JP3781269B2 - 可倒式キャノピー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、油圧ショベル等の自走式作業機の座席の上を覆う可倒式キャノピーに関する。
【0002】
【従来の技術】
地下階の構築を行う場合、地中に縦ビームを埋設した後、縦ビーム間をショートリーチと称される作業半径の小さな掘削アタッチメントを有する油圧ショベルにより掘削して掘削土砂を地上に排土し、掘削により形成された地下空間に縦ビームに結合して横ビームを張る作業を繰り返す逆打ち工法が採用される。
【0003】
このような地下建造物の構築を行う際には、前記油圧ショベル等の作業機は、縦ビームに結合して張られる横ビームの地下底面からの高さが約2m程度にまで低くなる場合がある。ところが、前記ショートリーチ型油圧ショベル等のような地下建機においては、落下物からオペレータをガードするため、座席の上部を覆うキャノピーが取付けられており、作業機が前記横ビームをくぐって場所の移動を行う必要が生じた場合、前記キャノピーがつかえて作業機の移動ができなくなる場合がある。このようにキャノピーがつかえる事態の発生は、作業機が小旋回型で総高が高くなる傾向にある昨今の作業機において顕著となる。このため、キャノピーを可倒式としてキャノピーを倒して低姿勢にして横ビームの下を移動することが行われる。
【0004】
従来の可倒式キャノピーとしては、特開平8-230476号公報に開示されているように、キャノピーを前倒しにしてキャノピー本体が座席および座席前部の操作レバーに被さるように構成したものがある。
【0005】
また、特開平10-29559号公報に開示されているように、座席後部に支持体を後方に倒伏可能に取付け、該支持体に対してキャノピー本体を支持体に対して前方に傾斜可能に取付け、移動に際しては、支持体を後方に倒し、キャノピー本体は水平姿勢を保持してキャノピー本体の位置を通常の作業姿勢より低く設定しえるように構成したものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記特開平8-230476号公報に開示されているように、キャノピーを前倒しにしてキャノピー本体が座席および座席前部の操作レバーに被さるように構成したものは、キャノピーを倒した状態では作業機を運転することができす、前記のような逆打ち工法には採用できない。
【0007】
また、前記特開平10-29559号公報に開示されているように、キャノピー本体を水平姿勢にしたままで後方に倒すことができるように構成した場合には、キャノピーを倒しても、キャノピー本体の高さをそれ程低くすることができず、小旋回で座席の高さが高くなっている近年のショートリーチ型作業機に採用した場合には、前記のように低い横ビームの下をくぐることができない事態が発生しやすい。また、キャノピーを後方に倒した姿勢ではキャノピー本体が後方に突出した姿勢となるため、旋回型作業機に適用した場合には、キャノピー本体が作業機の周囲のものに衝突するおそれがあり、旋回の障害になるという問題点があった。
【0008】
本発明は、上記問題点に鑑み、キャノピー本体の姿勢を従来のものより低くすることができ、もって低い位置に障害物がある場合でも作業機をオペレータが作業機を運転しながら通過させることができる構成の可倒式キャノピーを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の可倒式キャノピーは、自走式作業機本体上に座席を有し、該座席の後部にキャノピーの支持体を取付け、該支持体の頂部に前記座席上を覆うキャノピー本体を取付けてなる可倒式キャノピーにおいて、
前記キャノピーの支持体を、旋回機構とその上の起伏機構を介して前記座席の後部に取付けることにより、キャノピー本体をキャノピー本体の前端が下向きの状態で前記作業機本体の背面ないし側面に支持体傾斜角を大きくして倒す倒伏姿勢と、前記キャノピー本体をキャノピー本体の前端が下向きの状態で前記座席上に支持体傾斜角を小さくして倒す倒伏姿勢とをとりうるように構成し、
