JP3775408B2 - 光ディスク再生装置 - Google Patents

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Description

本発明は、CD(compact disc)やDVD(digital versatile disc)等の光ディスクに記憶されたデータを再生する光ディスク再生装置に関するものである。
従来から、光ディスクに記録された映像データ及び/又は音声データについて、通常の再生速度よりも速い所定倍速で早送り再生又は早戻し再生することができる光ディスク再生装置が知られている。このような光ディスク再生装置において、早送り再生又は早戻し再生は、全てのセクタについて映像データ及び/又は音声データを再生するのではなく、一定の割合でデータを間引いて再生することにより行われる。例えば、CD等に記録された音声データを15倍速で早送り再生する場合、図5(a)に示されるように、30セクタ分の音声データを再生した後、420セクタ分だけデータの再生方向(矢印a方向)に音声データを読み飛ばす。これら再生及び読み飛ばし動作を繰り返すことにより音声データの一部f1,f2,f3,f4…の順に断続的に再生する。一方、15倍速で早戻し再生する場合には、図5(b)に示されるように、30セクタ分の音声データ再生した後、480セクタ分だけデータの再生方向と逆方向(矢印b方向)に音声データを読み飛ばし、これら再生及び読み飛ばし動作を繰り返すことにより音声データの一部r1,r2,r3,r4…の順に断続的に再生する。
しかしながら、このような従来の光ディスク再生装置においては、早送り再生又は早戻し再生の際、実際に映像データ及び/又は音声データが再生されているセクタのタイムコードを利用して再生時間情報を表示していたため、再生時間の表示値が瞬間的に大きく変化し、不自然であった。また、ユーザが再生時間の表示を参照しながら目的とする再生位置を探す場合、目的位置で停止させることが困難であった。
一方、光ディスクに記録されているアドレス情報と再生同期信号の計数値より再生時間情報を予め生成してレジスタへ入力し、単位時間毎にレジスタから出力することにより、外部出力される再生出力信号の再生時間を容易に生成し表示することのできる光ディスク再生装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、光ピックアップにより再生されたMPEGデータのアドレス情報及びエラー訂正された後のMPEGデータに含まれる各ピクチャの開始位置を利用して希望するピクチャを早送り再生することができる光ディスク再生装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。また、DVDオーディオの管理データから、再生する音声データの単位時間当たりのセクタ数を算出して、その値に基づいて早送り再生や早戻し再生の再生セクタ数とジャンプセクタ数を算出し、2種類以上の転送ビットレートなどの音声属性の異なる音声データの早送り再生や早戻し再生に適応することができる装置が知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開平7−21745号公報 特開2001−211405号公報 特開2002−8318号公報
ところが、特許文献1に記載の光ディスク再生装置においては、光ディスクに記録されたタイムコードを利用しないため、タイムコードを利用して再生時間情報を表示する場合に比べて処理が煩雑となる。また、特許文献2に記載の光ディスク再生装置は、早送り再生等の特殊再生を行うときの処理量を低減させると共に、特殊再生時のデータアクセス速度を向上させることができるものの、早送り再生又は早戻し再生時の再生時間情報の表示を改善するものではない。また、特許文献3に記載の光ディスク再生装置は、2種類以上の転送ビットレート等の音声属性の異なる音声データの早送り再生や早戻し再生に適応することができるものの、早送り再生又は早戻し再生時の再生時間情報の表示を改善するものではない。