JP3775029B2 - 電池ケース - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電池ケースに係わり、とくに、異径電池を兼用して効率よく収納できるものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電池ケースは、通常、その収納する電池の径に合わせて収納部を形成してなり、異なる径の電池を使用することはできない。しかし、このような構成では、地震のような、緊急事態発生時に、使用できる径の電池が無く、他の径の電池を使用しようとしても使用できないという問題がある。そこで、各種外形の収納部を別々に設け、各種径の電池を収納できるようにしたものが考えられている。しかしこの構成では電池ケース全体の大きさが大きくなるという問題があった。そこで、例えば、単1電池のような、大径の電池と同じ外形寸法に形成したアダプタに、単2、単3のような小径電池を収容し、このアダプタを電池ケースの大径電池収納部に収納するようにしたものが実現されている。しかし、この構成では、各種アダプタを用意しなければならないばかりでなく、このアダプタを別に保管しなければならず、もし、アダプタを紛失した場合には使用できなくなるという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上述べた問題点を解決し、アダプタを使用することなく、しかも、省スペースで異径電池の兼用使用を可能とした電池ケースを提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は上述の課題を解決するため、円筒型電池をケース本体の底面からバネで付勢された底板に乗せ、両側を、同円筒型電池の各径に対応して出没し、高さを規制する複数の位置決め部を備え、ケース本体の対向する両側面からバネで付勢された各側板により挟持し、一方の電極を電池ケース本体の同電極に対応する側面に設けた第1の接触子に接触し、他方の電極を電池ケース本体の前記側面に対向する側面からバネで付勢された接触板に設けた第2の接触子に接触するようにした電池ケースとする。
【0005】
前記各位置決め部を、径の異なる前記円筒型電池の軸が同一位置になるように形成する電池ケースとした。
【0006】
前記各位置決め部を、前記両側板の対向面に設けた凹部の対向する側壁の上方に形成した軸受部にコイルバネで付勢して回動自在に軸支することにより、同凹部に出没自在に収納するようにした。
【0007】
【発明の実施の形態】
以上のように、本発明の電池ケースにおいては、円筒型電池をケース本体の底面からバネで付勢された底板に乗せ、両側を、同円筒型電池の各径に対応して出没し、高さを規制する複数の位置決め部を備え、ケース本体の対向する両側面からバネで付勢された各側板により挟持し、一方の電極を電池ケース本体の同電極に対応する側面に設けた第1の接触子に接触し、他方の電極を電池ケース本体の前記側面に対向する側面からバネで付勢された接触板に設けた第2の接触子に接触するようにした電池ケースとしたので、異径の電池に係わらず、同一スペース内に効率よく収納することができる。
【0008】
【実施例】
以下、図面に基づいて本発明による電池ケースを詳細に説明する。図1は本発明による電池ケースの一実施例を示す要部斜視図、図2は同要部拡大図である。図1において、20は円筒型電池、1は前記円筒型電池20を乗せる底板で、図示しない電池ケース本体の底面からバネ11で付勢されている。2は前記円筒型電池20を両側から挟持して同円筒型電池20の左右の位置を所定位置に固定する側板で、図示しない電池ケース本体の側面からバネ21で付勢されている。この両側板2、2の対向面の、前記円筒型電池20の異なる径(例えば、単1、単2、単3の径)に対応する位置に、複数の位置決め部2bを出没自在に設けている。そして、この位置決め部2bは、図2の要部拡大図に示すように、前記両側板2、2の対向面に複数の凹部2aが形成され、同凹部2aの対向面上部に、軸受部2a1を形成し、同軸受部2a1に平板状の位置決め部2bを回動自在に軸支し、板バネ、コイルバネ等のバネ22で付勢することにより、位置決め部2bを凹部2aより出没自在として、前記円筒型電池20の高さ等を規制して位置決めするようにしている。また、3は図示しない電池ケース本体の側面からバネ31で付勢された接触板で、前記円筒型電池20の一方の電極に接触する第2の接触子6を有し、前記円筒型電池20の長手方向を同接触板3と、前記円筒型電池20の他の電極に接触する第1の接触子5を有する電池ケース本体の側面10aとの間に挟持している。
