JP3784989B2 - 電動機制御用通信システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電動機を駆動及び制御するインバータと通信装置とを備えた複数の子局と1つの親局との間で電動機の制御に関する情報の送受信を行う構成の電動機制御用通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
以下の説明において、符号とはバイナリー符号[0]、[1]を意味せず、文字、数字、記号を意味するものとする。桁とは、そのような意味の符号がN個(複数)集まって1つの識別コードを構成するとき、このコードがN桁からなるという意味で用いるものとする。
【0003】
例えば、製鉄や製紙、或いは化学薬品プラントなどの構成規模が極めて大きいものに関する電動機制御システムでは、多数の電動機が予め予定された相互関係を保つ運転状態を提供するように、所定のプログラムに従い制御されるように構成されたものがある。このために、電動機を駆動及び制御するインバータと通信装置とを備えた複数の子局と1つの親局、すなわちパソコンを主体とする中央制御所との間で電動機の制御に関する情報の送受信を行う通信ネットワークが構成されている。中央制御所で使用者がパソコンを操作することによって制御指令に応じた制御プログラムに従って各子局のインバータに対して起動、停止、正転、逆転の制御信号や周波数信号(速度指令)などの情報を伝送し、インバータを制御するようになっている。これによって、ラインの各所に配置された各電動機は、受信情報に基づいて鋼板や紙の巻取りを行うために同期駆動制御されたり、化学薬品の流量を調節するために配管内の弁の開度を調整したりするように制御される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような電動機制御用通信システムでは、伝送路が単一であることから、親局からの送信情報には子局識別コードが付加されており、情報は多数の子局のうち、識別コードが一致する子局によって受信される。情報を識別コードによって多数の子局に順次個別に伝送する通信では、子局は識別コードにより指定される都度、受信があった旨を確認する信号、すなわち着信確認の返信を親局にする。しかしながら、同一の情報をすべての子局に同時に送信する同報通信では、着信確認の返信を行うと、その返信情報と親局からの送信情報とが単一伝送路上で衝突することから、このような着信確認の返信を行うことができない、という欠点があった。同報通信の場合は、親局では着信確認の返信がないため、指令通り制御されているかどうか不安があった。
【0005】
また、従来のこの種の通信システムでは、親局からの子局の指定が個別通信か、すべての子局を対象とした全体同報通信かの選択しかなく、例えば、すべての子局のうち所望の複数の子局と同報通信することは不可能であった。
【0006】
そこで本発明の目的は、所望の複数の子局を対象としたグループ同報通信を行うことができると共に、同報通信状態でも着信確認返送が可能になる電動機制御用通信システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明による電動機制御用通信システムは、電動機を駆動及び制御するインバータと通信装置とを備えた複数の子局と、これら子局との間で情報の送受信が可能に接続された親局と、各子局の前記通信装置に親局から受信した情報に付加された識別コードからその受信情報が自局指定のものか否かを判定する識別コード判定手段が設けられてなる通信システムであって、その識別コードは複数桁から構成される。
【0010】
全子局のうち複数の子局を1つのグループとし、そのグループと同報通信したい場合には、識別コードのすべての桁のうち非判定符号に置換されていない桁の符号と同一符号を一部に桁に有する個別符号の子局が指定される。この場合、識別コードと個別符号との間の一致を一部の桁についてのみ行うので指定される子局は複数となる。そして、識別コードによって指定された複数の子局のうち所定の1つの子局、例えば最小の番号を個別符号として有する子局が選択され、その子局が親局に着信確認返送を行うようになっている。
【0011】
本発明の好ましい他の第1の手段では、識別コードは、一部の桁に偶数または奇数指定記号を含むパターンでは所定の桁位置に指定記号に対応した偶数番号または奇数番号の個別符号を有する子局が指定されるように構成されている。
【0012】
第2の手段では、識別コードは、「以下」、または「以上」を表す特定記号と数字とを含むパターンではその数字以上または以下に属する番号の個別符号を有する子局が指定されるように構成されている。
【0013】
第3の手段では、識別コードは、「以外」を表す特定記号と個別符号とを含むパターンではその特定符号以外の符号を持つ子局が指定されるように構成されている。
