JP2000196721A - 公衆情報サ―ビス端末機 - Google Patents

公衆情報サ―ビス端末機

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JP2000196721A
JP2000196721A JP10372827A JP37282798A JP2000196721A JP 2000196721 A JP2000196721 A JP 2000196721A JP 10372827 A JP10372827 A JP 10372827A JP 37282798 A JP37282798 A JP 37282798A JP 2000196721 A JP2000196721 A JP 2000196721A
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JP10372827A
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English (en)
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Masahiro Matsumoto
正浩 松本
Takeshi Asai
剛 朝井
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Anritsu Corp
Original Assignee
Anritsu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 背が極端に高い者や低い者でも楽な姿勢で利
用できるようにする。 【解決手段】 筐体のスタンド部32に表示装置61の
表示面の高さを可変させるための可変装置35を設け、
利用者の情報に基づいて可変装置を駆動制御して、表示
装置61の表示面を利用者に合った高さにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不特定な者から料
金を徴収して各種情報を表示する公衆情報サービス端末
機において、利用者が情報を視認しやすくするための技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、個人がインターネットを利用し
て各種情報を得る場合、従来では、その個人やその個人
を含む特定の者だけが使用可能なパーソナルコンピュー
タとモデム等の通信アダプタを用いて、予め契約してい
るインターネット接続業者のコンピュータに回線接続
し、この接続業者のコンピュータを介してインターネッ
トから必要な情報を得ている。
【0003】しかし、外出先等でインターネットから情
報を得ようとする場合には、少なくとも小型のパーソナ
ルコンピュータをいつも携帯していなければならないと
いう不便さがある。
【0004】このために、近年では、公衆電話機や自動
販売機のように不特定な者がいつでもインターネット等
からの情報提供を受けられるように、駅等の公共施設、
店の店頭や店内等に、図18に示すような公衆情報サー
ビス端末機10を設置することが提案されている。
【0005】この公衆情報サービス端末機10は、自動
販売機のように縦長の箱型の筐体11を有し、筐体11
の上部には、CRT型の表示装置12がその表示面を前
方に向けた状態で内蔵されている。この表示装置12の
高さは、不特定な者が立ち姿勢で利用することを考慮し
て、成人の平均的な身長範囲に合わせて決定されてい
る。
【0006】表示装置12の表示面には、タッチ操作式
のスイッチパネル(図示せず)が設けられ、表示装置1
2の表示面の両側にはスピーカ13、13が設けられて
いる。
【0007】また、筐体11の前面の表示装置12の下
方には、利用者の接近を検知する利用者検知センサ1
4、カード挿入口15、排紙口16が設けられ、排紙口
16の下方には、紙幣挿入口17、硬貨投入口18、硬
貨返却口19等が設けられている。
【0008】筐体11の内部には、図示していないが、
情報を印刷して排紙口16からその排紙口16の長さ方
向に直交する方向に排出するプリンタ、カード挿入口1
5に挿入されたカードに対する情報の読み書きを行うた
めのカード処理装置、紙幣挿入口17や硬貨投入口18
に投入された貨幣の検査を行い、収納あるいは返却する
貨幣処理装置、電話回線を介してデータ通信を行うため
の通信アダプタおよびマイクロコンピュータ等からなる
制御装置が設けられている。
【0009】制御装置は、利用者検知センサ14で利用
者の接近が検知されると、表示装置12の画面に利用可
能なサービスのメニュー画面を表示し、スイッチパネル
の操作で指定されたサービスに応じたプログラムを実行
して、前記各装置の制御を行う。
【0010】例えば、メニューでインターネットの利用
が指定され、所定金額以上の料金が紙幣投入口17や硬
貨投入口18に投入されると、所定のインターネット接
続業者のコンピュータへダイアルアップ接続して、料金
を徴収し、ホームページ閲覧用のプログラムを起動す
る。
【0011】これによって、利用者はインターネットの
利用が可能となり、必要な情報を表示装置12の画面で
確認することができる。
【0012】このインターネット利用中には、表示装置
12の画面に表示されている内容を印刷出力できるよう
に、少なくとも印刷指令用のキーをスイッチパネルに対
応付けて表示し、この印刷指令用のキー操作がなされる
と、表示装置12の画面上に表示されている情報をプリ
ンタによって印刷して排紙口16から排出する。
【0013】このように構成された公衆情報サービス端
末機10を利用すれば、パーソナルコンピュータを常時
携帯していなくても、駅等の公共施設や店等で各種情報
を得ることができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の公衆情報サービス端末機10では、成人の平均
