JP3778840B2 - 半導体レーザ素子とその製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体レーザ素子とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、発振波長が赤色域の半導体レーザ素子としてAlGaInP系半導体レーザ素子が活発に研究開発されている。特に、このAlGaInP系半導体レーザ素子は630〜680nm帯の発振が可能であり、この波長帯は視感度が高いことから、斯る素子はレーザーポインターやラインマーカー等に使用されている他、AlGaAs系半導体レーザ素子に比べて発振波長が短いことから高密度記録用光源等として期待されている。
【0003】
斯る半導体レーザ素子は、一般に電流ブロック層にはGaAs層が用いられるが、例えば、IEEE JOURNAL OF SELECTED TOPICS IN QUANTUM ELECTRONICS,VOL.1,NO.2,JUNE 1995 p723〜p727には電流ブロック層として、AlInP層(光閉じ込め層)とGaAs層からなる2層構造を採用したリッジ型の半導体レーザ素子の例が示されている。
【0004】
この文献において、この2層構造の電流ブロック層を備えた半導体レーザ素子は電流ブロック層がGaAs層の1層構造である一般的な半導体レーザ素子より、発振しきい値電流及びスロープ効率が改善できることが報告されている。
【0005】
このようなリッジ型半導体レーザ素子は、通常、SiO2膜等の誘電体材料からなるマスク膜を介した状態でエッチングを行ってリッジ部を形成した後、このマスク膜を残した状態で電流ブロック層を有機金属気相成長法(MOCVD法)等の気相成長法を用いて形成する工程を経て製造される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、製造装置にとって好ましくないHClなどの腐食性ガスを導入しないで、AlInP層等のAl組成比の高い材料からなる電流ブロック層を成長する場合、成長条件を選択しても誘電体材料からなるマスク膜上に上記Al組成比の高い材料が点在して形成されてしまう。この結果、続いてGaAs層からなる電流ブロック層を成長すると、通常、誘電体材料上には成長しないGaAs層が前記点在してなるAl組成比の高い材料を核としてマスク膜上の広範囲の領域に形成されるため、電流ブロック層形成後にマスク膜をウェットエッチングや反応性ガスを用いたドライエッチングで除去することが困難となる。この結果、完成した半導体レーザ素子中にマスク膜の一部が残存することに起因し、素子歩留まりが悪くなるといった問題が生じる。
【0007】
また、上述の問題点を解決した場合でも、AlGaInP系半導体レーザ素子にかかわらず、半導体レーザ素子は発振しきい値電流及びスロープ効率を更に改善することが要求されている。
【0008】
この中でも、AlGaInP系半導体レーザ素子は、AlGaAs系半導体レーザ素子に比べ、材料固有の問題から発振しきい値電流及びスロープ効率の特性が劣り、更なる特性向上が求められている。
【0009】
本発明は、上述の問題点を鑑み成されたものであり、腐食性ガスを用いず歩留まりのよい光閉じ込め層を有する半導体レーザ素子とその製造方法を提供することが目的であり、更なる目的としては良好な発振しきい値電流及びスロープ効率の特性を有する半導体レーザ素子とその製造方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の半導体レーザ素子は、一主面が{100}面から<011>方向に5度〜17度で傾斜した第1導電型のGaAsからなる半導体基板と、該半導体基板の一主面上に形成された(Al x1 Ga 1-x1 y1 In 1-y1 Pからなると共にSiがドープされている第1導電型のクラッド層と、該第1導電型のクラッド層上に形成された活性層と、該活性層上に形成された電流通路となるストライプ状リッジ部を有する前記第1導電型とは逆導電型となる(Al x2 Ga 1-x2 y2 In 1-y2 Pからなる第2導電型のクラッド層と、該リッジ部の側面上を覆うように前記第2導電型のクラッド層上に形成された該第2導電型のクラッド層より屈折率が小さく且つ発振光のエネルギー(hν:hはプランク定数、νは発振光の振動数)より大きなエネルギーのバンドギャップ(Eg:Eg>hν)を有する(Al x3 Ga 1-x3 y3 In 1-y3 P(1≧x3>x1>0、1≧x3>x2>0、1>y1>0、1>y2>0、1>y3>0)からなると共にSeがドープされている光閉じ込め層と、該光閉じ込め層上に形成された酸化防止層としての第1導電型の電流ブロック層と、を備え、前記第1導電型の電流ブロック層の層厚が0.4μm以下であることを特徴とする。
