JP7244329B2 - 試料保持具 - Google Patents

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本開示は、半導体集積回路の製造工程または液晶表示装置の製造工程等において用いられる、半導体ウエハ等の試料を保持する試料保持具に関する。
半導体製造装置等に用いられる試料保持具として、静電チャックが知られている。静電チャックは、ウエハ等の試料(被処理物またはワークともいう)を載置して吸着保持するための試料保持面を有する、試料保持部材(基体またはセラミック体ともいう)と、この試料保持部材を下側から支承する、金属製の支持部材(ベースプレートともいう)とを、接着剤等の接合材により接合して構成されている。
試料保持具は、試料保持面に試料を載置または保持した状態で複数の処理工程を経ることから、試料を各処理に適した温度に変更および維持する必要がある。そのため、試料保持面に載置された試料の温度分布を均一にするための機構を備えている。なお、試料の温度分布が均一なことを均熱と、試料の温度分布を均一に維持または制御する機器性能を均熱性という場合がある。
たとえば、試料保持具は、試料を目標とする温度まで上昇させるために、上側の試料保持部材の中に、該試料保持部材を通して試料を加熱し昇温させるための、ヒータ等の加熱装置を備える。また、下側の支持部材の中には、該支持部材および試料保持部材を介して試料を冷却または降温させるための、液体等の流体(熱媒体)を冷媒として流通させる流路と循環系とを備える冷却装置が、配設されている(特許文献1を参照)。
特開2017-143182号公報
ところで、試料の処理または加工のために、雰囲気温度等の環境が制御されている試料保持具上側(試料保持面側)の空間に対して、試料保持具下側(支持部材底面側)の環境は、それほど厳密な温度制御がなされているわけではない。
そのため、試料保持具下側の環境温度の影響を受けて、試料保持面に保持された試料の温度分布がばらついたり、前述の加熱装置または冷却装置による加熱(昇温)または冷却(降温)の効率や、反応応答の早さが低下したりする場合があることが、分かってきた。
本開示の目的は、外部環境の影響を受け難く、試料温度の変更と、試料における温度分布の均一とを、素早く達成して維持することのできる試料保持具を提供することである。
本開示の試料保持具は、試料を載置可能な上面を有し、内部にヒータを備えた平板状の試料保持部材と、前記試料保持部材を下側から支承する支持部材と、該支持部材の内部に形成された冷媒の流路と、前記冷媒の流路の下側に配設された断熱材と、を備え、前記支持部材は、金属からなり、前記試料保持部材側に位置する円板状の第1支持体と、該第1支持体の下側に位置する円板状の第2支持体と、を含み、前記第1支持体の直径は、前記第2支持体の直径よりも小さく、前記断熱材は、前記第1支持体と前記第2支持体との間に配設され、前記支持部材の端面から露出しており、鉛直方向に対して傾斜する傾斜面または曲面を有する。
本開示によれば、試料保持面に保持された試料は、試料保持具下方の外部環境から、熱あるいは温度の影響を受けることが抑制される。そのため、本開示の試料保持具は、試料温度の変更と、試料における温度分布の均一とを、素早く達成して維持することができる。
実施形態の試料保持具の分解斜視図である。 実施形態の試料保持具の組み立て後の斜視図である。 第1実施形態の試料保持具の要部構成の配置を示す断面図である。 第2実施形態の試料保持具の要部構成の配置を示す断面図である。 第3実施形態の試料保持具の要部構成の配置を示す断面図である。 第4実施形態の試料保持具の要部構成の配置を示す断面図である。 第5実施形態の試料保持具の要部構成の配置を示す断面図である。 第6実施形態の試料保持具の要部構成の配置を示す断面図である。 (a)は第7実施形態の試料保持具の断面図であり、(b)は(a)のP部拡大図、(c)は(b)の変形例を示す。 (a)は第8実施形態の試料保持具の断面図であり、(b)は(a)のQ部拡大図、(c)は(b)の変形例を示す。
以下、本開示の実施形態について、図面を用いて説明する。
なお、各図面において説明を行わない試料保持具の構成、たとえば、ヘリウム等の気体が流過するガス流路やガスの噴気口、電気配線、および試料保持具に冷媒を供給する機構等は、図示を省略している。
実施形態で説明する第1~第8実施形態の試料保持具10,20,30,40,50,60,70,80は、半導体集積回路の製造工程において、セラミック基体1の内部に配設された半円状の電極E1,E2間に電流を印加することにより発生する静電力によって、試料保持面である基体上面1aに載置された半導体ウエハ等の試料(通称ワーク:図示省略)を、静電吸着して試料保持面上に位置固定する、静電チャックである。
