JP3779594B2 - 餅様食品 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、咀嚼・嚥下機能の低い人にも食べやすい餅様の食品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、人口の高齢化に伴い咀嚼・嚥下機能の低下した人が増加している。高齢者は、歯の欠落や顎の衰え、更には食物を飲み込む一連の反射機能の衰えによって咀嚼(食物を噛み下すこと)・嚥下(食物を飲み込むこと)することが困難になる場合が多い。咀嚼・嚥下機能が低下すると、固いものや噛みきりにくいものが食べられなくなり、栄養の偏りや栄養不足などの問題が生じる。高齢者の約3割は、咀嚼・嚥下機能が低下していると言われており、高齢化社会を迎えた現在、これらの人にも食べやすい食品の開発が切望されている。
【0003】
一方、餅は、わが国において正月、節句、祭りなどに広く賞味される食品であるが、極めて高い付着性のため、これを食した高齢者や乳幼児が、餅を気道に詰まらせる事故が後を絶たない。平成11年度自治省消防庁委託研究報告書(気道異物に対する救急隊員並びに市民による異物除去の検討、竹田豊ら)によれば、気道異物窒息事故の第一位の原因として餅が挙げられ、特に60歳以上の高齢者および6歳未満の乳幼児に当該事故が多発することが報じられている。また、餅は、搗き立ての状態や市販の切り餅を調理した直後では柔らいが、餅特有のねばり気のため噛み切りにくく、さらに調理後から時間を置いて冷たくなると固くなる性質を持つため、咀嚼機能の低い人には非常に食べにくい食品となっている。これらの理由のため福祉施設や病院などにおいて、餅が、高齢者などの咀嚼・嚥下機能低下者に供される場合には、介護者の注意深い監視を必要とするのが現状である。
【0004】
また、米を原料として作られ、搗き餅とは米の種類および/または製法の異なる食品として白玉餅やトックが挙げられるが、これらに関しても付着性、かたさ、または噛み切りやすさ(歯切れ)の点で、依然として高齢者などの咀嚼・嚥下機能低下者には食べにくいのが現状である。
【0005】
また、米以外に、オカラ、ヌカ、小麦、卵白等を加えて製される餅様食品が知られているが(特開2000−4813、特開平5−7466、特開平9−135668)、いずれも餅そのものの食味が損なわれ、満足できるものはない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、咀嚼・嚥下機能の低い人にも食べやすい適度なかたさと歯切れのよさとを有し、かつ付着性の改善された餅様食品を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記課題に鑑み鋭意研究を重ねた結果、うるち米を主原料として使用し、これを水挽き磨砕後、もち米粉およびα化うるち米粉を添加し、混合、加熱処理することによって、餅様の食感を備え、適度なかたさと歯切れのよさとを有し、かつ付着性の改善された食品を製造できることを見出した。
【0008】
すなわち、本発明は、沸騰水中で2分間加熱後、20℃となるまで冷却した時に
(1)破断強度が1.0×105〜4.0×105N/m2である餅様食品;
(2)付着性が1.0×104〜2.5×104J/m3である(1)に記載の餅様食品;
(3)かたさが1.0×105〜4.5×105N/m2である(1)または(2)に記載の餅様食品;
(4)原料米として、うるち米、もち米およびα化うるち米を用いることを特徴とする(1)〜(3)に記載の餅様食品;
(5)原料米の重量比組成が、うるち米100重量部に対して、もち米5〜20重量部、α化うるち米5〜20重量部である(4)に記載の餅様食品;および
(6)うるち米を水挽き磨砕し、これにもち米粉およびα化うるち米粉を添加し、加熱することにより製する(1)〜(5)に記載の餅様食品、に関する。
【0009】
本発明において、「破断強度」とは、山電(株)製クリープメータRE−3305にてNo.49くさび形プランジャーを用い、クリアランス1%、圧縮速度1mm/秒、20℃の条件において、食品を前記プランジャーにより破断した時にかかった最大応力(N/m2)を表す。また、山電(株)製クリープメータRE−3305にてNo.49くさび形プランジャーを用い、クリアランス30%、圧縮速度10mm/秒、20℃の条件において、食品を前記プランジャーにて2回の昇降により押さえ込んだ時に、1回目の押え込み動作中にかかった最大応力(N/m2)を「かたさ」として表し、1回目の引き動作から2回目押し動作中の負のエネルギー(J/m3)を「付着性」として表す。
【0010】
