮断を制御し、主処理装置12によりエラーが検出されるか或いは操作者による選択なしで患者モニター10の電源が遮断されようとすると、アラーム26の作動を制御する。
【0014】
本発明の実施の形態によれば、フェールセーフ処理装置28は、操作者のON/OFFボタン22が押し下げる行為をシステムのソフトウェアの状態と協調させるようなやり方で患者モニター10を電源投入/電源遮断する機能と、万一、患者モニター10がシステムの故障によりOFFになった場合或いは患者モニターのハードウェア又はソフトウェアの不適切な動作が検知された場合に、操作者に異常を知らせるアラーム26に電力を供給する機能と、患者モニター10をONにしたときに操作者が選択的にサービスモードを選択できるようにする機能を行う。図1に示されるように、フェールセーフ処理装置28は、ON/OFFボタン22からのON/OFF信号(BTN)と、選択ノブ24からの選択信号(XKNOB)と、主処理装置12からのOFFコマンド(OFF_CMD)及びフェールセーフパルス(FS_PULSE)を含むいくつかの入力に応答するものである。フェールセーフ処理装置28はこれらの入力を処理して、いくつかの制御出力、すなわち、患者モニター10をON/OFFにすべく主電源18の状態を制御する電源制御出力である電源投入若しくは電源遮断信号(SYS_ENABLE)と、患者モニター10がONである間に操作者がON/OFFボタンを押したことを主処理装置12に知らせるOFFリクエスト(OFF_REQ)と、フェールセーフウォッチドッグタイマーの時間が切れたこと並びにハードウェアの電源を遮断して安全な状態にすべきことを患者モニター10のハードウェアに知らせる故障制御出力(FS_FAILED)と、エラーが検出されたときにアラーム26を起動させるアラーム起動(BEEP)信号と、所望の場合には、操作者がサービスモードを選択したことを主処理装置12に指示するサービスモード信号(SVC_MODE)とを含む制御出力を出力する。
【0015】
ON/OFF押しボタン22は、患者モニター10をONにすべく、又は主処理装置12のソフトウェアが患者モニター10をOFFにすることをリクエストすべく、ON/OFF押しボタン22が押されたことを表示する信号(BTN)をフェールセーフ処理装置28に与える。患者モニターがOFFの場合は、ON/OFF押しボタン22を押すことによりシステムの電源がONになるのに対し、患者モニター10がONの場合は、ON/OFF押しボタン22を押すことにより、患者モニター10が電源遮断されるべき旨のリクエストが主処理装置12へ出される。主処理装置12のソフトウェアは、フェールセーフ処理装置28へのOFFコマンド(OFF_CMD)を出す前に、操作者からの確認をリクエストすることができる。主処理装置12からのOFFコマンド(OFF_CMD)は、フェールセーフ処理装置28に対し、適切なSYS_ENABLE信号を電源18へ送ることによりシステムの電源をOFFにするように指示する。他方、患者モニターがONであってアラームが鳴っているときに、ON/OFF押しボタン22を押し下げれば、ON/OFF押しボタン22の起動により、患者モニター10はOFFになり、アラーム26は静止する。さらに、患者モニター10がONである間に、ON/OFF押しボタン22を押し下げて所定の期間(例えば5秒間)INの状態を保つと、ソフトウェアの状態のいかんにかかわらず、患者モニター10は直ちにOFFになる。このようなオーバーライドの性質によってシステムの故障からの回復が可能となり、これは、ソフトウェアが患者モニター10をOFFに切り換えるのを防止する。
【0016】
患者モニター10の好ましい実施形態において、操作者は、選択ノブ24に設けられたボタンを押すことによって患者モニター10の電源をONにすることができ、このボタンは他の点では、どのパラメータモジュール16が任意の時間に患者モニター10にプラグインされるかに依るシステムのオプションを通じて、操作者が操作を行うことを可能にする為に使われる。他方、選択ノブ24とON/OFF押しボタン22が同時に押し下げられると、操作者は診断の実行やソフトウェアの更新などのサービスモードを患者モニター10に入力することができる。
【0017】
