JP3787133B2 - 分注チップ整列収納装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば血液などの検体を分注する場合に用いられる多数本の分注チップを、チップ保持用ラックに対して、整列して収納する分注チップ整列収納装置に関する。
従来は、分注チップを自働的に整列して収納する装置がなかった。このためチップストッカーに貯留された整列収納すべき多数本(例えば数千本以上)の分注チップを、手作業でチップ保持用ラックに挿入していた。なお技術分野は異なるが、歯磨き用の空チューブを整列する装置として、空チューブの向きの違いにより突出量が異なることを利用して、その一方を振り落とすことにより、空チューブの向きを一定方向に整列させるチューブ整列装置が知られている(特許文献1参照)。
特開平5−306011号公報(段落[0019]、図1)
数千本以上の分注チップをチップ保持用ラックのチップ挿入孔に対し、手作業で挿入することは、作業に長時間を要する上、人件費も嵩む。なお特許文献1の技術は、空チューブを整列する手段として、不揃いの一方を振り落とすことにより空チューブの向きを一定方向に整列させるものであるため、処理能率が低いという問題がある。
本発明の目的は、整列収納すべき多数本の分注チップを、短時間内にチップ保持用ラックに対して整列収納することのできる分注チップ整列収納装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の分注チップ整列収納装置は、下記のような特徴ある構成を有している。なお下記以外の本発明の特徴ある構成については実施形態の中で明らかにする。
本発明の分注チップ整列収納装置は、搬入された整列収納すべき複数の分注チップを複数の処理系列に振り分けるチップ振り分け器と、前記チップ振り分け器の下方に前記複数の処理系列毎に設けられ、前記チップ振り分け器によって振り分けられた前記分注チップを、それぞれ水平軸を中心として回転する撹拌バーによって撹拌し、各分注チップの姿勢を上記水平軸に略一致させて排出させるドラム機構と、これら各ドラム機構からそれぞれ排出される複数の分注チップをチップ先端が下向きとなるように統一化するチップ方向統一機構と、これらチップ方向統一機構により向きを統一化された分注チップを、共通の搬送レーンにより所定位置まで順次搬送する搬送機構と、この搬送機構により所定位置まで順次搬送された前記複数の分注チップを、チップ保持用ラックに対して所定の態様で投入するチップ投入機構とを備え、前記ドラム機構の各々は、上方から供給された分注チップを撹拌し、各チップの姿勢を略水平方向に統一化したのち下方へ排出する如く設けられた複数のドラムが、上流側から下流側に複数段連接されていることを特徴とする。
好ましくは、前記ドラム機構の各々は、自らの処理系列を流れる分注チップを、更に複数の処理系列に振り分ける振り分け機能を有するドラムを少なくとも一つ備えていることを特徴とする
本発明においては、外部から搬入された分注チップは、チップ振り分け器によって複数の処理系列に振り分けられ、各ドラム機構による撹拌動作により、その姿勢が水平なドラム軸心と一致する方向に略統一化される。そして更に分注チップはチップ方向統一機構によって、チップ先端部が下向きとなるようにその向きを統一化される。しかるのち分注チップはチップ投入機構によりチップ保持用ラックのチップ挿入孔に対し投入され、所定の態様で収納される。かくして本発明によれば、整列収納すべき多数本の分注チップを、短時間内にチップ保持用ラックに対して整列収納することのできる分注チップ整列収納装置を提供できる。
(一実施形態)
図1は本発明の一実施形態に係る分注チップ整列収納装置の概略的構成を示す外観斜視図である。図1に示すように、分注チップ整列収納装置本体10は、外部から搬入された整列収納すべき多数本(例えば3500本)の分注チップ1(拡大図示している)を貯留しておくチップストッカー11を備えている。チップコンベア12は上記チップストッカー11内の分注チップ1を装置本体10の頂部近傍に配設されているチップ振り分け器13まで引き上げ搬送する。