第4の手段では、インバータの運転状態を表す特定記号を含むパターンではこれを受信した子局のうちその特定記号が表す状態のインバータが受信情報に示された制御がなされるようになっている。
【0015】
【発明の実施の形態】
図2において、子局は、電動機1を駆動するインバータ主回路2、そのインバータ主回路2に制御信号を与える運転制御部3、運転制御部3が他の装置と通信を行うための通信装置4から構成されている。尚、インバータ主回路2及び運転制御部3とでインバータ5を構成をしている。
子局は、図4にA00,A01,A02,A03,A12,A14,A21で示すように複数例えば7台配置されており、各インバータ5の通信装置4は、通信ケーブル6によって接続されている。各インバータ主回路2には、電源7から電動機駆動用電源が供給されるようになっている。
【0016】
親局8はパーソナルコンピュータ(以下、パソコンと称す)により構成され、通信ケーブル6を介して各インバータ5の通信装置4に接続されており、これらによって制御ネットワークが構成されている。親局8は、使用者がキーボード8aを操作することによって、各インバータ5の運転制御部3に新たな情報例えば制御プログラムを送信して書き替えたり、制御モードの設定や各電動機1の運転制御に関する設定、命令などを行えるようになっている。また、通信ケーブル6を介して受信した運転情報などを、ディスプレイ8bに表示させるようになっている。
【0017】
運転制御部3は、マイクロコンピュータを中心として構成されており、内蔵されている例えばEEPROMやRAMなどのメモリに書込まれる制御プログラムに従ってインバータ主回路2を制御し、それにより電動機1を運転制御するようになっている。
【0018】
また運転制御部3は、自分に接続されている電動機1及びインバータ主回路2の運転状態に関する各種情報、例えば、運転電流値、運転時間、欠相、地絡等の異常運転信号などを、図示しない各種測定器より定期的に得る監視動作を行うようになっている。そして、その各種情報は、一旦内部のメモリに記憶させてから、一定時間毎に通信装置4から通信ケーブル6を介してパソコン8に送信するようになっている。
【0019】
図4に示すように各子局にインバータ5には「INV−00」等と記載されているように自他識別のために複数桁例えば2桁の「00」から「99」までの間の数字によるインバータ番号が個別符号として予め付与されている。各子局の通信装置4は、図3に示すように伝送路、すなわち通信ケーブル6に接続されたインターフェース9と、このインタフェース9に接続されこれを介して相手局と情報を送受信する送受信部10と、受信情報を解読する受信情報デコード部11と、受信情報のコマンド処理やパラメータの設定など処理を行ったり運転制御部3からの情報を処理する情報処理部12と、相手局に送信すべき情報を作る送信情報作成部1とからなる。
【0020】
通信情報のフォーマットは図5に示すように、スタートコードB1、子局であるインバータ5を識別するための識別コードB2、コマンドB3、パラメータB4、データB5、チェックサムB6、終了コードB7がこの順に並ぶ配列になっている。
【0021】
次に、本発明の直接の対象である識別コードB2について表1を参照しながら説明する。識別コードB2の符号形態は複数桁、具体例として2桁が割り当てられ、各インバータ5に付与された個別番号(インバータ番号)は2桁の数字「00」〜「99」を用いる。更にこの識別コードの構成符号としてれる符号として非数字記号(以下、必要に応じて特定記号という)「*」、「E」、「O」、「<」、「>」、「!」、「S」を選択的に使用するようになっており、符号形態欄に一例と示してあるように、これら特定記号を全部、或いは一部の桁において数字と置換し、識別コードを構成する。
【0022】
ここで、「*」は非判定記号であり、表1のイ欄に示すように全ての桁に数字が設定された符号パターンを第1のパターンとし、ロ欄に示すようにすべての桁が数字から「*」に置換された符号パターンを第2のパターンとし、ハ及びニ欄に示すように一部の桁のみが「*」に置換された符号パターンを第3のパターンとする符号構成がある。
【0023】
この「*」符号は、この符号「*」が位置する桁以外の桁についてのみ、識別コード及びインバータ番号の一致が検索されるという機能、換言すれば、インバータ番号のうち、「*」が位置する数字の識別作用が無効される。その結果、イ欄に例示された識別コードが[01]である第1のパターンのときは、イ欄「識別対象(指定インバータ)」欄に示すように、2桁で特定された数字と同一のインバータ番号(したがって[01]番の1個のインバータ)が指定され、個別通信状態が形成される。
【0024】
