JP3786362B2 - 映像表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、文字を画面に表示する映像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
文字放送等で使用される映像表示装置では、映像データと共に入力された文字データをアウトラインフォントを用いて映像表示装置に内蔵された演算部及び描画用LSIで文字表示用データを生成して画面に表示している。
【0003】
アウトラインフォントは、字の輪郭(アウトライン)を表す線を、頂点の座標のデータと直線、曲線を表す関数データ(アウトラインデータ)でひとつの文字を構成している。それを描画し、更に文字飾りを施して文字表示用データを生成し、映像データと合成して画面に表示する。
【0004】
フォントの表示プロセスを以下に説明する。図4に示すように、文字データが入力される(S1)と、文字データに基づいて演算部(CPU)が文字データに対応するアウトラインデータが保存されているアウトラインデータROM上の記憶番地を解析し(S2)、該アウトラインデータROMからアウトラインデータを読み出し(S3)、アウトラインデータが圧縮データであれば伸長し、文字を構成する描画パラメタを計算し(S4)、RAMに記憶する。
【0005】
RAMに記憶されたデータから描画用のLSIがCPUの制御のもとに文字を描画し(S5)、文字の縁取りなどの加工をして(S6)、文字表示用データを生成する(S7)。生成した文字表示用データは表示部に送られ画面に文字が表示される(S8)。
【0006】
このうち、S1〜S4の計算処理は浮動小数点を利用するものもあり、CPUの使用率が高いところであるが、S5〜S7の描画・加工処理は描画LSIを利用しているため、CPUの使用率が低いことが多い。
S1〜S4においてデータの読み出し、データの伸長若しくはRAMへの書き込み、または文字の描画・加工若しくは文字表示用データの生成を、それぞれ並行処理する特殊な回路を組み込んで高速化を図る方法もあった(例えば、特許文献1)。
【0007】
【特許文献1】
特開平6−27922号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の方法ではS1〜S4の処理の結果を用いてS5〜S8の処理を行うため、1つの文字に対する処理時間が長いという問題があった。
またS5〜S8では実際の作業は描画LSIで実行し、CPUの使用率が低いのにもかかわらず、他のプログラムがCPUを使用することができなくなっていた。そのため、フォント表示プロセス中に音声の切り換え等、他のプログラムをCPUへ発しても、CPUが反応しないという問題があった。
【0009】
特許文献1の回路でも、フォントの表示速度が上がることは期待できるものの、文字の加工若しくは文字表示用データの生成を行っている間は、データの読み出し、データの伸長若しくはRAMへの書き込みを行うことができなかった。またフォントの表示プロセス中は他のプログラムがCPUを使用できないままであった。さらに特許文献1のような特殊な回路は非常に高価であり映像表示装置に組み込むと装置の値段が高価になってしまうという問題があった。
【0010】
本発明の課題は、フォントを表示する速度が高く、またフォント表示中でも他の処理を受け入れることができる映像表示装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明の請求項1記載の発明は、文字データに対応するアウトラインデータを記憶するアウトラインデータ記憶部と、前記アウトラインデータ記憶部から前記アウトラインデータを読み込んで描画パラメタを計算する演算部と、前記演算部が計算した描画パラメタを一時記憶する描画パラメタ記憶部と、前記描画パラメタ記憶部から前記描画パラメタを読み込み文字を描画し、描画された文字の形状加工をして文字表示用データを生成する描画部と、前記文字表示用データをもとに文字を表示する表示部とを有する映像表示装置において、前記演算部は文字データ列の各文字データに対して、対応するアウトラインデータをアウトラインデータ記憶部から読み出す読出処理、前記読出処理で読み出されたアウトラインデータから前記描画パラメタを計算する計算処理、前記計算処理で計算された描画パラメタから前記描画部を制御して文字を描画し、描画された文字の形状加工をして前記文字表示用データを生成する生成処理からなる一連の処理を文字ごとに別スレッドで並列に実行可能とし、前記演算部が前記描画部を制御して生成処理をするときに次の文字データに対する読出処理及び計算処理を別スレッドで並列に実行することを特徴とする。