各実施形態の試料保持具は、共通の基本構成を有する。代表して示す、第1実施形態の試料保持具10の分解斜視図である図1、および、その組み立て後の斜視図である図2に示すように、各試料保持具は、上側の、絶縁体からなる円板状の基体(セラミック基体1)の下側に、後述する接着剤等を接合材4として用いて、金属からなる円板状の支持体(ベースプレート2)を接合し、構成されている。セラミック基体1は、本開示の試料保持部材の一例であり、ベースプレート2は、本開示の支持部材の一例である。
なお、隠れ線(点線)で示す、ベースプレート2の内部に形成された冷媒の流路(以下、冷媒流路R)およびその導入口(インレット)および導出口(アウトレット)は、代表的な形状のものを簡略化して描いている。たとえば、実施形態においては同心円状の複数の流路として例示しているが、その配列・配置はこれに限定されるものではなく、蛇行状や放射状に配置されていてもよい。また、導入口および導出口も、流路の形状・配置に対応して、他の位置に設けられる場合がある。
そして、各実施形態の試料保持具に共通の構成は、図3の第1実施形態に示すように、試料保持面(基体上面1a)を有するセラミック基体1と、支持部材であるベースプレート2の内部に形成された冷媒流路Rとを含む試料保持具10において、冷媒流路Rの下方または下側の位置に、断熱層を形成する断熱材3を備える点である。
試料保持具の詳細な構成について、試料保持具10(図3)を用いて説明する。なお、後記の試料保持具20~80に関する、試料保持具10と同じ構成は、同じ符号を付して、その詳細な説明を省略する。
試料保持具10のセラミック基体1は、全体形状が円板状で、主面である基体上面1aが、試料保持面となっている。セラミック基体1(試料保持部材)の構成材料は、たとえばアルミナ、窒化アルミニウム、窒化珪素、またはイットリア等とすることができる。
セラミック基体1は、その内部に、前述の静電吸着用の電極E1,E2を備える。さらに、セラミック基体1は、その内部に、基体上面1aに載置された試料を加熱し昇温させるための、ヒータH等の加熱装置を備えている。
なお、セラミック基体1は、板状の部材であるが、外形形状は限定されず、例のような円板(円盤)状のほか、角板状、多角形状等としてもよい。
セラミック基体1と後記のベースプレート2との間は、接合材4を用いて接合される。接合材4としては、シリコーン樹脂またはフッ素樹脂等からなる接着剤を用いることができる。
ベースプレート2は、セラミック基体1を下側から支持・支承する部材である。ベースプレート2を構成する材料としては、アルミニウム等の金属を用いることができる。ベースプレート2の外形形状は特に限定されず、円形状のほか、四角形状、多角形状等、前述のセラミック基体1の形状に対応した外形形状とされる。
ベースプレート2は、その内部、この例ではベースプレート2の厚み(高さ)方向でかつ図示上下方向の中央付近に、1つ(1本)以上の溝形状の冷媒流路Rが設けられている。なお、先にも述べたが、冷媒流路Rは、水平方向(平面視)において同心円状または、蛇行状や放射状等に配置されるため、縦方向断面を表す図3~図8における冷媒流路Rの図示本数は、実際の溝形状の本数とは必ずしも一致しない。
さらに、実施形態におけるベースプレート2は、前述の冷媒流路Rの溝形状の形状加工(彫り込み形成または型成形等)のために、少なくとも流路の上端位置または下端位置で、上下方向に複数のブロックに分割される場合がある。
実施形態においては、分割可能なベースプレート2のブロックのうち、上側の、セラミック基体1側に位置するものを第1支持体2Aと呼び、下側の、試料保持具外側に位置するブロックを第2支持体2Bと呼ぶ。なお、第1支持体2Aと第2支持体2Bとは、材質等を含め、形状以外の性質に特に差異はない。したがって、後記の図4および図6~図8のように、分離・分割可能ではあるが、構成上、特に分ける必要がなく、一体と見なすことができる場合は、上記のような個別の呼称は使用せず、図面では同じハッチングを続けて施して、1つの部材名称(ベースプレート2)として呼称する場合もある。断面図中の点線は、一体化されたベースプレート2中の、分割可能な位置を示す。
また、第1~第6実施形態は、上側の第1支持体2Aと下側の第2支持体2Bとが同じ外径、同じ直径のベースプレート2を用いた例であるが、これら両者の直径・寸法が異なっている場合を、後記の第7,第8実施形態において説明する。
