JP3774229B2 - 高電圧用途用のシリコーンゴムよりなる電気絶縁体 - Google Patents

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Description

本発明は、プラスチックよりなる高電圧電気絶縁体であって、少なくとも1本のガラス繊維ロッド、ガラス繊維ロッドを取り囲み、絶縁体の長手軸の向きに配列され、それらが凸状の上面と凹状または平坦な下面とを形成するように上屋形状に曲げられた同心円バルジを有するシリコーンゴムよりなる少なくとも1つのシールドカバーおよび絶縁体の両端部における金属取付部品を含む高電圧電気絶縁体に関する。
架空線用の高電圧絶縁体は、長年、セラミック電気絶縁材料、例えば、磁器またはガラスより製造されてきた。これとともに、複合仕様においてガラス繊維芯とプラスチックよりなるシールドカバーとを含む絶縁体は、比較的軽い固有の重量に加え、小火器よりの発射体に対する機械抵抗もまた改良されると考えられる一連の長所を特徴とするので、益々重要性を獲得しつつある。このような複合絶縁体のシールドカバーは、この場合、主として、脂環式エポキシ樹脂類、ポロテトラフルオロエチレン、エチレン−プロピレン−ジエンゴム類またはシリコーンゴムより構成される。
他のシールド材料よりなる複合絶縁体およびまた従来の絶縁体と比較して、シリコーンゴムよりなるシールドカバーを有する複合絶縁体は、高度に汚染された大気を有する地域で使用される時、優れた絶縁性を有するという長所を有する。こうした理由により、従来の絶縁体をシリコーンゴムよりなるシールドカバーを有する複合絶縁体と交換することによって、大気汚染によって生ずる電気絶縁性の問題を抱える既存の架空線の性能を向上させるために、シリコーンゴム絶縁体が益々使用されつつある。
高度に汚染された大気中での絶縁性能に関し、他の複合プラスチック絶縁体および従来の絶縁体と比較してシリコーンゴムよりなる複合絶縁体の優れた点は、特異なシリコーンゴム類の2つの能力に基づく:
−シリコーンゴム類は、撥水性である。水は、シリコーンゴム表面をビーズになって流れる。
−シリコーンゴム類は、それらの内部から同じく撥水性である低分子量のそれらの表面シロキサン類へと拡散する。よごれがシリコーンゴム表面にある場合、低分子量のシロキサン類が個々のよごれ粒子に近づき、よごれ粒子を包み込み、その結果、よごれ粒子が同じく撥水性となる。
これらシリコーンゴム効果は、6th International Symposium on High Voltage Engineering, Paper 12.01, New Orleans 1989の際のJ. Kindersberger and M. Kuhl “Effect of Hydrophobicity on Insulator Performance”, Published in 1989の刊行物にさらに詳細に記載されている。架空線用の高電圧絶縁体の場合、これら効果は、絶縁体上の汚れた表面が完全に湿潤することができず、かくして、電気表面導電率が低いままであるという結果を有する。重電流部分放電の発生が抑制され、絶縁体全長にわたる電気フラッシュオーバが生じない。
シリコーンゴムよりなるシールドカバーを有する複合仕様の架空線用の高電圧絶縁体は、それらの下面で平坦となるように構成され、DE-A-27 46 870に従い、放射状にプレストレスされた個々の予め製造されたシールドをシリコーンゴムで被覆されたガラス繊維ロッドに押し当て、それらを前記ロッドとともに加硫することによって製造することのできるシールドを多くの用途に対して備えている。
絶縁体を作動させるのに必要とされる導電路は、シールドの数および径によって得ることができる。絶縁体の使用地域が非常に高度に大気汚染されている場合には、絶縁体の導電路は、低い大気汚染の使用地域におけるよりもより長くする必要がある。この場合、物理的制限は、IECパブリケーション815において定義されており、上屋張出しおよびシールド間隔について存在する。絶縁体の長さ当たりの比導電路(specific tracking path)を得るために、任意の大きな径を有するスクリーンを設計したり、それらを互いに任意に接近させて配列することは不可能である。かくして、ここで、平坦なシールドについて固有の制限が設定される。
