JP2002117372A - バーコード作成方法、ならびにバーコード表示装置およびバーコード提供装置 - Google Patents

バーコード作成方法、ならびにバーコード表示装置およびバーコード提供装置

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JP2002117372A
JP2002117372A JP2000311032A JP2000311032A JP2002117372A JP 2002117372 A JP2002117372 A JP 2002117372A JP 2000311032 A JP2000311032 A JP 2000311032A JP 2000311032 A JP2000311032 A JP 2000311032A JP 2002117372 A JP2002117372 A JP 2002117372A
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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バーコード読み取り装置によって読み取り可
能であるように、携帯情報端末等の汎用のディスプレイ
にバーコードを表示する。 【解決手段】 バーコード表示装置10は、キーボード
11,スキャナ12,データ読出装置13や、インター
ネットから情報をダウンロード可能なブラウザ14によ
って取得したバーコードを、ディスプレイ18に表示し
てバーコード読み取り装置に読み取らせる。このとき、
バーコード処理部15および表示処理部17が、ディス
プレイ18の表示部仕様に応じたバーコード表示レイア
ウト(周囲の余白領域、最細線の線幅、バーコードとと
もに表示する文字等の色など)に従ってバーコードを作
成・配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶等のディスプ
レイにバーコードを表示するためのバーコード作成方
法、ならびにバーコード表示装置およびバーコード提供
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】バーコードを利用して情報を入力する方
法は、流通市場にPOS(point of sale (販売時点情
報管理))システムとして始めて導入され、以来、流通
の機械化を促進する役割を果たしてきた。現在では、宅
配の伝票や、図書館や病院等のデータ管理、あるいはビ
デオや電子レンジ等の設定入力など、流通以外において
も色々な分野で使われている。そして、色々な用途ごと
にバーコードの表現形式も規格化されて運用されてい
る。具体的には、例えば、昭和53年4月にわが国の共
通商品体系として標準化された共通商品コード用バーコ
ードシンボル(通称JANシンボル)のJIS規格があ
る。さらに、バーコードの形態も、流通の規格であるJ
ANから、最近はXY方向の平面方向に広がる2次元バ
ーコード等、多様な形態で使用されつつある。
【0003】このように、現在では、バーコードを受け
付ける端末、つまり流通過程でのPOS端末や、病院や
図書館等の管理システムの端末や、家庭の中のビデオや
電子レンジ等が、社会の中に数多く配置されて運用され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、従来のバーコ
ードは、印刷されたものをスキャナ等を用いて光学的に
読み取り認識するものであった。すなわち、情報伝達媒
体は印刷物であった。なお、公開特許公報「特開平5−
28329号公報(公開日:平成5年(1993)2月
5日)」には、液晶表示部を採用した可変型バーコード
板が開示されている。しかし、これは表示するバーコー
ドを任意に設定して商品等に貼着あるいは結着するもの
である。
【0005】一方、インターネットが普及する中、携帯
情報端末等のディスプレイに専用POS端末での読み取
りを可能にバーコードを表示できれば、バーコードの新
たな用途(例えば、家電製品へのデータ入力や商取引シ
ステム)を創出することができる。そのためには、携帯
電話などの各種携帯情報端末の汎用のディスプレイにお
いて、バーコード読み取り装置の光学的読み取り特性に
適合したバーコード表示を行う必要がある。
【0006】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、バーコード読み取り装置
によって読み取り可能であるように、携帯情報端末等の
汎用のディスプレイにバーコードを表示することができ
るバーコード作成方法、ならびにバーコード表示装置お
よびバーコード提供装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のバーコード作成
方法は、上記の課題を解決するために、バーコード表示
装置の表示部の画面表示を定義する画面データを作成す
る画面データ作成処理において、上記バーコード表示装
置の表示部に表示されたバーコード画像をバーコード読
み取り装置が読み取り可能である当該表示部の読取可能
領域内に、バーコード画像を配置することを特徴として
いる。
【0008】上記の構成により、バーコードをバーコー
ド表示装置の表示部に表示するための画面データを、当
該表示部に表示されたバーコード画像をバーコード読み
取り装置が読み取り可能である当該表示部の読取可能領
域内に、バーコード画像を配置して作成できる。
【0009】ここで、バーコード画像とは、英数字等の
符号を所定の規則に従いバーコードに変換した画像デー
タである。
【0010】また、画面データとは、バーコード表示装
置の表示部の画面表示を定義したデータである。よっ
て、表示部にバーコードを表示する場合には、バーコー
ド画像を含む画面データに従って表示部に表示すること
になる。具体的には、画面データは、バーコードのみを
含んでいてもよいし、バーコードおよびその周囲の余白
を含んでいてもよいし、さらに、余白やバーコード画像
に重ねてバーコード以外に表示する補足情報を含んでい
てもよい。なお、画面データは、表示部全体の画像デー
タであってもよいし、バーコード画像や補足情報を表示
位置の指定とともに含むデータであってもよい。
【0011】よって、上記の画面データによれば、バー
コード表示装置が、表示部の外周部のバーコード読み取
り装置の読み取り不可能な領域を避けて、バーコード画
像を表示することができる。すなわち、バーコード画像
を表示部の読取可能領域内に表示することにより、バー
コード読み取り装置の認識可能領域内に表示することが
できる。したがって、バーコード表示装置の表示部に表
示したバーコード画像を、バーコード読み取り装置で正
確に読み取り認識することが可能となる。
【0012】なお、複数のバーコードを表示する際、各
々のバーコードまたはバーコード群に表示部の原点を定
義し、画面切換の際に常に表示可能バーコードおよびバ
ーコード群が表示部の読取可能領域内に位置するように
配置することができる。
【0013】本発明のバーコード作成方法は、上記の課
題を解決するために、ピクセルが2次元マトリクス状に
配設されているモノクロ表示の表示部に表示するバーコ
ード画像を、バーコードの最細線の線幅を2ピクセル以
上にして作成することを特徴としている。
【0014】また、本発明のバーコード作成方法は、上
記の課題を解決するために、複数のサブピクセルからな
るピクセルが2次元マトリクス状に配設されているカラ
ー表示の表示部に表示するバーコード画像を、バーコー
ドの最細線の線幅を1ピクセル+1サブピクセル以上に
して作成することを特徴としている。
【0015】これらの構成により、バーコードを構成す
る各線を一定以上の幅を持たせて表示することができる
