JP3774330B2 - 公衆情報サービス端末機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、不特定な者から料金を徴収して各種情報を表示し、その情報を印刷出力する公衆情報サービス端末機において、操作性を向上し、プリンタ部の構造を簡単化するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、個人がインターネットを利用して各種情報を得る場合、従来では、その個人やその個人を含む特定の者だけが使用可能なパーソナルコンピュータとモデム等の通信アダプタを用いて、予め契約しているインターネット接続業者のコンピュータに回線接続し、この接続業者のコンピュータを介してインターネット回線に接続し、必要な情報を得ている。
【0003】
しかし、外出先等でインターネットから情報を得ようとする場合には、少なくとも小型のコンピュータをいつも携帯していなければならないという不便さがある。
【0004】
このために、近年では、公衆電話機や自動販売機のように不特定な者がいつでもインターネット等からの情報提供を受けられるように、駅等の公共施設、店の店頭や店内等に、図9に示すような、公衆情報サービス端末機10を設置することが提案されている。
【0005】
この公衆情報サービス端末機10は、自動販売機のように縦長の箱型の筐体11を有し、筐体11の上部には、CRT型の表示装置12がその表示面を前方に向けた状態で内蔵されている。表示装置12の表示面には、タッチ操作式のスイッチパネル(図示せず)が設けられ、表示装置12の表示面の両側にはスピーカ13、13が設けられている。
【0006】
また、筐体11の前面の表示装置12の下方には、利用者の接近を検知する利用者検知センサ14、カード挿入口15、排紙口16が設けられ、排紙口16の下方には、紙幣挿入口17、硬貨投入口18、硬貨返却口19等が設けられている。
【0007】
この筐体11の内部には、図10に示すように情報を用紙20に印刷して排紙口16からその排紙口16の長さ方向に直交する方向に排出するプリンタ21が設けられており、また、図示してないが、プリンタ21の他にカード挿入口15に挿入されたカードに対する情報の読み書きを行うためのカード処理装置、紙幣挿入口17や硬貨投入口18に投入された貨幣の検査を行い、収納あるいは返却する処理装置、電話回線を介してデータ通信を行うためのターミナルアダプタやモデム等の通信アダプタおよびマイクロコンピュータ等からなる制御装置が設けられている。
【0008】
制御装置は、利用者検知センサ14で利用者の接近が検知されると、表示装置12の画面に利用可能なサービスのメニュー画面を表示し、スイッチパネルの操作で指定されたサービスに応じたプログラムを実行して、前記各装置の制御を行う。
【0009】
例えば、メニューでインターネットの利用が指定され、所定金額以上の料金が紙幣投入口17や硬貨投入口18に投入されると、所定のインターネット接続業者のコンピュータへダイアルアップ接続して、料金を徴収し、ホームページ閲覧用のプログラムを起動する。
【0010】
これによって、利用者はインターネットの利用が可能となり、必要な情報を表示装置12の画面で確認することができる。
【0011】
このインターネット利用中には、表示装置12の画面に表示されている内容を印刷出力できるように、表示画面に少なくとも印刷指令用のキーをスイッチパネルに対応付けて表示し、この印刷指令用のキー操作がなされると、表示装置12の画面上に表示されている情報をプリンタ21によって印刷して排紙口16から排出する。
【0012】
このように構成された公衆情報サービス端末機10を利用すれば、小型のコンピュータを常時携帯していなくても、駅等の公共施設や店等で各種情報を得ることができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した従来の公衆情報サービス端末機10では、利用者が常時立ち姿勢のままで利用しなければならず、長時間の利用の際に疲れてしまうという問題があった。
【0014】
また、前記した公衆情報サービス端末機10では、排紙口16を箱型の筐体11の平坦な前面に設けるとともに、プリンタ21をその排紙方向が排紙口16の長さ方向に直交するように配置しているため、プリンタ21を排紙口16に近い位置に設けるとカットした用紙の大部分が排紙口16からでてきて落下してしまう。これを防ぐためには排紙口16の内側に用紙押さえ等が必要となる。また、カットした用紙の先端のみが排紙口16から出るように、プリンタ21を排紙口16から遠い位置に設けると、プリンタ21から排紙口16までの間に用紙ガイドが必要となり、しかも、筐体の奥行きを大きくしなければならず、装置が大型化してしまう。