チップ振り分け器13はチップコンベア12から供給された分注チップ1を複数(本実施形態では二つ)の処理系列A,Bに振り分ける。チップ撹拌用のドラム機構14,15は、上記二つの処理系列A,B毎にそれぞれ設けられた機構であり、チップ振り分け器13の下方に左右に対向して併設されている。各ドラム機構14,15は、チップ振り分け器13によって振り分けられた分注チップ1をそれぞれ撹拌して、各チップ1の姿勢を略水平に統一して排出するものとなっている。上記二つのドラム機構14,15は略同一の構成を有している。したがって、本実施形態では一方のドラム機構14のみの構成を説明することとし、他方のドラム機構15の構成に付いては説明を省く。
図2はドラム機構14の内部の概略的構成を示す斜視図である。図2に示すようにドラム機構14は、最上段に第一ドラムA1が配置されており、次段すなわちその右下方に第二ドラムA2が配置されている。更に次の段すなわち第二ドラムA2よりみて右下方および左下方にそれぞれ第三ドラムA3および第四ドラムA4が配置されている。つまり基本的には複数のドラムA1,A2〜が、上流側から下流側に複数段連接されたものとなっている。そして途中に更に二つの処理系列に振り分ける為のドラムA2が介在している。
第一ドラムA1〜第四ドラムA4は、いずれも水平軸HAを中心として回転する撹拌バー(後述する)を備えている。これら撹拌バーは、端子T1〜T4からそれぞれ給電されて作動するモータM1〜M4により回転駆動される。なお図2には図示してないが、第一ドラムA1〜第四ドラムA4は、それぞれチップ受入口とチップ排出口とを有している。
第一ドラムA1は、チップ振り分け器13から供給された分注チップ1の姿勢すなわち軸心の向きを、撹拌バーの回転運動による撹拌作用により、ドラム軸心と一致する水平方向に統一化する。そして矢印Xで示すように第二ドラムA2に少しづつ供給する。
第二ドラムA2は、第一ドラムA1から供給された分注チップ1を、第一ドラムA1と同様に撹拌することにより、各チップ1の姿勢を略水平方向に統一化する。そして、更に二つの処理系列に振り分けて、矢印Y,Zで示すように第三ドラムA3および第四ドラムA4に少しづつ分配供給する。
第三ドラムA3および第四ドラムA4は、第一ドラムA1と同様に撹拌することにより、各チップ1の姿勢を略水平方向に統一化する。そしてドラム外へ排出する。
図1に説明を戻す。チップ方向統一機構16(16−1〜16−4)は、ドラム機構14の第三ドラムA3及び第四ドラムA4と、ドラム機構15の第三ドラムB3(不図示)及び第四ドラムB4(不図示)とから、それぞれ排出される4系列の分注チップ群を、先端部が下向きとなるように各系列毎の分注チップ群の向きを設定する。
図3は前記ドラム機構14の第二ドラムA2および第三ドラムA3及びチップ方向統一機構16−1の構成を示す斜視図である。図3に示すように、第二ドラムA2は、チップ受入口23とチップ排出口24とを有している。同様に第三ドラムA3はチップ受入口33とチップ排出口34とを有している。また第二ドラムA2はその中空部内に一対の撹拌バー21,22それぞれ備えている。同様に第三ドラムA3はその中空部内に一対の撹拌バー31,32を備えている。
かくして第二ドラムA2内に供給された分注チップ1(不図示)は、第二ドラムA2の撹拌バー21,22が破線矢印R2の方向へ回転動作することにより撹拌される。この撹拌によって、その姿勢が前述のようにドラムA2の軸心と一致する略水平な方向に統一化される。姿勢を略水平な方向に統一化された分注チップ1の一部は、撹拌バー21,22によって排出口24から掻きだされ、矢印Yで示すように第三ドラムA3の中に少しづつ供給される。
第二ドラムA2から第三ドラムA3内に供給された分注チップ1(不図示)は、第三ドラムA3の撹拌バー31,32が破線矢印R3の方向へ回転動作することにより撹拌される。この撹拌によって、その姿勢が前述のようにドラムA3の軸心と一致する略水平な方向に統一化される。姿勢を略水平な方向に統一化された分注チップ1の一部は、撹拌バー31,32によって排出口34から掻きだされ、矢印OUTで示すようにチップ方向統一機構16−1に送り出される。
チップ方向統一機構16−1は、チップ受け部材41と、チップ方向統一レーン42とからなる。チップ受け部材41は樋状をなし、第三ドラムA3のチップ排出口34の下方に傾斜して配置されている。チップ方向統一レーン42は、チップ受け部材41の下方に位置し、帯状部材42aのセンターライン上に貫通溝42bを有する。貫通溝42bは、分注チップ1の頭部のみが通過不能な幅を有している。
かくして第三ドラムA3から排出された分注チップ1は、チップ受け部材41の上を滑落してチップ方向統一レーン42上に載る。チップ方向統一レーン42上に載った分注チップ1は、頭部1aのみを残して他の部分1bが貫通溝42bの下方に突出する。つまりチップ先端部1bが下向きとなって吊り下がる。このとき、チップ受け部材41の上を滑落する分注チップ1の頭部が、上向きであっても、逆に下向きであっても、チップ方向統一レーン42上に載った分注チップ1は、一様にチップ先端が下向きの状態に吊り下がる。このようにして、分注チップ1の向きは統一化される。
図1に説明を戻す。搬送機構17は、4系列のチップ方向統一機構16−1〜16−4によって移送されてくる分注チップ1を、共通のチップ搬送レーン17Lによって分注チップ投入機構18まで順次搬送する。
図4は分注チップ投入機構(チップシュータ)18の構成を示す斜視図である。図4に示すようにチップ投入機構18は、前記チップ搬送レーン17Lに連なリ且つ同様の形態をなす所定長のチップ保持レーン18Lを有している。このチップ保持レーン18Lは、駆動制御機構50により、矢印M、Nで示すように、帯状をなす一対のレーン部材51,52を両側に開くことが可能となっている。チップ保持レーン18Lの下方には、チップ保持用ラック2が矢印Sで示すように位置調整可能な状態にセットされている。そしてチップ保持レーン18Lのセンターラインに形成されている貫通溝53と、チップ保持用ラック2のチップ挿入孔一列分との間を連絡するように、二点鎖線で示すガイド部54が設置されている。このガイド部54は、すべり台のように若干傾斜して設けられていることが好ましい。またガイド部54は、チップ保持レーン18Lで保持されている各分注チップ1と、チップ保持用ラック2の各チップ挿入孔Pとが一対一で対応するように個別の投入通路(例えば樋状をなすもの等)を有しているものが好ましい。
かくしてチップ搬送レーン17Lにより、チップ収納位置まで順次搬送されてきた分注チップ1は、チップ保持レーン18Lに複数本(本実施形態では9本であるが任意の本数でよい)づつ纏められる。ここでチップ保持レーン18Lの一対のレーン部材51,52が駆動制御機構50によって矢印M、Nで示すように両側に開くと、上記のように纏められた分注チップ群の頭部1aの係止が解かれる。このため分注チップ群は、ガイド部54に案内されて予め所定位置にセットされているチップ保持用ラック2の各チップ挿入孔Pの中に一斉に投入される。チップ保持用ラック2は、チップ挿入孔の一列分だけ矢印Sの方向へ移動し、次のチップ投入に備える。以下、同様の動作が繰り返されることにより、分注チップ1は、チップ保持用ラック2に対して所定の態様で収納される。
図1に説明を戻す。ラック搬入機構19は、空のチップ保持用ラック2を、装置本体10内に搬入し、分注チップ1を収納可能な位置にセットする。ラック搬出機構20は、各チップ挿入孔Pが分注チップ1で満たされたチップ保持用ラック2を装置本体10外に搬出する。
図5は本実施形態における分注チップ整列収納装置の機能を示すブロック図である。以下、図5を用いて分注チップ整列収納装置の動作を説明する。チップストッカー11に貯留された分注チップ1は、チップコンベア12によりチップ振り分け器13に供給される。チップ振り分け器13に供給された分注チップ1は当該チップ振り分け器13により二つの処理系列A,Bに振り分けられる。
処理系列A,Bに振り分けられた分注チップ1は、各処理系列A,B毎に設けられたドラム機構14,15の回転運動による撹拌作用により、その姿勢すなわち各チップの軸心の向き、を自らが収容されているドラムの軸心と一致する方向に統一化される。姿勢を統一化された分注チップ1は、各ドラム機構14,15から排出され、四つのチップ方向統一機構16−1〜16−4により、チップ先端部が下向きとなる様に向きを統一化されて搬送機構17へ移載される。