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、光ディスクの早送り再生又は早戻し再生の際に表示される再生時間情報の値の変化及び変化のタイミングが一定であり、ユーザが再生時間を参照しながら目的とする再生位置を探す場合に、目的位置で停止させ易くすることができる光ディスク再生装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、光ディスクに記録されている映像データ及び/又は音声データと該映像データ及び/又は音声データに対応する管理データとをセクタ単位で読み出すデータ読み出し手段と、前記データ読み出し手段により読み出された映像データ及び/又は音声データと管理データを一時的に記憶する記憶手段と、前記記憶手段により記憶された前記映像データ及び/又は音声データを復号化して映像信号及び/又は音声信号として出力する再生手段と、前記記憶手段により記憶された前記管理データに基づいて、前記再生手段を制御する再生制御手段と、前記記憶手段により記憶された前記管理データからタイムコードを取得して再生時間情報を表示する時間表示手段とを備えた光ディスク再生装置において、前記再生手段は、前記再生制御手段からの制御信号に基づいて前記記憶手段により記憶された前記映像データ及び/又は音声データを再生するセクタ位置を制御し、早送り再生のときは、所定数のセクタからなる再生セクタグループの映像データ及び/又は音声データを再生した後、該再生セクタグループのセクタ数とは別に設定された所定セクタ数分だけデータの再生方向に映像データ及び/又は音声データを読み飛ばし、これら再生及び読み飛ばし動作を繰り返すことにより前記再生セクタグループのみを断続的に再生し、早戻し再生のときは、所定数のセクタからなる再生セクタグループの映像データ及び/又は音声データを再生した後、該再生セクタグループのセクタ数とは別に設定された所定セクタ数分だけデータの再生方向と逆方向に映像データ及び/又は音声データを読み飛ばし、これら再生及び読み飛ばし動作を繰り返すことにより前記再生セクタグループのみを断続的に再生し、前記時間表示手段は、早送り再生のときは、前記読み飛ばされるセクタ数に前記再生されるセクタ数を加算し、この加算値を前記再生されるセクタ数で除算することにより、前記再生時間情報としてタイムコードが利用されるセクタの間隔を演算し、セクタ単位で映像データ及び/又は音声データが再生される毎に、読み飛ばし動作する直前に映像データ及び/又は音声データが再生された前記再生セクタグループの最後のセクタ位置を基準として、データの再生方向に、前記により演算されたセクタの間隔ずつセクタ位置を移動して各セクタ位置の管理データからタイムコードを取得して再生時間情報を表示し、早戻し再生のときは、前記読み飛ばされるセクタ数から前記再生されるセクタ数を減算し、この減算値を前記再生されるセクタ数で除算することにより、前記再生時間情報としてタイムコードが利用されるセクタの間隔を演算し、セクタ単位で映像データ及び/又は音声データが再生される毎に、読み飛ばし動作する直前に映像データ及び/又は音声データが再生された前記再生セクタグループの先頭のセクタ位置を基準として、データの再生方向と逆方向に、前記により演算されたセクタの間隔ずつセクタ位置を移動して各セクタ位置の管理データからタイムコードを取得して再生時間情報を表示し、早送り再生又は早戻し再生の際、実際に音声データが再生されているセクタのタイムコードを利用して再生時間情報を表示せず、セクタ単位で映像データ音声データが再生される毎に、演算により求められた一定のセクタ間隔ずつセクタ位置を移動し、各セクタ位置の管理データからタイムコードを取得して時間情報を表示することにより、表示される再生時間情報の値の変化が一定で、かつ、変化するタイミングが一定になることを特徴とする。
請求項2の発明は、光ディスクに記録されている映像データ及び/又は音声データと該映像データ及び/又は音声データに対応する管理データとをセクタ単位で読み出すデータ読み出し手段と、前記データ読み出し手段により読み出された映像データ及び/又は音声データと管理データを一時的に記憶する記憶手段と、前記記憶手段により記憶された前記映像データ及び/又は音声データを復号化して映像信号及び/又は音声信号として出力する再生手段と、前記記憶手段により記憶された前記管理データに基づいて、前記再生手段を制御する再生制御手段と、前記記憶手段により記憶された前記管理データからタイムコードを取得して再生時間情報を表示する時間表示手段とを備えた光ディスク再生装置において、前記再生手段は、前記再生制御手段からの制御信号に基づいて前記記憶手段により記憶された前記映像データ及び/又は音声データを再生するセクタ位置を制御し、早送り再生のときは、所定数のセクタからなる再生セクタグループの映像データ及び/又は音声データを再生した後、該再生セクタグループのセクタ数とは別に設定された所定セクタ数分だけデータの再生方向に映像データ及び/又は音声データを読み飛ばし、これら再生及び読み飛ばし動作を繰り返すことにより前記再生セクタグループのみを断続的に再生し、前記時間表示手段は、早送り再生のときは、前記読み飛ばされるセクタ数と前記再生されるセクタ数に基づいて、前記再生時間情報としてタイムコードが利用されるセクタの間隔を演算し、所定セクタ数の映像データ及び/又は音声データが再生される毎に、データの再生方向に、前記により演算されたセクタの間隔ずつセクタ位置を移動して、各セクタ位置の管理データからタイムコードを取得して再生時間情報を表示し、早送り再生又は早戻し再生の際、実際に音声データが再生されているセクタのタイムコードを利用して再生時間情報を表示せず、セクタ単位で映像データ音声データが再生される毎に、演算により求められた一定のセクタ間隔ずつセクタ位置を移動し、各セクタ位置の管理データからタイムコードを取得して時間情報を表示することにより、表示される再生時間情報の値の変化が一定で、かつ、変化するタイミングが一定になることを特徴とする。
請求項3の発明は、光ディスクに記録されている映像データ及び/又は音声データと該映像データ及び/又は音声データに対応する管理データとをセクタ単位で読み出すデータ読み出し手段と、前記データ読み出し手段により読み出された映像データ及び/又は音声データと管理データを一時的に記憶する記憶手段と、前記記憶手段により記憶された前記映像データ及び/又は音声データを復号化して映像信号及び/又は音声信号として出力する再生手段と、前記記憶手段により記憶された前記管理データに基づいて、前記再生手段を制御する再生制御手段と、前記記憶手段により記憶された前記管理データからタイムコードを取得して再生時間情報を表示する時間表示手段とを備えた光ディスク再生装置において、前記再生手段は、前記再生制御手段からの制御信号に基づいて前記記憶手段により記憶された前記映像データ及び/又は音声データを再生するセクタ位置を制御し、早戻し再生のときは、所定数のセクタからなる再生セクタグループの映像データ及び/又は音声データを再生した後、該再生セクタグループのセクタ数とは別に設定された所定セクタ数分だけデータの再生方向と逆方向に映像データ及び/又は音声データを読み飛ばし、これら再生及び読み飛ばし動作を繰り返すことにより前記再生セクタグループのみを断続的に再生し、前記時間表示手段は、早戻し再生のときは、前記読み飛ばされるセクタ数と前記再生されるセクタ数に基づいて、前記再生時間情報としてタイムコードが利用されるセクタの間隔を演算し、所定セクタ数の映像データ及び/又は音声データが再生される毎に、データの再生方向と逆方向に、前記により演算されたセクタの間隔ずつセクタ位置を移動して、各セクタ位置の管理データからタイムコードを取得して再生時間情報を表示し、早送り再生又は早戻し再生の際、実際に音声データが再生されているセクタのタイムコードを利用して再生時間情報を表示せず、セクタ単位で映像データ音声データが再生される毎に、演算により求められた一定のセクタ間隔ずつセクタ位置を移動し、各セクタ位置の管理データからタイムコードを取得して時間情報を表示することにより、表示される再生時間情報の値の変化が一定で、かつ、変化するタイミングが一定になることを特徴とする。
以上のように請求項1の発明によれば、早送り再生又は早戻し再生の際、セクタ単位で映像データ及び/又は音声データが再生される毎に、演算により求められた一定のセクタ間隔ずつセクタ位置を移動し、各セクタ位置の管理データからタイムコードを取得して再生時間情報を表示するため、表示される再生時間情報の値の変化が一定で、かつ、変化するタイミングが一定になるので、ユーザは再生時間情報を読み取り易くなる。このため、ユーザが再生時間情報を参照しながら目的とする再生位置を探す場合に、目的位置で停止させ易くなる。
請求項2の発明によれば、早送り再生の際に表示される再生時間情報の値の変化が一定で、かつ、変化するタイミングが一定になるので、ユーザは再生時間情報を読み取り易くなる。
請求項3の発明によれば、早戻し再生の際に表示される再生時間情報の値の変化が一定で、かつ、変化するタイミングが一定になるので、ユーザは再生時間情報を読み取り易くなる。
本発明の一実施形態による光ディスク再生装置について、CDプレーヤを例として、図1を参照して説明する。CDプレーヤ1は、CD2に記録された音声データを再生するための装置であり、ドライブ制御部20と、スピンドルモータ21と、光ピックアップ22と、信号処理部30と、システム制御部40と、バッファメモリ50と、デコーダ部60と、表示部70と、リモコン受信部80とを備えている。CD2には、音声データとこの音声データに対応するサブコーディング(管理データ)がセクタ単位で記録されており、サブコーディングのQチャンネルには、タイムコードが記憶されている。なお、1セクタ当たりの再生時間は約0.013秒であり、75セクタで約1秒となる。
