JP3783949B2 - ロック装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車用シート、コンソールボックスなどの車両に搭載する車両搭載物品のロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の例えば自動車用リャシートには車内の空間部を有効に利用するために、不使用時のシートにおけるシートバックをシートクッション上に折り畳み、シートクッションを前方に跳ね上げる。或いは、車床にロングスライドレールを取付けて、シートを前方に移動可能に取付ける。…などして、荷物の積載量を増加させたり、そのシートの後方に設置したシートの前方居住空間を拡大したものがある。
【0003】
そして、以上のシートクッションを跳ね上げる跳ね上げシートなどは、シートとしての使用状態を保持するために、車床側にロック装置によってロックされている。
【0004】
従って、不使用時に、シートクッションを跳ね上げる際には、前記ロック装置によるロックを操作部材の操作によって解除する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、例えば前記跳ね上げシート(セカンドシート)の後方にサードシートが設置され、サードシートの後方に有する後部ドアを開放して荷物を積載しようとしても、セカンドシートの跳ね上げ操作はサードシートが邪魔になるため、後部ドア方向から困難である。
【0006】
そのため、サイドドアを開放してサイドドア側からセカンドシートを跳ね上げた後、サードシートをスライドレールによって前方に移動して、サードシートが設置された車床を荷台としている。
【0007】
従って、跳ね上げシートなどの移動シートの後方に別のシートを設置するものにおいては、シートのロック解除の操作性が頗る悪い不具合があった。
【0008】
そこで、本発明は斯様にシート、コンソールボックスなど車内搭載物品のロック装置において、そのロック解除の操作性を向上させることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するための本発明は、車床に前後方向に移動可能に取付けたシート又は車両搭載物品等からなる被移動物品の底部における前部又は後部に設けたストライカ、前後方向に回動自在に車床側に設けると共に前記ストライカに係合して前記被移動物品を車床側にロックするラッチ、前記被移動物品の前方又は後方の車床上に前後方向に移動可能に設けたシート又は車両搭載物品等からなる移動物品の前部又は後部に設けて前記ラッチに直接又はロックブラケットを介して接触してラッチをロック解除方向に回動させるスライドピンからなる構成である。
【0010】
以上の構成により、移動物品を被移動物品方向に移動させると、スライドピンによって被移動物品をロックするラッチをロック解除方向に回動させる。これにより被移動物品の車床に対するロックは解除される。
【0011】
従って、被移動物品のロックを直接被移動物品に設けた操作部材で操作することなく、移動物品の移動によって被移動物品のロックを解除できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1乃至図3は、被移動物品、移動物品が自動車用シートである場合を示し、被移動物品がセカンドシート、移動物品がセカンドシートの後方に設置したサードシートとした場合である。
【0013】
図示するセカンドシートは、シートクッションFCにシートバックFBが前倒可能に連結され、シートクッションFCは前部側の底面より垂設したレッグ51が車床B側のブラケット53に枢支ピン52によって図1鎖線に示すように前方に跳ね上げ可能に枢着されている。
【0014】
そして、シートクッションFCの後部底面にはストライカ5が垂設され、このストライカ5は車床B側に前後方向に回動自在にピン23で枢着されているラッチ2にロックされている。
【0015】
なお、以上のシートクッションFCは、ばね(不図示)によって跳ね上げ方向に付勢されている。また、シートバックFBも同様にバネによって前倒方向に付勢されているため、シートバックFBのロック(不図示)を解除すると、シートバックFBが前倒れする。
【0016】
以上のラッチ2は図3に示す矢印方向と逆方向にバネ(不図示)の弾力によって付勢とれ、このラッチ2は、図2に示すようにサードシートのスライド用のロングスライドレール3に並設したブラケット6に取付けられており、上部に設けたフック部21と取付ピン23を挿通する通孔26との間に上下方向に長い長孔22が開孔されている。
【0017】
この長孔22内に、ロックブラケット1に設けた連結ピン13が挿通され、ロックブラケット1は図2、図3に示すように、ラッチ2に対してサードシート側に、前記ブラケット6に回動ピン12によって回動自在に架設されている。
【0018】
ロックブラケット1はサードシートのシートクッションRCに設けた前部レッグ4と一体のスライドピン40が突き当たる接触部10と、この接触部10と一体で前記連結ピン13を突設する回動部11とから構成され、図3の矢印方向と逆方向にバネ(不図示)の弾力で付勢されている。
【0019】
ロックブラケット1の接触部10における後部縁10Aは、前下がりの傾斜状に成形されている。従って、この後部縁10Aにスライドピン40が接触してスライドピン40が前方にスライドすると、接触部10を上方に押し上げてロックブラケット1はバネの弾力に抗して矢印方向に回動する。