【0011】
本発明の半導体レーザ素子は、製造工程において、リッジ部形成のための誘電体材料からなるマスク膜を介して光閉じ込め層を気相成長法により形成した際に、マスク膜上に光閉じ込め層の材料が点在して形成されても、その後に形成される電流ブロック層の層厚が0.4μm以下であるので、この電流ブロック層がマスク膜の広範囲を覆うことがない。従って、このマスク膜は通常のウェットエッチング又は反応性ガスを用いたドライエッチングで容易に取り除けるので、腐食性のガスを使用することなく、製造歩留まりを向上させることができる。
【0012】
特に、前記電流ブロック層は、製造工程中において光閉じ込め層の酸化を防止し、その上での結晶成長を良好にすると共に、十分な電流阻止効果を得るために、光閉じ込め層上全域にわたって0.2μm以上の層厚で形成されるのが好ましい。
【0013】
特に、前記光閉じ込め層は第1導電型であり、且つ該光閉じ込め層の少なくとも前記活性層側の不純物濃度は、5×1017cm-3以下であることを特徴とする。
【0014】
更に、前記光閉じ込め層は、全域にわたって不純物濃度が5×1017cm-3以下であることを特徴とする。
【0015】
斯る半導体レーザ素子では、発振しきい値電流とスロープ効率の特性が良好となる。
【0016】
特に、前記不純物濃度は、3×1017cm-3以下であることを特徴とする。
【0017】
この場合、発振しきい値電流とスロープ効率の特性がより良好になる。
【0018】
更に、前記不純物濃度は、2×1017cm-3以下であることを特徴とする。
【0019】
この場合、発振しきい値電流とスロープ効率の特性が更に良好になる。
【0020】
また、前記不純物濃度は、5×1016cm-3以上であることを特徴とする。
【0021】
この場合、光閉じ込め層全体又は光閉じ込め層の少なくとも活性層側を十分なキャリア濃度を有し得る低抵抗領域とすることが可能であり、よってこの低抵抗領域と第2導電型のクラッド層とのpn接合により電流阻止効果が好ましく得られるので、発振しきい値電流とスロープ効率の特性を良好にできる。
【0022】
更に、前記不純物濃度は、1×1017cm-3以上であることを特徴とする。
【0023】
この場合、光閉じ込め層全体又は光閉じ込め層の少なくとも活性層側をより十分なキャリア濃度を有しえる低抵抗領域とすることが可能であり、よってこの領域と第2導電型のクラッド層とのpn接合により電流阻止効果が好ましく得られるので、発振しきい値電流とスロープ効率の特性を良好にできる。しかも、この1017cm-3台の濃度制御は1016cm-3台の濃度制御に比べて容易であるの で、製造歩留まりが向上する。
【0025】
また、基板として第1導電型のGaAs基板を用い、第1導電型のクラッド層、第2導電型のクラッド層、光閉じ込め層は、それぞれGaAs基板と略格子整合する(Alx1Ga1-x10.5In0.5P、(Alx2Ga1-x20.5In0.5P、(Alx3Ga1-x30.5In0.5Pからなる。
【0026】
この場合、平坦部の厚みは0.01〜0.13μmがよく、好ましくは0.03〜0.08μmであり、光閉じ込め層の厚みは0.3〜1μmがよく、好ましくは0.4〜0.85μm、より好ましくは0.5〜0.75μmである。また、光閉じ込め層が(Alx3Ga1-x3y3In1-y3Pからなる場合には、4元系より3元系の方が熱伝導がよく、しかも屈折率が最大にできるので、Al組成比x3は1が最も好ましい。
【0027】
なお、この場合、活性層としては、AlGaInP又はGaInPからなる単一又は多重量子井戸構造層やAlGaInP又はGaInPからなる非量子井戸層である単一層が用いれる。
