JP3781563B2 - 設備台帳管理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラント設備の管理に用いられる工事台帳、機器台帳等の互いに関連する複数の台帳を管理する設備台帳管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プラント設備の工事を行った際には機器台帳と工事台帳の更新を行っており、特に台帳を管理する管理者が機器台帳と工事台帳に整合性が保てるように意識して更新を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の設備台帳管理装置にあっては、機器台帳と工事台帳の夫々について更新することになるので、管理者の異動などで各台帳の更新が正確に行われなくなると、プラント設備と適合した正しい情報を管理することができなくなり、業務中で各台帳のデータを使おうとしても、使えるデータになっていないことがあった。
【0004】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、プラント設備の工事時における工事台帳や機器台帳等の各台帳の作成または更新を自動的に行うことができる設備台帳管理装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明は、請求項1では、プラント設備の管理に用いられる工事台帳と機器台帳を管理する設備台帳管理装置であって、前記工事台帳と前記機器台帳をリンク付けするリンクテーブルと、前記工事台帳の作成または更新の際に入力された事項から前記機器台帳と関連する機器名称を抽出して前記リンクテーブルに保存する抽出手段と、前記工事台帳の作成または更新の際に前記リンクテーブルを参照して前記機器台帳の作成または更新すべき機器名称をユーザに通知する機器台帳入力通知手段と、前記機器台帳の作成または更新の際に前記工事台帳と関連する機器名称が入力されたか否かを確認する機器台帳確認手段と、この機器台帳確認手段により前記工事台帳と関連する機器名称が入力されていない場合にはその旨をユーザに通知する通知手段とを備えたことを特徴としている。
【0009】
この構成によれば、工事台帳を作成または更新する入力があると、機器台帳と関連する機器名称がリンクテーブルに保存される。そして、工事台帳の作成または更新後、機器台帳の作成または更新に移ると、工事台帳と整合性を保つようにリンクテーブルが参照されて、機器台帳における機器名称がリンクテーブルに保存された機器名称が作成または更新され、さらに作成または更新したことを確認する確認フラグがオン状態になる。そして、この状態で一旦装置の電源が切られ、その後、装置の電源の再投入時に確認フラグがオンになっていない機器名称があれば、工事台帳と機器台帳との整合性がとれていない旨がユーザに通知される。
【0010】
したがって、工事台帳をベースとして機器台帳の入力をユーザに促し、また未入力の機器台帳がある場合には装置の立ち上げ時にユーザに通知するので、機器台帳の入力漏れを確実に防止することができる。また、両台帳で重複する項目を管理するので、常に両台帳間の整合性が保たれる。
【0011】
請求項2では、プラント設備の管理に用いられる工事台帳と機器台帳を管理する設備台帳管理装置であって、前記工事台帳と前記機器台帳をリンク付けするリンクテーブルと、前記工事台帳の作成または更新の際に入力された事項から機器台帳と関連する工事番号、対象機器件数を抽出して前記リンクテーブルに保存する抽出手段と、前記工事番号に該当する機器の入力があると該機器を工事番号に対応させて前記機器台帳に登録し、前記リンクテーブルの対象機器件数を「1」減算する機器登録手段と、前記リンクテーブル上の対象機器件数を確認して、機器の未登録がある場合にはその旨をユーザに通知する通知手段とを備えたことを特徴としている。
【0012】
この構成によれば、工事台帳を作成または更新する入力があると、機器台帳と関連する工事番号、対象機器件数がリンクテーブルに保存される。その後、機器台帳を作成または更新する入力があると、リンクテーブルが参照されて、入力された機器が対応する工事番号と共に機器台帳に登録される。また同時にリンクテーブルの対象機器件数が「1」減算される。その後、装置の電源の再投入時にリンクテーブル上の対象機器件数が確認され、「0」でなければ機器の未登録がある旨がユーザに通知される。
【0013】
【発明の実施の形態】
《第1の実施の形態》
図1は本発明による設備台帳管理装置の第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【0014】