第2のパターンでは、「*」によって数字による識別作用が2桁全部について無効化されるからロ欄に例示された識別コード[**]では、全てのインバータ5が指定される。第3のパターンでは、インバータ番号中、「*」が位置しない桁の番号のみが識別対象符号となるから、「*」が2桁目に有するハ欄に例示された識別コード[*2]の場合は、インバータ番号[00]〜[99]のうち1桁目の数字が「2」でる番号のもの([02、[12]、………、[82]、[92])が指定される。また、「*」が1桁目に有するニ欄の例の識別コード[1*]では2桁目の数字が「1」でる番号のもの([10]、[11]、………、[18]、[19])が指定される。
【0025】
次に、特定記号「E」は、インバータ番号中、この記号「E」が位置する桁の番号が偶数であるインバータ番号であることを指定する機能を有し、並びに、この「E」が位置しない桁の符号がインバータ番号のその桁の数字を特定する。表1のヘ欄に例示された識別コード[2E]では、インバータ番号中、2桁目の数字が「2」で、1桁目の数字が偶数である番号([22]、[24]、…[28])が指定される。
【0026】
ホ欄に例示された識別コード[*E]では、インバータ番号中、2桁目の数字が「0」〜「9」の範囲で、1桁目の数字が偶数である番号([02]、[04]、…[22]、…[98])が指定される。表1では省略しているが、偶数指定の特定記号「O」のときの指定は、上記説明中の偶数が奇数になる点を除き同一に行われる。特定記号「<」、或いは「>」は数字xとで[<x]、或いは[>x]のような識別コードを構成し、その数字xが位置する桁の数字が示す番号以上、或いは以下の番号を持つインバータを指定する機能を持つ。ト欄に例示する識別コード[<05]では、1桁目が[05]番以下の数字を持つ番号のインバータ[05]、[04]、…、[00])が指定される。
【0027】
特定記号「!」は数字xとで[!x]のような識別コードを構成し、インバータ番号中、「!」の次の数字xと同一番号以外のインバータが指定される。
【0028】
表1では省略しているが、識別コードが[S1]のときは、全同報通信状態となり全ての子局のうちトリップ状態にインバータが有する子局では、そのインバータがリセットされる。
【0029】
全同報通信の場合、或いは、グループ同報通信の場合は、指定された複数のインバータ中の所定に1つ、例えば最小番号のインバータが属する子局が着信確認返送を行う。
【0030】
識別コードによる上記のような、インバータ指定のための識別機能(識別コード判定手段)は、図3に示す各子局に設けられた通信装置4の受信情報デコード部11に付与されている。
【0031】
表1のイ欄に例示するように、1つのインバータ5に対応する識別コードによってインバータ5が個別に指定されたときは、すなわち親局8からの情報が着信したときは、その指定されたインバータ5の通信装置4内で情報処理機能F1がu2 の状態となって情報処理部12にて識別コードに続き受信情報の処理を行い、運転制御部3と必要な通信を行う。同時に送信機能F2 がu4 の状態となって送信情報作成部13にて着信確認情報を作成してこれを送信部10から親局8に向け返送する、というプログラムを実行する。なお、図3中、記号u1 は識別コードに続く受信情報の処理を停止すること、並びに、u3 は着信確認返送を行わないことを模式的の表したものである。
【0032】
【表1】
【0033】
【実施例】
◇第1実施例(図1参照)
《受信識別コードが[01]の場合(インバータの個別指定機能)》
親局8から送信された情報に付与された識別コード[y2 y1 ]が[01]である場合、これを受けた子局では次のような動作がなされる。なお、説明の都合上、ステップP12では常にNOであると仮定する。
【0034】
ステップP1で自インバータ番号[01]が識別コードとしてinvNx [x2 x1 ]に、及びinvNz [z2 z1 ]に夫々設定され、次のステップP2にてテェック文字数nが2に設定され、ステップP3に移行する。チェック文字数とは識別コードの桁数であり、本例では2桁であるからn=2である。ステップP3では、識別コード[01]を受信する都度、その受信順に1文字づつその符号を取り出す処理をおこなう。
【0035】
次のステップP4にいては、取り出された最初の桁(2桁目)の符号が数字か否かが判定される。本例では受信識別コードの[01]のn桁目すなわち2桁目「y2 」が[0]であって数字であるから、YESと判定し、次のステップP5にて受信識別コード(rxdN)のn桁(ここでは2桁目)の符号「0」が[y2 y1 ]のうちの「y2 」に設定される。
【0036】