患者モニター10は、好ましくは、主処理装置12においてウォッチドッグタイマーを使用したフェールセーフシステムを実装しており、このシステムは、患者モニター10が適切に操作される場合に所定の速度より大きな速度で周期的パルスFS_PULSEをフェールセーフ処理装置28に出力する。一般的に患者モニター10に対する電力の不全又は損失により、FS_PULSE信号は予定通りには出現することがないことから、パルスFS_PULSEが何らかの理由により妨げられて所定速度に設定された時間周期よりも長い時間、フェールセーフ処理装置28により検出されないと、フェールセーフ処理装置28は、アラームを鳴らすべくBEEP信号をアラーム26に送り、システム電源(PWR)をOFFにすべくSYS_ENABLE信号を電源18に送る。また、患者モニター10のそれぞれのハードウェア装置にFS_FAILED信号が供給される。例えば、フェールセーフなやり方で電源を遮断すると、ディスプレイ14がブランク状態になり、アラーム26が起動し、入力装置が作動しなくなり、主処理装置12への伝達/主処理装置12からの伝達がディスエーブル(禁止)される。フェールセーフ処理装置28はバックアップバッテリー20により電力供給を受けるので、電源が切られることなく動作を続ける。
【0018】
次に、図2〜図5に関し、フェールセーフ処理装置28の管理ソフトウェアの動作について説明する。
【0019】
図2は、フェールセーフ処理装置28の管理ソフトウェアの実施形態の状態図を示したものである。図に示されるように、フェールセーフ処理装置28の管理ソフトウェアは、受け取る入力に応じて8個の異なる状態のうちの一つを想定するものである。管理ソフトウェアは状態0において動作を開始し、ここにおいて電源18はOFFである。初期の起動時(バッテリーがインストールされる時)に又は管理ハードウェア若しくはソフトウェアの故障の時に、ハードウェアの「リセット」が入力されて、状態0に入る。ON/OFF押しボタン22が放されているのであれば(BTN OUT)、管理ソフトウェアは通常の停止(resting off)状態である状態1に移る。電源18はOFFであり、アラーム26は静止している。
【0020】
通常のOFF状態(状態1)になると、ON/OFF押しボタン22を押し下げることにより、管理ソフトウェアは中間状態2に移り、SYS_ENABLE信号をアサート(アクティブ)にすることにより患者モニター10への電源をONにする。次いで、ON/OFF押しボタン22が放されると、管理ソフトウェアは通常の静止(resting on)状態である状態3に移る。また、状態2に入る時に患者モニター10がONに切り替わると、フェールセーフ(FS)タイマーはリセットされる。さらに、主処理装置12からFS_PULSEが入力される度毎に、フェールセーフ(FS)タイマーはリセットされる。通常のON状態である状態3にあるときに、ON/OFF押しボタン22を押し下げることにより、管理ソフトウェアは状態4に進み、操作者が患者モニター10をOFFにすることを欲する旨のOFFリクエスト(OFF_REQ)の信号を主処理装置12に送る。ON/OFF押しボタン22を放すことにより、管理ソフトウェアは状態3に戻る。ON/OFF押しボタン22を繰り返し押したり放したりすることにより、管理ソフトウェアは状態3と状態4の間を繰り返すが、該ソフトウェアがOFFコマンド(OFF_CMD)を出さなければ、管理ソフトウェアの状態は影響を受けない。上記主処理装置12は、OFFリクエスト(OFF_REQ)を受け取った後、直ぐに又は操作者による確認の後に、OFFコマンド(OFF_CMD)を管理ソフトウェアに出す。管理ソフトウェアが状態2にあっても、状態3にあっても、状態4にあっても、OFFコマンドは、管理ソフトウェアを中間のOFF状態である状態5に移す。そして、ON/OFF押しボタン22が押し下げられないときは、管理ソフトは状態1に進む。
【0021】
