JP3788733B2 - バーコード作成方法、ならびにバーコード表示装置およびバーコード提供装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶等のディスプレイにバーコードを表示するためのバーコード作成方法、ならびにバーコード表示装置およびバーコード提供装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
バーコードを利用して情報を入力する方法は、流通市場にPOS(point of sale (販売時点情報管理))システムとして始めて導入され、以来、流通の機械化を促進する役割を果たしてきた。現在では、宅配の伝票や、図書館や病院等のデータ管理、あるいはビデオや電子レンジ等の設定入力など、流通以外においても色々な分野で使われている。そして、色々な用途ごとにバーコードの表現形式も規格化されて運用されている。具体的には、例えば、昭和53年4月にわが国の共通商品体系として標準化された共通商品コード用バーコードシンボル(通称JANシンボル)のJIS規格がある。さらに、バーコードの形態も、流通の規格であるJANから、最近はXY方向の平面方向に広がる2次元バーコード等、多様な形態で使用されつつある。
【0003】
このように、現在では、バーコードを受け付ける端末、つまり流通過程でのPOS端末や、病院や図書館等の管理システムの端末や、家庭の中のビデオや電子レンジ等が、社会の中に数多く配置されて運用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、従来のバーコードは、印刷されたものをスキャナ等を用いて光学的に読み取り認識するものであった。すなわち、情報伝達媒体は印刷物であった。なお、公開特許公報「特開平5−28329号公報(公開日:平成5年(1993)2月5日)」には、液晶表示部を採用した可変型バーコード板が開示されている。しかし、これは表示するバーコードを任意に設定して商品等に貼着あるいは結着するものである。
【0005】
一方、インターネットが普及する中、携帯情報端末等のディスプレイに専用POS端末での読み取りを可能にバーコードを表示できれば、バーコードの新たな用途(例えば、家電製品へのデータ入力や商取引システム)を創出することができる。そのためには、携帯電話などの各種携帯情報端末の汎用のディスプレイにおいて、バーコード読み取り装置の光学的読み取り特性に適合したバーコード表示を行う必要がある。
【0006】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、バーコード読み取り装置によって読み取り可能であるように、携帯情報端末等の汎用のディスプレイにバーコードを表示することができるバーコード作成方法、ならびにバーコード表示装置およびバーコード提供装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るバーコード作成方法は、上記の課題を解決するために、バーコード表示装置の表示部の画面表示を定義する画面データを作成する画面データ作成処理において、バーコード表示装置の表示部に原点を基準として画面データを表示することで、バーコード読み取り装置が読み取り可能である当該表示部の読取可能領域内にバーコード画像が配置されるように、上記画面データに含まれるバーコード画像の原点を定義することを特徴としている。
【0008】
上記の構成により、バーコードをバーコード表示装置の表示部に表示するための画面データを、当該表示部に表示されたバーコード画像をバーコード読み取り装置が読み取り可能である当該表示部の読取可能領域内に、バーコード画像を配置して作成できる。
【0009】
ここで、バーコード画像とは、英数字等の符号を所定の規則に従いバーコードに変換した画像データである。
【0010】
また、画面データとは、バーコード表示装置の表示部の画面表示を定義したデータである。よって、表示部にバーコードを表示する場合には、バーコード画像を含む画面データに従って表示部に表示することになる。具体的には、画面データは、バーコードのみを含んでいてもよいし、バーコードおよびその周囲の余白を含んでいてもよいし、さらに、余白やバーコード画像に重ねてバーコード以外に表示する補足情報を含んでいてもよい。なお、画面データは、表示部全体の画像データであってもよいし、バーコード画像や補足情報を表示位置の指定とともに含むデータであってもよい。
【0011】
よって、上記の画面データによれば、バーコード表示装置が、表示部の外周部のバーコード読み取り装置の読み取り不可能な領域を避けて、バーコード画像を表示することができる。すなわち、バーコード画像を表示部の読取可能領域内に表示することにより、バーコード読み取り装置の認識可能領域内に表示することができる。したがって、バーコード表示装置の表示部に表示したバーコード画像を、バーコード読み取り装置で正確に読み取り認識することが可能となる。
【0012】
本発明に係るバーコード作成方法は、ピクセルが2次元マトリクス状に配設されているモノクロ表示の表示部に表示するバーコード画像を、バーコードの最細線の線幅を2ピクセル以上にして作成することが好ましい。
【0013】
上記の構成により、バーコードを構成する各線を一定以上の幅を持たせて表示することができるため、表示部にピクセルの欠損があっても、バーコードの線が切れたり、線がつながったりすることがない。すなわち、バーコード表示装置の表示部に、バーコード画像をバーコードの形状を潰さずに表示することが可能となる。
【0014】
よって、バーコード表示装置の表示部にピクセルの欠損があっても、表示したバーコード画像をバーコード読み取り装置で正確に読み取り認識することが可能となり、バーコード読み取り装置による認識率の低下を回避できる。
【0015】
本発明に係るバーコード作成方法は、上記読取可能領域内に複数のバーコード画像が配置されるように、上記画面データに含まれる複数のバーコード画像ごとに、上記原点をそれぞれ定義するようにしてもよい。
【0016】
なお、複数のバーコードを表示する際、各々のバーコードまたはバーコード群に表示部の原点を定義し、画面切換の際に常に表示可能バーコードおよびバーコード群が表示部の読取可能領域内に位置するように配置することができる。
【0017】
本発明に係るバーコード作成方法は、上記バーコード表示装置の表示部に表示するバーコード画像以外の補足情報の表示色を、バーコード読み取り装置の光源の色に設定するようにしてもよい。
【0018】
上記の構成により、バーコードをバーコード表示装置の表示部に表示するための画面データを、バーコード表示装置の表示部に表示するバーコード画像以外の補足情報を、バーコード読み取り装置によるバーコード画像の読み取りに影響を与えない色で表示するように設定して作成できる。
【0019】
例えば、補足情報をバーコード読み取り装置の読み取り光線と同色の色で表示する。すなわち、スキャナ光線が赤色の場合には、補足情報を表示部のRBG表示の同色であるR(赤色)で表示すれば、スキャナは補足情報を読み取ることができない。
【0020】
よって、上記のように補足情報の表示色を設定することにより、バーコード表示装置の表示部にバーコード画像以外の補足情報を表示しても、バーコード画像をバーコード読み取り装置で正確に読み取り認識することが可能となり、バーコード読み取り装置による認識率の低下を回避できる。
【0021】
