JP3219871B2 - 半導体レ−ザ装置 - Google Patents

半導体レ−ザ装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体レ−ザ装置に係
り、特に短波長(650nm未満)の半導体レ−ザ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、In0.5 (Ga1-X AlX 0.5
Pの混晶半導体材料を用いて650nm〜670nm程
度の赤色光を高効率で出射できるダブルヘテロ構造の半
導体レ−ザ装置が開発されている。この種の半導体レ−
ザ装置では、多重量子井戸(MQW:Multi-Quantum We
ll)構造の活性層を採用している。
【0003】MQW構造の導入により、状態密度分布関
数が階段状となり、電子のエネルギ−分布が局在化する
ため、レ−ザ利得が大きくなったり、しきい値電流密度
が低くなる。しかも、電子のエネルギ−分布は、温度に
関して変化が小さいため、温度特性の改善、つまり、最
大動作温度が高くなる。
【0004】すなわち、MQW構造の活性層を有するダ
ブルヘテロ構造の半導体レ−ザ装置は、そうでないダブ
ルヘテロ構造の半導体レ−ザ装置に比べて、しきい値電
流密度が低く、最大動作温度が高く、そして寿命が長く
なっている。
【0005】しかしながら、発振波長が650nm未満
の半導体レ−ザ装置に関しては、しきい値電流密度が高
く、最大動作温度が低いという問題があった。このた
め、近年の光学メモリ装置の高記録密度化の要求に答え
るのが困難であった。
【0006】このようなしきい値電流密度や最大動作温
度に関する問題は、短波長化に伴って活性層中の電子が
p型クラッド層に漏れ易くなることに起因する。このよ
うな電子の漏れは歪みの掛かった活性層の使用により軽
減できるが、この方法では上述した問題を解決できるほ
ど電子の漏れを少なくできない。
【0007】他の解決策として、多重量子障壁(MQ
B: Multi-Quantum Barrier)構造のp型クラッド層を
用いることが提案されている。MQB構造が導入された
p型クラッド層は、そうでないp型クラッド層に比べ
て、活性層の電子に対する障壁が高くなる。これはMQ
B構造の導入により、量子力学的な新たな障壁が形成さ
れるからである。
【0008】このようなMQB構造の導入により、活性
層からp型クラッド層への電子の漏れを抑制できるレー
ザ装置が開発されたが、その改善は期待した程度のもの
ではなかった。すなわち、理論的に示された程度の障壁
の増加が得られず、上述した問題を解決できるほど電子
の漏れを抑制できなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、発振波長
が650nm未満の短波長になると、活性層の電子の漏
れの問題が顕著になり、しきい値電流密度が高くなった
り、最大動作温度が低くなるという特性劣化の問題があ
った。
【0010】このような問題を解決するために、歪みの
掛かった活性層や、MQB構造が導入されたp型クラッ
ド層の使用が提案されていたが、いずれの方法でも電子
の漏れを十分に低減できず、上記問題を解決するまでに
は至っていなかった。
【0011】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、短波長になっても、し
きい値電流密度や、最大動作温度等の特性劣化を招かな
い半導体レーザ装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の半導体レーザ装置は、半導体からなる
性層と、井戸層の材料と障壁層のそれとが異なり、且つ
前記障壁層の電子の有効質量が前記井戸層のそれより大
きい多重量子障壁構造を有するp型クラッド層と、この
p型クラッド層とともに前記活性層を挟持するn型クラ
ッド層とを有し、前記井戸層は引張り歪みを有すること
を特徴とする。
【0013】また、前記障壁層および前記井戸層の材料
は、それぞれInGaAlPの混晶半導体系およびIn
GaAsPの混晶半導体系、または、それぞれAlGa
Asの混晶半導体系およびInGaAsPの混晶半導体
系であることが好ましい。
【0014】
【作用】本発明の半導体レーザ装置(請求項1)によれ
ば、p型クラッド層に導入されているMQB構造の井戸
層の材料と障壁層のそれとが異なっているので、井戸層
の材料と障壁層のそれとが同じである従来の場合に比べ
て、井戸層および障壁層の有効質量の制御が容易にな
る。
【0015】この結果、障壁層の有効質量を井戸層の有
