JP3785174B2 - 窓ガラス結露水滴の排水用パネル部材 - Google Patents

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Description

本発明は、窓ガラスの内側(内気側)に取り付けられて、窓ガラスの結露した水滴を一箇所に集めて外部に排水するためのパネル部材に関するものである。
従来、窓ガラスの結露を防止する手段としては、例えば特開平6−210804号公報に記載のものが知られている(特許文献1参照)。
この特開平6−210804号公報に記載の手段は、ガラス繊維や不織布等の基材に吸水性ポリマーを重合固着させて構成の結露防止シートを窓ガラスに取り付け、吸水性ポリマーにより水や水蒸気を吸収するようにしたものである。
ところで、この結露防止シートは、これを窓ガラスに取り付けた場合には、窓ガラスが遮蔽状態となって室内を暗くして雰囲気を損ない、外観体裁上において好ましいものではない。
また、結露防止シートにおける吸水性ポリマーの吸水能力には限界があり、この限界を超えた水量の場合には、吸水性ポリマーの脱落が起こる。
特開平6−210804号公報
本発明が解決しようとする問題点は、窓ガラスに取り付けた場合において、窓ガラスを遮蔽して窓ガラスの本来的機能を損なう点であり、また、吸水性ポリマーの吸水量には限界があって、多量の結露水滴を吸水できないという点である。
したがって、本発明の目的は、窓ガラスに取り付けた場合において、窓ガラスと一体感を有して違和感がなく、また、結露水滴が多量であっても全量を排水することができて、何ら問題のない窓ガラス結露水滴の排水用パネル部材を提供することにある。
この目的のため、本発明の請求項1に記載の窓ガラス結露水滴の排水用パネル部材は、窓ガラス100の内側(内気側)に両面粘着テープ14を介して取り付けられる窓ガラス結露水滴の排水用パネル部材であって、透明性に優れたポリカーボネイト等の硬質合成樹脂材からなり、かつその横幅は前記窓ガラス100の横幅と略同等であり、その縦方向の長さは前記窓ガラス100の縦方向よりも短い板状パネル体と、該板状パネル体2に連結された排水管13を含み、前記板状パネル体は、相対向するパネル面部3、4と両側面部5、6、底面部の三辺部は閉塞されて、上端の一辺部のみが開口され、かつ前記窓ガラス100との粘着側のパネル面4の開口側の各上端内側縁には面取り部7が形成されて、開口側上端が肉薄状に形成さるとともに、底面部8の内側には排水側に向けやや下り傾斜させて傾斜面流路が形成され、前記相対向するパネル面部3、4間の縦方向には、適宜の間隔で、かつ前記傾斜面流路のやや上方までの縦方向仕切り部10を介して結露水滴が落下する中空部11が形成され、更に排水側における側面部6の下部には排水孔12が明けられ、この排水孔12前記排水管13が連結され、前記窓ガラス100の結露水滴が前記開口側の面取り部7に沿って前記各中空部11内に落下して傾斜面流路を流れ、かつ前記排水管13を通して外部に排水される構成を特徴とするものである。
本発明に係る窓ガラス結露水滴の排水用パネル部材によれば、全体が透明性に優れたポリカーボネイト等の硬質合成樹脂材から成る中空状の板状パネル体2であるから、従来のような室内を暗くして雰囲気を損なうということはなくなって違和感がないものである。
また、従来のような吸水性ポリマーを使用する必要がないから、結露水滴量が多くても完全に排水することができ、桟の汚れやカビの発生等を防いで室内等の環境向上に寄与し得る。
また、板状パネル体2における窓ガラス100との粘着側のパネル面部4の開口側の各上端内側縁には面取り部7が形成されて、開口側上端は肉薄状に形成されているから、結露水滴は薄い上端から面取り部7に沿って各中空部11内に良好に落下し、傾斜面流路9を流れて排水管13より外部に排水される。
以下に図面を参照して、本願に係る発明を実施するための最良の形態についてその作用と共に説明する。
図1は、本発明に係る窓ガラス結露水滴の排水用パネル部材の一例を示す一部省略の正面図、図2は、一部省略の拡大断面図、図3は、図1の3−3線に沿った部分拡大断面図である。
図1に示されているように、本窓ガラス結露水滴の排水用パネル部材1は、窓ガラス100の内側(内気側)に、例えば両面粘着テープ14を介して取り付けられて、結露水滴を中空板状のパネル体の内部に滴下させ、かつ排水管を通して外部に排水させるものである。
パネル体2は、透明性・耐候性等に優れたポリカーボネイト等の硬質合成樹脂材から成る板状体であって、その大きさは取り付けられる窓ガラス100と略同等の横幅を有し、縦方向の長さは、窓ガラス100の下部に取り付けられるため、窓ガラス100の縦方向長さよりも短くなっている。
パネル体2は、その相対向するパネル面部3、4と両側面部5、6、底面部8の三辺部は閉塞されて、上端の一辺部のみが開口され、
かつ窓ガラス100との粘着側のパネル面4の開口側の上端内側縁には面取り部7が形成されて開口上端は肉薄状に形成され、結露水滴が薄い上端から面取り部7に沿って良好に落下するようになっている。
底面部8の内側には排水側に向けやや下り傾斜させて傾斜面流路9が形成されるとともに、相対向するパネル面部3、4間の縦方向には、適宜の間隔で、かつ傾斜面流路9のやや上方までの縦方向仕切り部10を介して結露水滴が落下する中空部11が形成され、更に排水側における側面部6の下部には排水孔12が明けられ、この排水孔12に細いビニール製排水管13が連結されている。
なお、パネル体2は、図示の実施例においては横長四角形に形成されているが、これに限定されずに開口側の上端辺を、例えば波形等の曲線状に形成しても良く、また、パネル体2の正面パネル面部3の全面、または一部分に意匠や着色を施しても良い。
このように構成されたパネル部材1は、窓ガラス100の内側(内気側)の下部位置に、略横幅いっぱいに両面粘着テープ14を介して取り付けされる。
この取り付け状態において、窓ガラス100の内側(内気側)に生じた結露水滴は、図1及び図2に示されているように、肉厚の薄い上端開口部から面取り部7に沿って各中空部11内に落下し、傾斜面流路9を流れて排水孔12から排水管13を通って直接外部に、または室内に用意された別の容器等に排水される。
本発明に係る窓ガラス結露水滴の排水用パネル部材の一例を示す一部省略の正面図である。 一部省略の拡大断面図である。 図1の3−3線に沿った部分拡大断面図である。
符号の説明
本排水用パネル部材
パネル体
3、4 パネル面部
5、6 両側面部
面取り部
底面部
傾斜面流路
10 縦方向仕切り部
11 中空部
12 排水孔
13 排水管
14 両面粘着テープ
100 窓ガラス

