JP2022062466A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】加熱調理の設定情報の変更を手間をかけず行うことができる加熱調理器を提供する。【解決手段】加熱調理器は、加熱調理器の各種設定情報のうち、少なくとも2種類の前記設定情報を変更するための設定変更情報を含んだ情報コードを、読取り装置16によって読取られ、読取られた単一の前記情報コードに含まれる前記設定変更情報に基づいて、少なくとも2種類の前記設定情報を変更する設定情報変更部27を備える。【選択図】図8

Description

本発明は、加熱庫内部に配置された食品を加熱する加熱調理器に関する。
従来、例えばコンビニエンスストアでは、販売した弁当等の食品を電子レンジ等の加熱調理器にて加熱し、客に手渡すサービスが行われている。
食品を加熱する場合の好適な加熱温度や加熱時間は、食品の種類によって異なる。そこで、特許文献1および2に示す加熱調理器では、食品の容器に記された、食品の種類を示すバーコードを読取り装置にて読み取り、食品の種類に応じた加熱情報(加熱温度や加熱時間)に従って食品を加熱するようにしている。
具体的には、特許文献1に記載の構成では、電子レンジにバーコードスキャナが接続され、ユーザがバーコードスキャナを手動操作して食品の容器に記されたバーコードを読み取るようになっている。
また、特許文献2に記載の構成では、加熱調理器の前面の一方の側部に設けられた第1のバーコード読取り装置に、食品の容器に記されたバーコードをかざしてバーコードを読み取るようになっている。あるいは加熱調理器の加熱庫内部に、容器に収容された食品を配置し、加熱庫の天壁に設けられた第2のバーコード読取り装置にて食品の容器に記されたバーコードを読み取るようになっている。
特開2006-64362号公報 実用新案登録第3076649号公報
上記の従来の加熱調理器では、バーコード等の情報コードを読取って得られた食品の加熱情報に基づいて当該食品を自動で加熱調理している。また、このような自動で加熱調理を行う機能を有する加熱調理器では、ユーザが加熱温度(出力ワット数)や加熱時間等の加熱情報を設定して加熱調理を行う、所謂、手動の加熱調理も行うことも可能となっている。
ところで、加熱調理器では、加熱調理を実行する際の設定情報(加熱温度、加熱時間等)の設定変更できるようになっている。例えば、手動の加熱調理を行う際に、最初に操作パネル等に表示される加熱温度の初期値(出力ワット数)を、例えば1500Wから1900Wに変更する。
しかしながら、加熱調理器の設定情報を変更するには、操作パネル等を操作して設定情報を表示させて所望の内容に手動で変更する必要があるため、設定情報の変更に手間がかかる。変更すべき設定情報が多ければ、それだけ変更に手間がかかるという問題が生じる。
本発明の一態様は、加熱調理を実行する際の設定情報の変更を、手間をかけず行うことができる加熱調理器を実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る加熱調理器は、加熱庫と、情報コードを読み取る読取り装置と、加熱調理器本体において加熱調理を実行する際に使用する各種の設定情報を変更する設定情報変更部と、を備え、前記情報コードには、少なくとも2種類の前記設定情報を変更するための設定変更情報が含まれており、前記設定情報変更部は、前記読取り装置が読取った単一の前記情報コードに含まれる前記設定変更情報に基づいて、少なくとも2種類の前記設定情報を変更することを特徴としている。
本発明の一態様によれば、加熱調理を実行する際の設定情報の変更を、手間をかけず行うことができる。
本発明の実施形態の加熱調理器の前扉を閉じた状態を正面の斜め上方から見た場合の斜視図である。 図1に示した加熱調理器の前扉を開放した状態の正面図である。 図1に示した加熱調理器の前扉を開放した状態を右斜め下方から見た場合の斜視図である。 図1に示した加熱調理器が備える読取り装置の設置状態を示すコントロールフレームの縦断面図である。 図4に示した読取り装置の読取り領域を示す説明図である。 図6の(a)は、図4に示した読取り装置が読み取る二次元コードからなる情報コードの例を示す説明図、図6の(b)は、図4に示した読取り装置が読み取る一次元バーコードからなる情報コードの例を示す説明図である。 図7の(a)は、図4に示した読取り装置による情報コードの読み取りのための操作パネルでの案内表示例を示す説明図、図7の(b)は、図4に示した読取り装置による情報コードの読み取りのための操作パネルでの他の案内表示例を示す説明図である。 図1に示した加熱調理器が備える制御装置の構成を示すブロック図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。図1は、本実施形態の加熱調理器1の前扉12を閉じた状態を正面の斜め上方から見た場合の斜視図である。図2は、図1に示した加熱調理器1の前扉12を開放した状態を正面の斜め下方から見た場合の斜視図である。図3は、図1に示した加熱調理器1の前扉12を開放した状態を右斜め下方から見た場合の斜視図である。