さらに前記起伏機構は、支持体の起立姿勢と、前記支持体傾斜角の小さい倒伏姿勢と、前記支持体傾斜角の大きい倒伏姿勢についてロックを可能とするロック機構を備えたことを特徴とする。
【0010】
このように、支持体を、旋回機構とその上の起伏機構を介して座席後部に取付ければ、旋回機構を介してキャノピー本体が後向きないし横向きにした状態で支持体をキャノピー本体とに共に作業機本体の背面側ないし側面側に倒すことができる。このキャノピーを倒した状態では、支持体が水平あるいは水平に近い姿勢となり、かつ通常は前方に突出したキャノピー本体の前端が下向きとなるので、キャノピー本体を低い姿勢に保持することができ、キャノピーを含めた総高を従来のキャノピーを倒した状態よりもはるかに低くすることができる。また、この倒伏姿勢では、キャノピーが座席に被さらないので、オペレータは座席の前方や側方にある操作装置を操作して作業機を運転することができ、低い障害物がある作業環境においても、オペレータが作業機を運転しながら障害物をくぐって作業機を移動させることができる。また、輸送時もトラックを含めた総高も低くすることができ、小型の作業機であれば、トラックの荷台がダンプトラックのように高い場合でも輸送が可能となる。
【0011】
また、キャノピーを倒した状態では、キャノピー本体は縦に作業機本体の背面ないし側面に近接して配置されるので、キャノピー本体は旋回半径をそれほど増大させることがなく、旋回も容易となる。
【0012】
また、起伏機構にロック機構を設けたので、キャノピーを倒した状態で走行する際あるいは輸送する際に、キャノピーのがたつきが防止される。
【0013】
また、キャノピー本体を座席上に倒す傾斜角の小さい倒伏姿勢もとり得るように構成 たので、トラック上に搭載して輸送する場合、キャノピー本体が作業機本体の背面ないし側面に突出することなく、キャノピーを前傾した姿勢で輸送することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1(A)は本発明の可倒式キャノピーの一実施の形態を示す作業機の側面図、図1(B)はその背面図であり、掘削作業を行うための多関節フロント等のアタッチメントの図示を省略して示している。図1において、1は走行体、2は走行体1に設置した旋回装置、3は旋回装置2上に設置した旋回体(作業機本体)であり、旋回体3にはエンジンを有する不図示の油圧パワーユニットやカウンタウエイト4が搭載されると共に、座席6が設置され、かつ前部には不図示の前記アタッチメントが取付けられる。座席6の後部には、旋回機構7とその上の起伏機構8とを介してキャノピー9の支持体10が取付けられ、支持体10の頂部にキャノピー本体11が固定して取付けられる。キャノピー本体11は座席6上を覆うように取付けられる。
【0015】
図2(A)は前記キャノピー9の拡大側面図、図2(B)はその一部正面図、図2(C)は起伏機構のロック機構の構成を示す側面図である。図3はキャノピー9の背面図である。これらの図2、図3に示すように、旋回機構7は、座席後部にボルト付けされるベース板12と、該ベース板12上に溶接により固定された背面開口の半円筒体13と、該半円筒体13上に溶接により固定されたプレート14とにより旋回台15が構成され、該プレート14に旋回プレート16が重ねられ、前記プレート14および旋回プレート16の中心に設けた孔に貫通して設けた枢軸となるボルト17と、該ボルト17に螺合するナット18と、ナット18とプレート14との間に設けた皿ばね19とを有し、旋回プレート16上には左右のブラケット20が溶接により固定される。皿ばね19はプレート14、16間を密着させた状態、すなわちガタが発生しない状態で旋回プレート16の旋回を可能とするためのものである。
【0016】