ため、表示部にピクセルの欠損があっても、バーコード
の線が切れたり、線がつながったりすることがない。す
なわち、バーコード表示装置の表示部に、バーコード画
像をバーコードの形状を潰さずに表示することが可能と
なる。
【0016】よって、バーコード表示装置の表示部にピ
クセルの欠損があっても、表示したバーコード画像をバ
ーコード読み取り装置で正確に読み取り認識することが
可能となり、バーコード読み取り装置による認識率の低
下を回避できる。
【0017】本発明のバーコード作成方法は、上記の課
題を解決するために、バーコード表示装置の表示部の画
面表示を定義する画面データを作成する画面データ作成
処理において、上記バーコード表示装置の表示部に表示
するバーコード画像以外の補足情報の表示色を、バーコ
ード読み取り装置による上記バーコード画像の読み取り
に影響を与えない色に設定することを特徴としている。
【0018】上記の構成により、バーコードをバーコー
ド表示装置の表示部に表示するための画面データを、バ
ーコード表示装置の表示部に表示するバーコード画像以
外の補足情報を、バーコード読み取り装置によるバーコ
ード画像の読み取りに影響を与えない色で表示するよう
に設定して作成できる。
【0019】例えば、補足情報をバーコード読み取り装
置の読み取り光線と同色の色で表示する。すなわち、ス
キャナ光線が赤色の場合には、補足情報を表示部のRB
G表示の同色であるR(赤色)で表示すれば、スキャナ
は補足情報を読み取ることができない。
【0020】よって、上記のように補足情報の表示色を
設定することにより、バーコード表示装置の表示部にバ
ーコード画像以外の補足情報を表示しても、バーコード
画像をバーコード読み取り装置で正確に読み取り認識す
ることが可能となり、バーコード読み取り装置による認
識率の低下を回避できる。
【0021】したがって、バーコード表示装置の表示部
に、バーコード画像の周囲の余白やバーコード画像に重
ねて、バーコードの符号や内容説明等の補足情報を表示
することが可能となる。すなわち、バーコード画像を含
む多くの情報を表示部の限定された表示領域内に、バー
コード読み取り装置の認識率を低下させずに表示するこ
とが可能となる。
【0022】また、本発明のバーコード表示装置は、上
記の課題を解決するために、自装置の表示部の仕様、お
よび当該表示部に表示されたバーコード画像を読み取る
バーコード読み取り装置の仕様に合わせて作成された、
上記バーコード画像を含む画面データに従って、上記バ
ーコード画像を上記表示部に表示する表示処理手段を備
えることを特徴としている。
【0023】上記の構成により、バーコード表示装置
は、自装置の表示部の仕様、および当該表示部に表示さ
れたバーコード画像を読み取るバーコード読み取り装置
の仕様に合わせて作成された、上記バーコード画像を含
む画面データに従って、バーコード画像を表示部に表示
する。
【0024】よって、バーコード表示装置は、自装置の
表示部の仕様とともに、バーコードを読み取らせるバー
コード読み取り装置の仕様を考慮して、バーコードを表
示することができる。したがって、バーコード表示装置
の表示部に表示したバーコード画像を、バーコード読み
取り装置で正確に読み取り認識することが可能となる。
【0025】ここで、バーコード表示装置およびバーコ
ード読み取り装置の仕様とは、バーコード表示装置が表
示したバーコード画像をバーコード読み取り装置で読み
取る処理における、それぞれの装置のハードウェアおよ
びソフトウェアによる制約である。よって、これらの仕
様に不適合なバーコード画像を表示した場合、認識率が
低下し、最悪認識できないこともある。
【0026】そこで、例えば、バーコード画像はバーコ
ード読み取り装置の読み取り可能な範囲に表示する必要
がある。また、バーコード表示装置のディスプレイが2
次元マトリクス状にピクセルが配設されたものであれ
ば、ピクセル間隔やピクセルの欠損を考慮する必要があ
る。また、バーコード画像以外に補足情報を表示する場
合には、認識の妨げにならないように表示する必要があ
る。なお、これらの点については、上記のバーコード作
成方法が適用できる。
【0027】本発明のバーコード表示装置は、上記の課
題を解決するために、さらに、上記画面データをバーコ
ード提供装置から取得するバーコード取得手段を備える
ことを特徴としている。
【0028】また、本発明のバーコード提供装置は、上
記の課題を解決するために、バーコード表示装置の表示
部の画面表示を定義した画面データであって、上記バー
コード表示装置の表示部の仕様、および当該表示部に表
示されたバーコード画像を読み取るバーコード読み取り
装置の仕様に合わせて作成された、上記バーコード画像
を含む画面データを、上記バーコード表示装置に提供す
るバーコード送信手段を備えることを特徴としている。
【0029】上記の構成により、バーコードをバーコー
ド表示装置の表示部に表示するために、当該表示部の仕
様、および当該表示部に表示されるバーコード画像を読
み取るバーコード読み取り装置の仕様に合わせて作成さ
れた、バーコード画像を含む画面データを、バーコード
提供装置からバーコード表示装置に提供することができ
る。この際、バーコード提供装置は上記画面データをイ
ンターネット等の通信ネットワークに発信することがで
き、バーコード表示装置は当該通信ネットワークを介し
て上記画面データを取得できる。さらに、バーコード表
示装置は、通信ネットワークから上記画面データを取得
したデスクトップ型のパソコン等から、赤外線通信や、
メモリカード等の記録媒体を介して、上記画面データを
取得できる。
【0030】よって、バーコードをバーコード表示装置
の外部から、例えばインターネット等の通信ネットワー
クを介して提供することができる。それゆえ、例えば、
バーコード読み取り装置を入力手段として具備するサー
ビスの提供者が、これに読み取らせるためのバーコード
を、バーコード提供装置を用いて、バーコード読み取り
装置の利用者に提供することが可能となる。
【0031】また、本発明のバーコード表示装置は、上
記の課題を解決するために、さらに、上記画面データ
を、自装置の表示部の仕様、および当該表示部に表示さ
れたバーコード画像を読み取るバーコード読み取り装置
の仕様に合わせて作成するバーコード作成手段を備える
ことを特徴としている。
【0032】また、本発明のバーコード提供装置は、上
記の課題を解決するために、さらに、上記画面データ
を、上記バーコード表示装置の表示部の仕様、および当
該表示部に表示されたバーコード画像を読み取るバーコ
ード読み取り装置の仕様に合わせて作成する提供用バー
コード作成手段を備えることを特徴としている。
【0033】上記の構成により、さらに、バーコードを
バーコード表示装置の表示部に表示するためのバーコー
ド画像を含む画面データを、当該表示部の仕様、および
当該表示部に表示されるバーコード画像を読み取るバー
コード読み取り装置の仕様に合わせて、バーコード提供
装置あるいはバーコード表示装置において作成すること
ができる。
【0034】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について図
1から図13に基づいて説明すれば、以下のとおりであ
る。
【0035】図1は、本実施の形態に係るバーコード表
示装置10の構成の概略を示すブロック図である。ま
た、図2は、上記バーコード表示装置10の運用の一形
態を示した説明図である。
【0036】図1に示すように、上記バーコード表示装
置10は、携帯電話やPDA(personal digital assis
tant)等の携帯可能な情報端末である。そして、バーコ
ード表示装置10は、入力手段としてキーボード11、
