JP3783855B2 - コールセンタ情報分析システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コールセンタ情報を分析するコールセンタ情報分析システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
コールセンタに通話要求をした顧客に電話応対者が電話機によって電話応対をするシステムが実施されている。この従来のシステムは、電話交換機側から出力されるデータ(電話系のデータ)と、電話応対者が電話応対をしたときのデータ(応対系のデータ)とを別々に管理している。従来のシステムにおいて、電話系のデータは、定型的なレポート(定型レポート)により出力される。分析担当者は、これらのデータをコールセンタ情報として分析を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このようなコールセンタ情報の分析において、分析担当者は、電話系のデータと応対系のデータとを関連付けてコールセンタ情報の分析を行うことにより、初めて真の問題を発見する。例えば顧客からの1つの質問を解決するために一体何本の電話のやり取りがあったのか、といったようなことを分析担当者が知りたい場合、電話系のデータと応対系のデータが別々に管理され、何の関連も与えられていなければ、分析担当者は決して知ることはできない。
【0004】
また、従来のシステムは、電話系のデータの出力として定型レポートを利用している。この定型レポートは、一定期間毎に出力されるため、分析担当者は、分析を行ないたいときに、瞬時必要な定型レポートを入手(取得)することができず、コールセンタ情報の分析を行うことができない。
【0005】
また、分析担当者は、種々の分析を行うために、出力された定型レポートのデータ(電話系のデータ)を、例えば、ソフトウェア(例示:表計算用ソフトウェア)を利用して端末に入力(再入力)することにより、そのデータを取得する必要がある。従って、従来のシステムでは、データを取得するための作業が煩雑になってしまう。
【0006】
このようにして、分析担当者が種々の観点による分析を行なうためには、データを取得するための作業が煩雑になると共に、データを取得するための時間がかかってしまうため、分析担当者はコールセンタ情報の分析を迅速に行うことができず、分析業務に支障をきたす問題があった。
【0007】
本発明の目的は、コールセンタ情報の分析を迅速に行うことができるコールセンタ情報分析システムを提供することにある。
【0008】
本発明の他の目的は、電話系のデータと応対系のデータとを自動的に関連付けることにより、コールセンタ情報の分析を容易に行うことができるコールセンタ情報分析システムを提供することにある。
【0009】
本発明の更に他の目的は、多角的なコールセンタ情報の分析を行うことができるコールセンタ情報分析システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
以下に、[発明の実施の形態]で使用する番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]の記載との対応関係を明らかにするために付加されたものであるが、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
【0011】
本発明のコールセンタ情報分析システムは、コールセンタに通話要求をした顧客に電話応対者が電話機によって電話応対をするシステムである。本発明のコールセンタ情報分析システムは、分析用データ蓄積装置(20)と分析端末(10)とを備えている。分析端末(10)は分析担当者に属する。分析用データ蓄積装置(20)は、分析用データベース(25)を有する。この分析用データ蓄積装置(20)は、通話要求に関する電話呼情報(320)と電話応対に関する電話応対情報(510)とを収集し、電話呼情報(320)と電話応対情報(510)とを対応付けてコールセンタ情報として分析用データベース(25)に格納する。分析端末(10)は、コールセンタ情報の分析を行う。これにより、本発明のコールセンタ情報分析システムによれば、分析担当者がコールセンタ情報の分析を迅速に行うことができる。
【0012】
本発明のコールセンタ情報分析システムは、更に、電話呼情報中継制御装置(30)とコールセンタ制御装置(50)とを備えている。電話呼情報中継制御装置(30)は、通話要求を識別するための呼識別子(310)を含む電話呼情報(320)を分析用データ蓄積装置(20)に送信する。コールセンタ制御装置(50)は、電話応対を識別するための応対識別子(430)と対応表データ(512)とを含む電話応対情報(510)を分析用データ蓄積装置(20)に送信する。対応表データ(512)は、呼識別子(310)と応対識別子(430)とを対応付けるデータである。これにより、本発明のコールセンタ情報分析システムによれば、分析用データ蓄積装置(20)、電話呼情報中継制御装置(30)、コールセンタ制御装置(50)により、電話系のデータである電話呼情報(320)と応対系のデータである電話応対情報(510)とを自動的に関連付ける。このため、分析担当者がコールセンタ情報の分析を迅速且つ容易に行うことができる。
【0013】
本発明のコールセンタ情報分析システムは、更に、電話応対者に属する電話応対者端末(40)を備えている。電話応対者が通話要求に応答して電話応対をしたとき、電話呼情報中継制御装置(30)は、呼識別子(310)を電話応対者端末(40)に送信し、コールセンタ制御装置(50)は、応対識別子(430)を電話応対者端末(40)に送信する。電話応対者端末(40)は、呼識別子(310)と応対識別子(430)とを含む対応表データ生成要求をコールセンタ制御装置(50)に送信する。コールセンタ制御装置(50)は、対応表データ作成要求に基づいて対応表データ(512)を生成する。
【0014】
電話応対者端末(40)は、応対識別子(430)を含む電話応対情報(510)をコールセンタ制御装置(50)に送信する。コールセンタ制御装置(50)は、電話応対者端末(40)からの電話応対情報(510)を受信し、対応表データ(512)を更に含む電話応対情報(510)を分析用データ蓄積装置(20)に送信する。
【0015】
電話呼情報中継制御装置(30)は、電話呼情報(320)を格納する電話呼情報データベース(31)を有する。電話呼情報中継制御装置(30)は、分析用データ蓄積装置(20)からの電話呼情報要求(3)に応じて、電話呼情報データベース(31)に格納された電話呼情報(320)を分析用データ蓄積装置(20)に送信する。コールセンタ制御装置(50)は、電話応対情報(510)を格納する電話応対情報データベース(51)を有する。コールセンタ制御装置(50)は、分析用データ蓄積装置(20)からの電話応対情報要求(4)に応じて、電話応対情報データベース(51)に格納された電話応対情報(510)を分析用データ蓄積装置(20)に送信する。
【0016】
分析端末(10)は、検索条件を含む指示情報(110)を分析用データ蓄積装置(20)に送信する。分析用データ蓄積装置(20)は、指示情報(110)に応じて、検索条件を満たすコールセンタ情報を分析端末(10)に送信する。このように、分析担当者は、検索条件を入力するだけでコールセンタ情報の分析を行うことができ、本発明のコールセンタ情報分析システムによれば、コールセンタ情報の分析を迅速に行うことができる。本発明のコールセンタ情報分析システムにおいて、分析は、コールセンタのパフォーマンス評価、電話応対者の稼動状況である。このため、本発明のコールセンタ情報分析システムによれば、分析担当者が多様な検索条件を入力することにより、多角的なコールセンタ情報の分析を行うことができる。
【0017】