前記旋回機構7にはロック機構21が取付けられる。該旋回機構7の構成を図4(A)の旋回プレート16の平面図と図4(B)の部分断背面図により説明する。前記旋回プレート16にはほぼ180度隔たった外周近傍の2カ所にピン孔16a、16bが設けられる。また、これらのピン孔16a、16bと90度隔たった箇所にピン孔16cが設けられる。前記半円筒体13の側面には、ロックピン23を収容する筒体24が固定され、該筒体24内にはロックピン23を押し上げるスプリング25が収容される。ロックピン23は、前記プレート14の外周近傍に設けたピン孔14aに挿通され、前記旋回プレート16のピン孔16aまたは16bの位置がプレート14のピン孔14aの位置に合致すると、スプリング25の力によりロックピン23が押し上げられてロックピン23が図4(B)の実線で示すようにピン孔16aまたは16bに貫通し、旋回プレート16がロックされる。ロックピン23には、筒体24の側面の開口部24aから外方に突出させたつまみ26が設けられ、該つまみ26を手で二点鎖線で示すように押し下げた状態では、ロックピン23は前記ピン孔16aまたは16bから抜け、ロック解除が可能である。
【0017】
前記起伏機構8は、図2(A)、(B)に示すように、前記旋回プレート16上に溶接により固定された2枚のブラケット20、20間に貫通して固定したピン27に筒体29を回動自在に嵌合し、筒体29に2枚のプレート30、31を溶接し、該プレート30、31に支持体10を構成する横パイプ32を溶接し、横パイプ32の両端にキャノピー本体11を取付けるパイプ33を溶接して構成される。これらのパイプ32、33が前記支持体10を構成する。
【0018】
前記起伏機構8にもロック機構34が設けられる。該ロック機構34は、前記筒体29に溶接したプレート30、31のうち、一方のプレート31を下方に延出させ、かつ一方のブラケット19の内面に対向させて構成される。図2(C)に示すように、前記プレート31のブラケット19との対向面には、ピン27を中心として半径方向の等しい位置に、受け部となる3個のナット35、36、37を溶接している。
【0019】
一方、ブラケット20の外面には、図4(D)に示すようにコ字形の取付け金具39が取付けられ、該取付け金具39に設けた孔39aとブラケット20に設けた孔20aに摺動自在にロック用のロッド40が貫挿される。該ロッド40の先端側には、図4(C)に示すように、前記ナット35〜37のねじ孔に螺合する雄ねじ40aが形成されている。雄ねじ40aの先端は、ナット35〜37への挿入を容易にするためにテーパー部40bが形成されている。
【0020】
該ロッド40にはボルト41とナット42によりハンドル43が取付けられ、ハンドル43を手で回すことにより、図4(D)に実線で示すように、ナット35〜37に対して雄ねじ40aがねじ込まれて結合されるか、あるいは二点鎖線で示すように、ナット35〜37から雄ねじ40aが抜けてキャノピー9をフリーとすることができる。44は前記ロッド40に固定したストッパであり、ストッパ44が取付け金具39の内面に当接することにより、ロッド40が抜け止めされる。
【0021】
前記ロック機構34を構成するプレート31には、ロッド40と両端のナット35、37との位置合わせを不要とするために、図2(C)に示すように、起伏の限界位置を設定するストッパ45、46が設けられている。
【0022】
この構成において、キャノピー9が図1〜図3に示す起立姿勢にしておく場合は、プレート31に設けたストッパ45をブラケット19の後縁に当接させ、ハンドル43を回すことにより、ロッド40の雄ねじ40aをナット35にねじ込んでロックする。
【0023】
前述のように例えば地下建造物を構築する際に、横ビームなどの障害物をよけて通過する場合には、前記旋回機構7のロック機構21のつまみ26を下げて旋回プレート16のピン孔16aからロックピン23を抜き、キャノピー9が後ろ向きとなるようにボルト17を中心に回す。次に前記ハンドル43を回して前記起伏機構8の前記ロッド40をナット35から抜き、図5(A)の側面図と図5(B)の背面図に示すように、キャノピー本体11の通常は前端となる部分を下向きにし、作業機本体である旋回体3の背面にキャノピー本体11を対面させる。この状態では前記プレート31に設けたストッパ46はプレート20の通常時は前縁となる部分に当接する。この時、起伏機構8のロック機構34のロッド40はプレート31に固着したナット37のねじ孔に位置が一致し、ハンドル43によってロッド40を回して雄ねじ40aをナット37にねじ込むことにより、キャノピー9をがたつくことなくロックすることができる。