続いてステップP8に移り、ここでn−1の演算が行われるが、この時点ではステップP3にてn=2のためn−1=1となり、したがって次のステップP9ではNOとなるからステップP3に戻る。このステップP3では次に受信した符号、すなわち1桁目の符号「1」が取り出され、上記同様にステップP4で数字か否かが判定される。結果はYESであるから、次のステップP5にて受信識別コード(rxdN)のn桁(ここでは1桁目)の符号「1」が[y2 y1 ]の「y1 」に設定される。これにより、rxdN[y2 y1 ]は[01]となり、換言すれば、この段階で、invNx [x2 x1 ]及びrxdN[y2 y1 ]は、x2 =0、x1 =1、y2=0、y1=1となる。
【0037】
続いてステップP8ではn−1=0となり、ステップP9はYESとなってステップP10の移る。このステップP10では、invNx =rxdN?の判断、本例ではx2 x1 (=[01])=y2 y1 (=[01])か否かの判定が行われ、ここではYESとなり、ステップP11に移る。
【0038】
このステップP11では、ステップP1で設定されたinvNz とrxdNとが比較される。この場合、invNz の符号[z2 z1 ]は、後述から理解されるが、ステップP7での符号置換を受けていないので自インバータ番号と同一の[01]であり、また、rxdNも置換作用を受けずに[01]となっているから、比較による判定結果はYESである。この判断結果にもとずき、図1にプログラム処理a1に移行し、識別コード[01]により自インバータ01番が指定されたと認め、受信情報の処理を続行し、着信確認返送を行う。
【0039】
《受信識別コードが[*2]の場合(インバータのグループ指定)》
〈子局A01の動作〉
ステップP1で自インバータ番号[01]が識別コードとしてinvNx [x2 x1 ]に、及びinvNz [z2 z1 ]に夫々設定され、次のステップP2にてテェック文字数nが2に設定され、ステップP3に移行する。ステップp3では、識別コード[01]を受信する都度、その受信順に1文字づつその符号を取り出す処理をおこなう。次のステップP4については、取り出された最初の桁(2桁目)の符号が数字か否かが判定される。本例では受信識別コードの[*2]のn桁目すなわち2桁目「y2 」が「*」であって数字ではないからNOと判定する。
【0040】
次のステップP6にてrxdNのn(=2)桁目の符号x2 が非判定記号、すなわち「*」であるからどうかの判定が行われ、本例では「*」であるからYESとなり、ステップP7に移る。このステップP7ではinvNx 及びrxdNのうち、非判定記号*の桁位置の識別符号どうしが同一と見なす処理を行う。そのため、n桁目、すなわち2桁目のx2 の符号[0]及びy2 の符号「*」を夫々強制的に[0]に置換する。これにより[x2 x1 ]は[01](本例ではステップP1での状態と変わらない)、[y2 y1 ]は[02]となる。
【0041】
続いてステップP8、P9へと処理が上記同様進められステップP3に戻る。このステップP3では符号、すなわち1桁目の符号「2」が取り出され、上記同様にステップP4で数字か否かが判定される。結果はYESであるから、次のステップP5にて受信識別コード(rxdN)のn桁(ここでは1桁目)の符号「2」が[y2 y1 ]の「y1 」に設定される。これにより、rxdN[y2 y1 ]は[02]となり、換言すれば、この段階でも、invNx [x2 x1 ]及びrxdN[y2 y1 ]は、x2 =0、x1 =1、y2=0、y1=2のままである。
【0042】
続いてステップP8ではn−1=0となり、ステップP9はYESとなってステップP10に移る。このステップP10では、invNx =rxdN?の判断、本例ではx2 x1 (=[01])=y2 y1 (=[02])か否かの判定が行われ、ここではNOとなり、その最終判断結果は図1のプログラム処理a2で示すように、受信識別コード[*2]が自インバータ[01]の指定でないため、それ以上受信情報の処理を行わない。
【0043】
〈子局A12の動作〉
上述のような子局A01の動作と併行して子局A12においては次のような動作がなされる。
ステップP1で自インバータ番号[12]が識別コードとしてinvNx [x2 x1 ]に、及びinvNz [z2 z1 ]に夫々設定される。また識別コード[*2]を受信すると子局A01の場合と同様に、ステップP7での処理によりrxdN[*2]が[02]に置換され、また、invNx [12]は2桁目「x2 」の「1」が「0」に置換されるので[02]になる。
【0044】