したがって、導電路を長くするために、溝を有する下面にプラスチックの複合絶縁体のシールドを取り付けることが既に提案されている。このような絶縁体は、例えば、EP-A-0 223 777またはDE-A-11 80 017に示されている。そこに記載された絶縁体は、それら自体では実用的でないことが立証されている。シールド下面の溝は、例えば、ガラスまたは磁器よりなるキャップアンドピン絶縁体(cap-and-pininsulators)より公知であるものであり、大気よりの汚れで満たされやすい。溝が雨によって洗浄されないので、このような絶縁体の自浄性は乏しい。霧の中での高い表面導電率は、その結果、従来の材料よりなるこのような絶縁体を電気的にフラッシュオーバしやすくし、プラスチックよりなるものは、トラッキングまたは部分燃焼の危険に晒される。したがって、より良好な自浄力ゆえに、高度に大気汚染された地域では、下面に溝を有しない平坦なシールドを有する従来の絶縁体および複合絶縁体が今日では使用されている。これらの絶縁体は、大きなシールド径と、望ましくはないが、かなり長い絶縁体長さとによってそれらの必要とする導電路を獲得している。
GB-A-2 089 141は、個々の予め製造されたシールドをガラス繊維ロッドに押し当て、シリコーンゴムからなってもよいシールドが下面で平坦であるかまたは図に従いリブを設けることもできるプラスチック複合絶縁体を記載している。シールド接続部は、連結された金属リングまたは中空シリンダーによって電気的に架橋されている。
WO 92/10843は、ポリマー材料、例えば、ポリジメチルシロキサンまたはジメチルシロキサン/メチルビニルシロキサンコポリマーよりなる少なくとも1つのシールドが磁器コンポネントに固定されたキャップアンドピン絶縁体を教示している。シールドの下面は、リブを有してもよい。個々のキャップアンドピン絶縁体は、金属接続リンクを介して絶縁体鎖を形成するために結合させることができる。
EP-A-0 033 848は、射出成形またはトランスファー成形法において、GRPロッドがシールドでカバーされ、数個割り型を使用することが可能なプラスチック複合絶縁体を製造するための方法を開示している。シールドカバーの材料としては、とりわけシリコーンゴムが挙げられている。
本発明の目的は、短い全長で、より長い導電路を有し、そうするために、IECパブリケーション815に従う物理的な寸法を満たし、さらに低いコストで製造することができ、高度に汚染された大気中で使用する時に、優れた絶縁性を有する高電圧絶縁体を提供することであった。
この目的は、本発明に従い、冒頭に記載した包括的なタイプの絶縁体であり、シールドカバーおよびバルジが本質的にポリビニルジメチルシロキサンプラス充填剤からなり、過酸化物で架橋され、シールドカバーおよびバルジのショアA硬度が少なくとも40であり、バルジが上屋形状に曲げられ、各々が下面に少なくとも1つの溝(4)を有する点にその特徴が認められる絶縁体によって達成される。
絶縁体製造業者およびユーザーの予想に反して、驚くべきことに、シリコーンゴムよりなり、シールドの下面に溝を有する複合絶縁体について、他の材料よりなるが同様の幾何学的シールド仕様を有する従来公知の絶縁体の場合におけるよりも、より良好な絶縁体が生ずることが見いだされた。
上屋形状に曲げられたバルジの下面領域に複数の溝を配列することが本発明に従い好ましい。この場合、溝は、ピークから床までの距離として測定して、最小深さ少なくとも1mmを有することを意図され、好ましくは、それらの深さは、5〜50mmの範囲であることが意図されている。溝の幅は、2つの隣接するピークの間の距離として測定され、3〜200mmの範囲にあることがよく、好ましくは、5〜80mmの範囲にあることがよい。さらに、溝の領域およびそれらの端部において、鋭いエッジの角および点がなく、これらは、丸い仕様であることが好ましい。溝間に突出する突起型ウエブは、垂直であっても、急勾配で傾斜していてもよい。隣接する溝を同心円配列すると、円筒状または円錐状のウエブが生ずる。溝またはウエブは、好ましくは、長手軸の周りに同心円状に伸びるが、それらは、また、中心を外れて案内されていてもよい。
本発明に従う好ましい実施態様において、IECパブリケーション815に従い、l4/dの比は、上限値5に制限されるべきである:変数l4は、2点、好ましくは、長手軸を断面表面に包括する断面における2点間のシールド表面の真の導電路を表し、dは、空気を介するこれら点の間の最短距離を表す。
本発明に従う絶縁体は、DE-A-27 46 870に記載の方法を使用し、シールドを別個に製造し、それらを放射状にプレストレスされるようにシリコーンゴムで被覆されたガラス繊維ロッドに押し当て、それらをシリコーンゴム層とともに加硫することによって製造することができる。この方法は、上屋張出しおよびシールド間隔についてのIEC815に定められた制限を観測しつつ、絶縁体の全長を選択し、所望される導電路を選択するのに大きな自由度を可能とする。