本発明のコールセンタ情報分析方法は、コールセンタに通話要求をした顧客に電話応対者が電話機によって電話応対をするシステムを用いた方法である。システムは、分析担当者に属する分析端末(10)、分析用データ蓄積装置(20)を備えている。本発明のコールセンタ情報分析方法は、分析用データ蓄積装置(20)によって、通話要求に関する電話呼情報(320)と電話応対に関する電話応対情報(510)とを収集するステップ(B2、B4)と、分析用データ蓄積装置(20)によって、電話呼情報(320)と電話応対情報(510)とを対応付けてコールセンタ情報として分析用データベース(25)に格納するステップ(B5〜B8)と、分析端末(10)によって、検索条件を含む指示情報(110)を分析用データ蓄積装置(20)に送信するステップ(C1〜C4)と、分析用データ蓄積装置(20)によって、指示情報(110)に応じて、検索条件を満たすコールセンタ情報を分析端末(10)に送信するステップ(C5〜C7)と、分析端末(10)によって、コールセンタ情報の分析を行うステップ(C8)とを備えている。このように、分析担当者は、検索条件を入力するだけでコールセンタ情報の分析を行うことができ、本発明のコールセンタ情報分析方法によれば、コールセンタ情報の分析を迅速に行うことができる。
【0018】
システムは、更に、電話呼情報中継制御装置(30)、コールセンタ制御装置(50)を備えている。本発明のコールセンタ情報分析方法は、更に、電話呼情報中継制御装置(30)によって、通話要求を識別するための呼識別子(310)を含む電話呼情報(320)を分析用データ蓄積装置(20)に送信するステップ(B1、B2)と、コールセンタ制御装置(50)によって、電話応対を識別するための応対識別子(430)と対応表データ(512)とを含む電話応対情報(510)を分析用データ蓄積装置(20)に送信するステップ(B3、B4)とを備えている。対応表データ(512)は、呼識別子(310)と応対識別子(430)とを対応付けるデータである。これにより、本発明のコールセンタ情報分析方法によれば、分析用データ蓄積装置(20)、電話呼情報中継制御装置(30)、コールセンタ制御装置(50)により、電話系のデータである電話呼情報(320)と応対系のデータである電話応対情報(510)とを自動的に関連付ける。このため、分析担当者がコールセンタ情報の分析を迅速且つ容易に行うことができる。
【0019】
システムは、更に、電話応対者に属する電話応対者端末(40)を備えている。本発明のコールセンタ情報分析方法は、更に、電話応対者が通話要求に応答して電話応対をしたとき、電話呼情報中継制御装置(30)によって、電話応対者端末(40)に呼識別子(310)を送信するステップ(A1〜A3)と、電話応対者が通話要求に応答して電話応対をしたとき、コールセンタ制御装置(50)によって、電話応対者端末(40)に応対識別子(430)を送信するステップ(A5〜A7)と、電話応対者端末(40)によって、呼識別子(310)と応対識別子(430)とを含む対応表データ生成要求をコールセンタ制御装置(50)に送信するステップ(A8)と、コールセンタ制御装置(50)によって、対応表データ作成要求に基づいて対応表データ(512)を生成するステップ(A9)とを備えている。
【0020】
本発明のコールセンタ情報分析方法は、更に、電話応対者端末(40)によって、応対識別子(430)を含む電話応対情報(510)をコールセンタ制御装置(50)に送信するステップ(A10)と、コールセンタ制御装置(50)によって、電話応対者端末(40)からの電話応対情報(510)を受信するステップ(A11)と、コールセンタ制御装置(50)によって、対応表データ(512)を更に含む電話応対情報(510)を分析用データ蓄積装置(20)に送信するステップ(B3、B4)とを備えている。
【0021】
本発明のコールセンタ情報分析方法は、更に、電話呼情報中継制御装置(30)によって、電話呼情報(320)を電話呼情報データベース(31)に格納するステップ(A4、A13)と、電話呼情報中継制御装置(30)によって、分析用データ蓄積装置(20)からの電話呼情報要求(3)に応じて、電話呼情報データベース(31)に格納された電話呼情報(320)を分析用データ蓄積装置(20)に送信するステップ(B1、B2)と、コールセンタ制御装置(50)によって、電話応対情報(510)を電話応対情報データベース(51)に格納するステップ(A11)と、コールセンタ制御装置(50)によって、分析用データ蓄積装置(20)からの電話応対情報要求(4)に応じて、電話応対情報データベース(51)に格納された電話応対情報(510)を分析用データ蓄積装置(20)に送信するステップ(B3、B4)とを備えている。
【0022】
本発明のコールセンタ情報分析方法において、分析は、コールセンタのパフォーマンス評価、電話応対者の稼動状況である。このため、本発明のコールセンタ情報分析システムによれば、分析担当者が多様な検索条件を入力することにより、多角的なコールセンタ情報の分析を行うことができる。
【0023】
本発明のコンピュータプログラムは、コールセンタに通話要求をした顧客に電話応対者が電話機によって電話応対をするシステムに備えられている。システムは、コンピュータである分析端末(10)、分析用データ蓄積装置(20)、電話呼情報中継制御装置(30)、コールセンタ制御装置(50)を備えている。分析端末(10)は分析担当者に属する。本発明のコンピュータプログラムは、電話呼情報中継制御装置(30)によって、通話要求に関する電話呼情報(320)を送信するステップ(B1、B2)と、電話呼情報(320)は通話要求を識別するための呼識別子(310)を含み、コールセンタ制御装置(50)によって、電話応対に関する電話応対情報(510)を送信するステップ(B3、B4)と、電話応対情報(510)は電話応対を識別するための応対識別子(430)と対応表データ(512)とを含み、対応表データ(512)は呼識別子(310)と応対識別子(430)とを対応付けるデータであり、分析用データ蓄積装置(20)によって、電話呼情報(320)と電話応対情報(510)とを収集するステップ(B2、B4)と、分析用データ蓄積装置(20)によって、電話呼情報(320)と電話応対情報(510)とを対応付けてコールセンタ情報として分析用データベース(25)に格納するステップ(B5〜B8)と、分析端末(10)によって、コールセンタ情報の分析を行うステップ(C8)とを備えた方法をコンピュータに実行させる。これにより、本発明のコンピュータプログラムによれば、分析用データ蓄積装置(20)、電話呼情報中継制御装置(30)、コールセンタ制御装置(50)により、電話系のデータである電話呼情報(320)と応対系のデータである電話応対情報(510)とを自動的に関連付ける。このため、分析担当者がコールセンタ情報の分析を迅速且つ容易に行うことができる。
【0024】
システムは、更に、電話応対者に属する電話応対者端末(40)を備えている。電話応対者端末(40)はコンピュータである。本発明のコンピュータプログラムは、電話応対者が通話要求に応答して電話応対をしたとき、電話呼情報中継制御装置(30)によって、電話応対者端末(40)に呼識別子(310)を送信するステップ(A1〜A3)と、電話応対者が通話要求に応答して電話応対をしたとき、コールセンタ制御装置(50)によって、電話応対者端末(40)に応対識別子(430)を送信するステップ(A5〜A7)と、電話応対者端末(40)によって、呼識別子(310)と応対識別子(430)とを含む対応表データ生成要求をコールセンタ制御装置(50)に送信するステップ(A8)と、コールセンタ制御装置(50)によって、対応表データ作成要求に基づいて対応表データ(512)を生成するステップ(A9)とを備えた方法を更にコンピュータに実行させる。
【0025】
本発明のコンピュータプログラムは、電話応対者端末(40)によって、応対識別子(430)を含む電話応対情報(510)をコールセンタ制御装置(50)に送信するステップ(A10)と、コールセンタ制御装置(50)によって、電話応対者端末(40)からの電話応対情報(510)を受信するステップ(A11)と、コールセンタ制御装置(50)によって、対応表データ(512)を更に含む電話応対情報(510)を分析用データ蓄積装置(20)に送信するステップ(B3、B4)とを備えた方法を更にコンピュータに実行させる。