表示手段として液晶ディスプレイ等のディスプレイ(表
示部)18を備えている。なお、キーボード11は、タ
ッチパネルやソフトウェアによるキーボードでもよい
し、手書き入力等に代替させてもよい。また、ディスプ
レイ18は、バーコードを表示する専用のディスプレイ
でなく、通常は文字や図形等を表示する汎用のディスプ
レイであり、タッチパネルと積層されていてもよい。
【0037】また、バーコード表示装置10は、外部装
置とのインタフェース(図示せず)を備えており、この
インタフェースを介してインターネット(通信ネットワ
ーク)N(図2)に接続でき、ブラウザ14を用いてW
WW(world wide web)のサイト(情報発信サーバ(バ
ーコード提供装置)Mw)等にアクセスして情報を閲覧
するとともにダウンロードできる。なお、バーコード表
示装置10が携帯電話である場合には、携帯電話の機能
によりインターネットNに接続できる。
【0038】また、バーコード表示装置10は、上記イ
ンタフェースを介して、画像情報を読み取るスキャナ1
2、FD,CD−ROM,メモリカード等の記録媒体か
ら情報を読み出すデータ読出装置13などの入力装置が
利用できる。すなわち、バーコード表示装置10は、こ
れらを介して非通信情報媒体Mp(図2)から情報を取
得できる。なお、スキャナ12およびデータ読出装置1
3は、バーコード表示装置10に内蔵されていてもよ
い。また、他の情報メディアについても、適当な情報取
得手段を設けることによって対応可能である。
【0039】加えて、バーコード表示装置10は、外部
から取得したバーコードをPOS端末20や情報家電機
器25などのバーコード読み取り装置に提示するため
に、バーコード処理部(バーコード作成手段)15、デ
ータ格納部16、表示処理部(表示処理手段)17を備
えている。
【0040】上記バーコード処理部15は、キーボード
11あるいはデータ読出装置13から英数字等の符号の
形式で入力された商品情報をバーコードに変換する。な
お、バーコード処理部15は、バーコードを認識して符
号に逆変換することもできる。また、複数の情報の符号
を合成して、1つのバーコードに変換することもでき
る。
【0041】上記データ格納部16は、キーボード1
1、スキャナ12、データ読出装置13、ブラウザ14
等から取得した情報を格納する。
【0042】上記表示処理部17は、データ格納部16
に格納した情報等を読み出しディスプレイ18に表示す
る。特に、バーコード画像は、ディスプレイ18の基準
座標(例えば、左上の座標(W1,W2)(図3参
照))を基準にして描画する。
【0043】上記のように、バーコード表示装置10
は、情報発信サーバMwとインターネットN等の通信ネ
ットワークを介して接続されている(図2)。また、バ
ーコード表示装置10は、各種の入力装置を用いて非通
信情報媒体Mpから情報を取得できる。そして、バーコ
ード表示装置10は、情報発信サーバMwあるいは非通
信情報媒体Mpから取得したバーコードの符号(バーコ
ード情報)あるいは画像(バーコード画像)に基づいて
バーコードをディスプレイ18に表示する。
【0044】すなわち、バーコード表示装置10は、キ
ーボード11を介して符号の情報を、スキャナ12等を
介してバーコード画像を、インターネットNまたはデー
タ読出装置13を介してICカード等の記録媒体から符
号あるいはバーコード画像の情報を取得してデータ格納
部16に格納し、表示処理部17によりディスプレイ1
8にバーコードを表示する。なお、上記非通信情報媒体
Mpは、インターネットN以外のバーコード情報の供給
媒体であり、テレビ・ラジオ等の放送や、新聞・雑誌等
の印刷物およびその付録のFDやCD−ROM等を含
む。
【0045】そして、コンビニエンスストア等に設置さ
れているPOS端末20は、バーコード表示装置10の
ディスプレイ18に表示されたバーコードをスキャナ
(バーコード読み取り装置)21で光学的に読み取り認
識して、サービス提供機関Cに対して所定の処理を行
う。例えば、サービス提供機関Cが通信販売の決済処理
を行う場合、購買者が情報発信サーバMwの電子モール
等で購入を希望する商品の商品情報を取得してバーコー
ド表示装置10に格納し、コンビニエンスストア等では
POS端末20がバーコード表示装置10に表示された
バーコードを読み取って認識し、注文の情報および決済
の情報をサービス提供機関Cに送信する。
【0046】また、バーコードを読み取って設定を行う
テレビ・ビデオや電子レンジ等の情報家電機器25は、
バーコード表示装置10のディスプレイ18に表示され
たバーコードをスキャナ(バーコード読み取り装置)2
6で光学的に読み取り認識して、各々の目的に合った処
理を行う。例えば、情報家電機器25がテレビやビデオ
であれば録画予約等の設定情報を、電子レンジであれば
調理手順のレシピ(設定情報)を、バーコードに基づき
設定する。
【0047】ここで、上記のスキャナ21・26は、バ
ーコード表示装置10のディスプレイ18に表示された
バーコードを読み取ることができればよく、カメラ等で
もよい。
【0048】つぎに、携帯情報端末等の汎用のディスプ
レイ18にバーコードを表示する場合に発生する問題を
検討し、それを解決するためのバーコード表示装置10
が備える機能について説明する。
【0049】第一に、バーコード表示装置10のディス
プレイ18にバーコードを表示して、POS端末20の
スキャナ21や情報家電機器25のスキャナ26にてバ
ーコードを認識するためには、各々のスキャナ21・2
6のバーコード読取り部の読取り領域に、バーコードの
表示の全体が含まれる必要がある(図3)。つまり、バ
ーコード表示装置10のディスプレイ18に表示される
バーコードが極端に端に寄ったり、画面から切れてしま
うと上記の目的は果たせなくなる。例えば、スキャナ2
1・26のバーコード読取り部の周辺には肉厚があり、
また、バーコード表示装置10のディスプレイ18の外
周には筐体の段差があるため、ディスプレイ18の周縁
部に表示されたバーコードはスキャナ21・26によっ
て読み取ることができない。
【0050】図3に示すように、バーコード表示装置1
0のディスプレイ18に表示されるバーコードBCは、
ディスプレイ18の表示可能領域の周縁部より規定幅だ
け内側に位置するように表示レイアウトが決められる。
具体的には、バーコードBCは、ディスプレイ18の外
枠より少なくとも、左右上下にそれぞれ余白幅W1,W
4,W2,W3の余白領域(バーコード表示禁止領域)
の内側(読取可能領域)に表示される。
【0051】この余白幅W1〜W4は、スキャナ21・
26がバーコード表示装置10のディスプレイ18から
容易にバーコードBCを読み取ることができるように、
スキャナ21・26のヘッドの形状(物理的な寸法)に
基づいて決定できる。すなわち、バーコードBCの読み
取りが想定されるスキャナ21・26の形状に基づいて
決定できる余白幅の最大寸法をW1〜W4として定義し
て、これを満足するバーコード表示レイアウトを表示設
計に盛り込む。
【0052】第二に、バーコード表示装置10のディス
プレイ18が液晶ディスプレイである場合、ピクセルの
欠損等による液晶の部分的な異常表示によって、バーコ
ードBCを構成する線の表示領域同士あるいは線間の非
表示領域同士が繋がるのを回避するために、表示領域お
よび非表示領域、すなわち線および線間に最低2本のピ
クセル幅を持たせたバーコード表示レイアウトにする。
【0053】具体的には、図4(a)(b)(c)に示
すように、モノクロディスプレイの場合、バーコードB
Cの最も細い線(L1,L2)および線間の幅を2ピク
セルとする。また、図4(a)(b)(d)に示すよう