【0024】
このように、支持体10を、旋回機構7とその上の起伏機構8を介して座席6の後部に取付ければ、キャノピー本体11を旋回体3の背面側に倒すことができる。このキャノピーを倒した状態では、通常は前方に突出したキャノピー本体11の前端が下向きとなるので、キャノピー本体11を低い姿勢に保持することができ、キャノピーを含めた総高を従来のキャノピーを立てた状態よりもはるかに低くすることができ、総高を座席6の高さに近い程度に低くすることができる。また、このキャノピー倒伏姿勢では、キャノピー9が座席6に被さらないので、オペレータは作業機を運転することができ、低い障害物がある作業環境においても、オペレータが作業機を運転しながら障害物をくぐって作業機を移動させることができる。
【0025】
地下建造物を構築する作業現場においては、図5(A)、(B)に示すようにキャノピー9を倒した状態における総高が2m以下になるように設定することがより好ましい。
【0026】
図5(A)、(B)に示すようにキャノピー9を倒した状態では、キャノピー本体11は縦に旋回体3の背面に近接して配置されるので、キャノピー本体11は旋回半径をそれほど増大させることがなく、旋回も容易となる。
【0027】
また、輸送時もトラックを含めた総高も低くすることができ、小型の作業機であれば、トラックの荷台がダンプトラックのように高い場合でも輸送が可能となる。
【0028】
また、旋回機構7、起伏機構8にそれぞれロック機構21、34を設けているので、キャノピー9を倒した状態で走行する際あるいは輸送する場合に、キャノピー9のがたつきが防止される。
【0029】
また、本実施の形態においては、図5(A)、(B)に示すように、キャノピー9の倒伏姿勢において、キャノピー本体11は、旋回体3の背面に設けられたエンジンの排気口49を避けた位置に設定しているので、キャノピー本体11が排気によって汚染されることが防止される。
【0030】
また、トレーラ輸送など、荷台の低い輸送車で輸送する場合には、図6(A)の側面図と図6(B)の背面図に示すように、キャノピー9を旋回させず、支持体10の傾斜角が小さい状態でキャノピー本体11を前倒しにするだけで、座席6上に被せるように前倒しにすることができる。この場合、ロッド40をナット35から抜き、ロッド40を中間のナット36にねじ込んで固定する。このように、キャノピー本体11で座席6を覆う姿勢とすれば、座席6が雨水によって濡れることを防ぐことができる。また、この場合も、ロック機構34により、キャノピー9のがたつきが防止される。
【0031】
このように、キャノピー本体を座席上に倒す傾斜角の小さい倒伏姿勢もとり得るように構成すれば、トラック上に搭載して輸送する場合、キャノピー本体11が旋回体3の背面に突出することなく、キャノピー9を前傾した姿勢で輸送することができる。
【0032】
上記実施の形態においては、起伏機構8のロック機構34として雄ねじ40aとナット35〜37とが螺合する構造としたが、受け部をピン孔としてロック用ロッド40をピンとしてもよい。また、キャノピー9を倒す方向を旋回体3の背面ではなく、側面あるいは側面と背面との間にしてもよい。旋回体3の側面にキャノピー9を倒す場合には、図4(A)に示すピン孔16cを図4(B)に示すプレート14のピン孔14aに合わせてロックピン23をこれらのピン孔16c、14aに挿着してプレート16を旋回不能にロックする。
【0033】
本実施の形態に示すように、旋回体3の前部中央より前方に突出して取付けられるアタッチメントの状態をオペレータから目視しやすくするため、あるサイズ以上の作業機においては、座席6がやや片方(左側)に偏位させて設置され、キャノピー9も片側に偏位しているので、その偏位した側にキャノピー9を倒すことが、キャノピー本体11が旋回体3の側面に衝突することなく行なうことができる。
【0034】
本発明は、地上において使用される作業機にも適用できる。
【0035】
【発明の効果】