通常のON状態である状態2、3、4の間、フェールセーフ(FS)タイマーの状態が監視されるが、フェールセーフ(FS)タイマーが所定時間をカウントする(すなわち、該タイマーがあまり早くにはリセットされない)のであれば、管理ソフトウェアは中間状態6に移り、患者モニターのハードウェアに対してBEEP信号をアサートにするとともにFS_FAILED信号をアサートにすることにより、アラーム26を鳴らす。状態6においてON/OFF押しボタン22が放されると、管理ソフトウェアは状態7に移り、アラーム26を鳴らし続ける。状態7において、異なる状態のSYS_ENABLE信号を電源18に送ることにより、電源がOFFになる。そして、操作者がいったんON/OFF押しボタン22を押し下げると、管理ソフトウェアは中間のOFF状態である状態5に進み、そこで異なる状態のBEEP信号をアサートにすることによりアラーム26は静止する。そして、ON/OFF押しボタン22を放すことにより、管理ソフトウェアは、上述のように通常のOFF状態である状態1に進む。
【0022】
図3は、さらにサービスモード及びその他の機能を提供するための構成を備えた、本発明のフェールセーフ管理システムのより詳細な別の実施形態の状態図を示す。図に示されるように、この実施形態におけるフェールセーフ処理装置28の管理ソフトウェアは、受け取る入力に応じて10個の異なる状態のうちの一つを想定するものである。管理ソフトウェアは状態0において動作を開始し、ここにおいてアラーム26が鳴り始めるとともに電源18はOFFである。初期の起動時(バッテリーがインストールされる時)に又は管理ハードウェア若しくはソフトウェアの故障の時にのみ、ウォッチドッグタイマーの時間が切れるか又はハードウェアの「リセット」が入力されて、状態0に入る。ON/OFF押しボタン22が放されているのであれば(BTN OUT)、管理ソフトウェアは、状態7に移り、操作者がON/OFF押しボタン22を押し下げることによって起動時のアラームを認めるのを待つ。そして、操作者がON/OFF押しボタン22を押し下げると、管理ソフトウェアは状態5に移り、起動時のアラームを静止すべくBEEP信号がアサートにされる。或いは、フェールセーフ(FS)ビープ(beep)タイマーが遅延して例えば5分後に終了した後に、起動時のアラームは静止し、管理ソフトウェアは状態5に移る。操作者がON/OFF押しボタン22を放し、選択ノブ24がOUTであると(BTN OUTおよびXKNOBOUT)、管理ソフトウェアは、通常の停止(resting off)状態である状態1に移る。電源18はOFFであり、アラーム26は静止している。
【0023】
通常のOFF状態(状態1)になると、ON/OFF押しボタン22又は選択ノブ24を押し下げることにより(BTN OUTまたはXKNOB OUT)、管理ソフトウェアは中間状態2に移り、SYS_ENABLE信号をアサートにすることにより患者モニター10への電源をONにする。次いで、ON/OFF押しボタン22又は選択ノブ24が放されると、管理ソフトウェアは通常の静止(resting on)状態である状態3に移る。また、状態2に入る時に患者モニター10がONに切り替わると、フェールセーフ(FS)タイマーはリセットされる。さらに、主処理装置12からFS_PULSEが入力される度毎に、フェールセーフ(FS)タイマーはリセットされる。
【0024】
通常のON状態である状態3にあるときに、ON/OFF押しボタン22を押し下げることにより、管理ソフトウェアは状態4に進み、操作者が患者モニター10をOFFにすること欲する旨のOFFリクエスト(OFF_REQ)の信号を主処理装置12に送る。ON/OFF押しボタン22を放すことにより、管理ソフトウェアは状態3に戻る。主処理装置12は、OFFリクエスト(OFF_REQ)を受け取った後、直ぐに又は操作者による確認の後に、OFFコマンド(OFF_CMD)を管理ソフトウェアに出す。管理ソフトウェアが状態2にあっても、状態3にあっても、状態4にあっても、OFFコマンドは、管理ソフトウェアを中間のOFF状態である状態5に移す。そして、ON/OFF押しボタン22も選択ノブ24も押し下げられないときは、管理ソフトは状態1に進む。ON/OFF押しボタン22を繰り返し押したり放したりすることにより管理ソフトウェアは状態3と状態4の間を繰り返すが、該ソフトウェアがOFFコマンド(OFF_CMD)を出さなければ、ON/OFF押しボタン22を押し続けている限り管理ソフトウェアの状態は影響を受けず、これによってより長い時間間隔で管理ソフトウェアを状態4に保たれる。このことは、操作者が延長された時間(例えば5秒間)ON/OFF押しボタン22を押し続けていることにより患者モニター10を強制的にOFFにすることができる「強制的オフ」(forced-off)方法につながる。つまり、何らかの理由により、患者モニターのモニターがOFFリクエスト(OFF_REQ)に対して応答せず、フェールセーフ(FS)タイマーがリセットされ続けるのであれば、操作者は強制的に患者モニター10をOFFにすることができる。この強制的OFF方法においては、管理ソフトウェアが状態4に入ると、強制的オフタイマーがリセットされ、また、管理ソフトウェアが延長された時間、状態4のままでいると、該強制的オフタイマーは終了して、患者モニター10をOFFにすべく管理ソフトウェアは状態5に遷移する。