【0009】
以上の構成において、つぎにその動作を説明する。図3は図1の実施例に於いて、(単2)小径電池20bを装着する場合を説明する説明図で、小径電池20bの軸方向からみた断面を示している。図3−(A)に示すように、上方から(単2)小径電池20bを水平にして側板2間に挿入すると、図3−(B)に示すように、位置決め部2bを回動して凹部2aに収納しながら挿入され、底板1を押し下げることにより、図3−(C)に示すように、位置決め部2bの上から2つ(単1、単2用位置決め部)が元の位置に戻り、(単2)小径電池20bを底板1と位置決め部2bとの間に挟持して位置決めされる。このとき、電池の軸は所定の位置に固定され、同(単2)小径電池20bの両電極が第1の接触子または第2の接触子に接触される。
【0010】
図4は図3で装着した(単2)小径電池20bを取り外す場合を説明する説明図で、小径電池20bの軸方向からみた断面を示している。両側板2を手指で広げることにより底板1が(単2)小径電池20bを押し上げるので、(単2)小径電池20bを手指で簡単に取り出すことができる。尚、本説明では側板2を手指で広げたが、外部のボタン等に連動して側板2を広げる連動機構を設けてもよい。以上、図3および図4に基づいて(単2)小径電池20bの装着、取り外しを説明したが、前記位置決め部2bは(単1)大径電池20aの場合は上から1番目、(単3)小径電池20cの場合は上から3番目が開いて位置決めするようになる。
【0011】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明による電池ケースによれば、円筒型電池をケース本体の底面からバネで付勢された底板に乗せ、両側を、同円筒型電池の各径に対応して出没し、高さを規制する複数の位置決め部を備え、ケース本体の対向する両側面からバネで付勢された各側板により挟持し、一方の電極を電池ケース本体の同電極に対応する側面に設けた第1の接触子に接触し、他方の電極を電池ケース本体の前記側面に対向する側面からバネで付勢された接触板に設けた第2の接触子に接触するようにした電池ケースとしたので、異径の電池に係わらず、同一スペース内に効率よく収納することができ、アダプタを使用することなく、しかも、省スペースで異径電池の兼用使用を可能とした電池ケースを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電池ケースの一実施例を示す要部斜視図である。
【図2】本発明による電池ケースの他の実施例を示す要部拡大図である。
【図3】図1の実施例の動作のうち、電池の装着を説明するための説明図である。
【図4】図1の実施例の動作のうち、電池の取り外しを説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 底板
2 側板
2a 凹部
2a1 軸受部
2b 位置決め部
3 接触板
10 電池ケース本体
10a 電池ケース本体の側面
10b ガイド壁
11、21、22、31 バネ
20 円筒型電池
20a 大径電池(単1)
20b 小径電池(単2)
20c 小径電池(単3)
Claims (3)
- 円筒型電池をケース本体の底面からバネで付勢された底板に乗せ、両側を、同円筒型電池の各径に対応して出没し、高さを規制する複数の位置決め部を備え、ケース本体の対向する両側面からバネで付勢された各側板により挟持し、一方の電極を電池ケース本体の同電極に対応する側面に設けた第1の接触子に接触し、他方の電極を電池ケース本体の前記側面に対向する側面からバネで付勢された接触板に設けた第2の接触子に接触するようにしたことを特徴とする電池ケース。
- 前記各位置決め部を、径の異なる前記円筒型電池の軸が同一位置になるように形成してなることを特徴とする請求項1記載の電池ケース。
- 前記各位置決め部を、前記両側板の対向面に設けた凹部の対向する側壁の上方に形成した軸受部にコイルバネで付勢して回動自在に軸支することにより、同凹部に出没自在に収納してなることを特徴とする請求項1記載の電池ケース。
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