JP3784179B2 - メッセージ処理システム及び記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、メッセージ処理システム、特に、開示要求に係る発言及びこれに関連する発言を表示させるための操作手順に特徴を有するメッセージ処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
電子会議室は、通信ネットワークを使用した情報サービスの一つであって、通信ネットワークを介してクライアント側からサーバ側へ転送されるメッセージをサーバ側にて登録すべくなし、またサーバ側に既に登録してあるメッセージを、クライアント側からの要求に応じて開示すべくなすことによって、不特定多数の参加者間における意思伝達を実現する電子的な会議室を提供するものである。
【0003】
また、このような電子会議室においては、参加者がメッセージを新規登録する際に、該メッセージと既にサーバ側に登録してある他のメッセージとを関連付けて登録することを可能になしてある。具体的には、新規登録されるメッセージは、既に登録してあるメッセージの下手方向に関連付けられる。
しかも、呼び出されたメッセージの下手方向に他のメッセージが関連付けてある場合は、呼び出されたメッセージの開示に引き続いて、その下手方向に関連付けてあるメッセージを時間の経過及び関連付けにおける系統に基づき連鎖的に呼び出すことを可能になしてあって、参加者において関連発言を次々と呼び出して、話題の進行状況の把握が容易に行えるという特徴を有している。
【0004】
この種の電子会議室の一般的な構成は、メッセージの登録要求,開示要求及びその他の操作を受け付けて適宜の処理を行う、クライアント側に設置してあるコンピュータと、登録要求に係るメッセージを受け付けて登録し、また開示要求に応じて既に登録してあるメッセージを開示する処理を行う、サーバ側に設置してあるコンピュータとを、通信ネットワークにて接続させている。そして、各参加者がクライアント側のコンピュータを操作して、任意にメッセージの登録要求及び開示要求を行えるように構成されている。以下に、図面を用いて電子会議室の動作シーケンスを説明する。
【0005】
図9は、電子会議室システムの動作シーケンスの一例を説明するための説明図である。クライアント側のコンピュータ(以下、クライアントという)とサーバ側のコンピュータ(以下、サーバという)との通信が開始されると、クライアントはサーバへ会議室テーブルの開示を要求する(A) 。サーバは、クライアントからの開示要求を受けて、会議室テーブルを前記クライアントへ開示する(B) 。クライアントは、サーバからの会議室テーブルの開示を受けて、これを選択可能に表示画面に表示する(C) 。
【0006】
クライアントは、会議室テーブルを表示している表示画面において、参加者による会議室の選択操作を受け付け(D) 、サーバへ前記会議室における発言リストの開示を要求する(E) 。サーバは、クライアントからの開示要求を受けて、既に登録してある発言のリストを前記クライアントへ開示する(F) 。クライアントは、サーバからの発言リストの開示を受けて、これを選択可能に表示画面に表示する(G) 。
【0007】
クライアントは、発言リストの表示画面において参加者による発言の選択操作を受け付けて(H) 、サーバへ前記発言の内容の開示を要求する(I) 。サーバは、クライアントからの開示要求を受けて、指定された発言の内容を前記クライアントへ開示する(J) 。クライアントは、サーバからの発言の内容の開示を受けて、これを表示画面に表示する(K) 。このとき、表示してある発言に関連付けてある他の発言がある場合には、そのことを通知すると共に、その発言の内容を開示するか否かを参加者へ問い合わせる。問い合わせに応じて参加者から開示の要求がなされたとき、前述のシーケンス(I) に戻って、その発言を対象とする開示要求をサーバへ与える。
【0008】