本発明によれば、キャノピーの支持体を、旋回機構とその上の起伏機構を介して前記座席の後部に取付けることにより、キャノピー本体が前記作業機本体の背面ないし側面に倒伏可能となり、かつ前記キャノピー本体の前端が下向きの状態で倒伏可能となるように構成したので、キャノピー本体を低い姿勢に保持することができ、キャノピーを含めた総高を従来のキャノピーを倒した状態よりもはるかに低くすることができる。また、この倒伏姿勢では、キャノピーが座席に被さらないので、オペレータは作業機を運転することができ、低い障害物がある作業環境においても、オペレータが作業機を運転しながら障害物をくぐって作業機を移動させることができる。また、輸送時もトラックを含めた総高も低くすることができ、小型の作業機であれば、トラックの荷台がダンプトラックのように高い場合でも輸送が可能となる。
【0036】
また、キャノピーを倒した状態では、キャノピー本体は縦に作業機本体の背面ないし側面に近接して配置されるので、キャノピー本体は旋回半径をそれほど増大させることがなく、旋回も容易となる。
【0037】
また、起伏機構には起伏位置において前記支持体をロックするロック機構を備えたので、キャノピーを倒した状態で走行する際あるいは輸送する際に、キャノピーのがたつきが防止される。
【0038】
また、キャノピー本体を座席上に倒す傾斜角の小さい倒伏姿勢もとり得るように構成したので、トラック上に搭載して輸送する場合、キャノピー本体が作業機本体の背面ないし側面に突出することなく、キャノピーを前傾した姿勢で輸送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)、(B)はそれぞれ本発明による可倒式キャノピーを作業状態で示す作業機の側面図、背面図である。
【図2】(A)は図1の実施の形態の可倒式キャノピーの側面図、(B)はその部分正面図、(C)はその側面断面図である。
【図3】図1、図2の可倒式キャノピーの背面図である。
【図4】(A)は本実施の形態の旋回プレートの平面図、(B)は旋回ロック機構の一部断面背面図、(C)はその起伏機構のロック用ロッドの平面図、(D)はそのロック機構の正面断面図である。
【図5】(A)、(B)はそれぞれ本実施の形態の可倒式キャノピーを後方へ倒した状態で示す作業機の側面図、背面図である。
【図6】(A)、(B)はそれぞれ本実施の形態の可倒式キャノピーを座席上に倒した状態で示す作業機の側面図、背面図である。
【符号の説明】
1:走行体、2:旋回装置、3:旋回体(作業機本体)、4:カウンタウエイト、6:座席、7:旋回機構、8:起伏機構、9:キャノピー、10:支持体、11:キャノピー本体、12:ベース板、13:半円筒体、14:プレート、14a:ピン孔、15:旋回台、16:旋回プレート、16a〜16c:ピン孔、17:ボルト、18:ナット、19:皿ばね、20:ブラケット、21:ロック機構、23:ロックピン、24:筒体、26:つまみ、27:ピン、29:筒体、30、31:プレート、32:横パイプ、33:パイプ、34:ロック機構、35〜37:ナット、39:取付け金具、40:ロック用のロッド、40a:雄ねじ、40b:テーパー部、43:ハンドル、44:ストッパ、45、46:ストッパ、49:排気口

Claims (1)

  1. 自走式作業機本体上に座席を有し、該座席の後部にキャノピーの支持体を取付け、該支持体の頂部に前記座席上を覆うキャノピー本体を取付けてなる可倒式キャノピーにおいて、
    前記キャノピーの支持体を、旋回機構とその上の起伏機構を介して前記座席の後部に取付けることにより、キャノピー本体をキャノピー本体の前端が下向きの状態で前記作業機本体の背面ないし側面に支持体傾斜角を大きくして倒す倒伏姿勢と、前記キャノピー本体をキャノピー本体の前端が下向きの状態で前記座席上に支持体傾斜角を小さくして倒す倒伏姿勢とをとりうるように構成し、
    さらに前記起伏機構は、支持体の起立姿勢と、前記支持体傾斜角の小さい倒伏姿勢と、前記支持体傾斜角の大きい倒伏姿勢についてロックを可能とするロック機構を備えたことを特徴とする可倒式キャノピー。
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