【0012】
ここで、文字の形状加工とは、例えば文字を斜体、太字、影付、中抜き、浮き出し、浮き彫り等で表示するためのデータにすることである。
【0013】
請求項1記載の映像表示装置によれば、前記演算部は文字データ列の各文字データに対して、対応するアウトラインデータをアウトラインデータ記憶部から読み出す読出処理、前記読出処理で読み出されたアウトラインデータから前記描画パラメタを計算する計算処理、前記計算処理で計算された描画パラメタから前記描画部を制御して文字を描画し、描画された文字の形状加工をし、前記文字表示用データを生成する生成処理からなる一連の処理を文字ごとに別スレッドで並列に実行することができ、前記演算部が前記描画部を制御して生成処理をするときに次の文字データに対する読出処理及び計算処理を別スレッドで並列に実行することができるので、生成処理をするときのCPUの使用率を高くしてフォントの表示速度を上げることができる。また、生成処理中に他の命令を受けたときには、別スレッドで他の命令を実行しながら文字の表示処理を行うことができ、連続して文字表示用データを生成しつつも応答性のよい映像表示装置とすることができる。
【0014】
請求項2記載の発明は、文字データに対応するアウトラインデータを記憶するアウトラインデータ記憶部と、前記アウトラインデータ記憶部から前記アウトラインデータを読み込んで描画パラメタを計算する演算部と、前記演算部が計算した描画パラメタを一時記憶する描画パラメタ記憶部と、前記描画パラメタ記憶部から前記描画パラメタを読み込み文字表示用データを生成する描画部と、前記文字表示用データをもとに文字を表示する表示部とを有する映像表示装置において、前記演算部は文字データ列の各文字データに対して、対応するアウトラインデータをアウトラインデータ記憶部から読み出す読出処理、前記読出処理で読み出されたアウトラインデータから前記描画パラメタを計算する計算処理、前記計算処理で計算された描画パラメタから前記描画部を制御して前記文字表示用データを生成する生成処理からなる一連の処理を文字ごとに別スレッドで並列に実行可能とし、前記演算部が前記描画部を制御して生成処理をするときに次の文字データに対する読出処理及び計算処理を別スレッドで並列に実行することを特徴とする。
【0015】
請求項2記載の映像表示装置によれば、前記演算部は文字データ列の各文字データに対して、対応するアウトラインデータをアウトラインデータ記憶部から読み出す読出処理、前記読出処理で読み出されたアウトラインデータから前記描画パラメタを計算する計算処理、前記計算処理で計算された描画パラメタから前記描画部を制御して前記文字表示用データを生成する生成処理からなる一連の処理を文字ごとに別スレッドで並列に実行可能であり、前記演算部が前記描画部を制御して生成処理をするときに次の文字データに対する読出処理及び計算処理を別スレッドで並列に実行することができるので、生成処理をするときのCPUの使用率を高くしてフォントの表示速度を上げることができる。また、文字表示用データを生成中に他の命令を受けたときには、別スレッドで他の命令を実行しながら文字の表示処理を行うことができ、連続して文字表示用データを生成しつつも応答性のよい映像表示装置とすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の映像表示装置の実施の形態例を示す。図1は、本発明を適用した一実施の形態によるテレビ受信装置1の機能的構成を示す概略ブロック図である。図1に示すように、テレビ受信装置1は、テレビアンテナ11と、チューナ12と、復調部及びFEC部13と、デスクランブラ14と、デマルチプレクサ15と、メモリ16と、番組情報復調部17、OSD処理部18と、HDD19と、デコーダ20と、フレームメモリ21と、信号変換回路22と、CPU23と、操作部24等を備えて構成される。
【0017】
テレビアンテナ11は、受信手段であり、デジタル放送の送信局(図示省略)から送信される放送信号を受信する。
チューナ12は、テレビアンテナ11により受信された放送信号の中から特定のチャンネルの放送信号を選択し、復調及びFEC部13に出力する。
