JP3788721B2 - 地盤改良用攪拌・混合装置 - Google Patents

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  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、回転ロッドとともに回転して掘削土と固化材とを攪拌・混合する攪拌翼と、ボスを介して前記回転ロッドに遊嵌し、かつ前記攪拌翼よりも大きな回転径の共回り防止翼とを備え、特に共回り防止翼を監視して掘削土の共回りを確実にしかもリアルタイムで検出できるようにした地盤改良用攪拌・混合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
当出願人は先に、たとえば図4(a),(b)に図示するような地盤改良用攪拌・混合装置を開発し、すでに出願もしている。
【0003】
この種の攪拌・混合装置においては、動力で回転する回転ロッド30の先端部(下端部)に地盤を掘削する掘削翼31が突設され、この掘削翼31の上方部分に掘削翼31で掘削された掘削土と地上から注入された固化材とを攪拌・混合する攪拌翼32と掘削土の共回りを防止する共回り防止翼33がそれぞれ突設されている。
【0004】
また、回転ロッド30はその軸方向にロッド本体30aと掘削翼31などが突設されたヘッド部分30bとから構成され、かつ互いを軸方向に接続することで必要な長さに構成されている。特に共回り防止翼33は掘削翼31および攪拌翼32より長く形成され、ボスを介して回転ロッド30に回転自在に取り付けられている。
【0005】
そして、共回り防止翼33の回転径が掘削翼31および攪拌翼32の回転径より大きいことで、共回り防止翼33の先端部分が掘削翼31および攪拌翼32の回転径より外側の土中に食い込み、これにより掘削翼31と攪拌翼32が回転ロッド30とともに回転しても、共回り防止翼33は掘削土内で回転ロッド30に対して相対的に回転が静止したような状態になる。
【0006】
そのため、掘削土が攪拌翼32に団子状に付着して、掘削土が攪拌翼32と同期回転する、いわゆる「共回り現象」を防止することができるようになっている。
【0007】
しかし、掘削土の粘着力が相対的に大きい場合などには、掘削土が攪拌翼32に団子状に付着して共回り防止翼33ごと回転してしまうことがあり、このため共回り防止翼33がその機能を全く果たせなくなって「共回り現象」が発生することがある。
【0008】
このような共回り現象が発生すると、改良体の品質を確保できないために何らかの補修や補強が必要になるが、施工後にチェックボーリング等を行わないことには改良体の品質を確認できないだけでなく、時間の経過とともにソイルセメントが固化して強度を増すため、後施工などの補修が非常に困難な作業になる等の課題があった。
【0009】
このため、当出願人は先に、掘削土の共回りを施工中に監視する監視装置を備えた攪拌・混合装置を開発し、出願もした(特願平10−326795)。
【0010】
この攪拌・混合装置においては、例えば図4に示すように回転ロッド30に対する共回り防止翼33の相対回転数を検出するカウントセンサー34とこのカウントセンサー34からの信号を受信するカウンター装置35とカウントセンサー34からカウンター装置35に信号を送信する送信ケーブル36とを備えている。
【0011】
特に送信ケーブル36は、カウントセンサー34と地上のカウンター装置35との間に回転ロッド30の中またはその外側を回転ロッド30に沿って設置されている。
【0012】
この場合、送信ケーブル36は回転ロッド30の接続部の数に応じて複数本、回転ロッド30の接続部においてジャック等の接続器37でそれぞれ接続しながら設置されているか、特に接続部を設けないで1本の送信ケーブル36がカウントセンサー34とカウンター装置35との間に通して設置されている。
【0013】
