JP3786633B2 - パネルファスナー装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する分野】
本発明は二枚のパネルを全面的または局部的に重ね合わせた状態で相互に締着するために使用されるパネルファスナー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
米国再発行特許第30801号公報、米国特許第4207655号公報、特公昭60−37327号公報等に開示されている従来のパネルファスナー装置では、装置本体のパネルに対する取付位置が決められており、取付位置の調整余裕が存在していないため、重ね合わせる二枚のパネルの相対位置に当初から誤差が存在していたり、パネルの使用中にパネルの相対位置が設計位置よりずれて来た場合には、錠止突起を備えたプラグ軸と装置本体側のソケットとの芯が合わず、締着作業が不可能となる。
また、従来の多くのパネルファスナー装置では、装置本体をビスや溶接等によってパネルに固定しているため、装置本体の取付作業が煩雑であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
したがって本発明の課題は、パネルの相対位置のずれを的確に調整吸収して装置本体をパネルに取付でき、常に安定した締着作業を確実に実行できるとともに、ビス等を使用せずに装置本体を簡単にパネルに取付できるパネルファスナー装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
以下、添付図面中の参照符号を用いて説明すると、請求項1の発明のパネルファスナー装置は、重ね合わせた状態で二枚のパネル1,2を相互に締着するためのものであって、ホルダープレート5、ソケット11、圧縮コイルバネ19、ケース20、プラグ軸24、圧縮コイルバネ28及び錠止突起25を主要な構成部品としている。
【0005】
裏側のパネル1の所定部位に形成された角形開口3をパネル1の前面側から通過するホルダープレート5の主体部分6の相対向する一組の端部に、パネル1,2の板厚方向に長い一対の脚プレート部7,7を前面側に突出形成し、前記角形開口3に嵌め入れる各脚プレート部7の横幅寸法を角形開口3の横幅寸法よりも小さく設定し、各脚プレート部7の前端部にパネル1の前面側に当接する抜け止めプレート部8を前記主体部分6と平行に外向きに張出し形成し、脚プレート部7の前方部分にパネル1,2の板厚方向に長い側面スロット9を形成し、前記主体部分6に角形開口3の長さ方向に長い逃げ用開口10を形成する。
【0006】
ソケット11の主体部12の前端部側面に、ホルダープレート5の前記側面スロット9に挿入されてパネル1の背面側に当接する一対の張出しアーム部13,13を形成し、ホルダープレート5の前記逃げ用開口10より背面側に突出する前記主体部12の背面壁部14に、パネル1,2の板厚方向の軸孔15と該軸孔15に対して直径方向に交差する一対の割溝16,16とを形成し、前記主体部12の背面に前記割溝16,16とは位相をずらせて一対の錠止溝17,17を形成し、前記各割溝16と前記各錠止溝17の間を傾斜カム面18によって連絡させ、口径が前記逃げ用開口10の横幅寸法よりも大きい圧縮コイルバネ19を前記主体部12に嵌め合わせて、ソケット11をパネル1の背面に対して押圧する。
【0007】
表側のパネル2に形成した開口4にパネル2の前面側から嵌めこまれるケース20の前端部に、パネル2の前面に直接または間接的に突き当てられるフランジ部21を形成し、前記ケース20の背面壁部22にパネル1,2の板厚方向の軸孔23を形成し、該軸孔23を通ってソケット11の前記軸孔15に挿通されるプラグ軸24の先端部に、ソケット11の前記割溝16からソケット11の背面側に突出し、プラグ軸24の所定角度の回転によってソケット11の前記錠止溝17に係合する錠止突起ピン25を直径方向に突設し、前記プラグ軸24の前端頭部26に回転駆動部27を形成し、プラグ軸24に嵌め合わせて前記ケース20の背面壁部22とプラグ軸24の前端頭部26との間で圧縮した圧縮コイルバネ28によって、前記錠止突起25を前記錠止溝17に引き付け係合させる。
【0008】