ステップP10において、invNx =rxdN?の判断、本例ではx2 x1 (=[02])=y2 y1 (=[02])か否かの判定が行われ、ここではYESとなり、ステップP11に移り、ステップP1で設定されたinvNz とrxdNとが比較される。この場合、invNz の符号[z2 z1 ]はステップP7での符号置換を受けていないので自インバータ番号と同一の[12]であり、また、rxdNは置換作用を受けて[02]となっているから、比較による判定結果はNOである。この判断結果にもとずき、図1にプログラム処理a3で示すように、識別コード[*2]は、自インバータ12の指定と認め、受信情報処理を続行し、着信確認返送を行わない。
【0045】
〈子局A02の動作〉
以上のような子局A12での動作に対して、子局A02においては次のような動作がなされる。
ステップP1で自インバータ番号[02]が識別コードとしてinvNx [x2 x1 ]に、及びinvNz [z2 z1 ]に夫々設定される。また識別コード[*2]を受信すると子局A01の場合と同様に、ステップP7での処理によりrxdN[*2]が[02]に置換され、また、invNx [02]は2桁目「x2 」の「0」が「0」に置換されるので[02](実際は変化はしない)になる。
【0046】
ステップP10において、invNx =rxdNの判断、本例ではx2 x1 (=[02])=y2 y1 (=[02])か否かの判定が行われ、ここではYESとなり、ステップP11に移る。このステップP11では、ステップP1で設定されたinvNz とrxdNとが比較される。この場合、invNz の符号[z2 z1 ]はステップP7での符号置換を受けていないので自インバータ番号と同一の[02]であり、また、rxdNは置換作用を受けて[02]となっているから、比較による判定結果はYESである。この判断結果にもとずき、図1にプログラム処理a1で示すように、自インバータ02の指定と認め、受信情報処理を続行し、着信確認返送を行う。
【0047】
ステップP6及びP7での動作は次の意義を有する。このルーチンではinvNx とrxdNの両者共、その「*」が位置する桁の符号が強制的に特定の同一記号例えば「0」に置換されるので、invNx とrxdNとの間で「*」の桁位置の符号の識別機能が無効化されたことになる。
【0048】
ステップP11での判断動作は次の意義をもつ。ステップP7で受信識別コードrxdN内の符号「*」が「0」に置換されたことは、その置換後のrxdNが最小値の識別コードになることをも意味する。ステップP11では自インバータ番号がこの最小値の識別コードと一致するかどうかを判断していることになり、一致しているときは、識別コード[*0]により指定された複数個のインバータ02、12のうち最小番号のインバータ02をもつ子局AO2が着信確認返送の動作を担当することとしている。
【0049】
〈その他の子局A00、A03、A14、A21の動作〉
識別コードが[*2]のときは、上記子局A02、A12についての説明から明らかのように、1桁目が「2」の番号を持つインバータを指定するので、子局A00、A03、A14、A21に属するインバータは指定されない。
【0050】
以上のように、識別コードが[*2]の場合は、通信ケーブルに接続された全ての子局A00、A01、A02、A03、A12、A14、A21のうち、1桁目が「2」の番号を持つインバータ5が属する子局A02、A12が指定され、最小番号の子局A02から着信確認返送が行われる。こうしてグループ指定された複数のインバータ5を対象とした同報通信状態となる。
【0051】
《受信コードが[**]の場合(インバータ全指定)》
受信コードが[**]の場合は、図1のステップP5→ステップP8→ステップP9→ステップP5のルーチンでは、ステップP5においてrxdNのn桁目の符号が常に数字ではないので、ステップP7ではinvNx 並びにrxdNの2桁目及び1桁目の両方の符号が「0」に置換され、したがって、ステップP10では両桁について常にYESとなる。これにより、通信ケーブルに接続された全ての子局A00、A01、A02、A03、A12、A14、A21が指定され、最小番号のインバータ[00]を有する子局A00から着信確認返送が行われる。こうして全インバータ5を対象とした同報通信状態となる。
【0052】
なお、「*」が1桁目に有する識別コード[0*]の場合は、全ての子局において、受信識別コードrxdNの1桁目の「*」が「0」に置換され、また、インバータ番号invNx の1桁目の数字が「0」に置換され、すなわち、1桁目の符号による識別作用が無効にされる。この状態でinvNx =rxdN?の判断が行われるので、識別コードの2桁目の符号と一致する番号が2桁目に有する番号のインバータ[00]、[01]、[02]、[03]が指定される。
【0053】
《識別コードが省略である場合》