クライアントは、発言の内容を表示している表示画面において、参加者による発言の入力操作を受け付ける(L) 。また、この入力された発言を、表示画面に表示してある発言に関連付けるか否かの設定を受け付ける。そして、入力された発言を送信する操作を受け付けたとき(M) 、サーバへ前記発言を、その関連付けの設定と共に送信する(N) 。サーバは、クライアントからの発言の送信を受けて、該発言を登録し、また発言リストを更新する(O) 。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで従来の電子会議室のクライアントにおいて、その表示画面には原則として一つの発言のみを表示すべくなしてあって、参加者は既に表示画面に表示してある発言に関連付けられた他の発言を呼び出す場合、その都度、それを指示する操作を行わなければならなかった。
従って、特に、表示してある発言に関連付けられた他の発言が多い場合などは、その全ての関連発言を読破するために相応の操作の負担を強いられることになるから、このような操作負担の軽減が望まれていた。
また一般に、議論展開の概略を把握する目的で使用される状況においては、各関連発言を精読することは行われず、その中に登場するキーワードを拾うことが可能な程度に通読されるため、各発言中のキーワードを効率的に拾うことが可能なシステムが、その目的に適している。
【0010】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであって、複数の関連発言を呼び出すための操作負担の軽減を図り、しかも、複数の関連発言を同時に表示すべくなして、その議論展開の把握に利便を図るメッセージ処理システム及び記録媒体の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
第1発明に係るメッセージ処理システムは、メッセージを格納するための格納部を有し、また複数の端末装置を接続してあって、端末装置から与えられるメッセージを、既に格納済みのメッセージと順序付けて前記格納部に格納し、また端末装置から与えられるメッセージの開示要求に応じて前記格納部からメッセージを読み出し、前記端末装置にて出力し、その後、前記メッセージを発端とする系統に連なる他のメッセージの開示要求を受け付けるべくなしてあるメッセージ処理システムにおいて、格納部に格納してあるメッセージ間の順序付けに基づき、開示要求されたメッセージ及び該開示要求されたメッセージを発端とする系統に連なる他のメッセージを特定し、特定したメッセージ及び該メッセージに係るタイトルを前記格納部から読み出す手段と、所定の割付規則に基づき、読み出したメッセージを1行にして画面表示が可能な展開領域に割り付ける手段と、開示要求を発した端末装置にて、前記展開領域の一部分と対応する表示領域の指定を受け付ける手段と、前記展開領域の指定された表示領域を切り出し、前記端末装置にて出力する手段と、読み出したタイトルのうち発端として開示要求されたメッセージに係るタイトルを、前記展開領域の指定された表示領域とは別の領域に前記端末装置にて出力する手段とを備えることを特徴とする。
【0012】
第2発明に係るメッセージ処理システムは、前記端末装置は、表示制御に係る操作を受け付ける手段と、受け付けた操作に応じて表示領域を指定する指定手段とを備えることを特徴とする。
【0013】
第3発明に係るメッセージ処理システムは、前記指定手段は、表示制御に係る操作によりスクロール表示が指令されたとき、表示領域を展開領域に割り付けられたメッセージの先頭側から末尾側へ予め設定された速度で移動させて、順次指定すべくなしてあることを特徴とする。
【0014】
第4発明に係る記録媒体は、メッセージを格納するための格納部を有し、また複数の端末装置を接続してあるコンピュータに、端末装置から与えられるメッセージを、既に格納済みのメッセージと順序付けて前記格納部に格納させ、また端末装置から与えられるメッセージの開示要求に応じて、前記格納部からメッセージを読み出して前記端末装置へ出力させるためのプログラムを記録してあるコンピュータでの読み取りが可能な記録媒体であって、コンピュータに、格納部に格納してあるメッセージ間の順序付けに基づき、開示要求されたメッセージ及び該開示要求されたメッセージを発端とする系統に連なる他のメッセージを特定し、特定されたメッセージ及び該メッセージに係るタイトルを前記格納部から読み出させるプログラムコード手段と、コンピュータに、読み出したメッセージを、開示要求を発した端末装置へ出力させるプログラムコード手段とを含むことを特徴とする。