搬送機構17へ移載された分注チップ1は、共通の搬送レーン17Lの上を一列に連なった態様で所定位置まで順次搬送される。当該所定位置まで順次搬送された分注チップ1は、分注チップ投入機構18のチップ保持レーン18Lに複数本づつ保持される。そしてチップ保持レーン18Lの一対のレーン部材51,52が両側に開くことにより、チップ保持レーン18Lに複数本づつ保持されている分注チップ群は、予めラック搬入機構19により搬入され且つ所定位置にセットされている空のチップ保持用ラック2の各チップ挿入孔Pに対して一斉に投入される。この動作が繰り返されることにより、分注チップ1は各チップ挿入孔Pに順次スピーディに投入されていく。その結果、チップ保持用ラック2に対して所定の態様で収納される。各チップ挿入孔Pが分注チップ1で満たされ、且つ所定数だけストックされたチップ保持用ラック2は、ラック搬出機構20により分注チップ整列収納装置外へ搬出される。
(実施形態における特徴点)
[1]実施形態に示された分注チップ整列収納装置は、
搬入された整列収納すべき複数の分注チップ1を複数の処理系列A,Bに振り分けるチップ振り分け器13と、
前記複数の処理系列A,B毎に設けられ、前記チップ振り分け器13によって振り分けられた前記分注チップ1を、それぞれ水平軸HAを中心として回転する撹拌バー(21,22,31,32…)によって撹拌し、各分注チップ1の姿勢を上記水平軸HAに略一致させて排出させるドラム機構14,15と、
これら各ドラム機構14,15からそれぞれ排出される複数の分注チップ1をチップ先端が下向きとなるように統一化するチップ方向統一機構16−1〜16−4と、
これらチップ方向統一機構16−1〜16−4により向きを統一化された分注チップ1を、共通の搬送レーン17Lにより所定位置まで順次搬送する搬送機構17と、
この搬送機構17により所定位置まで順次搬送された前記複数の分注チップ1を、チップ保持用ラック2に対して所定の態様で投入するチップ投入機構18と、
を備えたことを特徴とする。
上記分注チップ整列収納装置においては、外部から搬入された分注チップ1が、チップ振り分け器13によって複数の処理系列A,Bに振り分けられ、各ドラム機構14,15による撹拌動作により、その姿勢がドラム軸心と一致する方向に略統一化される。このように姿勢を統一化された分注チップ1はチップ方向統一機構16−1〜16−4によって、チップ先端部が下向きとなるようにその向きを統一化される。しかるのち共通の搬送レーン17Lを一列になって移動し所定位置まで順次搬送される。そして当該所定位置において、分注チップ1はチップ投入機構18によりチップ保持用ラック2のチップ挿入孔Pに対し投入され、所定の態様で収納される。
[2]実施形態に示された分注チップ整列収納装置は、前記[1]に記載の分注チップ整列収納装置であって、
前記複数の処理系列A,B毎に設けられたドラム機構14,15は、前記チップ振り分け器13の下方に併設されていることを特徴とする。
上記分注チップ整列収納装置においては、格別の搬送手段を設けなくても、チップ振り分け器13により振り分けられた分注チップ1が、自重によりドラム機構14,15の中に自然落下して投入される。
[3]実施形態に示された分注チップ整列収納装置は、前記[1]又は[2]に記載の分注チップ整列収納装置であって、
前記ドラム機構14,15の各々は、上方から供給された分注チップ1を撹拌し、各チップ1の姿勢を略水平方向に統一化したのち下方へ排出する如く設けられた複数のドラムA1,A2〜、B1,B2〜が、上流側から下流側に複数段連接されていることを特徴とする。
上記分注チップ整列収納装置においては、複数のドラムA1,A2〜、B1,B2〜が、上流側から下流側に複数段連接されていることから、仮に一段目(最上段)のドラムA1又はB1では全ての分注チップ1の向きが統一化されなかった場合でも、二段目以降のドラムA2〜又はB2〜において向きの統一化が達成される。
[4]実施形態に示された分注チップ整列収納装置は、前記[3]に記載の分注チップ整列収納装置であって、
前記ドラム機構の各々14,15は、自らの処理系列を流れる分注チップ1を、更に複数の処理系列に振り分ける振り分け機能を有するドラムを少なくとも一つ(A2,B2等)備えていることを特徴とする。