したがって、バーコード表示装置の表示部に、バーコード画像の周囲の余白やバーコード画像に重ねて、バーコードの符号や内容説明等の補足情報を表示することが可能となる。すなわち、バーコード画像を含む多くの情報を表示部の限定された表示領域内に、バーコード読み取り装置の認識率を低下させずに表示することが可能となる。
【0022】
本発明に係るバーコード表示装置は、上記の課題を解決するために、自装置の表示部の仕様に合わせて、バーコードの最細線の線幅を、2ピクセル以上あるいは、1ピクセル+1サブピクセル以上にして、バーコード画像を作成するバーコード作成手段と、上記バーコード作成手段により作成された、上記バーコード画像を含む画面データに従って、上記バーコード画像を上記表示部に表示する表示処理手段とを備えていること特徴としている。
【0023】
よって、バーコード表示装置は、自装置の表示部の仕様を考慮して、バーコードを表示することができる。また、バーコード表示装置の表示部にピクセルの欠損があっても、表示したバーコード画像をバーコード読み取り装置で正確に読み取り認識することが可能となり、バーコード読み取り装置による認識率の低下を回避できる。
【0024】
また、本発明に係るバーコード表示装置は、上記画面データをバーコード提供装置から取得するバーコード取得手段を備えていてもよい。
【0025】
さらに、本発明に係るバーコード表示装置は、上記画面データを、自装置の表示部の仕様、および当該表示部に表示されたバーコード画像を読み取るバーコード読み取り装置の仕様に合わせて作成するバーコード作成手段を備えていてもよい。
【0026】
ここで、バーコード表示装置およびバーコード読み取り装置の仕様とは、バーコード表示装置が表示したバーコード画像をバーコード読み取り装置で読み取る処理における、それぞれの装置のハードウェアおよびソフトウェアによる制約である。よって、これらの仕様に不適合なバーコード画像を表示した場合、認識率が低下し、最悪認識できないこともある。
【0027】
そこで、例えば、バーコード画像はバーコード読み取り装置の読み取り可能な範囲に表示する必要がある。また、バーコード表示装置のディスプレイが2次元マトリクス状にピクセルが配設されたものであれば、ピクセル間隔やピクセルの欠損を考慮する必要がある。また、バーコード画像以外に補足情報を表示する場合には、認識の妨げにならないように表示する必要がある。なお、これらの点については、上記のバーコード作成方法が適用できる。
【0028】
本発明に係るバーコード提供装置は、上記の課題を解決するために、バーコード表示装置の表示部の画面表示を定義した画面データであって、上記バーコード表示装置の表示部の仕様に合わせて作成された、上記バーコード画像を含む画面データを、上記バーコード表示装置に提供するバーコード送信手段と、上記バーコード表示装置を識別するための表示装置識別手段と、上記バーコード表示装置ごとに、表示するバーコードの原点を定義するための、バーコードリーダによる読み取り不可能な領域を示すレイアウト情報を格納するためのレイアウト規則格納手段と、上記画面データを、上記バーコード表示装置の表示部の仕様に合わせて作成する提供用バーコード作成手段とを備えていることを特徴としている。
【0029】
上記の構成により、バーコードをバーコード表示装置の表示部に表示するために、当該表示部の仕様、および当該表示部に表示されるバーコード画像を読み取るバーコード読み取り装置の仕様に合わせて作成された、バーコード画像を含む画面データを、バーコード提供装置からバーコード表示装置に提供することができる。この際、バーコード提供装置は上記画面データをインターネット等の通信ネットワークに発信することができ、バーコード表示装置は当該通信ネットワークを介して上記画面データを取得できる。さらに、バーコード表示装置は、通信ネットワークから上記画面データを取得したデスクトップ型のパソコン等から、赤外線通信や、メモリカード等の記録媒体を介して、上記画面データを取得できる。
【0030】
よって、バーコードをバーコード表示装置の外部から、例えばインターネット等の通信ネットワークを介して提供することができる。それゆえ、例えば、バーコード読み取り装置を入力手段として具備するサービスの提供者が、これに読み取らせるためのバーコードを、バーコード提供装置を用いて、バーコード読み取り装置の利用者に提供することが可能となる。
【0031】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態について図1から図13に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
【0032】
図1は、本実施の形態に係るバーコード表示装置10の構成の概略を示すブロック図である。また、図2は、上記バーコード表示装置10の運用の一形態を示した説明図である。
【0033】
図1に示すように、上記バーコード表示装置10は、携帯電話やPDA(personal digital assistant)等の携帯可能な情報端末である。そして、バーコード表示装置10は、入力手段としてキーボード11、表示手段として液晶ディスプレイ等のディスプレイ(表示部)18を備えている。なお、キーボード11は、タッチパネルやソフトウェアによるキーボードでもよいし、手書き入力等に代替させてもよい。また、ディスプレイ18は、バーコードを表示する専用のディスプレイでなく、通常は文字や図形等を表示する汎用のディスプレイであり、タッチパネルと積層されていてもよい。
【0034】
また、バーコード表示装置10は、外部装置とのインタフェース(図示せず)を備えており、このインタフェースを介してインターネット(通信ネットワーク)N(図2)に接続でき、ブラウザ14を用いてWWW(world wide web)のサイト(情報発信サーバ(バーコード提供装置)Mw)等にアクセスして情報を閲覧するとともにダウンロードできる。なお、バーコード表示装置10が携帯電話である場合には、携帯電話の機能によりインターネットNに接続できる。
【0035】
また、バーコード表示装置10は、上記インタフェースを介して、画像情報を読み取るスキャナ12、FD,CD−ROM,メモリカード等の記録媒体から情報を読み出すデータ読出装置13などの入力装置が利用できる。すなわち、バーコード表示装置10は、これらを介して非通信情報媒体Mp(図2)から情報を取得できる。なお、スキャナ12およびデータ読出装置13は、バーコード表示装置10に内蔵されていてもよい。また、他の情報メディアについても、適当な情報取得手段を設けることによって対応可能である。
【0036】
加えて、バーコード表示装置10は、外部から取得したバーコードをPOS端末20や情報家電機器25などのバーコード読み取り装置に提示するために、バーコード処理部(バーコード作成手段)15、データ格納部16、表示処理部(表示処理手段)17を備えている。
【0037】
上記バーコード処理部15は、キーボード11あるいはデータ読出装置13から英数字等の符号の形式で入力された商品情報をバーコードに変換する。なお、バーコード処理部15は、バーコードを認識して符号に逆変換することもできる。また、複数の情報の符号を合成して、1つのバーコードに変換することもできる。
【0038】
上記データ格納部16は、キーボード11、スキャナ12、データ読出装置13、ブラウザ14等から取得した情報を格納する。
【0039】
上記表示処理部17は、データ格納部16に格納した情報等を読み出しディスプレイ18に表示する。特に、バーコード画像は、ディスプレイ18の基準座標(例えば、左上の座標(W1,W2)(図3参照))を基準にして描画する。