(加熱調理器1の概要)
図1から図3に示すように、加熱調理器は、例えば電子レンジであり、前面の上部に操作パネル(受付部)11を有し、操作パネル11の下に前扉12を有している。前扉12は、前扉12の奥に設けられている加熱庫13を開閉する扉であり、閉状態にて加熱庫13の前面開口部13bを覆う。前扉12は、本実施形態において、向って左側の端部を中心として回転する横開き形式であり、右端付近に取手14を有している。
操作パネル11は、コントロールフレーム(基板収容部)15の前面に設けられており、加熱調理器1の前後方向において、操作パネル11の前面位置は前扉12の前面位置とほぼ一致している。
コントロールフレーム15の内部には、操作パネル11の表示部の制御や、入力キー等に対するユーザ操作の受け付け等を行う制御基板(図示せず)が設けられている。
(読取り装置16)
図4は、読取り装置16の設置状態を示すコントロールフレーム15の縦断面図である。図5は、読取り装置16の読取り領域19を示す説明図である。
図4に示すように、コントロールフレーム15は、加熱調理器1の前方へ突出状に設けられている。読取り装置16は、読取り装置基板(回路基板)17の下面に取り付けられ、コントロールフレーム15の内部の下部に設けられている。読取り装置基板17は、読取り装置16の駆動回路を備えている。すなわち、読取り装置16は、加熱庫13の外部、かつ加熱庫13の前面開口部13bの上方位置(天壁13a側の位置)を設置位置とし、設置位置よりも下方に読取り領域19を有するように設けられている。
読取り装置16は、例えばバーコードリーダであり、加熱調理器1にて加熱する食品あるいは食品の容器に付与された情報コード(例えばバーコード)を読み取るようになっている。
読取り装置16は、食品あるいは食品の容器に貼付された情報コードを読み取る以外に、設定情報変更コードを読み取る。設定情報変更コードは、情報コードとは別途作成されたコードであり、加熱調理器1において加熱調理を実行する際の設定情報(加熱温度、加熱時間等)を変更するための設定変更情報を含んでいる。設定情報の詳細については後述する。
読取り装置16は、図5に示すように、読取り装置16の下方領域を読取り領域19としており、コントロールフレーム15は、読取り装置16と対向する下壁部の部分に、透明の読取り窓18を有している。
読取り装置16の読取り領域19は、ユーザが目視にて読取り領域19を理解できるように、例えば赤色の光にて示すようになっている。この赤色の光は、読取り領域照明部21(図8参照)が照射する。読取り領域照明部21としては、例えば赤色LEDが用いられる。なお、読取り領域19を示す光は赤色に限定されず、ユーザが目視可能な他の光、例えばレーザ等であってもよい。また、赤色LEDの個数は1個でもよいし、複数個であってもよい。
また、読取り装置16は、図2および図3に示すように、加熱庫13の前面開口部13bの幅方向(左右方向)の中央部に設けられている。
(情報コード・設定情報変更コード)
図6の(a)は、二次元コード(QRコード(登録商標))からなる情報コード・設定情報変更コードの例を示す説明図、図6の(b)は、一次元バーコードからなる情報コード・設定情報変更コードの例を示す説明図である。図7の(a)は、読取り装置16による情報コード・設定情報変更コードの読み取りのための操作パネル11での案内表示例を示す説明図である。図7の(b)は、読取り装置16による情報コード・設定情報変更コードの読み取りのための操作パネル11での他の案内表示例を示す説明図である。
情報コードは、食品の種類を示す情報であり、食品あるいは食品の容器に、例えば印刷あるいはシールによって付与されている。情報コードは、食品の種類、例えば食品が弁当であること(あるいはさらには弁当の種類)や、おにぎりであること(あるいはさらにはおにぎりの種類)を示す情報である。
情報コードは、例えば図6の(a)に示すように、二次元コードであってもよいし、図6の(b)に示すように、一次元バーコードであってもよい。なお、情報コードは、食品の種類を示すことができるものであればよく、特にバーコード等に限定されない。
設定情報変更コードは、加熱調理器1本体が加熱調理を実行する際の設定情報を変更するための情報(設定変更情報)を含み、情報コードとは別に設けられている。このように、設定情報変更コードを情報コードと別に設ける場合には、設定情報変更コードを紙等の印刷媒体に印刷して、読取り装置16に読取らせるか、あるいは設定情報変更コードを携帯端末装置の表示部に表示させて、読取り装置16に読取らせることになる。設定情報変更コードの詳細については後述する。
操作パネル11には、読取り装置16による情報コードの円滑な読み取りのために、ユーザに対する案内表示20が行われている。例えば図7の(a)の例では、「ドアを開けて赤色の光に情報コードをかざしてください」という案内表示20が行われている。また、図7の(b)の例では、「ドアを開けて情報コードに赤色の光を当ててください」という案内表示20が行われている。なお、これら案内表示20は、一例であり、特にこれらに限定されない。