【0015】
第5発明に係る記録媒体は、メッセージを格納するホストコンピュータと接続してあるコンピュータに、メッセージを前記ホストコンピュータへ与えさせ、またメッセージの開示要求を前記ホストコンピュータへ与えて、これに応じて前記ホストコンピュータから与えられるメッセージを出力させるためのプログラムを記録してあるコンピュータでの読み取りが可能な記録媒体であって、コンピュータに、所定の割付規則に基づき、与えられたメッセージを1行にして画面表示が可能な展開領域に割り付けさせるプログラムコード手段と、コンピュータに、前記展開領域の一部分と対応する表示領域の指定を受け付けさせるプログラムコード手段と、コンピュータに、前記展開領域の指定された表示領域を切り出し、出力させるプログラムコード手段と、コンピュータに、読み出されたタイトルのうち発端として開示要求されたメッセージに係るタイトルを、前記展開領域の指定された表示領域とは別の領域に出力させるプログラムコード手段とを含むことを特徴とする。
【0016】
図10は、メッセージを割り付けてある展開領域及びこれと関連付けて表示領域を説明するための説明図である。図において、外側の矩形領域Vはメッセージを割り付けるための展開領域を表している。展開領域Vにおけるメッセージの割付規則は以下の通りである。
1.一つのメッセージは、左側から右側へ横書きにして一行に割り付ける。
2.他のメッセージとの順序付けにおいて下手方向にあるメッセージは、その順序付けの上手方向のメッセージの先頭位置、即ち左端から所定の距離だけ
右側に隔離した位置を開始位置にして割り付ける。
【0017】
Wは前述の如き割付規則に基づき割り付けられた複数のメッセージの一例を表している。この例においては、1行目のメッセージが開示要求に係るメッセージであって、次の2行目のメッセージは前記メッセージの下手方向に順序付けられたメッセージである。図に示すように、2行目のメッセージの左端は1行目のメッセージの左端から所定の距離Xだけ隔離させてある。同様にして、2行目のメッセージの下手方向に順序付けられた3行目のメッセージの左端については、2行目のメッセージの左端から所定の距離Xだけ隔離させてある。
また、1行目のメッセージの下手方向に順序付けられたメッセージには、2行目のメッセージの他に5行目のメッセージがあって、その左端は割付規則に基づいて前述の2行目のメッセージの左端と同じになしてある。
【0018】
展開領域Vの略中央部、メッセージを割り付けてある領域に重ねて示してある矩形領域Yは、メッセージの開示要求に係る端末装置から受け付けた表示領域を表している。この表示領域Yの位置及びサイズについては、端末装置から指定することが可能になしてあって、前記端末装置の表示画面には、展開領域Vの指定の表示領域Yが切り出されて表示される。
すなわち、端末装置において表示領域Yを左側から右側へ、予め設定された速度で以て移動させ、それを順次指定すべく制御することにより、前記端末装置において複数のメッセージを右側から左側へスクロール表示させることが可能になる。
【0019】
この発明においては、順序付けがなされた複数のメッセージを端末装置側にてメッセージ毎に1行を対応させてスクロール表示すべく表示制御することで操作負担の軽減を図り、しかも、端末装置を操作する参加者において、複数のメッセージを同時に視野に収めることが可能になるため、その議論の展開状況の把握に利便を図ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
〔実施の形態1〕
図1は本発明に係るメッセージ処理システムの構成を示すブロック図である。図において、1は端末装置であって、会議室及びメッセージの選択操作並びにメッセージリスト(発言リスト)及びメッセージの内容の開示要求などを受け付けるための入力部2,入力部2から与えられる信号を演算処理する演算処理部3及び演算処理部3による演算結果、即ちメッセージの表示に使用される表示部4を備える。また演算処理部3は選択された会議室,そのメッセージリスト,選択されたメッセージの発言属性情報,そのメッセージの内容及びメッセージの展開領域並びにその他の表示制御に係る設定情報を記憶するための記憶部5及びメッセージの伝送に必要な直並列変換を行う変復調処理部6と接続してある。変復調処理部6は通信ネットワークであるLAN7と接続してある。