前述のように、ベースプレート2が、上側の第1支持体2Aと下側の第2支持体2Bとに分割可能な、第1実施形態の試料保持具10においては、冷媒流路Rを構成する溝構造または溝構造部は、第2支持体2Bと対向する第1支持体2Aの下面に、上向き凹状、すなわち下方に向けて下面に開口する溝形状に、形成されている。
そして、第1支持体2Aと第2支持体2Bとの間を断熱する断熱材3は、第1支持体2Aと第2支持体2Bとの間に配設され、第1支持体2Aの下面に当接して、この下面に開口する溝構造の開口を覆うまたは塞ぐことにより、冷媒流路Rからの冷媒の漏れを防止している。これにより、第1支持体2Aと断熱材3との接触する面積を減らすことができる。その結果、試料保持具下方の外部環境の熱が試料まで伝わりにくくすることができる。
断熱材3を構成する材料としては、たとえば、樹脂からなる発泡体等を好適に使用することができる。具体例としては、シリコーン樹脂系の接着剤、ウレタン樹脂製の発泡体(シート)、あるいは、ポリエステル樹脂の不織布等があげられる。
また、前述した断熱材3を構成する材料は、ベースプレート2(第1支持体2Aおよび第2支持体2Bを含む)を構成する材料(この例ではアルミ)より、線膨張係数の低い材料が選択されている。これにより、第1支持体2A側から第2支持体2B側に伝わる応力あるいは第2支持体2B側から第1支持体2A側に伝わる応力が緩和されるため、断熱材3に剥がれまたは剥離が生じるのを抑制することができる。
以上の試料保持具10の構成によれば、試料保持面1aに保持された試料(図示省略)が、試料保持具10の下方の外部環境から、熱あるいは温度の影響を受けることを抑制することができる。したがって、第1実施形態の試料保持具10は、セラミック基体1に内蔵されたヒータH等の加熱装置および冷媒流路R内を流れる冷媒を使用する冷却装置による試料温度の変更と、試料における温度分布の均一(均熱)とを、素早く達成し維持することができる。
従来、断熱材3が冷媒流路Rの上方に設けられる場合は、冷媒流路Rと試料保持面(上面1a)と間に、断熱材3が位置するため、冷媒による試料保持面の冷却が妨げられるおそれがあった。
しかしながら、本開示によれば、冷媒流路Rの下方または下側の位置に、断熱材3が位置しているため、冷媒流路Rと試料保持面と間に、断熱材が配設されることなく、試料保持具10の下方の外部の環境から、熱あるいは温度の影響を受けることを抑制することができる。その結果、冷媒による試料保持面の冷却を妨げることなく、試料の均熱を、素早くかつ効率的に達成することができた。
なお、断熱材3の配置は、冷媒流路Rの下側または下方に配設されていればよく、種々の変更が可能である。
たとえば、図4に示す第2実施形態の試料保持具20の場合、冷媒流路Rは、第1支持体2Aの下面ではなく、第1支持体2Aの上下(高さ)方向中央付近に配置されている。この場合も、試料保持具10と同じく、断熱材3を第1支持体2Aと第2支持体2Bとの間に配設すれば、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
また、図5に示す第3実施形態の試料保持具30のように、試料保持具30の下面(底面)、すなわち、冷媒流路Rの下方に離れた第2支持体2Bの下面に断熱材3を取り付けても、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
さらに、図6に示す第4実施形態の試料保持具40、図7に示す第5実施形態の試料保持具50および図8に示す第6実施形態の試料保持具60のように、断熱材3の端部(端面)が試料保持具の端面に露出せず、断熱材3の全体が試料保持具の中に埋没するよう形成されている場合も、同様である。
すなわち、図6に示す第4実施形態の試料保持具40の場合、断熱材3は、第1実施形態の試料保持具10と同様、冷媒流路Rの溝構造部の下側に当接するよう配置されている。
また、図7に示す第5実施形態の試料保持具50の場合、図中に点線で示す分割可能な位置に沿って、その上側の部材(第2実施形態の試料保持具20における第1支持体2Aに相当)の下面に形成された上向き凹部(開口は下向き)の空間の中に、断熱材3が嵌め込まれている。
さらに、図8に示す第6実施形態の試料保持具60の場合も、図中に点線で示す分割可能な位置に沿って、その側の部材(第2実施形態の試料保持具20における第2支持体2Bに相当)の上面に形成された凹部(開口上向き)の空間の中に、断熱材3が嵌め込まれている。
以上の、断熱材3の全体が各試料保持具40,50,60の中に埋没するよう配設された実施形態においても、断熱材3はいずれも、冷媒流路Rの下側あるいは下方に配設されていることから、第1,第2実施形態と同様の効果を奏することができる。