なお、案内表示20を行う位置は、図7の(a)(b)に示すように、操作パネル11のほぼ中央の位置に限定されない。例えば、操作パネル11上であればどの位置でもよく、また、読取り装置16による情報コードの読取り操作をユーザに対して案内できる位置であれば操作パネル11以外の位置(加熱調理器1の正面)であってもよい。ユーザにとって使い勝手が向上する好ましい位置は、加熱調理器1を操作するうえで必ず目につく操作パネル11上の位置である。さらに、読取り窓18の近傍(上方)であれば、より好ましい。
(案内表示)
案内表示20は、ユーザに操作の仕方を案内する内容を操作パネル11に印刷することで実現している。例えば、案内表示20を印刷したシールを、操作パネル11に貼り付ける。しかしながら、案内表示20の実現方法としては、操作パネル11への印刷に限定されるものではなく、操作パネル11に液晶パネルを設けて、当該液晶パネルに案内表示20を行うようにしてもよい。この場合、前扉12の開閉に連動して、液晶パネルのバックライトの点灯制御を行うようにする。例えば前扉開閉検知部25(図8)によって前扉12の開放が検知されると、当該前扉12を開ける動作に連動して、案内表示20が表示された液晶パネルのバックライトを点灯させる。これにより、ユーザに対して案内表示20を視認しやすくさせることができる。あるいは、案内表示20を行うと共に、当該案内表示20の内容を音声にて通知するようにしてもよい。この場合、案内表示20に表示されている文字が見難いユーザであっても、音声で確認できるので、操作を円滑に行うことが可能となる。
(操作パネル)
操作パネル11には、上記案内表示20の他に、各種操作ボタンおよび設定情報を表示するための表示部30が搭載されている。本実施形態の操作パネル11には、図7の(a)(b)に示すように、操作ボタンの一つとして、加熱変更ボタン11aが搭載されている。この加熱変更ボタン11aは、デフォルトの加熱温度に対して、「ぬるめ」か「あつめ」の加熱温度に変更するためのボタンである。例えば、食品Aの設定された加熱温度(デフォルトの加熱温度)よりも「ぬるめ」に加熱したい場合には、加熱変更ボタン11aの「ぬるめ」を押下する。「あつめ」に加熱した場合には、加熱変更ボタン11aの「あつめ」を押下する。すなわち、操作パネル11は、ユーザによって指定された変更情報(「ぬるめ」か「あつめ」)を受付ける受付部として機能する。つまり、操作パネル11は、ユーザが加熱変更ボタン11aを押下することで、変更情報である「ぬるめ」か「あつめ」の何れかが指定され、指定された変更情報を受付ける。
加熱変更ボタン11aを操作した操作信号、すなわち「ぬるめ」か「あつめ」の何れかを示す情報が変更情報として、図8に示す制御装置の制御部22に送られる。
(制御装置)
図8は、加熱調理器1が備える制御装置の構成を示すブロック図である。制御装置は、加熱調理器1の動作を制御する制御部22を備えている。制御部22は、例えばマイクロコンピュータからなり、CPU、ROMおよびRAMを有する。
図8に示すように、制御部22には、操作パネル11、加熱動作部23、読取り装置16、読取り領域照明部21、読取り結果報知部24および前扉開閉検知部25、設定情報変更部27およびメモリ(記憶部)32が接続されている。前扉開閉検知部25は、例えば前扉12が閉じられたときにオンするスイッチからなり、前扉12の開状態および閉状態を検知する。
加熱動作部23は、加熱庫13に配置された食品を加熱する動作部であり、例えばマイクロ波出力装置やヒータである。読取り結果報知部24は、ブザーや音声発生部であり、制御部22に制御されて、読取り装置16による情報コードの読み取りの成功または失敗をユーザに報知する。
制御部22は、例えばインターネット回線を使用してサーバ31と通信可能である。サーバ31には、各種食品の種類に応じた加熱情報が登録されている。制御部22は、読取り装置16が情報コードを読み取ることによって取得した食品の種類に応じた加熱情報をサーバ31から取得し、取得した加熱情報に従って食品が加熱されるように、加熱動作部23を制御する。なお、食品の種類に応じた加熱情報は、加熱調理器1自体が有していてもよい。この場合、加熱調理器1はサーバ31との通信が不要である。
また、制御部22は、読取り結果報知部24の動作を制御し、読取り装置16による情報コードの読み取りの成功または失敗をユーザに報知させる。
設定情報変更部27は、加熱調理器1本体が加熱調理を実行する際の設定情報を、読取り装置16によって読み取られた設定情報変更コードに含まれる設定変更情報に基づいて変更する。
また、メモリ32には、読取り装置16が読み取った情報コードに含まれる加熱情報が記憶される。これにより、情報コードを一度読み取った食品に関しては、加熱情報が加熱調理器1のメモリ32に登録されるので、加熱情報を加熱調理器1の外部から情報コードを読み取る都度取得する必要がなくなる。