請求項2の発明では、請求項1の発明の前記構成に加えて、ソケット11の主体部12の内周面に、プラグ軸24の挿入時に錠止突起25の外端部が摺接する一対の山形状カム面部29,29を、前記主体部12の前記割溝16に連絡するように形成する。
【0009】
請求項3の発明では、請求項1または請求項2の発明の前記構成に加えて、ホルダープレート5の前記抜け止めプレート部8の板厚よりも若干厚い板厚のクリップ30を表側パネル2の裏面側からケース20に密嵌めして裏側パネル1と表側パネル2の間に配置する。
【0010】
請求項4の発明では、請求項1ないし請求項3のいずれかの発明の前記構成に加えて、ホルダープレート5の前記主体部分6の相対向する別の一組の端部に、前記圧縮コイルバネ19の先端部外周が当接可能な堤プレート部31を前面側に突出形成する。
【0011】
【発明の作用】
本発明のパネルファスナー装置では、図7から図9に示したようにホルダープレート5とソケット11は予め組み立てられている。
この組立に当たって、ソケット11はホルダープレート5の主体部分6に対して傾斜させながら、一方の張出しアーム部13がホルダープレート5の一方の脚プレート部7の側面スロット9に先に差し込まれる。このとき、ソケット11の主体部12に嵌め合わせてある圧縮コイルバネ19は、斜めに押されながらホルダープレート5の主体部分6の逃げ用開口10を通過させられる。
【0012】
その後、ソケット11の主体部12と圧縮コイルバネ19を前記一方の脚プレート部7側に極限まで偏移させてから、他方の張出しアーム部13が他方の脚プレート部7の側面スロット9に差し込まれる。
裏側パネル1の角形開口3にホルダープレート5とソケット11の組立体を取り付けるには、当該組立体をパネル1の裏面側から角形開口3に接近させ、一対の脚プレート部7,7を内向きに撓曲変形させることによって、一対の抜け止めプレート部8,8を角形開口3よりパネル1の前面側へと通過させる。
【0013】
この過程においてソケット11は一対の張出しアーム部13,13がパネル1の背面に押されることによってホルダープレート5の主体部分6側に移動する。一対の抜け止めプレート部8,8が角形開口3を通過した後、一対の脚プレート部7,7の前記撓曲変形を解除すると、圧縮コイルバネ19の弾性反発力によって瞬時に各抜け止めプレート部8がパネル1の前面側に当接し、張出しアーム部13がパネル1の裏面側に当接することによって、図19に示したように前記組立体が裏側パネル1に取り付けられる。
【0014】
図2と図3に示したようにケース20とプラグ軸24も予め組み立てられており、プラグ24の抜脱は錠止突起25がケース20の背面壁部22に当たることによって阻止されている。
ケース20とプラグ軸24の組立体は、表側パネル2の取付用開口4に前面側から差し込まれる。図20と図21にに示したようにケース20を表側パネル2に常時装着して置きたい場合には、表側パネル2の裏面側からケース20にクリップ30が密嵌めされ、表側パネル2をケース20のフランジ部21と前記クリップ30の間に挟持する。
【0015】
重ね合わせた二枚のパネル1,2を相互に締着するには、図24に示したようにプラグ軸24をソケット11の主体部12内に挿入し、該主体部12の背面壁部14の軸孔15からプラグ軸24の先端部を突出させる。このとき、プラグ軸24の錠止突起25は、軸孔15に連続した一対の割溝16,16を通過させられる。
前端頭部26の回転駆動部27に所要の回転工具を係合させてプラグ軸24を所定方向に回転操作すると、図21と図24に示したように前記錠止突起25は割溝16に連続する傾斜カム面18に摺接した後、主体部12の錠止溝17に落ち込む。この過程において圧縮コイルバネ28が更に圧縮負荷されるため、錠止突起25が錠止溝17に引き付け係合され、パネル1,2の締着固定が成立する。
【0016】
何等かの原因によって二枚のパネル1,2の相対位置にずれが存在するために、ケース20の軸孔23とソケット11の軸孔15の芯が整合していないときには、図19,図24及び図25に示したようにホルダープレート5とソケット11より成る装置本体をパネル1の角形開口3の横幅方向に移動させること、あるいはソケット11をホルダープレート5の逃げ用開口10に沿って角形開口3の長さ方向に移動させること、あるいは前記横幅方向への移動と前記長さ方向への移動を複合させることによって、ソケット11の軸孔15の位置を一定範囲内において調整変更する。