ドライブ制御部20は、スピンドルモータ21と光ピックアップ(データ読み出し手段)22とを制御するためのものであり、スピンドルモータ21の回転速度の制御、光ピックアップ22の位置制御、トラッキングサーボ制御、フォーカスサーボ制御等を行う。光ピックアップ22は、不図示の半導体レーザ、光学系、光検出器等で構成されており、レーザビームをCD2に照射してCD2に記録されたデータの読み出しを行う。
信号処理部30は、CD2の再生時に、光ピックアップ22から入力される信号を復調してCD2に記録されているデータに対応した再生信号を得る。また、信号処理部30は、フォーカシングエラー信号及びトラッキングエラー信号を生成し、システム制御部40に出力する。
システム制御部(再生制御手段)40は、制御プログラムを記録したROM、制御プログラムに従って演算処理を行うCPU、制御プログラムやデータなどを一時的に記憶するRAMなどで構成されている。システム制御部40は、リモコン81を介してリモコン受信部80に入力されるユーザの指示に従ってCDプレーヤ1の全体を制御し、再生動作、早送り再生動作、早戻し再生動作等を制御する。
バッファメモリ(記憶手段)50は、光ピックアップ22によりCD2から読み出され、信号処理部30により復調されたデータをセクタ単位で記憶する。デコーダ部(再生手段)60は、バッファメモリ50から入力される音声データに対して所定の処理を施して音声信号に変換すると共に、サブコーディングのQチャンネルからタイムコードを取得する。音声信号は、不図示のスピーカにより音声として出力され、タイムコードは、他のサブコーディングと共にシステム制御部40に出力される。表示部(時間表示手段)70は、デコーダ部60で取得されたタイムコードに基づいて再生時間情報を表示する。
まず、再生時間情報を表示部70に表示する際の手順について図2を参照して説明する。早送り再生又は早戻し再生の際、システム制御部40は、音声データが再生されているセクタが切り替わったか否かを判定する(S1)。そして、再生セクタが切り替わると(S1でYES)、後述する演算方法により再生時間情報としてタイムコードが利用されるセクタ位置を演算し(S2)、その位置のセクタからタイムコードを取得して表示部70の再生時間情報の表示を切り替える(S3)。
次に、早送り再生又は早戻し再生の際、再生時間情報としてタイムコードが利用されるセクタ位置を演算する方法について説明する。まず、早送り再生の場合について図3を参照して説明する。図3(a)において、セクタ04の位置で早送り再生操作が行われると、所定数のセクタを読み飛ばし、再生セクタグループF1を再生し、さらに、所定数のセクタを読み飛ばし、再生セクタグループF2を再生する。CDプレーヤ1は、このように再生動作と読み飛ばし動作を交互に繰り返すことにより、図3(b)に示されるように再生セクタグループF1,F2…の音声データを再生する。このとき、読み飛ばし動作は一瞬で行われるため、音声はスピーカから連続的に出力される。一方、再生時間情報は、セクタ04とセクタ13の間、セクタ16とセクタ25の間でセクタが飛んでいるため、音声データが再生されているセクタのタイムコードを利用して再生時間情報を表示すると、再生時間が連続的に変化した後、突然大きく値が変化し不自然になる。そのため、ユーザは目的とする再生位置を探し難くなる。本実施形態のCDプレーヤ1においては、早送り再生、または、後述する早戻し再生の際、実際に音声データが再生されているセクタのタイムコードを利用して再生時間情報を表示せず、セクタ単位で映像データ音声データが再生される毎に、演算により求められた一定のセクタ間隔ずつセクタ位置を移動し、各セクタ位置の管理データからタイムコードを取得して時間情報を表示する。
図3(a)に示されるように、読み飛ばされるセクタ数”Sskip”の値が”8”であり、再生されるセクタ数”Splay”の値が”4”の場合、読み飛ばされるセクタ数”8”に再生されるセクタ数”4”を加算し、この加算値”12”を再生されるセクタ数”4”で除算することにより、再生時間情報としてタイムコードが利用されるセクタの間隔”Tdisp”の値”3”を得る。そして、得られたセクタ間隔”Tdisp”を図3(d)に示される式に代入し、セクタ位置を演算する。このセクタ位置からタイムコードが読み出され、そのタイムコードを用いて再生時間情報が表示される。