(加熱調理器1の加熱動作)
上記の構成において、加熱調理器1の動作について以下に説明する。ここでは、容器の上面に情報コードが付与された弁当を加熱調理器1にて加熱する場合について説明する。
まず、ユーザは、操作パネル11の案内表示20(例えば、「ドアを開けて赤色の光に情報コードをかざしてください」)を確認する。そして、ユーザは、この案内表示20に従って、前扉12を開ける。この前扉12の開放状態を前扉開閉検知部25が検知すると、制御部22は、読取り装置16および読取り領域照明部21を動作させる。
次に、ユーザは、操作パネル11の案内表示20に従って、読取り装置16の読取り領域19に情報コードが入るように(情報コードに赤色の光が当たるように)、弁当を移動させる。
この動作により、読取り装置16は弁当に付与された情報コードを読み取る。読取り装置16による情報コードの読み取りが成功すると、制御部22は、その読取り結果を読取り結果報知部24にてユーザに報知させる。この場合の読取り結果報知部24の動作は、例えば「ピー」という連続音を発する動作、「情報コードの読み取りが成功しました」という音声を発する動作、あるいはそれら両方である。
ユーザは、読取り結果報知部24にて情報コードの読み取りの成功が知らされると、弁当を加熱庫13の内部へ配置した後、前扉12を閉じ、操作パネル11のスタートボタンを押す。
また、ユーザは、「ぬるめ」「あつめ」の何れかを好む場合には、操作パネル11のスタートボタンを押す前に、操作パネル11の加熱変更ボタン11aの何れかを操作する。
制御部22は、情報コードの読み取りが成功すると、サーバ31と通信し、情報コードが示す食品の種類の応じた加熱情報をサーバ31から取得する。その後、制御部22は、ユーザが前扉12を閉じ、操作パネル11のスタートボタンを押と、取得した加熱情報に従って加熱庫13内の弁当を加熱する。
一方、読取り装置16による情報コードの読み取りが失敗すると、制御部22は、その読取り結果を読取り結果報知部24にてユーザに報知させる。この場合の読取り結果報知部24の動作は、例えば「ピッ、ピッ、ピッ」という断続音を発する動作、「情報コードの読み取りが失敗しました」という音声を発する動作、あるいはそれら両方である。
ユーザは、読取り結果報知部24にて情報コードの読み取りの失敗が知らされると、読取り装置16の読取り領域19に情報コードが入るように(情報コードに赤色の光が当たるように)、再度、弁当を移動させる。これにより、情報コードの読み取りが成功した場合の動作は、前述のとおりである。
次に、設定情報変更コードを用いた設定情報の変更について説明する。
(設定情報変更コード)
加熱調理器1は、情報コードの他に、設定情報変更コードを読取り、設定情報を変更することができる。具体的には、紙等の印刷媒体に印刷された設定情報変更コードを、加熱調理器1の読取り装置16に読取らせて、加熱調理器1における所望する設定情報の変更を行う。
設定情報変更コードには、少なくとも2種類の前記設定情報を変更するための設定変更情報が含まれている。これにより、制御部22に含まれる設定情報変更部27は、読取り装置16によって読取られた単一の設定情報変更コードに含まれる設定変更情報に基づいて、少なくとも2種類の設定情報を変更する。これにより、加熱調理器1における少なくとも2種類の設定情報を同時に変更することができる。
(設定情報)
設定変更情報によって設定変更される設定情報は、(1)加熱調理器1の手動加熱時の高周波出力値の初期値(最初に表示される値)の設定、(2)手動加熱時に選択できる高周波出力値の設定、(3)加熱スタートのタイミングの設定、(4)加熱時のあつめ・ぬるめの補正値(通常加熱時時間に対する掛け率)の設定、(5)加熱庫13内に設けられた庫内灯の設定(点灯・非点灯の何れかの設定)、(6)報知音(ブザー音等)の音量の設定、(7)報知音の音の高さの設定、(8)ロック状態の設定を示す情報である。これらの(1)~(8)の設定情報は、設定情報変更コードに含まれる設定変更情報によって変更される。
設定変更情報によって変更される設定変更の具体例について説明する。例えば、手動加熱時の高周波出力値の初期値の設定変更では、例えば、1500Wから1900Wに変更する。この設定変更によって、手動加熱時の高周波出力値の初期値が1500Wから1900Wに変更される。この場合の設定変更情報は、加熱調理器1における手動加熱時の出力値選択の初期値の設定変更を行うための情報である。
また、手動加熱時に選択できる高周波出力値の設定変更では、例えば、選択設定可能な高周波出力値が6段階のパターン(1)から11段階のパターン(2)に変更する。ここでは、パターン(1)を、6段階の高周波出力値(1900/1500/1000/600/500/200W)とし、パターン(2)を、11段階の高周波出力値(1900/1700/1600/1500/1300/1000/800/600/500/300/200W)とする。但し、選択する高周波出力値の段数については、これらに限定するものではない。この場合の設定変更情報は、加熱調理器1における手動加熱時に選択できる出力値の設定変更を行うための情報である。
さらに、加熱スタートのタイミングの設定変更では、例えば、前扉12の閉と同時に加熱スタートをするという設定から加熱調理器1本対に設けられた「加熱スタート」キーを押したら加熱スタートをするという設定に変更する。この変更によって、加熱スタートが前扉12の閉動作に連動する設定から、「加熱スタート」キーの押下に連動する設定に変更される。この場合の設定変更情報は、加熱調理器1における加熱スタートのタイミング変更を行うための情報である。
また、加熱時のあつめ・ぬるめの補正値の設定変更では、通常加熱時間に対する掛け率を、「あつめ」の場合、1.10倍から1.08倍に変更する。この変更によって、「あつめ」の補正値を小さくすることで、通常加熱時間に対する掛け率を小さくし、少しだけ加熱の温度を下げる設定に変更されることになる。この場合の設定変更情報は、加熱調理器1における通常加熱時間に対する掛け率の設定変更を行うための情報である。
また、加熱庫13内に設けられた庫内灯の設定(点灯・非点灯の何れかの設定)変更では、例えば加熱時の庫内灯の設定を点灯から消灯に変更する。この変更によって、加熱時に庫内灯が消灯されているため、加熱時には加熱庫13内は暗く、中を確認することができないように変更される。この場合の設定変更情報は、加熱調理器1における庫内灯の点灯・消灯の何れかの設定変更を行うための情報である。
さらに、報知音の音量の設定変更では、音量レベルを例えば5段階とし、音量レベルの数値が大きいほど音が大きいとした場合、音量レベル2を音量レベル3に変更する。この変更によって、報知音の音が大きくなるように変更される。この場合の設定変更情報は、加熱調理器1における報知音の音量の設定変更を行うための情報である。
また、報知音の高さ設定の変更では、高さレベルを例えば5段階とし、高さレベルの数値が大きいほど音が高いとした場合、高さレベル4を高さレベル3に変更する。この変更によって、報知音の高さが1段階低くなるように変更される。この場合の設定変更情報は、加熱調理器1における報知音の音の高さの設定変更を行うための情報である。
また、ロック状態の設定変更では、例えばロック状態からロック解除状態に変更する。この場合の設定変更情報は、加熱調理器1にロック状態の設定変更を行うための情報である。
このように、設定情報変更コードに含まれる設定変更情報により、設定情報変更部27によって各種設定情報の設定を変更することができる。さらに、設定情報変更コードを用いることによって、ログ情報の表示、メモリ32にステップ加熱の情報の登録を行うことができる。
ログ情報は、例えば情報コードを読み込むことで加熱調理した回数を示す情報であり、加熱調理器1のメモリ32に登録されている。この場合、設定情報変更コードにログ情報を表示させるための情報を含ませる。これにより、設定情報変更コードを読取り装置16によって読み込ませることで、制御部22は、メモリ32に登録されたログ情報を呼び出して、加熱調理器1の操作パネル11の表示部30に表示させることができる。つまり、設定情報変更コードを読取り装置16によって読み込むことで、都度、加熱調理器1の操作パネル11の表示部30にログ情報を表示させることができる。
なお、ログ情報には、情報コードを読み込んで加熱調理をした回数以外に、情報コードを読み込まない加熱調理(加熱時間、加熱ワット数を手動で設定した加熱調理)をした回数も含んでもよい。この場合のログ情報は、加熱調理器1のメンテナンスのときに使用することで、加熱調理器1の状態を適切に把握することが可能となり、適切なメンテナンスを受けることができる。
また、ステップ加熱とは、1回の加熱調理において、加熱実行期間と加熱停止期間とを組み合わせた加熱調理をいう。従って、設定情報変更コードにステップ加熱を実行するための情報(加熱実行期間、加熱停止期間との組み合わせを示す情報)を含ませる。これにより、設定情報変更コードを読取り装置16によって読み込ませることで、制御部22は、ステップ加熱を実行させる情報(例えば、最初2分間、500Wで加熱した後、1分30秒間、加熱を停止した後、50秒間、1500Wで加熱するという情報)をメモリ32に登録する。つまり、設定情報変更コードを読取り装置16によって読み込ませることで、都度、ステップ加熱をメモリ32に登録することができる。
さらに、設定情報変更コードに、加熱調理器1の各種設定情報における設定値の初期化(複数ある設定項目の設定値を初期値に戻す:所謂工場出荷状態に戻す)を実行させる情報を含ませる。これにより、設定情報変更コードを読取り装置16によって読み込ませることで、設定情報変更部27は、設定情報における設定値の初期化を実行することができる。この場合の設定変更情報は、加熱調理器1において設定されている各設定値を初期化するための情報である。
また、設定情報変更コードに設定情報の初期値を報知させる情報を含ませることで、設定情報変更コードを読取り装置16によって読み込ませるだけで、ユーザに対して設定情報の初期値を報知することができる。この場合の報知は、操作パネル11の表示部30に表示させてもよし、読取り結果報知部24を使用して音声を出力するようにしてもよい。