この第1の実施の形態の設備台帳管理装置は、工事台帳を管理する工事台帳管理部1と、機器台帳を管理する機器台帳管理部2と、工事台帳と機器台帳との整合性を管理するアラームメッセージ管理部3と、工事台帳と機器台帳の入力を行うデータ入力部4と、工事台帳と機器台帳とに関連するファイル(例えば機器名称と機場名等)の保存に使用するリンクテーブル5と、工事台帳及び機器台帳のデータを保存するデータ保存部6とを備えて構成されている。この第1の実施の形態の設備台帳管理装置は、工事台帳に登録された機器名称を機器台帳へ自動登録する機能を有する。
【0015】
工事台帳管理部1は、工事台帳入力の為の必要項目をデータ入力部4の工事台帳入力画面4bに表示する工事台帳表示部1aと、工事台帳入力画面4bに表示された必要項目に従ってユーザによって入力された必要事項をデータ保存部6の工事台帳データ保存部6aに保存する工事台帳保存部1bと、工事台帳入力画面4bに表示された必要項目に従ってユーザによって入力された必要事項から機器名称と機場名を抽出してリンクテーブル5に保存する機器抽出部1cとを備えている。
【0016】
機器台帳管理部2は、リンクテーブル5を参照して機器台帳に登録すべき必要項目をデータ入力部4の機器台帳入力画面4cに表示する機器台帳表示部2aと、機器台帳入力画面4cに表示された必要項目に従ってユーザによって入力された必要事項をデータ保存部6の機器台帳データ保存部6bに保存すると共に、リンクテーブル5の確認フラグをオンにする機器台帳確認部2bとを備えている。アラームメッセージ管理部3はアラームメッセージ表示部3aを備えている。データ入力部4は、上述した工事台帳入力要求画面4a、工事台帳入力画面4b、機器台帳入力画面4c及びアラームメッセージ表示画面4dを表示する機能を有する。データ保存部6には工事台帳データと機器台帳データが保存される。リンクテーブル5には図2に示すように”工事番号”、”工事名称”、”機器名称”、”機場名”、”確認フラグオン/オフ”等の項目が設けられており、それぞれの項目に対応してデータが保存される。
【0017】
なお、上記機器抽出部1cは抽出手段に対応し、機器台帳表示部2aは機器台帳入力通知手段に対応する。また、上記機器台帳確認部2bは機器台帳確認手段に対応し、アラームメッセージ表示部3aは通知手段に対応する。
【0018】
このように構成された設備台帳管理装置において、まずユーザが工事台帳入力要求画面4aを見て工事台帳の入力要求を行うと、工事台帳表示部1aは工事台帳入力画面4bに工事台帳入力の必要項目を表示する。ユーザはこの工事台帳入力画面4bに表示された工事台帳入力の必要項目に従って必要事項を入力する。ここで、工事台帳入力の必要項目としては、工事番号、工事名称、機器名称、機場名の他に、例えば、業者名、工事期間、見積額や予算、図面番号等であり、また、下水工事等の場合には路線番号等も含まれる。
【0019】
工事台帳入力画面4bより必要事項が入力されると、工事台帳保存部1bは入力された必要事項を工事台帳データ保存部6aに保存する。そして、工事台帳データ保存部6aに必要事項が保存されると、機器抽出部1cは保存された必要事項の中から、工事番号、工事名称毎に“機器名称”と“機場名”を抽出してリンクテーブル5を作成する。初期の確認フラグは、全て“OFF”である。以上により工事台帳の入力処理が終了する。
【0020】
こうして工事台帳の入力処理が終了すると、次に、機器台帳の入力処理が開始される。この機器台帳の入力処理においては、先ず、リンクテーブル5に格納された“機器名称”に従って、順次、機器に関するデータを入力していく。この機器に関するデータとしては、例えば設置年月日、設置場所、設置機場、設置業者、設置年数、分類や構成部品、および図面番号等である。
【0021】
機器台帳表示部2aは工事台帳が作成されるとリンクテーブル5を参照して機器台帳上の作成すべき事項を認識し、機器台帳に入力する作成すべき項目を機器台帳入力画面4cに表示する。ユーザは機器台帳入力画面4cに表示された項目に従って機器名称と機場名を含む必要事項を入力する。機器台帳確認部2bは機器名称と機場名を含む必要事項が入力されたことを確認すると、その必要事項を機器台帳データ保存部6bに保存すると共に該必要事項に対応するリンクテーブル5の確認フラグをオンにする。機器台帳表示部2aはリンクテーブル5で確認フラグがオンになっていない事項があるか否かを確認し、オンになっていない事項があれば、該事項を入力するための画面を機器台帳入力画面4cに表示して上記同様の処理を行う。アラームメッセージ表示部3aは、装置起動時(電源投入時)にリンクテーブル5の確認フラグを参照し、オンになってない事項を確認すると、アラームメッセージ表示画面4dにその旨のメッセージを表示する。
【0022】