図3(d)に示される式において、”読み飛ばす直前の再生セクタグループの最後のセクタ位置”は、図3(a)におけるセクタ04、セクタ13又はセクタ25となる。そして”再生セクタグループ内でのセクタ位置”は、例えば、再生セクタグループF1において1番目に再生されるセクタ13が”1”、2番目に再生されるセクタ14が”2”、以下、セクタ15が”3”、セクタ16が”4”となる。そして、セクタ13の音声データが再生された場合、”読み飛ばす直前の再生セクタグループの最後のセクタ位置”となるセクタ04を基準として、セクタ間隔”Tdisp”の値”3”に”1”を乗じた値をセクタ04のセクタ位置”4”に加算してセクタ位置”7”を得る。そして、セクタ13の音声データ再生中にセクタ07のタイムコードに基づいて再生時間情報を表示する。従って、図3(b)に示されるセクタの音声データが再生されているときに、表示される再生時間情報は図3(c)に示されるセクタのタイムコードに基づいて表示されることとなる。
次に、早戻し再生の場合について図4を参照して説明する。図4(a)において、セクタ25の位置で早戻し再生操作が行われると、CDプレーヤ1は、所定数のセクタを読み飛ばし、再生セクタグループR1を再生し、さらに、所定数のセクタを読み飛ばし、再生セクタグループR2を再生する。CDプレーヤ1は、このように再生動作と読み飛ばし動作を交互に繰り返すことにより、図4(b)に示されるように再生セクタグループR1,R2…の音声データを再生する。
図4(a)に示されるように、読み飛ばされるセクタ数”Sskip”の値が”16”であり、再生されるセクタ数”Splay”の値が”4”の場合、読み飛ばされるセクタ数”16”から再生されるセクタ数”4”を減算し、この減算値”12”を再生されるセクタ数”4”で除算することにより、再生時間情報としてタイムコードが利用されるセクタの間隔”Tdisp”の値”3”を得る。そして、得られたセクタ間隔”Tdisp”を図4(d)に示される式に代入し、セクタ位置を演算する。このセクタ位置からタイムコードが読み出され、そのタイムコードを用いて再生時間情報が表示される。
図4(d)に示される式において、”読み飛ばす直前の再生セクタグループの先頭のセクタ位置”は、図4(a)におけるセクタ25、セクタ13又はセクタ1となる。そして”再生セクタグループ内でのセクタ位置”は、例えば、再生セクタグループR1において1番目に再生されるセクタ13が”1”、2番目に再生されるセクタ14が”2”、以下、セクタ15が”3”、セクタ16が”4”となる。そして、セクタ13の音声データが再生された場合、”読み飛ばす直前の再生セクタグループの先頭のセクタ位置”となるセクタ25を基準として、セクタ間隔”Tdisp”の値”3”に”1”を乗じた値をセクタ25のセクタ位置”25”から減算してセクタ位置”22”を得る。そして、セクタ13の音声データ再生中にセクタ22のタイムコードに基づいて再生時間情報を表示する。従って、図4(b)に示されるセクタの音声データが再生されているときに、表示される再生時間情報は図4(c)に示されるセクタのタイムコードに基づいて表示されることとなる。
以上のように本実施形態のCDプレーヤ1によれば、早送り再生又は早戻し再生の際、セクタ単位で音声データが再生される毎に、演算により求められた一定のセクタ間隔ずつセクタ位置を移動し、各セクタ位置の管理データからタイムコードを取得して再生時間情報を表示するため、表示される再生時間情報の値の変化が一定で、かつ、変化するタイミングが一定になるので、ユーザは再生時間情報を読み取り易くなる。このため、ユーザが再生時間情報を参照しながら目的とする再生位置を探す場合に、目的位置で停止させ易くなる。
なお、本発明は上記実施形態の構成に限られることなく種々の変形が可能である。例えば、上述した実施形態ではCDについて説明したが、光ディスクとしてはCDに限られず、DVD(digital versatile disc)等、他の光ディスクであってもよい。また、光ディスクに記録されたデータは音声データに限られず、映像データであってもよい。また、早送り再生又は早戻し再生する際の再生するセクタ数”Sskip”、読み飛ばすセクタ数”Splay”、再生時間情報としてタイムコードが利用されるセクタの間隔”Tdisp”は上記実施形態の値に限られず、早送り再生又は早戻し再生の倍速数に合わせて一定のセクタ間隔でタイムコードを取得して、表示部70に表示される再生時間情報の値の変化が一定で、かつ、変化するタイミングが一定になればよい。