このように、ユーザは、各設定情報の初期値を知ることで、改めて各設定情報の変更の要否を検討することができ、変更要と判断した設定情報のみを設定情報変更コードを用いて変更することができる。
(加熱調理器1の設定情報変更動作)
設定情報変更コードを用いた加熱調理器1の設定情報の変更動作について説明する。ここでは、設定情報変更コードは、紙等の印刷物に印刷した状態で使用する。
はじめに、ユーザは、加熱調理器1の各種設定情報の何れを変更するかを決めて、少なくとも2つの設定情報の設定を変更するための設定変更情報を含む設定情報変更コードが印刷された印刷物を選択する。
まず、ユーザは、操作パネル11の案内表示20(例えば、「ドアを開けて赤色の光に情報コードをかざしてください」)を確認する。そして、ユーザは、この案内表示20に従って、前扉12を開ける。この前扉12の開放状態を前扉開閉検知部25が検知すると、制御部22は、読取り装置16および読取り領域照明部21を動作させる。
次に、ユーザは、操作パネル11の案内表示20に従って、読取り装置16の読取り領域19に設定情報変更コードが入るように(設定情報変更コードに赤色の光が当たるように)、印刷物を移動させる。
この動作により、読取り装置16は印刷物に印刷された設定情報変更コードを読み取る。読取り装置16による設定情報変更コードの読み取りが成功すると、制御部22は、その読取り結果を読取り結果報知部24にてユーザに報知させる。この場合の読取り結果報知部24の動作は、例えば「ピー」という連続音を発する動作、「設定情報変更コードの読み取りが成功しました」という音声を発する動作、あるいはそれら両方である。この場合、設定情報変更コードには、設定情報を変更したことをユーザに報知するための変更報知情報が含まれていることで、設定情報を変更したことを確実に報知することができる。
制御部22は、情報コードの読取り成功のユーザへの報知を行うと同時に、設定情報変更コードに含まれる設定変更情報に基づき、加熱調理器1の各種設定情報を変更する。このとき、制御部22は、表示部30に変更前の設定情報と変更後の設定情報とを順番に表示し、所定時間経過後に、変更後の設定情報のみを表示することで、ユーザに設定情報の変更が行われたことを報知する。なお、変更前後の設定情報については、表示部30に表示させる以外に、音声によってユーザに報知するようにしてもよい。
一方、読取り装置16による設定情報変更コードの読み取りが失敗すると、制御部22は、その読取り結果を読取り結果報知部24にてユーザに報知させる。この場合の読取り結果報知部24の動作は、例えば「ピッ、ピッ、ピッ」という断続音を発する動作、「情報コードの読み取りが失敗しました」という音声を発する動作、あるいはそれら両方である。
ユーザは、読取り結果報知部24にて設定情報変更コードの読み取りの失敗が知らされると、読取り装置16の読取り領域19に設定情報変更コードが入るように(設定情報変更コードに赤色の光が当たるように)、再度、印刷物を移動させる。これにより、設定情報変更コードの読み取りを成功させる。設定情報変更コードの読取りが成功した場合の動作は、前述のとおりである。
(加熱調理器1の利点)
加熱調理器1では、加熱調理を実行する際に使用する際の各種の設定情報、例えば加熱庫13内灯の設定、報知音の音量設定、手動加熱の高周波出力値の設定、ロックレベルの設定を示す情報のうち、少なくとも2つを、読取り装置16によって読み取られた設定情報変更コードに含まれる設定変更情報に基づいて変更することで、各種デフォルト設定を一斉に変更することが可能となる。
つまり、設定情報変更コードには、加熱調理器1本体において加熱調理を実行する際に使用する各種の設定情報のうち少なくとも2種類の設定情報を変更するための設定変更情報が含まれている。これにより、設定情報変更コードを読取るだけで、少なくとも2種類の設定情報を同時に変更することができる。従って、設定情報毎に変更する手間が省けるので、加熱調理器1の各種の設定情報の変更を容易に、且つ、簡単に行うことができるので、ユーザの使い勝手が向上する。
なお、上記では、設定情報変更コードを紙等の印刷物に印刷して使用する例について説明したが、これに限定されるものではなく、タブレット、スマーフォン等の携帯端末装置の表示部に設定情報変更コードを表示させてもよい。この場合も印刷物と同様に、携帯端末装置の表示部に表示されている設定情報変更コードを加熱調理器1の読取り装置16に読取らせることで、少なくとも2種類の設定情報を同時に変更することができる。
<応用例1>
加熱調理器1を複数の店舗に設置し、各店舗がインターネット等のネットワークに接続されている場合、設定情報変更コードを、ネットワークを介して各店舗に配信する。配信された設定情報変更コードを、店舗それぞれにおいて紙に印刷するか、あるいは携帯端末装置に表示させる。これにより、各店舗において、同じ設定情報変更コードを加熱調理器1に読み込ませることで、加熱調理器の設定情報を各店舗において同じ内容に変更することができる。