【0028】
特に、前記光閉じ込め層上には、該光閉じ込め層より不純物濃度、即ちキャリア濃度が大きい第1導電型の電流ブロック層を有することを特徴とする。
【0029】
この場合、前記光閉じ込め層の電流ブロック層としての機能は、不純物濃度(キャリア濃度)が小さいため、電流阻止効果が小さくなる恐れがあるが、不純物濃度(キャリア濃度)が大きい電流ブロック層で十分に電流阻止効果を補える。
【0030】
特に、前記電流ブロック層は、GaAsからなることを特徴とする。
【0031】
この場合、GaAsは酸化する恐れもなく、製造上好ましい利点を有する上に、AlGaInPやAlInP等に比べて熱伝導性もよいので、好ましい。
【0032】
また、前記光閉じ込め層の少なくとも前記活性層側のキャリア濃度は略5×1016cm-3以上であることを特徴とする。
【0033】
この場合、光閉じ込め層の少なくとも活性層側を低抵抗領域とでき、この領域と第2導電型のクラッド層とのpn接合により電流阻止効果が好ましく得られるので、発振しきい値電流とスロープ効率の特性を良好にできる。
【0034】
特に、前記光閉じ込め層は、低抵抗層であることを特徴とする。
【0035】
この場合、光閉じ込め層は低抵抗層であり、第2導電型のクラッド層とのpn接合による電流阻止効果が好ましく得られるので、発振しきい値電流とスロープ効率の特性を著しく良好になる。なお、この低抵抗層としてのキャリア濃度は好ましくは略5×1016cm-3以上であり、より好ましくは略1×1017cm-3以上である。
【0036】
また、本発明の半導体レーザ素子の製造方法は、{100}面から<011>方向に5度〜17度で傾斜した第1導電型のGaAsからなる半導体基板の一主面上に、(Al x1 Ga 1-x1 y1 In 1-y1 Pからなると共にSiがドープされている第1導電型のクラッド層、活性層、及び(Al x2 Ga 1-x2 y2 In 1-y2 Pからなる第2導電型のクラッド層を成長する工程と、該第2導電型のクラッド層上に誘電体材料からなるマスク膜を形成した後、該マスク膜を介した状態で前記第2導電型のクラッド層をエッチングしてリッジ部を形成する工程と、前記マスク膜を介した状態で前記リッジ部を有する第2導電型のクラッド層上に、該第2導電型のクラッド層より屈折率が小さく且つ発振光のエネルギーより大きなエネルギーのバンドギャップを有する(Al x3 Ga 1-x3 y3 In 1-y3 P(1≧x3>x1>0、1≧x3>x2>0、1>y1>0、1>y2>0、1>y3>0)からなると共にSeがドープされている光閉じ込め層を気相成長法により形成する工程と、該光閉じ込め層上に酸化防止層としての層厚0.4μm以下の第1導電型の電流ブロック層を気相成長法により形成する工程と、前記マスク膜をエッチング法により除去する工程と、を備えることを特徴とする。尚、光閉じ込め層の気相成長条件としては、マスク膜上に光閉じ込め層の材料が離散的に点在形成されるか、好ましくは殆ど形成されないように設定される。なお、半導体基板上に、第1導電型のクラッド層、活性層、及び第2導電型のクラッド層を成長する工程も通常、気相成長法が使用される。
【0037】
本発明の製造方法では、誘電体材料からなるマスク膜を介して光閉じ込め層を形成した際に、光閉じ込め層がAlを含有する材料であることに起因してマスク膜上に光閉じ込め層の材料が点在して形成されても、その後に形成される電流ブロック層の層厚が0.4μm以下であるので、この電流ブロック層がマスク膜の広範囲を覆うことがない。従って、このマスク膜は通常のウェットエッチングや反応性ガスを用いたドライエッチングで容易に取り除けるので、腐食性ガスを用いることなく、製造歩留まりを上げることができる。
【0038】
なお、このマスク膜は、例えば酸化ケイ素膜や窒化ケイ素膜などであり、気相成長法としてはMOCVD法やMBE法(分子線エピタキシー法)などが用いられる。
【0039】
また、AlGaAs系半導体レーザ素子の場合には、第1、第2導電型のクラッド層は好ましくはAl組成比が0.4〜0.6に選択され、光閉じ込め層のAl組成比はこれより大きく且つ好ましくは0.42〜0.62の中から選択される。
【0040】