以上の処理は、工事台帳の更新時においても同様である。すなわち、機器台帳表示部2aは工事台帳が更新されたとしてリンクテーブル5を参照して機器台帳上の更新すべき事項を認識し、機器台帳に入力する更新すべき項目を機器台帳入力画面4cに表示する。ユーザは機器台帳入力画面4cに表示された項目に従って機器名称と機場名を含む必要事項を入力する。機器台帳確認部2bは機器名称と機場名を含む必要事項が入力されたことを確認すると、その必要事項を機器台帳データ保存部6bに保存すると共に該必要事項に対応するリンクテーブル5の確認フラグをオンにする。機器台帳表示部2aはリンクテーブル5で確認フラグがオンになっていない事項があるか否かを確認し、オンになっていない事項があれば、該事項を入力するための画面を機器台帳入力画面4cに表示して上記同様の処理を行う。アラームメッセージ表示部3aは、装置起動時(電源投入時)にリンクテーブル5の確認フラグを参照し、オンになってない事項を確認すると、アラームメッセージ表示画面4dにその旨のメッセージを表示する。
【0023】
図3及び図4は上記動作をフローチャートで示したものである。
【0024】
図4において、まず工事台帳入力要求があるか否かを判定し、工事台帳入力要求があれば工事台帳入力の必要項目を工事台帳入力画面4bに表示する。そして、工事台帳入力の必要項目を表示した後、その必要項目に対する必要事項の入力があれば、それを工事台帳データ保存部6aに保存し、さらに入力された必要事項から機器名称と機場名を抽出してリンクテーブル5に保存する(ステップST10〜18)。リンクテーブル5に機器名称と機場名を保存した後、機器台帳入力処理に移行する。機器台帳入力処理に移行すると、まずリンクテーブル5を参照して機器台帳に入力すべき必要項目を確認し、当該項目があればそれを機器台帳入力画面4cに表示する。そして、当該項目に対するユーザ入力があると、それを機器台帳データ保存部6bに保存すると共にそれに対応するリンクテーブル5の確認フラグをオンにする(ステップST20〜26)。この処理を行った後、機器台帳入力が終了か否かを判定する(ステップST28)。この判定において、他に工事台帳に入力する機器があると判断すると、ステップST20に戻って上記同様の処理を行い、機器台帳入力終了であると判断すると何も処理をせずステップST10に戻る。
【0025】
そして、工事台帳と機器台帳の作成・更新処理が行われた後、装置の電源を切って再び投入すると、その直後に図3の処理が行われる。すなわち、この処理において、まずリンクテーブル5の確認フラグを参照し、オンになっていない機器名称があるか否かを判定し(ステップST40、42)、オンになっていない機器名称がない場合、即ちリンクテーブル5上の全ての確認フラグがオンになっている場合は何も処理をせずその処理を抜け、一つでも確認フラグがオフになっていれば、その旨をアラームメッセージ表示画面4dに表示して処理を抜ける(ステップST44)。
【0026】
このように、この第1の実施の形態によれば、工事台帳入力画面4bで工事台帳を作成・更新する入力を行うと、機器台帳と共通する”機器名称“と”機場名“がリンクテーブル5に保存される。工事台帳の作成・更新後、機器台帳の作成・更新に移り、工事台帳と整合性を保つようにリンクテーブル5が参照され、機器台帳における”機器名称“と”機場名“がリンクテーブル5に保存された”機器名称“と”機場名“となり、さらに整合性がとれたことを示す確認フラグがオン状態になる。そして、装置の電源投入時に確認フラグがオンになっていない”機器名称“があれば、その旨がアラームメッセージ表示画面4dに表示されて、工事台帳と機器台帳との整合性がとれていないことがユーザに通知される。
【0027】
したがって、工事台帳をベースとして機器台帳の入力をユーザに促し、また未入力の機器台帳がある場合に装置の立ち上げ時にアラームメッセージにて通知するので、機器台帳の入力漏れを確実に防止することができる。また、両台帳で重複する項目を管理するので、常に両台帳間の整合性が保たれる。
【0028】
なお、上記の第1の実施の形態では、リンクテーブル5の項目として機場名を例にあげたが、対象とするプラントによっては浄水場であったり、ごみ処理場であったりするので、機場名以外も適用可能である。
【0029】
《第2の実施の形態》
図5は本発明による設備台帳管理装置の第2の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【0030】
この第2の実施の形態の設備台帳管理装置は、工事台帳を管理する工事台帳管理部10と、機器台帳を管理する機器台帳管理部20と、工事台帳と機器台帳との整合性を管理するアラームメッセージ管理部30と、工事台帳入力及び機器台帳入力を行うデータ入力部40と、工事台帳と機器台帳に関連するファイルを登録するためのリンクテーブル50と、工事台帳及び機器台帳のデータを保存するデータ保存部60とを備えている。この第2の実施の形態の設備台帳管理装置も工事台帳に登録された機器名称を機器台帳へ登録するものである。
