JP3785130B2 - カメラユニット及びカメラユニット制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、静電アクチュエータを駆動源としたカメラユニット及びカメラユニット制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
静電アクチュエータは、可動子と、この可動子の移動空間が所定方向に設けられた略直方体状に形成された固定子とから構成されている。なお、固定子と可動子とのギャップは数ミクロン程度に設定されている。可動子には、固定子の内壁と対向する一対の面に凸状ストライプ電極からなる電極面が形成されており、固定子には、可動子の電極面と対向する位置に電極が形成された電極基板が装着されている。このような構成をした静電アクチュエータにおいては、固定子の電極に所定の順序で電圧を供給することで、可動子を静電気力で駆動するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した静電アクチュエータを用いたレンズユニットであると次のような問題があった。すなわち、静電アクチュエータはその動作原理上、電極基板へ駆動波形を出していない場合に可動子を保持することができない。このため、非駆動時・非制御時における可動子の位置、すなわちレンズの位置を検出することが不可能である。
【0004】
したがって、可動子の位置を検出するために他の手段、例えば位置センサ等を付加する必要があり、コストが高くなるという問題があった。なお、アクチュエータとして位置エンコーダを兼ねたステッピングモータを用い、各レンズ位置の絶対位置化を行うものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
そこで本発明は、非駆動時・非制御時からオートフォーカスやズーム動作等の制御を行う場合において、特別な装置を用いることなく可動子の位置を検出することができるカメラユニット及びカメラユニット制御方法を提供することを目的としている。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−64956号公報(第4頁)
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決し目的を達成するために、本発明のレンズユニット及びレンズユニット制御方法は次のように構成されている。
【0008】
(1)静電アクチュエータを駆動源としたカメラユニットであって、レンズを保持する可動子と、この可動子を前記レンズの光軸方向に沿って往復動自在に支持する固定子と、前記レンズにより結像された像を撮像する撮像素子と、前記可動子の移動をその可動範囲内において規制可能な規制部材と、前記可動子が前記可動範囲における前記規制部材から最も離間した位置から前記規制部材に当接する位置まで移動可能な時間だけ、前記可動子を前記規制部材側へ移動制御し、前記規制部材に前記可動子を当接させた後、該可動子の移動を制御する制御部とを具備したことを特徴とする。
【0010】
(2)レンズを保持する可動子と、この可動子を前記レンズの光軸方向に沿って往復動自在に支持する固定子と、前記レンズにより結像された像を撮像する撮像素子と、前記可動子の移動をその可動範囲内において規制可能な規制部材とを具備する静電アクチュエータを駆動源としたカメラユニットにおける前記可動子の移動を制御するカメラユニット制御方法であって、前記可動子を前記光軸方向に沿って前記可動子が前記可動範囲における前記規制部材から最も離間した位置から前記規制部材に当接する位置まで移動可能な時間だけ、前記可動子を前記規制部材側へ移動制御する移動工程と、前記当接された位置を基準として前記可動子の移動を制御する制御工程とを備えていることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の第1の実施の形態に係るカメラユニット10の要部を示す縦断面図、図2は同カメラユニット10においてオートフォーカス動作を行う際の手順をフローチャートで示す説明図である。
【0012】
カメラユニット10は、基板20と、レンズユニットホルダ30と、レンズユニット40と、これらを制御する制御部50とを備えている。基板20上には撮像素子21が搭載されている。レンズユニットホルダ30は、レンズユニット40を保持するとともに、撮像素子21とレンズユニット40とを適正な位置に配置するために設けられている。レンズユニットホルダ30は、ホルダ本体31と、このホルダ本体31から被写体側に突出したストッパ32とを備えている。ストッパ32は後述する可動子42の撮像素子側の端部42aと当接するように配置されている。レンズユニット40は、上下一対の電極基板(固定子)41と、可動子42とを備えている。
