JP6826550B2 - 建設機械 - Google Patents

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Description

本発明は、作業装置を駆動するために足踏み操作される操作ペダル装置が設けられた建設機械に関する。
建設機械としての油圧ショベルは、自走可能な下部走行体と、下部走行体上に旋回可能に設けられた上部旋回体と、上部旋回体の前側に設けられた作業装置とからなっている。上部旋回体には、オペレータが搭乗する床板上に運転席が設けられている。そして、床板の前部位置には、作業装置を駆動させるためにオペレータにより前足踏み操作または後足踏み操作される操作ペダル装置が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−291451号公報
ところで、特許文献1に記載された操作ペダル装置は、操作ペダル装置を使用しないときにはロックピンによりペダルの踏込み操作を不能としている。この場合、操作ペダル装置は、前足踏み操作と後足踏み操作とがなされることから前,後方向に長く形成されている。従って、操作ペダル装置を使用しないときには、オペレータの足元スペースが狭くなり、操作ペダル装置が邪魔になる虞がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、折畳み操作により足元スペースを広げると共に、ロック状態にすることができる操作ペダル装置を備えた建設機械を提供することにある。
本発明の建設機械は、作業装置が取付けられた自走可能な車体と、前記車体の床板上に設けられた運転席と、前記運転席の前側に位置して前記床板に設けられパイロット圧の給排を制御するパイロット弁と、前記パイロット弁の上側位置に設けられ前記パイロット弁を中心とした前足踏み操作または後足踏み操作による前記パイロット弁への足踏み操作によりパイロット圧の給排を行う操作ペダル装置とを備え、前記操作ペダル装置は、前記パイロット弁に上,下方向に回動可能に取付けられ後部位置に回動軸を有する第1の踏み板と、前記第1の踏み板に対し前記回動軸を介して前,後方向に折畳み可能に取付けられ、前記第1の踏み板に重なる格納位置と前記第1の踏み板の後側に延びた操作位置との間で回動可能な第2の踏み板とからなっている。
そして、前記パイロット弁の前記中心よりも後側には、前記第2の踏み板を前記格納位置に折畳んだ状態で前記操作ペダル装置による前記パイロット弁への前記足踏み操作を規制するストッパが設けられ、前記第2の踏み板は、基端部が前記回動軸を介して前記第1の踏み板に回動可能に取付けられ先端部が踏み面となった踏み板体と、前記踏み板体の前記基端部から前記踏み板体とは前,後方向の反対側に延び前記ストッパに係合する係合体とからなり、前記ストッパは、前記床板から立設され前記第2の踏み板が前記格納位置にあるときに前記第2の踏み板の前記係合体に係合されることにより前記操作ペダル装置が前記前足踏み操作されることを規制する前踏込み規制部材と、前記前踏込み規制部材よりも後側に位置して前記床板から立設されて前記係合体が当接することにより前記操作ペダル装置が前記後足踏み操作されることを規制する後踏込み規制部材とを有することを特徴としている。
本発明によれば、操作ペダル装置を折畳むことで足元スペースを広くできると共に、操作ペダル装置をロック状態にすることができる。
本発明の実施形態に適用される油圧ショベルを示す正面図である。 キャノピを省略した状態で油圧ショベルを上方から見た平面図である。 運転席、床板、左操作ペダル装置等を拡大して示す平面図である。 図3中の左操作ペダル装置を矢示IV−IV方向から見た一部破断の断面図である。 左操作ペダル装置が操作位置にある場合を示す正面図である。 左操作ペダル装置が格納位置にある場合を示す正面図である。 左操作ペダル装置の第1の踏み板に形成された係合体挿入孔を示す一部破断の断面図である。 左操作ペダル装置を後左上側から見た斜視図である。 左操作ペダル装置を前右側から見た斜視図である。
以下、本発明に係る建設機械の実施形態を、油圧ショベルを例に挙げ、図1ないし図9を参照しつつ詳細に説明する。
図1において、油圧ショベル1は、例えば市街地における道路脇の側溝掘り作業などの狭い場所での掘削作業に用いられるもので、機械重量が0.8〜4トン程度に設定された超小旋回型の小型油圧ショベルとなっている。この油圧ショベル1は、トラックフレーム自走可能な下部走行体2と、下部走行体2上に旋回装置3を介して旋回可能に支持された上部旋回体4と、下部走行体2の前側に設けられた排土板5と、上部旋回体4の前,後方向の前側に俯仰動可能に設けられたオフセットフロント装置6とを含んで構成されている。下部走行体2と上部旋回体4とは、本発明の車体を構成し、排土板5とオフセットフロント装置6とは、本発明の作業装置を構成している。