【0040】
上記のように、バーコード表示装置10は、情報発信サーバMwとインターネットN等の通信ネットワークを介して接続されている(図2)。また、バーコード表示装置10は、各種の入力装置を用いて非通信情報媒体Mpから情報を取得できる。そして、バーコード表示装置10は、情報発信サーバMwあるいは非通信情報媒体Mpから取得したバーコードの符号(バーコード情報)あるいは画像(バーコード画像)に基づいてバーコードをディスプレイ18に表示する。
【0041】
すなわち、バーコード表示装置10は、キーボード11を介して符号の情報を、スキャナ12等を介してバーコード画像を、インターネットNまたはデータ読出装置13を介してICカード等の記録媒体から符号あるいはバーコード画像の情報を取得してデータ格納部16に格納し、表示処理部17によりディスプレイ18にバーコードを表示する。なお、上記非通信情報媒体Mpは、インターネットN以外のバーコード情報の供給媒体であり、テレビ・ラジオ等の放送や、新聞・雑誌等の印刷物およびその付録のFDやCD−ROM等を含む。
【0042】
そして、コンビニエンスストア等に設置されているPOS端末20は、バーコード表示装置10のディスプレイ18に表示されたバーコードをスキャナ(バーコード読み取り装置)21で光学的に読み取り認識して、サービス提供機関Cに対して所定の処理を行う。例えば、サービス提供機関Cが通信販売の決済処理を行う場合、購買者が情報発信サーバMwの電子モール等で購入を希望する商品の商品情報を取得してバーコード表示装置10に格納し、コンビニエンスストア等ではPOS端末20がバーコード表示装置10に表示されたバーコードを読み取って認識し、注文の情報および決済の情報をサービス提供機関Cに送信する。
【0043】
また、バーコードを読み取って設定を行うテレビ・ビデオや電子レンジ等の情報家電機器25は、バーコード表示装置10のディスプレイ18に表示されたバーコードをスキャナ(バーコード読み取り装置)26で光学的に読み取り認識して、各々の目的に合った処理を行う。例えば、情報家電機器25がテレビやビデオであれば録画予約等の設定情報を、電子レンジであれば調理手順のレシピ(設定情報)を、バーコードに基づき設定する。
【0044】
ここで、上記のスキャナ21・26は、バーコード表示装置10のディスプレイ18に表示されたバーコードを読み取ることができればよく、カメラ等でもよい。
【0045】
つぎに、携帯情報端末等の汎用のディスプレイ18にバーコードを表示する場合に発生する問題を検討し、それを解決するためのバーコード表示装置10が備える機能について説明する。
【0046】
第一に、バーコード表示装置10のディスプレイ18にバーコードを表示して、POS端末20のスキャナ21や情報家電機器25のスキャナ26にてバーコードを認識するためには、各々のスキャナ21・26のバーコード読取り部の読取り領域に、バーコードの表示の全体が含まれる必要がある(図3)。つまり、バーコード表示装置10のディスプレイ18に表示されるバーコードが極端に端に寄ったり、画面から切れてしまうと上記の目的は果たせなくなる。例えば、スキャナ21・26のバーコード読取り部の周辺には肉厚があり、また、バーコード表示装置10のディスプレイ18の外周には筐体の段差があるため、ディスプレイ18の周縁部に表示されたバーコードはスキャナ21・26によって読み取ることができない。
【0047】
図3に示すように、バーコード表示装置10のディスプレイ18に表示されるバーコードBCは、ディスプレイ18の表示可能領域の周縁部より規定幅だけ内側に位置するように表示レイアウトが決められる。具体的には、バーコードBCは、ディスプレイ18の外枠より少なくとも、左右上下にそれぞれ余白幅W1,W4,W2,W3の余白領域(バーコード表示禁止領域)の内側(読取可能領域)に表示される。
【0048】
この余白幅W1〜W4は、スキャナ21・26がバーコード表示装置10のディスプレイ18から容易にバーコードBCを読み取ることができるように、スキャナ21・26のヘッドの形状(物理的な寸法)に基づいて決定できる。すなわち、バーコードBCの読み取りが想定されるスキャナ21・26の形状に基づいて決定できる余白幅の最大寸法をW1〜W4として定義して、これを満足するバーコード表示レイアウトを表示設計に盛り込む。
【0049】
第二に、バーコード表示装置10のディスプレイ18が液晶ディスプレイである場合、ピクセルの欠損等による液晶の部分的な異常表示によって、バーコードBCを構成する線の表示領域同士あるいは線間の非表示領域同士が繋がるのを回避するために、表示領域および非表示領域、すなわち線および線間に最低2本のピクセル幅を持たせたバーコード表示レイアウトにする。
【0050】
具体的には、図4(a)(b)(c)に示すように、モノクロディスプレイの場合、バーコードBCの最も細い線(L1,L2)および線間の幅を2ピクセルとする。また、図4(a)(b)(d)に示すように、カラーディスプレイの場合、1つのピクセル(ドット)が3原色RBGのサブピクセルで構成されているため、バーコードBCの最も細い線(L1,L2)および線間の幅を1ピクセル+1サブピクセルとする。このようなバーコード表示レイアウトで表示することにより、ディスプレイ18に1ピクセルあるいは1サブピクセルの欠損部が発生しても、バーコードが潰れずに表示でき、POS端末20および情報家電機器25で正確に認識することが可能となる。
【0051】
なお、バーコード表示装置10のバーコードBCを表示する表示装置(ディスプレイ18)が液晶ディスプレイに限らないことは言うまでもない。すなわち、上記の表示方法は、2次元マトリクス状に表示素子(ピクセルあるいはサブピクセル)が配設され、表示素子ごとに欠損が生じる可能性のあるディスプレイに適用できる。
【0052】
第三に、バーコード表示装置10は、ディスプレイ18にバーコード画像とともに、バーコードの符号や説明のための文字列等の補足情報を表示する場合(図5(b))、スキャナ21・26による読み取りを妨げないために、スキャナ21・26の光源色(一般的には赤色)に相当する色で上記補足情報を表示する。これにより、補足情報はスキャナ21・26の入力部のフィルタ機能で取り込まれず、バーコードのみを正確に読み取ることが可能となる。よって、バーコード表示レイアウトを、想定されるスキャナ21・26の光源の色で補足情報を作成するように決定する。このようにすることで、ディスプレイ18の表示領域を有効に利用可能となる。
【0053】
さらに、バーコード表示装置10は、ディスプレイ18に表示するバーコードを、バーコード画像および補足情報を含む画面データとして管理する。そして、図5(a)に示すように、複数の画面データd,…を1つファイルにまとめることもできる。なお、同図では、各画面データdを示す破線が、ディスプレイ18の表示可能領域の外周に相当する。しかし、画面データは、ディスプレイ18の1画面分の画像データであってもよいし、バーコード画像および補足情報の文字列等をディスプレイ18上でのそれぞれの表示位置(座標)の指定とともに含むデータであってもよい。さらに、ディスプレイ18に十分な表示面積がある場合には、1画面に複数のバーコードを表示することができる。この場合には、1つの画面データに複数のバーコード画像および補足情報が含まれることになる。
【0054】
