JP3781347B2 - ウエハーチャック - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ウエハーチャックに関し、特に、その改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体素子製造の分野では、通常、同一構造の複数の半導体素子(例えば、ICなど)が、一つの半導体ウエハー(例えば、シリコンウエハー)上にまとめて形成される。これら一つのシリコンウエハーに形成された複数の半導体素子は、その後、シリコンウエハーから切り出されるが、その前に、特性測定や良否判定のための最終的な電気的試験(機能試験)を受ける。この電気的試験は、ウエハーの移動及び温度調節(加熱及び/又は冷却)を行うためのウエハープローバと呼ばれる装置と、電気特性を測定するためのウエハーテスターと呼ばれる装置とを用いて行われる。
【0003】
ウエハープローバは、その内部に、精密な平面内移動を可能にするX−Yテーブルを有している。そして、このX−Yテーブルには、半導体素子が形成されたシリコンウエハーを吸着保持するためのウエハーチャックが取り付けられている。このウエハーチャックは、その上面に載置されたシリコンウエハーを吸着保持するとともに、そのシリコンウエハーを加熱/冷却することができる。
【0004】
従来のウエハーチャックは、図4及び図5に示すように、上から順番にシリコンウエハー41を吸着保持する吸着板42、吸着板42を介してシリコンウエハー41を加熱するためのヒーター43、ヒーター43及び吸着板42を介してシリコンウエハー41を冷却するための冷却板44、及びこれらを支持するためのセラミックベース45を有している。そして、吸着板42、ヒーター43、及び冷却板44は、互いに積層され、固定ねじ51を用いて、セラミックベース45に固定されている。
【0005】
吸着板42は、円板状であって、その上面は、載置されたシリコンウエハー41を確実に吸着固定できるように、また、シリコンウエハー41に対して局所的な応力を発生させることがないように、ラッピング仕上げ等により精密に平坦化されている。また、吸着板42は、その上面をX−Yテーブル(図示せず)の駆動面に対して容易に平行とすることができるように、その上面と下面が高い精度で平行に形成されている。
【0006】
また、吸着板42の上面には、複数の同心円状の吸着用溝421が設けられるとともに、その内部には、外周面から内部中央付近にまで延びる真空排気穴422が設けられている。吸着用溝421の各々と真空排気穴422とは、連通孔423によって互いに連通している。また、吸着板42の外周面上には、真空排気穴422に続く真空引き口424が設けられている。
【0007】
吸着板42は、大きな熱伝導率を有する材料、例えば、アルミ合金や銅合金を用いて作られる。これは、吸着保持したシリコンウエハー41に対して一様に熱を伝えるため、その表面温度が一様である必要があるからである。
【0008】
ウエハーチャックがウエハープローバに組み込まれたとき、吸着板42の真空引き口424には、ウレタンチューブ等の配管(図示せず)を介して真空ポンプ(図示せず)が連結される。真空ポンプをオンするか或いは真空ポンプがオンしている状態で配管途中に設けられた電磁弁等をオンして真空排気穴422内を排気すると、連通孔423及び吸着用溝421の一部を通じて外気が吸引される。このとき、吸着板42の上面にシリコンウエハー41が載置されていると、吸着用溝421の上面が塞がれるので、吸着用溝421の内部が排気される。その結果、吸着板42の上に載置されたシリコンウエハー41は、この吸着板42によって吸着保持される。吸着板42によって吸着保持されているシリコンウエハー41は、真空ポンプをオフ、或いは電磁弁をオフすることにより、容易に吸着板42から取り外すことができる。
【0009】