<応用例2>
上記実施形態においては、設定情報変更コードに含まれる設定変更情報によって変更される設定情報は、2種類以上として説明したが、これに限定されるものではない。つまり、1つの設定情報変更コードに、1種類の設定情報を変更するための設定変更情報が含まれていてもよい。
この場合、設定情報毎に、設定情報変更コードを作成することになるので、ユーザは所望する設定情報のみを変更することが可能となる。複数種類の設定情報に対応する設定情報変更コードを印刷した印刷物を用意すれば、ユーザは、変更すべき設定情報を変更するための設定情報変更コードを印刷した印刷物を選択して、使用する。例えば、ユーザが変更を所望する設定情報が複数あるときには、各設定情報をそれぞれ変更する設定情報変更コードが印刷された印刷物を使用する。この場合、印刷物を読取り装置16に順次かざして設定情報変更コードを読取らせることで、順次、設定情報を変更することができる。このように、設定情報変更コードを印刷した印刷物を読取り装置16にかざすだけで、設定情報を順次変更することができるので、設定情報を手動で変更する場合に比べて大幅に手間を省くことができる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
加熱調理器1の制御ブロック(特に制御部22)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、加熱調理器1は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば少なくとも1つのプロセッサ(制御装置)を備えていると共に、上記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な少なくとも1つの記録媒体を備えている。そして、上記コンピュータにおいて、上記プロセッサが上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記プロセッサとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いることができる。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM(Read Only Memory)等の他、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などをさらに備えていてもよい。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る加熱調理器は、加熱庫13と、情報コード(設定情報変更コード)を読み取る読取り装置16と、加熱調理器1本体において加熱調理を実行する際に使用する各種の設定情報を変更する設定情報変更部27と、を備え、前記情報コード(設定情報変更コード)には、少なくとも2種類の前記設定情報を変更するための設定変更情報が含まれており、前記設定情報変更部27は、前記読取り装置16が読取った単一の前記情報コード(設定情報変更コード)に含まれる前記設定変更情報に基づいて、少なくとも2種類の前記設定情報を変更することを特徴としている。
上記構成によれば、情報コードには、加熱調理器本体において加熱調理を実行する際に使用する各種の設定情報のうち少なくとも2種類の設定情報を変更するための設定変更情報が含まれているので、情報コードを読取るだけで、少なくとも2種類の設定情報を同時に変更することができる。これにより、設定情報毎に変更する手間が省けるので、加熱調理器の各種の設定情報の変更を容易に、且つ、簡単に行うことができる。
本発明の態様2に係る加熱調理器は、上記態様1において、前記情報コード(設定情報変更コード)は、印刷媒体に印刷されていてもよい。
上記構成によれば、情報コードが印刷媒体、例えば紙に印刷されているので、この印刷物の印刷面を読取り装置にかざすだけで、簡単に情報コードを読取らせることができる。
本発明の態様3に係る加熱調理器は、上記態様1において、前記情報コード(設定情報変更コード)は、携帯端末装置の表示部に表示されていてもよい。
上記構成によれば、情報コードを携帯端末装置の表示部に表示せた状態で、携帯端末装置の表示部の表示面を読取り装置にかざすだけで、簡単に情報コードを読取らせることができる。
本発明の態様4に係る加熱調理器は、上記態様1~3の何れか1態様において、前記情報コード(設定情報変更コード)には、各種設定情報それぞれの初期値を示す情報が含まれていてもよい。
上記構成によれば、情報コードを読取り装置に読取らせるだけで、各種設定情報それぞれの初期値を知ることが可能となる。例えば、初期値を表示させたり、音声で通知したりすることで、各種設定情報の初期値をユーザに対して容易に知らせることができる。