的な身長に合わせて表示装置の画面の高さや向きを固定
しているため、背が極端に高い者や低い者にとっては膝
を曲げたり背伸びしないと画面が見にくくなり、また、
操作もしにくいという問題があった。
【0015】本発明は、この問題を解決し、背が極端に
高い者や低い者でも、楽な姿勢で利用できる公衆情報サ
ービス端末機を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の公衆情報サービス端末機は、床
に設置される筐体と、前記筐体の前面側から表示面を視
認できる状態で前記筐体の上部に設けられた表示装置
と、利用者が操作するための操作手段と、前記筐体の前
面側に利用者が近づいたことを検知するための利用者検
知センサと、利用料金を徴収するための料金徴収手段と
を有し、前記利用者検知センサによって利用者が検知さ
れると該利用者に情報の取得のための操作を促し前記操
作手段の操作に基づいて情報を前記表示装置に表示させ
るとともに料金を徴収する公衆情報サービス端末機にお
いて、駆動源を有し前記表示装置の表示面の高さまたは
傾きを可変させる可変装置と、利用者情報に基づいて前
記可変装置を駆動制御する制御手段とを設けたことを特
徴としている。
【0017】また、本発明の請求項2の公衆情報サービ
ス端末機は、請求項1記載の公衆情報サービス端末機に
おいて、前記利用者検知センサの検知範囲の像を取り込
むための画像センサを有し、前記制御手段は、前記画像
センサの画像出力から利用者の像を検出し、該検出した
利用者の像に応じて前記可変装置を駆動制御することを
特徴としている。
【0018】また、本発明の請求項3の公衆情報サービ
ス端末機は、請求項2記載の公衆情報サービス端末機に
おいて、前記操作手段は、前記表示装置の表示面または
該表示面の近傍に配置されており、前記制御手段は、前
記操作手段が操作されたときの前記画像センサの画像出
力に基づいて利用者の像を検出することを特徴としてい
る。
【0019】また、本発明の請求項4の公衆情報サービ
ス端末機は、請求項3記載の公衆情報サービス端末機に
おいて、前記筐体には、前記表示装置の表示面の下方位
置から互いに水平方向に隙間をあけるようにして前方へ
延びた一対のアームレストが突設されていることを特徴
としている。
【0020】また、本発明の請求項5の公衆情報サービ
ス端末機は、請求項1記載の公衆情報サービス端末機に
おいて、前記制御手段は、利用者による前記操作手段の
操作情報に応じて前記可変装置を駆動制御することを特
徴としている。
【0021】また、本発明の請求項6の公衆情報サービ
ス端末機は、請求項1記載の公衆情報サービス端末機に
おいて、カードに対する情報の読み書きを行うカード処
理装置を有し、前記制御手段は、前記カード処理装置に
よって読み取られた情報に基づいて前記可変装置を駆動
制御することを特徴としている。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。図1〜図5は、実施形態の公衆情報
サービス端末機30を示している。
【0023】図1、図2に示しているように、この公衆
情報サービス端末機30の筐体は、ベース部31、スタ
ンド部32、シャーシ部53、表示操作部54およびデ
スク部55とによって形成されている。
【0024】ベース部31は、この端末機を設置する床
面に密着するように下面が平坦な略矩形状に形成されて
いる。
【0025】スタンド部32は、下端がベース部31に
固定された状態で立設された角筒状の内筒体33と、内
筒体33に外接する角筒状に形成され内筒体33にガイ
ドされて上下に摺動自在な外筒体34とからなり、上下
方向に伸縮できるように形成されている。
【0026】スタンド部32の内部には、スタンド部3
2を伸縮させる昇降型の可変装置35が設けられてい
る。
【0027】図4は可変装置35の構造の一例を示して
いる。図4において、内筒体33の上板33aの中央に
は、円筒状で内壁にネジ溝が形成されたボス36が上板
33aを貫通するように固定されており、ボス36の両
側には、円筒体37、37が上板33aを貫通するよう
に固定されている。ボス36と一方の円筒体37の間に
は、投受光センサ38が固定されている。投受光センサ
38は、図4において横に並んだ3つの投光器と各投光
器にそれぞれ対向する受光器とが一体に形成されたもの
であり、上板33aには、投光器と受光器の隙間と連続
する穴(図示せず)が上下に貫通している。
【0028】ボス36にはボルト体39が螺合してい
る。ボルト体39の上端は、外筒体34の内壁に水平に
固定された第1の支持板40の中央に回転自在に支持さ
れている。
【0029】第1の支持板40の下面側には穴あき板4
1の上端が固定されている。穴あき板41は、帯状に縦
長に形成され、投受光センサ38の隙間を通り内筒体3
3内へ突出している。穴あき板41の上部、中央部およ
び下部には投受光センサ38の前記した3組の投受光器
で検知可能な穴41a〜41fが設けられている。
【0030】上部の穴41a、41bは、3組の投受光
器のうちの両端の2組の投受光器で検知され、中央部の
穴41c、41dは、3組の投受光器のうちの一端側と
中央の投受光器とで検知され、下部の穴41e、41f
は、3組の投受光器のうちの他端側と中央の投受光器と
で検知される。ここで、上部の穴41a、41bから中
央の穴41c、41dまでの距離および下部の穴41
e、41fから中央の穴41c、41dまでの距離は例
えば15〜20cm程度とする。
【0031】ボルト体39の両側には、ガイド軸42、
42が配置されている。ガイド軸42は、円柱状で内筒
体33に固定された円筒体37の穴をほぼ隙間のない状
態で上に挿通するガイド部42aと、ガイド部42aよ
り小径で同心の円柱状に形成されガイド部42aの上端
