JP3779565B2 - 工作機械のクーラント噴出装置と工作機械 - Google Patents

工作機械のクーラント噴出装置と工作機械 Download PDF

Info

Publication number
JP3779565B2
JP3779565B2 JP2001205645A JP2001205645A JP3779565B2 JP 3779565 B2 JP3779565 B2 JP 3779565B2 JP 2001205645 A JP2001205645 A JP 2001205645A JP 2001205645 A JP2001205645 A JP 2001205645A JP 3779565 B2 JP3779565 B2 JP 3779565B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coolant
path
machine tool
coolant supply
moving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001205645A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003019639A (ja
Inventor
覚 小澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Star Micronics Co Ltd
Original Assignee
Star Micronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Star Micronics Co Ltd filed Critical Star Micronics Co Ltd
Priority to JP2001205645A priority Critical patent/JP3779565B2/ja
Publication of JP2003019639A publication Critical patent/JP2003019639A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3779565B2 publication Critical patent/JP3779565B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は工作機械のクーラント噴出装置と工作機械に係り、特に、複数個の加工工具に対応した複数個のクーラント噴出経路を備えているものにおいて、それら複数個のクーラント噴出経路を切り換えるための構成を改良したものに関する。
【0002】
【従来の技術】
工作機械におけるクーラント噴出装置に関しては、例えば、特開2000−126981号公報に開示されているようなものがある。ここに開示されているクーラント噴出装置は概略次のような構成をなしている。
まず、工具ホルダがあり、この工具ホルダは一軸方向に移動可能に構成されている。この工具ホルダには複数個の加工工具が取り付けられていると共に、該加工工具に対応するように複数個のクーラント噴出ノズルが配置されている。
【0003】
一方、クーラント供給管が上記工具ホルダの移動方向に沿って敷設されていて、その先端部が工具ホルダに長い細孔状に形成された貫通孔内に移動可能に差し込まれている。上記クーラント供給管の先端部の所定箇所にはクーラント供給口が形成されている。一方、上記貫通孔側には複数個のクーラント噴出ノズルにそれぞれ連通した複数個のクーラント受入口が形成されている。
【0004】
そして、任意の加工工具を選択すべく工具ホルダを一軸方向に移動させると、クーラント供給管と工具ホルダの貫通孔が相対的に移動して、所定のクーラント受入口がクーラント供給口に合致した状態となる。それによって、クーラント供給管、クーラント供給口、クーラント受入口を介して、選択された加工工具に対応したクーラント噴出ノズルにクーラントが供給されて噴出されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の構成によると次のような問題があった。
すなわち、特開2000−126981号公報に開示されているクーラント噴出装置の場合には、クーラント供給管と工具ホルダ側の貫通孔とが一軸方向に沿って移動可能に一部嵌合した構成になっていて、両者の一軸方向への相対的な移動により、クーラント供給管のクーラント供給口と工具ホルダの貫通孔側の任意のクーラント受入口の位置を合致させるようにしている。
しかしながらこのような構成を実際に採用しようとした場合、長い細孔状の貫通孔は、工具ホルダの移動方向に沿って平行に高い精度で加工しなければならず、加工に困難を要してしまうという問題があった。これは、クーラント供給管についても同様である。すなわち、クーラント供給管が貫通孔内を摺動して所定の位置に位置決めされる動作を円滑に行うためには、クーラント供給管についても、曲がりがなく工具ホルダの移動方向に沿って平行に高い精度で組み付ける必要があるという問題があった。