前述の第1,第2実施形態は、ベースプレート2を構成する、上側の第1支持体2Aと下側の第2支持体2Bとが、同じ外形形状で同径の場合について述べたものであるが、つぎに、第1支持体2Aの直径第2支持体2Bの直径とが異なっている、すなわち、両者が同径でない場合について説明する。
図9に示す第7実施形態は、下側の第2支持体2Bの直径が上側の第1支持体2Aの直径よりも大きい試料保持具70について説明する図であり、図10に示す第8実施形態は、下側の第2支持体2Bの直径が上側の第1支持体2Aの直径よりも小さい試料保持具80について説明する図である。
まず、図9(a)に示す試料保持具70において、断熱材3は、冷媒流路Rよりも下側で、かつ、ベースプレート2(第2支持体2B)の下面よりも上側の位置に配設されている。また、断熱材3の水平方向の端面3aは、ベースプレート2の端面2cから露出している。
ここで、ベースプレート2を構成する、第1支持体2Aの直径は、第2支持体2Bの直径よりも小さい。そのため、ヒータに近い第1支持体2Aの体積を小さく、第2支持体2Bの体積を大きくできる。言い換えれば、ヒータに近い第1支持体2Aの熱膨張を低減しつつ、第2支持体2Bの熱容量を増やすことができる。
したがって、この構成により、第1支持体2Aの熱膨張により第1支持体2Aと第2支持体2Bとの間に応力が集中し、破損してしまうおそれを低減しつつ、試料保持具下方の外部環境の熱が試料まで伝わりにくくすることができる。
加えて、断熱材3の端面3aは、図9(b)に示すように、上下方向(鉛直方向)に対して傾斜する傾斜面になっている。すなわち、断熱材3のうち、ヒータの近くに位置する第1支持体2Aに接する部分が小さく、試料保持具下方の外部装置の近くに位置する第2支持体2Bに接する部分が大きくなっている。
これにより、第1支持体2Aの熱膨張によって第1支持体2Aと断熱材3との間に応力が集中し、破損してしまうおそれを低減しつつ、試料保持具下方の外部環境の熱が第2支持体2Bを介して第1支持体2Aまで伝わりにくくすることができる。
なお、断熱材3の端面3aは、図9(c)に示すように、湾曲する曲面で構成してもよい。
このように、断熱材3の端面3aの形状を、角部に応力の集中することのない形状とすることにより、断熱材3の端部(露出部)を起点に発生する、断熱材3の、第1支持体2Aまたは第2支持体2Bからの剥がれの発生を、抑制することができる。
また、第1支持体2Aの直径が、第2支持体2Bの直径よりも大きい場合も同様である。すなわち、図10(a)に示す試料保持具80において、ベースプレート2の端面2cから露出する、断熱材3の端面3aは、図10(b)に示すように、上下方向(鉛直方向)に対して傾斜する傾斜面になっている。
なお、第7実施形態と同様、試料保持具80の断熱材3の端面3aも、図10(c)に示すように、湾曲する曲面としてもよい。
以上の構成により、応力が集中することに起因する、断熱材3の端部(露出部)を起点に発生する断熱材3の剥離を、抑制することができる。
1 セラミック基体
1a 基体上面(試料保持面)
2 ベースプレート
2A 第1支持体
2B 第2支持体
2c 端面
3 断熱材
3a 端面
4 接合材
10,20,30,40,50,60,70,80 試料保持具
H ヒータ
R 冷媒流路

Claims (4)

  1. 試料を載置可能な上面を有し、内部にヒータを備えた平板状の試料保持部材と、
    前記試料保持部材を下側から支承する支持部材と、
    該支持部材の内部に形成された冷媒の流路と、
    前記冷媒の流路の下側に配設された断熱材と、を備え
    前記支持部材は、金属からなり、前記試料保持部材側に位置する円板状の第1支持体と、
    該第1支持体の下側に位置する円板状の第2支持体と、を含み、
    前記第1支持体の直径は、前記第2支持体の直径よりも小さく、
    前記断熱材は、前記第1支持体と前記第2支持体との間に配設され、前記支持部材の端面から露出しており、鉛直方向に対して傾斜する傾斜面または曲面を有する、試料保持具。
  2. 前記断熱材は、前記支持部材よりも線膨張係数が小さい、請求項1に記載の試料保持具。
  3. 記第1支持体は、前記第2支持体と対向する下面に、前記冷媒の流路となる上向き凹状の溝構造部を含む、請求項1または請求項2に記載の試料保持具。
  4. 前記第1支持体の鉛直方向に対する厚みは、前記第2支持体の鉛直方向に対する厚みよりも大きい、請求項1~3のいずれか1つに記載の試料保持具。
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