【0021】
一方、11はホストコンピュータであって、登録要求に係るメッセージを会議室と対応付けて格納するための格納部12,格納部12から所要のメッセージを読み出して演算処理する演算処理部13を備える。また演算処理部13は、ワークメモリとしてメッセージ間の順序付けにおける位置関係を表すインデックステーブルなどを記憶する記憶部14及びメッセージの伝送に必要な直並列変換を行う変復調処理部15と接続してある。変復調処理部15は通信ネットワークであるLAN7と接続してある。
【0022】
格納部12に格納してあるメッセージにはその管理情報として、そのメッセージを対応付けてある会議室を表す会議室ID,順序付けにおいてそのメッセージの上手方向になるメッセージの識別IDを表す親ID,発言者名及び発言日時を含む発言属性情報が設定してある。
【0023】
メッセージの登録手順を説明する。
端末装置1の入力部2によりメッセージの入力を受け付け、またそのメッセージを、表示画面に表示してある複数のメッセージのいずれかの下手方向に順序付けるか否かを問い合わせる。順序付けるとの応答を受け付けたとき、端末装置1はその順序付けにおいて登録するメッセージの上手方向となるべきメッセージを表示画面において指定するように促し、指定されたメッセージの識別情報を、登録するメッセージの発言属性情報の親IDに設定する。また、他のメッセージの下手方向に順序付けないとの応答を受け付けたとき、親IDにはダミー値(例えばヌル)に設定する。そして、演算処理部3は発言属性情報について開示要求に係る会議室を表す会議室ID,発言者名及び発言日時を設定し、登録するメッセージ及びその発言属性情報をホストコンピュータ11へ与える。
【0024】
記憶部14には、格納部12に格納済みのメッセージを管理するためのテーブルとして、インデックステーブルが記憶されている。インデックステーブルには具体的に、会議室ID,発言者名,発言日時,メッセージに固有の識別ID,その親ID,親IDが一致するメッセージのリストとして、次の、つまり弟分となるメッセージの識別IDを表す弟ID,前記識別IDを親IDとする、即ちこのメッセージの直接の下手方向にあるメッセージの識別IDを表す子ID及びタイトルが含まれている。
【0025】
弟IDの設定手順を説明する。
ホストコンピュータ11の演算処理部13は、メッセージの登録要求を受け付けたとき、全てのメッセージにおいてユニークな識別情報を生成して、そのメッセージの識別IDを設定する。またインデックステーブルにおいて、登録要求に係るメッセージについての弟ID及び子IDにダミー値を設定する。
そして、その発言属性情報に含まれる会議室ID及び親IDを検索キーにして両者が一致するメッセージを、格納部12に格納済みの全てのメッセージから検索する。検索キーに該当するメッセージが見つからなかったとき、後述する子IDの設定に処理を移す。
【0026】
一方、検索キーに該当するメッセージが見つかったとき、そのメッセージの弟IDに表された、即ち弟分のメッセージを検索し、該メッセージが見つかったときは更にその弟IDに基づき弟分のメッセージを検索するという具合に、弟IDにダミー値を設定してあるメッセージが見つかるまで繰り返す。そして、探し出したメッセージの弟IDに登録するメッセージの識別IDを設定する。
【0027】
子IDの設定手順を説明する。
ホストコンピュータ11の演算処理部13は、前述の如く、登録要求に係るメッセージとその兄貴分に該当するメッセージとの順序付けをなした後、親分に該当するメッセージからその下手方向への順序付けを行う。
すなわち、登録するメッセージの親IDに表されたメッセージを、格納部12に登録済みの全てのメッセージから検索し、該メッセージが見つかったときは、その子IDにダミー値を設定してあるか否かを判別し、ダミー値であるとき、その子IDに登録するメッセージの識別IDを設定して処理を終了する。またダミー値でないとき、処理を終了する。
【0028】