そして、この種の問題は加工工具の個数が増えて、クーラント供給管と貫通孔の軸方向長さが長くなればなる程顕著であった。
【0006】
本発明はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、加工・製作に困難を要することなく、且つ、加工工具の個数の増加に対しても所望のクーラント噴出構造を容易に得ることが可能な工作機械のクーラント噴出装置と工作機械を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するべく本願発明の請求項1による工作機械のクーラント噴出装置は、複数個の加工工具を備えると共に該複数個の加工工具に対応する複数個のクーラント噴出経路を備え、一軸方向に移動することにより任意の加工工具とそれに対応するクーラント噴出経路を選択するように構成された移動台と、上記選択されたクーラント噴出経路にクーラントを供給するクーラント供給経路と、を備えた工作機械のクーラント噴出装置において、上記移動台の上記一軸方向に交差する側の端部には上記複数個のクーラント噴出経路に対応する複数個のクーラント受入口が設けられていて、上記クーラント供給経路はクーラント供給口を備えていて該クーラント供給口を上記一軸方向に交差する方向から上記移動台の上記複数個のクーラント受入口の何れかに関係させるように構成され、上記移動台の一軸方向への移動により選択された任意のクーラント噴出経路のクーラント受入口を上記クーラント供給経路のクーラント供給口に合致させるようにしたことを特徴とするものである。
又、請求項2による工作機械のクーラント噴出装置は、複数個の加工工具を備えると共に該複数個の加工工具に対応する複数個のクーラント噴出経路を備え、一軸方向に移動することにより任意の加工工具とそれに対応するクーラント噴出経路を選択するように構成された移動台と、上記選択されたクーラント噴出経路にクーラントを供給するクーラント供給経路と、を備えた工作機械のクーラント噴出装置において、上記移動台側に分岐レールを設け、該分岐レールは上記一軸方向と平行な方向に上記クーラント供給経路のクーラント供給口と摺接する摺接面を備え、且つ、上記複数個のクーラント噴出経路のクーラント受入口として機能し上記一軸方向と交差する方向に延長された複数個の貫通孔を備えていて、上記クーラント供給経路を上記一軸方向に交差する方向から上記移動台側に関係させ、上記移動台の一軸方向への移動により選択された任意のクーラント噴出経路のクーラント受入口として機能する貫通孔が上記クーラント供給経路のクーラント供給口に合致するようにしたことを特徴とするものである。
又、請求項3による工作機械のクーラント噴出装置は、請求項2記載の工作機械のクーラント噴出装置において、上記クーラント供給経路の先端部には押圧パットが配置されていて、該押圧パットは弾性部材により上記分岐レールの摺接面に対して摺接可能な状態で押圧・配置されていることを特徴とするものである。
又、請求項4による工作機械のクーラント噴出装置は、請求項2記載の工作機械のクーラント噴出装置において、上記クーラント供給経路の先端部は上記分岐レールに移動台側の一軸方向への移動を許容した状態で機械的に連結されていることを特徴とするものである。
又、請求項5による工作機械は、数個の加工工具を備えると共に該複数個の加工工具に対応する複数個のクーラント噴出経路を備え、一軸方向に移動することにより任意の加工工具とそれに対応するクーラント噴出経路を選択するように構成された移動台と、上記移動台を上記一軸方向に駆動する駆動手段と、上記選択されたクーラント噴出経路にクーラントを供給するクーラント供給経路と、を備えた工作機械において、上記移動台の上記一軸方向に交差する側の端部には上記複数個のクーラント噴出経路に対応する複数個のクーラント受入口が設けられていて、上記クーラント供給経路はクーラント供給口を備えていて該クーラント供給口を上記一軸方向に交差する方向から上記移動台の上記複数個のクーラント受入口の何れかに関係させるように構成され、上記駆動手段によって上記移動台を一軸方向へ移動させることにより選択された任意のクーラント噴出経路のクーラント受入口を上記クーラント供給経路のクーラント供給口に合致させるようにしたことを特徴とするものである。
又、請求項6による工作機械は、請求項5記載の工作機械において、上記移動台は櫛型刃物台を備えていて、切込方向であるX軸方向と該X軸方向に直交し加工工具選択方向であるY軸方向に移動可能であり、上記一軸方向は上記Y軸方向であることを特徴とするものである。