本発明の態様5に係る加熱調理器は、上記態様1~4の何れか1態様において、前記情報コード(設定情報変更コード)には、前記設定情報を変更したことをユーザに報知するための変更報知情報が含まれていてもよい。
上記構成によれば、情報コードを読取り装置に読取らせるだけで、設定情報が変更されたことを容易に知ることができる。
本発明の態様6に係る加熱調理器は、上記態様1~5の何れか1態様において、前記設定変更情報は、前記加熱調理器1における手動加熱時の出力値選択の初期値の設定変更を行うための情報であってもよい。
本発明の態様7に係る加熱調理器は、上記態様1~6の何れか1態様において、前記設定変更情報は、前記加熱調理器1における手動加熱時に選択できる出力値の設定変更を行うための情報であってもよい。
本発明の態様8に係る加熱調理器は、上記態様1~7の何れか1態様において、前記設定変更情報は、前記加熱調理器1における加熱スタートのタイミング変更を行うための情報であってもよい。
本発明の態様9に係る加熱調理器は、上記態様1~8の何れか1態様において、前記設定変更情報は、前記加熱調理器1における通常加熱時間に対する掛け率の設定変更を行うための情報であってもよい。
本発明の態様10に係る加熱調理器は、上記態様1~9の何れか1態様において、前記設定変更情報は、前記加熱調理器において設定されている各設定値を初期化するための情報であってもよい。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 加熱調理器
11 操作パネル
11a 加熱変更ボタン
12 前扉
13 加熱庫
13b 前面開口部
14 取手
15 コントロールフレーム
16 読取り装置
17 読取り装置基板
19 読取り領域
20 案内表示
21 読取り領域照明部
22 制御部
23 加熱動作部
24 読取り結果報知部
25 前扉開閉検知部
27 設定情報変更部
30 表示部
31 サーバ
32 メモリ
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る加熱調理器は、加熱庫と、情報コードを読み取る読取り装置と、加熱調理器本体において加熱調理を実行する際に使用する各種の設定情報を変更する設定情報変更部と、を備え、前記情報コードには、少なくとも2種類の前記設定情報を変更するための設定変更情報が含まれており、前記設定変更情報は、加熱調理器における加熱スタートのタイミング変更を行うための情報であって、前記設定情報変更部は、前記読取り装置が読取った単一の前記情報コードに含まれる前記設定変更情報に基づいて、少なくとも2種類の前記設定情報を変更することを特徴としている。

Claims (10)

  1. 加熱庫と、
    情報コードを読み取る読取り装置と、
    加熱調理器本体において加熱調理を実行する際に使用する各種の設定情報を変更する設定情報変更部と、を備え、
    前記情報コードには、少なくとも2種類の前記設定情報を変更するための設定変更情報が含まれており、
    前記設定情報変更部は、
    前記読取り装置が読取った単一の前記情報コードに含まれる前記設定変更情報に基づいて、少なくとも2種類の前記設定情報を変更することを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記情報コードは、印刷媒体に印刷されていることを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記情報コードは、携帯端末装置の表示部に表示されることを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
  4. 前記情報コードには、各種設定情報それぞれの初期値を示す情報が含まれていることを特徴とする請求項1~3の何れか1項に記載の加熱調理器。
  5. 前記情報コードには、前記設定情報を変更したことをユーザに報知するための変更報知情報が含まれていることを特徴とする請求項1~4の何れか1項に記載の加熱調理器。
  6. 前記設定変更情報は、前記加熱調理器における手動加熱時の出力値選択の初期値の設定変更を行うための情報であることを特徴とする請求項1~5の何れか1項に記載の加熱調理器。
  7. 前記設定変更情報は、前記加熱調理器における手動加熱時に選択できる出力値の設定変更を行うための情報であることを特徴とする請求項1~6の何れか1項に記載の加熱調理器。
  8. 前記設定変更情報は、前記加熱調理器における加熱スタートのタイミング変更を行うための情報であることを特徴とする請求項1~7の何れか1項に記載の加熱調理器。
  9. 前記設定変更情報は、前記加熱調理器における通常加熱時間に対する掛け率の設定変更を行うための情報であることを特徴とする請求項1~8の何れか1項に記載の加熱調理器。
  10. 前記設定変更情報は、前記加熱調理器において設定されている各設定値を初期化するための情報であることを特徴とする請求項1~9の何れか1項に記載の加熱調理器。
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