この図4に示した例におけるカウントセンサー34と送信ケーブル36、接続器37の取付位置を、図5(a),(b)の拡大断面を示す図を用いて、より明確に示す。
【0014】
図5(b)に示すように、カウントセンサー34は、いわゆる非接触タイプのもので、共回り防止翼33側に設けられた凹部内に固定されたマグネット34aと、ヘッド部分30bのロッドの前記マグネット34aに対向する位置に設けられた凹部に収納された磁気式近接スイッチ34bとからなる。この磁気式スイッチ34bはマグネット34aが一定範囲に近づいたときこれを検出するものであり、回転ロッドに対する共回り防止翼の相対回転数が検出される。
【0015】
この磁気式近接スイッチ34bは、回転ロッドの肉厚断面内に設けられ、ヘッド部分30bのロッドの上端まで貫通する孔内に納められた送信ケーブル36に接続されている。
【0016】
図5(a)に示すように、ヘッド部分30bのロッドの上端と上部のロッド30aの下端は雌雄の形で相互に接続されているが、上部のロッド30aにも上端に貫通する孔内に送信ケーブル36が挿入され、ロッドの接続部でジャック等の接続器37でケーブルが相互に接続されている。
【0017】
【発明が解決しようと課題】
しかし、ジャック等の接続器37による接続は、その多くが雌雄嵌合方式によるものであるため、繰り返しの使用により磨耗する等して耐久性に劣る等の課題があった。
【0018】
また、カウントセンサー34とカウンター装置35とを一本の送信ケーブル36で直接接続すると、回転ロッド30のヘッド部30bの接続および切り離しの際に送信ケーブル36が邪魔になって、ヘッド部30bの付け替えが非常に面倒になる等の課題があった。さらに、いずれの場合においても、水に浸ってショートすることがあった。
【0019】
この発明は、共回り防止翼の監視装置を備えたこれまでの地盤改良用攪拌・混合装置を改良発展させたもので、特に送信ケーブル接続部のショートを防止でき、送信ケーブル接続部の耐久性を高めることができ、さらに回転ロッドの接続および切り離しを簡単に行えるようにした地盤改良用攪拌・混合装置を提供することを課題とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するための手段として、この発明に係る地盤改良用攪拌・混合装置は、請求項1として、回転ロッドとともに回転して掘削土と固化材とを攪拌・混合する攪拌翼と、ボスを介して前記回転ロッドに遊嵌し、かつ前記攪拌翼よりも大きな回転径の共回り防止翼と、共回り防止翼の回転ロッドとの相対回転を監視する監視センサーとこの監視センサーから地上に信号を送信する複数の送信ケーブルとをそれぞれ有し、この送信ケーブルは回転ロッドの接続部において非接触センサーによって互いに接続してある。
【0021】
請求項2として、請求項1の地盤改良用攪拌・混合装置において、送信ケーブルは電磁結合式の非接触センサーによって互いに接続してある。
【0022】
請求項3として、請求項1または2記載の地盤改良用攪拌・混合装置において、共回り防止翼の回転ロッドとの相対回転を監視する監視センサーは、磁気式近接スイッチと検出用マグネットからなるカウントセンサーが設置してある。
請求項4として、請求項1,2または3のいずれかに記載の地盤改良用攪拌・混合装置において、共回り防止翼の回転ロッドとの相対回転を監視するセンサーは、回転ロッドに取り付けられた磁気近接スイッチと共回り防止翼に取り付けられた検出用マグネットからなるカウントセンサーが設置してある。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1〜図3は、この発明の実施の一形態を示し、図においてオーガーモータ等で回転する回転ロッド1の下端部に掘削翼2が突設され、その上側に攪拌翼3と共回り防止翼4が一段ないし複数段にそれぞれ水平に突設されている。
【0024】