又、請求項7による工作機械は、複数個の加工工具を備えると共に該複数個の加工工具に対応する複数個のクーラント噴出経路を備え、一軸方向に移動することにより任意の加工工具とそれに対応するクーラント噴出経路を選択するように構成された移動台と、上記移動台を上記一軸方向に駆動する駆動手段と、上記選択されたクーラント噴出経路にクーラントを供給するクーラント供給経路と、を備えた工作機械において、上記移動台側に分岐レールを設け、該分岐レールは上記一軸方向と平行な方向に上記クーラント供給経路のクーラント供給口と摺接する摺接面を備え、且つ、上記複数個のクーラント噴出経路のクーラント受入口として機能し上記一軸方向と交差する方向に延長された複数個の貫通孔を備えていて、上記クーラント供給経路を上記一軸方向に交差する方向から上記移動台側に関係させ、上記駆動手段によって上記移動台を一軸方向へ移動させることにより選択された任意のクーラント噴出経路のクーラント受入口として機能する貫通孔が上記クーラント供給経路のクーラント供給口に合致するようにしたことを特徴とするものである。
又、請求項8による工作機械は、請求項7記載の工作機械において、上記クーラント供給経路の先端部には押圧パットが配置されていて、該押圧パットは弾性部材により上記分岐レールの摺接面に対して摺接可能な状態で押圧・配置されていることを特徴とするものである。
又、請求項9による工作機械は、請求項7記載の工作機械において、上記クーラント供給経路の先端部は上記分岐レールに移動台側の一軸方向への移動を許容した状態で機械的に連結されていることを特徴とするものである。
【0008】
すなわち、本願発明による工作機械のクーラント噴出装置の場合には、移動台の上記一軸方向に交差する側の端部に上記複数個のクーラント噴出経路に対応する複数個のクーラント受入口を設けて、上記クーラント供給経路にクーラント供給口を備えさせて該クーラント供給口を上記一軸方向に交差する方向から上記移動台の上記複数個のクーラント受入口の何れかに関係させるように構成し、上記移動台の一軸方向への移動により選択された任意のクーラント噴出経路のクーラント受入口を上記クーラント供給経路のクーラント供給口に合致させるようにしたので、特開2000−126981号公報に開示されているクーラント噴出装置の場合のように、長い細孔である貫通孔やクーラント供給管を高い精度で加工・製作するといったことは必要なく、簡単な加工・製作でクーラント噴出経路を切り換えるための構成を得ることができる。
これは加工工具の個数が増加した場合に特に有効である。
又、上記移動台側に分岐レールを設け、該分岐レールは上記一軸方向と平行な方向に上記クーラント供給経路のクーラント供給口と摺接する摺接面を備え、且つ、上記複数個のクーラント噴出経路のクーラント受入口として機能し上記一軸方向と交差する方向に延長された複数個の貫通孔を備えた構成とすることが考えられる。
その際、クーラント供給経路の先端部に押圧パットを配置して、該押圧パットを弾性部材により押圧して上記分岐レールの側に当接・配置させるように構成した場合には、分岐レール側の押圧面の平坦度や移動方向に沿った押圧面の平行度が多少損なわれていても問題はなく、クーラントが漏れ出るようなこともない。そして、移動台側の一軸方向への円滑な動作を提供することができる。
又、クーラント供給経路の先端部を分岐レール側に移動台側の一軸方向への移動を許容した状態で機械的に連結した場合には、それによって、部品点数を削減して構成の簡略化を図ることができる。
又、請求項5〜請求項9は本願発明を工作機械としてクレームしたものである。
その際、工作機械としては櫛形刃物台を搭載し、切込方向であるX軸方向と該X軸方向に直交し加工工具選択方向であるY軸方向に移動可能にしたものが考えられる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図1乃至図3を参照して本発明の第1の実施の形態を説明する。図1は本実施の形態によるクーラント噴出装置を組み込んだ数値制御自動旋盤の刃物台及びその近傍の構成を示す正面図、図2は図1のII−II矢視図、図3は図2のIII部を一部切り欠いて示す図である。
【0010】
まず、ベッド1があり、このベッド1上には第1移動台(X軸テーブル)3がX軸方向(図1、図2中上下方向)に移動可能に取り付けられている。すなわち、上記ベッド1上には一対のX軸レール5、5が敷設されている。一方、第1移動台3側には、左右に2個ずつのガイド7、7が取り付けられている(図2に片側の2個のガイド7、7を示す)。上記左右2個ずつのガイド7、7はX軸レール5、5に移動可能に係合されている。そして、図示しない駆動モータによりボールネジ・ボールナット機構(図示せず)を介して第1移動台3を駆動制御する。それによって、第1移動台3は上記左右2個ずつのガイド7、7を介して、一対のレール5、5に沿ってX軸方向に移動するものである。
【0011】