【0013】
このように構成されたカメラユニット10では次のようにして可動子42の位置制御を行うことでオートフォーカス動作を行う。最初に電源を入れると、アクチュエータ初期化動作として可動子42を撮像素子21側へ移動させる(ST10)。このとき、可動子42の光軸方向における初期位置は不明であるが、被写体側(図中左方)へ完全に移動していた場合において撮像素子21側へ移動させる時間だけ移動制御を行わせることにより、確実にストッパ32の位置で停止させることができる。
【0014】
次に、オートフォーカス動作を行う(ST11)。なお、オートフォーカス動作には図3の(a),(b)に示すように2通りの方法が考えられる。いずれの動作においても、図4の(a)に示されるように制御部50において撮像素子21における輝度のコントラスト値が取得される。このコントラスト値は、図4の(b)に示すように、被写体との距離によって画像のコントラストが異なることに依存する値である。
【0015】
まず、図3の(a)に示す方法では、オートフォーカスを開始し、初期駆動方向が設定されると、その方向に移動しながら輝度のコントラスト値の履歴を取得する。移動の途中でそのコントラスト値の履歴が上昇から下降に変わったときを合焦位置が見つかったとし、合焦位置が検出される。そして、上昇から下降に変わる位置まで戻し、合わせ込みが行われる。
【0016】
一方、図3の(b)に示す方法では、可動子2の可動範囲全てに渡って輝度のコントラスト値を取得する。この動作はプロファイリングと呼ばれる。このプロファイリングの結果に基づいて、輝度のコントラスト値が最大となる位置を合焦位置として検出し、可動子42をその位置に移動させて、合わせ込みが行われる。
【0017】
次に、オートフォーカス動作が終了したか否かを判定し(ST12)、終了していれば可動子42の移動は終了し、終了していない場合はST13に進む。ST13ではくり返し判定が行われ、繰り返しをする場合にはST11に戻る。
【0018】
このように本第1の実施の形態に係るカメラユニット10においては、可動子42の位置を検出するための位置センサを特別に設けない場合であっても、制御開始時に一旦可動子42をストッパ32の位置、すなわち初期位置まで移動させることで、可動子42の位置が特定でき、その後のオートフォーカス動作を行わせることが可能となる。なお、可動子42の位置は一旦初期位置に達した後、電源を切った時点での前回終了位置が記憶されている場合には、前回終了位置に移動するように制御してもよい。また、ストッパ32を撮像素子21側に設けることで、レンズの焦点距離が短い場合に適している。
【0019】
なお、上述した例ではストッパ32がホルダ本体31から被写体側に突出しているが、ホルダ本体31がストッパ32を兼ねるようにして、被写体側にストッパ32を突出させないような構成にしてもよい。
【0020】
図5は本発明の第2の実施の形態に係るカメラユニット60の要部を示す縦断面図である。なお、図5において図1と同一機能部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0021】
カメラユニット60は、基板20と、レンズユニットホルダ30と、レンズユニット40と、これらを制御する制御部50とを備えている。レンズユニットホルダ30は、ホルダ本体31を備えている。
【0022】
レンズユニット40は、上下一対の電極基板(固定子)41と、可動子42、電極基板41の被写体側端部に設けられたストッパ43とを備えている。ストッパ43は可動子42の被写体側の端部42bと当接しその移動を規制するように配置されている。
【0023】
このように構成されたカメラユニット60においては、上述したカメラユニット10と可動子42を被写体側に移動させる点で異なっているが、同様にして初期化動作を行う。なお、カメラユニット60においてもカメラユニット10と同様の効果を得ることができる。また、ストッパ43を被写体側に設けることで、レンズの焦点距離が長い場合に適している。
【0024】
図6は本発明の第3の実施の形態に係るカメラユニット70の要部を示す縦断面図である。なお、図6において図1と同一機能部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0025】
カメラユニット70は、基板20と、レンズユニットホルダ30と、レンズユニット40と、これらを制御する制御部50と、レンズユニットホルダ30及びレンズユニット40を覆うカバー71とを備えている。レンズユニットホルダ30は、ホルダ本体31を備えている。レンズユニット40は、上下一対の電極基板(固定子)41と、可動子42とを備えている。