【0031】
工事台帳管理部10は、工事台帳表示部10aと、工事台帳保存部10bと、工事番号登録部10cとを備えている。機器台帳管理部20は、工事一覧表示部20aと、機器台帳表示部20bと、機器台帳確認部20cと、機器登録部20dとを備えている。アラームメッセージ管理部30はアラームメッセージ表示部30aを備えている。データ入力部40は、工事台帳入力画面40a、工事選択画面40b、機器台帳入力画面40c及びアラームメッセージ表示画面40dを表示する機能を有している。データ保存部60は工事台帳データ保存部60aと機器台帳データ保存部60bとを備えている。リンクテーブル50には、図6に示すように”工事番号”、”工事名称”、”未登録機器件数”、”機器名称”、”機場名”等の項目が設けれており、それぞれの項目に対応してデータが保存される。
【0032】
このような構成において、まずユーザが工事台帳入力画面40aを通して工事台帳の入力要求を行うと、工事台帳表示部10aは工事台帳入力の項目を工事台帳入力画面40aに表示する。ユーザはこの工事台帳入力画面40aに表示された項目に従って必要事項を入力する。工事台帳保存部10bは工事台帳入力画面40aより必要事項が入力されたことを確認すると、それを工事台帳データ保存部60aに登録する。工事番号登録部10cは、工事台帳入力画面40aより入力された必要事項から”工事番号”、”工事名称”、”対象機器件数”を抽出してリンクテーブル50に保存する。このとき対象機器件数は未登録機器件数として保存する。未登録機器件数の初期値は“n”である。工事台帳の入力が終了すると、工事一覧表示部20aはリンクテーブル50を参照して工事一覧を工事選択画面40bに表示する。ユーザはこの工事選択画面40bを見ながら入力する機器の該当工事番号を選択する。機器台帳表示部20bは機器台帳入力画面40cに機器台帳入力の項目を表示する。ユーザは機器台帳入力画面40cに表示された項目に従って必要事項を入力する。機器台帳確認部20cは必要事項が入力されたことを確認すると、それを機器台帳データ保存部60bに保存する。機器登録部20dは選択された工事番号と、今入力された機器とを対応させて機器台帳データ保存部60bに登録してリンクテーブル50の未登録件数を「1」減算する。
【0033】
そして、工事台帳と機器台帳の作成が行われた後、装置の電源を切って再び投入すると、アラームメッセージ表示部30aはリンクテーブル50の未登録機器件数を確認して、その件数が「0」でなければアラームメッセージ表示画面40dに「工事番号△△に於いて未登録機器00件有り」等のアラームメッセージを表示する。
【0034】
図7及び図8は上記動作をフローチャートで示したものである。
【0035】
図8において、まず工事台帳入力要求があるか否かを判定し、工事台帳入力要求があれば工事台帳入力の項目を工事台帳入力画面40aに表示する。そして、工事台帳入力の必要項目を表示した後、その必要項目に対する入力があれば、それを工事台帳データ保存部60aに保存し、さらに入力された必要事項から工事番号、工事名称、対象機器件数を抽出してリンクテーブル50に保存する(ステップ50〜58)。リンクテーブル50に工事番号、工事名称、対象機器件数を保存した後、リンクテーブル50を参照しながら工事一覧を工事選択画面40bに表示する(ステップST60)。そして、入力する機器の該当工事番号の選択が行われたかを確認し、該当工事番号の選択が行われたと判断すると、機器台帳入力の項目を機器台帳入力画面40cに表示する。そして、当該項目に対する入力があると、それを機器台帳データ保存部60bに保存すると共に、選択された工事番号と今入力された機器とを対応させて機器台帳データ保存部60bに登録してリンクテーブル50の未登録件数を「1」減算する(ステップST62〜70)。ステップST62〜70の処理は工事番号の選択操作がある限り繰り返し行われる。
【0036】
そして、工事台帳と機器台帳の作成・更新が行われた後、装置の電源を切って再び投入すると、その直後に図7の処理が行われる。すなわち、この処理において、まずリンクテーブル50の未登録機器の件数を確認し、未登録件数が「0」であれば何も処理をせずその処理を抜け、「1」以上であればアラームメッセージ表示画面40dに「工事番号△△に於いて未登録機器「00」件有り」等のアラームメッセージを表示して処理を抜ける(ステップST80〜84)。
【0037】