上記第1移動台3上には第2移動台(Y軸テーブル)9がX軸方向と直交するY軸方向(図1中左右方向)に移動可能に設置されている。すなわち、第1移動台3上には一対のY軸レール11、11が敷設されている。一方、第2移動台9側には上下2個ずつのガイド13、13が取り付けられている(図2に片側の2個のガイド13、13を示す)。上記上下2個ずつのガイド13、13は上記一対のY軸レール11、11に対して移動可能に係合している。そして、図示しない駆動モータによってボールネジ15とボールナット17とから構成されたボールネジ・ボールナット機構を介して上記第2移動台9を駆動制御する。それによって、第2移動台9は上記上下2個ずつのガイド13、13を介して、上記一対のY軸レール11、11に沿ってY軸方向に移動することになる。
【0012】
上記第2移動台9には櫛型刃物台19が取付・固定されていて、この櫛型刃物台19には複数個の加工工具21a、21b、21c、21dが櫛刃状に取り付けられている。又、上記第2移動台9には穴加工工具用刃物台23が取付・固定されていて、この穴加工工具用刃物台23には3本の穴用の加工工具25a、25b、25cが取り付けられている。
【0013】
又、上記複数個の加工工具21a、21b、21c、21dと、加工工具25a、25b、25cの近傍には、それぞれクーラント噴出ノズル27a、27b、27c、27d、27e、27f、27gが配置されている。これらクーラント噴出ノズル27a、27b、27c、27d、27e、27f、27gを介して加工位置にクーラントを噴出するものである。
【0014】
上記櫛型刃物台19には、上記各クーラント噴出ノズル27a、27b、27c、27dに連通するクーラント流路29a、29b、29c、29dが形成されていると共に、上記穴明加工工具用刃物台23にも、上記クーラント噴出ノズル27e、27f、27gに連通するクーラント流路29e、29f、29gがそれぞれ形成されている。そして、上記各クーラント流路29a、29b、29c、29d、29e、29f、29gには、管継手30a、30b、30c、30d、30e、30f、30gを介してクーラント配管31a、31b、31c、31d、31e、31f、31gが接続されている。
【0015】
上記第2移動台9の上端部には分岐レール33が取り付けられている。この分岐レール33には、クーラント流路35a、35b、35c、35d、35e、35f、35gが形成されていて、上記クーラント配管31a、31b、31c、31d、31e、31f、31gは、これらクーラント流路35a、35b、35c、35d、35e、35f、35gに、管継手32a、32b、32c、32d、32e、32f、32gを介して接続されている。上記クーラント流路35a、35b、35c、35d、35e、35f、35gの上端がクーラント受入口として機能する。
【0016】
上記分岐レール33上にはクーラント供給ブロック41が配置されている。このクーラント供給ブロック41は、第1移動台3にその一端を固定されたアーム43を備えている。上記アーム43の先端部には段付孔45が形成されていて、この段付孔45は大径孔46と小径孔47を備えており、それら大径孔46と小径孔47との間には段付部48が設けられている。上記大径孔46内には押圧パット49がコイルスプリング51を介して内装されている。上記押圧パット49はコイルスプリング51によって分岐レール33の上面に常時押圧・付勢されている。上記押圧パット49には貫通孔5が形成されている。この貫通孔5の下端がクーラント供給口として機能する。
【0017】
上記クーラント供給ブロック41の上方にはクーラントホース61が敷設されている。このクーラントホース61は図示しないクーラント供給装置に接続されている。上記クーラントホース61の先端には金具63が接続されている。この金具63の先端には雄ねじ部63aが形成されていて、この雄ねじ部63aが上記小径孔47の雌ねじ部47aにねじ込まれているものである。
【0018】
上記ベッド3の下方にはガイドブッシュ71が設置されていて、Z軸方向に移動可能に設置された図示しない主軸によって把持されているワーク73はその先端部をこのガイドブッシュによって支持されている。
【0019】
以上の構成を基にその作用を説明する。
まず、所望の加工を行うべく加工工具の選択が行われる。すなわち、第2移動台9をY軸方向に移動制御して加工工具21a、21b、21c、21d、加工工具25a、25b、25cの内から所望の加工工具を選択する。図1では加工工具21cが選択された状態になっている。このような第2移動台9のY軸方向への移動により、クーラント供給ブロック41の押圧パット49と分岐レール33は摺動接触することになり、押圧パット49は上記選択された加工工具21cに対応するクーラント流路35cに合致した位置に位置決めされる。つまり、クーラント供給口とクーラント受入口とが合致した状態になる。