【0026】
本発明のコンピュータプログラムは、電話呼情報中継制御装置(30)によって、電話呼情報(320)を電話呼情報データベース(31)に格納するステップ(A4、A13)と、電話呼情報中継制御装置(30)によって、分析用データ蓄積装置(20)からの電話呼情報要求(3)に応じて、電話呼情報データベース(31)に格納された電話呼情報(320)を分析用データ蓄積装置(20)に送信するステップ(B1、B2)と、コールセンタ制御装置(50)によって、電話応対情報(510)を電話応対情報データベース(51)に格納するステップ(A11)と、コールセンタ制御装置(50)によって、分析用データ蓄積装置(20)からの電話応対情報要求(4)に応じて、電話応対情報データベース(51)に格納された電話応対情報(510)を分析用データ蓄積装置(20)に送信するステップ(B3、B4)とを備えた方法を更にコンピュータに実行させる。
【0027】
本発明のコンピュータプログラムは、分析端末(10)によって、検索条件を含む指示情報(110)を分析用データ蓄積装置(20)に送信するステップ(C1〜C4)と、分析用データ蓄積装置(20)によって、指示情報(110)に応じて、検索条件を満たすコールセンタ情報を分析端末(10)に送信するステップ(C5〜C7)とを備えた方法を更にコンピュータに実行させる。このように、分析担当者は、検索条件を入力するだけでコールセンタ情報の分析を行うことができ、本発明のコンピュータプログラムによれば、コールセンタ情報の分析を迅速に行うことができる。本発明のコンピュータプログラムにおいて、分析は、コールセンタのパフォーマンス評価、電話応対者の稼動状況である。このため、本発明のコンピュータプログラムによれば、分析担当者が多様な検索条件を入力することにより、多角的なコールセンタ情報の分析を行うことができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
添付図面を参照して、本発明によるコールセンタ情報分析システムの実施の形態を以下に説明する。図1は、本発明のコールセンタ情報分析システムの構成を示すブロック図である。図1に示されるように、本発明のコールセンタ情報分析システムは、分析担当者に属する分析端末10、分析用データ蓄積装置20、電話呼情報中継制御装置30、電話応対者に属する電話応対者端末40、コールセンタ制御装置50、ネットワーク60を備えている。ネットワーク60は、分析端末10、分析用データ蓄積装置20、電話呼情報中継制御装置30、電話応対者端末40、コールセンタ制御装置50を相互に接続するLANで例示される通信ネットワークである。電話呼情報中継制御装置30は、例えばコールセンタに設けられている。あるいは、電話呼情報中継制御装置30、電話応対者端末40、コールセンタ制御装置50は、コールセンタに設けられている。
【0029】
電話呼情報中継制御装置30は、電話交換機と、ネットワーク60を介して分析端末10、分析用データ蓄積装置20、電話応対者端末40、コールセンタ制御装置50とを中継する装置である。電話呼情報中継制御装置30は、コンピュータプログラムである電話呼情報中継制御プログラム32を備え、この電話呼情報中継制御プログラム32によって自動的に動作する。電話呼情報中継制御プログラム32は、電話呼情報データベース31を有する。
【0030】
コールセンタ制御装置50は、コンピュータプログラムであるコールセンタ制御プログラム52を備え、このコールセンタ制御プログラム52によって自動的に動作する。コールセンタ制御プログラム52は、電話応対情報データベース51を有する。
【0031】
電話応対者端末40は、パーソナルコンピュータで例示される情報処理装置である。電話応対者端末40は、コールセンタに通話要求をした顧客に電話応対者が電話機により電話応対(応対)する際に、電話機と共に電話応対者によって利用される。この電話応対者端末40は、コンピュータプログラムである制御プログラム43を備え、制御プログラム43は、コールセンタ制御プログラム52に対応した端末用ソフトウェアとして予めにインストールされている。この制御プログラム43は、情報結合部41、電話対応業務制御部42を備えている。
【0032】
分析用データ蓄積装置20は、コンピュータプログラムである分析用データ蓄積プログラム26を備え、この分析用データ蓄積プログラム26によって自動的に動作する。分析用データ蓄積プログラム26は、データ抽出部21、データ生成部22、データ管理部23、分析データ格納部24を備えている。分析データ格納部24は、分析用データベース25を格納する。
【0033】
分析端末10は、パーソナルコンピュータで例示される情報処理装置である。この分析端末10は、コンピュータプログラムである分析プログラム11、表示部12を備え、分析プログラム11は、分析用データベース25に格納されたデータを検索・分析するための検索・分析用ソフトウェアとして予めにインストールされている。
【0034】
例えば、コールセンタの営業時間(顧客の利用時間)中に、顧客からコールセンタに電話がかかってくると、電話呼情報中継制御装置30の電話呼情報中継制御プログラム32は、公衆回線網を介して電話交換機から、顧客の通話要求を表す電話呼を受信し、電話応対者端末40に送信する。電話応対者が電話機を用いて電話に出たとき(通話要求に応答したとき)、電話応対者端末40の情報結合部41は、電話呼(通話要求)に応答した通話応答1を送信することで電話呼情報中継制御装置30にアクセスを開始する。
【0035】
電話呼情報中継制御プログラム32は、通話応答1に応じて、呼識別番号310を採番して(呼識別番号310を付けて)情報結合部41に送信し、情報結合部41は、その呼識別番号310を取得(受信)する。呼識別番号310は、顧客の通話要求を識別するための識別子である。この呼識別番号310は、電話応対者が顧客の通話要求に応答して電話に出たとき(電話応答したとき)、電話応対者端末40(情報結合部41)に付与される。
【0036】
また、電話呼情報中継制御プログラム32は、通話応答1(図1に示された通話応答1)に応じて、電話呼情報320の登録を開始する。電話呼情報320は、顧客の通話要求に関する情報である。この電話呼情報320は、電話呼情報データベース31に登録され、図2に示されるように、通話データ311を含む。通話データ311は、顧客と電話応対者との通話記録を示す。通話データ311は、開始日、上述の呼識別番号310、通話時間、転送回数を対応付ける欄311−1、311−2、311−3、311−4を含む。開始日は、通話応答1によって顧客と電話応対者とが通話を開始したときの日付を示す。通話時間は、顧客と電話応対者とが通話したときの時間を示す。転送回数は、顧客からの電話を電話応対者が他の電話応対者に転送したときの回数を示す。
【0037】
電話呼情報中継制御プログラム32は、通話応答1に応じて、電話呼情報320(通話データ311)として開始日、呼識別番号310、通話時間、転送回数を欄311−1、311−2、311−3、311−4に入力して電話呼情報データベース31に登録する。この場合、通話時間は初め“0”を表し、電話呼情報中継制御プログラム32は、通話応答1に応じて、通話時間のカウントを開始し、カウントされた通話時間を電話呼情報データベース31に登録する。また、転送回数は初め“0”を表し、電話応対者が他の電話応対者に転送したときに、電話呼情報中継制御プログラム32は、転送回数に1をインクリメントする。
【0038】
情報結合部41は、取得された呼識別番号310を電話応対者端末40の電話対応業務制御部42に出力する。電話対応業務制御部42は、応対識別番号要求2(図1に示された応対識別番号要求2)を送信してコールセンタ制御装置50(コールセンタ制御プログラム52)にアクセスする。
【0039】