識別コードが省略である場合とは、通信ケーブル6に複数の子局が接続されているシステムにおいて、何らかの都合により1台の子局を残し、他の子局が一時的に切り離されたときの場合等に相当する。この場合は、図5のフォーマットは、識別コードB2が削除されたフォーマットになる。このフォーマットでは、スタートコードB1の次にコマンドB3の符号を受信することになり、その符号が数字ではないのでステップP4ではNOとなり、ステップP6でもNOとなり、ステップP4に進む。このステップP4では識別コード省略か否かを、n=2か否かをもって判定する。最初から、つまりnが「2」の段階で受信符号が数字でなく、且つ識別コードで使用することが認められた特定記号でもないときは、識別コードが省略であると判定し、YESとなる。その結果、図1のプログラム処理a1の実行へ移行する。すなわち、自インバータの指定と認め、受信情報処理を続行し、着信確認返送を行う。
【0054】
◇第2実施例(図6)
《偶数番または奇数番指定によるインバータグループ指定》
識別コードが[2E]の場合を例に図6により説明する。この図6中、図1と相違する部分はステップP6、ステップP7が、ステップP21、ステップP22、ステップP23に代わった点である。識別コード[2E]を受信すると、2桁目「2」に関しては図1の場合と同様に処理される。次の1桁目(n=1)の処理に移行すると、この1桁目の符号が「E」であって数字ではないから、ステップP4はNOとなり、ステップP21に移行される。
【0055】
このステップP21ではn桁目の符号が偶数符号「E」または奇数符号「O」か否かを判定しており、次のステップP22ではその判定結果が「E」である場合はn桁目の「E」を「0」に置換し、奇数である場合は「O」を「1」に置換する、処理を行う。
【0056】
したがって、本例では受信識別コードrxdN[2E]は[20]となる。単純処理のためフローチャートを省略しているが、子局側ではステップP21での判断がYESとなったことに基づき、自身のインバータに付与されている番号の数字が各桁について偶数か奇数かの判断を行っている。
【0057】
その判断結果に応じて、ステップP23ではステップP22で処理された桁と同じ桁の数字が偶数のときはinvNx のx2 (またはx1 )を「0」に置換し、奇数である場合は「1」に置換する、処理を行う。本例では、1桁目に「E」を有するので各子局のinvNx [x2 x1 ]は、偶数番の子局ではinvNx [x2 0]となり、奇数番の子局ではinvNx [x2 1]となる。
【0058】
ステップP23での処理後、ステップはP8、P9を通りステップP10に進む。このステップP10ではinvNx =rxdN?の判断をする。本例ではrxdNが[20]に変化しているから、この[20]と一致するinvNx は、[x2 0]、すなわち、x2 が「2」である[20]である。invNx が[20]に置換される子局は、インバータ番号の2桁目が「2」で1桁目が「偶数」である番号のみであるから、本例では、20番台で偶数の番号のインバータが指定される。
【0059】
識別コードが[*E]の場合は、インバータ番号中、「*」の桁の数字は識別作用が無効化され、「E」の桁の番号が偶数であるという指定になるから、2桁目が「0」〜「9」のいずれかに該当し、1桁目が偶数である番号のものが指定される。奇数符号「O」を一部に含む識別コードの場合は、上記説明のおける偶数を奇数に置き換えるのみでよいので、説明を省略する。
【0060】
◇第3実施例(図7)
《トリップ電動機側インバータへのリセット指令》
インバータの主回路が過電流等異常状態になった場合は、このインバータ主回路と電動機との間を切り離したり、或いは、インバータ主回路を電源から切り離す等のいわゆるトリップがおこなわれる。トリップされたインバータを再運転可能にするにはインバータ制御回路を初期状態に戻しておく必要がある。
本実施例では、親局8から子局群に定期に、或いは随意にリセット指令を送信し、これを受けた子局郡中、トリップされたインバータが属する1個または複数の子局のインバータがリセットされると共に、その子局郡中の所定の1つからリセット指令着信確認返送を行うこととしている。
【0061】
以下、その実施例について図7により説明する。本実施例では、リセット指令を含む送信情報に付加される識別コードが[S1]とする。識別コード[S1]が付加された情報が親局8から送信されると、これが各子局A00〜A21に受信され、この符号がステップP8において順次(2桁目から)読みだされ、ステップP31で「S」か否かが判定され、もし「S」でないときは、行先き記号h1で示すように図1のステップP4に進むが、ここではYESであるからステップP32に移行して次の受信符号が「1」か否かが判定される。
【0062】
更にステップP33に移行され、ここで受信識別コード[S1]の受信にもとずき自子局のインバータ5がトリップ中であるか否かが判定され、トリップ中であればステップP34に移行されて受信識別コードrxdNの内容[S1]が強制的に[00]置換される。