【0015】
本発明は、これらの問題を解決し、長時間の利用が楽に行え、プリンタ部の構造を簡単化し装置を小型化できる公衆情報サービス端末機を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の公衆情報サービス端末機は、
床に設置される筐体と、前記筐体の前面側から表示面を視認できる状態で前記筐体の上部に設けられた表示装置と、前記筐体内に設けられたプリンタと、前記プリンタが印刷した用紙を前記筐体内から排出するための排紙口と、利用者が操作するための操作手段と、前記筐体内に設けられ、前記操作手段の操作に応じて情報を前記表示装置に表示させ、該表示された情報を前記プリンタにより印刷し該印刷した用紙を前記排紙口から排出させるとともに利用者から利用料金を徴収する制御装置とを備えた公衆情報サービス端末機において、
前記筐体の前面側には、互いに水平方向に隙間を開けた状態で前方へ突出する一対のアームレストが設けられ、該一対のアームレストの少なくとも一方の内縁部には、外側方向へ斜めに延びた斜縁部が形成されており、
前記排紙口は、前記一方のアームレストの斜縁部に沿ってスリット状に形成され、
前記プリンタは、前記排紙口の背後で且つその排紙方向が前記排紙口の延びている方向に対して斜行するように配置されている。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。
図1〜図4は、実施形態の公衆情報サービス端末機30を示している。
【0018】
図1、図2に示しているように、この公衆情報サービス端末機30の筐体は、ベース部31、スタンド部32、シャーシ部33、表示操作部34およびデスク部35とによって一体に形成されている。
【0019】
ベース部31は、この端末機を設置する床面に密着するように下面が偏平な略矩形状に形成されている。スタンド部32は、ベース部31の前端からやや後方へ湾曲するように傾いた状態で立設されている。ベース部31およびスタンド部32は中空状に形成され、その内部同士が連続している。
【0020】
スタンド部32の上端にはシャーシ部33が固定されている。シャーシ部33は、前端側が水平で後端側が上方へ延びた底板33a、底板33aの前縁に立設された前板33b、底板33aの両端から互いに対向するように立設された側板33c、33d、底板33aの後縁に立設された後板33eとによって上面側が開口した箱状に形成されており、底板33aの前部の下面側をスタンド部32の上端に支持されている。
【0021】
シャーシ部33の傾斜した後部上面側は表示操作部34によって塞がれている。表示操作部34は、シャーシ部33より幅広の矩形状に形成され、その前面側は矩形状に大きく開口し、この開口部には液晶型の表示装置41が取り付けられている。
【0022】
図1、図3に示しているように、表示装置41の表示面には、タッチ操作式の透明なスイッチパネル42が操作手段として設けられている。なお、操作手段は、上記のスイッチパネル42の他に、表示装置41の表示面から離間した位置に設けられた押釦式のスイッチや、後述の赤外線送受器46で受信可能な赤外線信号を出力する赤外線リモコン等であってもよい。
【0023】
表示操作部34の上部両隅にはスピーカ43、43が設けられ、表示操作部34の前面上部の中央には、CCDカメラ44およびマイク45が横並びに取り付けられている。
【0024】
また、表示操作部34の前面下部の中央には、赤外線によって双方向に通信するための赤外線送受信器46が設けられている。この赤外線送受器46は、前記操作手段としての赤外線リモコンからの信号を受信したり、後述する端末載置台39に載置される小型携帯端末機に備えられた赤外線送受器との間でデータの通信を非接触に行うためのものである。
【0025】
デスク部35は、シャーシ部33の水平な前部上面側をシャーシ部33より広い幅で覆うように形成されている。デスク部35は、表示操作部34の下部と連続して前方へ台形状に延びた基部36と、基部36の前部両端から互いに水平方向に間隔をあけた状態で前方に向かって延び且つ先端側が僅かに下がるように突設された一対のアームレスト37、38によって構成されている。
【0026】
ベース部31の下面(設置面)からデスク部33までの高さは、90〜100センチメートルの範囲で例えば95センチメートル程度に設定されている。
【0027】