シールドカバー用、特に、シールド用の材料としては、好ましくは、そのショアA硬度が60より大であるシリコーンゴムが使用され、このようなものは、HTCシリコーンゴム(HTC=高温架橋)によって供給され、これは、ポリビニルジメチルシロキサンおよび充填剤からなり、過酸化物の助けを借りて架橋される。その他のシリコーンゴムも、それらがポリオルガノジメチルシロキサンである限り、使用することができる。本発明に従い特に適当なシリコーンゴムは、好ましくは、耐燃性にアレンジされ、IECパブリケーション707に従う易燃性分類FVOが達成される。これは、充填剤酸化アルミニウム水和物を包含させるかまたは白金−グアニジン錯体を使用することによって達成される。かくして、耐燃性の改良に加え、DIN VDE 0441 Part 1に従う高電圧トラッキング抵抗HK2および高電圧アーク抵抗HL2も、また、少なくとも達成される。HK分類2の高電圧トラッキング抵抗を満たすためには、5つの試験標品が多工程試験で6時間にわたって電圧3.5kVに耐える必要がある。HL分類2の高電圧アーク抵抗に到達するためには、10個の試験標品が240秒より長い燃焼時間にわたって首尾よくアークに晒されることが可能である必要がある。本発明に従いシリコーンゴムよりなる高電圧絶縁体は、DIN VDE 0411, Part 1に従い、分類HD2に従う高電圧拡散強度を満足する。
本発明に従う絶縁体を製造する際、溝を有して形成されるシールドを造形する時、シールドが形成される型の充填が完全に達成され、可能な限り、空気を混入させないように、さらに注意を払うべきである。
シールド仕様と材料との本発明に従う組み合わせは、同じくさらなる長所を提供する。シリコーンゴムは、シリコーン合成が純粋なケイ素より進行するので、高価な材料であることが知られている。したがって、シリコーンゴムよりなる絶縁体の平坦なシールド仕様は、材料の仕様を最小とすることを目的とし、これは、幾分なりとも薄いシールドをもたらす。したがって、シリコーンゴムよりなる薄いシールド、特に、比較的大口径のものは、機械的に不安定であり;それらは、貯蔵および輸送の間に変形しやすく、また、機械的に容易に損傷されやすい。シールド下面での溝の使用は、平坦なシールドと同一またはそれより長い導電路についてさえシールドをより短い径に保つことを可能とし、この場合、シールドは、シールド下面の溝の補強効果によりかなり大きい機械的安定性を獲得する。溝に対する材料の使用は、わずかであり、平坦なシールドの場合の導電路の延長が径を大きくすることを介してしか達成することができないので、それによって獲得される導電路の長さによって随分と補償され、これが材料計算において2次方程式的に特徴となる。
複数の図面を参照して、実施例により本発明に従う複合仕様の高電圧絶縁体を説明する。図面および実施例は、高電圧架空線絶縁体を設計するための規定を含み、シールドの仕様および構成をカバーするIECパブリケーション815を参考とする。
図1は、本発明に従う絶縁体の部分断面図を示す。絶縁体は、ロッド内において無限軸的に平行様式で配列された、エポキシ樹脂を含浸させたガラス繊維よりなることのできるガラス繊維ロッド(1)を含有する。ガラス繊維ロッド(1)は、継ぎ目のない連続シリコーンゴム層(2)によって包まれ、これは、ガラス繊維ロッド(1)の表面上で加硫される。それらの下面に溝(4)を取り付けたシリコーンゴムよりなるシールド(3)をシリコーンゴム層(2)の表面に配列する。シールド(3)は、予め製造され、放射状にプレストレスしてシリコーンゴム層(2)に押し当て、前記層とともに加硫する。引張力をガラス繊維ロッド(1)から絶縁体吊り具(図示せず)に伝達するための絶縁体の2つの金属取付部品(50)の一方を絶縁体端部に位置させる。金属取付部品(5)は、例えば、鋼、鋳鉄またはその他の金属性材料からなることができ、半径方向の圧縮(radial compression)によってガラス繊維ロッド(1)の端部に接続することができる。図1は、本発明に従い、互い違いのシールド径を有する絶縁体の例を示し;等しい径のシールドまたはシールドの列で種々に変化する径を有するシールドを使用することも可能である。
図2は、架空線絶縁体のシールドの概略図を示す。必須の寸法基準は:
導電路ldに付随する、
シールド負荷 p、
シールド間隔 s、および、
2つのシールド間の最小クリアランスである。
これら幾何学的変数の間の関数は、IECパブリケーション815の付記Dに記載されており、それらの関係は:
c ≧30mm、
シールド下面に溝を有するシールドに対して、s/p ≧0.8、
平滑なシールド下面を有するシールドに対して、s/p ≧0.65、
d ≦5である。
導電路ファクタCFは、合計導電路ltのフラッシュオーバ距離stに対する商であり:CF=lt/st≦4である。
輪郭ファクタPFは、例えば、導電路ldと同一であってもい導電路lを考慮し、
(2p+s)/l ≧0.7である。