オフセットフロント装置6は、上部旋回体4のベースとなる旋回フレーム7の前側に俯仰動可能に取付けられたロアブーム6Aと、ロアブーム6Aの先端側に左,右方向に揺動可能に取付けられたアッパブーム6Bと、アッパブーム6Bの先端側に左,右方向に揺動可能に取付けられたアーム支持体6Cと、アーム支持体6Cの先端側に上,下方向に回動可能に取付けられたアーム6Dと、アーム6Dの先端側に上,下方向に回動可能に取付けられたバケット6Eと、ロアブーム6Aとアーム支持体6Cとの間を連結するリンク6Fと、これらを動作させるためのブームシリンダ(図示せず)、オフセットシリンダ6G、アームシリンダ6H、バケットシリンダ6Jとにより構成されている。
オフセットフロント装置6は、オフセットシリンダ6Gが伸長、縮小することにより、アーム6Dをロアブーム6Aに対して左,右方向に平行移動させる。この状態でロアブーム6Aを俯仰動させつつアーム6D、バケット6Eを回動させることにより、側溝等の掘削作業を行うことができる。
ここで、図2に示すように、上部旋回体4は、下部走行体2の車幅寸法とほぼ等しい左,右方向の幅寸法を有している。一方、後述のカウンタウエイト9は、後端側が上方から見て湾曲状に形成されている。この場合、図1に示すように、オフセットフロント装置6は、ロアブーム6Aの先端側を最も後方まで仰動させ、かつアーム6Dをロアブーム6A側に折畳むことにより、超小旋回姿勢をとることができる。オフセットフロント装置6を超小旋回姿勢とした状態(上方に立上げた状態)では、上部旋回体4を旋回させたときに、上部旋回体4とオフセットフロント装置6とが、下部走行体2の左,右方向の幅寸法(車幅寸法)と前,後方向の長さ寸法内で全旋回することができる構成となっている。
旋回フレーム7の左前側には、オペレータの足場となる床板8が設けられている。この床板8は、後述の走行操作レバー・ペダル装置15と左,右の操作ペダル装置20,30とが取付けられる前板8Aと、前板8Aの後側に位置してオペレータの足場となる後板8Bとを含んで構成されている。前板8Aには、左操作ペダル装置20、走行操作レバー・ペダル装置15、および右操作ペダル装置31が左,右方向に並んで設けられている。後板8Bは、前端側が前板8Aに接合され、後端側が後述の運転席台座11の前面部位11Aの下端に接合されている。また、後板8Bの左側は、オペレータの乗降口となっている。
図1、図2等に示すように、カウンタウエイト9は、オフセットフロント装置6との重量バランスをとるために旋回フレーム7の後側に取付けられている。カウンタウエイト9は、左,右方向の中央が後方に突出する円弧状の重量物として形成されている。エンジン10は、カウンタウエイト9の前側に位置して旋回フレーム7上に左,右方向に延在する横置き状態で搭載されている。
運転席台座11は、旋回フレーム7の左側に位置して、エンジン10の上側を覆うように設けられている。ここで、図2、図3に示すように、運転席台座11は、床板8の後板8Bの後端から立設された前面部位11Aと、前面部位11Aの上部から後側に延びた運転席取付部位11Bと、運転席取付部位11Bの後部から後側に向けて斜め上側に傾斜した背板部位11Cと、背板部位11Cの上部(後部)から後側に延びたウエイト取付部位11Dとを含んで構成されている。
運転席台座11は、前面部位11Aの下部が床板8の後板8Bの後端に取付けられ、ウエイト取付部位11Dがカウンタウエイト9の上面に取付けられている。これにより、運転席台座11は、エンジン10の前側と上側とを覆っている。そして、運転席台座11の運転席取付部位11Bには、後述の運転席12、左,右のフロント操作装置13,14等が取付けられている。
運転席12は、運転席台座11の運転席取付部位11Bに取付けられている。運転席12は、床板8上に設けられ、油圧ショベル1を駆動するときにオペレータが着座するものである。運転席12の左,右両側には、旋回装置3、オフセットフロント装置6を操作するための左フロント操作装置13と右フロント操作装置14とが設けられている。
走行操作レバー・ペダル装置15は、運転席12の前方に位置して床板8の前板8Aの中央部から上方に向けて延びている。この走行操作レバー・ペダル装置15は、左,右一対で構成され、前,後方向に傾転操作することにより、下部走行体2を前進または後退に駆動する。
次に、左パイロット弁16、左操作ペダル装置20、およびストッパ27について説明する。この場合、左操作ペダル装置20は、例えばバケット6Eを解体作業に用いられるグラップル等(図示せず)のアタッチメントに代えたときに用いられるエキストラペダルである。
左パイロット弁16は、運転席12の前側で走行操作レバー・ペダル装置15の左側に位置して床板8の前板8Aに設けられている。この左パイロット弁16は、本発明のパイロット弁を構成するもので、図示しない制御弁装置に対するパイロット圧の給排を制御するものである。