から上方に延びた支持部42bとによって構成されてい
る。
【0032】各ガイド軸42の支持部42bの下端部は
第1の支持板40に固定部材43を介して固定され、支
持部42bの上端は、第1の支持板40の上方に固定さ
れた第2の支持板45に固定部材46を介して固定され
ている。
【0033】第2の支持板45の上面中央には、駆動源
としてのモータ47が固定されている。モータ47の回
転軸47aはボルト体39と同心となる位置で第2の支
持板45の下面側に突出しており、モータ47の回転軸
47aとボルト体39の上端とは、カップリング48を
介して連結されている。
【0034】このように構成された可変装置35を有す
るスタンド部32は、ボルト体39が内筒体33の内方
へ進む方向にモータ47を回転させるとガイド軸42が
円筒体37にガイドされながら外筒体34が下降し、ボ
ルト体39が内筒体33から上方へ抜ける方向にモータ
47を回転させると、ガイド軸42が円筒体37にガイ
ドされながら外筒体34が上昇する。
【0035】スタンド部32の上端(外筒体34の上
端)にはシャーシ部53が固定されている。シャーシ部
53は、前端側が水平で後端側が上方へ延びた底板53
a、底板53aの前縁に立設された前板53b、底板5
3aの両端から互いに対向するように立設された側板5
3c、53d、底板53aの後縁に立設された後板53
eとによって上面側が開口した箱状に形成されており、
底板53aの前部の下面側をスタンド部32の上端に支
持されている。
【0036】シャーシ部53の傾斜した後部上面側は表
示操作部54によって塞がれている。表示操作部54
は、シャーシ部53より幅広の矩形状に形成され、その
前面側は矩形状に大きく開口し、この開口部には液晶型
の表示装置61が取り付けられている。
【0037】表示装置61の表示面には、タッチ操作式
の透明なスイッチパネル62が操作手段として設けられ
ている。なお、操作手段は、上記のスイッチパネル62
の他に、表示装置61の表示面の近傍に押釦式のスイッ
チを設けて形成してもよく、また、後述の赤外線送受器
66で受信可能な赤外線信号を出力する赤外線リモコン
等で構成してもよい。
【0038】表示操作部54の上部両隅にはスピーカ6
3、63が設けられ、表示操作部54の前面上部の中央
には、画像センサとしてのCCDカメラ64およびマイ
ク65が横並びに取り付けられている。
【0039】また、表示操作部54の前面下部の中央に
は、赤外線によって双方向に通信するための赤外線送受
信器66が設けられている。この赤外線送受器66は、
後述する端末載置台69に載置される携帯型端末機に備
えられた赤外線送受器との間でデータの通信を非接触に
行うためのものである。また、この赤外線送受器66は
前記操作手段として赤外線リモコンを用いた場合の受信
器としても使用することができる。
【0040】デスク部55は、シャーシ部53の水平な
前部上面側をシャーシ部53より広い幅で覆うように形
成されており、表示操作部54の下部と連続して前方へ
台形状に延びた基部56と、基部56の前部両端から互
いに水平方向に間隔をあけた状態で前方に向かって延び
且つ先端側が僅かに下がるように突設された一対のアー
ムレスト57、58によって構成されている。
【0041】基部56の中央には、ノート型パーソナル
コンピュータ等の携帯型端末機を安定に載置できるよう
に上面が平坦に形成された端末載置台59が矩形状に陥
没形成されている。
【0042】また、基部56の前端中央には、ICカー
ドを所定の深さまで受け入れるためのカード挿入口67
が横長スリット状に設けられている。カード挿入口67
の周りには、ICカードを手で引き抜くことができるよ
うに内方へ略球面状に陥没した逃げ部68が設けられて
いる。
【0043】一対のアームレスト57、58は対称にハ
の字状に延び、その内縁57a、58aは、基部56の
前面側から前方へ向かうほどアームレスト同士の間隔が
広がるように斜めに延びており、一方の内縁部58aに
沿って排紙口69がスリット状に設けられている。
【0044】また、アームレスト57の先端側内縁に
は、人体が発する赤外線を検知する利用者検知センサ7
0が設けられている。この利用者検知センサ70の検知
範囲は、図3に示しているように、アームレスト57、
58の間およびその前方の狭い範囲Aに設定されている
ため、この公衆情報サービス端末機30の側方や、アー
ムレスト57、58の前方側で2、3メートル以上離れ
た位置を通過する人は検知されない。
【0045】また、デスク部55の基部56と表示操作
部54との境界部には、指紋読取器71が設けられてい
る。この指紋読取器71は、例えば料金の支払いをクレ
ジットで行うときにセンタ側で、利用者の指紋照合を実
施している場合等に使用される。
【0046】なお、可変装置35の穴あき板41の中央
の穴41c、41dが投受光センサ38で検知される状
態のときに、ベース部31の下面(設置面)からデスク
部53の上面までの高さは、例えば95センチメートル
程度に設定されている。
【0047】一方、筐体内部には、図5に示しているよ
うに、カード処理装置75、プリンタ76、通信アダプ
タ77(モデム)およびマイクロコンピュータ等からな
る制御装置80が設けられている。
【0048】ここで、カード処理装置75はカード挿入
口67の背後に取り付けられており、カード挿入口67
から挿入されたICカードを所定の深さまで受け入れ
て、ICカードの表面の端子に接触子(図示せず)を接
触させて、ICカードと情報の授受が行えるようにす
る。
【0049】また、プリンタ76は排紙口69の背後の
近傍に配置されている。プリンタ76は、例えばインク
補充の不要なサーマルヘッド型のもので、筐体内に保持
された感熱ロール紙を引出しながらその表面に印刷し排
紙口69へ送り出してカットする。なお、用紙はロール