例えば、図5(a)に示すように、バーコードの画面データに対して、座標原点(図中では各画面データdの“+”)を定義して、その座標原点位置をバーコード表示時のページ頭としてディスプレイ18に表示する。もちろん、バーコードは左右上下の余白領域(図3)の内側に配置される。これにより、ディスプレイ18に画面データが部分的に表示されない状態を防ぐことができる。
【0055】
ここで、図6および図7を用いて、バーコード表示装置10でバーコード変換して表示する場合について説明する。図6は、バーコード表示装置10がバーコードを表示する動作を示すフローチャートである。また、図7は、バーコード表示装置10に登録されている表示部仕様およびユーザ情報の例である。なお、表示部仕様およびユーザ情報は、データ格納部16(図1)あるいは図示しない不揮発性メモリに格納されている。
【0056】
図1および図2を用いて説明したように、バーコード表示装置10は、キーボード11やデータ読出装置13を介して、商品情報をバーコードではなく符号の形式で取得することもできる。この場合、バーコード表示装置10のバーコード処理部15によって、各々バーコード変換して表示する。
【0057】
図6に示すように、バーコード表示装置10は、バーコード画像を取得していない場合(S51でNO)、ディスプレイ18の表示部仕様(図7)の情報を取得する(S52)。そして、バーコードの最細線幅を2ドット以上にし、線長を表示部仕様の範囲内つまりディスプレイ18の表示可能領域の縦方向のドット数から上部余白幅W2および下部余白幅W3(図3)を差し引いた幅以内で、バーコードの符号に基づいてバーコード変換を行いバーコード画像を作成する(S53;画面データ作成処理)。そして、バーコードの基準位置(左上角)を、ディスプレイ18の基準座標(W1,W2)(図3)に基づいて決定して画面データを作成し(S54;画面データ作成処理)、ディスプレイ18に表示する(S55)。さらに、表示すべきバーコードがあれば(S56でYES)、ステップS53に戻って処理を継続する。
【0058】
ここで、バーコード表示装置10は、情報発信サーバMwや非通信情報媒体Mpから取得した情報とともに、バーコード表示装置10のユーザ情報をバーコードで表示することができる。例えば、サービス提供機関Cによって入力が求められている情報のみをユーザ情報から抽出してバーコードに表示したり、情報発信サーバMwや非通信情報媒体Mpから取得した情報とともに1つのバーコードに合成して表示することができる。もちろん、この際のバーコード変換も、図6のステップS52〜S54の手順に従って行われる。
【0059】
つづいて、上記のようなバーコード表示レイアウトでバーコード画像をバーコード表示装置10へ送信する情報発信サーバMwを2通り説明する。
【0060】
第1の方法は、情報発信サーバMwがバーコード表示装置10を識別し、その表示部仕様に合わせて画面データを生成して送信する方法である。この場合、情報発信サーバMwは、図8に示すように構成できる。
【0061】
図8に示すように、上記情報発信サーバMwは、提供情報格納部31、画面データ生成部(提供用バーコード作成手段)32、表示装置識別部33、参照テーブル格納部34、画面データ送信部(バーコード送信手段)35を備えて構成されている。
【0062】
まず、上記参照テーブル格納部34には、バーコード表示装置10を識別するための端末識別情報34a(ユーザエージェント情報)と、図3で示した余白幅W1〜W4であるレイアウト規則情報34bとが格納されている。具体的には、図9に示す参照テーブルT1のように、バーコード表示装置10の機種ごとに、HTTPヘッダ中のユーザエージェント情報および余白幅W1〜W4が格納されている。なお、参照テーブルT1には、受信したHTTPヘッダ中のユーザエージェント情報に基づき機種(すなわち、表示部仕様)が特定できないバーコード表示装置10のために、デフォルトの余白幅W1〜W4が登録されている。
【0063】
ここで、ユーザエージェント情報とは、バーコード表示装置10のクライアントプログラムであるブラウザ14の名称やバージョン等を示す文字列であり、バーコード表示装置10のブラウザ14の表示装置識別情報送信部14a(図1)が情報発信サーバMwへ送信する。具体的には、バーコード表示装置10のブラウザ14は、インターネットNを介して情報発信サーバMwが提供する情報(提供情報)を要求する際、HTTP通信のリクエストヘッダにおいて、User-Agent(ユーザエージェント)ヘッダの内容として、ユーザエージェント情報を送信する。よって、情報発信サーバMwでは、表示装置識別部33が、この文字列を取得して参照テーブルT1を参照することにより、バーコード表示装置10の機種等を判断することができる。
【0064】
また、レイアウト規則情報とは、バーコード表示装置10に表示するバーコードBCのディスプレイ18での位置を定義した、余白幅W1〜W4(図3)である。よって、参照テーブルT1を参照すれば、バーコード表示装置10の機種ごとのバーコード表示レイアウトを知ることができる。例えば、MI−X1シリーズのバーコード表示装置10であれば、余白幅W1〜W4がそれぞれ10,12,15,20ドットであることがわかる。なお、バーコード表示装置10のディスプレイ18は、例えばVGA(横640ドット×縦480ドット)やSVGA(横800ドット×縦600ドット)の表示画面である。そこで、余白幅W1〜W4をドット数に換算して設定することができる。なお、このドット表記は、図4(c)(d)に従って、カラーディスプレイのピクセル表記へ換算することができる。
【0065】
また、上記提供情報格納部31には、情報提供者Dが提供する提供情報のバーコード画像および補足情報が、あらかじめ格納されている。なお、バーコード画像は、情報提供者Dから提供された符号情報に基づき、画面データ生成部32でディスプレイ18の表示部仕様に従って作成したものを格納してもよい。
【0066】
上記画面データ生成部32は、バーコード表示装置10のディスプレイ18の表示部仕様に対応したレイアウト規則(余白幅W1〜W4)に従って、要求された提供情報のバーコードをディスプレイ18に表示する画面データを生成する。具体的には、バーコードの最細線の幅を2ドット以上にし、線長を表示部仕様(ディスプレイ18の縦横のドット数および余白幅W1〜W4)で決まる範囲内でバーコード変換する。
【0067】
上記表示装置識別部33は、表示装置識別情報送信部14aが送信してきた情報に基づいて、参照テーブルT1のユーザエージェント情報を参照して、バーコード表示装置10の機種等を識別する。
【0068】
上記画面データ送信部35は、要求された提供情報の画面データをバーコード表示装置10のブラウザ14のバーコード取得部(バーコード取得手段)14b(図1)に送信する。
【0069】
図10は、上記情報発信サーバMw(図8)がバーコード表示装置10から提供情報の送信を要求された時点で、バーコードを表示する画面データを生成して送信する手順を示すフローチャートである。
【0070】
まず、上記情報発信サーバMwは、バーコード表示装置10から提供情報の送信を要求されると(S31)、表示装置識別部33がHTTPヘッダのリクエストヘッダからユーザエージェントヘッダの内容を取得し(S32)、参照テーブルT1のユーザエージェント情報を参照してバーコード表示装置10の機種を識別する(S33)。
【0071】