コールセンタ制御プログラム52は、応対識別番号要求2に応じて、応対識別番号430を採番して(応対識別番号430を付けて)送信し、電話対応業務制御部42は、その応対識別番号430を取得(受信)する。応対識別番号430は、コールセンタに通話要求をした顧客に対して電話応対者が電話機によって行う応対を識別するための識別子である。この応対識別番号430は、電話応対者が顧客からの通話要求(電話)に1件1件応対する度に電話応対者端末40(電話対応業務制御部42)に付与される。電話対応業務制御部42は、呼識別番号310、応対識別番号430を含む対応表データ生成要求をコールセンタ制御装置50(コールセンタ制御プログラム52)に送信する。
【0040】
コールセンタ制御プログラム52は、対応表データ生成要求(呼識別番号310、応対識別番号430)を受信し、図4に示されるように、呼識別番号310と応対識別番号430とを対応付ける対応表データ512を生成する。電話対応業務制御部42は、電話応対者の操作に応じて、電話応対情報510をコールセンタ制御装置50に送信する。電話応対情報510は、コールセンタに通話要求をした顧客に対して電話応対者が電話機によって行う応対に関する情報である。
【0041】
この電話応対情報510は、図3に示されるように、応対データ511を含む。応対データ511は、コールセンタに通話要求をした顧客に電話応対者が電話機によって応対したときの電話応対者の応対を示す。応対データ511は、文字、数字で表され、電話応対者端末40を操作する電話応対者によって入力されるデータである。この応対データ511は、開始日、上述の応対識別番号430、タイトル(題名)、質問カテゴリコード(質問カテゴリCD)、解決日、問合わせ者コード(問合わせ者CD)、電話応対者コード(電話応対者CD)を対応付ける欄511−1、511−2、511−3、511−4、511−5、511−6、511−7を含む。この欄511−1〜511−7は、電話応対者端末40に表示される。開始日は、通話応答1によって顧客と電話応対者とが通話を開始したときの日付を示す。タイトルは、顧客からの用件を表す。質問カテゴリCDは、その用件に対応する顧客からの質問のカテゴリを識別するための識別子を示す。解決日は、その質問が解決したときの日付を示す。問合わせ者CDは、質問(問合わせ)をしてきた顧客を識別するための識別子を示す。電話応対者CDは、電話応対者を識別するための識別子を示す。
【0042】
電話対応業務制御部42は、コールセンタ制御装置50から応対識別番号430を取得したとき、応対識別番号430を欄511−2に入力し、電話応対者の操作に応じて、開始日、タイトル、解決日を欄511−1、511−3、511−5に入力する。
【0043】
また、電話応対情報510は、図5に示されるように、更に、問合わせ者CDと問合わせ者(氏名)とを対応付ける問合わせ者データ513を含む。この問合わせ者データ513は、電話応対情報データベース51に登録されている。電話応対者が顧客から氏名を聞いた場合、電話対応業務制御部42は、電話応対者の操作に応じて、コールセンタ制御装置50にアクセスし、その問合わせ者の氏名に該当する問合わせ者データ513を電話応対情報データベース51から読み出す。電話対応業務制御部42は、電話応対者の操作に応じて、読み出された問合わせ者データ513から問合わせ者の氏名に該当する問合わせ者CDを応対データ511の問合わせ者CDとして欄511−6に入力する。
【0044】
ここで、問合わせ者の氏名に該当する問合わせ者CDがない場合、電話対応業務制御部42は、電話応対者の操作に応じて、該当なしを表す問合わせ者CDを応対データ511の問合わせ者CDとして欄511−6に入力する。電話対応業務制御部42は、電話応対者の操作に応じて、問合わせ者データ513の該当なしを表す問合わせ者CDに対応付けて問合わせ者の氏名を入力することができる。これにより、再度、同じ顧客(問合わせ者)から電話がきた場合、電話対応業務制御部42は、電話応対者の操作に応じて、問合わせ者データ513から問合わせ者の氏名に該当する問合わせ者CDを応対データ511の問合わせ者CDとして欄511−6に入力することができる。
【0045】
また、電話応対情報510は、図6に示されるように、更に、電話応対者CDと電話応対者(氏名)とを対応付ける電話応対者データ514を含む。この電話応対者データ514は、電話応対情報データベース51に登録されている。電話対応業務制御部42は、電話応対者の操作に応じて、コールセンタ制御装置50にアクセスし、その電話応対者の氏名に該当する電話応対者データ514を電話応対情報データベース51から読み出す。電話対応業務制御部42は、電話応対者の操作に応じて、読み出された電話応対者データ514から電話応対者の氏名に該当する電話応対者CDを応対データ511の電話応対者CDとして欄511−7に入力する。
【0046】
また、電話応対情報510は、図7に示されるように、更に、質問カテゴリCDと質問のカテゴリを表す質問カテゴリとを対応付ける質問データ515を含む。この質問データ515は、電話応対情報データベース51に登録されている。電話応対者が顧客から質問を聞いた場合、電話対応業務制御部42は、電話応対者の操作に応じて、コールセンタ制御装置50にアクセスし、その質問に該当する質問データ515を電話応対情報データベース51から読み出す。電話対応業務制御部42は、電話応対者の操作に応じて、読み出された質問データ515から質問に該当する質問カテゴリCDを応対データ511の質問カテゴリCDとして欄511−4に入力する。
【0047】
ここで、質問に該当する質問カテゴリCDがない場合、電話対応業務制御部42は、電話応対者の操作に応じて、該当なしを表す質問カテゴリCDを応対データ511の質問カテゴリCDとして欄511−4に入力する。電話対応業務制御部42は、電話応対者の操作に応じて、質問データ515の該当なしを表す質問カテゴリCDに対応付けて質問カテゴリを入力することができる。これにより、再度、顧客(問合わせ者)から同じ質問をされた場合、電話対応業務制御部42は、電話応対者の操作に応じて、質問データ515から質問に該当する質問カテゴリCDを応対データ511の質問カテゴリCDとして欄511−4に入力することができる。
【0048】
このように、電話対応業務制御部42は、電話応対者の操作に応じて、応対データ511、読み出された問合わせ者データ513、電話応対者データ514、質問データ515を含む電話応対情報510をコールセンタ制御装置50に送信する。コールセンタ制御プログラム52は、電話応対情報510を受信し、対応表データを更に含む電話応対情報510を電話応対情報データベース51に登録する。
【0049】
顧客、電話応対者が電話を終了したとき、情報結合部41は、通話応答1の送信を終了することで電話呼情報中継制御装置30(電話呼情報中継制御プログラム32)のアクセスを終了する。電話呼情報中継制御プログラム32は、通話応答1の送信の終了に応じて、通話時間のカウントを終了し、電話呼情報320の登録を終了する。
【0050】
例えば、コールセンタの営業時間(顧客の利用時間)が終了した夜間に、分析用データ蓄積装置20のデータ抽出部21は、電話呼情報データベース31に登録されている電話呼情報320と、電話応対情報データベース51に登録されている電話応対情報510とを抽出する(取出す)。
【0051】
このデータ抽出部21は、図1に示されるように、電話呼情報要求3を送信することで電話呼情報中継制御装置30(電話呼情報中継制御プログラム32)にアクセスする。電話呼情報中継制御プログラム32は、電話呼情報要求3に応じて、電話呼情報データベース31に登録されている電話呼情報320を取出して送信し、データ抽出部21は、その電話呼情報320を取得(受信/収集)する。データ抽出部21は、電話応対情報要求4を送信することでコールセンタ制御装置50(コールセンタ制御プログラム52)にアクセスする。コールセンタ制御プログラム52は、電話応対情報要求4に応じて、電話応対情報データベース51に登録されている電話応対情報510を取出して送信し、データ抽出部21は、その電話応対情報510を取得(受信/収集)する。
【0052】