このように第1、第2導電型のクラッド層がAlを含有する場合には、光閉じ込め層のAl組成比は、これらクラッド層のAl組成比よりも大きく選択され、このようにクラッド層のAl組成比よりも大きく選択されたAl組成比の光閉じ込め層はマスク膜上に点在成長してしまう。
【0041】
また、第2導電型のクラッド層中には、エッチング阻止層等の他の層が含まれてもよい。
【0042】
なお、上記電流ブロック層は、発振光のエネルギーよりエネルギーの小さなバンドギャップを有することが好ましい。
【0043】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態であるAlGaInP系半導体レーザ素子を図を用いて説明する。尚、図1、及び図2は、それぞれ斯る半導体レーザ素子の模式断面構造図、活性層乃至電流ブロック層近傍の模式バンド構造図である。
【0044】
図中、1はn型GaAs半導体基板で、その一主面(結晶成長面)は(100)面から[011]方向に角度θ(θ=5度〜17度、好ましくは7度〜13度:以下この角度θをオフ角度θという)で傾斜した面であり、この前記一主面上には層厚0.3μmのn型Ga0.5In0.5Pバッファ層2が形成されている。
【0045】
上記バッファ層2上には、層厚1.2μmのn型(Alx1Ga1-x10.5In0.5P(本形態ではx1=0.7:Siドープ)からなるクラッド層3が形成されている。
【0046】
図2に詳細を示すように、前記n型クラッド層3上には、層厚500Åのアンドープの(Alz1Ga1-z10.5In0.5P(本形態ではz1=0.5)光ガイド層4が形成されている。
【0047】
この光ガイド層4上には、層厚100Åの引張り歪を有する(AlpGa1-pqIn1-qP(1>p≧0,1>q>0.51:本形態ではp=0、q=0.65)量子井戸層5a、5a、5aと層厚40Åの圧縮歪みを有する(AlrGa1-rsIn1-sP(1≧r>0,0<s<0.51:本形態ではr=0.5、s=0.45)量子障壁層5b、5bとが交互に積層されてなるアンドープの歪補償型多重量子井戸構造からなる活性層5が形成されている。
【0048】
この活性層5上には、層厚500Åのアンドープの(Alz2Ga1-z20.5In0.5P(本形態ではz2=0.5)光ガイド層6が形成されている。
【0049】
この光ガイド層6上には、層厚tの平坦部7aとこの平坦部の略中央に紙面垂直方向(共振器長方向)に延在する高さ0.5〜0.8μm、上部幅2.5〜3.5μm、下部幅3.5〜4.5μmのストライプ状リッジ部7bで構成されるp型(Alx2Ga1-x20.5In0.5P(本形態ではx2=0.7:Znドープ)からなるクラッド層7が形成されている。
【0050】
前記リッジ部7b上面には、層厚0.1μmのp型Ga0.5In0.5Pキャップ層(Znドープ)8、及び層厚0.3μmのp型GaAsキャップ層(Znドーープ)9がこの順序で形成されている。
【0051】
これらp型キャップ層8、9、リッジ部7bの側面上及び平坦部7a上には、層厚uμmのn型(Alx3Ga1-x30.5In0.5P(1≧x3>x1,x2>0:本実施形態ではx3=1,Seドープ)からなる不純物濃度が5×1017cm-3以下の電流ブロック層としても機能し且つ光閉じ込め機能を有する光閉じ込め層10及びこの光閉じ込め層10より熱伝導性がよく且つ不純物濃度が大きく本実施形態では1×1018cm-3である層厚0.4μm以下、例えば0.3μmのn型GaAs(Seドープ)からなる酸化防止層としての電流ブロック層11がこの順序で形成されている。なお、この電流ブロック層11の層厚は、製造工程中で光閉じ込め層10の酸化を防止すると共に、電流阻止効果を十分に得るため、0.2μm以上が好ましい。
【0052】
前記キャップ層9及び電流ブロック層11上には、層厚5μmのp型GaAsコンタクト層(Znドープ)12が形成されている。
【0053】
前記コンタクト層12上面にはAu−Crからなるp型側オーミック電極13が、前記n型GaAs基板1下面にはAu−Sn−Crからなるn型側オーミック電極14が形成されている。
【0054】