新規なメッセージの登録要求を受け付ける都度、前述の如き設定手順に従ってインデックステーブルを更新することにより、開示要求に係るメッセージを発端とする順序付けの下手方向に連なる他のメッセージの特定が容易になる。
【0029】
図2は本発明に係るメッセージ処理システムの動作シーケンスの一例を説明するための説明図である。端末装置1とホストコンピュータ11との通信が開始されると、端末装置1はホストコンピュータ11へ会議室テーブルの開示を要求する(SA)。ホストコンピュータ11は、端末装置1からの開示要求を受けて、会議室テーブルを前記端末装置1へ開示する(SB)。端末装置1は、ホストコンピュータ11からの会議室テーブルの開示を受けて、これを選択可能に表示画面に表示する(SC)。
【0030】
端末装置1は、会議室テーブルを表示している表示画面において、参加者による会議室の選択操作を受け付け(SD)、ホストコンピュータ11へ前記会議室におけるメッセージリストの開示を要求する(SE)。ホストコンピュータ11は、端末装置1からの開示要求を受けて、既に格納してあるメッセージのリストを後述する処理手順に従って作成し、これを前記端末装置1へ開示する(SF)。このリスト(以下、メッセージリストという)には、メッセージの内容も含まれている。端末装置1は、ホストコンピュータ11からのメッセージリストの開示を受けて、親IDがダミー値であるメッセージ、即ち自らの親分に該当するメッセージを持たないメッセージ(以下、親発言という)を選択可能に表示画面に表示する(SG)。
【0031】
端末装置1は、親発言を表示している表示画面において、参加者による親発言の選択操作を受け付けて(SH)、その親発言及びこれを発端とする系統に連なる他のメッセージを、後述する処理手順に従って割付規則に基づき展開領域に割り付けて、該展開領域の所定の表示領域を切り出して、これを表示画面に表示する(SI)。
そして、端末装置1は表示制御に係る操作を受け付け、受け付けた操作に応じて表示領域を指定し、展開領域の指定された表示領域を切り出して、これを表示画面に表示する(SJ)。
【0032】
具体的には、受け付けた操作によりスクロール表示が指令されたときには、表示領域を現在位置から順方向、即ちメッセージの先頭側から末尾側へ予め設定された速度で移動させて順次指定する。また、そのスクロール表示の停止が指令されたときには、表示領域の順次指定を停止する。また、スクロール表示の巻き戻しが指定されたときには、表示領域を現在位置から逆方向に、即ちメッセージの末尾側から先頭側へ向かって移動させて順次指定する。更にまた、スクロール表示の早送りが指定されたときには、表示領域を現在位置から順方向に予め設定された早送り速度で移動させて順次指定する。
【0033】
図3はステップSFにおけるメッセージリストの作成に係る処理手順を示すフローチャートである。ホストコンピュータ11の演算処理部13は、端末装置1の入力部2よりメッセージリストの開示要求を受け付けたとき、前述のインデックステーブルにおいて未選択のメッセージを選択する(S1)。選択したメッセージの会議室IDが、ステップSDにおいて選択された会議室の会議室IDと一致するか否かを判別し(S2)、一致するとき、メッセージリストに加えるべく、後述するリストアップルーチンをコールする(S3)。S2において、一致しないと判別したとき、またはS3に係るリストアップルーチンからリターンしたとき、未選択のメッセージが残っているか否かを判別し(S4)、残っているときは、S1に処理を戻し、以降の手順を繰り返す。またS4において、未選択のメッセージが残っていないと判別したときには、処理を終了する。
【0034】
図4はS3におけるリストアップルーチンの処理手順を示すフローチャートである。演算処理部13は選択したメッセージについて、所要の情報、具体的には発言者名,発言日時及びタイトル並びにその内容を記憶部14のワーク領域に転記し、行番号をカウントアップする(S11) 。当該メッセージの親IDがダミー値であるか否かを判別し(S12) 、ダミー値である場合、親発言を表す親フラグをセットする(S13) 。またS12において、親IDがダミー値でないと判別した場合は、前記メッセージの系統を表すストリングIDに前記親IDを設定する(S14) 。
【0035】