本発明において、上記破断強度、かたさおよび付着性は、食品を沸騰水中で2分間加熱し、当該食品を20℃となるまで冷却した後、測定した値を表すものである。
【0011】
本発明の餅様食品において、咀嚼しやすい食品とは、適度なかたさと歯切れのよさ(噛み切りやすさ)とを有する食品であり、本発明では、歯切れのよさを破断強度で表した。
本発明の餅様食品において、好ましい破断強度は、1.0×105〜4.0×105N/m2である食品であり、破断強度が4.0×105N/m2を超えると噛みきりにくくなり、また1.0×105N/m2より小さいと弾力感の乏しい食感となってしまう。より好ましい破断強度は、1.0×105〜3.5×105N/m2であり、なおさらに好ましくは2.0×105〜3.2×105N/m2である。
また、かたさは、1.0×105〜4.5×105N/m2であることが好ましく、かたさが4.5×105N/m2を超えると噛みにくく、また1.0×105N/m2より小さいと歯ごたえの乏しい食感となってしまう。より好ましいかたさは1.0×105〜4.0×105N/m2であり、なおさらに好ましくは3.0×105〜4.0×105N/m2である。
【0012】
また、本発明の餅様食品において、嚥下しやすい食品とは、付着性が1.0×104〜2.5×104J/m3である食品であり、付着性が2.5×104J/m3を超えると歯や気道に付着して飲み込みにくくなり、また1.0×104J/m3より小さいと餅食品に特有のモチモチ感に乏しい食感となってしまう。より好ましい付着性は1.0×104〜2.0×104J/m3であり、なおさらに好ましくは1.3×104〜1.8×104J/m3である。
【0013】
本発明の餅様食品は以下のようにして製造することができる。すなわち、精白したうるち米を洗米し、これをうるち米100重量部に対して100〜200重量部の水温10〜20℃の水中で8〜18時間、好ましくは12時間程度浸漬させる。水切り後、吸水させたうるち米に、うるち米100重量部に対して120〜160重量部の水を加え、グラインダーにより80メッシュ以下となるように水挽き磨砕し、乳液を調製する。続いて、この乳液を、圧搾機を用いて水分含量が40〜45%程度となるように圧搾、脱水する。得られたケーキに、うるち米100重量部に対して70〜100重量部の水を0.2〜0.3%程度の濃度のクエン酸水溶液として添加し、続いてもち米粉およびα化うるち米粉を加え、ミキサーにより均一となるまで混合する。この時、添加するもち米粉の割合は、うるち米100重量部に対して5〜20重量部が好ましく、より好ましくは、5〜15重量部である。またα化うるち米粉の割合は、うるち米100重量部に対して5〜20重量部が好ましく、より好ましくは8〜15重量部である。このようにして得られた中間製品を、必要に応じて適宜、成形、裁断等の工程を行った後、ケーシングに充填し、95〜105℃、好ましくは約100℃で10〜30分間加熱した後、5〜10分間冷却し、さらに100〜110℃、好ましくは105〜108℃で15〜30分間加熱してα化を行う。これを5〜10℃で24〜96時間冷蔵硬化させると、本発明の餅様食品が得られる。
【0014】
本発明の餅様食品は、必要に応じてケーシングをはずした後、沸騰水中で1〜3分程度ゆでるか、適量の水で湿らせて電子レンジで20〜30秒程度加熱する等の操作により簡単に調理することができる。調理した本発明の餅様食品は、好みに合わせて、お雑煮、おしるこ、あべかわ、海苔巻などにして食べたり、吸い物などの具材として使用することができる。
【0015】
このようにして調理された本発明の餅様食品は、切り餅、白玉餅、トックなどの従来の餅製品に比べると、ねばりやべたつきが少なく、また適度なかたさと歯切れのよさとを有しているので、高齢者などの咀嚼・嚥下機能の低い人でも安心して食べることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の内容を以下の実施例、比較例、調理例および試験例でさらに詳しく説明するが、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。
【0017】
【実施例】
(実施例1)
精白したうるち米160gを5分間洗米後、水温約10〜15℃の同量の水に12時間浸漬し、吸水させた。次いで、水切りした後、このうるち米を1.5倍量の水中でグラインダーにより80メッシュ以下となるように磨砕(水挽き)し、乳液を調製した。この乳液を圧搾機(フィルタープレス)により水分含量約42%となるように圧搾、脱水した。得られたケーキに、pH調節剤として無水クエン酸0.3g、および水130gより調製したクエン酸水溶液を添加し、続いてもち米粉10gおよびα化うるち米粉15gを添加し、ミキサーにより均一となるまで混合した。これをケーシングに充填し、100℃で20分間加熱後、5分間冷却し、さらに107℃で25分間加熱後、5分間冷却した。8℃で48時間冷蔵硬化させ、本発明の餅様食品を得た。実施例1で用いた原材料の配合比率を表1に示した。