【0020】
そして、選択された加工工具21cを使用して所望の加工を行うことになるが、その際、クーラントホース61、金具63、押圧パット49の貫通孔5、クーラント流路35c、クーラント配管31c、クーラント流路29c、クーラント噴出ノズル27cを介して、加工位置に向かってクーラントが噴出されることになる。又、加工工具21cを切込方向、すなわち、X軸方向に所定量移動させることになるが、その場合にはクーラント供給ブロック41全体がX軸方向に所定量移動することになる。又、押圧パット49をコイルスプリング51によって分岐レール33の上面に常時押圧・付勢されていて圧接状態が保持されるようになっている。
【0021】
又、加工工具21c以外の加工工具21a、21b、21d、加工工具25a、25b、25cを選択するような場合にも同じである。つまり、第2移動台9がY軸方向に移動し、その際、押圧パット49と分岐レール33とが摺動接触して所定の位置に位置決めされることになる。
【0022】
以上本実施の形態によると次のような効果を奏することができる。
まず、クーラントホース61側からのクーラント供給部、この実施の形態の場合にはクーラント供給ブロック41の押圧パット49を、スライドする分岐レール33のスライド方向に対して直交する方向から当接・配置したので、従来例で挙げた特開2000−126981号公報に開示されているクーラント噴出装置の場合のように、加工・製作に困難を要する長い細孔である貫通孔やクーラント供給管を必要とすることはなく、極めて簡単な加工・製作で切換の為の所望の構造を得ることができる。
特に、本実施の形態のように、加工工具の個数が多い場合に極めて効果的である。
又、上記分岐レール33の場合には比較的短いクーラント流路35a、35b、35c、35d、35e、35f、35gを形成するだけであるのでその加工・製作も簡単である。これに対して、上記特開2000−126981号公報に開示されている従来のクーラント噴出装置の場合には、長い細孔内にクーラント供給管を案内摺動できるように構成しなければならず、その為長い細孔とクーラント供給管の双方において高い加工精度が要求されるものである。
又、この実施の形態の場合には、押圧パット49をコイルスプリング51によって、分岐レール33の上面に常時付勢して押圧するようにしているので、分岐レール33の上面の平坦度や移動方向に沿った上面の平行度が多少損なわれていても問題はなく、分岐レール33と押圧パット49が密着・形成されスライド動作の円滑度が損なわれるようなことはない。
【0023】
次に、図4を参照して本発明の第2の実施の形態を説明する。前記第1の実施の形態の場合には、クーラント供給ブロック41の押圧パット49をコイルスプリング51によって押圧するように構成したが、この第2の実施の形態の場合には、クーラント供給ブロック側を分岐レール側に機械的に連結させるような構造にしたものである。又、特開2000−126981号公報に開示されている従来のクーラント噴出装置の場合には、長い細孔内にクーラント供給管を案内摺動できるように構成しなければならず、その為長い細孔とクーラント供給管の双方において高い加工精度を要求されるが、この実施の形態の場合において要求される加工精度は十分に緩和されたものである。
【0024】
まず、この実施の形態における分岐レール133はその横断面形状が略円形をなしている(円形の下端部を一部削除したような形状)。又、アーム143の凹部145もその横断面形状が略円形をなしていて(円形の下端部を一部削除したような形状)、上記分岐レール133が摺動できるように軸受機能を発揮できるようになっている。
その他の構成は前記第1の実施の形態の場合と同じであるので、同一部分には同一符号を付して示し、その説明は省略する。
【0025】
この場合には、第2移動台9のY軸方向への移動によって、分岐レール133とアーム143の凹部145が摺動接触することになる。そして、この第2の実施の形態の場合にも、クーラントホース61側からのクーラント供給部を、スライドする分岐レール133のスライド方向に対して直交する方向から接続しているので、従来例で挙げた特開2000−126981号公報に開示されているクーラント噴出装置の場合のように、加工・製作に困難を要する長い細孔である貫通孔やクーラント供給管を必要とすることはなく、簡単な加工・製作で切換の為の所望の構造を得ることができる等、前記第1の実施の構成の場合と同様の効果を奏することができる。
又、この実施の形態の場合には、分岐レール133とアーム143側とを摺動可能な状態で機械的に連結したので、ある程度の加工精度は要求されるものの、前記第1の実施の形態における構成に比べて、押圧パットやコイルスプリングが不要になる等、構成の簡略化を図ることができる。