【0018】
復調部及びFEC(Forward Error Correction)部13は、チューナ12から入力された放送信号を復調してデジタル放送信号に変換してデータ列(トランスポートストリ−ム、TS)を復元した後、誤り訂正処理を施してデマルチプレクサ15に出力する。
【0019】
デスクランブラ14は、復調及びFEC部13により復調されてデマルチプレクサ15から入力されたTSが視聴契約を要する有料チャンネルのTSであり、TSに不正視聴防止用のスクランブル信号が付加されている場合に、CPU23によりメモリ16内の視聴契約情報が参照されて視聴契約が結ばれていると判断されれば、TSに付加されたスクランブル信号を解除し、復号化したTSをデマルチプレクサ15に出力する。
【0020】
デマルチプレクサ15は、デスクランブラ14から入力される復号化されたTSに含まれる各TSパケットから種々のデータを分離抽出する。デマルチプレクサ15は、処理するTSパケットが音声信号及び映像信号からなる音声映像信号と番組情報とが多重化された信号である場合には、TSパケットから音声映像信号と番組情報とを抽出し、音声映像信号からデジタル映像信号とデジタル音声信号とを分離抽出する。次いで、抽出した番組情報を番組情報復調部17に出力し、デジタル映像信号とデジタル音声信号とをデコーダ20に出力する。一方、デスクランブラ14から入力されるTSがSDTTのデータである場合には、デマルチプレクサ15はこのTSをメモリ16に出力して記憶させる。
【0021】
デスクランブラ14により復号化されてデマルチプレクサ15に入力されるTSが制御プログラム用のデータである場合については、以下に図を参照して説明する。
HDD(Hard Disk Drive)19は、第2の記憶手段であり、デマルチプレクサ15から入力されるセクションのデータを記憶し、CPU23からの指示に従ってセクションのデータをCPU23に出力する。
【0022】
デコーダ20は、デマルチプレクサ15からデジタル音声信号が入力されると、この圧縮されたデジタル音声信号をアナログ音声信号にデコードして、スピーカ2に出力する。また、デジタル映像信号が入力されると、この圧縮されたデジタル映像信号を展開してRGB信号にデコードして、フレームメモリ21に出力する。
【0023】
フレームメモリ21は、デコーダ20から入力されるRGB信号を1フレーム分格納して、信号変換回路22に出力する。
信号変換回路22は、フレームメモリ21から入力されるRGB信号を、ビデオ信号にダウンコンバートしてモニタ3に出力する。また、信号変換回路22は、OSD処理部22から入力される番組案内表データをビデオ信号にダウンコンバートしてモニタ3に出力する。
【0024】
番組情報復調部17は、デマルチプレクサ15から入力される番組情報を復調して、メモリ16に出力する。
メモリ16は、第1の記憶手段であり、不揮発性の半導体メモリにより構成される。メモリ16には、システムプログラム、当該システムに対応する各種処理プログラム及び各種処理プログラムで処理されたデータ等が記憶されている。上記各種プログラムは、コンピュータが読み取り可能な形態で格納され、CPU23は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
【0025】
OSD(On Screen Display)処理部18は、番組情報復調部17から入力される復調された番組情報をもとに、モニタ3に表示させる番組案内表データを作成して信号変換回路22に出力する。
【0026】
CPU(Central Processing Unit)23は、メモリ16に記憶されているシステムプログラムや制御プログラムに従って、テレビ受信装置1の各部を集中制御する。また、CPU23は、操作入力部24から入力される指示データに基づく処理を実行するとともに、各種処理の処理結果をメモリ16内の所定の保存先に保存させる。更に、CPU23は、メモリ16に格納された文字表示用データ生成プログラムを利用して操作入力部24やデマルチプレクサ15からOSD処理部18に入力される文字データ列の各文字データに対して、対応するアウトラインデータをアウトラインデータ記憶部から読み出す読出処理、読出処理で読み出されたアウトラインデータから描画パラメタを計算する計算処理、計算処理で計算された描画パラメタから前記描画部を制御して文字を描画し、描画された文字の形状加工をし、前記文字表示用データを生成する生成処理からなる一連の処理を実行する。