左パイロット弁16は、取付板17を介して前板8Aに取付けられた減圧弁型のパイロット弁で、前板8Aから下方に向けて突出する直方体状のケーシング16Aと、ケーシング16Aの上部側に設けられ取付板17に取付けられる蓋体16Bと、蓋体16Bの上側に蓋体16Bに対して上,下方向に回動可能に設けられたペダル取付体16Cと、ケーシング16Aから蓋体16Bに向けて突出し、ペダル取付体16Cの回動によって上,下方向に移動する前,後のプッシャ16D,16Eとを含んで構成されている。ケーシング16Aと蓋体16Bとは、左パイロット弁16の外殻を構成している。
蓋体16Bには、前側と後側とに突出したフランジ部16B1がそれぞれ設けられている。左パイロット弁16は、ボルト18をフランジ部16B1から取付板17を介して床板8の前板8Aに締結することにより取付けられている。即ち、左パイロット弁16は、蓋体16Bのフランジ部16B1が取付板17の上面に当接して取付けられている。また、蓋体16Bとペダル取付体16Cとの間には、例えばゴム等の弾性部材からなる保護カバー19が設けられている。この保護カバー19は、ペダル取付体16Cと前,後のプッシャ16D,16Eとの外周側を覆って、外部から塵埃が侵入するのを抑制している。
左パイロット弁16は、蓋体16Bとペダル取付体16Cとがピン結合されることにより、回動中心O1としてペダル取付体16Cが蓋体16Bに対して上,下方向に回動する。そして、各プッシャ16D,16Eは、左パイロット弁16の回動中心O1を挟んで前,後方向に設けられている。左パイロット弁16は、後述の左操作ペダル装置20が前足踏み操作されると、前プッシャ16Dが軸方向(上,下方向)に変位し、後足踏み操作されると、後プッシャ16Eが軸方向(上,下方向)に変位する。これにより、左パイロット弁16は、グラップル等のアタッチメントに圧油を給排する切換弁(制御弁装置)に油圧パイロット信号を出力する。即ち、左操作ペダル装置20の足踏み操作に応じて、図示しない油圧ポンプからグラップルに向けて圧油が給排される。
左操作ペダル装置20は、左パイロット弁16を介して取付板17に設けられている。この左操作ペダル装置20は、左パイロット弁16の上側に位置して、左パイロット弁16を中心(回動中心O1)とした前足踏み操作または後足踏み操作による左パイロット弁16への足踏み操作により、グラップル等のアタッチメントに対する制御弁装置にパイロット圧の給排を行うものである。
この場合、図5に示すように、第2の踏み板26が操作位置にある状態で、第1の踏み板23の前端側を下側に踏み込む操作が前足踏み操作であり、第2の踏み板26の後端側を下側に踏み込む操作が後足踏み操作である。左操作ペダル装置20は、本発明の操作ペダル装置を構成するもので、踏み板支持体21、第1の踏み板23、回動軸25、および第2の踏み板26を含んで構成されている。
踏み板支持体21は、ペダル取付体16Cの上面側に取付けられている。この踏み板支持体21は、左パイロット弁16に後述の第1の踏み板23と第2の踏み板26とを取付けるものである。そして、踏み板支持体21は、ペダル取付体16Cの上面に取付けられ前,後方向に延びる横板21Aと、横板21Aの左前側から立上る縦板21Bと、縦板21Bの上端側に接合され後述する第1の踏み板23と第2の踏み板26とが支持される傾斜板21Cとにより構成されている。
踏み板支持体21の横板21Aは、ボルト22により左パイロット弁16のペダル取付体16Cに取付けられている。図4、図8、図9に示すように、縦板21Bは、左パイロット弁16の回動中心O1よりも前側に位置して、横板21Aの左端側から上方に向けて延びている。左操作ペダル装置20は、縦板21Bを回動中心O1よりも前側に位置させることで、前足踏み操作と後足踏み操作とをし易くしている。
踏み板支持体21の傾斜板21Cは、前,後方向に延びる板体で、前端側が高く後端側が低くなるように傾斜して縦板21Bの上端に接合されている。即ち、傾斜板21Cは、オペレータによる前足踏み操作と後足踏み操作とがし易いように床板8に対して傾斜している。図9に示すように、傾斜板21Cは、左端側が縦板21Bに沿って延びる縦板接合部21C1と、縦板接合部21C1の上端から右側に向けて延び第1の踏み板23が取付けられる取付部21C2とによりL字状に形成されている。
第1の踏み板23は、前,後方向に長尺な長方形状の板体からなり、踏み板支持体21の傾斜板21Cに取付けられている。具体的には、第1の踏み板23は、裏面が傾斜板21Cの上面に当接して、取付部21C2にボルト24を用いて取付けられている。これにより、第1の踏み板23は、踏み板支持体21を介して左パイロット弁16に上,下方向に回動可能となっている。そして、第1の踏み板23は、左パイロット弁16の上端側に長さ方向(前,後方向)に延びた踏み板体23Aと、踏み板体23Aの後端側に設けられ後述する第2の踏み板26が接続される接続部23Bとにより構成されている。