又、上記加工精度についても、上記特開2000−126981号公報に開示されている従来のクーラント噴出装置の場合には、長い細孔内にクーラント供給管を案内摺動できるように構成しなければならず、その為長い細孔とクーラント供給管の双方において高い加工精度を要求されるのに比べれば十分に緩和されたものである。
【0026】
次に、図5を参照して本発明の第3の実施の形態を説明する。この実施の形態の場合には、前記第1の実施の形態及び第2の実施の形態における分岐レールを第2移動台9に一体に設けたものである。又、前記第1の実施の形態及び第2の実施の形態におけるクーラント配管31a、31b、31c、31d、31e、31f、31gをなくして、クーラント流路81a、81b、81c、81d、81e、81f、81gを設けたものである。
【0027】
その他の構成は前記第1及び第2の実施の形態の場合と同じであるので、同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。
そして、このような第3の実施の形態においても、前記第1及び第2の実施の形態の場合と同様の効果を奏することができると共に、分岐レールの一体化、クーラント配管の削除等により構成が簡略化されるものである。
【0028】
尚、本発明は前記第1〜第3の実施の形態に限定されるものではない。
前記第1及び第2の実施の形態では、刃物台を相互に直交するX軸方向とY軸方向に移動可能な状態で備えた数値制御自動旋盤を例に挙げて説明したが、それに限定されるものではなく様々な構成の工作機械に適用可能である。
【0029】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明による工作機械のクーラント噴出装置と工作機械によると、移動台の上記一軸方向に交差する側の端部に上記複数個のクーラント噴出経路に対応する複数個のクーラント受入口を設けて、上記クーラント供給経路にクーラント供給口を備えさせて該クーラント供給口を上記一軸方向に交差する方向から上記移動台の上記複数個のクーラント受入口の何れかに関係させるように構成し、上記移動台の一軸方向への移動により選択された任意のクーラント噴出経路のクーラント受入口を上記クーラント供給経路のクーラント供給口に合致させるようにしたので、特開2000−126981号公報に開示されているクーラント噴出装置の場合のように、長い細孔である貫通孔やクーラント管を高い精度で形成するといったことは必要なく、簡単な加工・製作でクーラント噴出経路を切り換えるための所望の構成を得ることができる。これは加工工具の個数が増加した場合に特に有効である。
又、移動台側に分岐レールを設けた場合には、簡単な加工・製作によって、摺接面を備えたクーラント噴出経路切換構造を得ることができる。
又、クーラント供給経路の先端部に押圧パットが配置して、該押圧パットを弾性部材により押圧して分岐レール側に当接・配置させるように構成した場合には、分岐レール側の押圧面の平坦度や移動方向に沿った押圧面の平行度が多少損なわれていても問題はなく、クーラントが漏れ出るようなことはなく、移動台側の一軸方向への円滑な動作を提供することができる。
又、クーラント供給経路の先端部を分岐レール側に移動台側の一軸方向への移動を許容した状態で機械的に連結した場合には、それによって、部品点数を削減して構成の簡略化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す図で、自動旋盤における刃物台及びクーラント噴出装置の構成を示す一部正面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示す図で、図1のII−II矢視図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態を示す図で、図2のIII部を一部切り欠いて詳細に示す図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示す図で、クーラント噴出装置の一部の構成を一部切り欠いて詳細に示す図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態を示す図で、自動旋盤における刃物台及びクーラント噴出装置の構成を示す一部側面図である。
【符号の説明】
9 第2移動台(移動台)
19 櫛形刃物台
21a,21b,21c,21d 加工工具
23 穴明加工工具用刃物台
25a、25b、25c 加工工具
27a,27b,27c,27d,27e,27f,27g クーラント噴出ノズル
29a,29b,29c,29d,29e,29f,29g クーラント流路
31a,31b,31c,31d,31e,31f,31g クーラント配管
33 分岐レール
35a,35b,35c,35d,35e,35f,35g クーラント流路
41 クーラント供給ブロック
43 アーム
49 押圧パット
51 コイルスプリング
61 クーラント供給ホース
63 金具