斯る半導体レーザ素子は、活性層5のバンドギャップ(即ち発振光のエネルギー(hν))よりエネルギーの大きいバンドギャップのクラッド層3、7で挟まれると共に、発振光のエネルギー(hν)よりバンドギャップが大きく(即ち、発振光の吸収が殆どなく)且つクラッド層7より屈折率の小さい光閉じ込め層10と該光閉じ込め層10より熱伝導性に優れる電流ブロック層11を備えている。なお、この光閉じ込め層10は、クラッド層7と同じ導電型であったり、アンドープである場合には、電流阻止効果や電流挟窄効果が薄れ、発振しきい値電流やスロープ効率が悪くなるので、これらに設定しない。
【0055】
そして、本実施形態の半導体レーザ素子は、上記発振光に対して透明な光閉じ込め層10の構成により実屈折率導波型レーザ素子として動作するものであるが、このように実屈折率導波型として動作するためには、上記リッジ部7b領域下と該リッジ部7b領域外下における活性層5に対する実屈折率差は所定値以上が必要であり、実屈折率導波型として良好に動作するためには、好ましくは上記屈折率差は3×10-3以上が要求される。
【0056】
図3は、上記平坦部7aの層厚tと、リッジ部7b領域下とリッジ部7b外領域下での活性層5に対する実屈折率差の関係を計算により求めた結果を示す。
【0057】
この図3から、本実施形態では、実屈折率差が3×10-3以上となるように、平坦部7aの層厚tは1300Å以下が選択され、好ましくは5×10-3以上となる800Å以下が選択される。そして、活性層5又は光ガイド層6に直接光閉じ込め層10が接する構造では、製造においてこれら層が大気に晒されるといった不都合が生じるので、層厚tは例えば略100Åを下限とした方がよい。
【0058】
図4は、実験によって求めた本実施形態の半導体レーザ素子の光閉じ込め層10の層厚uと発振しきい値電流の関係を示す。尚、この特性は、光閉じ込め層10の不純物濃度を1×1017cm-3、共振器長L=400μm、端面非コート、室温の条件で連続発振させて得た。
【0059】
この図4から、光閉じ込め層10の層厚uは0.3μm以上1μm以下がよく、更に好ましいのは0.4μm以上0.85μm以下、より好ましいのは0.5μm以上0.75μm以下であることが判る。
【0060】
このように、光閉じ込め層10がある程度の厚みが必要なのは次の理由による。即ち、本実施形態では、電流ブロック層11が光吸収を行なえる材料で構成されるため、光閉じ込め層10の厚みが小さいと、電流ブロック層11によって強く光吸収が行われ、厚すぎると、光閉じ込め層10は放熱性が悪く、素子の放熱特性が悪くなるためである。
【0061】
図5は、本実施形態の半導体レーザ素子と従来の電流ブロック層がGaAs層の1層構造であるロスガイド型のAlGaInP系半導体レーザ素子の電流−光出力特性図(I−L特性図)を示す。尚、この特性も、光閉じ込め層10の不純物濃度を1×1017cm-3、共振器長L=400μm、u=0.5μm、t=0.05μm、端面非コート、室温の条件で連続発振させて得た。
【0062】
この図5から、本実施形態の素子が従来の素子に比べて、発振しきい値電流値が小さく、且つスロープ効率も良好であることが判る。
【0063】
次に、図6に光閉じ込め層10の不純物濃度(ドーパント濃度)と、発振しきい値電流、スロープ効率との関係を示す。
【0064】
この図6から、光閉じ込め層10は不純物濃度が小さくなる程、発振しきい値電流が小さくなると共に、スロープ効率が大きくなることが理解できる。
【0065】
特に、光閉じ込め層10の不純物濃度が5×1017cm-3以下の場合に、従来の電流ブロック層がGaAs層の1層構造であるロスガイド型のAlGaInP系半導体レーザ素子の発振しきい値電流よりも小さな40mA以下にできると共に、スロープ効率を従来の素子よりも大きな0.3W/A以上にできる。
【0066】
更に、この不純物濃度が3×1017cm-3以下の場合、発振しきい値電流を30mAより小さくでき、スロープ効率も0.4W/Aよりも大きくできるのでより好ましく、更に2×1017cm-3以下の場合、発振しきい値電流を25mAより小さく、スロープ効率も0.45W/Aよりも大きくできるのでより望ましく、加えて1×1017cm-3以下の場合には、発振しきい値電流が著しく小さくなり、スロープ効率も0.5W/A以上となるので、非常に好ましい。
【0067】