効質量より大きくできると共に、従来に比べて、障壁層
の有効質量と井戸層の有効質量との差をより大きくでき
る。障壁層の有効質量と井戸層の有効質量との差が大き
いほど、MQB効果(障壁高さ)が大きくなる。このた
め、従来に比べて、電子の閉じ込め効果が高くなるた
め、短波長においても、しきい値電流密度や最大動作温
度等の特性を良好に保つことが可能となる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例を説明す
る。図1には本発明の一実施例に係る半導体レ−ザ装置
の要部構成を示す素子断面図が示されている。
【0017】図中、1はGaAs基板を示しており、こ
のGaAs基板1は、(100)面ジャストまたは(1
00)面から[011]方向に傾斜した面方位を有し、
n型In0.5 (Ga1-X AlX 0.5 Pからなる厚さ1
μm程度のn型クラッド層2が堆積されている。
【0018】このn型クラッド層2上には、アンドープ
In0.5 (Ga1-y Aly 0.5 Pからなる光ガイド層
3a,3bで挾持されている活性層4が設けられてい
る。
【0019】なお、活性層4は如何なる発光層でも良
く、例えば、ダブルヘテロ構造のように均一な構造のも
のでも、MQW構造のようにエネルギ−的に変調を受け
ている構造のものを用いる。
【0020】光ガイド層3b上には、p型In0.5 (G
1-X AlX 0.5 Pからなる厚さ1μm程度のp型ク
ラッド層6が設けられている。このp型クラッド層6の
光ガイド層3b側には、図2に示すような複数の障壁層
bと井戸層wとで構成されているMQB構造5が設けら
れている。
【0021】障壁層bの材料としては、In0.5 (Ga
1-X AlX 0.5 Pが用いられ、一方、井戸層wの材料
としては、In1-u Gau As1-v v が用いられてい
る。組成比x,u,vは、障壁層bの電子の有効質量が
井戸層のそれより大きく、且つその差が従来のそれより
大きくなるように選ばれている。また、井戸層wには引
張り歪みが導入されている。なお、このようなMQB構
造5を用いた理由や、組成比x,u,vの具体的な値に
ついては後述詳細に説明する。
【0022】p型クラッド層6の中央部は隆起(リッ
ジ)状に形成されている。このようなリッジ構造のp型
クラッド層5は通常のエッチング技術を用いて形成でき
る。p型クラッド層6にリッジ構造を持たせたのは、水
平方向に電流および光を閉じ込めるためである。
【0023】p型クラッド層6のリッジ部上には、p型
InGaPからなるp型キャッピング層7が設けられて
いる。また、p型クラッド層6およびp型キャッピング
層7の周縁部はn型GaAsからなるn型電流ブロック
層8で覆われている。
【0024】n型電流ブロック層8およびp型キャッピ
ング層7上には、p型GaAsからなるp型コンタクト
層9を介してAu・Zn合金からなるp側電極10が設
けられている。そして、GaAs基板1の裏面には、A
u・Ge合金からなるn側電極11が設けられている。
【0025】なお、上記光ガイド層3a,3bおよびク
ラッド層2,6のパラメータは、In0.5 (Ga1-X
X 0.5 P系の半導体レーザに適合するように選ばれ
ている。また、上記各半導体層は、例えば、MOCVD
法等のCVD法を用いて成長形成する。次に上記の如き
MQB構造5を用いた理由について説明する。
【0026】活性層4からp型クラッド層6に流れ込む
電子の量を少なくするには、MQB障壁を高くすれば良
い。MQB障壁は、井戸層wの深さ、ならびに障壁層b
の電子の有効質量(mb * )とウエル層wの電子の有効
質量(mw * )とのオフセット(moff =mb * −mw
* )とに依存する。
【0027】井戸層wの深さとMQB効果(MQB障
壁)との間には直線的な関係がある。井戸層wの深さを
変えることによってMQB効果を高めるには、障壁層b
として用いられているIn0.5 (Ga1-X AlX 0.5
Pの組成比xを大きくすることである。
【0028】しかし、間接禁止帯のドーピングが困難で
あるため、組成比xは、通常、達成できる最も高いダイ
レクトバンドギャップの組成比である0.7となってい
る。このため、井戸層wの深さを変えることによってM
QB効果を高めるために残された他の変更可能なパラメ
ータは、ウエル層wのバンドギャップだけとなる。
【0029】ウエル層wのバンドギャップが活性層4の
それ以下または近傍になると、活性層4の放射光がウエ
ル層wに吸収されるため、レーザ損失が生じる。このた