Claims (1)

  1. 窓ガラス(100)の内側(内気側)に両面粘着テープ(14)を介して取り付けられる窓ガラス結露水滴の排水用パネル部材であって、透明性に優れたポリカーボネイト等の硬質合成樹脂材からなり、かつその横幅は前記窓ガラス(100)の横幅と略同等であり、その縦方向の長さは前記窓ガラス(100)の縦方向よりも短い板状パネル体(2)と、該板状パネル体(2)に連結された排水管(13)を含み、
    前記板状パネル体(2)は、相対向するパネル面部(3)、(4)と両側面部(5)、(6)、底面部(8)の三辺部は閉塞されて、上端の一辺部のみが開口され、かつ前記窓ガラス(100)との粘着側のパネル面(4)の開口側の各上端内側縁には面取り部(7)が形成されて、開口側上端が肉薄状に形成されるとともに、底面部(8)の内側には排水側に向けやや下り傾斜させて傾斜面流路(9)が形成され、前記相対向するパネル面部(3)、(4)間の縦方向には、適宜の間隔で、かつ前記傾斜面流路(9)のやや上方までの縦方向仕切り部(10)を介して結露水滴が落下する中空部(11)が形成され、更に排水側における側面部(6)の下部には排水孔(12)が明けられ、この排水孔(12)前記排水管(13)が連結され、前記窓ガラス(100)の結露水滴が前記開口側の面取り部(7)に沿って前記各中空部(11)内に落下して傾斜面流路(9)を流れ、かつ前記排水管(13)を通して外部に排水される構成を特徴とする窓ガラス結露水滴の排水用パネル部材。
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