上記分注チップ整列収納装置においては、一つの処理系列を流れる分注チップ1が、途中で更に複数の処理系列に振り分けられるので、それ以降のドラムによる撹拌がより十分に行なわれる。したがってドラムA1,A2〜、B1,B2〜段数が比較的少なくても分注チップ1の向きを効率よく統一化できる。
[5]実施形態に示された分注チップ整列収納装置は、前記[1]に記載の分注チップ整列収納装置であって、
前記各チップ方向統一機構16−1〜16−4は、それぞれ前記各ドラムのチップ排出口の下方に傾斜して配置された樋状をなすチップ受け部材41と、
このチップ受け部材41の下方に配置され、帯状部材42aのセンターラインに沿って分注チップ1の頭部のみが通過不能な幅をもつ貫通溝42bを有するチップ方向統一レーン42とからなることを特徴とする。
上記分注チップ整列収納装置においては、チップ受け部材41を滑落してくる分注チップ1の頭部1aが上向きか下向きかの如何を問わず、チップ方向統一レーン42の作用により、分注チップの向きはチップ先端部1bが必ず下向きとなるように統一化される。
[6]実施形態に示された分注チップ整列収納装置は、前記[1]に記載の分注チップ整列収納装置であって、
前記チップ投入機構18は、前記搬送機構17で所定位置まで順次搬送されてきた、チップ先端部が下向き状態の各分注チップ1を、前記チップ保持用ラック2の各チップ挿入孔Pに対して投入するチップシュータであることを特徴とする。
上記分注チップ整列収納装置においては、チップ保持用ラック2の各チップ挿入孔Pに対し、各チップ1を極めて能率よく挿入することができる。
本装置を用いることによって、使い捨てタイプの分注チップを大量に使用する検体分注システムに対し、多数本の分注チップを整頓された状態で安定に供給することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る分注チップ整列収納装置の概略的構成を示す外観斜視図。 本発明の一実施形態に係る分注チップ整列収納装置のドラム機構の概略的構成を示す斜視図。 本発明の一実施形態に係るドラム機構の一部及びチップ方向統一機構の構成を示す斜視図。 本発明の一実施形態に係る分注チップ投入機構の構成を示す斜視図。 本発明の一実施形態に係る分注チップ整列収納装置の機能を示す機能ブロック図。
符号の説明
1…分注チップ、2…チップ保持用ラック、10…分注チップ整列収納装置本体、11…チップストッカー、12…チップコンベア、13…チップ振り分け器、14,15…ドラム機構、16(16−1〜16−4)…チップ方向統一機構、17…搬送機構、18…分注チップ投入機構(チップシュータ)、41…チップ受け部材、42…チップ方向統一レーン、50…駆動制御機構、51,52…レーン部材、53…貫通溝、54…ガイド部。

Claims (2)

  1. 搬入された整列収納すべき複数の分注チップを複数の処理系列に振り分けるチップ振り分け器と、
    前記チップ振り分け器の下方に前記複数の処理系列毎に設けられ、前記チップ振り分け器によって振り分けられた前記分注チップを、それぞれ水平軸を中心として回転する撹拌バーによって撹拌し、各分注チップの姿勢を上記水平軸に略一致させて排出させるドラム機構と、
    これら各ドラム機構からそれぞれ排出される複数の分注チップをチップ先端が下向きとなるように統一化するチップ方向統一機構と、
    これらチップ方向統一機構により向きを統一化された分注チップを、共通の搬送レーンにより所定位置まで順次搬送する搬送機構と、
    この搬送機構により所定位置まで順次搬送された前記複数の分注チップを、チップ保持用ラックに対して所定の態様で投入するチップ投入機構とを備え、
    前記ドラム機構の各々は、上方から供給された分注チップを撹拌し、各チップの姿勢を略水平方向に統一化したのち下方へ排出する如く設けられた複数のドラムが、上流側から下流側に複数段連接されていることを特徴とする分注チップ整列収納装置。
  2. 前記ドラム機構の各々は、自らの処理系列を流れる分注チップを、更に複数の処理系列に振り分ける振り分け機能を有するドラムを少なくとも一つ備えていることを特徴とする請求項に記載の分注チップ整列収納装置。
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