本発明の一実施形態によるCDプレーヤの構成を示すブロック図。 同装置の早送り再生又は早戻し再生の際の時間表示演算処理を説明するフローチャート。 同装置の早送り再生動作の説明図。 同装置の早戻し再生動作の説明図。 従来の光ディスク再生装置における早送り再生又は早戻し再生の説明図。
符号の説明
1 CDプレーヤ(光ディスク再生装置)
2 CD(光ディスク)
22 光ピックアップ(データ読み出し手段)
40 システム制御部(再生制御手段)
50 バッファメモリ(記憶手段)
60 デコーダ部(再生手段)
70 表示部(時間表示手段)
F1,F2,R1,R2 再生セクタグループ

Claims (3)

  1. 光ディスクに記録されている映像データ及び/又は音声データと該映像データ及び/又は音声データに対応する管理データとをセクタ単位で読み出すデータ読み出し手段と、
    前記データ読み出し手段により読み出された映像データ及び/又は音声データと管理データを一時的に記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段により記憶された前記映像データ及び/又は音声データを復号化して映像信号及び/又は音声信号として出力する再生手段と、
    前記記憶手段により記憶された前記管理データに基づいて、前記再生手段を制御する再生制御手段と、
    前記記憶手段により記憶された前記管理データからタイムコードを取得して再生時間情報を表示する時間表示手段とを備えた光ディスク再生装置において、
    前記再生手段は、
    前記再生制御手段からの制御信号に基づいて前記記憶手段により記憶された前記映像データ及び/又は音声データを再生するセクタ位置を制御し、
    早送り再生のときは、所定数のセクタからなる再生セクタグループの映像データ及び/又は音声データを再生した後、該再生セクタグループのセクタ数とは別に設定された所定セクタ数分だけデータの再生方向に映像データ及び/又は音声データを読み飛ばし、これら再生及び読み飛ばし動作を繰り返すことにより前記再生セクタグループのみを断続的に再生し、
    早戻し再生のときは、所定数のセクタからなる再生セクタグループの映像データ及び/又は音声データを再生した後、該再生セクタグループのセクタ数とは別に設定された所定セクタ数分だけデータの再生方向と逆方向に映像データ及び/又は音声データを読み飛ばし、これら再生及び読み飛ばし動作を繰り返すことにより前記再生セクタグループのみを断続的に再生し、
    前記時間表示手段は、
    早送り再生のときは、前記読み飛ばされるセクタ数に前記再生されるセクタ数を加算し、この加算値を前記再生されるセクタ数で除算することにより、前記再生時間情報としてタイムコードが利用されるセクタの間隔を演算し、セクタ単位で映像データ及び/又は音声データが再生される毎に、読み飛ばし動作する直前に映像データ及び/又は音声データが再生された前記再生セクタグループの最後のセクタ位置を基準として、データの再生方向に、前記により演算されたセクタの間隔ずつセクタ位置を移動して各セクタ位置の管理データからタイムコードを取得して再生時間情報を表示し、
    早戻し再生のときは、前記読み飛ばされるセクタ数から前記再生されるセクタ数を減算し、この減算値を前記再生されるセクタ数で除算することにより、前記再生時間情報としてタイムコードが利用されるセクタの間隔を演算し、セクタ単位で映像データ及び/又は音声データが再生される毎に、読み飛ばし動作する直前に映像データ及び/又は音声データが再生された前記再生セクタグループの先頭のセクタ位置を基準として、データの再生方向と逆方向に、前記により演算されたセクタの間隔ずつセクタ位置を移動して各セクタ位置の管理データからタイムコードを取得して再生時間情報を表示し、
    早送り再生又は早戻し再生の際、実際に音声データが再生されているセクタのタイムコードを利用して再生時間情報を表示せず、セクタ単位で映像データ音声データが再生される毎に、演算により求められた一定のセクタ間隔ずつセクタ位置を移動し、各セクタ位置の管理データからタイムコードを取得して時間情報を表示することにより、表示される再生時間情報の値の変化が一定で、かつ、変化するタイミングが一定になることを特徴とする光ディスク装置。
  2. 光ディスクに記録されている映像データ及び/又は音声データと該映像データ及び/又は音声データに対応する管理データとをセクタ単位で読み出すデータ読み出し手段と、