Claims (9)

  1. 複数個の加工工具を備えると共に該複数個の加工工具に対応する複数個のクーラント噴出経路を備え、一軸方向に移動することにより任意の加工工具とそれに対応するクーラント噴出経路を選択するように構成された移動台と、上記選択されたクーラント噴出経路にクーラントを供給するクーラント供給経路と、を備えた工作機械のクーラント噴出装置において、
    上記移動台の上記一軸方向に交差する側の端部には上記複数個のクーラント噴出経路に対応する複数個のクーラント受入口が設けられていて、
    上記クーラント供給経路はクーラント供給口を備えていて該クーラント供給口を上記一軸方向に交差する方向から上記移動台の上記複数個のクーラント受入口の何れかに関係させるように構成され、
    上記移動台の一軸方向への移動により選択された任意のクーラント噴出経路のクーラント受入口を上記クーラント供給経路のクーラント供給口に合致させるようにしたことを特徴とする工作機械のクーラント噴出装置。
  2. 複数個の加工工具を備えると共に該複数個の加工工具に対応する複数個のクーラント噴出経路を備え、一軸方向に移動することにより任意の加工工具とそれに対応するクーラント噴出経路を選択するように構成された移動台と、上記選択されたクーラント噴出経路にクーラントを供給するクーラント供給経路と、を備えた工作機械のクーラント噴出装置において、
    上記移動台側に分岐レールを設け、該分岐レールは上記一軸方向と平行な方向に上記クーラント供給経路のクーラント供給口と摺接する摺接面を備え、且つ、上記複数個のクーラント噴出経路のクーラント受入口として機能し上記一軸方向と交差する方向に延長された複数個の貫通孔を備えていて、
    上記クーラント供給経路を上記一軸方向に交差する方向から上記移動台側に関係させ、上記移動台の一軸方向への移動により選択された任意のクーラント噴出経路のクーラント受入口として機能する貫通孔が上記クーラント供給経路のクーラント供給口に合致するようにしたことを特徴とする工作機械のクーラント噴出装置。
  3. 請求項2記載の工作機械のクーラント噴出装置において、
    上記クーラント供給経路の先端部には押圧パットが配置されていて、該押圧パットは弾性部材により上記分岐レールの摺接面に対して摺接可能な状態で押圧・配置されていることを特徴とする工作機械のクーラント噴出装置。
  4. 請求項2記載の工作機械のクーラント噴出装置において、
    上記クーラント供給経路の先端部は上記分岐レールに移動台側の一軸方向への移動を許容した状態で機械的に連結されていることを特徴とする工作機械のクーラント噴出装置。
  5. 複数個の加工工具を備えると共に該複数個の加工工具に対応する複数個のクーラント噴出経路を備え、一軸方向に移動することにより任意の加工工具とそれに対応するクーラント噴出経路を選択するように構成された移動台と、上記移動台を上記一軸方向に駆動する駆動手段と、上記選択されたクーラント噴出経路にクーラントを供給するクーラント供給経路と、を備えた工作機械において、
    上記移動台の上記一軸方向に交差する側の端部には上記複数個のクーラント噴出経路に対応する複数個のクーラント受入口が設けられていて、
    上記クーラント供給経路はクーラント供給口を備えていて該クーラント供給口を上記一軸方向に交差する方向から上記移動台の上記複数個のクーラント受入口の何れかに関係させるように構成され、
    上記駆動手段によって上記移動台を一軸方向へ移動させることにより選択された任意のクーラント噴出経路のクーラント受入口を上記クーラント供給経路のクーラント供給口に合致させるようにしたことを特徴とする工作機械。
  6. 請求項5記載の工作機械において、
    上記移動台は櫛型刃物台を備えていて、切込方向であるX軸方向と該X軸方向に直交し加工工具選択方向であるY軸方向に移動可能であり、上記一軸方向は上記Y軸方向であることを特徴とする工作機械。
  7. 複数個の加工工具を備えると共に該複数個の加工工具に対応する複数個のクーラント噴出経路を備え、一軸方向に移動することにより任意の加工工具とそれに対応するクーラント噴出経路を選択するように構成された移動台と、上記移動台を上記一軸方向に駆動する駆動手段と、上記選択されたクーラント噴出経路にクーラントを供給するクーラント供給経路と、を備えた工作機械において、
    上記移動台側に分岐レールを設け、該分岐レールは上記一軸方向と平行な方向に上記クーラント供給経路のクーラント供給口と摺接する摺接面を備え、且つ、上記複数個のクーラント噴出経路のクーラント受入口として機能し上記一軸方向と交差する方向に延長された複数個の貫通孔を備えていて、
    上記クーラント供給経路を上記一軸方向に交差する方向から上記移動台側に関係させ、上記駆動手段によって上記移動台を一軸方向へ移動させることにより選択された任意のクーラント噴出経路のクーラント受入口として機能する貫通孔が上記クーラント供給経路のクーラント供給口に合致するようにしたことを特徴とする工作機械。
  8. 請求項7記載の工作機械において、
    上記クーラント供給経路の先端部には押圧パットが配置されていて、該押圧パットは弾性部材により上記分岐レールの摺接面に対して摺接可能な状態で押圧・配置されていることを特徴とする工作機械。
  9. 請求項7記載の工作機械において、
    上記クーラント供給経路の先端部は上記分岐レールに移動台側の一軸方向への移動を許容した状態で機械的に連結されていることを特徴とする工作機械。
JP2001205645A 2001-07-06 2001-07-06 工作機械のクーラント噴出装置と工作機械 Expired - Fee Related JP3779565B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001205645A JP3779565B2 (ja) 2001-07-06 2001-07-06 工作機械のクーラント噴出装置と工作機械