基部36の中央には、ノート型パーソナルコンピュータ等の小型携帯端末器を安定に載置できるように上面が平坦に形成された端末載置台39が矩形状に陥没形成されている。また、基部36の前端中央には、ICカードを所定の深さまで受け入れるためのカード挿入口47が横長スリット状に設けられている。カード挿入口47の周りには、ICカードを手で引き抜くことができるように内方へ略球面状に陥没した逃げ部48が設けられている。
【0028】
アームレスト37、38の内縁には、基部36の前面側から前方へ向かうほどアームレスト同士の間隔が広がるようにハの字状に斜めに延びた斜縁部37a、38aが設けられおり、その一方の斜縁部38aに沿って排紙口49がスリット状に設けられている。
【0029】
また、アームレスト37の先端側内縁には、人体が発する赤外線を検知する利用者検知センサ50が設けられている。この利用者検知センサ50の検知範囲は、例えば1メートル程度の狭い範囲に設定されている。
【0030】
なお、利用者の検知をこの赤外線式の利用者検知センサ50だけでなく、CCDカメラ44と併用し、利用者検知センサ50で赤外線を検知したら、CCDカメラ44で画像を取り込み、この取り込んだ画像が人の像であるか否かを判定してもよい。このようにすれば、人が近づいたのか人以外の動物が近づいたのかを区別することができる。
【0031】
また、デスク部35の基部36と表示操作部34との境界部には、指紋読取器51が設けられている。この指紋読取器51は、例えば料金の支払いをクレジットで行う際に、センタが指紋照合を実施している場合等に使用される。
【0032】
一方、筐体内部には、図4に示しているように、カード挿入口47に挿入されたICカードに対する情報の読み書きを行うためのカード処理装置55、情報を用紙に印刷して排紙口49から排出するプリンタ56、電話回線を介してデータ通信を行うための通信アダプタ57(モデム)およびマイクロコンピュータ等からなる制御装置60が設けられている。
【0033】
ここで、カード処理装置55はカード挿入口47の背後に取り付けられており、カード挿入口47から挿入されたICカードを所定の深さまで受け入れて、ICカードの表面の端子に接触子(図示せず)を接触させて、ICカードと情報の授受が行えるようにする。
【0034】
また、プリンタ56は排紙口49の背後の近傍に配置されている。プリンタ56は、例えばインク補充の不要なサーマルヘッド型のもので、筐体内の図示しないホルダーに支持された感熱ロール紙58を引出しながらその表面に印刷し排紙口49へ送り出してカットする。なお、用紙はロール紙だけでなく、予め定形(例えばB5判、A4判等)にカットされたカード紙であってもよい。
【0035】
プリンタ56の排紙方向は、シャーシ部33の前板33bに直交する方向、即ち、排紙口49が延びている方向に対し斜めに交わる向きに設定されている。このため、プリンタ56から送り出された用紙58は、図5の(a)に示しているように、排紙口49に対して斜行してその先端の一方の角部58aから先に出てくる。
【0036】
また、通信アダプタ57は、筐体の例えばベース部31内に取り付けられており、ベース部31の下面側から電源とともに引き込まれた回線(図示せず)に接続される。
【0037】
制御装置60は、筐体の例えばシャーシ部33内に配置されており、図示しないが、マイクロコンピュータを構成するCPU、ROM、RAMの他に、ハードディスク等の外部記憶装置およびそのコントローラ、ディジタル音声データをアナログ信号に変換してスピーカ43、43から出力し、マイク45から入力されたアナログ信号をディジタル音声データに変換するサウンド処理回路、表示コントローラとを備え、さらに、CCDカメラ44、赤外線送受器46、利用者検知センサ50、指紋読取器51、カード処理装置55および通信アダプタ57に対するインタフェースを含んでいる。
【0038】
制御装置60は、前記ROMおよび外部記憶装置に予め記憶されたプログラムにしたがって情報のサービスおよび料金の徴収を行う。
【0039】
この情報サービスは、前記ROMおよび外部記憶装置に記憶されている内容を変えることにより、設地場所等に応じて任意に設定することができる。
【0040】
例えば、インターネットの利用を含む情報サービスを行う場合、制御装置60は、利用者検知センサ50で利用者の接近が検知されるまでは、企業の広告画像を表示装置41に表示し、広告音声をスピーカ43、43から出力する(広告画像や音声の情報は、予め装置内に記憶されているか、あるいは回線を介して送られてくる情報のいずれてあってもよい)。
【0041】
そして、利用者検知センサ50で利用者がアームレスト37、38の間の近傍にきたことが検知されると、表示装置41の画面またはスピーカ43、43からの音声によってICカードの挿入を促す。