に、カラーディスプレイの場合、1つのピクセル(ドッ
ト)が3原色RBGのサブピクセルで構成されているた
め、バーコードBCの最も細い線(L1,L2)および
線間の幅を1ピクセル+1サブピクセルとする。このよ
うなバーコード表示レイアウトで表示することにより、
ディスプレイ18に1ピクセルあるいは1サブピクセル
の欠損部が発生しても、バーコードが潰れずに表示で
き、POS端末20および情報家電機器25で正確に認
識することが可能となる。
【0054】なお、バーコード表示装置10のバーコー
ドBCを表示する表示装置(ディスプレイ18)が液晶
ディスプレイに限らないことは言うまでもない。すなわ
ち、上記の表示方法は、2次元マトリクス状に表示素子
(ピクセルあるいはサブピクセル)が配設され、表示素
子ごとに欠損が生じる可能性のあるディスプレイに適用
できる。
【0055】第三に、バーコード表示装置10は、ディ
スプレイ18にバーコード画像とともに、バーコードの
符号や説明のための文字列等の補足情報を表示する場合
(図5(b))、スキャナ21・26による読み取りを
妨げないために、スキャナ21・26の光源色(一般的
には赤色)に相当する色で上記補足情報を表示する。こ
れにより、補足情報はスキャナ21・26の入力部のフ
ィルタ機能で取り込まれず、バーコードのみを正確に読
み取ることが可能となる。よって、バーコード表示レイ
アウトを、想定されるスキャナ21・26の光源の色で
補足情報を作成するように決定する。このようにするこ
とで、ディスプレイ18の表示領域を有効に利用可能と
なる。
【0056】さらに、バーコード表示装置10は、ディ
スプレイ18に表示するバーコードを、バーコード画像
および補足情報を含む画面データとして管理する。そし
て、図5(a)に示すように、複数の画面データd,…
を1つファイルにまとめることもできる。なお、同図で
は、各画面データdを示す破線が、ディスプレイ18の
表示可能領域の外周に相当する。しかし、画面データ
は、ディスプレイ18の1画面分の画像データであって
もよいし、バーコード画像および補足情報の文字列等を
ディスプレイ18上でのそれぞれの表示位置(座標)の
指定とともに含むデータであってもよい。さらに、ディ
スプレイ18に十分な表示面積がある場合には、1画面
に複数のバーコードを表示することができる。この場合
には、1つの画面データに複数のバーコード画像および
補足情報が含まれることになる。
【0057】例えば、図5(a)に示すように、バーコ
ードの画面データに対して、座標原点(図中では各画面
データdの“+”)を定義して、その座標原点位置をバ
ーコード表示時のページ頭としてディスプレイ18に表
示する。もちろん、バーコードは左右上下の余白領域
(図3)の内側に配置される。これにより、ディスプレ
イ18に画面データが部分的に表示されない状態を防ぐ
ことができる。
【0058】ここで、図6および図7を用いて、バーコ
ード表示装置10でバーコード変換して表示する場合に
ついて説明する。図6は、バーコード表示装置10がバ
ーコードを表示する動作を示すフローチャートである。
また、図7は、バーコード表示装置10に登録されてい
る表示部仕様およびユーザ情報の例である。なお、表示
部仕様およびユーザ情報は、データ格納部16(図1)
あるいは図示しない不揮発性メモリに格納されている。
【0059】図1および図2を用いて説明したように、
バーコード表示装置10は、キーボード11やデータ読
出装置13を介して、商品情報をバーコードではなく符
号の形式で取得することもできる。この場合、バーコー
ド表示装置10のバーコード処理部15によって、各々
バーコード変換して表示する。
【0060】図6に示すように、バーコード表示装置1
0は、バーコード画像を取得していない場合(S51で
NO)、ディスプレイ18の表示部仕様(図7)の情報
を取得する(S52)。そして、バーコードの最細線幅
を2ドット以上にし、線長を表示部仕様の範囲内つまり
ディスプレイ18の表示可能領域の縦方向のドット数か
ら上部余白幅W2および下部余白幅W3(図3)を差し
引いた幅以内で、バーコードの符号に基づいてバーコー
ド変換を行いバーコード画像を作成する(S53;画面
データ作成処理)。そして、バーコードの基準位置(左
上角)を、ディスプレイ18の基準座標(W1,W2)
(図3)に基づいて決定して画面データを作成し(S5
4;画面データ作成処理)、ディスプレイ18に表示す
る(S55)。さらに、表示すべきバーコードがあるれ
ば(S56でYES)、ステップS53に戻って処理を
継続する。
【0061】ここで、バーコード表示装置10は、情報
発信サーバMwや非通信情報媒体Mpから取得した情報
とともに、バーコード表示装置10のユーザ情報をバー
コードで表示することができる。例えば、サービス提供
機関Cによって入力が求められている情報のみをユーザ
情報から抽出してバーコードに表示したり、情報発信サ
ーバMwや非通信情報媒体Mpから取得した情報ととも
に1つのバーコードに合成して表示することができる。
もちろん、この際のバーコード変換も、図6のステップ
S52〜S54の手順に従って行われる。
【0062】つづいて、上記のようなバーコード表示レ
イアウトでバーコード画像をバーコード表示装置10へ
送信する情報発信サーバMwを2通り説明する。
【0063】第1の方法は、情報発信サーバMwがバー
コード表示装置10を識別し、その表示部仕様に合わせ
て画面データを生成して送信する方法である。この場
合、情報発信サーバMwは、図8に示すように構成でき
る。
【0064】図8に示すように、上記情報発信サーバM
wは、提供情報格納部31、画面データ生成部(提供用
バーコード作成手段)32、表示装置識別部33、参照
テーブル格納部34、画面データ送信部(バーコード送
信手段)35を備えて構成されている。
【0065】まず、上記参照テーブル格納部34には、
バーコード表示装置10を識別するための端末識別情報
34a(ユーザエージェント情報)と、図3で示した余
白幅W1〜W4であるレイアウト規則情報34bとが格
納されている。具体的には、図9に示す参照テーブルT
1のように、バーコード表示装置10の機種ごとに、H
TTPヘッダ中のユーザエージェント情報および余白幅
W1〜W4が格納されている。なお、参照テーブルT1
には、受信したHTTPヘッダ中のユーザエージェント
情報に基づき機種(すなわち、表示部仕様)が特定でき
ないバーコード表示装置10のために、デフォルトの余
白幅W1〜W4が登録されている。
【0066】ここで、ユーザエージェント情報とは、バ
ーコード表示装置10のクライアントプログラムである
ブラウザ14の名称やバージョン等を示す文字列であ
り、バーコード表示装置10のブラウザ14の表示装置
識別情報送信部14a(図1)が情報発信サーバMwへ
送信する。具体的には、バーコード表示装置10のブラ
ウザ14は、インターネットNを介して情報発信サーバ
Mwが提供する情報(提供情報)を要求する際、HTT
P通信のリクエストヘッダにおいて、User-Agent(ユー
ザエージェント)ヘッダの内容として、ユーザエージェ
ント情報を送信する。よって、情報発信サーバMwで
は、表示装置識別部33が、この文字列を取得して参照
テーブルT1を参照することにより、バーコード表示装
置10の機種等を判断することができる。
【0067】また、レイアウト規則情報とは、バーコー
ド表示装置10に表示するバーコードBCのディスプレ
イ18での位置を定義した、余白幅W1〜W4(図3)
である。よって、参照テーブルT1を参照すれば、バー
コード表示装置10の機種ごとのバーコード表示レイア
ウトを知ることができる。例えば、MI−X1シリーズ
のバーコード表示装置10であれば、余白幅W1〜W4