め、ウエル層wのバンドギャップを制御するために、従
来のようにウエル層wに歪みを導入するのは好ましくな
い。これは井戸4に圧縮歪みが導入されると、バンドギ
ャップが小さくなるからである。一方、井戸4に引張り
歪みが導入されると、ウエル層wの深さが小さくなり、
MQB効果が小さくなるという問題が生じる。したがっ
て、井戸層wの深さを変えることでは、MQB効果を目
覚ましく改善することは容易ではない。次に障壁層bの
有効質量mb * とウエル層wの有効質量mw * とのオフ
セットmoff を変えることによるMQB効果の改善につ
いて説明する。
【0030】図3は、自由空間における電子の質量m0
に対する障壁層の電子の有効質量mb * の比(mb *
0 )を0.12に固定した場合のウエル層wの有効質
量mw * とMQB効果との関係を示す図である。なお、
井戸層と障壁層とのペア数は10である。
【0031】図中、横軸は井戸層の電子の有効質量mw
* を自由空間の電子の質量m0 で規格化したもので、縦
軸はMQB効果による障壁の高さEMQB を障壁層の障壁
の高さEB で規格化したもである。
【0032】この図3から、mw * /m0 が0.12、
つまり、オフセットmoff がゼロの場合、EMQB /EB
の値が1.6程度で、そして、mw * /m0 が0.03
まで下げるまで、つまり、オフセットmoff が0.09
まで増加するまで、EMQB /EB (MQB効果)が着実
に大きくなることが分かる。
【0033】mw * /m0 が0.03より小さくなると
MQB /EB が急激に減少し、また、mw * /m0
0.12より大きくなると、つまり、mw * >mb *
場合には、EMQB /EB が単調に減少することが分か
る。このような傾向は他のMQB構造についても同様に
認められた。なお、普通のIn0.5 (Ga1-X AlX
0.5 P系レーザのMQB構造に対しては、InGaP系
のmw * /m0 は0.11である。
【0034】オフセットを大きくするには、例えば、井
戸層の電子の有効質量を小さくすれば良い。図4には、
オフセットが小さいMQB(曲線A)、オフセットが大
きいのMQB(曲線B)および障壁層のポテンシャル
(曲線C)についての、相対電子エネルギー(オーバー
フローの電子のエネルギーを障壁層の電子のエネルギー
で割ったもの)と電子の反射係数との関係が示されてい
る。なお、曲線BのMQBには後述する引張り歪みが導
入されている。
【0035】この図4から、井戸層の電子の有効質量が
小さいほうが、より高い相対電子エネルギーまで反射係
数を大きく維持できることが分かる。これは、有効質量
が小さくなると、エネルギーの高いオーバーフローの電
子に対しても、十分な高さのMQB障壁が形成されるこ
とを意味している。
【0036】ところで、GaAsと良好な格子整合が取
れ、且つ有効質量が小さくなる半導体材料は色々考えら
れるが、この種の半導体材料の場合、一般に、有効質量
が小さいものほど、バンドギャップが小さくなり、活性
層4の放射光が井戸層wで吸収される恐れがある。
【0037】これを解決するには、例えば、井戸層に引
張り歪みを導入すれば良い。井戸層に引張り歪みが導入
されると、一般に、バンドギャップが大きくなると共
に、ホールの有効質量が小さくなり、この結果、効率的
な伝導特性と光学的特性が得られる放物線的に近い状態
の価電子帯が得られる。なお、伝導帯の状態は引張り歪
みの導入によっても比較的変わらず、その有効質量は同
じままである。
【0038】有効バンドキャップを変えることなく、ウ
エル層の有効質量を小さくして、MQB効果を最大限に
するためには、井戸層の材料が持ち得る最大の引張り歪
みを使用しなければならない。
【0039】最大の引張り歪みは、その材料の臨界厚さ
によって決定される。これは臨界厚さを越えると、井戸
層中に転位等の欠陥が多く発生するからである。したが
って、使用し得る最大の引張り歪みは、臨界厚さと引張
り歪みが入った井戸層の全厚さとによって決まる。最大
引張り歪みは、格子定数をaとすると、一般に、Δa/
a=−1%のオーダーの中にある。
【0040】MQB構造の中のウエル層の全体厚さは、
多くの場合、他の半導体層に比べて薄いので、MQB構
造によっては、Δa/a=−2%のオーダーの大きな歪
みを持たせることが可能となる。
【0041】どのような半導体材料が井戸層として適当
かは、引張り歪みの大きさや、ウエル層の厚さによって
決定される。最も適当なウエル層の材料の1つは、本実
施例で用いているIn1-u Gau As1-v v の混晶半