【0026】
カバー71は、有底筒状に形成されており、透明の底部71aと、遮光性を有する筒部71bとを備えている。その底部71aがレンズユニット40の被写体側に配置されており、底部71aがストッパを兼ねている。すなわち、底部71aは可動子42の被写体側の端部42bと当接しその移動を規制するように配置されている。
【0027】
このように構成されたカメラユニット70においては、上述したカメラユニット60と同様にして初期化動作を行う。なお、カメラユニット70においてもカメラユニット10と同様の効果を得ることができるとともに、電極基板41の光軸方向における両端部間の全体に亘って可動子42が移動することが可能となることから、焦点調節範囲を広くとることが可能となる。なお、カバー71の底部71aは、可動子42と接触することから傷がつく場合がある。このため、図7の(a),(b)に示す変形例により、可動子42がカバーに接触することによって透明部材に傷がつくという不具合を防止することが可能となる。
【0028】
図7の(a)は上述した第3の実施の形態の第1変形例に係るカメラユニット72の要部を示す正面図である。なお、図7の(a)において図6と同一機能部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0029】
カメラユニット72においては、ストッパ73aを電極基板41を支持する支持板73の被写体側端部に設けるようにしている。本変形例においても上述したカメラユニット70と同様の効果を得ることができる。
【0030】
図7の(b)は上述した第3の実施の形態の第2変形例に係るカメラユニット74の要部を示す正面図である。なお、この図7の(b)において図6と同一機能部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0031】
カメラユニット74においては、ストッパ76を電極基板41をレンズユニットホルダ30及びレンズユニット40を覆うカバー75の被写体側端部に設けるようにしている。本変形例においても上述したカメラユニット70と同様の効果を得ることができるとともに、カバー75は不透明でなくてもよいので、材質の選択の自由度が増す。
【0032】
図8は本発明の第4の実施の形態に係るカメラユニット80の要部を示す断面図、図9は同カメラユニット80においてズーム動作を行う際の手順をフローチャートで示す説明図である。
【0033】
カメラユニット80は、基板90と、レンズユニットホルダ100と、レンズユニット110と、これらを制御する制御部120とを備えている。基板90上には撮像素子91が搭載されている。レンズユニットホルダ100は、レンズユニット110を保持するとともに、撮像素子91とレンズユニット110とを適正な位置に配置するために設けられている。レンズユニットホルダ100は、ホルダ本体101と、このホルダ本体101から被写体側に突出したストッパ102とを備えている。ストッパ102は後述する第2可動子113の撮像素子側の端部113aと当接するように配置されている。レンズユニット110は、上下一対の電極基板(固定子)111と、第1可動子112及び第2可動子113と、電極基板111の被写体側端部に設けられたストッパ114とを備えている。ストッパ114は第1可動子112の被写体側の端部112bと当接しその移動を規制するように配置されている。
【0034】
このように構成されたカメラユニット80では次のようにして第1可動子112及び第2可動子113の位置制御を行うことでズーム動作を行う。最初に電源を入れると、アクチュエータ初期化動作として第1可動子112を被写体側へ、第2可動子113を撮像素子91側へ移動させる(ST20)。このとき、第1可動子112及び第2可動子113の光軸方向における初期位置は不明であるが、それぞれ撮像素子91側、被写体側へ完全に移動していた場合においてそれぞれ被写体側、撮像素子91側へ移動させる時間だけ移動制御を行わせることにより、確実にストッパ114,102の位置で停止させることができる。
【0035】
次に、第1可動子112及び第2可動子113の保持動作(ST21)が行われ、TELE判定(ST22)、WIDE判定(ST23)を行う。いずれもNOである場合には、終了判定(ST24)が行われ、YESの場合は終了し、NOの場合はST21へ戻る。
【0036】
TELE判定(ST22)でYESの場合は、TELE動作(ST25)が行われ、終了判定(ST26)においてYESの場合にはST21へ戻る、NOの場合はTELE動作(ST25)が繰り返し行われる。
【0037】