【0063】
次のステップP11にて、自インバータ番号invNz =rxdN(=[00])?という判断がおこなわれる。この判断においてYESになり得るのは、自インバータ番号がinvNz =[00]の場合に限られるから、最小番号のインバータを有する子局A00はステップP11がYESのときにプログラム処理a1の実行に移る。
【0064】
すなわち、リセット指令の着信確認返送を行うと共に、リセット指令を含む受信情報の処理を行う。この場合、自子局のインバータ5がトリップ中であれば、そのインバータのリセットに向け情報処理をする。一方、他の子局では、すなわちA00以外の子局ではステップP11がYESのときは、プログラム処理a3の実行に移り、着信確認返送を行うことなく、リセットに向け受信情報の処理を行う。
【0065】
◇第4実施例(図8、図9)
《ある番号以上、または以下に属するインバータグループ指定》
この場合、識別コードが3桁構成となり、「<」または「>」の符号を使用するようになっており、本例では、識別コードが[<05]であるとする。図8に示すフロー中、ステップP40では受信符号が「>」か「<」かの判断がなされ、ステップP41、ステップP42に示すように「>」のときはフラグFo =1、「<」のときはフラグFu =1にされる。本例ではステップP4、P5、P8、P9のルーチンでrxdNが[05]に設定され、またFu =1である。
【0066】
ステップP43にてFo またはFu が「1」かが判定され、Fo =1のときはステップP44に進み、Fu =1のときはステップP45に進む。本例ではFu =1であるから、ステップP45でinvNz <rxdNの判断がおこなわれる。本例ではrxdNが[05]であるので、invNz が[05]以下のときにYESとなり、次いでステップP11に移り図1で述べたと同様の動作がおこなわれる。この場合、ステップP45でYESとなる子局はインバータ番号が[05]のほかに[04]、[03]、[02]、[01]、[00]を有する子局であり、こうしてグループ指定がおこなわれる。
【0067】
◇第5実施例(図10、図11)
《ある番号以外のインバータグループ指定》
この場合、「!」の符号を使用するようになっており、本例では、この場合の識別コードが3桁の[!04]であるとする。図10に示すフロー中、ステップP50では受信符号が「!」か否かの判断がなされ、YESのときはステップP51でフラグFe =1にされ、続いてステップP52で受信符号が1文字づつ取り出され、その都度、ステップP4、P5、P8、P9のルーチンが実行されてrxdNが[04]に設定される。
【0068】
ステップP9がYESとなってステップP53に進むと、ここでは、Fe =1?という判断と、invNx =rxdN?という判断がなされ、これにより「Fe =1、且つ、invNx ≠rxdN」=K1、「Fe =0、且つ、invNx =rxdN」=K2、「Fe =1、且つ、invNx =rxdN」=K3、並びに「Fe =0、且つ、invNx ≠rxdN」=K4の4つの判断結果のうちいづれか1つが得られる。
【0069】
K1のとき、すなわち受信符号が「!」付き番号のとき、その番号と異なるインバータ番号の子局では、ステップP54でrxdN=[00]?を判断し、本例ではrxdN=[04]のためNOであるから、ステップP55に移りここで最小番号、rxdN=[00]に強制的に置換される。ステップP11に移り、図1に示す実施例の場合と同様にinvNz =rxdNか否かの判断がなされる。インバータ番号[00]の子局ではrxdN=[00]でinvNz =[00]であるからYESとなり、すなわちプログラム処理a1に移行し、自インバータの指定であるとしてその後の情報処理を続行し、着信確認返送をおこなう。
【0070】
ステップP53の判断結果がK3のとき、すなわち「!」付き番号と一致したインバータ番号の子局ではプログラム処理a2に移行し、それ以上の情報処理をしない。このように、「!」付き識別コードを受信したときは「!」に続く2桁の番号と一致するインバータ番号以外のインバータがグループ指定される。なお、識別コードが[!00]のときは、インバータ[00]番の子局におけるステップP53の判断結果がK3となって指定外となるので、ステップP54でYESとなったときはステップP56に移行され、ここでrxdN=[00]の次の最小番号、rxdN=[01]に強制的に置換されるから、インバータ[01]番の子局から着信確認返送がおこなわれる。なお、ステップP57は識別コードが省略か否かを判断するステップである。
【0071】
◇第6実施例(図12)