ヒーター43は、セラミックなどからなる円板体の内部にニクロム線などを組み込んだものである。円板体は、吸着板42との間で高い伝熱効率を実現するように、即ち、吸着板42に隙間なく密着するように、高い精度で作られている。また、円板体は、吸着板42の上面をX−Yテーブルの駆動面と容易に平行にすることができるように、その上面と下面とが高い精度で平行に作られている。
【0010】
ヒーター43は、ニクロム線等に接続されている一対の電流リード431間に通電を行うことでは発熱し、吸着板42を介してシリコンウエハー41を加熱する。ヒーター43は、シリコンウエハー41を高温にまで加熱するときのみならず、シリコンウエハー41を冷却するときにも使用される。つまり、シリコンウエハー41を冷却する場合、冷却板44が使用されるが、シリコンウエハー41の温度を微調整するためにヒーター43が用いられる。なお、冷却板44は、シリコンウエハー41を高温にまで加熱する際には用いられない。
【0011】
冷却板44もまた、円板状であって、ヒーター43との間で高い伝熱効率を実現すると共に、吸着板42の上面をX−Yテーブルの駆動面と容易に平行にすることができるように、その上面と下面とが高い精度で平行に作られている。
【0012】
冷却板44は、その内部に伝熱流路441を有し、これに連続する冷却液入口442及び冷却液出口443を、その外周面上に有している。図5では、伝熱流路441が、冷却板44の内部を貫く一本の流路として描かれているが、実際には、冷却板全体の温度が均一となるように(伝熱面積が大きくなるように)、複雑な形状の流路としたり、複数の分岐流路を設けたりしてある。また、実際には、冷却液入口442及び冷却液出口443は、図4に示すように互いに近接して設けられるのが普通である。
【0013】
なお、図4及び図5には示していないが、冷却板44は、伝熱流路を構成する本体と、この本体を収容するケースから成る。冷却板44の本体は、冷却液と効率良く熱交換を行い、また一様な温度分布を実現するため、高い熱伝導率を持つ材料、例えば、アルミ合金や銅合金等で作られる。一方、ケースは、高い熱伝導率と高い剛性とを両立させるために薄いステンレス鋼等で作られる。これら本体及びケースは、それぞれ、複数の部材をろう付け等により接合して構成されている。
【0014】
ウエハーチャックがウエハープローバに組み込まれたとき、冷却板44の冷却液入口442及び冷却液出口443は、図示しない低温冷却液循環装置に接続される。そして、冷却板44は、低温冷却液循環装置から低温冷却液の供給を受け、その低温冷却液と熱交換を行って冷却される。
【0015】
吸着板42、ヒーター43及び冷却板44は、互いに熱的にしっかりと接触し、かつ機械的に強固に固定されることが望ましい。これを実現する方法として、接着やろう付けといった方法が考えられるが、吸着板42、ヒーター43及び冷却板44は互いに材料が異なり、その熱膨張率が異なるので、これらの方法を用いると、温度変化に伴ってウエハーチャックに歪みが生じてしまう。そこで、従来のウエハーチャックでは、吸着板42、ヒーター43及び冷却板44を、固定ねじ51を用いて互いに固定している。
【0016】
セラミックベース45は、冷却板44が取り付けられる上面が高い精度で平坦に形成されている。これは、上述したように、吸着板42の上面をX−Yテーブルの駆動面と容易に平行にすることができるようにするためである。セラミックベース45は、その下側に固定部(図5において下方に突出した部分)を有し、X−Yテーブルに高い剛性を持って取り付けられる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来のウエハーチャックでは、吸着板、ヒーター、冷却板、及びセラミックベースのそれぞれを、非常に高い精度で作製しなければならない。それゆえ、ウエハーチャックの製造に手間とコストが掛かるという問題点がある。
【0018】
また、従来のウエハーチャックは、吸着板、ヒーター、冷却板及びセラミックベースを積層するものであるため、多数の接合面を持ち、高い精度と剛性を得ることが困難であるという問題点もある。