ここで、ズーム動作について図10により説明する。ズーム動作が開始されると(ST101)最初に目標倍率が取得される(ST102)。次に、図11の(a),(b)に示すようなズーム曲線に基づいて目標倍率から目標可動子位置を取得する(ST103)。次に、目標可動子位置と現在の第1可動子112及び第2可動子113の位置に基づいて駆動距離を算出し(ST104)、駆動動作を行い(ST105)、ズーム動作を終了する(ST106)。なお、図11の(a)は第1可動子112及び第2可動子113の移動範囲が重ならない場合、図11の(b)は重なる場合を示している。
【0038】
一方、WIDE判定(ST23)でYESの場合は、WIDE動作(ST27)が行われ、終了判定(ST28)においてYESの場合にはST21へ戻る、NOの場合はWIDE動作(ST27)が行われる。
【0039】
このように本第4の実施の形態に係るカメラユニット80においては、第1可動子112及び第2可動子113の光軸方向の位置を検出するための位置センサを特別に設けない場合であっても、制御開始時に一旦第1可動子112及び第2可動子113をストッパ114,102の位置、すなわち初期位置まで移動させることで、第1可動子112及び第2可動子113の位置が特定でき、その後のズーム動作を行わせることが可能となる。
【0040】
図12は本発明の第5の実施の形態に係るカメラユニット120の要部を示す縦断面図である。なお、図12において図8と同一機能部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0041】
カメラユニット120においては、ストッパ102の代わりに、電極基板111の被写体側端部に設けられたストッパ115を備えている。ストッパ115は第2可動子113の撮像素子91側の端部113aと当接しその移動を規制するように配置されている。
【0042】
このように構成されたカメラユニット120においても、上述したカメラユニット80と同様の効果を得ることができる。
【0043】
図13は本発明の第6の実施の形態に係るカメラユニット130の要部を示す縦断面図である。なお、図13において図8と同一機能部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0044】
カメラユニット130は、基板90と、レンズユニットホルダ100と、レンズユニット110と、これらを制御する制御部120と、レンズユニットホルダ100及びレンズユニット110を覆う透明のカバー131とを備えている。レンズユニットホルダ100は、ホルダ本体101と、このホルダ本体101から被写体側に突出したストッパ102とを備えている。ストッパ102は後述する第2可動子113の撮像素子側の端部113aと当接するように配置されている。レンズユニット110は、上下一対の電極基板(固定子)111と、第1可動子112及び第2可動子113とを備えている。
【0045】
カバー131は、有底筒状に形成され、その底部131aがレンズユニット110の被写体側に配置されており、底部131aがストッパを兼ねている。すなわち、底部131aは第1可動子112の被写体側の端部112bと当接しその移動を規制するように配置されている。
【0046】
このように構成されたカメラユニット130においては、上述したカメラユニット80と同様にして初期化動作及びズーム動作を行う。カメラユニット130においてもカメラユニット80と同様の効果を得ることができるとともに、電極基板111の光軸方向における両端部間の全体に亘って第1可動子112及び第2可動子113が移動することが可能となることから、焦点調節範囲を広くとることが可能となる。
【0047】
図14は本発明の第7の実施の形態に係るカメラユニット140の要部を示す縦断面図である。なお、図14において図8と同一機能部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0048】
カメラユニット140は、基板90と、レンズユニットホルダ100と、レンズユニット110と、これらを制御する制御部120とを備えている。
【0049】
レンズユニットホルダ100は、ホルダ本体101を備えている。レンズユニット110は、電極基板111と、第1可動子112及び第2可動子113と、電極基板111の光軸方向中間部に設けられたストッパ116とを備えている。ストッパ116は第1可動子112の撮像素子91側の端部112bと当接しその移動を規制するとともに、第2可動子113の被写体側の端部113aと当接してその移動を規制するように配置されている。
【0050】