このようにして、前記軸孔23と前記軸孔15の芯合わせをした後に、プラグ軸24の挿入と回転操作を実行し、プラグ軸24の錠止突起25をソケット11の錠止溝17に引き付け係合させる。
【0017】
図21は表側パネル2と裏側パネル1の合計の板厚が標準値であるときを示しているが、図22に示したように表側パネル2と裏側パネル1の合計板厚がこの標準値より大きいときには、ソケット11の主体部12はホルダープレート5の主体部分6の逃げ用開口10から大きく突出しする。図23に示したように表側パネル2と裏側パネル1の合計板厚が前記標準値より小さいときには、ソケット11の主体部12の逃げ用開口10からの突出量は小さくなる。
板厚の変化に追随してソケット11の張出しアーム部13は、脚プレート部7の前記側面スロット9をパネル1,2の板厚方向に前後動する。また,必要に応じて座金33が増減させられる。
【0018】
【発明の実施の形態】
図示の実施例では、ソケット11の主体部12は円筒状に形成されており、張出しアーム部13,13と90度の間隔を置いて張出しウィング部32,32が主体部12の前端部外面に突設されている。張出しウィング部32,32は、ホルダープレート5を角形開口3の横幅方向にどのように移動調整しても、その一部は必ずパネル1の背面側に圧接している。
プラグ軸24が挿入されるケース2は円筒状に形成され、フランジ部21は円環状に形成されている。フランジ部21と表側パネル2の間には、パッキングまたは座金33が挿入されている。
【0019】
錠止突起25はプラグ軸24の先端部の直径方向の貫通孔34に打ち込み固定されたピン体によって構成されている。
脚プレート部7の側面スロット9は、抜け止めプレート部8の根元部にまで延長して形成されている。そのため、ホルダープレート5とソケット11の組立に当たって、ソケット11の前記横移動の極限範囲が当該延長分9aだけ拡大されることになり、ホルダープレートとソケット11の組立作業が容易となる。また、張出しアーム部13の長さを当該延長分9aだけ長く設定することができるため、より安定かつ強固なパネルの締着を行うことができる。
【0020】
プラグ軸24の前端頭部26は円形に形成され、回転駆動部27は直径方向の溝によって構成されている。この回転駆動部27にドライバーの先端部を差し込むことによって、プラグ軸24は回転駆動される。表側パネル2の取付用開口4は円形に形成されている。
【0021】
【発明の効果】
以上のように請求項1の発明のパネルファスナー装置では、裏側パネル1の角形開口3にホルダープレート5の一対の脚プレート部7,7に嵌め入れ、各脚プレート部7の横幅寸法を角形開口3の横幅寸法よりも小さく設定し、各脚プレート部7の前端部に形成した抜け止めプレート部8をパネル1の前面側に当接させ、ソケット11の前端部側面に形成した一対の張出しアーム部13,13を前記脚プレート部7の側面スロット9から突出させて、圧縮コイルバネ19によってパネル1の背面側に圧接させ、ソケット11の主体部12の背面壁部14をホルダープレート5の逃げ用開口10より突出させたものであるから、プラグ軸24が挿入されるソケット11の軸孔15の位置は、ホルダープレート5とソケット11より成る装置本体をパネル1の角形開口3の横幅方向に移動させること、あるいはソケット11をホルダープレート5の逃げ用開口10に沿って角形開口3の長さ方向に移動させること、あるいは前記横幅方向への移動と前記長さ方向への移動を複合させることによって、一定範囲内において自由に調整変更することができる。そのため、二枚のパネル1,2の相対位置にずれがあっても最適位置に装置本体を配置することができ、プラグ軸24の錠止突起25とソケット11の錠止溝17との引き付け係合によるパネル1,2の締着固定を常に確実に成立させることができる。
【0022】