上述のように、光閉じ込め層10は不純物濃度が小さくなる程、発振しきい値電流及びスロープ効率が改善されることが判る。
【0068】
このことは、従来素子では、電流ブロック層がこの層と隣接するクラッド層等と逆導電型となすことにより形成されるp−n接合により電流をブロックするため、電流ブロック層は不純物濃度が高いことが望ましいと考えられていた点とは全く逆の現象である。
【0069】
この理由は十分でないが、本発明の半導体レーザ素子の場合、クラッド層7に比べてバンドギャップが大きい(Al組成比が大きい)光閉じ込め層10は不純物(ドーパント)が動きやすく、この層10からの不純物が(ドーパント:本実施形態ではSe)が活性層5側へ拡散してしまうからであると考えられる。しかも、本発明の素子は、従来に比べて平坦部の層厚tが従来の半導体レーザ素子に比べて小さくなっている点も原因の1つであろうと考えられる。
【0070】
また、この光閉じ込め層10の不純物濃度(キャリア濃度)が非常に小さくなる場合には、クラッド層7とのpn接合による電流阻止効果や電流挟窄効果が薄れ、発振しきい値電流やスロープ効率が悪くなるので、この不純物濃度は2×1016cm-3より大がよく、好ましくは5×1016cm-3以上である。尚、上述の実施形態では、ドーパントの活性化率は略100%であるので、上記不純物濃度が2×1016cm-3の場合のキャリア濃度は略2×1016cm-3であり、不純物濃度が5×1016cm-3の場合のキャリア濃度は略5×1016cm-3、不純物濃度が1×1017cm-3の場合のキャリア濃度は略1×1017cm-3に対応する。
【0071】
次に、斯る半導体レーザ素子の製造方法の一例を以下に示す。
【0072】
最初に、図7(a)に示すように、n型GaAs板1上に、n型バッファ層2、n型クラッド層3、光ガイド層4、活性層5、光ガイド層6、p型クラッド層7、p型GaInPキャップ層8、p型GaAsキャップ層9をこの順序でMOCVD法により連続成長した後、p型GaAsキャップ層9上に膜厚0.2μmのSiO2膜をスパッタリング法、CVD法、又は電子ビーム蒸着法等の薄膜形成方法により形成し、これをフッ酸系エッチング液を用いてストライプ状のマスク膜21に形成する。
【0073】
次に、図7(b)に示すように、前記マスク膜21を介した状態でウェットエッチングによりp型クラッド層7を平坦部7a、リッジ部7bからなる形状にエッチングした後、前記マスク膜21を介した状態でMOCVD法によりn型光閉じ込め層10、n型電流ブロック層11をこの順序で連続成長する。尚、この工程において、n型光閉じ込め層10の成長条件は、マスク膜21上に光閉じ込め層10の材料の堆積を低減するように設定されるが、マスク膜21上にこの材料が離散的に点在することとなる。
【0074】
その後、マスク膜21をフッ酸系エッチング液を用いたウェットエッチングで除去した後、p型コンタクト層12をMOCVD法により形成し、p型側、n型側オーミック電極13、14を形成して、図1に示す半導体レーザ素子を完成する。
【0075】
この製造方法においては、不所望な材料が離散的に点在した状態のマスク膜21上にn型GaAs電流ブロック層11を形成するので、前記点在した材料を核としてGaAsが若干結晶成長する。しかしながら、n型電流ブロック層11は層厚が0.4μm以下としているので、マスク膜21上に存在するGaAs層はマスク膜21の半分の領域に達することがない。この結果、マスク膜21をウェットエッチングで除去する際、エッチング液が十分にゆき渡ってマスク膜21が容易に除去される。
【0076】
一方、n型電流ブロック層11の層厚を0.5μm以上とした場合には、マスク膜21上の半分を遥かに越えた広範囲の領域にGaAs層が形成され、マスク膜21を完全に除去することが困難となる。この結果、マスク膜21の一部が残存した特性の劣化した半導体レーザ素子が製造されることとなる。
【0077】
なお、上記ウェットエッチングに代えて反応性ガスを用いたドライエッチングでも類似の結果が得られた。
【0078】