S13又はS14に係る処理を終了すると、当該メッセージの子IDがダミー値であるか否かを判別し(S15) 、ダミー値でない場合、その子IDによって識別される、即ち子分に該当するメッセージを選択し(S16) 、リストアップルーチンを再帰呼び出しによりコールする(S17) 。S15において、一致しないと判別したとき、またはS17に係るリストアップルーチンからリターンしたとき、当該メッセージの弟IDがダミー値であるか否かを判別し(S18) 、ダミー値でない場合、その弟IDによって識別される、即ち弟分に該当するメッセージを選択し(S19) 、リストアップルーチンを再帰呼び出しによりコールする(S20) 。S18において、弟IDがダミー値であると判別したとき、またはS20に係るリストアップルーチンからリターンしたとき、当該リストアップルーチンの呼び出し元へリターンする。
【0036】
図5はステップSIにおけるメッセージの展開領域への割り付けに係る処理手順を示すフローチャートである。端末装置1の演算処理部3は親発言の選択を受けて(S21) 、選択された親発言の内容を展開領域の左端を開始位置にして、その先頭行に割り付ける(S22) 。ストリングスIDに基づいて、系統のメッセージが残っているか否かを判別し(S23) 、残っているとき、系統の中で最も行番号が若いメッセージを選択する(S24) 。選択したメッセージの親分に該当するメッセージの開始位置を取得し(S25) 、この開始位置から所定の距離だけ隔離した位置を開始位置にして、当該メッセージを次の行に割り付ける(S26) 。そして、処理をS23へ戻し、以降の手順を繰り返す。S23において、系統のメッセージが残っていないと判別したとき、処理を終了する。
【0037】
図6及び図7は端末装置1の表示画面の一例を説明するための説明図である。図において、21は操作ボタンを配置してある操作領域であって、具体的には、スクロール表示の開始を指令するための自動ボタン22,スクロール表示の停止を指令するための停止ボタン23,スクロール表示の巻き戻しを指令するための巻き戻しボタン24及びスクロール表示の早送りを指令するための早送りボタン25を夫々配置してある。
【0038】
操作領域21の左端部の下側には、会議室を一覧表示する会議室表示領域26が設けてある。会議室表示領域26の右側には、親発言タイトル表示領域27及びメッセージ表示領域28が縦方向に連設してある。
親発言表示領域27は、選択された会議室に係る順序付けにおいて、他のメッセージの親分に該当し、しかも自身は親分を持たないメッセージのタイトルを表示する領域である。またメッセージ表示領域28は、ホストコンピュータ11から開示されたメッセージを表示する領域である。
図6の表示画面においてスクロール表示の開始が指定された場合、図7に示すように、メッセージ表示領域28に表示してあるメッセージは右から左へスクロール表示される。
【0039】
〔実施の形態2〕
図8は第4発明及び第5発明に係る記録媒体の実施の形態の構成を説明するための説明図である。ここに例示するプログラムは、コンピュータに、格納部に格納してあるメッセージ間の順序付けに基づき、開示要求に係るメッセージ及びこれを発端とする系統に連なる他のメッセージを特定し、前記格納部から読み出させるプログラムコード手段と、コンピュータに、所定の割付規則に基づき、読み出したメッセージを画面表示が可能な展開領域に割り付けさせるプログラムコード手段と、コンピュータに、前記展開領域の一部分と対応する表示領域の指定を受け付けさせるプログラムコード手段と、コンピュータに、前記展開領域の指定された表示領域を切り出し、出力させるプログラムコード手段とを含んでおり、以下に説明する記録媒体に記録されている。
【0040】
図において、31はコンピュータ30a ,30b とオンライン接続してある記録媒体であって、コンピュータ30a ,30b の設置場所から隔たって設置される、例えばWWW (World Wide Web)のサーバコンピュータを用いてなり、前記記録媒体31には前述の如きプログラム311 が記録されている。プログラム311 は、ホストコンピュータ用のプログラム311a及び端末装置用のプログラム311bからなる。