このように構成されたカメラユニット140においては、上述したカメラユニット80と第1可動子112及び第2可動子113を初期化させる際の移動方向が異なっているが、同様にして初期化動作を行う。カメラユニット140は、図11の(a)に示すように、ズーム曲線が重ならない場合に有効である。なお、カメラユニット140においてもカメラユニット80と同様の効果を得ることができるとともに、2つの可動子を位置決めするために必要なストッパが1つで良いため構成がシンプルになる。
【0051】
図15は本発明の第8の実施の形態に係るカメラユニット200の要部を示す縦断面図である。
【0052】
カメラユニット200は、基板210と、レンズユニットホルダ220と、レンズユニット230と、これらを制御する制御部240と、レンズユニットホルダ220及びレンズユニット230を覆う透明のカバー250とを備えている。
【0053】
基板210上には撮像素子211が搭載されている。レンズホルダ220は、レンズユニット230を保持するとともに、撮像素子211とレンズユニット230とを適正な位置に配置するために設けられている。レンズユニットホルダ220は、ホルダ本体221と、このホルダ本体221から被写体側に突出したストッパ222とを備えている。ストッパ222は後述する第3可動子234の撮像素子側の端部234aと当接するように配置されている。レンズユニット230は、上下一対の電極基板(固定子)231と、第1可動子232、第2可動子233、第3可動子234と、電極基板231の光軸方向の第1可動子232及び第2可動子233の中間部に設けられたストッパ235とを備えている。ストッパ235は第2可動子233の被写体側の端部233bと当接してその移動を規制するように配置されている。
【0054】
カバー250は、有底筒状に形成され、その底部251がレンズユニット230の被写体側に配置されており、底部251がストッパを兼ねている。すなわち、底部251は第1可動子232の被写体側の端部232bと当接しその移動を規制するように配置されている。
【0055】
このように構成されたカメラユニット200においては、上述したカメラユニット80と同様にして初期化動作を行うことで、可動子が3つ設けられている場合であってもカメラユニット80と同様の効果を得ることができる。
【0056】
図16の(a),(b)は本発明の第9の実施の形態に係るカメラユニット300の要部を示す図であって、(a)は正面図、(b)は(a)におけるX−X線で切断し矢印方向に見た断面図である。
【0057】
カメラユニット300は、基板310と、レンズユニット320と、これらを制御する制御部330とを備えている。
【0058】
基板310上には撮像素子311が搭載されている。レンズユニット320は、上下一対の電極基板(固定子)321と、これら電極基板321を支える支持部材322a,322bと、第1可動子323及び第2可動子324とを備えている。
【0059】
支持部材322aは、光軸方向に沿って延設されたガイドストッパ325を備え、支持部材322bは、光軸方向に沿って延設されたガイドストッパ326を備えている。ガイドストッパ325は、支持部材322aの被写体側端部から基板310側に向けて3/4程度まで設けられており、ガイドストッパ326は、支持部材322bの基板310側端部から被写体側に向けて3/4程度まで設けられている。
【0060】
また、第1可動子323には、溝部330,331が形成されており、それぞれガイドストッパ325,326と摺動自在に係合している。溝部331には第1可動子323の光軸方向における中途部に当接部331aが形成されており、ガイドストッパ326の先端部326aが当接し、第1可動子323の移動を規制するように配置されている。
【0061】
さらに、第2可動子324には、溝部332,333が形成されており、それぞれガイドストッパ325,326と摺動自在に係合している。溝部332には第2可動子324の光軸方向における中途部に当接部332aが形成されており、ガイドストッパ325の先端部325aが当接し、第2可動子324の移動を規制するように配置されている。
【0062】
このように構成されたカメラユニット300においては、ガイドストッパ325,326により、第1可動子323及び第2可動子324の移動を規制することで、初期化動作を行わせることが可能となる。したがって、上述したカメラユニット80と同様にして初期化動作及びズーム動作を行う。カメラユニット160は、図11の(b)に示すようにズーム曲線が重なる場合に有効である。
【0063】
このように構成されたカメラユニット300においても、上述したカメラユニット80と同様の効果を得ることができるとともに、構造は複雑ながらズームの初期位置(WIDE位置)で第1可動子323及び第2可動子324が接近している光学設計の場合には初期化時間を短縮することができる。