紙だけでなく、予め定形(例えばB5判、A4判等)に
カットされたカード紙であってもよい。
【0050】プリンタ76の排紙方向は、シャーシ部5
3の前板53bに直交する方向、即ち、排紙口69が延
びている方向に対し斜めに交わる向きに設定されている
ため、プリンタ76から送り出された用紙は、排紙口6
9に対して斜行してその先端の一方の角部から先に出て
くる。
【0051】また、通信アダプタ77は、電話回線を介
してデータ通信を行うためのものであり、筐体の例えば
ベース部31内に取り付けられており、ベース部31の
下面側から電源とともに引き込まれた回線(図示せず)
に接続される。
【0052】制御装置80は、筐体の例えばシャーシ部
53内に配置されており、図示しないが、マイクロコン
ピュータを構成するCPU、ROM、RAMの他に、ハ
ードディスク等の外部記憶装置およびそのコントロー
ラ、ディジタル音声データをアナログ信号に変換してス
ピーカ63、63から出力し、マイク65から入力され
たアナログ信号をディジタル音声データに変換するサウ
ンド処理回路、表示コントローラ、さらに、CCDカメ
ラ64、赤外線送受器66、利用者検知センサ70、指
紋読取器71、カード処理装置75および通信アダプタ
77に対するインタフェースを含んでいる。
【0053】制御装置80は、前記ROMおよび外部記
憶装置に予め記憶されたプログラムにしたがって、可変
装置35のモータ47の制御、情報のサービスおよび料
金の徴収を行う。
【0054】この情報サービスは、前記ROMおよび外
部記憶装置に記憶されている内容を変えることにより、
設地場所等に応じて任意に設定することができる。
【0055】図6は制御装置80の処理手順の一例を示
すフローチャートである。以下、このフローチャートに
基づいて公衆情報サービス端末機30の動作を説明す
る。
【0056】予め、筐体のスタンド部32の外筒体34
の高さは、穴あき板41の中央の穴41c、41dが投
受光センサ38で検知されている状態(これを標準状態
とする)に設定されているものとする。
【0057】制御装置80は、利用者検知センサ70で
利用者の接近が検知されるまでは、広告表示処理(S
1)を実行して、企業の広告画像を表示装置61に表示
し、広告音声をスピーカ63、63から出力する(広告
画像や音声の情報は、予め装置内に記憶されているか、
あるいは回線を介して送られてくる情報のいずれてあっ
てもよい)。
【0058】そして、利用者が一対のアームレスト5
7、58の先端の間の領域まで近づくと、これを利用者
検知センサ70が検知して表示装置61の画面またはス
ピーカ63、63からの音声によってICカードの挿入
を促す(S2、S3)。
【0059】利用者がICカードを挿入すると、そのI
Cカードの情報が読み取られ、このICカードが利用可
能か否か、即ち、所定以上の金額情報または度数情報が
記録されているか否か、あるいはICカードにクレジッ
ト番号が記録されている場合にはそのクレジット番号を
通信によって所定のセンタへ照会しその照会結果が正し
いか否かを判定する(S4、S5)。なお、ICカード
処理装置75は、一旦挿入されたICカードを利用者が
任意のタイミングに引き抜くことができないようにロッ
クする。また、ICカードが挿入されないで利用者が立
ち去った場合には、処理S1に戻る(S6)。
【0060】挿入されたICカードが利用できない場合
にはICカードが返却されて処理S4に戻り(S7)、
挿入されたICカードが利用可能であれば、利用料金、
利用時間、支払い方法(金額減算、度数減算、クレジッ
ト)等の案内とインターネットを含む利用可能なサービ
スのメニューをスイッチパネル62のスイッチ位置に対
応させて表示する(S8)。
【0061】メニュー画面上でスイッチパネル62の操
作によって特定のサービスが指定されると、CCDカメ
ラ64によって利用者の画像が取り込まれ、この画像に
基づいて、筐体の高さ(表示装置61の高さ)が利用者
の身長に対応しているか否かを判定する(S9〜S1
1)。
【0062】即ち、制御装置80は、CCDカメラ64
が取り込んだ画像から利用者の像を認識し、その利用者
の像の頭部が所定の高さ範囲にあるか否かを画像メモリ
上で判定する。なお、利用者の像は、例えば、スイッチ
パネル62が操作されたときにCCDカメラ64で取り
込んだ画像のみからパターン認識する方法だけでなく、
利用者検知センサ70で利用者の接近が検知されていな
いときの画像を定期的にCCDカメラ64で取り込んで
背景画像用のメモリに順次更新記憶し、利用者がスイッ
チパネル62の操作をしたときに取り込まれた画像と背
景画像用のメモリの最新の背景画像とを比較して異なっ
ているデータ部分を抽出することによっても認識でき
る。
【0063】図7に示すように、筐体の高さが標準状態
にあるときのCCDカメラ64の撮像範囲がBのように
設定されているときに、身長が中程度(例えば155〜
175cm)の利用者の頭部Haは、撮像範囲Bの中段
よりやや高い位置にあり、CCDカメラ64によって取
り込まれた画像データから得られる利用者の像は、図8
の(a)のように頭部Haの上端が所定の高さ範囲C内
にある。このように、利用者の像の頭部上端の位置が高
さ範囲C内にある場合、制御装置80は、利用者に対し
て筐体の高さが合っていると判定する。
【0064】また、身長が高い(例えば175cm以
上)の利用者の頭部Hbは、撮像範囲Bの上端に近い位
置にあり、CCDカメラ64によって取り込まれた画像
データから得られる利用者の像は、図8の(b)のよう
に頭部Hbの上端が高さ範囲Cより高い位置にある。
【0065】このように、利用者の像の頭部上端の位置
が高さ範囲Cより高い位置にある場合、制御装置80は
利用者に対して筐体の高さが低いと判定する。
【0066】また、身長が低い(例えば155cm以