がそれぞれ10,12,15,20ドットであることが
わかる。なお、バーコード表示装置10のディスプレイ
18は、例えばVGA(横640ドット×縦480ドッ
ト)やSVGA(横800ドット×縦600ドット)の
表示画面である。そこで、余白幅W1〜W4をドット数
に換算して設定することができる。なお、このドット表
記は、図4(c)(d)に従って、カラーディスプレイ
のピクセル表記へ換算することができる。
【0068】また、上記提供情報格納部31には、情報
提供者Dが提供する提供情報のバーコード画像および補
足情報が、あらかじめ格納されている。なお、バーコー
ド画像は、情報提供者Dから提供された符号情報に基づ
き、画面データ生成部32でディスプレイ18の表示部
仕様に従って作成したものを格納してもよい。
【0069】上記画面データ生成部32は、バーコード
表示装置10のディスプレイ18の表示部仕様に対応し
たレイアウト規則(余白幅W1〜W4)に従って、要求
された提供情報のバーコードをディスプレイ18に表示
する画面データを生成する。具体的には、バーコードの
最細線の幅を2ドット以上にし、線長を表示部仕様(デ
ィスプレイ18の縦横のドット数および余白幅W1〜W
4)で決まる範囲内でバーコード変換する。
【0070】上記表示装置識別部33は、表示装置識別
情報送信部14aが送信してきた情報に基づいて、参照
テーブルT1のユーザエージェント情報を参照して、バ
ーコード表示装置10の機種等を識別する。
【0071】上記画面データ送信部35は、要求された
提供情報の画面データをバーコード表示装置10のブラ
ウザ14のバーコード取得部(バーコード取得手段)1
4b(図1)に送信する。
【0072】図10は、上記情報発信サーバMw(図
8)がバーコード表示装置10から提供情報の送信を要
求された時点で、バーコードを表示する画面データを生
成して送信する手順を示すフローチャトである。
【0073】まず、上記情報発信サーバMwは、バーコ
ード表示装置10から提供情報の送信を要求されると
(S31)、表示装置識別部33がHTTPヘッダのリ
クエストヘッダからユーザエージェントヘッダの内容を
取得し(S32)、参照テーブルT1のユーザエージェ
ント情報を参照してバーコード表示装置10の機種を識
別する(S33)。
【0074】つづいて、画面データ生成部32が、識別
結果に応じた機種のレイアウト規則情報、すなわち余白
幅W1〜W4を参照テーブルT1から取得する(S3
4)。そして、このレイアウト規則に従って、バーコー
ド表示装置10から要求されて提供情報格納部31から
読み出したバーコード画像をバーコード表示装置10の
ディスプレイ18に表示する画面データを生成する(S
35;画面データ作成処理)。最後に、画面データ送信
部35が、生成された画面データをレスポンスとしてバ
ーコード表示装置10のブラウザ14のバーコード取得
部14bに送信する(S36)。
【0075】第2の方法は、想定されるバーコード表示
装置10のディスプレイ18の表示部仕様に合わせてあ
らかじめ生成しておいたバーコード画像を、実際に要求
しているバーコード表示装置10の識別結果に応じて送
信する方法である。この場合、情報発信サーバMwは、
図11に示すように構成できる。
【0076】図11に示すように、上記情報発信サーバ
Mwは、提供情報格納部31、画面データ生成部32、
表示装置識別部33、参照テーブル格納部34、画面デ
ータ送信部35、画面データ格納部36を備えて構成さ
れている。すなわち、画面データ格納部36を備えてい
る点を除けば、図8に示した情報発信サーバMwと基本
的に同一の構成である。
【0077】上記情報発信サーバMw(図11)では、
情報提供者Dが提供する提供情報のバーコード画像が、
あらかじめ提供情報格納部31に格納されている。そし
て、画面データ生成部32は、バーコード表示装置10
のディスプレイ18の表示部仕様に対応したレイアウト
規則(余白幅W1〜W4)に従って、アクセスが想定さ
れるバーコード表示装置10のディスプレイ18に表示
する画面データをそれぞれ生成する。あわせて、画面デ
ータ生成部32は、生成した画面データを管理する画面
データ管理テーブルT2(図12)を生成する。なお、
画面データ管理テーブルT2は、画面データ格納部36
に格納にされてもよい。
【0078】ここで、図12は、上記画面データ管理テ
ーブルT2の例を示す説明図である。図12の画面デー
タ管理テーブルT2には、バーコード表示装置10の各
々の機種に対応して、n種のバーコードBC1〜BCn
を、6種の表示部仕様のディスプレイ18で表示するた
めに生成された画面データDX1−1〜DX1−n、
…、DX6−1〜DX6−nが登録されている。加え
て、画面データ管理テーブルT2には、受信したHTT
Pヘッダ中のユーザエージェント情報に基づき機種(す
なわち、表示部仕様)が特定できないバーコード表示装
置10のために生成されたデフォルトの画面データXX
X−1〜XXX−nが登録されている。
【0079】図13は、上記情報発信サーバMw(図1
1)が、アクセスが想定されるバーコード表示装置10
に対してバーコードを表示する画面データをあらかじめ
生成しておき、バーコード表示装置10のブラウザ14
から提供情報の送信を要求されると、画面データを読み
出して送信する手順を示すフローチャトである。
【0080】すなわち、上記情報発信サーバMwは、情
報提供者Dが提供する提供情報のバーコード画像および
補足情報を登録すると(S41)、画面データ生成部3
2が、参照テーブルT1のレイアウト規則情報(余白幅
W1〜W4)に従って、提供情報格納部31に格納され
ているバーコード画像を、要求が想定される各機種のバ
ーコード表示装置10に表示する画面データをそれぞれ
生成して、画面データ格納部36に格納する(S42;
画面データ作成処理)。このとき、画面データ管理テー
ブルT2を作成する(S43)。
【0081】そして、バーコード表示装置10から提供
情報の送信を要求されると(S44)、表示装置識別部
33がHTTPヘッダのリクエストヘッダからユーザエ
ージェントヘッダの内容を取得し、参照テーブルT1の
ユーザエージェント情報を参照してバーコード表示装置
10の機種を識別し、その結果から画面データ管理テー
ブルT2に従って該当する画面データを画面データ格納
部36より抽出する(S45)。最後に、画面データ送
信部35が、抽出された画面データをレスポンスとして
バーコード表示装置10のブラウザ14のバーコード取
得部14bに送信する(S46)。
【0082】なお、図10および図13のフローチャー
トにおける画面データ生成のステップ(S35,S4
2)では、図6のフローチャートのステップ(S53,
S54)と同様のルールに従ってバーコード表示レイア
ウトが決定され、バーコード画像が配置される。
【0083】このように、上記の第1、第2の何れの方
法にせよ、上記情報発信サーバMwは、アクセスされる
バーコード表示装置10の機種ごとに異なるバーコード
表示レイアウト(図3,図4)に従って作成したバーコ
ード画像を表示する画面データを、インターネットNを
介してバーコード表示装置10に送出できる。
【0084】以上のように、上記バーコード表示装置1
0で表示するバーコードを作成するバーコード作成方法
は、光学読取りのための画面データ(バーコード表示情
報)を作成する際に、バーコード表示装置10のディス
プレイ18上でのバーコード表示の周囲に規定の非バー
コード表示領域を確保して作成する。
【0085】この画面データによれば、バーコード表示
装置10は、ディスプレイ18の外周部の光学読取り不
可能な領域を避けてバーコードを表示することができ
る。すなわち、バーコード画像をディスプレイ18での