図12により第6実施例を説明する。この実施例は4個の子局A31〜A34を有し、夫々が第1のインターフェ−ス20F及び第2のインターフェ−ス21Fをもち、1つの子局A31が親局8を代用するように構成されている。この場合、各局はその第1のインターフェ−ス20Fが第1の伝送路20に接続されることによって、親局代用子局A31と他の子局a32〜A34との間で図3で述べたと同様の送受信がおこなわれる。
【0072】
また、他の子局a32〜A34のうちの所定の1つの子局A34と親局代用子局A31とがフィードバック通信網としての第2の伝送路21に第2の第2のインターフェ−ス21によって接続されている。したがって、この実施例では子局A31に図2の親局8の機能が与えられており、図1に示した実施例と同様の動作をおこなうと共に、特にこの実施例では親局代用以外の1つの子局から種々の情報が第2の伝送路21を介してフィードバックされるようになっている。
【0073】
【発明の効果】
本発明によれば、インバータの制御に関して親局と子局との間でグループ同報通信が可能になり、且つ着信確認返送を行うことができる。しかも、グループ指定は、非判定記号、「偶数、奇数」を表す記号、「以上、以下」を表す記号、「以外」を表す記号を識別コードの一部の符号とすることにより容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例を説明するためのフローチャート
【図2】 本発明の実施形態を示すもので、親局と複数の子局との間の通信ネットワークの構成を示すブロック図
【図3】 同実施形態の通信装置のブロック図
【図4】 同実施形態における親局と全ての子局との間の接続構成を示す説明図
【図5】 通信フォーマットを示す図
【図6】 第2実施例を示す図1相当図
【図7】 第3実施例を示す図1相当図
【図8】 第4実施例を示す図1相当図
【図9】 第4実施例を示すために、図8とで1つのフローチャートをなす図1相当図
【図10】 第5実施例を示す図1相当図
【図11】 第5実施例を示すために、図10とで1つのフローチャートをなす図1相当図
【図12】 第6実施例を示すブロック図
【符号の説明】
1は電動機、2はインバータ主回路、3は運転制御部、4は通信部、5はインバータ、6は通信ケーブル、8は親子局、A00〜A21は子局である。
Claims (8)
- 電動機を駆動及び制御するインバータと通信装置とを備えた複数の子局と、
これら子局との間で情報の送受信が可能に接続された親局と、
各子局の前記通信装置に親局から受信した情報に付加された識別コードからその受信情報が自局指定のものか否かを判定する識別コード判定手段が設けられてなる通信システムであって、
複数桁から構成された識別コードの一部の桁に非判定符号を指定した識別コードでは、非判定符号が指定された桁以外の桁の個別符号どうしが一致する子局が指定されるように構成され、前記指定された子局のうち所定の1つの子局のみが親局に着信確認返信を行うように構成したことを特徴とする電動機制御用通信システム。 - 識別コードは、一部の桁に偶数または奇数指定記号を含むパターンでは所定の桁位置に指定記号に対応した偶数番号または奇数番号の個別符号を有する子局が指定されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電動機制御用通信システム。
- 識別コードは、「以下」、または「以上」を表す特定記号と数字とを含むパターンではその数字以上または以下に属する番号の個別符号を有する子局が指定されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電動機制御用通信システム。
- 識別コードは、「以外」を表す特定記号と個別符号とを含むパターンではその特定符号以外の符号を持つ子局が指定されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電動機制御用通信システム。
- 識別コードは、インバータの運転状態を表す特定記号を含むパターンではこれを受信した子局のうちその特定記号が表す状態のインバータが受信情報に示された制御がなされるようになっていることを特徴とする請求項1に記載の電動機制御用通信システム。
- 所定の1つの子局は、指定された複数の子局のうち最小の番号を個別符号として有する子局であることを特徴とする請求項1に記載の電動機制御用通信システム。
- 親局が1つの子局によって代用されていることを特徴とする請求項1に記載の電動機制御用通信システム。
- 親局代用子局以外の1つの子局から各種情報を親局代用子局に送信するフィードバック通信網を有することを特徴とする請求項7に記載の電動機制御用通信システム。
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