このように、n型電流ブロック層11の層厚を0.4μm以下とすることにより、マスク膜21上に形成されるGaAs層の面積が非常に小さくなる理由は明確ではないが、通常、マスク膜21上に形成されないGaAs層が形成されるためには、上述の核の存在の他に、層厚を0.5μm以上として付着強度をますようにしなければならないからと考えられ、よって、層厚を0.4μm以下とすると、核が存在しても、十分に層が延存方向に成長できないと考えられる。なお、このような現象は、SiO2膜以外のSiN膜等からなる誘電体材料からなるマ スク膜においても見られる。
【0079】
また、上述では、歪補償型の量子井戸構造の活性層について主に説明したが、引っ張り歪みや圧縮歪のものでも、無歪のものでもよく、勿論バルク構造でもよい。また、上述の活性層は量子井戸層に光閉じ込めをよくするために光ガイド層を備えたが、これら光ガイド層はない構成も可能である。
【0080】
更に、n型GaAs半導体基板1とn型クラッド層3の間に設けたn型Ga0.5In0.5Pバッファ層2に代えてn型GaAsバッファ層を用いてもよく、またバッファ層はなくともよい。
【0081】
また、上述のようにリッジ部と平坦部で構成されるクラッド層中には、例えば両部の間にエッチング停止層や、平坦部又はリッジ部中に可飽和光吸収層等の他の層が含まれる構成とすることもできる。
【0082】
また、(AlxGa1-xvIn1-vP(x≧0)結晶は、v=0.51の場合に正確にGaAs半導体基板と格子整合して歪が生じないが、v=0.51の近傍であっても殆ど歪が生じないので、(AlxGa1-x0.5In0.5Pと略記しているものは、組成比vは0.51近傍であればよい。特に、本発明では、クラッド層、ブロック層は略無歪みのものが好ましい。
【0083】
更に、上記実施形態では、GaAs半導体基板1の一主面が(100)面から[011]方向に傾斜した面であったが、これらと等価な関係にあるものが望ましい。即ち、GaAs基板の一主面(結晶成長面)は、(100)面から[0−1−1]方向に傾斜した面、(010)面から[101]又は[−10−1]方向に傾斜した面、(001)面から[110]又は[−1−10]方向に傾斜した面でもよく、即ち{100}面から<011>方向に傾斜した面であればよい。
【0084】
加えて、上記実施形態では、層全体にわたり不純物濃度が5×1017cm-3以下である光閉じ込め層を用いたが、少なくとも活性層側の不純物濃度を5×1017cm-3以下とする光閉じ込め層も使用可能である。更に、光閉じ込め層の層中で不純物濃度が漸次的、段階的に変化するようにもでき、また、光閉じ込め層を異なる組成比の複数層からなるようにしてもよい。
【0086】
【発明の効果】
腐食性ガスを用いずに歩留まりよく製造できる光閉じ込め層を有する半導体レーザ素子とその製造方法を提供できる。
【0087】
更に、良好な発振しきい値電流及びスロープ効率の特性を有する半導体レーザ素子を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である半導体レーザ素子の模式断面構造図である。
【図2】上記実施の一形態である半導体レーザ素子の活性層乃至電流ブロック層近傍の模式バンド構造図である。
【図3】p型クラッド層の平坦部の層厚tと実屈折率差の関係を示す図である。
【図4】光閉じ込め層の層厚uと発振しきい値電流の関係を示す図である。
【図5】上記実施形態の半導体レーザ素子と従来の半導体レーザ素子の光出力−電流特性の関係を示す図である。
【図6】光閉じ込め層の不純物濃度と、発振しきい値電流、スロープ効率の関係を示す図である。
【図7】上記半導体レーザ素子の製造工程図である。
【符号の説明】
1 n型GaAs半導体基板
3 n型(Alx1Ga1-x10.5In0.5Pクラッド層
5 活性層
7 p型(Alx2Ga1-x20.5In0.5Pクラッド層
7a 平坦部
7b リッジ部
10 光閉じ込め層(n型(Alx3Ga1-x30.5In0.5P層)
11 電流ブロック層(n型GaAs層)

Claims (13)