読取可能領域内に表示することにより、バーコード読み
取り装置の認識領域内に表示することができる。
【0086】また、上記バーコード作成方法は、複数の
バーコードを表示する際、各々のバーコードまたはバー
コード群にディスプレイ18の隅の原点を定義し、画面
切換の際に常に表示可能バーコードおよびバーコード群
がディスプレイ18の読取可能領域内に位置するように
配置する。
【0087】また、上記バーコード作成方法は、単色表
示の時はバーコードの最細線を2ドット以上の幅、カラ
ー表示の時は1ドットピクセル+1サブピクセル以上の
幅とする。
【0088】これにより、バーコードを一定以上の幅を
持たせて表示することができるため、ディスプレイ18
にドット欠けが生じても、横と同じ色にならない。それ
ゆえ、バーコード切れが発生せず、バーコード読み取り
装置の認識率の低下を回避できる。
【0089】また、上記バーコード作成方法は、ディス
プレイ18において、バーコード画像に重なる、もしく
はバーコード画像の近傍に表示されるバーコード以外の
補足情報を、バーコード読み取り装置の読み取り光線と
同色の色で表示する。例えば、スキャナ光線が赤色の場
合には、ディスプレイ18のRBG表示の同色であるR
(赤色)で表示して、スキャナに読み取らせない。な
お、光学読取りにはスキャナの代わりにカメラなどを利
用することもできる。
【0090】これにより、バーコードを含む多くの情報
をディスプレイ18の限定された表示領域内に、バーコ
ード読み取り装置の認識度を低下させずに表示すること
が可能となる。
【0091】さらに、上記バーコード作成方法による、
バーコード画像を表示するための画面データ(表示情
報)の作成処理は、バーコードを表示するバーコード表
示装置10で行ってもよいし、バーコード表示装置10
に画面データを通信を介して提供する情報発信サーバM
wで行ってもよい。すなわち、上記バーコード表示装置
10は、バーコード画像を含む画面データを通信先の情
報発信サーバ(情報発信装置)Mwから提供を受け、デ
ィスプレイ18に表示して、POS端末20等に読み取
らせることができる。
【0092】以上のように、本実施の形態では、携帯情
報端末等の汎用のディスプレイにバーコードを表示する
場合に発生する問題を整理して、それらの解決方法を提
案した。すなわち、携帯電話などの各種携帯情報端末に
搭載されている汎用のディスプレイに、バーコード読み
取り装置の光学的読み取り特性に適合したバーコード表
示を行うバーコード表示方法について説明した。また、
通信市場等の電子ネット環境におけるバーコードの提供
についても説明した。
【0093】具体的には、バーコードを表示するバーコ
ード表示装置での表示で守るべき条件として、最細線の
幅から表示領域の範囲を定める。これにより、POS端
末等による認識率の高いバーコード表示の提供が可能と
なる。
【0094】そして、汎用表事物を意識したバーコード
表示情報は、その表示方法に技術的配慮を施すことによ
り、一般の通信先の情報発信装置から提供でき、かつ、
一般の情報受信端末で表示しても既存のPOS端末で利
用が可能となる。すなわち、流通に用いられたり、情報
家電機器の制御や、公共施設の管理に用いられているバ
ーコードを、媒体を印刷物から情報端末等の表示装置に
拡張することで、通信先からの情報を既存のバーコード
読取りインフラに接続することが可能となる。これによ
り、バーコードを新たな用途で利用することができる。
【0095】具体的には、多様な商取引システムが実現
可能となる。
【0096】例えば、通信販売業者が商品の情報をイン
ターネットや雑誌などで提供し、消費者が提供される情
報を携帯情報端末に格納してディスプレイにバーコード
として表示し、これをコンビエンスストア等の専用PO
S端末に読み取らせることによって決済を行う商取引シ
ステムが実現できる。この商取引システムによれば、シ
ステム運用者はインターネットインフラ上で情報を積極
的に発信して、末端ユーザに商品情報の発信を行い、末
端ユーザはそれら情報の選択取得を携帯端末に取得保存
し、バーコードとして表示して電子決済機能の有る専用
POS端末で決済処理を行うことができる。また、同じ
システムの中で、書籍やカタログなどに記載してある商
品情報を携帯端末に入力保存することで、発注情報を携
帯端末に一時保存して、専用POS端末で決済処理を行
うことも可能となる。これにより、も可能になり、高度
なセキュリティを確保した電子決済処理の実現が可能と
なる。すなわち、オープン仕様のインターネットが持つ
セキュリティの不安を解消すると同時に、書籍など他の
情報源からの商取引情報を収集して、安全な商取引を実
現することが可能となる。
【0097】また、例えば、店の割引等のクーポン情報
を消費者が携帯情報端末に集めてディスプレイにバーコ
ードとして表示し、これを店の専用POS端末に読み取
らせることによって割引等のサービスを受ける商取引シ
ステムが実現できる。
【0098】さらに、テレビの番組設定や電子レンジの
条件設定などを、携帯情報端末に表示したバーコードを
スキャナ入力することで行うことが可能となる。すなわ
ち、上記バーコード表示装置は各情報家電でのバーコー
ド運用にも利用できる。よって、紙媒体でのバーコード
では入力予定の情報の管理が煩雑であったのに対して、
携帯情報端末の記録部の容量が許す範囲で多くの情報を
電子管理できるため、操作性を飛躍的に向上させること
ができる。
【0099】最後に、本発明の目的は、上述した機能を
実現するソフトウエアであるバーコード作成プログラム
およびバーコード表示プログラムのプログラムコード
(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソース
プログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した
記録媒体を、バーコード表示装置10、情報発信サーバ
Mwに供給し、それらのコンピュータ(またはCPUや
MPU)が記録媒体に記録されているプログラムコード
を読み出し実行することによっても、達成可能である。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード
自体が上述した機能を実現することになり、そのプログ
ラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成すること
になる。
【0100】すなわち、本発明のバーコード作成プログ
ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
は、上記の課題を解決するために、バーコード表示装置
10(図1)および/あるいは情報発信サーバMw(図
8,図11)の各部をコンピュータに実現させて、バー
コード表示装置10および/あるいは情報発信サーバM
wを動作させるバーコード作成プログラムを記録したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体である。これによ
り、上記記録媒体から読み出されたバーコード作成プロ
グラムによって、バーコード表示装置10および情報発
信サーバMwをコンピュータ上に実現することが可能と
なる。
【0101】また、本発明のバーコード表示プログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、上
記の課題を解決するために、バーコード表示装置10
(図1)の各部をコンピュータに実現させて、バーコー
ド表示装置10を動作させるバーコード表示プログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であ