導体系である。この混晶半導体系は、引張り歪みおよび
量子閉じ込め効果( quantum confinement effects)を
考慮すると、レーザの最適化に対して正しいオーダーの
バンドギャップを持っている。
【0042】また、組成比u,vの好ましい値は、MQ
B構造および引張り歪みを考慮すると、0<u<0.4
5,0.6>v>1の範囲内にあることが見出だされ
た。In1-u Gau As1-v v の組成比u,vを上記
範囲に設定したところ、0.04〜0.10程度の小さ
い有効質量を有するウエル層が得られた。また、この範
囲の有効質量は、図3からMQB効果の増大が見られる
範囲のものであることが分かる。また、障壁層bである
In0.5 (Ga1-X AlX 0.5 Pの組成比X は0.7
〜1.0の範囲であることが望ましい。
【0043】かくして本実施例によれば、井戸層w(I
1-u Gau As1-v v )と障壁層b(In0.5 (G
1-X AlX 0.5 P)とで異なる半導体材料を用いる
ことにより、井戸層wの有効質量mw * を従来より小さ
くでき、この結果、反射係数が大きくなって電子のオー
バーフローを抑制できると共に、井戸層wに引張り歪み
を導入することによりバンドキャップの低下を防止で
き、もって、短波長になっても、しきい値電流密度や、
最大動作温度等の特性劣化を招かない実用的な半導体レ
ーザ装置が得られるようになる。
【0044】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものではない。例えば、上記実施例では、井戸層,障
壁層の材料として、それぞれInGaAlPの混晶半導
体,InGaAsPの混晶半導体の場合について説明し
たが、他の材料、例えば、それぞれAlGaAsの混晶
半導体,InGaAsPの混晶半導体であっても同様な
効果が得られる。
【0045】また、井戸層の半導体材料と障壁層の半導
体材料とを適宜選ぶことにより、井戸層の電子の有効質
量を小さくする代わりに、障壁層の電子の有効質量を大
きくすることにより、有効質量のオフセットを大きくし
ても同様な効果が得られる。更に、n型クラッド層にも
p型クラッド層と同様なMQB構造を導入しても良い。
その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形し
て実施できる。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、し
きい値電流密度や最大動作温度等のレ−ザ特性が改善さ
れ、短波長発振を行なえる実用的な半導体レ−ザ装置を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る半導体レ−ザ装置の要
部構成を示す素子断面図。
【図2】図1の半導体レ−ザ装置のMQB構造を示す
図。
【図3】障壁層の有効質量を固定した場合の井戸層の有
効質量とMQB効果との関係を示す図。
【図4】有効質量のオフセットの大小によってMQB効
果がどうのように変わるかを示す図。
【符号の説明】
1…GaAs基板 2…n型クラッド層 3a,3b…アンドープ光ガイド層 4…活性層 5…MQB構造 6…p型クラッド層 7…p型キャッピング層 8…n型電流ブロック層 9…p型コンタクト層 10…p側電極 11…n側電極 b…障壁層 w…井戸層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−268329(JP,A) 特開 平4−218994(JP,A) 特開 平4−82286(JP,A) 特開 平3−74891(JP,A) 特開 昭63−208295(JP,A) 特開 昭64−7587(JP,A) 特開 平5−3367(JP,A) 特開 平5−7051(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01S 5/00 - 5/50

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体からなる活性層と、 井戸層の材料と障壁層のそれとが異なり、且つ前記障壁
    層の電子の有効質量が前記井戸層のそれより大きい多重
    量子障壁構造を有するp型クラッド層と、 このp型クラッド層とともに前記活性層を挟持するn型
    クラッド層とを有し、 前記井戸層は引張り歪みを有する ことを特徴とする半導
    体レーザ装置。
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