【0019】
そこで本発明は、部品点数を削減するとともに精度と剛性を高めることができるウエハーチャックの構造を提供し、もって、ウエハーチャックの製造工程における手間を省き、コストを削減することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、半導体ウエハーを吸着保持する吸着板と、内部に形成された伝熱流路を流れる冷却液と熱交換して前記半導体ウエハーを冷却する冷却板とを備えるウエハーチャックにおいて、前記吸着板と前記冷却板とを互いに重ね合わせ、前記吸着板の少なくとも一部を前記冷却板と共用することによって前記吸着板と前記冷却板とを一体化して吸着冷却板とするとともに、前記吸着冷却板の下面に接着されたラバーヒーターと、前記吸着冷却板を支持するベースとを有し、該ベースの上面に前記吸着冷却板を支持するための突起を形成することによって前記吸着冷却板と当該ベースとの間に空間を形成し、当該空間内に前記ラバーヒーターを位置させるようにしたことを特徴とするウエハーチャックが得られる。
【0021】
より具体的には、前記冷却板が、前記伝熱流路を形成する下伝熱板と上伝熱板、及びこれらの間に位置する中間板を有する場合に、前記吸着板は、前記上伝熱板として利用される。
【0022】
また、前記下伝熱板、前記上伝熱板、及び中間板は、熱伝導率の高いアルミ合金又は銅合金により作製される。そしてこれらは、ステンレス鋼製のケースに収められる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0025】
図1に、本発明の一実施の形態に係るウエハーチャックの分解斜視図を示す。図1のウエハーチャックは、吸着冷却板11と、ヒーター12と、セラミックベース13とを有している。
【0026】
吸着冷却板11は、従来の吸着板及び冷却板の機能を兼ね備えている。これは、従来の吸着板と冷却板とを重ね合わせ、その一部を共用するように一体化したものとみなすこともできる。吸着冷却板11の上面には、複数の吸着用溝111が同心円状に形成されている。また、吸着冷却板11の外周面上には、吸着用溝111に連通する真空排気穴(図2参照)に続く真空排気口112と、内部に形成された伝熱流路に続く冷却液入口113及び冷却液出口114が突設されている。
【0027】
吸着冷却板11は、その上面がラッピング処理などによって高い精度で平坦化されている。また、吸着冷却板11の上面と下面とは、高い精度で平行にしてある。
【0028】
ヒーター12は、従来のヒーターとは異なり、シリコンゴム製の環状体にニクロム箔を埋め込んだものである。ヒーター12の外周縁からは、ニクロム箔に接続されたリード線121が引き出されている。このヒーター12に関しては、従来のように、その上面と下面とを高い精度で平行にする必要はない。
【0029】
セラミックベース13は、ヒーター12の形状に合わせて、その上面に外周縁突起131と中央突起132とが形成されている。外周縁突起131と中央突起132とは、高い精度でその高さを等しくしてある。これら外周縁突起131と中央突起132の高さは、ヒーター12の厚さより高くしておくことが好ましい。
【0030】
図2に、図1のウエハーチャックの縦断面図を示す。
【0031】
図2に示すように、吸着冷却板11は、下伝熱板21、中間板22、従来の吸着板と同じ構造を有する(即ち、吸着板として機能する)上伝熱板23、下伝熱板21と中間板22との間及び中間板22と上伝熱板23との間にそれぞれ配置されて放射状の伝熱流路を形成する多数の扇状部材24、円柱部材25、及び阻止部材26を有している。これらの部材は、アルミ合金あるいは銅合金で作られ、ろう付け、接着等により互いに固定され、さらに、ステンレス鋼製のケース27に収容されて、ろう付けあるいは接着により固定されている。上伝熱板23が取り外された状態の吸着冷却板11の平面図を図3に示しておく。
【0032】
ヒーター12は、吸着冷却板11の下面に、熱的にしっかりと固定される。この固定には、例えば、シリコンゴム等を用いた接着が利用される。