【0027】
ここで、文字の形状加工とは、例えば文字を斜体、太字、影付、中抜き、浮き出し、浮き彫り等で表示するためのデータにすることである。
【0028】
操作部24は、操作パネルやリモコン(図示省略)等の入力素子を備えている。ユーザがこれらの入力素子を用いてカーソル操作、アイコン指定、数字入力といった操作を行うことによって、番組の再生、停止、録画、予約等の各種処理の実行を指示する指示データが入力され、操作部24は、入力された指示データをCPU23に出力する。
【0029】
次に、本実施の形態例のテレビ受信装置1内のOSD処理部18によるCPU23制御下での文字表示用データ生成を図2を用いて説明する。図2に示すように、OSD処理部18は文字データ入力部41、アウトラインデータROM42、描画パラメタ記憶RAM43、描画LSI44等を備えて構成される。
【0030】
文字データ入力部41にはデマルチプレクサ15からの文字データが入力される。文字データはメモリ16に記憶される。
アウトラインデータROM42には文字データに対応するアウトラインデータが所定の番地に記憶されている。
【0031】
CPU23(演算部)は、メモリ16に記憶されている文字データに基づき、対応するアウトラインデータが記憶されているアウトラインデータROM42上の記憶番地を解析し、アウトラインデータを読み出し、圧縮データであれば伸長してメモリ16に記憶する。メモリ16から読み出したアウトラインデータを描画パラメタに変換し、該描画パラメタを描画パラメタ記憶RAM43に記憶する。
【0032】
描画LSI44は、CPU23の制御のもと、描画パラメタ記憶RAM43に記憶された描画パラメタから文字を描画し、縁取り等の加工をして文字表示用データを生成し、信号変換回路22へ出力する。信号変換回路22は、フレームメモリ21から入力されるRGB信号と文字表示用データとをビデオ信号にダウンコンバートしてモニタ3(表示部)に出力する。
ここで、CPU23は描画LSI44を制御する時はその使用率が低くなっている。
【0033】
次に、本実施例の映像表示装置で文字を表示する課程について説明する。図4に示すように、文字データが入力される(S1)と、CPU23は文字データに対応したアウトラインデータが保存されているアウトラインデータROM42上の記憶番地を解析し(S2)、アウトラインデータROM42からアウトラインデータを読み出し(S3)てメモリ16に記憶する。アウトラインデータが圧縮データであれば伸長し、文字を構成する描画パラメタを計算し(S4)、描画パラメタ記憶RAM43に記憶する。
【0034】
描画パラメタ記憶RAM43に記憶されたデータから描画LSI44が文字を描画し(S5)、文字の縁取りなどの加工をして(S6)、文字表示用データを生成する(S7)。生成した文字表示用データは信号変換回路22に送られモニタ3に文字が表示される(S8)。
【0035】
本実施例の映像表示装置では、上記の手順の実行を行うプログラムを、文字ごとのプログラム流(スレッド)に分割して実行する。すなわち、図3に示すように、演算部は、まず最初の文字1の読出・計算処理が終了すると、文字1の描画・加工処理を開始する。ここで、描画・加工処理ではCPUの使用率が低下するので、次の文字2の読出・計算処理を開始することができる。同様に、文字2の描画・加工処理を開始したときには、同時に文字3の読出・計算処理を開始することができる。
【0036】
ここで、文字3の読出・計算処理が終了したときに他の命令を受けた時には、文字3の描画・加工処理を開始するとともに、他の命令を処理することができる。他の命令としては、例えば操作部24による番組の再生、停止、録画、予約等の各種処理の実行を指示する指示データや、音声の切り換え操作等の命令が挙げられる。他の命令を処理した後には、CPUの使用率が低下するので、次の文字4の読出・計算処理を開始することができる。
【0037】
このように本実施例によれば、読出・計算処理と描画・加工処理とからなる一連の処理を文字ごとに別スレッドで並列に実行することができるので、CPUの使用率を高くして文字表示速度を高くすることができる。
【0038】
また、文字を表示処理中で他の命令を受けたときには、他の命令を実行してから文字の表示処理を行うことができ、連続して文字表示用データを生成しながらも応答性のよい映像表示装置とすることができる。