データ抽出部21は、取得された電話応対情報510(の対応表データ512)に含まれる呼識別番号310と、取得された電話呼情報320(の通話データ311)に含まれる呼識別番号310とを照合する。データ抽出部21は、照合の結果、一致した電話呼情報320と電話応対情報510とを分析用データ蓄積装置20のデータ生成部22に出力する。
【0053】
データ生成部22は、電話呼情報320に含まれる通話データ311、電話応対情報510に含まれる応対データ511、対応表データ512、問合わせ者データ513、電話応対者データ514、質問データ515に関して、データ共通化処理を行う。このデータ共通化処理としては、表現の統一、単位の統一、漢字コードの変換が例示される。例えば、応対データ511が文字で表され、データ生成部22は、その文字が表す表現の統一(例示:統一前“問い合わせ”、“問合わせ”統一後“問合わせ”、“問合わせ”)を行う。例えば、応対データ511が数字で表され、データ生成部22は、その数字が表す単位の統一(例示:統一前“1分”、“90秒”統一後“1分”、“1.5分”)を行う。例えば、応対データ511が文字で表され、データ生成部22は、その文字の漢字コードの変換(例示:変換前“といあわせ”変換後“問合わせ”)を行う。
【0054】
データ生成部22は、図8に示されるように、年月日を表すカレンダ211を有する。データ生成部22は、カレンダ211、データ共通化処理された通話データ311、応対データ511、対応表データ512、問合わせ者データ513、電話応対者データ514、質問データ515を対応付けてコールセンタ情報として構築し、分析用データベース25に登録(格納)する。
【0055】
コールセンタ情報は、図9に示されるように、データ生成部22によって構築される。この場合、対応表データ512は、分析用データベース25の中央(中心)に配置される。通話データ311は、対応表データ512に含まれる呼識別番号310と通話データ311に含まれる呼識別番号310とを対応付けるように分析用データベース25に配置されている。応対データ511は、対応表データ512に含まれる応対識別番号430と応対データ511に含まれる応対識別番号430とを対応付けるように分析用データベース25に配置されている。問合わせ者データ513は、応対データ511に含まれる問合わせ者CDと問合わせ者データ513に含まれる問合わせ者CDとを対応付けるように分析用データベース25に配置されている。電話応対者データ514は、応対データ511に含まれる電話応対者CDと電話応対者データ514に含まれる電話応対者CDとを対応付けるように分析用データベース25に配置されている。質問データ515は、応対データ511に含まれる質問カテゴリCDと質問データ515に含まれる質問カテゴリCDとを対応付けるように分析用データベース25に配置されている。カレンダ211は、通話データ311に含まれる開始日とカレンダ211が表す年月日とを対応付け、応対データ511に含まれる開始日とカレンダ211が表す年月日とを対応付けるように、分析用データベース25に配置されている。
【0056】
これにより、本発明のコールセンタ情報分析システムによれば、分析用データ蓄積装置20、電話呼情報中継制御装置30、コールセンタ制御装置50により、電話呼情報320(電話系のデータ:通話データ311)と電話応対情報510(応対系のデータ:応対データ511、対応表データ512、問合わせ者データ513、電話応対者データ514、質問データ515)とを自動的に関連付けるため、分析担当者がコールセンタ情報の分析を容易に行うことができる。
【0057】
この分析担当者は、分析端末10(分析プログラム11)を用いて、分析用データベース25から容易に検索対象であるデータを検索して、コールセンタのパフォーマンス評価、電話応対者の稼動状況で例示される電話応対の分析を行うことができる。コールセンタのパフォーマンス評価としては、例えば、顧客からどのような質問が多いのか、同一の顧客が何回質問してきたか、顧客からの1つの質問を解決するために一体何本の電話のやり取りがあったのか、顧客からの1つの質問を解決するためにどのくらいの時間がかかったのか、が挙げられる。電話応対者の稼動状況としては、例えば、1日に延べ何人の電話応対者が応対したか、顧客からの1つの質問を解決するために何回転送されたか(顧客からの1つの質問を解決するために延べ何人の電話応対者が応対したか)、が挙げられる。
【0058】
分析端末10の分析プログラム11は、図1に示されるように、分析担当者の操作に応じて、予めに分析担当者に与えられたパスワードのような検索要求5を送信することで分析用データ蓄積装置20のデータ管理部23にアクセスする。分析担当者は、分析端末10を操作して、分析用データベース25に登録された各データ(カレンダ211、通話データ311、応対データ511、問合わせ者データ513、電話応対者データ514、質問データ515)を分析用データ蓄積装置20が検索するための検索条件を入力する。
【0059】
ここで、コールセンタのパフォーマンス評価として、顧客からどのような質問が多いのか、同一の顧客が何回質問してきたか、といったようなことを分析担当者が知りたい場合、分析担当者は、分析端末10を操作して、例えば、応対データ511、問合わせ者データ513、質問データ515をコールセンタ情報として検索するための検索条件を入力する。コールセンタのパフォーマンス評価として、顧客からの1つの質問を解決するために一体何本の電話のやり取りがあったのか、顧客からの1つの質問を解決するためにどのくらいの時間がかかったのか、といったようなことを分析担当者が知りたい場合、分析担当者は、分析端末10を操作して、例えば、通話データ311、応対データ511、問合わせ者データ513、質問データ515をコールセンタ情報として検索するための検索条件を入力する。
【0060】
また、電話応対者の稼動状況として、1日に延べ何人の電話応対者が応対したか、といったようなことを分析担当者が知りたい場合、分析担当者は、分析端末10を操作して、例えば、応対データ511、電話応対者データ514、カレンダ211をコールセンタ情報として検索するための検索条件を入力する。電話応対者の稼動状況として、顧客からの1つの質問を解決するために何回転送されたか、といったようなことを分析担当者が知りたい場合、分析担当者は、分析端末10を操作して、例えば、通話データ311、応対データ511、電話応対者データ514、質問データ515をコールセンタ情報として検索するための検索条件を入力する。
【0061】
このように、本発明のコールセンタ情報分析システムによれば、分析担当者が多様な検索条件を入力することにより、多角的なコールセンタ情報の分析を行うことができる。
【0062】
分析端末10(分析プログラム11)は、入力された検索条件に基づいて検索指示を表す指示情報110を生成する。指示情報110には、検索条件が含まれる。分析プログラム11は、その指示情報110を分析用データ蓄積装置20に送信する。
【0063】
分析用データ蓄積装置20のデータ管理部23は、指示情報110を受信し、指示情報110に含まれる検索条件に基づいて、分析用データベース25に登録された各データを検索し、その検索条件を満たすコールセンタ情報を検索結果6として読み出す。データ管理部23は、読み出された検索結果6を分析端末10(分析プログラム11)に送信する。
【0064】
分析プログラム11は、検索結果6を受信して、検索結果6(コールセンタ情報)により、電話応対に関する分析を行う。分析プログラム11は、電話応対に関する分析結果として、多次元の表やグラフを生成し、表示部12に画面表示する。
【0065】
このように、分析担当者は、検索条件を入力するだけでコールセンタ情報の分析を行うことができ、本発明のコールセンタ情報分析システムによれば、コールセンタ情報の分析を迅速に行うことができる。
【0066】