る。これにより、上記記録媒体から読み出されたバーコ
ード表示プログラムによって、バーコード表示装置10
をコンピュータ上に実現することが可能となる。
【0102】上記プログラムコードを供給するための記
録媒体は、システムあるいは装置と分離可能に構成する
ことができる。また、上記記録媒体は、プログラムコー
ドを供給可能であるように固定的に担持する媒体であっ
てもよい。そして、上記記録媒体は、記録したプログラ
ムコードをコンピュータが直接読み取ることができるよ
うにシステムあるいは装置に装着されるものであって
も、外部記憶装置としてシステムあるいは装置に接続さ
れたプログラム読み取り装置を介して読み取ることがで
きるように装着されるものであってもよい。
【0103】例えば、上記記録媒体としては、磁気テー
プやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商
標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD
−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディス
クを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含
む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/
EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導
体メモリ系などを用いることができる。
【0104】また、上記プログラムコードは、コンピュ
ータが記録媒体から読み出して直接実行できるように記
録されていてもよいし、記録媒体から主記憶のプログラ
ム記憶領域へ転送された後コンピュータが主記憶から読
み出して実行できるように記録されていてもよい。
【0105】さらに、上記記録媒体は、通信ネットワー
ク等を介してプログラムコードを供給可能であるように
流動的に担持する媒体であってもよい。この場合、シス
テムあるいは装置を通信ネットワーク(インターネッ
ト、イントラネット等を含む)と接続可能に構成し、上
記プログラムコードを通信ネットワークからダウンロー
ドすることにより供給することができる。
【0106】なお、プログラムコードを記録媒体から読
み出して主記憶に格納するためのプログラム、および、
通信ネットワークからプログラムコードをダウンロード
するためのプログラムは、コンピュータによって実行可
能にあらかじめシステムあるいは装置に格納されている
ものとする。
【0107】上述した機能は、コンピュータが読み出し
た上記プログラムコードを実行することによって実現さ
れるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づ
き、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処
理の一部または全部を行うことによっても実現される。
【0108】さらに、上述した機能は、上記記録媒体か
ら読み出された上記プログラムコードが、コンピュータ
に装着された機能拡張ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そ
のプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボー
ドや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理
の一部または全部を行うことによっても実現される。
【0109】
【発明の効果】本発明のバーコード作成方法は、以上の
ように、バーコード表示装置の表示部の画面表示を定義
する画面データを作成する画面データ作成処理におい
て、上記バーコード表示装置の表示部に表示されたバー
コード画像をバーコード読み取り装置が読み取り可能で
ある当該表示部の読取可能領域内に、バーコード画像を
配置する方法である。
【0110】それゆえ、上記の画面データによれば、バ
ーコード表示装置が、表示部の外周部のバーコード読み
取り装置の読み取り不可能な領域を避けて、バーコード
画像を表示することができる。すなわち、バーコード画
像を表示部の読取可能領域内に表示することにより、バ
ーコード読み取り装置の認識可能領域内に表示すること
ができる。
【0111】したがって、バーコード表示装置の表示部
に表示したバーコード画像を、バーコード読み取り装置
で正確に読み取り認識することが可能となるという効果
を奏する。
【0112】本発明のバーコード作成方法は、以上のよ
うに、ピクセルが2次元マトリクス状に配設されている
モノクロ表示の表示部に表示するバーコード画像を、バ
ーコードの最細線の線幅を2ピクセル以上にして作成す
る方法である。
【0113】また、本発明のバーコード作成方法は、以
上のように、複数のサブピクセルからなるピクセルが2
次元マトリクス状に配設されているカラー表示の表示部
に表示するバーコード画像を、バーコードの最細線の線
幅を1ピクセル+1サブピクセル以上にして作成する方
法である。
【0114】それゆえ、バーコードを構成する各線を一
定以上の幅を持たせて表示することができるため、表示
部にピクセルの欠損があっても、バーコードの線が切れ
たり、線がつながったりすることがない。すなわち、バ
ーコード表示装置の表示部に、バーコード画像をバーコ
ードの形状を潰さずに表示することが可能となる。
【0115】したがって、バーコード表示装置の表示部
にピクセルの欠損があっても、表示したバーコード画像
をバーコード読み取り装置で正確に読み取り認識するこ
とが可能となり、バーコード読み取り装置による認識率
の低下を回避できるという効果を奏する。
【0116】本発明のバーコード作成方法は、以上のよ
うに、バーコード表示装置の表示部の画面表示を定義す
る画面データを作成する画面データ作成処理において、
上記バーコード表示装置の表示部に表示するバーコード
画像以外の補足情報の表示色を、バーコード読み取り装
置による上記バーコード画像の読み取りに影響を与えな
い色に設定する方法である。
【0117】それゆえ、上記のように補足情報の表示色
を設定することにより、バーコード表示装置の表示部に
バーコード画像以外の補足情報を表示しても、バーコー
ド画像をバーコード読み取り装置で正確に読み取り認識
することが可能となり、バーコード読み取り装置による
認識率の低下を回避できる。
【0118】したがって、バーコード表示装置の表示部
に、バーコード画像の周囲の余白やバーコード画像に重
ねて、バーコードの符号や内容説明等の補足情報を表示
することが可能となるという効果を奏する。すなわち、
バーコード画像を含む多くの情報を表示部の限定された
表示領域内に、バーコード読み取り装置の認識率を低下
させずに表示することが可能となるという効果を奏す
る。
【0119】また、本発明のバーコード表示装置は、以
上のように、自装置の表示部の仕様、および当該表示部
に表示されたバーコード画像を読み取るバーコード読み
取り装置の仕様に合わせて作成された、上記バーコード
画像を含む画面データに従って、上記バーコード画像を
上記表示部に表示する表示処理手段を備える構成であ
る。
【0120】それゆえ、バーコード表示装置は、自装置
の表示部の仕様とともに、バーコードを読み取らせるバ
ーコード読み取り装置の仕様を考慮して、バーコードを
表示することができる。したがって、バーコード表示装
置の表示部に表示したバーコード画像を、バーコード読
み取り装置で正確に読み取り認識することが可能となる
という効果を奏する。
【0121】本発明のバーコード表示装置は、以上のよ