【0039】
【発明の効果】
本発明の映像表示装置によれば、前記演算部は文字データ列の各文字データに対して、対応するアウトラインデータをアウトラインデータ記憶部から読み出す読出処理、前記読出処理で読み出されたアウトラインデータから前記描画パラメタを計算する計算処理、前記計算処理で計算された描画パラメタから前記描画部を制御して文字を描画し、描画された文字の形状加工をして前記文字表示用データを生成する生成処理からなる一連の処理を文字ごとに別スレッドで並列に実行可能とであり、前記演算部が前記描画部を制御して生成処理をするときに次の文字データに対する読出処理及び計算処理を別スレッドで並列に実行することができるので、生成処理をするときのCPUの使用率を高くしてフォントの表示速度を上げることができる。また、文字表示用データを生成中に他の命令を受けたときには、別スレッドで他の命令を実行しながら文字の表示処理を行うことができ、連続して文字表示用データを生成しつつも応答性のよい映像表示装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例のテレビ受信装置1の構成を表すブロック図である。
【図2】図1のOSD処理部を表すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態例における処理の進行例である。
【図4】アウトラインフォントを用いた文字の表示法のフローチャート例である。
【符号の説明】
1 テレビ受信装置
11 テレビアンテナ
12 チューナ
13 復調部及びFEC部
14 デスクランブラ
15 デマルチプレクサ
16 メモリ
17 番組情報復調部
18 OSD処理部
19 HDD
20 デコーダ
21 フレームメモリ
22 信号変換回路
23 CPU
24 操作部
30 スピーカ
31 モニタ
41 文字データ入力部
42 アウトラインデータROM
43 描画パラメタ記憶RAM
44 描画LSI
Claims (2)
- 文字データに対応するアウトラインデータを記憶するアウトラインデータ記憶部と、前記アウトラインデータ記憶部から前記アウトラインデータを読み込んで描画パラメタを計算する演算部と、前記演算部が計算した描画パラメタを一時記憶する描画パラメタ記憶部と、前記描画パラメタ記憶部から前記描画パラメタを読み込み文字を描画し、描画された文字の形状加工をして文字表示用データを生成する描画部と、前記文字表示用データをもとに文字を表示する表示部とを有する映像表示装置において、
前記演算部は文字データ列の各文字データに対して、対応するアウトラインデータをアウトラインデータ記憶部から読み出す読出処理、前記読出処理で読み出されたアウトラインデータから前記描画パラメタを計算する計算処理、前記計算処理で計算された描画パラメタから前記描画部を制御して文字を描画し、描画された文字の形状加工をして前記文字表示用データを生成する生成処理からなる一連の処理を文字ごとに別スレッドで並列に実行可能とし、
前記演算部が前記描画部を制御して生成処理をするときに次の文字データに対する読出処理及び計算処理を別スレッドで並列に実行することを特徴とする映像表示装置。 - 文字データに対応するアウトラインデータを記憶するアウトラインデータ記憶部と、前記アウトラインデータ記憶部から前記アウトラインデータを読み込んで描画パラメタを計算する演算部と、前記演算部が計算した描画パラメタを一時記憶する描画パラメタ記憶部と、前記描画パラメタ記憶部から前記描画パラメタを読み込み文字表示用データを生成する描画部と、前記文字表示用データをもとに文字を表示する表示部とを有する映像表示装置において、
前記演算部は文字データ列の各文字データに対して、対応するアウトラインデータをアウトラインデータ記憶部から読み出す読出処理、前記読出処理で読み出されたアウトラインデータから前記描画パラメタを計算する計算処理、前記計算処理で計算された描画パラメタから前記描画部を制御して前記文字表示用データを生成する生成処理からなる一連の文字表示処理を文字ごとに別スレッドで並列に実行可能とし、
前記演算部が前記描画部を制御して生成処理をするときに次の文字データに対する読出処理及び計算処理を別スレッドで並列に実行することを特徴とする映像表示装置。
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