次に、本発明のコールセンタ情報分析システムの動作として、電話呼情報320(電話系のデータ:通話データ311)と電話応対情報510(応対系のデータ:応対データ511、問合わせ者データ513、電話応対者データ514、質問データ515)とを対応表データ512によって自動的に関連付けて登録する作業について、図10、図11を参照して説明する。本発明のコールセンタ情報分析システムに備えられたコンピュータプログラム{電話呼情報中継制御プログラム32、制御プログラム43(情報結合部41、電話応対業務制御部42)、コールセンタ制御プログラム52}は、この作業をコンピュータ(電話呼情報中継制御装置30、電話応対者端末40、コールセンタ制御装置50)に実行させる。
【0067】
まず、コールセンタの営業時間(顧客の利用時間)中に、顧客からコールセンタに電話がかかってくると、電話呼情報中継制御装置30の電話呼情報中継制御プログラム32は、公衆回線網を介して電話交換機から、顧客の通話要求を表す電話呼を受信し、電話応対者端末40に送信する(ステップA1)。電話応対者が電話機を用いて電話に出たとき(通話要求に応答したとき)、電話応対者端末40の情報結合部41は、電話呼(通話要求)に応答した通話応答1を送信することで電話呼情報中継制御装置30にアクセスを開始する(ステップA2)。
【0068】
電話呼情報中継制御プログラム32は、通話応答1に応じて、呼識別番号310を採番して情報結合部41に送信し、情報結合部41は、その呼識別番号310を取得(受信)する(ステップA3)。このとき、電話呼情報中継制御プログラム32は、通話応答1に応じて、電話呼情報320(開始日、呼識別番号310、通話時間、転送回数を含む通話データ311)の登録を開始する(ステップA4)。この電話呼情報320(通話データ311)は、電話呼情報データベース31に登録される。
【0069】
情報結合部41は、取得された呼識別番号310を電話応対者端末40の電話対応業務制御部42に出力する(ステップA5)。電話対応業務制御部42は、応対識別番号要求2を送信してコールセンタ制御装置50(コールセンタ制御プログラム52)にアクセスする(ステップA6)。コールセンタ制御プログラム52は、応対識別番号要求2に応じて、応対識別番号430を採番して送信し、電話対応業務制御部42は、その応対識別番号430を取得(受信)する(ステップA7)。電話対応業務制御部42は、呼識別番号310、応対識別番号430を含む対応表データ生成要求をコールセンタ制御装置50(コールセンタ制御プログラム52)に送信する(ステップA8)。コールセンタ制御プログラム52は、対応表データ生成要求(呼識別番号310、応対識別番号430)を受信し、呼識別番号310と応対識別番号430とを対応付ける対応表データ512を作成(生成)する(ステップA9)。
【0070】
電話対応業務制御部42は、電話応対者の操作に応じて、応対データ511(開始日、応対識別番号430、タイトル、質問カテゴリCD、解決日、問合わせ者CD、電話応対者CDを含む)、問合わせ者データ513、電話応対者データ514、質問データ515を含む電話応対情報510をコールセンタ制御装置50に送信する(ステップA10)。コールセンタ制御プログラム52は、電話応対情報510を受信し、対応表データを更に含む電話応対情報510を電話応対情報データベース51に登録する(ステップA11)。
【0071】
顧客、電話応対者が電話を終了したとき、情報結合部41は、通話応答1の送信を終了することで電話呼情報中継制御装置30(電話呼情報中継制御プログラム32)のアクセスを終了する(ステップA12)。電話呼情報中継制御プログラム32は、通話応答1の送信の終了に応じて、電話呼情報320(通話データ311)の登録を終了する(ステップA13)。
【0072】
次に、本発明のコールセンタ情報分析システムの動作として、電話呼情報320(電話系のデータ:通話データ311)と電話応対情報510(応対系のデータ:応対データ511、対応表データ512、問合わせ者データ513、電話応対者データ514、質問データ515)とを自動的に関連付けて分析用データベース25に登録する作業について、図12を参照して説明する。本発明のコールセンタ情報分析システムに備えられたコンピュータプログラム{分析用データ蓄積プログラム26(データ抽出部21、データ生成部22、分析データ格納部24)、電話呼情報中継制御プログラム32、コールセンタ制御プログラム52}は、この作業をコンピュータ(分析用データ蓄積装置20、電話呼情報中継制御装置30、コールセンタ制御装置50)に実行させる。
【0073】
まず、コールセンタの営業時間(顧客の利用時間)が終了した夜間に、分析用データ蓄積装置20のデータ抽出部21は、電話呼情報要求3を送信することで電話呼情報中継制御装置30(電話呼情報中継制御プログラム32)にアクセスする(ステップB1)。電話呼情報中継制御プログラム32は、電話呼情報要求3に応じて、電話呼情報データベース31に登録されている電話呼情報320を取出して送信し、データ抽出部21は、その電話呼情報320を取得(受信)する(ステップB2)。データ抽出部21は、電話応対情報要求4を送信することでコールセンタ制御装置50(コールセンタ制御プログラム52)にアクセスする(ステップB3)。コールセンタ制御プログラム52は、電話応対情報要求4に応じて、電話応対情報データベース51に登録されている電話応対情報510を取出して送信し、データ抽出部21は、その電話応対情報510を取得(受信)する(ステップB4)。
【0074】
データ抽出部21は、取得された電話応対情報510(の対応表データ512)に含まれる呼識別番号310と、取得された電話呼情報320(の通話データ311)に含まれる呼識別番号310とを照合する。データ抽出部21は、照合の結果、一致した電話呼情報320と電話応対情報510とを分析用データ蓄積装置20のデータ生成部22に出力する(ステップB5)。
【0075】
データ生成部22は、電話呼情報320に含まれる通話データ311、電話応対情報510に含まれる応対データ511、対応表データ512、問合わせ者データ513、電話応対者データ514、質問データ515に関して、データ共通化処理を行う(ステップB6)。データ生成部22は、データ生成部22が有するカレンダ211、データ共通化処理された通話データ311、応対データ511、対応表データ512、問合わせ者データ513、電話応対者データ514、質問データ515を対応付けてコールセンタ情報として構築する(ステップB7)。データ生成部22は、構築されたコールセンタ情報を分析用データベース25に登録(格納)する(ステップB8)。
【0076】
次に、本発明のコールセンタ情報分析システムの動作として、電話対応に関する分析を行うためのデータを検索し、検索されたデータを基に分析を行う作業について、図13を参照して説明する。本発明のコールセンタ情報分析システムに備えられたコンピュータプログラム{分析プログラム11、分析用データ蓄積プログラム26(データ管理部23、分析データ格納部24)}は、この作業をコンピュータ(分析端末10、分析用データ蓄積装置20)に実行させる。
【0077】
まず、分析端末10の分析プログラム11は、分析担当者の操作に応じて、予めに分析担当者に与えられたパスワードのような検索要求5を送信することで分析用データ蓄積装置20のデータ管理部23にアクセスする(ステップC1)。分析プログラム11は、分析担当者が行う分析装置10の操作により、分析用データベース25に登録された各データ(カレンダ211、通話データ311、応対データ511、問合わせ者データ513、電話応対者データ514、質問データ515)を分析用データ蓄積装置20が検索するための検索条件を入力する(ステップC2)。分析プログラム11は、入力された検索条件に基づいて検索指示を表す指示情報110を生成する(ステップC3)。指示情報110には、検索条件が含まれる。分析プログラム11は、その指示情報110を分析用データ蓄積装置20に送信する(ステップC4)。
【0078】
分析用データ蓄積装置20のデータ管理部23は、指示情報110を受信し、指示情報110に含まれる検索条件に基づいて、分析用データベース25に登録された各データを検索し(ステップC5)、その検索条件を満たすコールセンタ情報を検索結果6として読み出す(ステップC6)。データ管理部23は、読み出された検索結果6を分析端末10(分析プログラム11)に送信する(ステップC7)。