踏み板体23Aの表面(踏み面)には、例えば凹凸状の滑り止め加工が形成され、図5中に点線で示すように、運転席12に着座したオペレータの左足Fが乗せられる。踏み板体23Aは、前端側に位置して左,右方向に延び、ボルト24により傾斜板21Cの取付部21C2に取付けられる被取付部23A1と、被取付部23A1の左,右両端から間隔をもって接続部23Bに向けてそれぞれ延びる延出部23A2とにより構成されている。即ち、第1の踏み板23は、被取付部23A1の左,右両端から二又状に分かれて形成されている。
この場合、各延出部23A2間の開口は、係合体挿入孔23Cとなっている。この係合体挿入孔23Cには、後述する第2の踏み板26が操作位置(図4、図5の位置)にあるときに第2の踏み板26の係合体26Bが挿入するものである。図4、図7に示すように、係合体挿入孔23Cには、段付状の係合体当接部23C1が形成されている。この係合体当接部23C1は、第2の踏み板26を格納位置(図6の位置)から操作位置に回動させたときに、第2の踏み板26の係合体26Bが当接して第2の踏み板26を操作位置に保持するものである。
回動軸25は、第1の踏み板23の接続部23Bに設けられている。この回動軸25は、軸方向が第1の踏み板23の幅方向(左,右方向)に延びている。回動軸25には、後述する第2の踏み板26の基端部26A1が取付けられている。これにより、回動軸25は、回動中心O2として第1の踏み板23に対して第2の踏み板26を前,後方向に折畳み可能(回動可能)に支持している。
第2の踏み板26は、第1の踏み板23に対し回動軸25を介して前,後方向に折畳み可能に取付けられている。第2の踏み板26は、第1の踏み板23に重なる格納位置(図6、図8、図9の状態)と、第1の踏み板23の後側に延びた操作位置(図4、図5の状態)との間で回動軸25を中心(回動中心O2)として回動変位される。
そして、第2の踏み板26は、基端部26A1が回動軸25を介して第1の踏み板23の接続部23Bに回動可能に取付けられ先端部26A2が踏み面となった踏み板体26Aと、踏み板体26Aの基端部26A1から踏み板体26Aとは前,後方向の反対側に延び後述のストッパ27に係合する係合体26Bとからなっている。踏み板体26Aの表面(踏み面)と裏面とには、例えば凹凸状の滑り止め加工がそれぞれ形成され、図5、図6に点線で示すように、運転席12に着座したオペレータの左足が乗せられる。
一方、係合体26Bは、第1の踏み板23に形成された係合体挿入孔23Cに対応する位置に設けられている。これにより、係合体26Bは、第2の踏み板26が操作位置にあるときに第1の踏み板23の係合体挿入孔23Cに挿入する。そして、係合体26Bは、踏み板体26Aから延びる延出部26B1と、延出部26B1の先端側に設けられたフック部26B2とからなっている。
係合体26Bの延出部26B1は、第2の踏み板26が操作位置にあるときに、係合体挿入孔23Cの係合体当接部23C1に当接して第2の踏み板26の回動を規制する。これにより、左操作ペダル装置20は、第1の踏み板23と第2の踏み板26とが前,後方向に延びた操作位置に保持される。この状態で第1の踏み板23を踏み込むと、左パイロット弁16を回動中心O1として前足踏み操作することができる。一方、第2の踏み板26を踏み込むと、左パイロット弁16を回動中心O1として後足踏み操作することができる。
フック部26B2は、延出部26B1の先端から踏み板体26Aの表面(踏み面)とは反対方向に突出している。このフック部26B2は、第2の踏み板26が格納位置にあるときに、後述の前踏込み規制部材28の連結棒28Cに下側から係合して左操作ペダル装置20の前足踏込み操作を規制する。また、フック部26B2は、第2の踏み板26が格納位置にあるときに、先端側が後述の後踏込み規制部材29の当接板29Bに当接して左操作ペダル装置20の後足踏込み操作を規制する。第2の踏み板26が格納位置にあるときの前足踏み操作および後足踏み操作の規制は、後述で詳細に説明する。
次に、取付板17に設けられたストッパ27について説明する。
ストッパ27は、左パイロット弁16の回動中心O1および第1の踏み板23と第2の踏み板26との回動中心O2よりも後側に位置して取付板17に設けられている。このストッパ27は、第2の踏み板26を格納位置に折畳んだ状態で左操作ペダル装置20の各踏み板23,26による左パイロット弁16の足踏み操作を規制するものである。そして、ストッパ27は、前足踏み操作を規制する前踏込み規制部材28と、後足踏み操作を規制する後踏込み規制部材29とにより構成されている。
前踏込み規制部材28は、床板8に取付けられた取付板17から立設され第2の踏み板26が格納位置にあるときに第2の踏み板26の係合体26Bに係合されることにより左操作ペダル装置20の各踏み板23,26が前足踏み操作されることを規制するものである。前踏込み規制部材28は、左パイロット弁16を挟んで取付板17(床板8の前板8A)からそれぞれ立上る左,右の立上り棒28A,28Bと、左,右の立上り棒28A,28Bの上端を連結する連結棒28Cとからなっている。