【0042】
利用者がICカードを挿入すると、そのICカードの情報が読み取られ、このICカードが利用可能か否か、即ち、所定以上の金額情報または度数情報が記録されているか否か、あるいはICカードにクレジット番号が記録されている場合にはそのクレジット番号を通信によって所定のセンタへ照会しその照会結果が正しいか否かを判定する。なお、ICカード処理装置は、一旦挿入されたICカードを利用者が任意のタイミングに引き抜くことができないようにロックする。
【0043】
挿入されたICカードが利用可能であれば、利用料金、利用時間、支払い方法(金額減算、度数減算、クレジット)等の説明画面を表示して利用者に確認させ、利用者が選択できるものについては選択操作させた後、インターネットを含む利用可能なサービスのメニュー画面をスイッチパネル42のスイッチ位置に対応させて表示する。
【0044】
メニュー画面でインターネットの利用が指定されたとき、ICカードにインターネット接続業者のアドレス情報等が記憶されていなかった場合には、予め設定されている所定のインターネット接続業者のコンピュータにダイヤルアップ接続し、利用者が通常利用しているインターネット接続業者のアドレス情報等がICカードに記憶されていた場合には、予め設定されている所定のインターネット接続業者とICカードに記憶されているインターネット接続業者の選択画面を表示し、選択されたインターネット接続業者のコンピュータにダイヤルアップ接続する。
【0045】
そして、ダイヤルアップ接続が確認されると、ICカードに対して所定の利用料金を徴収して、利用時間タイマーをスタートさせ、ホームページ閲覧用のプログラムを起動する。なお、この料金徴収処理は、ICカードの金額情報、度数情報の減算処理の場合の他に、クレジット会社への通信による請求の場合も含まれている。また、この公衆情報サービス端末機に紙幣や硬貨を処理するめための貨幣処理装置が設けられている場合には、利用者が投入した貨幣から料金を徴収する。
【0046】
これによって、利用者はインターネットの利用が可能となり、必要な情報を表示装置41の画面で確認することができる。
【0047】
利用者は、インターネット利用中に筐体の前面側から前方に突出する一対のアームレスト37、38に手や腕をついて上半身を預けながら、表示装置41の画面を見たり、スイッチパネル42の操作を行うことができるので、長時間利用していても疲れることがない。
【0048】
また、このインターネット利用中には、少なくとも、利用残り時間、利用者がアクセスしたいサイトのアドレスを入力するためのキー、画面に表示されている情報を印刷するためのキーおよびインターネットの利用を終了するためのキーがスイッチパネル42の各スイッチの位置に対応付けて表示される。
【0049】
ここで、利用者が画面に表示されている情報を印刷するためのキーを操作すると、画面に表示されている内容がプリンタ56によってロール紙58に印刷されて、排紙口49から排出される。
【0050】
このとき、プリンタ56から送り出された用紙58は、図5の(a)に示しているように、排紙口49に対して斜行してその先端の一方(左側)の角部58aが直ぐに排紙口49の左端(奥側)を通過する。このため、プリンタ56から送り出された用紙58は、排紙口49にガイドされて所定長前方へ移動して、図5の(b)のように用紙58の先端の他方(右側)の角部58bが排紙口49の右端(前端)に近づいた状態となり、用紙がロール紙の場合にはプリンタ56によってカットされる。
【0051】
このため、プリンタ56から送り出された用紙のうち、先端の一方の角部58aを含む一部のみが排紙口49を通過し、先端の他方の角部58bを含む残り部分は筐体内にあるため、プリンタ56から送り出された用紙が排紙口49から落下することがなく、用紙の排紙口49を通過した部分を持って前方へ引き抜けば、用紙全体を容易に取り出すことができる。なお、印刷が例えば1頁行われる毎にICカードに対して印刷料金が徴収される。
【0052】
このようにインターネットを利用して情報を得ている間に、利用時間タイマがタイムアップするか、ICカードの残額が無くなるか、あるいは利用者が終了キーを操作すると、制御装置60は、カード処理装置のICカードに対するロックを解除してICカードを返却させ、利用者が利用者検知センサ50の検知範囲に留まっている間はICカードの挿入を促し、利用者が利用者検知センサ50の検知範囲から立ち去ったときに、前記した広告の表示状態に戻る。
【0053】