つづいて、画面データ生成部32が、識別結果に応じた機種のレイアウト規則情報、すなわち余白幅W1〜W4を参照テーブルT1から取得する(S34)。そして、このレイアウト規則に従って、バーコード表示装置10から要求されて提供情報格納部31から読み出したバーコード画像をバーコード表示装置10のディスプレイ18に表示する画面データを生成する(S35;画面データ作成処理)。最後に、画面データ送信部35が、生成された画面データをレスポンスとしてバーコード表示装置10のブラウザ14のバーコード取得部14bに送信する(S36)。
【0072】
第2の方法は、想定されるバーコード表示装置10のディスプレイ18の表示部仕様に合わせてあらかじめ生成しておいたバーコード画像を、実際に要求しているバーコード表示装置10の識別結果に応じて送信する方法である。この場合、情報発信サーバMwは、図11に示すように構成できる。
【0073】
図11に示すように、上記情報発信サーバMwは、提供情報格納部31、画面データ生成部32、表示装置識別部33、参照テーブル格納部34、画面データ送信部35、画面データ格納部36を備えて構成されている。すなわち、画面データ格納部36を備えている点を除けば、図8に示した情報発信サーバMwと基本的に同一の構成である。
【0074】
上記情報発信サーバMw(図11)では、情報提供者Dが提供する提供情報のバーコード画像が、あらかじめ提供情報格納部31に格納されている。そして、画面データ生成部32は、バーコード表示装置10のディスプレイ18の表示部仕様に対応したレイアウト規則(余白幅W1〜W4)に従って、アクセスが想定されるバーコード表示装置10のディスプレイ18に表示する画面データをそれぞれ生成する。あわせて、画面データ生成部32は、生成した画面データを管理する画面データ管理テーブルT2(図12)を生成する。なお、画面データ管理テーブルT2は、画面データ格納部36に格納にされてもよい。
【0075】
ここで、図12は、上記画面データ管理テーブルT2の例を示す説明図である。図12の画面データ管理テーブルT2には、バーコード表示装置10の各々の機種に対応して、n種のバーコードBC1〜BCnを、6種の表示部仕様のディスプレイ18で表示するために生成された画面データDX1−1〜DX1−n、…、DX6−1〜DX6−nが登録されている。加えて、画面データ管理テーブルT2には、受信したHTTPヘッダ中のユーザエージェント情報に基づき機種(すなわち、表示部仕様)が特定できないバーコード表示装置10のために生成されたデフォルトの画面データXXX−1〜XXX−nが登録されている。
【0076】
図13は、上記情報発信サーバMw(図11)が、アクセスが想定されるバーコード表示装置10に対してバーコードを表示する画面データをあらかじめ生成しておき、バーコード表示装置10のブラウザ14から提供情報の送信を要求されると、画面データを読み出して送信する手順を示すフローチャートである。
【0077】
すなわち、上記情報発信サーバMwは、情報提供者Dが提供する提供情報のバーコード画像および補足情報を登録すると(S41)、画面データ生成部32が、参照テーブルT1のレイアウト規則情報(余白幅W1〜W4)に従って、提供情報格納部31に格納されているバーコード画像を、要求が想定される各機種のバーコード表示装置10に表示する画面データをそれぞれ生成して、画面データ格納部36に格納する(S42;画面データ作成処理)。このとき、画面データ管理テーブルT2を作成する(S43)。
【0078】
そして、バーコード表示装置10から提供情報の送信を要求されると(S44)、表示装置識別部33がHTTPヘッダのリクエストヘッダからユーザエージェントヘッダの内容を取得し、参照テーブルT1のユーザエージェント情報を参照してバーコード表示装置10の機種を識別し、その結果から画面データ管理テーブルT2に従って該当する画面データを画面データ格納部36より抽出する(S45)。最後に、画面データ送信部35が、抽出された画面データをレスポンスとしてバーコード表示装置10のブラウザ14のバーコード取得部14bに送信する(S46)。
【0079】
なお、図10および図13のフローチャートにおける画面データ生成のステップ(S35,S42)では、図6のフローチャートのステップ(S53,S54)と同様のルールに従ってバーコード表示レイアウトが決定され、バーコード画像が配置される。
【0080】
このように、上記の第1、第2の何れの方法にせよ、上記情報発信サーバMwは、アクセスされるバーコード表示装置10の機種ごとに異なるバーコード表示レイアウト(図3,図4)に従って作成したバーコード画像を表示する画面データを、インターネットNを介してバーコード表示装置10に送出できる。
【0081】
以上のように、上記バーコード表示装置10で表示するバーコードを作成するバーコード作成方法は、光学読取りのための画面データ(バーコード表示情報)を作成する際に、バーコード表示装置10のディスプレイ18上でのバーコード表示の周囲に規定の非バーコード表示領域を確保して作成する。
【0082】
この画面データによれば、バーコード表示装置10は、ディスプレイ18の外周部の光学読取り不可能な領域を避けてバーコードを表示することができる。すなわち、バーコード画像をディスプレイ18での読取可能領域内に表示することにより、バーコード読み取り装置の認識領域内に表示することができる。
【0083】
また、上記バーコード作成方法は、複数のバーコードを表示する際、各々のバーコードまたはバーコード群にディスプレイ18の隅の原点を定義し、画面切換の際に常に表示可能バーコードおよびバーコード群がディスプレイ18の読取可能領域内に位置するように配置する。
【0084】
また、上記バーコード作成方法は、単色表示の時はバーコードの最細線を2ドット以上の幅、カラー表示の時は1ドットピクセル+1サブピクセル以上の幅とする。
【0085】
これにより、バーコードを一定以上の幅を持たせて表示することができるため、ディスプレイ18にドット欠けが生じても、横と同じ色にならない。それゆえ、バーコード切れが発生せず、バーコード読み取り装置の認識率の低下を回避できる。
【0086】
また、上記バーコード作成方法は、ディスプレイ18において、バーコード画像に重なる、もしくはバーコード画像の近傍に表示されるバーコード以外の補足情報を、バーコード読み取り装置の読み取り光線と同色の色で表示する。例えば、スキャナ光線が赤色の場合には、ディスプレイ18のRBG表示の同色であるR(赤色)で表示して、スキャナに読み取らせない。なお、光学読取りにはスキャナの代わりにカメラなどを利用することもできる。
【0087】
これにより、バーコードを含む多くの情報をディスプレイ18の限定された表示領域内に、バーコード読み取り装置の認識度を低下させずに表示することが可能となる。
【0088】
さらに、上記バーコード作成方法による、バーコード画像を表示するための画面データ(表示情報)の作成処理は、バーコードを表示するバーコード表示装置10で行ってもよいし、バーコード表示装置10に画面データを、通信を介して提供する情報発信サーバMwで行ってもよい。すなわち、上記バーコード表示装置10は、バーコード画像を含む画面データを通信先の情報発信サーバ(情報発信装置)Mwから提供を受け、ディスプレイ18に表示して、POS端末20等に読み取らせることができる。
【0089】
以上のように、本実施の形態では、携帯情報端末等の汎用のディスプレイにバーコードを表示する場合に発生する問題を整理して、それらの解決方法を提案した。すなわち、携帯電話などの各種携帯情報端末に搭載されている汎用のディスプレイに、バーコード読み取り装置の光学的読み取り特性に適合したバーコード表示を行うバーコード表示方法について説明した。また、通信市場等の電子ネット環境におけるバーコードの提供についても説明した。