左,右の立上り棒28A,28Bは、左パイロット弁16の蓋体16Bの左,右方向外側にそれぞれ位置して、下端が取付板17に溶接等により固着されている。連結棒28Cは、踏み板支持体21の横板21Aの上方に位置して左,右方向に延びている。即ち、前踏込み規制部材28は、左パイロット弁16の回動中心O2よりも後側に位置して、左パイロット弁16を左,右方向に跨いでいる。
そして、図6、図8、図9に示すように、第2の踏み板26が第1の踏み板23に折畳んだ格納位置にあるときには、第2の踏み板26のフック部26B2が前踏込み規制部材28の連結棒28Cに下側から係合する。これにより、左操作ペダル装置20は、前足踏み操作が規制される。
即ち、図6に示すように、第2の踏み板26が格納位置にあるときに前足踏み操作をした場合には、第2の踏み板26に設けられた係合体26Bのフック部26B2が左パイロット弁16の回動中心O1とした一点鎖線で示す回動軌跡R1に沿って前側に移動しようとする。しかし、係合体26Bのフック部26B2は、前踏込み規制部材28の連結棒28Cに下側から係合しているのでその移動が規制される。
後踏込み規制部材29は、前踏込み規制部材28よりも後側に位置して床板8に取付けられた取付板17から立設されている。後踏込み規制部材29は、前踏込み規制部材28と前,後方向で並んで配設され、左操作ペダル装置20の各踏み板23,26が後足踏み操作されるのを規制するものである。後踏込み規制部材29は、左パイロット弁16を挟んで取付板17(床板8の前板8A)から立上るブラケット29Aと、係合体26Bのフック部26B2に対応する位置でブラケット29Aの上端に設けられフック部26B2と当接する当接板29Bとからなっている。
後踏込み規制部材29のブラケット29Aは、例えば折曲加工がなされた板体として形成され、下端が取付板17に溶接等により固着されている。ブラケット29Aは、左パイロット弁16の後端側に位置して左パイロット弁16を左,右方向で挟んだ両側から立上る左,右の立上り板29A1,29A2と左,右の立上り板29A1,29A2の上端を接続する接続板29A3とからなっている。後踏込み規制部材29の当接板29Bは、ブラケット29Aの接続板29A3の前端側に位置して接続板29A3から立上っている。当接板29Bは、第2の踏み板26が格納位置にあるときに、第2の踏み板26のフック部26B2の先端が当接する位置に設けられている。これにより、左操作ペダル装置20は、後足踏み操作が規制される。
即ち、図6に示すように、第2の踏み板26が格納位置にあるときに後足踏み操作をした場合には、第2の踏み板26に設けられた係合体26Bのフック部26B2が左パイロット弁16の回動中心O1とした一点鎖線で示す回動軌跡R1に沿って後側に移動しようとする。しかし、係合体26Bのフック部26B2は、先端側が後踏込み規制部材29の当接板29Bに当接しているのでその移動が規制される。
また、当接板29Bは、フック部26B2を後側から覆っているので、オペレータの左足Fでフック部26B2を押圧するのを抑制することができるので、第2の踏み板26を格納位置に保持させることができる。即ち、当接板29Bは、左パイロット弁16の回動中心O1とした一点鎖線で示す回動軌跡R1に沿って後側に移動しようとするのを抑制すると共に、第2の踏み板26の回動中心O2とした二点鎖線で示す回動軌跡R2に沿って前側に移動するのを抑制している。
左パイロット弁16、左操作ペダル装置20、およびストッパ27は、取付板17に一体に設けられている。これにより、取付板17をボルト30により床板8上に取付けることで、狭隘な運転席12の前側部分に簡単にエキストラペダルを取付けることができる。また、エキストラペダルが不要な場合には、取付板17を取外すことで左パイロット弁16、左操作ペダル装置20、およびストッパ27を一緒に取外すことができるので、エキストラペダルの着脱作業の作業性を向上することができる。
右操作ペダル装置31は、走行操作レバー・ペダル装置15の右側に位置して床板8の前板8Aに設けられている。右操作ペダル装置31は、図示しない右パイロット弁の上側部位に取付けられている。右パイロット弁は、例えばオフセットフロント装置6を左,右方向にオフセット動作させるオフセットシリンダ6Gにパイロット圧の給排を行う。
右操作ペダル装置31は、左,右方向に長尺となるように横向きに配設され、オフセットフロント装置6が左,右方向にオフセットする動作に対応するように、左側または右側を踏み込むことにより、オフセットフロント装置6を左,右方向にオフセット動作させる。横向きに配設された右操作ペダル装置31は、運転席12側に突出していないので、オペレータは右足をフロアマット33上に余裕をもって置くことができる。