下)の利用者の頭部Hcは、撮像範囲Bの下部にあり、
CCDカメラ64によって取り込まれた画像データから
得られる利用者の像は、図8の(c)のように頭部Hc
の上端が高さ範囲Cより低い位置にある。
【0067】このように、利用者の像の頭部上端の位置
が高さ範囲Cより低い位置にある場合、制御装置80は
利用者に対して筐体の高さが高いと判定する。
【0068】筐体の高さが利用者に対して低いあるいは
高いと判定されたとき、制御装置80は、利用者に高さ
を変える旨を表示あるいは音声で通知しながら、筐体を
伸長させる(S12〜S14)。
【0069】即ち、筐体の高さが利用者に対して低いと
判定されたときには、図9に示すように、投受光センサ
38で穴あき板41の下部の穴41e、41fが検知さ
れるまで、ボルト体39が内筒体33から上方に抜ける
方向にモータ47を回転駆動する。このモータ駆動によ
って、筐体の高さは図10のように標準状態より所定距
離(15〜20cm程度)高くなり、表示装置61の画
面が身長の高い利用者の頭部Hbの高さに最適な高さと
なる。
【0070】また、筐体の高さが利用者に対して高いと
判定されたときには、図11に示すように、投受光セン
サ38で穴あき板41の上部の穴41a、41bが検知
されるまで、ボルト体39が内筒体33の内方に進む方
向にモータ47を回転駆動する。このモータ駆動によっ
て、筐体の高さは図12のように標準状態より所定距離
(15〜20cm程度)低くなり、表示装置61の画面
が身長の低い利用者の頭部Hcの高さに最適な高さとな
る。
【0071】このようにして、表示装置61の画面が利
用者に最適の高さに設定されたのち、利用者が指定した
情報サービス処理を行う(S15)。
【0072】例えば、利用者がインターネットの利用を
指定したときには、ICカードにインターネット接続業
者のアドレス情報等が記憶されていなかった場合には、
予め設定されている所定のインターネット接続業者のコ
ンピュータにダイヤルアップ接続し、利用者が通常利用
しているインターネット接続業者のアドレス情報等がI
Cカードに記憶されていた場合には、予め設定されてい
る所定のインターネット接続業者とICカードに記憶さ
れているインターネット接続業者の選択画面を表示し、
選択されたインターネット接続業者のコンピュータにダ
イヤルアップ接続する。
【0073】そして、ダイヤルアップ接続が確認される
と、ICカードに対して所定の利用料金を徴収して、利
用時間タイマーをスタートさせ、ホームページ閲覧用の
プログラムを起動する。なお、この料金徴収処理は、I
Cカードの金額情報、度数情報の減算処理の場合の他
に、クレジット会社への通信による請求の場合も含まれ
ている。
【0074】これによって、利用者はインターネットの
利用が可能となり、必要な情報を表示装置61の画面で
確認することができる。
【0075】前記したように、筐体の高さは利用者自身
の身長に合わせてあるので、利用者は、表示装置61の
画面が見やすく、スイッチパネル62の操作を容易に行
うことができ、しかも、筐体の前面側から前方に突出す
る一対のアームレスト57、58に手や腕をついて上半
身を預けることができ、長時間利用していても疲れるこ
とがない。
【0076】また、このインターネット利用中には、少
なくとも、利用残り時間、利用者がアクセスしたいサイ
トのアドレスを入力するためのキー、画面に表示されて
いる情報を印刷するためのキーおよびインターネットの
利用を終了するためのキーがスイッチパネル62の各ス
イッチの位置に対応付けて表示される。
【0077】ここで、利用者が画面に表示されている情
報を印刷するためのキーを操作すると、画面に表示され
ている内容がプリンタ76によってロール紙に印刷され
て、排紙口69から排出される。なお、印刷が例えば1
頁行われる毎にICカードに対して印刷料金が徴収され
る。
【0078】このようにインターネットを利用して情報
を得ている間に、利用時間タイマがタイムアップする
か、ICカードの残額が無くなるか、あるいは利用者が
終了キーを操作すると、制御装置80は、カード処理装
置75のICカードに対するロックを解除してICカー
ドを返却させ、利用者が利用者検知センサ70の検知範
囲に留まっている間は処理S3に戻りICカードの挿入
を促し、利用者が利用者検知センサ70の検知範囲から
立ち去ると、筐体の高さを標準状態に戻して、前記した
広告の表示状態に戻る(S16〜S19)。
【0079】以上のように、この公衆情報サービス端末
機30は、利用者の身長に合わせて筐体の高さを可変
し、表示装置61の画面を利用者に最適な高さにしてい
るので、背が極端に高い者や低い者でも、膝を曲げたり
背伸びせずに画面を容易に見ることができ、操作も容易
に行え、長時間の利用を楽に行うことができる。
【0080】また、利用者がスイッチパネル62の操作
を行ったときの画像出力から利用者の像を検出するよう
にしているので、表示装置61の画面にほぼ正対する位
置にいる利用者の像を取り込むことができ、その利用者
が画面を見てスイッチ操作を行う姿勢における頭部の高
さ位置を正確に把握することができ、利用者に最適な高
さにすることができる。
【0081】また、表示装置の下方から前方に延びた一
対のアームレスト57、58を設けているため、利用者
をこのアームレストの間、即ち、表示装置の画面に正対
する位置に自然に且つより確実に誘導することができ、
利用者の像の検出をより正確に行うことができ、しか
も、利用者は手や腕をアームレスト57、58について
身体を預けた楽な姿勢で表示装置61の画面に表示され
た内容を確認したり、表示装置61の画面上のスイッチ
パネル62の操作を行うことができるため、少ない疲れ
で楽に長時間の利用ができる。
【0082】前記実施形態は筐体のスタンド部32に可
変装置35を設けて表示装置61の表示画面およびスイ