  1. 一主面が{100}面から<011>方向に5度〜17度で傾斜した第1導電型のGaAsからなる半導体基板と、該半導体基板の一主面上に形成された(Al x1 Ga 1-x1 y1 In 1-y1 Pからなると共にSiがドープされている第1導電型のクラッド層と、該第1導電型のクラッド層上に形成された活性層と、該活性層上に形成された電流通路となるストライプ状リッジ部を有する前記第1導電型とは逆導電型となる(Al x2 Ga 1-x2 y2 In 1-y2 Pからなる第2導電型のクラッド層と、該リッジ部の側面上を覆うように前記第2導電型のクラッド層上に形成された該第2導電型のクラッド層より屈折率が小さく且つ発振光のエネルギーより大きなエネルギーのバンドギャップを有するAl x3 Ga 1-x3 y3 In 1-y3 P(1≧x3>x1>0、1≧x3>x2>0、1>y1>0、1>y2>0、1>y3>0)からなると共にSeがドープされている光閉じ込め層と、該光閉じ込め層上に形成された酸化防止層としての第1導電型の電流ブロック層と、を備え、前記第1導電型の電流ブロック層の層厚が0.4μm以下であることを特徴とする半導体レーザ素子。
  2. 前記電流ブロック層の層厚は0.2μm以上であることを特徴とする請求項1記載の半導体レーザ素子。
  3. 前記光閉じ込め層は第1導電型であり、且つ該光閉じ込め層の少なくとも前記活性層側の不純物濃度は、5×1017cm-3以下であることを特徴とする請求項1又は2記載の半導体レーザ素子。
  4. 前記光閉じ込め層は、全域にわたって不純物濃度が5×1017cm-3以下であることを特徴とする請求項3記載の半導体レーザ素子。
  5. 前記不純物濃度は、3×1017cm-3以下であることを特徴とする請求項3、又は4記載の半導体レーザ素子。
  6. 前記不純物濃度は、2×1017cm-3以下であることを特徴とする請求項5記載の半導体レーザ素子。
  7. 前記不純物濃度は、5×1016cm-3以上であることを特徴とする請求項3、4、5、又は6記載の半導体レーザ素子。
  8. 前記不純物濃度は、1×1017cm-3以上であることを特徴とする請求項7記載の半導体レーザ素子。
  9. 前記電流ブロック層は、前記光閉じ込め層より不純物濃度が大きいことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7又は8記載の半導体レーザ素子。
  10. 前記電流ブロック層は、GaAsからなることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、又は9記載の半導体レーザ素子。
  11. 前記光閉じ込め層の少なくとも前記活性層側のキャリア濃度は略5×10 16 cm -3 以上であることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10記載の半導体レーザ素子。
  12. 前記光閉じ込め層は、低抵抗層であることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10又は11記載の半導体レーザ素子。
  13. {100}面から<011>方向に5度〜17度で傾斜した第1導電型のGaAsからなる半導体基板の一主面上に、(Al x1 Ga 1-x1 y1 In 1-y1 Pからなると共にSiがドープされている第1導電型のクラッド層、活性層、及び(Al x2 Ga 1-x2 y2 In 1-y2 Pからなる第2導電型のクラッド層を成長する工程と、該第2導電型のクラッド層上に誘電体材料からなるマスク膜を形成した後、該マスク膜を介した状態で前記第2導電型のクラッド層をエッチングしてリッジ部を形成する工程と、前記マスク膜を介した状態で前記リッジ部を有する第2導電型のクラッド層上に、該第2導電型のクラッド層より屈折率が小さく且つ発振光のエネルギーより大きなエネルギーのバンドギャップを有する(Al x3 Ga 1-x3 y3 In 1-y3 P(1≧x3>x1>0、1≧x3>x2>0、1>y1>0、1>y2>0、1>y3>0)からなると共にSeがドープされている光閉じ込め層を気相成長法により形成する工程と、該光閉じ込め層上に酸化防止層としての層厚0.4μm以下の第1導電型の電流ブロック層を気相成長法により形成する工程と、前記マスク膜をエッチング法により除去する工程と、を備えることを特徴とする半導体レーザ素子の製造方法。
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