【0033】
ヒータ12が取り付けられた吸着冷却板11は、セラミックベース13に固定ねじ28を用いて固定されている。
【0034】
セラミックベース13は、その外周縁突起131及び中央突起132により吸着冷却板11を支持する。外周縁突起131及び中央突起132の高さをヒーター12の厚みよりも高くすると、ヒーター12とセラミックベース13との間に空間ができ、セラミックベース13への熱伝達を抑制することができる。
【0035】
セラミックベース13は、その下面に設けられている固定部を用いて、ウエハープローバのX−Yテーブルに対して、高い剛性及び高い精度で取り付けられる。
【0036】
次に、図1乃至図3を参照して、このウエハーチャックの動作について説明する。
【0037】
まず、吸着冷却板11の上面に半導体ウエハー(例えば、シリコンウエハー、図示せず)が載置されると、吸着用溝111の上面が塞がれる。この状態で、図示しない真空ポンプを用いて真空排気穴29の内部を排気すると、吸着用溝111の内部も排気され、その結果、シリコンウエハーが吸着冷却板11に吸着保持される。
【0038】
シリコンウエハーを冷却する場合、図示しない低温冷却液循環装置から吸着冷却板11の冷却液入口113に冷却液が供給される。この冷却液は、吸着冷却板11の周囲温度を考慮した上で、吸着冷却板11の温度が目的温度よりも低くなるように、目的温度よりも数度程低い温度にまで冷却されている。
【0039】
冷却液入口113に供給された冷却液は、図2及び図3に矢印で示すように外周流路31を流れ、その後、中間板22と上伝熱板23のと間で、かつ扇状部材24同士の間、即ち放射状流路(伝熱流路)32を外周側から中央に向かって流れる。なお、阻止部材26は、冷却液入口113の近傍において、冷却液が中間板22と下伝熱板21との間に進入することがないように、中間板22に代わって冷却液の流れを阻止する。
【0040】
中間板22と上伝熱板23との間を外周側から中央に向かって流れた冷却液は、円柱部材25の周囲に形成されている上下流通路33を通って、中間板22と下伝熱板23との間に進入し、今度は、これらの間で放射状流路(伝熱流路)34を中央から外周に向かって放射状に流れる。そして、外周流路35を冷却液出口114へと向かって流れ、冷却液出口114より低温冷却液循環装置へと戻る。なお、阻止部材36は、冷却液出口114の近傍において、冷却液が中間板22と上伝熱板23との間に進入することがないように、中間板22に代わって冷却液の流れを阻止する。
【0041】
以上のようにして、冷却液は、吸着冷却板11の内部を流れ、その間に吸着冷却板11と熱交換を行う。その結果、吸着冷却板11は、冷却液によって目的温度よりも低い温度に冷却される。なお、吸着冷却板11は、高い熱伝導率を持つ材料で作られているので、一様な温度分布となる。
【0042】
目的温度よりも低い温度にまで冷却された吸着冷却板11の温度を目的温度に保つため、ヒーター12への通電が行われる。そして、ヒーター12の発熱量を周囲の温度に応じて調整することにより、吸着冷却板11の温度(ウエハーチャックの温度、ひいてはシリコンウエハーの温度)を目的温度に保つ。
【0043】
シリコンウエハーを高温に加熱する場合は、吸着冷却板11への冷却液の供給を行わず、ヒーター12への通電のみを行う。
【0044】
以上のように、本願実施の形態によるウエハーチャックは、従来同様、シリコンウエハーを吸着保持し、冷却し、加熱することが可能であるが、高い精度で作製しなければならない部品は、吸着冷却板11とセラミックベース13の2点に減少している。その結果、機械的に高い精度が必要となる組み合わせ面は1つのみとなり、各部品の仕上がり精度が大幅に緩和され、製作コストの低減が実現される。また、ヒーターは、吸着冷却板に対して熱的にしっかりと取り付けられていれば良く、機械的精度を必要としないので、安価なラバーヒーターなどを使用することができる。また、従来に比べ高精度を要する組立て接合面が減少する(3ヶ所が1ヶ所になる)ため、精度並びに剛性が向上する。