回転ロッド1は、その軸方向にロッド本体1aと掘削翼2、攪拌翼3および共回り防止翼4がそれぞれ突設されたヘッド部1bとから構成され、このロッド本体1aとヘッド部1bとを軸方向に接続することで必要な長さの1本の回転ロッドに構成されている。
【0025】
掘削翼2は回転ロッド1とともに一体的に回転して土を掘削するもので、回転ロッド1の先端部、詳しくはヘッド部1bの先端部に固定して取り付けられている。
【0026】
攪拌翼3は掘削翼2と同様、回転ロッド1とともに一体的に回転して掘削翼2で掘削された掘削土と地上から注入された固化材とを攪拌・混合するもので、掘削翼2の上側に回転ロッド1(ヘッド部1b)に固定して取り付けられている。
【0027】
なお、固化材は回転ロッド1内に設置された固化材注入チューブ(図省略)を介して地上から回転ロッド1の先端部まで送り込まれ、回転ロッド1の下端部に設けられた吐出口5から掘削土中に吐出される。
【0028】
共回り防止翼4は、掘削土内で回転ロッド1に対して相対的に静止して掘削土と固化材との攪拌・混合を助けるとともに、掘削土が攪拌翼3に団子状に付着して攪拌翼3と一緒に回転してしまう、いわゆる土の共回りを防止するもので、特に掘削翼2と攪拌翼3との間に回転自在に取り付けられている。
【0029】
なお、攪拌翼3と共回り防止翼4は必要に応じて、回転ロッド1の軸方向に所定間隔にかつ交互に複数取り付けられている。
【0030】
また、回転ロッド1と共回り防止翼4には、共回り防止翼4の監視センサーとして、回転ロッド1に対する共回り防止翼4の相対回転数を検出するカウントセンサー6が取り付けられている。
【0031】
カウントセンサー6は回転ロッド1内にその軸方向に沿って引き込まれた送信ケーブル7と回転ロッド1の上端部に取り付けられたスリップリング8とを介して、地上に受信機として設置されたカウンター装置9に接続されている。
【0032】
カウントセンサー6は、いわゆる非接触式タイプのもので、検出用マグネット6aと、この検出用マグネット6aが一定範囲内に近づいたときこれを検出する磁気式近接スイッチ6bとを有し、検出用マグネット6aは共回り防止翼4に、磁気式近接スイッチ6bは回転ロッド1にそれぞれ1個ないし複数個取り付けられている。
【0033】
このため、通常は回転しない側に取り付けられた検出用マグネット6aと回転する側のロッド1に取り付けられた磁気式近接スイッチ6bとの間で、回転ロッド1の回転数が検出されるとともに、共回り防止翼4が回転ロッド1に対して相対的に静止した状態であるか否かを監視する監視センサーの役割を果たす。
【0034】
念のため、図1に示したカウントセンサー6の取付状態を図2(b)の拡大断面を示す図を用いて、より明確に示す。
【0035】
マグネット6aは共回り防止翼4側に設けられた凹部内に固定され、磁気式近接スイッチ6bはヘッド部分1bのロッドの外側に前記マグネット6aに対向する位置に取り付けられている。この磁気式近接スイッチ6bはヘッド部分1bのロッドの上端まで貫通する孔内に納められた送信ケーブル7に接続されている。
【0036】
なお、図示するように磁気式近接スイッチ6bを回転ロッド1の外部かつ共回り防止翼4の位置より上方に取り付けることにより、磁気式近接スイッチ6bの保守・点検作業を容易に行うことができる。
【0037】
送信ケーブル7は回転ロッド1の中に必要に応じて1本ないし複数本設置され、かつ図2(a)に示すようにロッド本体1aとヘッド部1bとの接続部において、例えば電磁結合方式の非接触センサー10によって互いに接続されていることで、カウントセンサー6とカウンター装置9との間に連続して設置されている。
【0038】
非接触センサー10は、その一端側の非接触端子10aとなる共振コイルがロッド本体1a側に、他端側の非接触端子10bとなる共振コイルがヘッド部1b側にそれぞれ内蔵され、コイル間において非接触状態でカウントセンサー6から地上のカウンター装置9に必要な確認信号を送信でき、さらに共振コイルの数を増すことにより地上からカウントセンサー6に必要な電源(例えば1A/DC24V)も供給できるものである。