【0025】
図3の実施形態の管理ソフトウェアは、好ましくは、操作者が患者モニターに対するサービス(業務)やソフトウェアの更新等をすることができるサービスモードを実装する。上述のように、患者モニター10がOFFであって、ON/OFF押しボタン22が押し下げられ保持されると、患者モニター10の電源がONにされ、管理ソフトウェアは状態2になる。この時点で、選択ノブ24をも押すと、管理ソフトウェアは状態8に入り、SCV_MODE信号をアサートにする。このSCV_MODE信号は、サービスモードに入ることを主処理装置12に知らしめるものである。次いで操作者がON/OFF押しボタン22を放すと、管理ソフトウェアは通常のON状態である状態3に入る。他方、管理ソフトウェアが状態8にある間に主処理装置12からOFFコマンド(OFF_CMD)を受け取ると、管理ソフトウェアは、上述のように中間のOFF位置である状態5に進む。そして、ON/OFF押しボタン22又は選択ノブ24が放されると、管理ソフトウェアは停止(resting off)状態1に進むとともに、SCV_MODE信号はリセットされる。
【0026】
通常のON状態である状態2、3、4、8の間、フェールセーフ(FS)タイマーの状態が監視されるが、フェールセーフ(FS)タイマーが所定時間をカウントする(すなわち、該タイマーがあまり早くにはリセットされない)のであれば、管理ソフトウェアは中間状態6に移り、患者モニターのハードウェアに対してBEEP信号をアサートにするとともにFS_FAILED信号をアサートにすることにより、アラーム26を鳴らす。状態6においてON/OFF押しボタン22が放されると、管理ソフトウェアは状態9に移り、アラーム26を鳴らし続ける。状態9では、2種類のタイマー、すなわちフェールセーフ(FS)オフタイマーとフェールセーフ(FS)ビープタイマーが開始される。管理ソフトウェアが状態9にある間に、操作者がON/OFF押しボタン22を押すと、管理ソフトウェアは状態7に移り、また、異なる状態のSYS_ENABLE信号を電源18に送ることにより、電源がOFFになる。そして直ぐに、管理ソフトウェアは中間のOFF状態である状態5に進み、そこで異なる状態のBEEP信号をアサートにすることによりアラーム26は静止する。そして、ON/OFF押しボタン22又は選択ノブ24を放すことにより、管理ソフトウェアは、上述のように通常のOFF状態である状態1に進む。他方、管理ソフトウェアが状態9にある間に操作者がON/OFF押しボタン22を押さなければ、フェールセーフ(FS)オフタイマーが終了した後(例えば30秒以内)に管理ソフトウェアは状態7へ進み、SYS_ENABLE信号をアサートにすることにより、患者モニター10の電源がOFFになる。状態7において、フェールセーフ(FS)ビープタイマーが終了するまで(例えば5分以内)アラーム26は鳴り続け、フェールセーフ(FS)ビープタイマーが終了した時点で管理ソフトウェアは状態5に進む。そして、ON/OFF押しボタン22又は選択ノブ24のいずれかを放すことにより、管理ソフトウェアは停止(resting off)状態に進む。
【0027】
図4は、本発明により、操作者が患者モニター10をOFFにする場合の通常のフェールセーフな電源遮断の流れ図を示す。図4に示されるように、ステップ30にあるように患者モニター10がONの状態にあると、ステップ32において操作者は、患者モニター10をOFFにするために、ON/OFF押しボタン22を押す。この電源をOFFにする順序は、フェールセーフ処理装置28がOFFリクエスト(OFF_REQ)をアサートにすることにより、ステップ34において開始され、このOFF_REQが主処理装置12によりステップ36において検知される。そして、主処理装置12は、ステップ38においてデータをセーブし患者を安全に維持すべくシャットダウン(停止)タスクを実行する。次いで、主処理装置12はステップ44においてOFFコマンド(OFF_CMD)をアサートにし、このOFF_CMDがフェールセーフ処理装置28によりステップ42において検知される。これらのステップが完了してはじめて、適切なSYS_ENABLE信号を電源18に送ることによりステップ44においてシステムの電源がOFFになる。