【0079】
分析プログラム11は、検索結果6を受信して、検索結果6(コールセンタ情報)の分析を行う(ステップC8)。分析プログラム11は、電話応対に関する分析結果として、多次元の表やグラフを生成し、表示部12に画面表示する(ステップC9)。
【0080】
以上の説明により、分析担当者は、検索条件を入力するだけでコールセンタ情報の分析を行うことができ、本発明のコールセンタ情報分析システムによれば、コールセンタ情報の分析を迅速に行うことができる。
【0081】
また、本発明のコールセンタ情報分析システムによれば、分析担当者が多様な検索条件を入力することにより、多角的なコールセンタ情報の分析を行うことができる。
【0082】
また、本発明のコールセンタ情報分析システムによれば、分析用データ蓄積装置20、電話呼情報中継制御装置30、コールセンタ制御装置50により、電話呼情報320(電話系のデータ:通話データ311)と電話応対情報510(応対系のデータ:応対データ511、対応表データ512、問合わせ者データ513、電話応対者データ514、質問データ515)とを自動的に関連付けるため、分析担当者がコールセンタ情報の分析を容易に行うことができる。
【0083】
尚、本実施の形態において、分析端末10は、表示部12に分析結果を画面表示すると共に、分析端末10に接続された印刷装置により分析結果を印刷することもできる。あるいは、分析端末10は、分析結果を画面表示する代わりに、分析端末10に接続された印刷装置により分析結果を印刷することができる。
【0084】
本実施の形態において、ネットワーク60は、LANで例示される構内ネットワークであるが、これに限らず、インターネット、一般公衆回線網、専用回線網(例示:イントラネット)であってもよい。この場合、分析端末10は、携帯用端末、あるいは出張先、外出先に設置されているパーソナルコンピュータであり、分析担当者は、出張、外出の際でも、分析端末10を使用することによって、各種ネットワーク(インターネット、一般公衆回線網、専用回線網)に接続できる限り、いつでもどこでも分析を行なうことができるため、より一層迅速なコールセンタ情報の分析を行うことができる。分析端末10が携帯用端末である場合、パケット通信可能な携帯電話機(PHSを含む)でもよい。
【0085】
また、本実施の形態において、電話対応業務制御部42は、電話応対者が操作することに限らず、電話応対者の音声を入力することより、電話対応業務制御部42(制御プログラム43)とコールセンタ制御プログラム52とが動作して電話応対情報510(開始日、応対識別番号430、タイトル、質問カテゴリコード、解決日、問合わせ者コード、電話応対者コード)を欄511−1、511−2、511−3、511−4、511−5、511−6、511−7に入力することも可能である。
【0086】
【発明の効果】
本発明のコールセンタ情報分析システムによれば、コールセンタ情報の分析を迅速に行うことができる。
【0087】
本発明のコールセンタ情報分析システムによれば、電話系のデータと応対系のデータとを自動的に関連付けることにより、コールセンタ情報の分析を容易に行うことができる。
【0088】
本発明のコールセンタ情報分析システムによれば、多角的なコールセンタ情報の分析を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のコールセンタ情報分析システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、本発明のコールセンタ情報分析システムにおける電話呼情報中継制御装置の電話呼情報データベースに格納された通話データを示す図である。
【図3】図3は、本発明のコールセンタ情報分析システムにおけるコールセンタ制御装置の電話応対情報データベースに格納された応対データを示す図である。
【図4】図4は、本発明のコールセンタ情報分析システムにおけるコールセンタ制御装置の電話応対情報データベースに格納された対応表データを示す図である。
【図5】図5は、本発明のコールセンタ情報分析システムにおけるコールセンタ制御装置の電話応対情報データベースに格納された問合わせ者データを示す図である。
【図6】図6は、本発明のコールセンタ情報分析システムにおけるコールセンタ制御装置の電話応対情報データベースに格納された電話応対者データを示す図である。
【図7】図7は、本発明のコールセンタ情報分析システムにおけるコールセンタ制御装置の電話応対情報データベースに格納された質問データを示す図である。
【図8】図8は、本発明のコールセンタ情報分析システムにおける分析用データ蓄積装置のデータ生成部が有するカレンダを示す図である。
【図9】図9は、本発明のコールセンタ情報分析システムにおける分析用データ蓄積装置の分析用データベースに格納された各データを示す図である。
【図10】図10は、本発明のコールセンタ情報分析システムの動作を示すブロック図である。
【図11】図11は、本発明のコールセンタ情報分析システムの動作を示すブロック図である。
【図12】図12は、本発明のコールセンタ情報分析システムの動作を示すブロック図である。
【図13】図13は、本発明のコールセンタ情報分析システムの動作を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 通話応答
2 応対識別番号要求
3 電話呼情報要求
4 電話応対情報要求
5 検索要求
6 検索結果
10 分析端末
11 分析プログラム
12 表示部
20 分析用データ蓄積装置
21 データ抽出部
22 データ生成部
23 データ管理部
24 分析データ格納部
25 分析用データベース
26 分析用データ蓄積プログラム
30 電話呼情報中継制御装置
31 電話呼情報データベース
32 電話呼情報中継制御プログラム
40 電話応対者端末
41 情報結合部
42 電話応対業務制御部
50 コールセンタ制御装置
51 電話応対情報データベース
52 コールセンタ制御プログラム
60 ネットワーク
110 指示情報
211 カレンダ
310 呼識別番号
311 通話データ
320 電話呼情報
430 応対識別番号
510 電話応対情報
511 応対データ
512 対応表データ
513 問い合わせ者データ
514 電話応対者データ
515 質問データ

Claims (12)

  1. コールセンタに通話要求をした顧客に電話応対者が電話機によって電話応対をするシステムであって、
    前記電話応対者に属する電話応対者端末と、
    電話呼情報中継制御装置と、
    コールセンタ制御装置と、
    分析用データ蓄積装置と、
    分析端末とを備え、
    前記電話応対者が前記通話要求に応答して前記電話応対をしたとき、前記電話呼情報中継制御装置は、前記通話要求を識別するための呼識別子を前記電話応対者端末に送信し、前記コールセンタ制御装置は、前記電話応対を識別するための応対識別子を前記電話応対者端末に送信し、
    前記電話応対者端末は、前記呼識別子と前記応対識別子とを含む対応表データ生成要求を前記コールセンタ制御装置に送信し、前記コールセンタ制御装置は、前記対応表データ作成要求に基づいて、前記呼識別子と前記応対識別子とを対応付ける対応表データを生成し、
    前記電話呼情報中継制御装置は、前記通話要求に関する電話呼情報を生成し、前記電話呼情報は前記呼識別子を含み、
    前記電話応対者端末は、前記電話応対に関する電話応対情報を生成し、前記電話応対情報は前記応対識別子を含み、
    前記分析用データ蓄積装置は、分析用データベースを有し、前記電話呼情報と前記電話応対情報と前記対応表データとを収集し、前記電話呼情報と前記電話応対情報と前記対応表データとを含むコールセンタ情報前記分析用データベースに格納
    前記分析端末は、前記コールセンタ情報の分析を行うための指示情報を前記分析用データ蓄積装置に送信し、前記分析用データ蓄積装置は、前記指示情報に基づいて、前記分析用データベースから前記コールセンタ情報を読み出して、前記分析端末に送信する