本発明のパネルファスナー装置では、前記のように装置本体はホルダープレート5とソケット11によって構成されているが、パネル1の角形開口3にホルダープレート5を前面側から嵌め入れて、一対の脚プレート部7,7の前端部に形成した抜け止めプレート部8、8をパネル1の前面側に当接させ、ソケット11の一対の張出しアーム部13,13を脚プレート部7,7の側面スロット9,9に挿入し、ソケット11の主体部12に嵌め合わせてホルダープレート5の主体部分6と張出しアーム部13の間で圧縮させた圧縮コイルバネ19によって、ソケット11の張出しアーム部13,13をパネル1の背面側に圧接させているため、装置本体のパネル1への取付作業はビス等を使用することなく、簡単かつ的確に行える。
【0023】
また、脚プレート部7の前記側面スロット9をパネル1,2の板厚方向に長いスロットに形成してあるため、パネル1,2の板厚の変動に対して一定範囲内において追随性があり、各種板厚のパネル1,2に適用することができる。
【0024】
請求項2の発明では、請求項1の発明の前記効果に加えて、ソケット11の主体部12の内周面には、プラグ軸24の挿入時に錠止突起25の外端部が摺接する一対の山形状カム面部29,29を前記主体部12の前記割溝16に連絡するように形成してあるため、プラグ軸24をどのような回転位置でケース20に挿入したとしても、錠止突起25が前記山形状カム面部29,29に案内されることによって、錠止突起25は確実に前記割溝16に誘導され、それと同時にプラグ軸24の先端部が前記ケース20の軸孔23に誘導されるので、プラグ軸24の挿入作業が方向性無しに簡単に行える。
【0025】
請求項3の発明では、請求項1または請求項2の発明の前記効果に加えて、ホルダープレート5の前記抜け止めプレート部8の板厚よりも若干厚い板厚のクリップ30を表側パネル2の裏面側から前記ケース20に密嵌めして裏側パネル1と表側パネル2の間に配置してあるため、表裏のパネル1,2を重ね合わせた後の段階においても、ホルダープレート5の調整移動を円滑に行うことができる。
【0026】
請求項4の発明では、請求項1ないし請求項3のいずれかの発明の前記効果に加えて、ホルダープレート5の前記主体部分6の相対向する別の一組の端部に、前記圧縮コイルバネ19の先端部外周が当接可能な堤プレート部31を前面側に突出形成してあるため、圧縮コイルバネ19がホルダープレート5からはみ出すことがなく、圧縮コイルバネ19の弾性反発力の全部を有効に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るパネルファスナー装置の工場出荷状態における正面図である。
【図2】 図1のパネルファスナー装置におけるケースとプラグ軸の組立状態の正面図である。
【図3】 図2のケースとプラグ軸の平面図である。
【図4】 図2のプラグ軸の分解状態の正面図である。
【図5】 図2のケースの平面図である。
【図6】 図2のケースの正面図である。
【図7】 図1のパネルファスナー装置の平面図であり、プラグ軸を抜取った状態を示している。
【図8】 図7のパネルファスナー装置の正面図である。
【図9】 図7のパネルファスナー装置の右側面図である。
【図10】 図1のパネルファスナー装置におけるソケットの平面図である。
【図11】 図10のソケットの正面図である。
【図12】 図10のソケットの右側面図である。
【図13】 図10のソケットの背面図である。
【図14】 図1のパネルファスナー装置におけるホルダープレートの平面図である。
【図15】 図14のA−A線断面図である。
【図16】 図14のホルダープレートの右側面図である。
【図17】 図1のパネルファスナー装置が使用される表側パネルの平面図である。
【図18】 図1のパネルファスナー装置が使用される裏側パネルの平面図である。
【図19】 図1のパネルファスナー装置を取り付けた裏側パネルの平面図である。
【図20】 図1のパネルファスナー装置を取り付けた表側パネルの平面図である。
【図21】 図1のパネルファスナー装置によって二枚のパネルを締着した状態の正面図であり、パネルの合計板厚は標準のものとなっている。
【図22】 図1のパネルファスナー装置によって二枚のパネルを締着した状態の正面図であり、パネルの合計板厚は最も厚いものとなっている。
【図23】 図1のパネルファスナー装置によって二枚のパネルを締着した状態の正面図であり、パネルの合計板厚は最も薄いものとなっている。
【図24】 図19のB−B線に沿った断面図であり、プラグ軸はソケットに挿入され、二枚のパネルは相互に締着されている。
【図25】 図24のC−C線断面図である。