ッチパネル62の高さを可変していたが、図13に示す
公衆情報サービス端末機30′のように、スタンド部3
2は固定式とし、表示装置61とスイッチパネル62が
設けられている表示操作部54とシャーシ部53の後部
とを一体的に回動できるようにし、その傾きをモータ
(図示せず)の駆動によって可変する回動型の可変装置
35′を設け、この可変装置35′を制御装置80で制
御してもよい。
【0083】この場合、表示装置61の画面の傾きが平
均的な身長の利用者に対応する標準状態にあるときに、
前記実施形態と同様に利用者がスイッチ操作をしたとき
のCCDカメラ64の画像出力に基づいて利用者の像を
検出し、検出した利用者の像に対して表示装置61の表
示面の傾きが合っているかを判定し、身長が標準より高
い利用者に対しては表示装置61の表示面が水平に近く
なる方向に可変装置35′を駆動して、身長が標準より
低い利用者に対しては表示装置61の表示面が垂直に近
くなる方向に可変装置35′を駆動し、利用者に最適な
傾きとなるようにする。
【0084】なお、可変装置35′の機構は、例えば図
14に示すように、モータ91によってウォームギア9
2を回転し、このウォームギア92に噛合する平ギア9
3の回転力を表示操作部54側に伝達するものであり、
平ギア93に連結されたスリット円板94のスリットを
投受光センサ95で検出して、表示面の傾きを設定す
る。
【0085】また、図15に示す公衆情報サービス端末
機30″のように、昇降型の可変装置35と回転型の可
変装置35′とを併用して、表示装置61の画面の高さ
および傾きを、利用者に最適となるように制御してもよ
い。
【0086】この場合、表示装置61の高さおよび画面
の傾きが平均的な身長の利用者に対応しているときに、
前記実施形態と同様に利用者がスイッチ操作をしたとき
のCCDカメラ64の画像出力に基づいて利用者の像を
検出し、検出した利用者の像に対して表示装置61の高
さおよび表示面の傾きが合っているかを判定する。
【0087】そして、身長が標準より高い利用者に対し
ては、可変装置35によって表示装置61の高さを所定
距離高くするとともに、可変装置35′によって表示面
の傾きを水平に近くなる方向に所定角度傾け、身長が標
準より低い利用者に対しては、可変装置35によって表
示装置61の高さを所定距離低くするとともに、可変装
置35′によって表示装置61の表示面を垂直に近くな
る方向に所定角度傾けて、利用者に最適な傾きとなるよ
うにする。
【0088】このように、表示装置の表示面の高さと傾
きとを可変することで、利用者に対してより最適な状態
とすることができ、利用者は画面がさらに見やすくな
り、操作しやすくなり、しかも、可変装置35の昇降範
囲および可変装置35′の回動範囲を小さくすることが
でき、可変装置35や可変装置35′を設けたことによ
る端末機の機械的な強度の低下を防ぐことができる。
【0089】また、前記実施形態では、CCDカメラ6
4によって利用者の像を検出し、その利用者の身長を判
断して表示装置の高さや傾きを自動的に可変していた
が、CCDカメラ64による利用者の像の取り込みを行
わずに、利用者自身のスイッチ操作で表示装置の高さや
傾きを任意に設定できるようにしてもよい。
【0090】図16は、高さを利用者自身に設定させる
場合の制御装置80のフローチャートの一例を示してい
る。
【0091】図16のフローチャートの処理S21〜S
27は図6に示したフローチャートの処理S1〜S7と
同一なので説明を省略し、処理S28から説明する。
【0092】処理S25でICカードが利用可能と判定
されると、表示装置61の表示面の高さが可変できるこ
とを利用者に画面や音声で通知するとともに、高さ可変
用のキー(アップキー、ダウンキー)および高さが現状
でよいことを示すためのキー(OKキー)をスイッチパ
ネル62の各スイッチに対応付けて表示する(S28、
S29)。
【0093】そして、利用者がアップキーを操作してい
る間、制御装置80は筐体が伸長するように可変装置3
5を駆動して表示装置61の高さを高くし、ダウンキー
を操作している間、制御装置80は筐体が短縮するよう
に可変装置35を駆動して表示装置61の高さを低くす
る(S30〜S32)。なお、この昇降の範囲は、穴あ
き板41の上部の穴が投受光センサ38で検出された状
態を上限、下部の穴が投受光センサ38で検出された状
態を下限とし、その間の任意の高さに設定することがで
きる。
【0094】利用者がアップキーやダウンキーを操作し
て自分に最適な高さに調整した後、OKキーを操作する
と、前記実施形態と同様に利用料金、利用時間、支払い
方法(金額減算、度数減算、クレジット)等の案内とイ
ンターネットを含む利用可能なサービスのメニューをス
イッチパネル62のスイッチ位置に対応させて表示し、
メニュー画面上でスイッチパネル62の操作によって特
定のサービスが指定されると、その指定された情報サー
ビス処理を行う(S33〜S36)。以後の処理S37
〜S40は、図6のフローチャートの処理S16〜S1
9と同一である。
【0095】なお、ここでは、利用者自身のスイッチ操
作で表示装置の高さを可変する場合について説明した
が、前記図13、図15に示したように表示面の傾きを
可変する可変装置35′を設けた場合には、利用者自身
のスイッチ操作に応じて表示装置の画面の傾き、あるい
は画面の傾きと高さを設定させる。
【0096】このように、利用者のスイッチ操作に応じ
て表示装置の画面の高さや傾きを自由に設定できるよう
にすれば、身長差のある複数の者が同時に端末機を利用
する場合等に便利である。
【0097】また、ICカードに利用者自身の身長情報
を予め記憶しておき、公衆情報サービス端末機がこのI
Cカードから身長情報を読み取り、この読み取った身長
に対して表示装置の高さや傾きが最適となるように可変
装置を制御してもよい。