    コールセンタ情報分析システム。
  2. 請求項に記載のコールセンタ情報分析システムにおいて、
    前記電話呼情報中継制御装置は、前記電話呼情報を格納する電話呼情報データベースを有し、前記分析用データ蓄積装置からの電話呼情報要求に応じて、前記電話呼情報データベースに格納された前記電話呼情報を前記分析用データ蓄積装置に送信し、
    前記コールセンタ制御装置は、前記電話応対者端末により生成された前記電話応対情報と、前記対応表データとを格納する電話応対情報データベースを有し、前記分析用データ蓄積装置からの電話応対情報要求に応じて、前記電話応対情報データベースに格納された前記電話応対情報と前記対応表データとを前記分析用データ蓄積装置に送信する
    コールセンタ情報分析システム。
  3. 請求項1又は2に記載のコールセンタ情報分析システムにおいて、
    前記分析は、前記コールセンタのパフォーマンス評価である
    コールセンタ情報分析システム。
  4. 請求項1〜のいずれか一項に記載のコールセンタ情報分析システムにおいて、
    前記分析は、前記電話応対者の稼動状況である
    コールセンタ情報分析システム。
  5. コールセンタに通話要求をした顧客に電話応対者が電話機によって電話応対をするシステムに適用され、分析用データ蓄積装置と、電話呼情報中継制御装置と、コールセンタ制御装置と、前記電話応対者に属する電話応対者端末と、分析端末とを備えたコンピュータを用いた方法であって、
    前記電話応対者が前記通話要求に応答して前記電話応対をしたとき、前記電話呼情報中継制御装置によって、前記通話要求を識別するための呼識別子を前記電話応対者端末に送信するステップと、前記コールセンタ制御装置によって、前記電話応対を識別するための 応対識別子を前記電話応対者端末に送信するステップと、
    前記電話応対者端末によって、前記呼識別子と前記応対識別子とを含む対応表データ生成要求を前記コールセンタ制御装置に送信するステップと、前記コールセンタ制御装置によって、前記対応表データ作成要求に基づいて、前記呼識別子と前記応対識別子とを対応付ける対応表データを生成するステップと、
    前記電話呼情報中継制御装置によって、前記通話要求に関する電話呼情報を生成するステップと、前記電話呼情報は前記呼識別子を含み、
    前記電話応対者端末によって、前記電話応対に関する電話応対情報を生成するステップと、前記電話応対情報は前記応対識別子を含み、
    前記分析用データ蓄積装置によって、前記電話呼情報と前記電話応対情報と前記対応表データとを収集するステップと、前記電話呼情報と前記電話応対情報と前記対応表データとを含むコールセンタ情報分析用データベースに格納するステップと、
    前記分析端末によって、指示情報を前記分析用データ蓄積装置に送信するステップと、
    前記分析用データ蓄積装置によって、前記指示情報に基づいて、前記分析用データベースから前記コールセンタ情報を読み出して、前記分析端末に送信するステップと、
    前記分析端末によって、前記コールセンタ情報の分析を行うステップとを備えた
    コールセンタ情報分析方法。
  6. 請求項に記載のコールセンタ情報分析方法において、
    更に、
    前記電話呼情報中継制御装置によって、前記電話呼情報を電話呼情報データベースに格納するステップと、
    前記電話呼情報中継制御装置によって、前記分析用データ蓄積装置からの電話呼情報要求に応じて、前記電話呼情報データベースに格納された前記電話呼情報を前記分析用データ蓄積装置に送信するステップと、
    前記電話応対者端末により生成された前記電話応対情報と、前記対応表データと前記コールセンタ制御装置によって電話応対情報データベースに格納するステップと、
    前記コールセンタ制御装置によって、前記分析用データ蓄積装置からの電話応対情報要求に応じて、前記電話応対情報データベースに格納された前記電話応対情報と前記対応表データとを前記分析用データ蓄積装置に送信するステップとを備えた
    コールセンタ情報分析方法。
  7. 請求項5又は6に記載のコールセンタ情報分析方法において、
    前記分析は、前記コールセンタのパフォーマンス評価である
    コールセンタ情報分析方法。
  8. 請求項のいずれか一項に記載のコールセンタ情報分析方法において、
    前記分析は、前記電話応対者の稼動状況である
    コールセンタ情報分析方法。
  9. コールセンタに通話要求をした顧客に電話応対者が電話機によって電話応対をするシステムに適用され、分析用データ蓄積装置と、電話呼情報中継制御装置と、コールセンタ制御装置と、前記電話応対者に属する電話応対者端末と、分析端末とを含むコンピュータに備えられたコンピュータプログラムであって、
    前記電話応対者が前記通話要求に応答して前記電話応対をしたとき、前記電話呼情報中継制御装置によって、前記通話要求を識別するための呼識別子を前記電話応対者端末に送信するステップと、前記コールセンタ制御装置によって、前記電話応対を識別するための応対識別子を前記電話応対者端末に送信するステップと、
    前記電話応対者端末によって、前記呼識別子と前記応対識別子とを含む対応表データ生成要求を前記コールセンタ制御装置に送信するステップと、前記コールセンタ制御装置によって、前記対応表データ作成要求に基づいて、前記呼識別子と前記応対識別子とを対応付ける対応表データを生成するステップと、
    前記電話呼情報中継制御装置によって、前記通話要求に関する電話呼情報を生成するス テップと、前記電話呼情報は前記呼識別子を含み、
    前記電話応対者端末によって、前記電話応対に関する電話応対情報を生成するステップと、前記電話応対情報は前記応対識別子を含み、
    前記分析用データ蓄積装置によって、前記電話呼情報と前記電話応対情報と前記対応表データとを収集するステップと、前記電話呼情報と前記電話応対情報と前記対応表データとを含むコールセンタ情報分析用データベースに格納するステップと、
    前記分析端末によって、指示情報を前記分析用データ蓄積装置に送信するステップと、
    前記分析用データ蓄積装置によって、前記指示情報に基づいて、前記分析用データベースから前記コールセンタ情報を読み出して、前記分析端末に送信するステップと、
    記分析端末によって、前記コールセンタ情報の分析を行うステップと
    を備えた方法を前記コンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
  10. 請求項に記載のコンピュータプログラムにおいて、
    前記電話呼情報中継制御装置によって、前記電話呼情報を電話呼情報データベースに格納するステップと、
    前記電話呼情報中継制御装置によって、前記分析用データ蓄積装置からの電話呼情報要求に応じて、前記電話呼情報データベースに格納された前記電話呼情報を前記分析用データ蓄積装置に送信するステップと、
    前記電話応対者端末により生成された前記電話応対情報と、前記対応表データと前記コールセンタ制御装置によって電話応対情報データベースに格納するステップと、
    前記コールセンタ制御装置によって、前記分析用データ蓄積装置からの電話応対情報要求に応じて、前記電話応対情報データベースに格納された前記電話応対情報と前記対応表データとを前記分析用データ蓄積装置に送信するステップと
    を備えた方法を更に前記コンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
  11. 請求項9又は10に記載のコンピュータプログラムにおいて、
    前記分析は、前記コールセンタのパフォーマンス評価である
    コンピュータプログラム。
  12. 請求項11のいずれか一項に記載のコンピュータプログラムにおいて、
    前記分析は、前記電話応対者の稼動状況である
    コンピュータプログラム。
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