【0028】
他方、図5は、本発明により、エラー条件が検知された場合のフェールセーフな電源遮断の流れ図を示す。図5に示されるように、ステップ46にあるように患者モニター10がONの状態にあると、ウォッチドッグタイマーのパルスFS_PULSEが予期される時間間隔以内に受け取られているか否かが、ステップ48においてフェールセーフ処理装置28により決定される。もし予期される時間間隔以内に受け取れらていなければ、ステップ50において、フェールセーフ処理装置28は「BEEP」信号をアラーム26に送り、該アラームが鳴ってシステムの障害を操作者に知らせる。そしてステップ52において、フェールセーフ処理装置28はシステムのハードウェアに対してもFS_FAILED信号を送り、該ハードウェアは安全なやり方で電源遮断される。次にステップ54において、フェールセーフ処理装置28が適切なSYS_ENABLE信号を電源18に送ることにより、システムの電源がOFFになる。システムの電源がOFFになり、かつ、フェールセーフ(FS)ビープタイマーが終了すると、ステップ56において、フェールセーフ処理装置28が上記BEEP信号の状態を変化させることにより、アラーム26がOFFになる。
【0029】
本発明の好ましい形態において、フェールセーフ処理装置28には、電源18がOFFの場合にバックアップバッテリー20を制御するための小さな1チップのマイクロコントローラが設けられる。当業者により認識されるだろうが、フェールセーフ処理装置28は、患者モニター10の電源を投入/遮断する機能と、操作者の意思による行為の他の何らかの理由により患者モニター10をOFFにするような予期せぬ状態変化や停電などの障害を操作者に知らしめる機能を協調させる。フェールセーフ処理装置28は患者モニターの操作を次第に確実にかつフェールセーフにするものであり、この点は、重病患者に接続された患者モニター10を操作する場合に決定的なものとなる。
【0030】
以上では本発明の例示的な形態について述べたが、本発明の新規な教示及び利点から本質的に外れることなく、この例示的形態において多数の変更が可能であることを、当業者であれば容易に認識するであろう。従って、このようなすべての変更は特許請求の範囲に記載された本発明の範囲に含まれると解されるべきである。
【0031】
本発明の具体的な実施態様は以下の通りである。
(1)前記患者モニターはさらに、少なくとも前記電源がオフになったときに前記フェールセーフ管理処理手段に電力を供給するバックアップバッテリーを有する請求項1記載の患者モニター。
(2)前記フェールセーフ管理処理手段はオフリクエストを前記パラメータ処理手段に送り、前記患者モニターがオンの状態にある間に前記オン/オフボタンを押し下げることによって前記フェールセーフ管理処理手段が前記電源遮断信号を前記電源に送る前に、フェールセーフなやり方で前記パラメータ処理手段のパラメータ処理を中止させる請求項1記載の患者モニター。
(3)前記フェールセーフ管理処理手段は、前記患者モニターがオンの状態にある間に前記オン/オフボタンが押し下げられるときに、強制的オフタイマーを開始させ、前記オン/オフボタンが放される前に前記強制的オフタイマーが所定時間をカウントすれば、前記パラメータ処理手段によるパラメータ処理の状態のいかんを問わず、フェールセーフなやり方で前記患者モニターの電源が遮断される請求項1記載の患者モニター。
【0032】
(4)前記フェールセーフ管理処理手段は、前記フェールセーフ管理処理手段が所定時間周期の内にウォッチドッグパルスを受け取らず前記アラームが鳴っているときに、前記アラームに応答して電源遮断時間間隔の間に操作者により何ら行為が行われなければ、前記電源遮断時間間隔の後に前記電源遮断信号が前記電源に送られるようにするフェールセーフオフタイマーを開始させる請求項1記載の患者モニター。