【0098】また、公衆情報サービス端末機を利用した
ときの表示装置の高さや傾きの情報を利用者のICカー
ドに記録しておき、次回の利用時にICカードから表示
装置の高さや傾き情報を読み出し、表示装置の高さや傾
きがICカードから読み出した高さや傾きと一致するよ
うに可変装置を制御してもよい。
【0099】例えば、図6のフローチャートの処理S9
と処理S10の間、あるいは図16のフローチャート処
理S25と処理S28の間に、図17に示す処理S4
1、S42を追加し、ICカードに高さ情報(あるいは
傾き情報)が記録されている場合には、その高さ情報に
合わせて表示装置の高さを可変して処理S15あるいは
処理S34へ移行し、ICカードに高さ情報が記録され
ていない場合には、処理S10あるいは処理S28に移
行する。そして、処理S17あるいは処理S38でカー
ドを返却する前に、表示装置の高さ(あるいは傾き情
報)をICカードに記録する。
【0100】このように、ICカードから利用者の身長
情報や利用者に合った表示装置の高さや傾きの情報を読
み出してその読み出した情報に合うように表示装置の高
さや傾きを可変するようにすれば、利用者の像の取り込
みが不要となり処理が高速化され、また、キー操作を毎
回する必要がなくなり利用者の操作を省略できる。
【0101】なお、ICカードでなく、磁気カードで料
金の徴収を行う場合には、この磁気カードに利用者の身
長情報や表示装置の高さや傾きの情報を記録しておき、
その情報を読み出してその情報に合うように表示装置の
高さや傾きを可変する。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の公衆情報
サービス端末機は、表示装置の表示面の高さまたは傾き
を可変させる可変装置と、利用者情報に基づいて前記可
変装置を駆動制御する制御手段とを設けているため、表
示装置の高さや傾きを利用者に合わせることができる。
【0103】また、利用者検知センサの検知範囲の像を
取り込むための画像センサを有し、画像センサの画像出
力から利用者の像を検出し、検出した利用者の像に応じ
て可変装置を駆動制御する公衆情報サービス端末機で
は、利用者の実際の像に基づいて表示装置の高さや傾き
を可変でき、より正確な可変制御が行える。
【0104】また、操作手段を表示装置の表示面または
表示面の近傍に配置し、操作手段が操作されたときの画
像センサの画像出力に基づいて利用者の像を検出する公
衆情報サービス端末機では、利用者が表示画面を見て操
作する姿勢の像によって表示装置の高さや傾きを可変す
ることができ、さらに正確な可変制御が行える。
【0105】また、筐体に表示装置の表示面の下方位置
から互いに水平方向に隙間をあけるようにして前方へ延
びた一対のアームレストを突設した公衆情報サービス端
末機では、利用者を一対のアームレストの間に自然に誘
導でき、この状態で利用者の像をより正確に検出でき、
また、利用者は、一対のアームレストに手をついた楽な
姿勢で表示画面を見たり操作を行うことができる。
【0106】また、利用者による操作手段の操作情報に
応じて可変装置を駆動制御する公衆情報サービス端末機
では、利用者自身の操作で表示装置の高さや傾きを設定
することができる。
【0107】また、カードに対する情報の読み書きを行
うカード処理装置を有し、このカード処理装置によって
読み取られた情報に基づいて可変装置を駆動制御する公
衆情報サービス端末機では、利用者の身長情報や最適な
表示装置の高さや傾きの情報を予めカードに記録してお
けば、カードをカード処理装置に挿入するだけで、表示
装置の高さや傾きが利用者に最適な状態となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の正面図
【図2】実施形態の側面図
【図3】実施形態の平面図
【図4】実施形態の要部の拡大正面図
【図5】実施形態のブロック図
【図6】制御装置の処理手順の一例を示すフローチャー
【図7】CCDカメラの撮像範囲と利用者との関係を説
明するための側面図
【図8】CCDカメラによって取り込んだ利用者の像を
示す図
【図9】筐体の高さを高くしたときの要部の拡大正面図
【図10】筐体の高さを高くしたときのCCDカメラの
撮像範囲と利用者との関係を説明するための側面図
【図11】筐体の高さを低くしたときの要部の拡大正面
【図12】筐体の高さを低くしたときのCCDカメラの
撮像範囲と利用者との関係を説明するための側面図
【図13】他の実施形態の側面図
【図14】回動型の可変装置の概略構造を示す図
【図15】他の実施形態の側面図
【図16】他の実施形態の制御装置の処理手順を示すフ
ローチャート
【図17】他の実施形態の制御装置の処理手順を示すフ
ローチャート
【図18】従来装置の外観を示す斜視図
【符号の説明】
30、30′、30″ 公衆情報サービス端末機 31 ベース部 32 スタンド部 35、35′ 可変装置 39 ボルト体 38 投受光センサ 41 穴あき板 47 モータ 53 シャーシ部 54 表示操作部 55 デスク部 57、58 アームレスト 61 表示装置 62 スイッチパネル 70 利用者検知センサ 80 制御装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年1月28日(1999.1.2
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0093
【補正方法】変更
【補正内容】
【0093】そして、利用者がアップキーを操作してい
る間、制御装置80は筐体が伸長するように可変装置3
5を駆動して表示装置61の高さを高くし、ダウンキー
を操作している間、制御装置80は筐体が短縮するよう
に可変装置35を駆動して表示装置61の高さを低くす
る(S30〜S3)。なお、この昇降の範囲は、穴あ
き板41の上部の穴が投受光センサ38で検出された状