キャノピ32は、運転席12の上方と右側方を覆うように旋回フレーム7、カウンタウエイト9の上側に設けられている。このキャノピ32は、例えば3柱式のキャノピとして構成されている。また、フロアマット33は、例えばゴム材料により形成され、床板8の上側を覆うように敷設されている。
本実施形態による油圧ショベル1は、上述の如き構成を有するもので、次にその動作について説明する。
まず、オペレータは、床板8上に搭乗して運転席12に着座する。運転席12に着座したオペレータが、走行操作レバー・ペダル装置15を操作することにより、下部走行体2を走行させることができる。一方、オペレータが、左,右のフロント操作装置13,14をレバー操作することにより、上部旋回体4の旋回動作、オフセットフロント装置6による土砂の掘削作業等を行うことができる。
次に、バケット6Eに代えて解体作業等で用いられるグラップル(アタッチメント)を取付けた場合に操作される左操作ペダル装置20について述べる。
油圧ショベル1は、下部走行体2の左,右方向の幅寸法内で全旋回できるように上部旋回体4がコンパクトに形成されている。従って、オペレータが運転席12に着座したときの足元スペースが狭くなっている。特に、運転席12の右側にオフセットフロント装置6が配置された超小旋回型の小型油圧ショベルでは、オフセットフロント装置6の分だけさらに足元スペースが狭くなっている。従って、グラップルが装備されていない非使用時には、左操作ペダル装置20を前,後方向で折畳むことにより、足元スペースを広くしている。
左操作ペダル装置20を用いてグラップルを操作する場合には、第1の踏み板23側に折畳まれた第2の踏み板26を格納位置から操作位置にする必要がある。そこで、第1の踏み板23側に折畳まれた第2の踏み板26を、回動軸25(回動中心O2)を中心にして後側に回動させる。これにより、図4、図5に示すように、第2の踏み板26を第1の踏み板23の後側に延びた操作位置に配置させることができる。
この場合、図6に示すように、第2の踏み板26が格納位置にあるときには、第2の踏み板26のフック部26B2が前踏込み規制部材28の連結棒28Cに下側から係合すると共に、後踏込み規制部材29の当接板29Bに当接している。従って、例えばオペレータが左足Fの踵で第2の踏み板26を操作位置に向けて回動させようとしたときに、誤って第1の踏み板23を引っ張ったとしても、フック部26B2が当接板29Bに当接しているので、第1の踏み板23の回動中心O1とする回動移動は規制される。そして、第2の踏み板26のみを回動中心O2として格納位置から操作位置に回動移動させることができる。
第2の踏み板26を操作位置に配置したら、各踏み板23,26に左足Fを乗せ、左パイロット弁16を回動中心O1として前足踏み操作および後足踏み操作する。これにより、左パイロット弁16の前プッシャ16Dまたは後プッシャ16Eを上,下方向に変位させて、グラップルに圧油を給排する切換弁に油圧パイロット信号を出力してグラップルを動作させることができる。
次に、左操作ペダル装置20を使用しないときには、回動軸25(回動中心O2)を中心にして第2の踏み板26を操作位置から前方に回動させる。これにより、第1の踏み板23に第2の踏み板26を重ねて格納することができるので、オペレータの足元スペースを広くすることができる。
図6に示すように、第2の踏み板26が格納位置にあるときには、左操作ペダル装置20に左足Fを乗せて左操作ペダル装置20をフットレストとして利用することができる。この場合、左操作ペダル装置20は、左足Fで前足踏み操作をしても、フック部26B2が前踏込み規制部材28の連結棒28Cに下側から係合しているので、左パイロット弁16の回動中心O1とした回動軌跡R1に沿った前側への移動が規制される。
また、左操作ペダル装置20は、左足Fで後足踏み操作をしても、フック部26B2の先端が後踏込み規制部材29の当接板29Bに当接しているので、左パイロット弁16の回動中心O1とした回動軌跡R1に沿った後側への移動が規制される。即ち、左操作ペダル装置20およびストッパ27は、第2の踏み板26を折畳んでコンパクト化させることにより足元スペースを広くすると共に、第2の踏み板26を折畳むことにより左パイロット弁16をロック状態にさせることができる。
かくして、本実施形態の建設機械は、作業装置(排土板5およびオフセットフロント装置6)が取付けられた自走可能な車体(下部走行体2および上部旋回体4)と、前記車体の床板8上に設けられた運転席12と、前記運転席12の前側に位置して前記床板8に設けられパイロット圧の給排を制御するパイロット弁(左パイロット弁16)と、前記パイロット弁の上側位置に設けられ前記パイロット弁を中心(回動中心O1)とした前足踏み操作または後足踏み操作による前記パイロット弁への足踏み操作によりパイロット圧の給排を行う操作ペダル装置(左操作ペダル装置20)とを備え、前記操作ペダル装置は、前記パイロット弁に上,下方向に回動可能に取付けられ後部位置に回動軸25を有する第1の踏み板23と、前記第1の踏み板23に対し前記回動軸25を介して前,後方向に折畳み可能に取付けられ、前記第1の踏み板23に重なる格納位置と前記第1の踏み板23の後側に延びた操作位置との間で回動可能な第2の踏み板26とからなっている。