このように、この第2の実施の形態によれば、例えば、工事台帳を更新する入力があると、機器台帳と関連する”工事番号”、”工事名称”、”対象機器件数”がリンクテーブル50に保存される。その後、機器台帳を更新する入力があると、リンクテーブル50が参照されて、入力された機器が対応する工事番号と共に機器台帳に登録される。また同時にリンクテーブル50の対象機器件数が「1」減算される。その後、装置の電源の再投入時にリンクテーブル上の対象機器件数が確認され、「0」でなければ機器の未登録がある旨がユーザに通知される。
【0038】
したがって、工事台帳をベースとして機器台帳の入力をユーザに促し、また未入力の機器台帳がある場合に装置の立ち上げ時にアラームメッセージにて通知するので、機器台帳の入力漏れを確実に防止することができる。また、両台帳で重複する項目を管理するので、常に両台帳間の整合性が保たれる。
【0039】
なお、上記第1、2の実施の形態では工事台帳と機器台帳を例として説明したが、修繕台帳と機器台帳でも同様の処理が可能である。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、工事台帳をベースとして機器台帳の入力をユーザに促し、また未入力の機器台帳がある場合には装置の立ち上げ時にその旨をアラームメッセージにて通知するので、機器台帳の入力漏れを確実に防止することができる。また、両台帳で重複する項目を管理するので、常に両台帳間の整合性が保たれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による設備台帳管理装置の第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態の設備台帳管理装置のリンクテーブルを示す説明図である。
【図3】第1の実施の形態の設備台帳管理装置の動作を示すフローチャートである。
【図4】第1の実施の形態の設備台帳管理装置の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明による設備台帳管理装置の第2の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図6】第2の実施の形態の設備台帳管理装置のリンクテーブルを示す説明図である。
【図7】第2の実施の形態の設備台帳管理装置の動作を示すフローチャートである。
【図8】第2の実施の形態の設備台帳管理装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1、10 工事台帳管理部
2、20 機器台帳管理部
3、30 アラームメッセージ管理部
4、40 データ入力部
5、50 リンクテーブル
6、60 データ保存部
1a、10a 工事台帳表示部
1b、10b 工事台帳保存部
1c 機器抽出部
2a、20b 機器台帳表示部
2b、20c 機器台帳確認部
3a、30a アラームメッセージ表示部
4a 工事台帳入力要求画面
4b、40a 工事台帳入力画面
4c、40c 機器台帳入力画面
4d、40d アラームメッセージ表示画面
6a、60a 工事台帳データ保存部
6b、60b 機器台帳データ保存部
10c 工事番号登録部
20a 工事一覧表示部
20d 機器登録部
40b 工事選択画面
Claims (2)
- プラント設備の管理に用いられる工事台帳と機器台帳を管理する設備台帳管理装置であって、
前記工事台帳と前記機器台帳をリンク付けするリンクテーブルと、
前記工事台帳の作成または更新の際に入力された事項から前記機器台帳と関連する機器名称を抽出して前記リンクテーブルに保存する抽出手段と、
前記工事台帳の作成または更新の際に前記リンクテーブルを参照して前記機器台帳の作成または更新すべき機器名称をユーザに通知する機器台帳入力通知手段と、
前記機器台帳の作成または更新の際に前記工事台帳と関連する機器名称が入力されたか否かを確認する機器台帳確認手段と、
この機器台帳確認手段により前記工事台帳と関連する機器名称が入力されていない場合にはその旨をユーザに通知する通知手段と、
を備えたことを特徴とする設備台帳管理装置。 - プラント設備の管理に用いられる工事台帳と機器台帳を管理する設備台帳管理装置であって、
前記工事台帳と前記機器台帳をリンク付けするリンクテーブルと、
前記工事台帳の作成または更新の際に入力された事項から機器台帳と関連する工事番号、対象機器件数を抽出して前記リンクテーブルに保存する抽出手段と、
前記工事番号に該当する機器の入力があると該機器を工事番号に対応させて前記機器台帳に登録し、前記リンクテーブルの対象機器件数を「1」減算する機器登録手段と、
前記リンクテーブル上の対象機器件数を確認して、機器の未登録がある場合にはその旨をユーザに通知する通知手段と、
を備えたことを特徴とする設備台帳管理装置。
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