態を上限、下部の穴が投受光センサ38で検出された状
態を下限とし、その間の任意の高さに設定することがで
きる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0094
【補正方法】変更
【補正内容】
【0094】利用者がアップキーやダウンキーを操作し
て自分に最適な高さに調整した後、OKキーを操作する
と、前記実施形態と同様に利用料金、利用時間、支払い
方法(金額減算、度数減算、クレジット)等の案内とイ
ンターネットを含む利用可能なサービスのメニューをス
イッチパネル62のスイッチ位置に対応させて表示し、
メニュー画面上でスイッチパネル62の操作によって特
定のサービスが指定されると、その指定された情報サー
ビス処理を行う(S3〜S3)。以後の処理S3
〜S4は、図6のフローチャートの処理S16〜S1
9と同一である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0099
【補正方法】変更
【補正内容】
【0099】例えば、図6のフローチャートの処理S9
と処理S10の間、あるいは図16のフローチャート
処理S25と処理S28の間に、図17に示す処理S
1、S2を追加し、ICカードに高さ情報(あるいは
傾き情報)が記録されている場合には、その高さ情報に
合わせて表示装置の高さを可変して処理S15あるいは
処理S3へ移行し、ICカードに高さ情報が記録され
ていない場合には、処理S10あるいは処理S28に移
行する。そして、処理S17あるいは処理S3でカー
ドを返却する前に、表示装置の高さ(あるいは傾き情
報)をICカードに記録する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図7】
【図8】
【図6】
【図9】
【図10】
【図14】
【図17】
【図11】
【図12】
【図18】
【図13】
【図15】
【図16】
フロントページの続き Fターム(参考) 5K023 AA01 AA02 BB11 EE13 GG04 HH06 HH10 KK05 KK10 MM27 5K025 CC01 DD07 5K040 BB05 BB09 CC04 FF02 FF03 FF14 5K101 KK02 NN06 NN18 NN19 NN36 NN37

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】床に設置される筐体と、前記筐体の前面側
    から表示面を視認できる状態で前記筐体の上部に設けら
    れた表示装置と、利用者が操作するための操作手段と、
    前記筐体の前面側に利用者が近づいたことを検知するた
    めの利用者検知センサと、利用料金を徴収するための料
    金徴収手段とを有し、前記利用者検知センサによって利
    用者が検知されると該利用者に情報の取得のための操作
    を促し前記操作手段の操作に基づいて情報を前記表示装
    置に表示させるとともに料金を徴収する公衆情報サービ
    ス端末機において、 駆動源を有し前記表示装置の表示面の高さまたは傾きを
    可変させる可変装置と、 利用者情報に基づいて前記可変装置を駆動制御する制御
    手段とを設けたことを特徴とする公衆情報サービス端末
    機。
  2. 【請求項2】前記利用者検知センサの検知範囲の像を取
    り込むための画像センサを有し、 前記制御手段は、前記画像センサの画像出力から利用者
    の像を検出し、該検出した利用者の像に応じて前記可変
    装置を駆動制御することを特徴とする請求項1記載の公
    衆情報サービス端末機。
  3. 【請求項3】前記操作手段は、前記表示装置の表示面ま
    たは該表示面の近傍に配置されており、 前記制御手段は、前記操作手段が操作されたときの前記
    画像センサの画像出力に基づいて利用者の像を検出する
    ことを特徴とする請求項2記載の公衆情報サービス端末
    機。
  4. 【請求項4】前記筐体には、前記表示装置の表示面の下
    方位置から互いに水平方向に隙間をあけるようにして前
    方へ延びた一対のアームレストが突設されていることを
    特徴とする請求項2または請求項3記載の公衆情報サー
    ビス端末機。
  5. 【請求項5】前記制御手段は、利用者による前記操作手
    段の操作情報に応じて前記可変装置を駆動制御すること
    を特徴とする請求項1記載の公衆情報サービス端末機。
  6. 【請求項6】カードに記録されている情報を読み取るカ
    ード処理装置を有し、前記制御手段は、前記カード処理
    装置によって読み取られた情報に基づいて前記可変装置
    を駆動制御することを特徴とする請求項1記載の公衆情
    報サービス端末機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005109149A2 (de) * 2004-05-07 2005-11-17 Wincor Nixdorf International Gmbh Informationsterminal mit rammschutz
CN108706511A (zh) * 2018-04-17 2018-10-26 国家电网公司 一种自助终端设备自动升降平台

Cited By (3)

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WO2005109149A3 (de) * 2004-05-07 2006-03-23 Wincor Nixdorf Int Gmbh Informationsterminal mit rammschutz
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