【符号の説明】
1 裏側のパネル
2 表側のパネル
3 角形開口
4 開口
5 ホルダープレート
6 主体部分
7 脚プレート部
8 抜け止めプレート部
9 側面スロット
10 逃げ用開口
11 ソケット
12 ソケットの主体部
13 張り出しアーム部
14 主体部の背面壁部
15 ソケットの軸孔
16 割溝
17 錠止溝
18 傾斜カム面
19 圧縮コイルバネ
20 ケース
21 フランジ部
22 ケースの背面壁部
23 ケースの軸孔
24 プラグ軸
25 錠止突起
26 前端頭部
27 回転駆動部
28 圧縮コイルバネ

Claims (4)

  1. 重ね合わせた状態で二枚のパネル1,2を相互に締着するためのパネルファスナー装置であって、ホルダープレート5、ソケット11、圧縮コイルバネ19、ケース20、プラグ軸24、圧縮コイルバネ28及び錠止突起25を主要な構成部品としており、
    裏側のパネル1の所定部位に形成された角形開口3をパネル1の前面側から通過するホルダープレート5の主体部分6の相対向する一組の端部に、パネル1,2の板厚方向に長い一対の脚プレート部7,7を前面側に突出形成し、前記角形開口3に嵌め入れる各脚プレート部7の横幅寸法を角形開口3の横幅寸法よりも小さく設定し、各脚プレート部7の前端部にパネル1の前面側に当接する抜け止めプレート部8を前記主体部分6と平行に外向きに張出し形成し、脚プレート部7の前方部分にパネル1,2の板厚方向に長い側面スロット9を形成し、前記主体部分6に角形開口3の長さ方向に長い逃げ用開口10を形成し、
    ソケット11の主体部12の前端部側面に、ホルダープレート5の前記側面スロット9に挿入されてパネル1の背面側に当接する一対の張出しアーム部13,13を形成し、ホルダープレート5の前記逃げ用開口10より背面側に突出する前記主体部12の背面壁部14に、パネル1,2の板厚方向の軸孔15と該軸孔15に対して直径方向に交差する一対の割溝16,16とを形成し、前記主体部12の背面に前記割溝16,16とは位相をずらせて一対の錠止溝17,17を形成し、前記各割溝16と前記各錠止溝17の間を傾斜カム面18によって連絡させ、口径が前記逃げ用開口10の横幅寸法よりも大きい圧縮コイルバネ19を前記主体部12に嵌め合わせて、ソケット11をパネル1の背面に対して押圧させ、
    表側のパネル2に形成した取付用開口4にパネル2の前面側から嵌めこまれるケース20の前端部に、パネル2の前面に直接または間接的に突き当てられるフランジ部21を形成し、ケース20の背面壁部22にパネル1,2の板厚方向の軸孔23を形成し、該軸孔23を通ってソケット11の前記軸孔15に挿通されるプラグ軸24の先端部に、ソケット11の前記割溝16からソケット11の背面側に突出し、プラグ軸24の所定角度の回転によってソケット11の前記錠止溝17に係合する錠止突起25を直径方向に突設し、前記プラグ軸24の前端頭部26に回転駆動部27を形成し、プラグ軸24に嵌め合わせてケース20の背面壁部22とプラグ軸24の前端頭部26との間で圧縮した圧縮コイルバネ28によって、前記錠止突起25を前記錠止溝17に引き付け係合させるようにしたパネルファスナー装置。
  2. ソケット11の主体部12の内周面に、プラグ軸24の挿入時に錠止突起25の外端部が摺接する一対の山形状カム面部29,29を、前記主体部12の前記割溝16に連絡するように形成したことを特徴とする請求項1に記載のパネルファスナー装置。
  3. ホルダープレート5の前記抜け止めプレート部8の板厚よりも若干厚い板厚のクリップ30を表側パネル2の裏面側からケース20に密嵌めして、裏側パネル1と表側パネル2の間に配置したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のパネルファスナー装置。
  4. ホルダープレート5の前記主体部分6の相対向する別の一組の端部に、前記圧縮コイルバネ19の先端部外周が当接可能な堤プレート部31を前面側に突出形成したことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のパネルファスナー装置
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