【0039】
念のため、図1に示した非接触センサーの部分を図2(a)の拡大断面を示す図を用いて、より明確に示す。
【0040】
図2(a)に示すように、ヘッド部分1bのロッドの上端と上部のロッド1aの下端は雄雌の形で相互に接続されており、上部のロッド1aにも上端に貫通する孔内に送信ケーブル7が収納されている。
【0041】
ヘッド部分1bのロッドの上端と上部のロッド1aの下端にはそれぞれの凹部内に、例えば共振コイルからなる非接触端子10a,10bがそれぞれ収納され固定されている。勿論非接触端子10a,10bはそれぞれ送信ケーブル7に接続されているが、非接触端子10aと非接触端子10bの間は非接触である。
【0042】
このような構成において、地中で掘削翼2が回転ロッド1とともに一体的に回転することにより土が掘削される。
【0043】
また、掘削土中に吐出口5から固化材を吐出しながら攪拌翼3が回転ロッド1とともに回転することにより、掘削土と固化材が攪拌・混合されてソイルセメントが形成される。
【0044】
また、攪拌翼3が回転する間、共回り防止翼4が周辺地盤の抵抗により、回転ロッド1に対し相対的に静止し続けることにより、土の共回りが抑えられ、掘削土と固化材との攪拌・混合が促進される。
【0045】
さらにその際、カウントセンサー6によって回転ロッド1に対する共回り防止翼4の相対回転数が検出される。
【0046】
この場合、磁気式近接スイッチ6bが回転ロッド1とともに回転して検出用マグネット6aから遠ざかり、一回転して再び検出用マグネット6aに近接し、検出用マグネット6aの近くを通過したとき共回り防止翼4の相対回転数が1カウントされる。
【0047】
また、共回り防止翼4の相対回転数は、回転ロッド1内を介して地上に引き出された送信ケーブル7と回転ロッド1の上端部に取り付けられたスリップリング8を介して地上のカウンター装置9に送信され、このカウンター装置9でリアルタイムで記録される。
【0048】
その結果、共回り防止翼4の相対回転数が回転ロッド1の回転数とほぼ同じであれば、共回り防止翼4は地中でほぼ静止し続け、掘削土と固化材が正常に攪拌・混合され、均質でかつ強度ばらつきのきわめて小さい改良地盤を造成することが可能になる。
【0049】
一方、共回り防止翼4の相対回転数が回転ロッド1の回転数に比べて大幅に下回るようであれば、共回り防止翼4が回転ロッド1とともに回転し、土の共回りが生じていると言える。
【0050】
また、送信ケーブル7は回転ロッド1のロッド本体1aとヘッド部1bとの接続部において非接触センサー10によって接続されていることで、水に浸ってショートする等の心配は全くなく、地上のカウンター装置9とカウントセンサー6間の送信は確実になされる。
【0051】
また、ヘッド部1bの接続および切り離しも送信ケーブル7に邪魔されずに、きわめて簡単に行うことができる。
【0052】
こうして共回り現象が確認された場合には、回転ロッド1を引き上げて再施工する等の措置を速やかに行うことができる。
【0053】
図3(a)〜(d)は、カウントセンサー6の検出用マグネット6aと磁気式近接スイッチ6bの取付例を示し、磁気式近接スイッチ6bが一定範囲内に近接した検出用マグネット6aを検出できる状態であれば、特に取付位置は限定されない。
【0054】
特に図3(a),(b)に図示するように、磁気式近接スイッチ6bを回転ロッド1に埋め込むように、かつ共回り防止翼4が突設されるボスでカバーされる位置に取り付けることにより、掘削土から隔離されるため磁気式近接スイッチ6bの損耗を少なくできる。
【0055】
また、図3(c),(d)に図示するように、磁気式近接スイッチ6bを回転ロッド1の周囲に複数取り付けることにより、施工中に一部の磁気式近接スイッチ6bが故障した場合でも、継続して必要なデータを検出することができる。
【0056】
【発明の効果】