そして、前記パイロット弁の前記中心よりも後側には、前記第2の踏み板26を前記格納位置に折畳んだ状態で前記操作ペダル装置による前記パイロット弁への前記足踏み操作を規制するストッパ27が設けられ、前記第2の踏み板26は、基端部26A1が前記回動軸25を介して前記第1の踏み板23に回動可能に取付けられ先端部26A2が踏み面となった踏み板体26Aと、前記踏み板体26Aの前記基端部26A1から前記踏み板体26Aとは前,後方向の反対側に延び前記ストッパ27に係合する係合体26Bとからなり、前記ストッパ27は、前記床板8から立設され前記第2の踏み板26が前記格納位置にあるときに前記第2の踏み板26の前記係合体26Bに係合されることにより前記操作ペダル装置が前記前足踏み操作されることを規制する前踏込み規制部材28と、前記前踏込み規制部材28よりも後側に位置して前記床板8から立設されて前記係合体26Bが当接することにより前記操作ペダル装置が前記後足踏み操作されることを規制する後踏込み規制部材29とを有している。
これにより、グラップル等のアタッチメントを操作するときには、図3ないし図5に示すように、第2の踏み板26を開いた操作位置とすることで、第1の踏み板23と第2の踏み板26とにより大きな踏み面を形成することができるので、足踏み操作の操作性を向上することができる。
一方、グラップルを操作しないときには、図6、図8、図9に示すように第2の踏み板26を、回動軸25を中心にして回動させることにより、第1の踏み板23に第2の踏み板26を重ねて格納することができる。これにより、オペレータの足元のスペースを広くすることができる。また、運転席12への乗降口を広くすることができるので、オペレータの運転席12への乗り降りを円滑に行うことができる。
そして、第2の踏み板26が格納位置にあるときには、前踏込み規制部材28と後踏込み規制部材29とにより足踏み操作が規制される。従って、例えば左操作ペダル装置20に左足を乗せてフットレストとして利用することができる。即ち、左操作ペダル装置20を使用しない場合には、左操作ペダル装置20を折畳んでコンパクト化することができ、同時に左操作ペダル装置20をロック状態にすることができる。
また、前記ストッパ27の前記前踏込み規制部材28は、前記パイロット弁を挟んで前記床板8からそれぞれ立上る左,右の立上り棒28A,28Bと、前記左,右の立上り棒28A,28Bの上端を連結する連結棒28Cとからなり、前記第2の踏み板26の前記係合体26Bは、前記踏み板体26Aから延びる延出部26B1と、前記延出部26B1の先端側に設けられ前記前踏込み規制部材28の前記連結棒28Cに下側から係合するフック部26B2とからなっている。これにより、第2の踏み板26を折畳んだときには、フック部26B2が前踏込み規制部材28の連結棒28Cに下側から係合するので、前足踏み操作を規制することができる。
また、前記後踏込み規制部材29は、前記パイロット弁を挟んで前記床板8から立上るブラケット29Aと、前記係合体26Bの前記フック部26B2に対応する位置で前記ブラケット29Aの上端に設けられ前記フック部26B2と当接する当接板29Bとからなっている。これにより、第2の踏み板26を折畳んだときには、フック部26B2が後踏込み規制部材29の当接板29Bに当接するので、後足踏み操作を規制することができる。
また、前記第1の踏み板23には、前記第2の踏み板26が前記操作位置にあるときに前記第2の踏み板26の前記係合体26Bが挿入する係合体挿入孔23Cが形成されている。これにより、左操作ペダル装置20を操作するときには、第2の踏み板26の係合体26Bが第1の踏み板23の係合体挿入孔23Cに収納されているので、係合体26Bが邪魔になることなく、左操作ペダル装置20の操作を行うことができる。
また、前記パイロット弁(左パイロット弁16)、前記操作ペダル装置(左操作ペダル装置20)、および前記ストッパ27は、前記床板8上に取付けられる取付板17に設けられている。これにより、左パイロット弁16、左操作ペダル装置20、およびストッパ27を簡単に床板8上に配設することができる。
なお、上述した実施形態では、左足で操作する左操作ペダル装置20を、第1の踏み板23と第2の踏み板26とにより折畳み可能とし、この左操作ペダル装置20にストッパ27を設けた場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、右足で操作する右操作ペダル装置および走行操作レバー・ペダル装置に左操作ペダル装置20の構成を用いてもよい。