【0090】
具体的には、バーコードを表示するバーコード表示装置での表示で守るべき条件として、最細線の幅から表示領域の範囲を定める。これにより、POS端末等による認識率の高いバーコード表示の提供が可能となる。
【0091】
そして、汎用表事物を意識したバーコード表示情報は、その表示方法に技術的配慮を施すことにより、一般の通信先の情報発信装置から提供でき、かつ、一般の情報受信端末で表示しても既存のPOS端末で利用が可能となる。すなわち、流通に用いられたり、情報家電機器の制御や、公共施設の管理に用いられているバーコードを、媒体を印刷物から情報端末等の表示装置に拡張することで、通信先からの情報を既存のバーコード読取りインフラに接続することが可能となる。これにより、バーコードを新たな用途で利用することができる。
【0092】
具体的には、多様な商取引システムが実現可能となる。
【0093】
例えば、通信販売業者が商品の情報をインターネットや雑誌などで提供し、消費者が提供される情報を携帯情報端末に格納してディスプレイにバーコードとして表示し、これをコンビエンスストア等の専用POS端末に読み取らせることによって決済を行う商取引システムが実現できる。この商取引システムによれば、システム運用者はインターネットインフラ上で情報を積極的に発信して、末端ユーザに商品情報の発信を行い、末端ユーザはそれら情報の選択取得を携帯端末に取得保存し、バーコードとして表示して電子決済機能の有る専用POS端末で決済処理を行うことができる。また、同じシステムの中で、書籍やカタログなどに記載してある商品情報を携帯端末に入力保存することで、発注情報を携帯端末に一時保存して、専用POS端末で決済処理を行うことも可能となる。これにより、も可能になり、高度なセキュリティを確保した電子決済処理の実現が可能となる。すなわち、オープン仕様のインターネットが持つセキュリティの不安を解消すると同時に、書籍など他の情報源からの商取引情報を収集して、安全な商取引を実現することが可能となる。
【0094】
また、例えば、店の割引等のクーポン情報を消費者が携帯情報端末に集めてディスプレイにバーコードとして表示し、これを店の専用POS端末に読み取らせることによって割引等のサービスを受ける商取引システムが実現できる。
【0095】
さらに、テレビの番組設定や電子レンジの条件設定などを、携帯情報端末に表示したバーコードをスキャナ入力することで行うことが可能となる。すなわち、上記バーコード表示装置は各情報家電でのバーコード運用にも利用できる。よって、紙媒体でのバーコードでは入力予定の情報の管理が煩雑であったのに対して、携帯情報端末の記録部の容量が許す範囲で多くの情報を電子管理できるため、操作性を飛躍的に向上させることができる。
【0096】
最後に、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアであるバーコード作成プログラムおよびバーコード表示プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、バーコード表示装置10、情報発信サーバMwに供給し、それらのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
【0097】
すなわち、本発明のバーコード作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、上記の課題を解決するために、バーコード表示装置10(図1)および/あるいは情報発信サーバMw(図8,図11)の各部をコンピュータに実現させて、バーコード表示装置10および/あるいは情報発信サーバMwを動作させるバーコード作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。これにより、上記記録媒体から読み出されたバーコード作成プログラムによって、バーコード表示装置10および情報発信サーバMwをコンピュータ上に実現することが可能となる。
【0098】
また、本発明のバーコード表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、上記の課題を解決するために、バーコード表示装置10(図1)の各部をコンピュータに実現させて、バーコード表示装置10を動作させるバーコード表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。これにより、上記記録媒体から読み出されたバーコード表示プログラムによって、バーコード表示装置10をコンピュータ上に実現することが可能となる。
【0099】
上記プログラムコードを供給するための記録媒体は、システムあるいは装置と分離可能に構成することができる。また、上記記録媒体は、プログラムコードを供給可能であるように固定的に担持する媒体であってもよい。そして、上記記録媒体は、記録したプログラムコードをコンピュータが直接読み取ることができるようにシステムあるいは装置に装着されるものであっても、外部記憶装置としてシステムあるいは装置に接続されたプログラム読み取り装置を介して読み取ることができるように装着されるものであってもよい。
【0100】
例えば、上記記録媒体としては、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピーディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
【0101】
また、上記プログラムコードは、コンピュータが記録媒体から読み出して直接実行できるように記録されていてもよいし、記録媒体から主記憶のプログラム記憶領域へ転送された後コンピュータが主記憶から読み出して実行できるように記録されていてもよい。
【0102】
さらに、上記記録媒体は、通信ネットワーク等を介してプログラムコードを供給可能であるように流動的に担持する媒体であってもよい。この場合、システムあるいは装置を通信ネットワーク(インターネット、イントラネット等を含む)と接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークからダウンロードすることにより供給することができる。
【0103】
なお、プログラムコードを記録媒体から読み出して主記憶に格納するためのプログラム、および、通信ネットワークからプログラムコードをダウンロードするためのプログラムは、コンピュータによって実行可能にあらかじめシステムあるいは装置に格納されているものとする。
【0104】
上述した機能は、コンピュータが読み出した上記プログラムコードを実行することによって実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行うことによっても実現される。
【0105】
さらに、上述した機能は、上記記録媒体から読み出された上記プログラムコードが、コンピュータに装着された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行うことによっても実現される。
【0106】
本発明のバーコード作成方法は、バーコード表示装置の表示部の画面表示を定義する画面データを作成する画面データ作成処理において、上記バーコード表示装置の表示部に表示されたバーコード画像をバーコード読み取り装置が読み取り可能である当該表示部の読取可能領域内に、バーコード画像を配置することを特徴としている。
【0107】
本発明のバーコード作成方法は、ピクセルが2次元マトリクス状に配設されているモノクロ表示の表示部に表示するバーコード画像を、バーコードの最細線の線幅を2ピクセル以上にして作成することを特徴としている。
【0108】
また、本発明のバーコード作成方法は、複数のサブピクセルからなるピクセルが2次元マトリクス状に配設されているカラー表示の表示部に表示するバーコード画像を、バーコードの最細線の線幅を1ピクセル+1サブピクセル以上にして作成することを特徴としている。
【0109】
本発明のバーコード作成方法は、バーコード表示装置の表示部の画面表示を定義する画面データを作成する画面データ作成処理において、上記バーコード表示装置の表示部に表示するバーコード画像以外の補足情報の表示色を、バーコード読み取り装置による上記バーコード画像の読み取りに影響を与えない色に設定することを特徴としている。
【0110】
上記の構成により、バーコードをバーコード表示装置の表示部に表示するための画面データを、バーコード表示装置の表示部に表示するバーコード画像以外の補足情報を、バーコード読み取り装置によるバーコード画像の読み取りに影響を与えない色で表示するよう に設定して作成できる。
【0111】
また、本発明のバーコード表示装置は、自装置の表示部の仕様、および当該表示部に表示されたバーコード画像を読み取るバーコード読み取り装置の仕様に合わせて作成された、上記バーコード画像を含む画面データに従って、上記バーコード画像を上記表示部に表示する表示処理手段を備えることを特徴としている。
【0112】
上記の構成により、バーコード表示装置は、自装置の表示部の仕様、および当該表示部に表示されたバーコード画像を読み取るバーコード読み取り装置の仕様に合わせて作成された、上記バーコード画像を含む画面データに従って、バーコード画像を表示部に表示する。
【0113】
よって、バーコード表示装置は、自装置の表示部の仕様とともに、バーコードを読み取らせるバーコード読み取り装置の仕様を考慮して、バーコードを表示することができる。したがって、バーコード表示装置の表示部に表示したバーコード画像を、バーコード読み取り装置で正確に読み取り認識することが可能となる。
【0114】
本発明のバーコード表示装置は、さらに、上記画面データをバーコード提供装置から取得するバーコード取得手段を備えることを特徴としている。
【0115】
また、本発明のバーコード提供装置は、バーコード表示装置の表示部の画面表示を定義した画面データであって、上記バーコード表示装置の表示部の仕様、および当該表示部に表示されたバーコード画像を読み取るバーコード読み取り装置の仕様に合わせて作成された、上記バーコード画像を含む画面データを、上記バーコード表示装置に提供するバーコード送信手段を備えることを特徴としている。
【0116】
また、本発明のバーコード表示装置は、さらに、上記画面データを、自装置の表示部の仕様、および当該表示部に表示されたバーコード画像を読み取るバーコード読み取り装置の仕様に合わせて作成するバーコード作成手段を備えることを特徴としている。
【0117】
また、本発明のバーコード提供装置は、さらに、上記画面データを、上記バーコード表示装置の表示部の仕様、および当該表示部に表示されたバーコード画像を読み取るバーコード読み取り装置の仕様に合わせて作成する提供用バーコード作成手段を備えることを特徴としている。
【0118】
上記の構成により、さらに、バーコードをバーコード表示装置の表示部に表示するためのバーコード画像を含む画面データを、当該表示部の仕様、および当該表示部に表示されるバーコード画像を読み取るバーコード読み取り装置の仕様に合わせて、バーコード提供装置あるいはバーコード表示装置において作成することができる。
【0119】
【発明の効果】
本発明のバーコード作成方法は、以上のように、バーコード表示装置の表示部の画面表示を定義する画面データを作成する画面データ作成処理において、上記バーコード表示装置の表示部に表示されたバーコード画像をバーコード読み取り装置が読み取り可能である当該表示部の読取可能領域内に、バーコード画像を配置する方法である。
【0120】
それゆえ、上記の画面データによれば、バーコード表示装置が、表示部の外周部のバーコード読み取り装置の読み取り不可能な領域を避けて、バーコード画像を表示することができる。すなわち、バーコード画像を表示部の読取可能領域内に表示することにより、バーコード読み取り装置の認識可能領域内に表示することができる。
【0121】
したがって、バーコード表示装置の表示部に表示したバーコード画像を、バーコード読み取り装置で正確に読み取り認識することが可能となるという効果を奏する。
【0122】
本発明のバーコード作成方法は、以上のように、ピクセルが2次元マトリクス状に配設されているモノクロ表示の表示部に表示するバーコード画像を、バーコードの最細線の線幅を2ピクセル以上にして作成する方法である。
【0123】
また、本発明のバーコード作成方法は、以上のように、複数のサブピクセルからなるピクセルが2次元マトリクス状に配設されているカラー表示の表示部に表示するバーコード画像を、バーコードの最細線の線幅を1ピクセル+1サブピクセル以上にして作成する方法である。
【0124】
それゆえ、バーコードを構成する各線を一定以上の幅を持たせて表示することができるため、表示部にピクセルの欠損があっても、バーコードの線が切れたり、線がつながったりすることがない。すなわち、バーコード表示装置の表示部に、バーコード画像をバーコードの形状を潰さずに表示することが可能となる。
【0125】
したがって、バーコード表示装置の表示部にピクセルの欠損があっても、表示したバーコード画像をバーコード読み取り装置で正確に読み取り認識することが可能となり、バーコード読み取り装置による認識率の低下を回避できるという効果を奏する。
【0126】
本発明のバーコード作成方法は、以上のように、バーコード表示装置の表示部の画面表示を定義する画面データを作成する画面データ作成処理において、上記バーコード表示装置の表示部に表示するバーコード画像以外の補足情報の表示色を、バーコード読み取り装置による上記バーコード画像の読み取りに影響を与えない色に設定する方法である。
【0127】
それゆえ、上記のように補足情報の表示色を設定することにより、バーコード表示装置の表示部にバーコード画像以外の補足情報を表示しても、バーコード画像をバーコード読み取り装置で正確に読み取り認識することが可能となり、バーコード読み取り装置による認識率の低下を回避できる。
【0128】
したがって、バーコード表示装置の表示部に、バーコード画像の周囲の余白やバーコード画像に重ねて、バーコードの符号や内容説明等の補足情報を表示することが可能となるという効果を奏する。すなわち、バーコード画像を含む多くの情報を表示部の限定された表示領域内に、バーコード読み取り装置の認識率を低下させずに表示することが可能となるという効果を奏する。
【0129】
また、本発明のバーコード表示装置は、以上のように、自装置の表示部の仕様、および当該表示部に表示されたバーコード画像を読み取るバーコード読み取り装置の仕様に合わせて作成された、上記バーコード画像を含む画面データに従って、上記バーコード画像を上記表示部に表示する表示処理手段を備える構成である。
【0130】