    前記データ読み出し手段により読み出された映像データ及び/又は音声データと管理データを一時的に記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段により記憶された前記映像データ及び/又は音声データを復号化して映像信号及び/又は音声信号として出力する再生手段と、
    前記記憶手段により記憶された前記管理データに基づいて、前記再生手段を制御する再生制御手段と、
    前記記憶手段により記憶された前記管理データからタイムコードを取得して再生時間情報を表示する時間表示手段とを備えた光ディスク再生装置において、
    前記再生手段は、
    前記再生制御手段からの制御信号に基づいて前記記憶手段により記憶された前記映像データ及び/又は音声データを再生するセクタ位置を制御し、
    早送り再生のときは、所定数のセクタからなる再生セクタグループの映像データ及び/又は音声データを再生した後、該再生セクタグループのセクタ数とは別に設定された所定セクタ数分だけデータの再生方向に映像データ及び/又は音声データを読み飛ばし、これら再生及び読み飛ばし動作を繰り返すことにより前記再生セクタグループのみを断続的に再生し、
    前記時間表示手段は、
    早送り再生のときは、前記読み飛ばされるセクタ数と前記再生されるセクタ数に基づいて、前記再生時間情報としてタイムコードが利用されるセクタの間隔を演算し、所定セクタ数の映像データ及び/又は音声データが再生される毎に、データの再生方向に、前記により演算されたセクタの間隔ずつセクタ位置を移動して、各セクタ位置の管理データからタイムコードを取得して再生時間情報を表示し、
    早送り再生又は早戻し再生の際、実際に音声データが再生されているセクタのタイムコードを利用して再生時間情報を表示せず、セクタ単位で映像データ音声データが再生される毎に、演算により求められた一定のセクタ間隔ずつセクタ位置を移動し、各セクタ位置の管理データからタイムコードを取得して時間情報を表示することにより、表示される再生時間情報の値の変化が一定で、かつ、変化するタイミングが一定になることを特徴とする光ディスク装置。
  3. 光ディスクに記録されている映像データ及び/又は音声データと該映像データ及び/又は音声データに対応する管理データとをセクタ単位で読み出すデータ読み出し手段と、
    前記データ読み出し手段により読み出された映像データ及び/又は音声データと管理データを一時的に記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段により記憶された前記映像データ及び/又は音声データを復号化して映像信号及び/又は音声信号として出力する再生手段と、
    前記記憶手段により記憶された前記管理データに基づいて、前記再生手段を制御する再生制御手段と、
    前記記憶手段により記憶された前記管理データからタイムコードを取得して再生時間情報を表示する時間表示手段とを備えた光ディスク再生装置において、
    前記再生手段は、
    前記再生制御手段からの制御信号に基づいて前記記憶手段により記憶された前記映像データ及び/又は音声データを再生するセクタ位置を制御し、
    早戻し再生のときは、所定数のセクタからなる再生セクタグループの映像データ及び/又は音声データを再生した後、該再生セクタグループのセクタ数とは別に設定された所定セクタ数分だけデータの再生方向と逆方向に映像データ及び/又は音声データを読み飛ばし、これら再生及び読み飛ばし動作を繰り返すことにより前記再生セクタグループのみを断続的に再生し、
    前記時間表示手段は、
    早戻し再生のときは、前記読み飛ばされるセクタ数と前記再生されるセクタ数に基づいて、前記再生時間情報としてタイムコードが利用されるセクタの間隔を演算し、所定セクタ数の映像データ及び/又は音声データが再生される毎に、データの再生方向と逆方向に、前記により演算されたセクタの間隔ずつセクタ位置を移動して、各セクタ位置の管理データからタイムコードを取得して再生時間情報を表示し、
    早送り再生又は早戻し再生の際、実際に音声データが再生されているセクタのタイムコードを利用して再生時間情報を表示せず、セクタ単位で映像データ音声データが再生される毎に、演算により求められた一定のセクタ間隔ずつセクタ位置を移動し、各セクタ位置の管理データからタイムコードを取得して時間情報を表示することにより、表示される再生時間情報の値の変化が一定で、かつ、変化するタイミングが一定になることを特徴とする光ディスク装置。
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