【0064】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではない。この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。
【0065】
【発明の効果】
本発明によれば、非駆動時・非制御時からオートフォーカスやズーム動作等の制御を行う場合において、特別な装置を用いることなく可動子の位置を検出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るカメラユニットの要部を示す縦断面図。
【図2】同カメラユニットにおいてオートフォーカス動作を行う際の手順をフローチャートで示す説明図。
【図3】オートフォーカス動作をフローチャートで示す説明図。
【図4】輝度値に基づいて焦点位置を求める原理を示す説明図。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るカメラユニットの要部を示す縦断面図。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係るカメラユニットの要部を示す縦断面図。
【図7】同カメラユニットの変形例を示す正面図。
【図8】本発明の第4の実施の形態に係るカメラユニットの要部を示す断面図。
【図9】同カメラユニットにおいてズーム動作を行う際の手順をフローチャートで示す説明図。
【図10】ズーム動作をフローチャートで示す説明図。
【図11】目標倍率と目標可動子位置との関係を表すズーム曲線を示す説明図。
【図12】本発明の第5の実施の形態に係るカメラユニットの要部を示す縦断面図。
【図13】本発明の第6の実施の形態に係るカメラユニットの要部を示す縦断面図。
【図14】本発明の第7の実施の形態に係るカメラユニットの要部を示す縦断面図。
【図15】本発明の第8の実施の形態に係るカメラユニットの要部を示す縦断面図。
【図16】本発明の第9の実施の形態に係るカメラユニットの要部を示す図であって、(a)は正面図、(b)は(a)におけるX−X線で切断し矢印方向に見た断面図。
【符号の説明】
10…カメラユニット
20…基板
21…撮像素子
30…レンズホルダ
31…ホルダ本体
32…ストッパ
40…レンズユニット
41…電極基板(固定子)
42…可動子
50…制御部
L…レンズ
Claims (7)
- 静電アクチュエータを駆動源としたカメラユニットであって、
レンズを保持する可動子と、
この可動子を前記レンズの光軸方向に沿って往復動自在に支持する固定子と、
前記レンズにより結像された像を撮像する撮像素子と、
前記可動子の移動をその可動範囲内において規制可能な規制部材と、
前記可動子が前記可動範囲における前記規制部材から最も離間した位置から前記規制部材に当接する位置まで移動可能な時間だけ、前記可動子を前記規制部材側へ移動制御し、前記規制部材に前記可動子を当接させた後、該可動子の移動を制御する制御部と
を具備したことを特徴とするカメラユニット。 - 前記可動子は前記レンズの光軸方向に沿って複数設けられていることを特徴とする請求項1に記載のカメラユニット。
- 前記規制部材は、前記可動子の前記撮像素子側に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のカメラユニット。
- 前記規制部材は、前記可動子の被写体側に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のカメラユニット。
- 前記規制部材は、前記固定子の外側に設けられていることを特徴とする請求項4に記載のカメラユニット。
- 前記規制部材は、前記複数の可動子の間に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のカメラユニット。
- レンズを保持する可動子と、この可動子を前記レンズの光軸方向に沿って往復動自在に支持する固定子と、前記レンズにより結像された像を撮像する撮像素子と、前記可動子の移動をその可動範囲内において規制可能な規制部材とを具備する静電アクチュエータを駆動源としたカメラユニットにおける前記可動子の移動を制御するカメラユニット制御方法であって、
前記可動子を前記光軸方向に沿って前記可動子が前記可動範囲における前記規制部材から最も離間した位置から前記規制部材に当接する位置まで移動可能な時間だけ、前記可動子を前記規制部材側へ移動制御する移動工程と、
前記当接された位置を基準として前記可動子の移動を制御する制御工程とを備えていることを特徴とするカメラユニット制御方法。
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