記録媒体31から読み出されたプログラム311aがコンピュータ30a を制御することにより、前記コンピュータ30a が本発明に係るメッセージ処理システムのホストコンピュータとして機能する。また、記録媒体31から読み出されたプログラム311bがコンピュータ30b を制御することにより、前記コンピュータ30a が本発明に係るメッセージ処理システムの端末装置として機能する。これらの動作は、前述した実施の形態1のメッセージ処理システムの動作と同様であるので、説明を省略する。
【0041】
記録媒体32a ,32b は、コンピュータ30a ,30b に夫々内蔵設置してあり、例えばハードディスクドライブ又はROM (Read Only Memory)等を用いてなる。前記記録媒体32a ,32b には前述の如きプログラム321 が記録されている。プログラム321 は、ホストコンピュータ用のプログラム321a及び端末装置用のプログラム321bからなる。
記録媒体32a から読み出されたプログラム321aがコンピュータ30a を制御することにより、前記コンピュータ30a が本発明に係るメッセージ処理システムのホストコンピュータとして機能する。また、記録媒体32b から読み出されたプログラム321bがコンピュータ30b を制御することにより、前記コンピュータ30b が本発明に係るメッセージ処理システムの端末装置として機能する。これらの動作は、前述した実施の形態1のメッセージ処理システムの動作と同様であるので、説明を省略する。
【0042】
記録媒体33a ,33b は、携帯可能であって、しかもコンピュータ30a ,30b に設けられたディスクドライブ34a ,34b に夫々に装填して使用される、例えば光磁気ディスク,CD−ROM又はフレキシブルディスク等を用いてなる。前記記録媒体33a ,33b には前述の如きプログラム331 が記録されている。プログラム331 は、ホストコンピュータ用のプログラム331a及び端末装置用のプログラム331bからなる。
記録媒体33a から読み出されたプログラム331aがコンピュータ30a を制御することにより、前記コンピュータ30a が本発明に係るメッセージ処理システムのホストコンピュータとして機能する。また、記録媒体33b から読み出されたプログラム331bがコンピュータ30b を制御することにより、前記コンピュータ30b が本発明に係るメッセージ処理システムの端末装置として機能する。これらの動作は、前述した実施の形態1のメッセージ処理システムの動作と同様であるので、説明を省略する。
【0043】
【発明の効果】
以上の如き第1乃至第3発明に係るメッセージ処理システム及び第4,第5発明に係る記録媒体に記録してあるプログラムにより制御されるコンピュータによっては、開示要求に係るメッセージ及びこれを発端とする系統に連なる他のメッセージを、相互の順序付けにおける位置関係及び割付規則に基づき展開領域上に割り付け、この展開領域の一部分を切り出して表示するから、関連発言を個々に指定する操作の手間の省略に優れた効果を奏する。
【0044】
また、一つのメッセージにつき一行を割り当ててスクロール表示するから、複数の関連発言を同時に視野に収めることが可能になるため、その使用者における議論展開の把握に優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るメッセージ処理システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係るメッセージ処理システムの動作シーケンスの一例を説明するための説明図である。
【図3】メッセージリストの作成に係る処理手順を示すフローチャートである。
【図4】リストアップルーチンの処理手順を示すフローチャートである。
【図5】メッセージの展開領域への割り付けに係る処理手順を示すフローチャートである。
【図6】端末装置の表示画面の一例を説明するための説明図である。
【図7】端末装置の表示画面の一例を説明するための説明図である。
【図8】第4発明及び第5発明に係る記録媒体の実施の形態の構成を説明するための説明図である。
【図9】電子会議室システムの動作シーケンスの一例を説明するための説明図である。