【0020】
これにより、ラッチ2がロック解除方向である図3の矢印方向に回動してストライカ5に対するロックを解除する。
【0021】
なお、図示するものはスライドピン40の突き当たりによってロックブラケット1を介してラッチ2をロック解除方向に回動させるものであるが、ラッチ2に直接スライドピン40が突き当たり、ラッチ2をロック解除方向に回動するようにしても良い。斯様な構造のものには、例えばラッチの上下方向の中央部を回転自在に枢着し、その上部にストライカ5に係合するフック部を設け、下部にスライドピン40が突き当たる前記後部縁10Aに相当するものを設けることにより、スライドピン40によってラッチが直接ロック解除方向に回動する。
【0022】
前記サードシートはロングスライドレール3によって前後方向にスライド自在に車床B側に取付けられており、サードシートのシートクッションRCの後部レッグ41は、別のロック装置(不図示)によってロングスライドレール3にロックされている。
ロングスライドレール3にはスライドピン40スライド用の長孔30が前後方向に開孔され、このスライドピン40にシートクッションRCの前部レッグ4は固定されており、スライドピン40におけるロングスライドレール3の外部に突出する部分が、図2に示すように前記ロックブラケット1の接触部10に接触するように構成されている。
【0023】
図1乃至図2において、図中RBはサードシートのシートバック、6Aはブラケット6に設けたストライカ5の係合溝、16、16はロックブラケット1に設けた回動ピン12の挿通孔、61は回動ピン12の取付孔、63はラッチ2の取付ピン23を取付ける通孔を各々示す。
【0024】
斯して、サードシートを前方に移動させると、スライドピン40がロックブラケット1の後部縁10Aに接触してロックブラケット1を図3の矢印方向に回動させ、このロックブラケット1の矢印方向への回動によってラッチ2を同図矢印方向に回動させる。
【0025】
これにより、セカンドシートのシートクッションFCのロックが解除されるため、そのシートクッションFSは前方に跳ね上げ可能となる。
【0026】
セカンドシートのシートクッションFCを跳ね上げ後、サードシートのシートクッションRCをセカンドシートの設置場所までスライドレール3によって移動させることができるため、サードシートの後方の車床上に空間部が生じ、この空間部に荷物を積載できるなど有効利用できる。
【0027】
図4は被移動物品、移動物品がコンソールボックスの場合を示し、車床Bに左右一対のロングスライドレール3を前後方向に向けて固設し、このロングスライドレール3の前側に前部コンソールボックス、後側に後部コンソールボックスを各々スライド自在に設けた場合を示す。
【0028】
図示する前部コンソールボックスCFは、前脚51を跳ね上げ可能にロングスライドレール3に取付け、後脚に設けたストライカ5を前記実施例と同一の構造のラッチ2によってロックし、このラッチ2によるロック状態を解除した後、鎖線に示すように、前脚51の下端を中心に前方に跳ね上げ可能に取付けられている。
【0029】
また、ラッチ2には前記ロックブラケット1が連結され、後部コンソールボックスCRの前脚4に設けたスライドピン40の突き当たりによって、ラッチ2によるストライカ5のロック状態が解除されるように構成されている。
なお、後部コンソールボックスCRの後脚41及びスライドピン40は、前記実施例と同様にロングスライドレール3に設けた長孔30内にスライド可能に係合している。
【0030】
以上の実施例はいずれも、被移動物品FC、CFの後方に、移動物品RC、CRを配設した場合であるが、これを逆にしても良い。
また、図示する被移動物品FC、CFは前方に跳ね上げるものであるが、前方にスライドするものでも良い。
【0031】
【発明の効果】
本発明によれば、移動物品の移動によってロックが解除されるため、従来の如く、操作部材を操作する必要がない。従って、ロック解除の操作部材を操作し難い場所よりロック解除でき、ロック解除の操作性が良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す説明図である。
【図2】図1の要部の斜視図である。
【図3】図1の要部の正面図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
B 車床
FC 被移動物品
CF 被移動物品
RC 移動物品
CF 移動物品
1 ロックブラケット
2 ラッチ
3 ロングスライドレール
5 ストライカ
40 スライドピン

Claims (2)

  1. 車床に前後方向に移動可能に取付けたシート又は車両搭載物品等からなる被移動物品の底部における前部又は後部に設けたストライカ、
    前後方向に回動自在に車床側に設けると共に前記ストライカに係合して前記被移動物品を車床側にロックするラッチ、
    前記被移動物品の前方又は後方の車床上に前後方向に移動可能に設けたシート又は車両搭載物品等からなる移動物品の前部又は後部に設けて前記ラッチに直接又はロックブラケットを介して接触してラッチをロック解除方向に回動させるスライドピン
    からなるロック装置。
  2. 前記移動物品は車床に固定したロングスライドレールに取付けてなる請求項1記載のロック装置。
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