【0045】
なお、上記実施の形態では、ウエハーチャックがウエハープローバに用いられる例について説明したが、本発明のウエハーチャックは、ウエハーエッチング装置やウエハーアッシャー装置など、他の半導体製造装置にも利用できる。また、本発明のウエハーチャックは、半導体ウエハーに拘わらず、他の薄板状物の冷却及び加熱にも利用できる。
【0046】
また、上記実施の形態では、吸着板全体を冷却板の上伝熱板として利用する例について説明したが、吸着板が複数の部材からなる場合には、その一部(下面に位置する部材)を冷却板の上伝熱板として利用することができる。
【0047】
【発明の効果】
本発明によれば、吸着板の少なくとも一部を冷却板と共用するようこれらを一体化したことで、機械的に高い精度で製造しなければならない部品の数を減少させることができ、それによって、製造の手間とコストを低減することができる。
【0048】
また、吸着板と冷却板を一体化した吸着冷却板を支持するベースに突起又は凹所を設けることにより、吸着冷却板とベースとの間に空間を形成し、その空間に吸着冷却板に接着されたラバーヒーターを位置させるようにしたことで、高い精度で製造しなければならない部品を更に減少させ、製造の手間とコストを一層低減することができる。
【0049】
また、本発明によれば、高い精度を要する組立て接合面とが減少し、精度及び剛性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るウエハーチャックの分解斜視図である。
【図2】図1のウエハーチャックの縦断面図である。
【図3】図1及び図2のウエハーチャックの上伝熱板を取り除いた状態の平面図である。
【図4】従来のウエハーチャックの分解斜視図である。
【図5】図4のウエハーチャックの縦断面図である。
【符号の説明】
11 吸着冷却板
111 吸着用溝
112 真空排気口
113 冷却液入口
114 冷却液出口
12 ヒーター
121 リード線
13 セラミックベース
131 外周縁突起
132 中央突起
21 下伝熱板
22 中間板
23 上伝熱板
24 扇状部材
25 円柱部材
26 阻止部材
27 ケース
28 固定ねじ
31 外周流路
32 放射状流路
33 上下流通路
34 放射状流路
35 外周流路
36 阻止部材
41 シリコンウエハー
42 吸着板
421 吸着用溝
422 真空排気穴
423 連通孔
424 真空引き口
43 ヒーター
431 リード線
44 冷却板
441 伝熱流路
442 冷却液入口
443 冷却液出口
45 セラミックベース
51 固定ねじ
Claims (3)
- 半導体ウエハーを吸着保持する吸着板と、内部に形成された伝熱流路を流れる冷却液と熱交換して前記半導体ウエハーを冷却する冷却板とを備えるウエハーチャックにおいて、
前記吸着板と前記冷却板とを互いに重ね合わせ、前記吸着板の少なくとも一部を前記冷却板と共用することによって前記吸着板と前記冷却板とを一体化して吸着冷却板とするとともに、
前記吸着冷却板の下面に接着されたラバーヒーターと、前記吸着冷却板を支持するベースとを有し、該ベースの上面に前記吸着冷却板を支持するための突起を形成することによって前記吸着冷却板と当該ベースとの間に空間を形成し、当該空間内に前記ラバーヒーターを位置させるようにしたことを特徴とするウエハーチャック。 - 前記冷却板が、前記伝熱流路を形成する下伝熱板と上伝熱板、及びこれらの間に位置する中間板を有しており、前記吸着板が、前記上伝熱板として用いられていることを特徴とする請求項1のウエハーチャック。
- 前記下伝熱板、前記上伝熱板、及び中間板が、アルミ合金製又は銅合金製であって、これらがステンレス鋼製のケースに収められていることを特徴とする請求項2のウエハーチャック。
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