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001205645A JP3779565B2 (ja) 2001-07-06 2001-07-06 工作機械のクーラント噴出装置と工作機械

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003019639A JP2003019639A (ja) 2003-01-21
JP3779565B2 true JP3779565B2 (ja) 2006-05-31

Family

ID=19041918

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001205645A Expired - Fee Related JP3779565B2 (ja) 2001-07-06 2001-07-06 工作機械のクーラント噴出装置と工作機械

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3779565B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117940239A (zh) * 2021-09-30 2024-04-26 星精密株式会社 工具机

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003019639A (ja) 2003-01-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5966729B2 (ja) 工作機械
EP1449612B2 (en) Spindle device of machine tool and method of replacing spindle
JPH0724681A (ja) 複合加工機のテーブル移動装置
TWI742243B (zh) 工具機
US6948411B2 (en) Machine tool
US7137939B2 (en) Machine tool and boring bar magazine
JP3779565B2 (ja) 工作機械のクーラント噴出装置と工作機械
CN217045379U (zh) 一种组合刀具立式钻床
JP4588422B2 (ja) レーザ加工機
KR200490042Y1 (ko) 씨엔씨 선반의 칩 제거장치
JP2008149446A6 (ja) 液体および圧縮空気の流れを統合管理するためのピストル型ノズル
JP3683115B2 (ja) 孔加工装置及び孔加工方法
JP6834377B2 (ja) 多軸工作機械
WO2021215003A1 (ja) クランプ装置および加工機械
CN109570533B (zh) 机床
JPH04365529A (ja) 工作機械
JP2003025184A (ja) 工作機械のクーラント噴出装置と工作機械
JP2015009292A (ja) 細穴放電加工装置及び同装置を使用した細穴放電加工方法
JPS6153183B2 (ja)
JP2023553198A (ja) 加工物自動固定装置
JP4140805B2 (ja) 手動ツール交換機能付きマシニングセンタ
KR100452185B1 (ko) 직선 슬라이더 기구를 이용한 수치제어 공작기계용공구자동교환장치
JP2005081489A (ja) 工作機械における主軸装置の工具ホルダ嵌合部の清掃方法及びその装置
KR200234387Y1 (ko) 유압식 자동선반의 센터드릴 장치
JP2004142060A (ja) 工具交換装置を備えた工作機械における清掃装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051206

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060228

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060302

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3779565

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100310

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100310

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110310

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110310

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120310

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130310

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130310

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130310

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130310

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140310

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees