JP3664701B2 - バーコード配信のための情報処理方法及び装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、バーコード配信技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
クーポン券等として用いることができるバーコードのデータをサーバから携帯電話機等の移動体通信機に配信し、当該移動体通信機の液晶表示装置に表示させ、当該移動体通信機のユーザがバーコードの利用店舗の店員に当該移動体通信機を提示して、店員がこのバーコードをバーコード読取機器(バーコード・スキャナ、バーコード・リーダとも呼ぶ)によりバーコードを読み取らせることにより、上記ユーザが割引サービス等を受けることができるようなシステムは既に存在している。例えば、特開2002−117313号(特許文献1)には、電子クーポンを携帯電話機に配信する上記のような技術が開示されている。なお、この公報では、バーコードの表示方向は任意である旨の記述が含まれている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−117313号
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
通常液晶表示装置の前面には、表示を見やすくするため、所定の偏光特性を有する偏光板が設けられている。従って、液晶表示装置に表示されるバーコードを、当該偏光板を介して読み取ることになる。一方、バーコード読取装置は、発光ダイオードやレーザダイオード等の発光素子とフォトダイオード等の受光素子を有しており、当該発光素子の光をバーコードに照射し、バーコードからの反射光の強度変化を受光素子により読み取る。但し、上述のように液晶表示装置の場合前面に偏光板が設けられているため、発光素子から照射される光が偏光板により偏光してしまい、さらに反射光も偏光板を通過するため、受光素子に十分な反射光が届かず、正常にバーコードを読み取ることができない可能性があった。また、偏光板は液晶表示装置ごとに異なり、その偏光特性もまちまちである。さらに、バーコード読取装置もその読み取り方式により何種類もあり、読み取り能力にばらつきもある。
【0005】
従って本発明の目的は、移動体通信機の表示装置に表示されるバーコードの読み取り率を向上させるための技術を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る、携帯可能な端末装置の表示装置に表示するためのバーコード・データを送信する際の情報処理方法は、特定のバーコードを使用するユーザの携帯可能な端末装置(例えば携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistance))の属性情報を取得し、記憶装置に格納するステップと、少なくとも取得された携帯可能な端末装置の属性情報に基づき、特定のバーコードの表示方向を特定する表示方向特定ステップと、特定された表示方向に特定のバーコードを表示させるためのバーコード・データを携帯可能な端末装置に送信する送信ステップとを含む。このようにすれば携帯可能な端末装置に適合した表示方向にバーコードが表示されるようになるので、バーコード読取装置による読取率を向上させることができる。
【0007】
なお、本発明において、バーコード利用場所の属性情報を取得し、記憶装置に格納するステップをさらに含み、上で述べた表示方向特定ステップにおいて、さらにバーコード利用場所の属性情報に基づき、特定のバーコードの表示方向を特定するような構成であってもよい。これにより例えばバーコードを使用する店舗に設置されるバーコード読取装置と携帯可能な端末装置とに適合した表示方向にバーコードが表示されるようになるので、バーコード読取装置による読取率を向上させることができる。
【0008】
例えば、バーコード利用場所の属性情報は、バーコード利用場所である店舗に設置されたバーコードスキャナの機種の識別情報である場合もある。また、携帯可能な端末装置の属性情報は、携帯可能な端末装置の機種の識別情報又は製造業社の識別情報とのうち少なくともいずれかである場合もある。さらに、携帯可能な端末装置が携帯電話機である場合、属性情報は、携帯可能な端末装置の機種の識別情報と、携帯可能な端末装置の製造業社の識別情報と、携帯電話の通信事業者の識別情報とのうち少なくともいずれかである場合もある。
【0009】
さらに、上で述べた表示方向特定ステップにおいて、携帯可能な端末装置の属性情報毎に対応する表示方向のデータが登録された表示方向テーブルを用いるような構成であってもよい。
【0010】
また、上で述べた表示方向特定ステップにおいて、携帯可能な端末装置の属性情報とバーコード利用場所の属性情報との組み合わせ毎に対応する表示方向のデータが登録された表示方向テーブルを用いるような構成であってもよい。予め本表示方向テーブルを保持しておけば、簡単に携帯可能な端末装置に適合した表示方向を特定することができる。
【0011】
さらに、本発明において、携帯可能な端末装置から表示方向の変更指示を受信した場合、変更された表示方向に特定のバーコードを表示させるためのバーコード・データを携帯可能な端末装置に送信する第2送信ステップをさらに含むような構成であってもよい。すなわち、表示方向特定ステップにおいて特定された表示方向で表示したバーコードを読み取れなかった場合には、表示方向を変更するためである。
【0012】
また、本発明において、第2送信ステップに対応して少なくとも携帯可能な端末装置の属性情報を含むログデータを登録するステップと、ログデータを解析することにより、表示方向テーブル内において、所定の基準を満たす携帯可能な端末装置の属性情報に対応する表示方向のデータを変更するステップとをさらに含むような構成であってもよい。例えば、実験にて表示方向テーブルのデータを決定しておいても、実際の運用上必ずしも適切な表示方向が登録されていないかもしれないためである。
【0013】
また、本発明において、第2送信ステップに対応して少なくとも携帯可能な端末装置の属性情報とバーコード利用場所の属性情報とを含むログデータを登録するステップと、ログデータを解析することにより、表示方向テーブル内において、所定の基準を満たす携帯可能な端末装置の属性情報とバーコード利用場所の属性情報との組み合わせ毎に対応する表示方向のデータを変更するステップとをさらに含むような構成であってもよい。
【0014】
また、本発明に係る情報処理方法を実施するためのプログラムを作成することも可能である。その場合、プログラムは、例えばフレキシブル・ディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等の記憶媒体又は記憶装置に格納される。また、ネットワークを介して頒布される場合もある。なお、中間的な処理結果はメモリに一時保管される。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1に本発明の一実施の形態に係るシステム概要図を示す。インターネットや携帯電話公衆回線網を含むコンピュータ・ネットワーク1には、本実施の形態において主たる処理を実施するサーバ5と、ウェブ(Web)ブラウザ機能を有する1又は複数の携帯電話機3aと、ブラウザ機能を有する1又は複数のPDA3bとが接続されている又は接続可能となっている。なお、携帯電話機3a及びPDA3bは例えば1又は複数の基地局9を介してネットワーク1に接続する。また、携帯電話機3aは、携帯電話機ではなく、PHS(Personal Handyphone System)電話機であってもよい。
【0016】
サーバ5には、例えば公衆回線網等のネットワーク1を介して、販売店(店舗とも呼ぶ)において使用されるPOS(Point-Of-Sales)システムを含む1又は複数の販売店システム7が接続する。販売店システム7には、商品などに付されたバーコードや本実施の形態において携帯電話機3aの表示装置に表示されたバーコードを読み取るバーコードスキャナ71が接続されている。また、図示しないがPOSレジスタ等も接続されている。販売店システム7は、売上伝票DB72と商品マスタDB73を管理しており、バーコードスキャナ71が読み取ったバーコード情報を処理し、売上伝票情報として売上伝票DB72に格納したり、売上伝票情報をサーバ5に送信する機能を有する。
【0017】
サーバ5は、通常のHTML(Hyper Text Markup Language)、XHTML(eXtensible Hyper Text Markup Language)、コンパクトHTML、WML(Wireless Markup Language)等に対応したWebサーバ機能を有しており、ユーザ会員、メーカ会員(商品を製造している会社だけではなく、商品等の販売のみを行い電子クーポンを利用する企業など)などの会員に関する情報を格納する会員DB51と、本クーポン・サービスに参加する店舗に関する情報を格納する店舗DB52と、メーカ会員により登録された電子クーポンのデータを格納する電子クーポンDB57と、生成したバーコードの情報等を格納する発行ログDB56と、販売店システム7から受信した売上伝票情報を格納する利用状況DB58と、バーコードを携帯電話機3a等の表示装置に表示させるためのデータを格納するバーコードDB55と、バーコードの表示方向についての表示方向テーブルを格納する表示方向テーブル格納部53と、発行したバーコードの表示方向についてのログデータを格納する表示方向ログDB54とを管理する。
【0018】
図2に会員DB51に格納されるテーブルの一例を示す。図2に示したテーブルには、会員IDの列201と、会員の識別を簡易に行うための加入者ID(Subscriber ID)の列202と、氏名の列203と、電話番号の列204と、使用している携帯電話会社名の列205と、使用している携帯電話機などの機種コードの列206と、住所の列207と、メールアドレスの列208等が含まれる。このテーブルにより、会員ユーザの使用している携帯電話会社名(又はコード)、携帯電話機3a等の機種コードを特定することができる。機種コードの決定方法によっては、携帯電話機3a等のメーカ名(又はコード)を特定することも可能になる。
【0019】
図3に店舗DB52に格納されるテーブルの一例を示す。図3に示したテーブルには、店舗IDの列301と、系列(ブランド)の列302と、店舗の名称の列303と、当該店舗で使用されているバーコードスキャナ機種コードの列304と、電話番号の列305と、住所の列306等が含まれる。このテーブルにより、電子クーポンが使用される店舗から当該店舗が使用しているバーコードスキャナの機種コードを特定することができる。
【0020】
図4にバーコードDB55に格納されるテーブルの一例を示す。図4に示したテーブルには、バーコードの列401と、バーコードを縦方向表示する場合の画像ファイル名の列402と、バーコードを横方向表示する場合の画像ファイル名の列403とが含まれる。バーコード及び表示方向が特定された場合には、本テーブルから表示すべきバーコードの画像ファイルを特定することができるようになる。
【0021】
図5に発行ログDB56に格納されるテーブルの一例を示す。図5に示したテーブルには、バーコードの列501と、会員IDの列502と、対象商品のJAN(Japan Article Number)コードの列503と、値引き金額の列504と、店舗IDの列505と、有効期限の列506とが含まれる。このテーブルにより、バーコードの有効期限、値引き金額、使用店舗等を特定することができる。
【0022】
図6に電子クーポンDB57に格納されるテーブルの一例を示す。図6に示したテーブルには、本電子クーポンを登録したメーカのメーカIDの列601と、バーコード利用な店舗IDの列602と、対象商品などの商品分野の列603と、対象商品などのJANコードの列604と、対象商品などの値引き金額の列605とが含まれる。これにより各店舗において電子クーポンを使用できる商品又はサービスを特定することができるようになる。
【0023】
図7に利用状況DB58に格納されるテーブルの一例を示す。図7に示したテーブルには、バーコードが使用された店舗の店舗IDの列701と、バーコードの発行日時の列702と、購入商品名(又はJANコード)の列703と、電子クーポンのバーコードの列704と、購入商品の小計の列705と、消費税金額の列706と、合計金額の列707と、当該バーコードの使用の有効性を表すフラグの列708とが含まれる。このテーブルにより、どのような商品が購入され、バーコードが使用された店舗がどこで、使用されたバーコードが何だったかを特定することができる。また、バーコードの使用が有効であるかの判断結果も登録される。なお、利用状況DB58に格納されるデータは、売上伝票DB72に格納されるデータのサブセットである。
【0024】
図8に表示方向テーブル格納部53に格納される表示方向テーブルの一例を示す。図8に示した表示方向テーブルは、携帯電話機3a等のユーザ端末の機種の列と、バーコードスキャナの機種の行とで構成される。ユーザ端末の機種の列は、例えば1又は複数の携帯電話会社の列を含んでおり、さらに、各携帯電話会社の列は、携帯電話機3a等の1又は複数の製造会社の列を含んでいる。また、各製造会社の列は、1又は複数の機種コードの列を含んでいる。また、バーコードスキャナの機種の行は、1又は複数の製造会社の行を含んでおり、さらに各製造会社の行は、1又は複数の機種コードの行を含んでいる。従って、ユーザ端末の機種コードとバーコードスキャナの機種コードとの組み合わせ毎に、縦方向表示(○)と、横方向表示(×)とのうちいずれかが指定されている。ユーザ端末の機種とバーコードスキャナの機種の組み合わせ毎に、読取率の高い表示方向を予め調査し、その結果を登録している。
【0025】
図9に表示方向ログDB54に格納されるテーブルの一例を示す。図9に示したテーブルには、バーコードの列901と、日時の列902と、ユーザ端末機種コードの列903と、バーコードスキャナ機種コードの列904と、表示方向の列905と、読み取り成否フラグの列906とが含まれる。このテーブルには、バーコード・データを送信する毎に、特定されたユーザ端末機種コードと、バーコードスキャナ機種コードと、表示方向テーブルから特定された表示方向のデータとを含むレコードを登録する。一定時間内に表示方向の変更要求を受信した場合には、前のレコードの成否を否(×)に登録する。一方、一定時間内に表示方向の変更要求を受信しなかった場合には、読み取り成否フラグの列906には特にデータを登録しない。
【0026】
次に図10を用いて図1に示すシステムに関連するビジネスフローを概観する。最初に、ユーザ、メーカ、本クーポン・サービスに参加する店舗(販売店)は、サーバ5に対して会員登録を実施する。会員の情報は会員DB51及び店舗DB52に登録される。そして、メーカ又は店舗(販売店)は、値引き対象商品又はサービスや値引き金額を特定した電子クーポン情報をサーバ5に対して登録する。電子クーポンの情報は、電子クーポンDB57に登録される。
【0027】
ユーザは、例えば携帯電話機3aを用いて、電子クーポン使用店舗及び電子クーポン対象商品又はサービスを検索し、それらを指定する(ステップS1)。そうすると、サーバ5は、当該電子クーポン対象商品又はサービスとユーザとを識別可能なバーコードを生成する。このバーコードの生成には様々な方式があり、本実施の形態ではいずれの方法を採用しても良い。そして、電子クーポン使用店舗の店舗コードから当該店舗が使用しているバーコードスキャナ71の機種を店舗DB52から特定すると共に、携帯電話機3aとのデータのやり取り又は会員DB51のデータにより携帯電話機3aの機種を特定する。このバーコードスキャナ71の機種及び携帯電話機3aの機種の組み合わせに基づき表示方向テーブル格納部53の表示方向テーブルからバーコード表示方向を特定する(ステップS3)。そして、生成したバーコードをステップS3で特定した表示方向に表示させるためのバーコード・データを生成し、当該バーコード・データを携帯電話機3aに送信する(ステップS5)。生成したバーコードについての情報は発行ログDB56に登録される。
【0028】
携帯電話機3aは、サーバ5からバーコード・データを受信し、上記のように特定された表示方向にてバーコードを表示装置に表示させる(ステップS7)。その後、ユーザは、バーコードを表示装置に表示させた携帯電話機3aを販売店の店員に提示し、商品等の購入手続きを行う(ステップS9)。一方、販売店の店員は、購入商品又はサービスのバーコードをバーコード・スキャナ71で読み取らせると共に、携帯電話機3aの表示装置に表示されたバーコードの読み取りも行う。販売店システム7は、読み取られたバーコードの情報と商品マスタDB73の情報とを用いて売上伝票情報を構成し、当該売上伝票情報を売上伝票DB72に登録する(ステップS11)。売上伝票情報の一部は、例えばレジスタにより印字されて領収書として発行される。例えば一日一回、販売店システム7は、売上伝票DB72に格納された売上伝票情報をネットワーク1を介してサーバ5に送信する(ステップS13)。サーバ5は、販売店システム7から売上伝票情報を受信し、利用状況DB58に登録する(ステップS15)。売上伝票情報の一部のみサーバ5に送信される場合もある。
【0029】
サーバ5は、この利用状況DB58に格納された売上伝票情報を用いてユーザに対して提供すべき値引き金額を決定するための処理を実施する(ステップS17)。例えば、この値引き金額は例えば一月分まとめられて、携帯電話機3aの通話料を値引くために用いられる。また、本クーポン・サービスを利用して値引を行ったメーカ又は販売店(クーポン発行側販売店)に対して総値引金額+手数料分の請求明細書を作成し、本クーポン・サービスに参加した通信事業者に対して総値引金額の支払明細書を作成し、電子クーポンの使用に関与した販売店に手数料分の支払明細書を作成する請求・支払処理を実施する。
【0030】
このような処理を実施することにより、携帯電話機3aに対して電子クーポン対象商品又はサービスのための電子クーポンたるバーコードを発行することができ、販売店では商品等の購入時にバーコードをスキャンすることにより値引手続きを終了させることができる。なお、本実施の形態では販売店では値引きを実施することが無いので、販売店の負担は少なくなっている。さらに、商品等の購入時には値引きを行わないで、後で値引き金額をユーザに還元する方式を採用しているため、不正利用について大きな配慮を行う必要が無くなる。また、値引き金額のユーザへの還元が携帯電話の通話料の値引きにて行われるため、ユーザへの値引き金額の還元手数が減少し、確実に還元させることができるようになる。但し、値引きを販売店にて行うような構成であってもよいし、電子クーポンではなく他のチケットなどであってもよい。
【0031】
次に図11乃至図16を用いて本実施の形態の主要部分に係る図10のステップS1乃至S7までの処理について詳細に説明する。ここでは、ログインなど会員IDを特定する処理を終了し、メインメニューから「店舗から商品を検索」というメニュー項目が選択された場合の処理を説明する。なお、「商品から店舗を検索」というメニュー項目を設けて、商品を特定してから当該商品を販売している店舗を特定する場合もある。
【0032】
最初に、ユーザ端末(ここでは携帯電話機3aとする)は、店舗抽出ページへアクセスする(ステップS21)。サーバ5は、当該店舗抽出ページへのアクセスに応じて、店舗カテゴリ選択ページ・データを携帯電話機3aに送信する(ステップS23)。ページ・データは、HTML、XHTML、コンパクトHTML、WML等により記述されたファイルと当該ファイルにより読み込まれる画像ファイルなどを含む。携帯電話機3aは、サーバ5から店舗カテゴリ選択ページ・データを受信し、表示装置に表示する(ステップS25)。図12(a)に画面例を示す。この図12(a)の例では、1.コンビニエンスストア、2.スーパーマーケット、3.ミニスーパー、4.ホームセンター、5.ディスカウントストア、6.大型ショッピングセンター(SC)、及び7.専門チェーン店といった店舗カテゴリと、8.その他(この中にない)、9.メインメニューへ、といった選択肢が示される。
【0033】
ユーザが、図12(a)のような表示画面を見て、所望の店舗カテゴリを選択入力すると、携帯電話機3aは、当該店舗カテゴリ選択入力を受け付け、サーバ5に店舗カテゴリ選択入力のデータを送信する(ステップS27)。サーバ5は、携帯電話機3aから店舗カテゴリ選択入力のデータを受信し、一旦記憶装置に格納する(ステップS29)。ここではコンビニエンスストアが店舗カテゴリとして選択されたものとする。次に、サーバ5は、選択されたカテゴリに応じたブランド(系列)選択ページ・データを生成し、携帯電話機3aに送信する(ステップS31)。携帯電話機3aは、ブランド選択ページ・データを受信し、表示装置に表示する(ステップS33)。例えば図12(b)に画面例を示す。図12(b)の例では、1.AAA、2.BBB、3.CCC、4.DDD、5.EEE、6.FFF、7.GGGというブランドと、8.この中にない、9.メインメニューへ、といった選択肢が示される。
【0034】
ユーザが、図12(b)のような表示画面を見て、所望のブランド(系列)を選択入力すると、携帯電話機3aは、当該ブランド選択入力を受け付け、サーバ5にブランド選択入力のデータを送信する(ステップS35)。サーバ5は、携帯電話機3aからブランド選択入力のデータを受信し、一旦記憶装置に格納する(ステップS37)。ここでは、FFFというブランドが選択されたものとする。次に、サーバ5は、選択されたブランドに応じて店舗選択ページ・データを生成し、携帯電話機3aに送信する(ステップS39)。携帯電話機3aは、サーバ5から店舗選択ページ・データを受信し、表示装置に表示する(ステップS41)。例えば図12(c)に画面例を示す。図12(c)の例では、ブランドFFFの加盟店が多いので、1.あ行、2.か行、3.さ行、4.た行、5.な行、6.は行、7.ま行及びや行、8.ら行及びわ行、という店舗選択肢と、9.メインメニューへ、といった選択肢が示される。ブランドの加盟店が少ない場合には、この場面で具体的な店舗名が列挙される場合もある。ここでは、3.さ行が選択され、次の画面においてさ行の店舗である渋谷店が選択されたものとする。
【0035】
携帯電話機3aは、店舗選択入力を受け付け、サーバ5に店舗選択入力のデータを送信する(ステップS43)。サーバ5は、携帯電話機3aから店舗選択入力のデータを受信し、一旦記憶装置に格納する(ステップS45)。これにより店舗IDが特定され、店舗DB52に格納されたテーブルから当該店舗に設置されているバーコードスキャナ71の機種コードが特定される。
【0036】
次に、サーバ5は、電子クーポンDB57のテーブルを、特定された店舗IDで検索し、選択された店舗において取り扱っている電子クーポン対象商品又はサービスを特定する。そして、商品カテゴリ選択ページ・データを生成し、携帯電話機3aに送信する(ステップS47)。携帯電話機3aは、サーバ5から商品カテゴリ選択ページ・データを受信し、表示装置に表示する(ステップS49)。例えば図12(d)に画面例を示す。図12(d)の例では、当該選択された店舗における値引き対象、すなわち電子クーポンの対象商品が10点あることが示され、1.全部表示、2.飲料、3.菓子、4.弁当、5.生活雑貨、9.前のメニューへ、という選択肢が含まれる。選択肢の右端に示された数字は、当該選択肢に含まれる商品数を表す。
【0037】
ユーザが、図12(d)のような表示画面を見て、所望の商品カテゴリを選択入力すると、携帯電話機3aは、商品カテゴリ選択入力を受け付け、サーバ5に商品カテゴリ選択入力のデータを送信する(ステップS51)。サーバ5は、携帯電話機3aから商品カテゴリ選択入力のデータを受信し、一旦記憶装置に格納する(ステップS53)。例えばここでは「3.菓子」が選択されたものとする。サーバ5は、選択された商品カテゴリに対応して商品一覧ページ・データを生成し、携帯電話機3aに送信する(ステップS55)。携帯電話機3aは、サーバ5から商品一覧ページ・データを受信し、表示装置に表示する(ステップS57)。処理は端子A及びBを介して図13の処理に遷移する。
【0038】
ステップS57で表示される画面例を図12(e)に示す。図12(e)の例では、1.Aポテトチップうすしお、2.Bチョコ、9.前のメニューへ、といった選択肢が示される。なお、右端の数字は値引き金額を表す。
【0039】
ユーザは、図12(e)のような表示画面を見て、所望の商品を選択すると、携帯電話機3aは、商品選択入力を受け付け、サーバ5に商品選択入力のデータを送信する(ステップS59)。サーバ5は、携帯電話機3aから商品選択入力のデータを受信し、一旦記憶装置に格納する(ステップS61)。なお、商品選択入力のデータに対応して、商品詳細ページ・データを携帯電話機3aに送信して、ユーザに商品内容を確認させる場合もある。この場合、例えば図12(f)に示すように、「Aポテトチップスうすしお100g いまなら店頭価格より▲20円」という説明文と、1.他を選ぶ、2.バーコード出力、9.前のメニューへ、といった選択肢が示される。但し、図12(e)の後にバーコードを出力させるような構成であってもよい。
【0040】
そして、サーバ5は、ステップS45で受信したデータから特定されるバーコードスキャナ71の機種コードと携帯電話機3aの機種コードとに基づき表示方向テーブル格納部53に格納された表示方向テーブルを検索し、表示方向を特定する(ステップS63)。なお、携帯電話機3aの機種コードは、会員DB51を会員IDで検索して抽出するようにしてもよいし、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)のGETリクエストなどに含まれるUSER−AGENTフィールドに含まれる情報を用いる場合がある。携帯電話機3aの場合、USER−AGENTフィールドには、携帯電話会社の識別情報と、機種名の情報とが含まれる。従って、GETリクエストのUSER−AGENTフィールドから、機種コードを特定しても良い。
【0041】
さらに、例えば選択された商品コード及び会員IDの情報を用いて商品コード及び会員IDを識別可能なバーコードを生成し、バーコード、会員ID、商品コード(JANコード)、商品に対応する値引き金額、店舗ID、バーコードの有効期限を発行ログDB56に登録する(ステップS65)。そして、サーバ5は、バーコードDB55から、ステップS63において特定された表示方向にステップS65において生成されたバーコードを表示させるための画像ファイルを読み出し、バーコード・データを生成し、携帯電話機3aに送信する(ステップS67)。携帯電話機3aは、サーバ5からバーコード・データを受信し、表示装置に表示する(ステップS69)。
【0042】
例えばステップS63において特定された表示方向が横方向である場合の画面例を図14に示す。図14の例では、横表示のバーコード1401と、バーコード1401の対象商品及び値引き額の説明表示1402と、バーコードを縦表示させるためのボタン1403とが含まれる。
【0043】
このようなバーコード表示が行われた携帯電話機3aを商品と共に店舗の店員に渡す。店員は説明表示1402を参照して、購入商品との関係が正しければ、携帯電話機3aの表示装置に表示されたバーコードをバーコードスキャナ71に読み取らせる。この際、当該携帯電話機3aの機種とバーコードスキャナ71の機種との組み合わせにおいて最適な表示方向のバーコードが表示されているはずであるから、バーコードスキャナ71によるバーコード読み取りは成功するはずである。読み取りに成功すれば、図10で説明したようなステップS11以降の処理を実施する。
【0044】
なお、サーバ5は、携帯電話機3aの機種コードとバーコードスキャナ71の機種コードと、表示方向のデータとを含むレコード・データを表示方向ログDB54に登録する(ステップS71)。本実施の形態では、この段階では成否は不明であるから成否の情報については登録しない。
【0045】
しかしながら、表示方向テーブル格納部53に格納された表示方向テーブルの更新前にバーコードスキャナ71の機種変更が行われたり、その他の理由で読み取りに失敗する場合がある。そのような場合には、ユーザ又は店員は、図14に表示されている縦表示ボタン1403をクリックする。
【0046】
縦表示ボタン1403のクリックに応じて、携帯電話機3aは、ユーザによる表示方向の変更指示を受け付け、表示方向変更のためのバーコード・データ要求をサーバ5に送信する(ステップS73)。サーバ5は、携帯電話機3aから表示方向変更のためのバーコード・データ要求を受信する(ステップS75)。表示方向変更のためのバーコード・データ要求には、例えば表示方向のデータとバーコードとが含まれる。従って、サーバ5は、表示方向を変更したバーコードの画像ファイルをバーコードDB55から読み出し、バーコード・データを生成し、携帯電話機3aに送信する(ステップS77)。携帯電話機3aは、サーバ5からバーコード・データを受信し、表示装置に表示する(ステップS79)。例えば図15に示すような画面が表示される。図15の例では、縦表示のバーコード1501と、バーコード1501の対象商品及び値引き額の説明表示1502と、バーコードを横表示させるためのボタン1503とが含まれる。表示方向の変更が指示された場合にはボタン1503は表示されない場合もある。
【0047】
ユーザはこのようなバーコード表示が行われた携帯電話機3aを店舗の店員に渡し、店員は再度バーコードスキャナ71により読み取らせる。読み取りが成功すれば図10で説明したようなステップS11以降の処理を実施する。
【0048】
サーバ5は、携帯電話機3aの機種コードとバーコードスキャナ71の機種コードと、表示方向のデータとを含むレコード・データを表示方向ログDB54に登録する(ステップS81)。また、表示方向の変更が指示された後なので、前回の表示方向ログの成否を失敗(×)として登録する。なお、今回の表示方向で成功するか否かは不明であるから、この段階では成否を登録しない。
【0049】
ステップS79における表示方向でも読み取れない場合にはステップS73に戻って、再度表示方向を変更するようにしても良い。
【0050】
以上のような処理を実施することにより、携帯電話機3aの機種とバーコードスキャナ71の機種との組み合わせに適合したバーコードの表示方向を特定し、その方向で携帯電話機3aの表示装置にバーコードを表示させることができるようになる。また、読み取りに失敗した場合でも、表示方向を変更させることができる。なお、Java(Sun Microsystems社の商標)などにより、バーコードの表示方向を携帯電話機3aにおいて変更できるようなアプレットを含むバーコード・データを生成して、携帯電話機3aに送信するようにしても良い。その際、図14及び図15のボタン1403又は1503をクリックした際のサーバ5との通信は不要となる。但し、表示方向ログを登録するためには、サーバ5に表示方向の変更を通知しなければならない。
【0051】
次に、表示方向ログDB54のデータにより表示方向テーブルを変更する処理を図16を用いて説明する。この処理は、例えば所定期間周期で行われる。但し、任意のタイミングで実施可能である。最初に、表示方向ログDB54の所定範囲のレコードを読み出す(ステップS91)。例えば所定期間内に登録されたレコードを抽出し、読み出す。次に、成否の列906に失敗(×)が登録された、ユーザ端末の機種コードとバーコードスキャナの機種コードとの組み合わせについて統計処理を実施し、処理結果を記憶装置に格納する(ステップS93)。すなわち、ユーザ端末の機種コードとバーコードスキャナの機種コードとの組み合わせ毎に、失敗数をカウントする。
【0052】
そして、基準以上失敗した、ユーザ端末の機種コードとバーコードスキャナの機種コードとの組み合わせが存在するか判断する(ステップS95)。例えば失敗数が予め設定されている失敗基準値以上となっているユーザ端末の機種コードとバーコードスキャナの機種コードとの組み合わせが存在するか判断する。そのような組み合わせが存在していない場合には処理を終了する。一方、少なくとも1つ、ユーザ端末の機種コードとバーコードスキャナの機種コードとの組み合わせが特定された場合には、当該特定された組み合わせについての標準の表示方向を表示方向テーブルにおいて変更して、登録する(ステップS97)。
【0053】
このようにすれば、試験環境による偏りなどにより、実際の使用環境において最適な表示方向とは逆の表示方向が表示方向テーブルに登録されている場合には、自動的に修正することができるようになる。
【0054】
なお、新たな組み合わせが発生した場合、すなわちユーザ端末又はバーコードスキャナに新機種が登場した際には、表示方向テーブルに登録がなされていない状態も発生しうる。そのような場合には、例えば一律横方向又は縦方向のバーコードを表示させて、読み取りの成否を表示方向ログDB54に登録しておき、一定期間後当該表示方向ログのデータに基づき標準の表示方向を決定するようにしても良い。
【0055】
さらに、上の説明ではユーザ端末の機種とバーコードスキャナの機種との組み合わせにて表示方向を決定したが、バーコード自体によって読み取りにくい方向が決まる場合もあり得る。従って、表示方向テーブルは2次元ではなく3次元以上のテーブルとして構成される場合もある。すなわち、他のパラメータにより表示方向テーブルが詳細化される場合もある。
【0056】
以上本発明の一実施の形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図1に示したデータベース構成は一例であって、他のデータベース構成であってもよい。また、ネットワーク1の構成も必ずしも図1に示したものに限定されず、例えばサーバ5と販売店システム7との通信は、例えば専用線にて接続される場合もある。PDA3bを用いる場合には、無線通信だけではなく、有線通信にてバーコード・データが配信される場合もある。さらに、Java(Sun Microsystems社の商標)などにより、縦方向及び横方向にバーコードを表示させることができ、所定時間毎又は任意の時間毎に自動的に表示方向を切り替える機能を有するアプレットを含むバーコード・データを生成し、携帯電話機3aに送信するようにしても良い。さらに、他の技術により表示方向を自動的に切り替えるようにしても良い。例えば、所定時間経過後に自動的にサーバに対して所定のデータを要求させるようなタグを含むHTML等のファイルを用いればよい。
【0057】
また、上の説明ではユーザ端末からサーバ5にアクセスして、バーコードを受信するような構成を説明したが、例えば電子メールなどによりサーバ5から自動配信される場合もある。この場合には、会員DB51に登録されているユーザ端末の機種コード及び添付するバーコードが利用可能な店舗の店舗コードとからバーコードの表示方向が特定される。
【0058】
さらに、店舗は有人店舗に限定されず、例えば自動販売機などである場合もある。
【0059】
表示方向テーブルには、携帯電話機3a等の機種コード毎に表示方向が登録されているが、メーカ毎に表示方向が登録される場合、携帯電話会社毎に登録される場合などもあり得る。同様に、バーコードスキャナ71の機種コード毎に表示方向が登録されているが、バーコードスキャナ71のメーカ毎に表示方向が登録されている場合もある。さらに、バーコードスキャナ71を使用している店舗毎に表示方向が登録される場合もある。
【0060】
また、図14及び図15ではバーコード以外の情報も表示するようになっているが、単にバーコードのみが表示されるような構成であってもよい。
【0061】
【発明の効果】
以上述べたように、移動体通信機の表示装置に表示されるバーコードの読み取り率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る電子クーポン・システムのシステム概要図である。
【図2】会員DBに格納されるデータの一例を示す図である。
【図3】店舗DBに格納されるデータの一例を示す図である。
【図4】バーコードDBに格納されるデータの一例を示す図である。
【図5】発行ログDBに格納されるデータの一例を示す図である。
【図6】電子クーポンDBに格納されるデータの一例を示す図である。
【図7】利用状況DB58に格納されるデータの一例を示す図である。
【図8】表示方向テーブルの一例を示す図である。
【図9】表示方向ログDBに格納されるデータの一例を示す図である。
【図10】電子クーポン生成・利用におけるビジネスのフローを示す図である。
【図11】本発明の一実施の形態に係る処理フロー(その1)を示す図である。
【図12】(a)乃至(f)は、画面フローを示す図である。
【図13】本発明の一実施の形態に係る処理フロー(その2)を示す図である。
【図14】横方向のバーコード表示の一例を示す図である。
【図15】縦方向のバーコード表示の一例を示す図である。
【図16】表示方向テーブルの更新処理フローを示す図である。
【符号の説明】
1 ネットワーク 3a 携帯電話機
3b PDA 5 サーバ
7 販売店システム 9 基地局
51 会員DB 52 店舗DB
53 表示方向テーブル格納部 54 表示方向ログDB
55 バーコードDB 56 発行ログDB
57 電子クーポンDB 58 利用状況DB
71 バーコードスキャナ 72 売上伝票DB
73 商品マスタDB

Claims (11)

  1. 携帯可能な端末装置の表示装置に表示するためのバーコード・データを送信する際の情報処理方法であって、
    特定のバーコードを使用するユーザの携帯可能な端末装置の属性情報を取得し、記憶装置に格納するステップと、
    少なくとも取得された前記携帯可能な端末装置の属性情報に基づき、前記特定のバーコードの表示方向を特定する表示方向特定ステップと、
    特定された前記表示方向に前記特定のバーコードを表示させるためのバーコード・データを前記携帯可能な端末装置に送信する送信ステップと、
    前記携帯可能な端末装置から表示方向の変更指示を受信した場合、変更された表示方向に前記特定のバーコードを表示させるためのバーコード・データを前記携帯可能な端末装置に送信する第2送信ステップと、
    を含む情報処理方法。
  2. バーコード利用場所の属性情報を取得し、記憶装置に格納するステップ
    をさらに含み、
    前記表示方向特定ステップにおいて、
    さらに前記バーコード利用場所の属性情報に基づき、特定のバーコードの表示方向を特定する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理方法。
  3. 前記バーコード利用場所の属性情報が、前記バーコード利用場所である店舗に設置されたバーコードスキャナの機種の識別情報であることを特徴とする請求項2記載の情報処理方法。
  4. 前記携帯可能な端末装置の属性情報は、前記携帯可能な端末装置の機種の識別情報又は製造業社の識別情報とのうち少なくともいずれかであることを特徴とする請求項1記載の情報処理方法。
  5. 前記携帯可能な端末装置が携帯電話機である場合、前記属性情報は、前記携帯可能な端末装置の機種の識別情報と、前記携帯可能な端末装置の製造業社の識別情報と、携帯電話の通信事業者の識別情報とのうち少なくともいずれかであることを特徴とする請求項1記載の情報処理方法。
  6. 前記表示方向特定ステップにおいて、前記携帯可能な端末装置の属性情報毎に対応する表示方向のデータが登録された表示方向テーブルを用いることを特徴とする請求項1記載の情報処理方法。
  7. 前記表示方向特定ステップにおいて、前記携帯可能な端末装置の属性情報と前記バーコード利用場所の属性情報との組み合わせ毎に対応する表示方向のデータが登録された表示方向テーブルを用いることを特徴とする請求項2記載の情報処理方法。
  8. 前記第2送信ステップに対応して少なくとも前記携帯可能な端末装置の属性情報を含むログデータを登録するステップと、
    前記ログデータを解析することにより、前記表示方向テーブル内において、所定の基準を満たす前記携帯可能な端末装置の属性情報に対応する表示方向のデータを変更するステップと、
    をさらに含む請求項記載の情報処理方法。
  9. 前記第2送信ステップに対応して少なくとも前記携帯可能な端末装置の属性情報と前記バーコード利用場所の属性情報とを含むログデータを登録するステップと、
    前記ログデータを解析することにより、前記表示方向テーブル内において、所定の基準を満たす前記携帯可能な端末装置の属性情報と前記バーコード利用場所の属性情報との組み合わせ毎に対応する表示方向のデータを変更するステップと、
    をさらに含む請求項記載の情報処理方法。
  10. 請求項1乃至記載の情報処理方法をコンピュータにより実行させるためのプログラム。
  11. 携帯可能な端末装置の表示装置に表示するためのバーコード・データを送信する際の情報処理装置であって、
    特定のバーコードを使用するユーザの携帯可能な端末装置の属性情報を取得し、記憶装置に格納する手段と、
    少なくとも取得された前記携帯可能な端末装置の属性情報に基づき、前記特定のバーコードの表示方向を特定する表示方向特定手段と、
    特定された前記表示方向に前記特定のバーコードを表示させるためのバーコード・データを前記携帯可能な端末装置に送信する送信手段と、
    前記携帯可能な端末装置から表示方向の変更指示を受信した場合、変更された表示方向に前記特定のバーコードを表示させるためのバーコード・データを前記携帯可能な端末装置に送信する第2送信手段と、
    を有する情報処理装置。
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