うに、さらに、上記画面データをバーコード提供装置か
ら取得するバーコード取得手段を備える構成である。
【0122】また、本発明のバーコード提供装置は、以
上のように、バーコード表示装置の表示部の画面表示を
定義した画面データであって、上記バーコード表示装置
の表示部の仕様、および当該表示部に表示されたバーコ
ード画像を読み取るバーコード読み取り装置の仕様に合
わせて作成された、上記バーコード画像を含む画面デー
タを、上記バーコード表示装置に提供するバーコード送
信手段を備える構成である。
【0123】それゆえ、バーコードをバーコード表示装
置の外部から、例えばインターネット等の通信ネットワ
ークを介して提供することができるという効果を奏す
る。
【0124】また、本発明のバーコード表示装置は、以
上のように、さらに、上記画面データを、自装置の表示
部の仕様、および当該表示部に表示されたバーコード画
像を読み取るバーコード読み取り装置の仕様に合わせて
作成するバーコード作成手段を備える構成である。
【0125】また、本発明のバーコード提供装置は、以
上のように、さらに、上記画面データを、上記バーコー
ド表示装置の表示部の仕様、および当該表示部に表示さ
れたバーコード画像を読み取るバーコード読み取り装置
の仕様に合わせて作成する提供用バーコード作成手段を
備える構成である。
【0126】それゆえ、さらに、バーコードをバーコー
ド表示装置の表示部に表示するためのバーコード画像を
含む画面データを、当該表示部の仕様、および当該表示
部に表示されるバーコード画像を読み取るバーコード読
み取り装置の仕様に合わせて、バーコード提供装置ある
いはバーコード表示装置において作成することができる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るバーコード表示装置
の構成の概略を示すブロック図である。
【図2】図1に示したバーコード表示装置の運用形態を
示す説明図である。
【図3】図1に示したバーコード表示装置のディスプレ
イに表示するバーコードの表示レイアウトの説明図であ
る。
【図4】図1に示したバーコード表示装置のディスプレ
イが液晶ディスプレイである場合のバーコード表示レイ
アウトの説明図であって、同図(a)はバーコード表示
装置のディスプレイに表示されたバーコードの例であ
り、同図(b)は同図(a)の領域R1の拡大図であ
り、同図(c)はモノクロディスプレイの場合の同図
(b)の領域R2の拡大図であり、同図(d)はカラー
ディスプレイの場合の同図(b)の領域R2の拡大図で
ある。
【図5】図5(a)は、図1に示したバーコード表示装
置のディスプレイにバーコードを表示する画面データの
説明図であり、図5(b)は、画面データをバーコード
表示装置のディスプレイに表示した状態を示す説明図で
ある。
【図6】図1に示したバーコード表示装置がバーコード
を表示する動作を示すフローチャートである。
【図7】図1に示したバーコード表示装置に登録されて
いる表示部仕様およびユーザ情報の例を示す説明図であ
る。
【図8】図2に示した情報発信サーバの一構成の概略を
示すブロック図である。
【図9】図8および図11に示した情報発信サーバで参
照される参照テーブルの例を示す説明図である。
【図10】図8に示した情報発信サーバがバーコード表
示装置へ画面データを送信する動作を示すフローチャー
トである。
【図11】図2に示した情報発信サーバの他の構成の概
略を示すブロック図である。
【図12】図11に示した情報発信サーバで参照される
画面データ管理テーブルの例を示す説明図である。
【図13】図11に示した情報発信サーバMwがバーコ
ード表示装置へ画面データを送信する動作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
10 バーコード表示装置 14b バーコード取得部(バーコード取得手段) 15 バーコード処理部(バーコード作成手段) 18 ディスプレイ(表示部) 17 表示処理部(表示処理手段) 21,26 スキャナ(バーコード読み取り装置) 32 画面データ生成部(提供用バーコード作成手
段) 35 画面データ送信部(バーコード送信手段) BC バーコード画像 d 画面データ L1,L2 バーコードの最細線 Mw 情報発信サーバ(バーコード提供装置) S35,S42,S53〜S54 画面データ作成処理

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バーコード表示装置の表示部の画面表示を
    定義する画面データを作成する画面データ作成処理にお
    いて、上記バーコード表示装置の表示部に表示されたバ
    ーコード画像をバーコード読み取り装置が読み取り可能
    である当該表示部の読取可能領域内に、バーコード画像
    を配置することを特徴とするバーコード作成方法。
  2. 【請求項2】ピクセルが2次元マトリクス状に配設され
    ているモノクロ表示の表示部に表示するバーコード画像
    を、バーコードの最細線の線幅を2ピクセル以上にして
    作成することを特徴とするバーコード作成方法。
  3. 【請求項3】複数のサブピクセルからなるピクセルが2
    次元マトリクス状に配設されているカラー表示の表示部
    に表示するバーコード画像を、バーコードの最細線の線
    幅を1ピクセル+1サブピクセル以上にして作成するこ
    とを特徴とするバーコード作成方法。
  4. 【請求項4】バーコード表示装置の表示部の画面表示を
    定義する画面データを作成する画面データ作成処理にお
    いて、上記バーコード表示装置の表示部に表示するバー
    コード画像以外の補足情報の表示色を、バーコード読み
    取り装置による上記バーコード画像の読み取りに影響を
    与えない色に設定することを特徴とするバーコード作成
    方法。
  5. 【請求項5】自装置の表示部の仕様、および当該表示部
    に表示されたバーコード画像を読み取るバーコード読み
    取り装置の仕様に合わせて作成された、上記バーコード
    画像を含む画面データに従って、上記バーコード画像を
    上記表示部に表示する表示処理手段を備えることを特徴
    とするバーコード表示装置。
  6. 【請求項6】上記画面データをバーコード提供装置から
    取得するバーコード取得手段を備えることを特徴とする
    請求項5に記載のバーコード表示装置。
  7. 【請求項7】上記画面データを、自装置の表示部の仕
    様、および当該表示部に表示されたバーコード画像を読
    み取るバーコード読み取り装置の仕様に合わせて作成す
    るバーコード作成手段を備えることを特徴とする請求項
    5に記載のバーコード表示装置。
  8. 【請求項8】バーコード表示装置の表示部の画面表示を
    定義した画面データであって、上記バーコード表示装置
    の表示部の仕様、および当該表示部に表示されたバーコ
    ード画像を読み取るバーコード読み取り装置の仕様に合
    わせて作成された、上記バーコード画像を含む画面デー
    タを、上記バーコード表示装置に提供するバーコード送
    信手段を備えることを特徴とするバーコード提供装置。
  9. 【請求項9】上記画面データを、上記バーコード表示装
    置の表示部の仕様、および当該表示部に表示されたバー
    コード画像を読み取るバーコード読み取り装置の仕様に
    合わせて作成する提供用バーコード作成手段を備えるこ
    とを特徴とする請求項8に記載のバーコード提供装置。
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