(5)前記フェールセーフ管理処理手段は、前記フェールセーフ管理処理手段が所定時間周期の内にウォッチドッグパルスを受け取らず前記アラームが鳴っているときに、前記アラームをオフにするためのアラーム時間間隔の間に操作者により何ら行為が行われなければ、前記アラーム時間間隔の後に前記アラームをオフにするアラームタイマーを開始させる請求項1記載の患者モニター。
(6)前記フェールセーフ管理処理手段は1チップのマイクロコントローラを有する請求項1記載の患者モニター。
【0033】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、従来の技術における上述の要望を満足する患者モニター用フェールセーフ管理システムを提供できる。すなわち、本発明のフェールセーフ管理システムは、患者モニターのオン/オフ切換を使用者及びシステムのソフトウェアと協調させる機能と、停電等により患者モニターの電源がオフになった場合に操作者に知らせる機能と、患者モニターシステムの処理装置のハードウェア又はソフトウェアの不適切な動作を操作者に知らせる機能を統合することによって、通常の操作の場合に患者モニターのフェールセーフな電源の投入及び遮断を制御するだけでなく、予期せぬ状態の変化や障害を操作者に知らしめ、かかるエラー条件下においても患者モニターの電源を遮断することができる。患者モニターの動作中の予期せぬ状態の変化や障害を検知することにより、フェールセーフなやり方で安全な状態へ患者モニターの電源が遮断される。従って、操作者が自己の意思により患者モニターの電源を切る場合のみならず、予期せぬ状態の変化や障害が発生した場合においても、首尾一貫して患者への損害を与える危険性を最小限にすることができる。
【0034】
さらに、本発明のフェールセーフ管理システムは、モニターをオンにしたときに操作者が診断の実行やソフトウェアの更新などのサービスモードを選択することができるので、容易に検査を行うことができる。
【0035】
さらにまた、本発明の全体のフェールセーフ管理システムは、小さな1チッブのマイクロコントローラに実装することができるので、容易に患者モニターのマイクロプロセッサ制御システムに組み込むことができる。従って、本発明の患者モニター用フェールセーフ管理システムを使用すれば、既存の患者モニターシステムに僅かな変更を加えることにより、既存の患者モニターシステムをよりフェールセーフなものに改善することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるフェールセーフ管理システムを備えた患者モニターの模式図である。
【図2】本発明のフェールセーフ管理システムの実施形態の状態図である。
【図3】さらに追加的な機能を提供するための構成を備えた、本発明のフェールセーフ管理システムの現在好ましい実施形態の状態図である。
【図4】本発明による、患者モニターを使用者が電源遮断する場合のフェールセーフな電源遮断の流れ図である。
【図5】本発明による、エラー条件が検知される場合のフェールセーフな電源遮断の流れ図である。
Claims (1)
- 患者の生理学的パラメータに関連するパラメータデータを収集し、このデータをディスプレイに表示する患者モニターであって、
前記パラメータデータを収集する手段と、
前記パラメータデータを処理し、その処理されたパラメータデータを前記ディスプレイに表示し、少なくとも前記収集手段及び当該パラメータ処理手段が適切に操作されているかどうかを示すウォッチドッグパルスを出力するパラメータ処理手段と、
電源投入若しくは電源遮断信号を受け取ることにより、前記ディスプレイ、前記収集手段及び前記パラメータ処理手段に対して選択的に電力を供給する電源と、
エラー信号を受け取ることによって鳴るアラームと、
前記患者モニターを選択的にオン/オフにするオン/オフボタンと、
前記オン/オフボタンに応答して選択的に前記電源投入若しくは電源遮断信号を前記電源に出力し、当該フェールセーフ管理処理手段が所定時間周期の内にウォッチドッグパルスを受け取らないときは前記アラームを鳴らすべく、前記ウォッチドッグパルスに応答して前記エラー信号を発生させるフェールセーフ管理処理手段とを有する患者モニター。
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