【0018】
(実施例2〜4)
実施例1と同様の操作により、下記の表1に示す配合比率で本発明の実施例2〜4の餅様食品を調製した。
【0019】
【表1】
【0020】
(比較例)
従来の餅食品として、白玉餅、トックおよび切り餅を下記のようにして調製した。
白玉餅を、公知の方法に従い、もち米80重量部およびうるち米20重量部を用い、水に浸漬後、水挽き磨砕、圧搾・脱水、加水混合、加熱、冷蔵硬化して調製した。
【0021】
トックを、公知の方法に従い、うるち米100重量部を用い、水に浸漬後、水挽き摩砕、圧搾・脱水、蒸し練り、搗き、加熱、冷蔵硬化して調製した。
【0022】
切り餅を、公知の方法に従い、もち米100重量部を用い、浸漬、蒸米、搗き、冷蔵硬化して調製した。
【0023】
(調理例)
本発明の実施例1〜4の餅様食品を、ケーシングをはずした後、沸騰水中で2分間ゆで、適宜、醤油、黄粉などで味付けした後、専門のパネラーによって食感を評価したところ、本発明の実施例1〜4の餅食品は、いずれも弾力性、モチモチ感ともに良好な餅様の食感を示した。
【0024】
また、実施例1〜4の餅食品を、ケーシングをはずした後、少量の水で湿らせ、ラップをかけ、電子レンジで30秒間加熱後、同様の評価を実施したが、いずれの実施例も良好な餅様の食感を示した。
【0025】
(試験例)
食品の物性試験
実施例1〜4、比較例で調製した食品の破断強度、付着性およびかたさの測定を、当該食品を1cmの厚さに切断し、沸騰水中で2分間加熱した後、密閉容器に移し、20℃となるまで冷却した後、実施した。
【0026】
1)破断強度の測定
被験食品の破断強度の測定は、山電(株)製クリープメータRE−3305にてNo.49くさび形プランジャーを用い、クリアランス1%、圧縮速度1mm/秒、20℃の条件で3回行い、その平均値を算出した。結果を下記の表2に示した。
【0027】
2)付着性およびかたさの測定
被験食品の付着性およびかたさの測定は、衛新第15号通知の高齢者用食品の試験方法に準拠し、山電(株)製クリープメータRE−3305にてNo.49くさび形プランジャーを用い、クリアランス30%、圧縮速度10mm/秒、20℃の条件で3回行い、その平均値を算出した。結果を下記の表2に示した。
【0028】
【表2】
【0029】
【発明の効果】
本発明の餅様食品は、付着性が小さいため嚥下しやすく、更には、適度なかたさと破断強度を有するので歯切れがよく咀嚼しやすい。また、本発明の餅様食品は、調理後、時間を置いてもかたくならない特徴を有する。それ故、本発明の餅様食品は、高齢者や乳幼児などの咀嚼・嚥下機能の低い人にも好適な食品である。
Claims (3)
- 原料米として、うるち米、もち米およびα化うるち米を用いてなる餅様食品であって、
(1)原料米の重量比が、うるち米100重量部に対してもち米5〜15重量部およびα化うるち米8〜15重量部であり、
(2)うるち米を水挽き磨砕し、水分含量が40〜45%となるように圧搾脱水後、うるち米100重量部に対して70〜100重量部の水、ならびにもち米粉およびα化うるち米粉を添加混合し、加熱することにより調製されることを特徴とする、餅様食品。 - 原料米として、うるち米、もち米およびα化うるち米を用いてなる餅様食品であって、
(1)原料米の重量比が、うるち米100重量部に対してもち米5〜15重量部およびα化うるち米8〜15重量部であり、
(2)うるち米を水挽き磨砕し、水分含量が40〜45%となるように圧搾脱水後、うるち米100重量部に対して70〜100重量部の水、ならびにもち米粉およびα化うるち米粉を添加混合し、加熱することにより調製される、
(3)破断強度が2.0×105〜3.2×105N/m2であり、付着性が1.3×104〜1.8×104J/m3であり、かたさが3.0×105〜4.0×105N/m2であることを特徴とする、餅様食品。 - 原料米として、うるち米、もち米およびα化うるち米を用いてなる餅様食品の製造方法であって、原料米の重量比が、うるち米100重量部に対してもち米5〜15重量部およびα化うるち米8〜15重量部であり、うるち米を水挽き磨砕し、水分含量が40〜45%となるように圧搾脱水後、うるち米100重量部に対して70〜100重量部の水、ならびにもち米粉およびα化うるち米粉を添加混合し、加熱することにより調製されることを特徴とする方法。
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