それゆえ、バーコード表示装置は、自装置の表示部の仕様とともに、バーコードを読み取らせるバーコード読み取り装置の仕様を考慮して、バーコードを表示することができる。したがって、バーコード表示装置の表示部に表示したバーコード画像を、バーコード読み取り装置で正確に読み取り認識することが可能となるという効果を奏する。
【0131】
本発明のバーコード表示装置は、以上のように、さらに、上記画面データをバーコード提供装置から取得するバーコード取得手段を備える構成である。
【0132】
また、本発明のバーコード提供装置は、以上のように、バーコード表示装置の表示部の画面表示を定義した画面データであって、上記バーコード表示装置の表示部の仕様、および当該表示部に表示されたバーコード画像を読み取るバーコード読み取り装置の仕様に合わせて作成された、上記バーコード画像を含む画面データを、上記バーコード表示装置に提供するバーコード送信手段を備える構成である。
【0133】
それゆえ、バーコードをバーコード表示装置の外部から、例えばインターネット等の通信ネットワークを介して提供することができるという効果を奏する。
【0134】
また、本発明のバーコード表示装置は、以上のように、さらに、上記画面データを、自装置の表示部の仕様、および当該表示部に表示されたバーコード画像を読み取るバーコード読み取り装置の仕様に合わせて作成するバーコード作成手段を備える構成である。
【0135】
また、本発明のバーコード提供装置は、以上のように、さらに、上記画面データを、上記バーコード表示装置の表示部の仕様、および当該表示部に表示されたバーコード画像を読み取るバーコード読み取り装置の仕様に合わせて作成する提供用バーコード作成手段を備える構成である。
【0136】
それゆえ、さらに、バーコードをバーコード表示装置の表示部に表示するためのバーコード画像を含む画面データを、当該表示部の仕様、および当該表示部に表示されるバーコード画像を読み取るバーコード読み取り装置の仕様に合わせて、バーコード提供装置あるいはバーコード表示装置において作成することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るバーコード表示装置の構成の概略を示すブロック図である。
【図2】 図1に示したバーコード表示装置の運用形態を示す説明図である。
【図3】 図1に示したバーコード表示装置のディスプレイに表示するバーコードの表示レイアウトの説明図である。
【図4】 図1に示したバーコード表示装置のディスプレイが液晶ディスプレイである場合のバーコード表示レイアウトの説明図であって、同図(a)はバーコード表示装置のディスプレイに表示されたバーコードの例であり、同図(b)は同図(a)の領域R1の拡大図であり、同図(c)はモノクロディスプレイの場合の同図(b)の領域R2の拡大図であり、同図(d)はカラーディスプレイの場合の同図(b)の領域R2の拡大図である。
【図5】 図5(a)は、図1に示したバーコード表示装置のディスプレイにバーコードを表示する画面データの説明図であり、図5(b)は、画面データをバーコード表示装置のディスプレイに表示した状態を示す説明図である。
【図6】 図1に示したバーコード表示装置がバーコードを表示する動作を示すフローチャートである。
【図7】 図1に示したバーコード表示装置に登録されている表示部仕様およびユーザ情報の例を示す説明図である。
【図8】 図2に示した情報発信サーバの一構成の概略を示すブロック図である。
【図9】 図8および図11に示した情報発信サーバで参照される参照テーブルの例を示す説明図である。
【図10】 図8に示した情報発信サーバがバーコード表示装置へ画面データを送信する動作を示すフローチャートである。
【図11】 図2に示した情報発信サーバの他の構成の概略を示すブロック図である。
【図12】 図11に示した情報発信サーバで参照される画面データ管理テーブルの例を示す説明図である。
【図13】 図11に示した情報発信サーバMwがバーコード表示装置へ画面データを送信する動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 バーコード表示装置
14b バーコード取得部(バーコード取得手段)
15 バーコード処理部(バーコード作成手段)
18 ディスプレイ(表示部)
17 表示処理部(表示処理手段)
21,26 スキャナ(バーコード読み取り装置)
32 画面データ生成部(提供用バーコード作成手段)
35 画面データ送信部(バーコード送信手段)
BC バーコード画像
d 画面データ
L1,L2 バーコードの最細線
Mw 情報発信サーバ(バーコード提供装置)
S35,S42,S53〜S54 画面データ作成処理
Claims (8)
- バーコード表示装置の表示部の画面表示を定義する画面データを作成する画面データ作成処理において、バーコード表示装置の表示部に原点を基準として画面データを表示することで、バーコード読み取り装置が読み取り可能である当該表示部の読取可能領域内にバーコード画像が配置されるように、上記画面データに含まれるバーコード画像の原点を定義することを特徴とするバーコード作成方法。
- ピクセルが2次元マトリクス状に配設されているモノクロ表示の表示部に表示するバーコード画像を、バーコードの最細線の線幅を2ピクセル以上にして作成することを特徴とする、請求項1記載のバーコード作成方法。
- 上記読取可能領域内に複数のバーコード画像が配置されるように、上記画面データに含まれる複数のバーコード画像ごとに、上記原点をそれぞれ定義することを特徴とする、請求項1または2に記載のバーコード作成方法。
- 上記バーコード表示装置の表示部に表示するバーコード画像以外の補足情報の表示色を、バーコード読み取り装置の光源の色に設定することを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載のバーコード作成方法。
- 自装置の表示部の仕様に合わせて、バーコードの最細線の線幅を、2ピクセル以上あるいは、1ピクセル+1サブピクセル以上にして、バーコード画像を作成するバーコード作成手段と、
上記バーコード作成手段により作成された、上記バーコード画像を含む画面データに従って、上記バーコード画像を上記表示部に表示する表示処理手段とを備えることを特徴とするバーコード表示装置。 - 上記画面データをバーコード提供装置から取得するバーコード取得手段を備えることを特徴とする請求項5に記載のバーコード表示装置。
- 上記画面データを、自装置の表示部の仕様、および当該表示部に表示されたバーコード画像を読み取るバーコード読み取り装置の仕様に合わせて作成するバーコード作成手段を備えることを特徴とする請求項5に記載のバーコード表示装置。
- バーコード表示装置の表示部の画面表示を定義した画面データであって、上記バーコード表示装置の表示部の仕様に合わせて作成された、上記バーコード画像を含む画面データを、上記バーコード表示装置に提供するバーコード送信手段と、
上記バーコード表示装置を識別するための表示装置識別手段と、
上記バーコード表示装置ごとに、表示するバーコードの原点を定義するための、バーコードリーダによる読み取り不可能な領域を示すレイアウト情報を格納するためのレイアウト規則格納手段と、
上記画面データを、上記バーコード表示装置の表示部の仕様に合わせて作成する提供用バーコード作成手段とを備えることを特徴とするバーコード提供装置。
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