この発明は以上説明した構成からなり、特に共回り防止翼を監視する監視センサーからの信号を送信する複数の送信ケーブルが、回転ロッドの接続部において非接触センサーによって互いに接続されているので、接続部が水に浸ってショートする等の心配は全くなく、共回り防止翼を監視する監視センサーからの信号を確実に地上に送信することができる。
【0057】
また、ジャック式の接続と異なり、繰り返しの使用で損耗することもなく、耐久性がきわめて大きい。さらに、回転ロッドの接続および切り離しも送信ケーブルに邪魔されずに、きわめて簡単に行うことができて、施工性の向上も図れる。
【0058】
また、実施例によれば、回転ロッドに対する共回り防止翼の相対回転数を検出するカウントセンサーを設けてなるので、土の共回り現象を施工中リアルタイムで検出でき、共回り現象が確認された場合には、回転ロッドを引き上げて再施工する等の対応措置を速やかに行うことができる。
【0059】
したがって、ソイルセメントの攪拌・混合不良を無くして、強度ばらつきのきわめて小さい高品質の改良地盤を造成できる。
【0060】
また、カウントセンサーは磁気式近接スイッチと検出用マグネットを有し、その一方を回転ロッドまたは共回り防止翼に、他方を反対側に取り付るだけでよいので、在来のものを利用してきわめて簡単にかつ廉価になすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】地盤改良用攪拌・混合装置の一例を示し、(a)はその側面図、(b)は(a)におけるイ−イ線断面図である。
【図2】(a)は回転ロッドの接続部を示す回転ロッドの一部縦断面図、(b)は共回り防止翼の取付け部を示す回転ロッドの一部縦断面図である。
【図3】(a)〜(d)は地盤改良用攪拌・混合装置の他の例を示し、(a)と(c)はその一部側面図、(b)と(d)はそれぞれ(a)と(c)におけるイ−イ線断面図である。
【図4】従来の攪拌・混合装置の一例を示し、(a)はその側面図、(b)は(a)におけるイ−イ線断面図である。
【図5】(a)は従来の回転ロッドの接続部を示す回転ロッドの一部縦断面図、(b)は共回り防止翼の取付け部を示す回転ロッドの一部縦断面図である。
【符号の説明】
1 回転ロッド
1a ロッド本体
1b ヘッド部
2 掘削翼
3 攪拌翼
4 共回り防止翼
5 吐出口
6 カウントセンサー(監視センサー)
6a 検出用マグネット
6b 磁気式近接スイッチ
7 送信ケーブル
8 スリップリング
9 カウンター装置(受信機)
10 非接触センサー
10a 一端側の非接触端子
10b 一端側の非接触端子

Claims (4)

  1. 回転ロッドとともに回転して掘削土と固化材とを攪拌・混合する攪拌翼と、ボスを介して前記回転ロッドに遊嵌し、かつ前記攪拌翼よりも大きな回転径の共回り防止翼とを有する地盤改良用攪拌・混合装置において、共回り防止翼の回転ロッドとの相対回転を監視する監視センサーとこの監視センサーから地上に信号を送信する複数の送信ケーブルとを有し、この送信ケーブルは回転ロッドの接続部において互いに非接触センサーによって接続してあることを特徴とする地盤改良用攪拌・混合装置。
  2. 送信ケーブルは、電磁結合方式の非接触センサーによって互いに接続してあることを特徴とする請求項1記載の地盤改良用攪拌・混合装置。
  3. 共回り防止翼の回転ロッドとの相対回転を監視する監視センサーは、磁気式近接スイッチと検出用マグネットからなるカウントセンサーであることを特徴とする請求項1または2記載の地盤改良用攪拌・混合装置。
  4. 共回り防止翼の回転ロッドとの相対回転を監視するセンサーは、回転ロッドに取り付けられた磁気近接スイッチと共回り防止翼に取り付けられた検出用マグネットからなるカウントセンサーであることを特徴とする請求項1,2,3のいずれかに記載された地盤改良用攪拌・混合装置。
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