また、上述した実施形態では、ストッパ27を溶接により取付板17に固着させた場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えばストッパ27をボルトにより取付板17に取付けてもよい。また、取付板17を設けずに、ストッパ27を床板8に直接取付けてもよい。
また、各実施形態では、運転席12の上方と右側方を覆うキャノピ32が設けられたキャノピ仕様の油圧ショベル1を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば運転席の上方と周囲を覆うキャブが設けられたキャブ仕様の油圧ショベルに適用してもよい。
さらに、各実施形態では、油圧ショベル1は、上部旋回体4とオフセットフロント装置6とが下部走行体2の幅寸法内で全旋回することができる超小旋回型の小型油圧ショベルを例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば湾曲したカウンタウエイトの外周面のみが下部走行体2の幅寸法に収まり、下部走行体2の車幅内で旋回できるようになった後方小旋回型の小型油圧ショベルに適用してもよい。
1 油圧ショベル(建設機械)
2 下部走行体(車体)
4 上部旋回体(車体)
5 排土板(作業装置)
6 オフセットフロント装置(作業装置)
8 床板
12 運転席
16 左パイロット弁
17 取付板
20 左操作ペダル装置
23 第1の踏み板
23C 係合体挿入孔
25 回動軸
26 第2の踏み板
26A 踏み板体
26A1 基端部
26A2 先端部
26B 係合体
26B1 延出部
26B2 フック部
27 ストッパ
28 前踏込み規制部材
28A 左立上り棒
28B 右立上り棒
28C 連結棒
29 後踏込み規制部材
29A ブラケット
29B 当接板

Claims (5)

  1. 作業装置が取付けられた自走可能な車体と、前記車体の床板上に設けられた運転席と、前記運転席の前側に位置して前記床板に設けられパイロット圧の給排を制御するパイロット弁と、前記パイロット弁の上側位置に設けられ前記パイロット弁を中心とした前足踏み操作または後足踏み操作による前記パイロット弁への足踏み操作によりパイロット圧の給排を行う操作ペダル装置とを備え、
    前記操作ペダル装置は、
    前記パイロット弁に上,下方向に回動可能に取付けられ後部位置に回動軸を有する第1の踏み板と、
    前記第1の踏み板に対し前記回動軸を介して前,後方向に折畳み可能に取付けられ、前記第1の踏み板に重なる格納位置と前記第1の踏み板の後側に延びた操作位置との間で回動可能な第2の踏み板とからなる建設機械において、
    前記パイロット弁の前記中心よりも後側には、前記第2の踏み板を前記格納位置に折畳んだ状態で前記操作ペダル装置による前記パイロット弁への前記足踏み操作を規制するストッパが設けられ、
    前記第2の踏み板は、基端部が前記回動軸を介して前記第1の踏み板に回動可能に取付けられ先端部が踏み面となった踏み板体と、前記踏み板体の前記基端部から前記踏み板体とは前,後方向の反対側に延び前記ストッパに係合する係合体とからなり、
    前記ストッパは、前記床板から立設され前記第2の踏み板が前記格納位置にあるときに前記第2の踏み板の前記係合体に係合されることにより前記操作ペダル装置が前記前足踏み操作されることを規制する前踏込み規制部材と、前記前踏込み規制部材よりも後側に位置して前記床板から立設されて前記係合体が当接することにより前記操作ペダル装置が前記後足踏み操作されることを規制する後踏込み規制部材とを有することを特徴とする建設機械。
  2. 前記ストッパの前記前踏込み規制部材は、前記パイロット弁を挟んで前記床板からそれぞれ立上る左,右の立上り棒と、前記左,右の立上り棒の上端を連結する連結棒とからなり、
    前記第2の踏み板の前記係合体は、前記踏み板体から延びる延出部と、前記延出部の先端側に設けられ前記前踏込み規制部材の前記連結棒に下側から係合するフック部とからなることを特徴とする請求項1に記載の建設機械。
  3. 前記後踏込み規制部材は、前記パイロット弁を挟んで前記床板から立上るブラケットと、前記係合体の前記フック部に対応する位置で前記ブラケットの上端に設けられ前記フック部と当接する当接板とからなることを特徴とする請求項2に記載の建設機械。
  4. 前記第1の踏み板には、前記第2の踏み板が前記操作位置にあるときに前記第2の踏み板の前記係合体が挿入する係合体挿入孔が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の建設機械。
  5. 前記パイロット弁、前記操作ペダル装置、および前記ストッパは、前記床板上に取付けられる取付板に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の建設機械。
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