以上のように、この公衆情報サービス端末機30には、筐体の前面側から前方に突出する一対のアームレスト37、38が設けられているので、利用者は、手や腕をアームレスト37、38について身体を預けた楽な姿勢で表示装置41の画面に表示された内容を確認したり、表示装置41の画面上のスイッチパネル42の操作を行うことができるため、少ない疲れで楽に長時間の利用ができる。
【0054】
また、前記したように、一方のアームレスト38の斜めに延びた内縁に沿って排紙口49を設けるとともに、プリンタ56の排紙方向を排紙口49に対して斜行する向きにしたことで、プリンタ56本体を排紙口49の背後に近づけて配置してもプリンタ56から送り出された用紙が排紙口49から落下する恐れがなく、用紙ガイドや用紙押さえが不要となるため、構造を簡単化でき、筐体の容積を小さくすることができる。
【0055】
なお、筐体の形状は前記実施形態に限定されるものではなく、例えば図6、図7に示す公衆情報サービス端末機30′のように、前記公衆情報サービス端末機30の筐体のベース部31、スタンド部32およびシャーシ部33を、縦長の箱状のベース部31′に変えてもよい。なお、公衆情報サービス端末機30′の他の部分は前記公衆情報サービス端末機30と同一である。
【0056】
また、一対のアームレストは前記した公衆情報サービス端末機30のように対称形状である必要はなく、非対称であってもよい。例えば図8に示す公衆情報サービス端末機30″のように、一方のアームレスト38′側の内縁には、外側方へ斜めに延びた斜縁部38a′を設け、その斜縁部38a′に沿って排紙口49を設け、プリンタ56を排紙口49の背後に且つその排紙方向が排紙口49の延びている方向に対して斜行するように配置する。なお、公衆情報サービス端末機30″の他の部分は前記公衆情報サービス端末機30あるいは公衆情報サービス端末機30′と同一である。
【0057】
【発明の効果】
筐体の前面側から水平方向に隙間を開けて前方へ突出する一対のアームレストを設けるとともに、一方のアームレストの内縁に外側へ斜めに延びた斜縁部を設け、この斜縁部に沿って排紙口を設けるとともに、プリンタをこの排紙口の背後で且つ排紙方向が排紙口の延びている方向に対して斜行するように配置している。
【0058】
このため、利用者がアームレストに手をついて身体を預けることができ、長時間の利用でも疲れが少なく楽に利用できる。
【0059】
また、プリンタによって印刷された用紙は、排紙口に対して斜行するように排出されるので、プリンタ自体を排紙口に近づけてもプリンタから送り出された用紙が落下する恐れがなく、また用紙ガイドや用紙押さえが不要となり、プリンタ部の構造が簡単化し、装置全体を小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の正面図
【図2】実施形態の側面図
【図3】実施形態の平面図
【図4】実施形態のブロック図
【図5】実施形態の要部の動作を説明するための概略平面図
【図6】筐体を変形した実施形態の正面図
【図7】図6の実施形態の側面図
【図8】アームレストを変形した実施形態の平面図
【図9】従来装置の外観を示す斜視図
【図10】従来装置の要部の動作を説明するための概略平面図
【符号の説明】
30 公衆情報サービス端末機
31 ベース部
32 スタンド部
33 シャーシ部
34 表示操作部
35 デスク部
37、38 アームレスト
37a、38a 斜縁部
41 表示装置
42 スイッチバネル
49 排紙口
56 プリンタ
58 用紙
60 制御装置

Claims (1)

  1. 床に設置される筐体と、前記筐体の前面側から表示面を視認できる状態で前記筐体の上部に設けられた表示装置と、前記筐体内に設けられたプリンタと、前記プリンタが印刷した用紙を前記筐体内から排出するための排紙口と、利用者が操作するための操作手段と、前記筐体内に設けられ、前記操作手段の操作に応じて情報を前記表示装置に表示させ、該表示された情報を前記プリンタにより印刷し該印刷した用紙を前記排紙口から排出させるとともに利用者から利用料金を徴収する制御装置とを備えた公衆情報サービス端末機において、
    前記筐体の前面側には、互いに水平方向に隙間を開けた状態で前方へ突出する一対のアームレストが設けられ、該一対のアームレストの少なくとも一方の内縁部には、外側方向へ斜めに延びた斜縁部が形成されており、
    前記排紙口は、前記一方のアームレストの斜縁部に沿ってスリット状に形成され、
    前記プリンタは、前記排紙口の背後で且つその排紙方向が前記排紙口の延びている方向に対して斜行するように配置されていることを特徴とする公衆情報サービス端末機。
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