【図10】メッセージを割り付けてある展開領域及びこれと関連付けて表示領域を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 端末装置
2 入力部
3 演算処理部
4 表示部
5 記憶部
11 ホストコンピュータ
12 格納部
13 演算処理部
14 記憶部
Claims (5)
- メッセージを格納するための格納部を有し、また複数の端末装置を接続してあって、端末装置から与えられるメッセージを、既に格納済みのメッセージと順序付けて前記格納部に格納し、また端末装置から与えられるメッセージの開示要求に応じて前記格納部からメッセージを読み出し、前記端末装置にて出力し、その後、前記メッセージを発端とする系統に連なる他のメッセージの開示要求を受け付けるべくなしてあるメッセージ処理システムにおいて、
格納部に格納してあるメッセージ間の順序付けに基づき、開示要求されたメッセージ及び該開示要求されたメッセージを発端とする系統に連なる他のメッセージを特定し、特定したメッセージ及び該メッセージに係るタイトルを前記格納部から読み出す手段と、
所定の割付規則に基づき、読み出したメッセージを1行にして画面表示が可能な展開領域に割り付ける手段と、
開示要求を発した端末装置にて、前記展開領域の一部分と対応する表示領域の指定を受け付ける手段と、
前記展開領域の指定された表示領域を切り出し、前記端末装置にて出力する手段と、
読み出したタイトルのうち発端として開示要求されたメッセージに係るタイトルを、前記展開領域の指定された表示領域とは別の領域に前記端末装置にて出力する手段と
を備えることを特徴とするメッセージ処理システム。 - 前記端末装置は、表示制御に係る操作を受け付ける手段と、
受け付けた操作に応じて表示領域を指定する指定手段と
を備えることを特徴とする請求項1記載のメッセージ処理システム。 - 前記指定手段は、表示制御に係る操作によりスクロール表示が指令されたとき、表示領域を展開領域に割り付けられたメッセージの先頭側から末尾側へ予め設定された速度で移動させて、順次指定すべくなしてあることを特徴とする請求項2記載のメッセージ処理システム。
- メッセージを格納するための格納部を有し、また複数の端末装置を接続してあるコンピュータに、端末装置から与えられるメッセージを、既に格納済みのメッセージと順序付けて前記格納部に格納させ、また端末装置から与えられるメッセージの開示要求に応じて、前記格納部からメッセージを読み出して前記端末装置へ出力させるためのプログラムを記録してあるコンピュータでの読み取りが可能な記録媒体であって、
コンピュータに、格納部に格納してあるメッセージ間の順序付けに基づき、開示要求されたメッセージ及び該開示要求されたメッセージを発端とする系統に連なる他のメッセージを特定し、特定されたメッセージ及び該メッセージに係るタイトルを前記格納部から読み出させるプログラムコード手段と、
コンピュータに、読み出したメッセージを、開示要求を発した端末装置へ出力させるプログラムコード手段と
を含むことを特徴とするコンピュータでの読み取りが可能な記録媒体。 - メッセージを格納するホストコンピュータと接続してあるコンピュータに、メッセージを前記ホストコンピュータへ与えさせ、またメッセージの開示要求を前記ホストコンピュータへ与えて、これに応じて前記ホストコンピュータから与えられるメッセージを出力させるためのプログラムを記録してあるコンピュータでの読み取りが可能な記録媒体であって、
コンピュータに、所定の割付規則に基づき、与えられたメッセージを1行にして画面表示が可能な展開領域に割り付けさせるプログラムコード手段と、
コンピュータに、前記展開領域の一部分と対応する表示領域の指定を受け付けさせるプログラムコード手段と、
コンピュータに、前記展開領域の指定された表示領域を切り出し、出力させるプログラムコード手段と、
コンピュータに、読み出されたタイトルのうち発端として開示要求されたメッセージに係るタイトルを、前記展開領域の指定された表示領域とは別の領域に出力させるプログラ ムコード手段と
を含むことを特徴とするコンピュータでの読み取りが可能な記録媒体。
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