本発明に従う絶縁体Bは、従来技術に従う絶縁体VBと比較して図3に示されており、これらは、実施例1においてさらに詳細に説明する。
図4は、垂直取付位置(下方のポリライン)および水平取付位置(上方のポリライン)における実施例1に記載した絶縁体BおよびVBについての試験時間1,000時間にわたる漏れ電流の結果を再現する。記号は、2シールド絶縁体Bと3シールド絶縁体VBとを特徴とする。
架空線用高電圧絶縁体の例を参考とし、本発明をさらに詳細に説明する。当然のことながら、それは、変換器、がい管等のためのハウジングとして機能するポスト絶縁体または中空絶縁体として使用されるシリコーンゴムよりなるシールドカバーを有する高電圧複合絶縁体についても使用することができる。本発明は、一定の全体高さを有する従来の絶縁体が大気汚染地域でフラッシュオーバに関して電気的な問題を生ずる場合に適用しても有利である。本発明の助けを借りれば、全体の高さを変更することなく、その導電路が大気条件に適合した絶縁体を建設することが可能である。
実施例および比較実施例:
実施例 1
図3に示したように、各場合において、2つの絶縁体を製造した。本発明に従う絶縁体は、B1によって表し、従来技術に従う絶縁体は、VB1によって表す。2つの絶縁体タイプは、2つのタイプのフラッシュオーバ距離および導電路が同一寸法であるので、電気的に等価であるとみなすことができる。4つの絶縁体は、全て、DE-A-27 46 870に記載の方法に従い製造した。これらは、同一のシールドカバー材料、特に、充填剤入りのポリビニルジメチルシロキサンからなり、これは、過酸化物の助けを借りて架橋され、ショアA硬度80を有した。充填剤は、熱によって生ずるケイ酸と酸化アルミニウム水和物とからなった。この材料のアーク抵抗は、240秒より大であり(HL2);高電圧トラッキング抵抗は、DIN VDE 0441, Part 1に従い測定して、HK2として分類された。IECパブリケーション707に従う耐燃性は、分類FVOに相当し、高電圧拡散強度は、分類HD2に分類された。
図3の参照符号(11)および(12)は、上記したタイプの溝をそれらの下面に有する本発明に従う絶縁体B1の異質シールドを表し、図1に詳細に示されている。絶縁体VB1のシールド(13)は、それらの下面が平坦に設計されている。使用したシールドのデータは、表1にまとめて示す。
Figure 0003774229
図3の2つの絶縁体の導電路の計算は、絶縁体当たりのシールドの導電路の合計に、追加的に、絶縁長さLを加えることによって行われる。絶縁体の寸法およびIECパブリケーション815に従い規定された関係を表2に明記する。
Figure 0003774229
表2は、両タイプの絶縁体がIECパブリケーション815に指定された基準を満足し、また、おおよそ電気的に同一であることを示す。使用したシリコーン材料の量はわずかにのみ異なる:本発明に従う絶縁体B1は、絶縁体VB1よりも2.6%少ないシリコーン材料を必要とした。
4つの絶縁体をフォッグチャンバ内で電気的な耐久性試験に賦した。この試験は、IECパブリケーション1109にさらに詳細に説明されている。この試験において、各絶縁体は、フォツグチャンバ内で水平および垂直に配列した。試験電圧は、14kVであった。導電率16mS/cmを有する塩霧(salt fog)が人工的に発生した。試験の間、絶縁体に生ずる漏れ電流を1,000時間にわたって連続的に測定した。この試験には、水平位置においても垂直位置においても4つの絶縁体全てが合格した。何故ならば、試験の間に、フラッシュオーバが生ぜず、トラックまたは浸蝕路が絶縁体上に形成されなかったからである。
図4は、試験の間の絶縁体の漏れ電流における時間変動に伴うグラフを再現する。グラフは、垂直取付位置と水平取付位置との間の絶縁性能における基本的な差異を示す。垂直取付位置においては、2つのタイプの絶縁体は、正しく同一の特性を示した:平均漏れ電流は、本発明に従う絶縁体B1について0.03mAであり、従来技術に従う絶縁体VB1について0.015mAであった。
水平に取付けられた絶縁体について測定する場合には、挙動が異なる。ここで、本発明に従う絶縁体B1は、平均漏れ電流20mAを示し、他方、従来技術に従う絶縁体VB1は、平均値として漏れ電流ほぼ200mAを有し、これは、ほぼ10倍も高かった。本発明に従う溝の効果は、この試験で、絶縁体の水平配列において認められた。他の材料よりなる溝つきシールドを有する絶縁体については、溝なし絶縁体の場合よりも絶縁性能が劣ることが知られているので、この試験結果は驚きであった。
実施例 2
絶縁体の導電路を使用の後方位置に適合させる。高度の大気汚染の場合には、長い導電路を必要とする。本実施例に対しては、絶縁体は、導電路3,350mmを有する110kV架空線用に製造した。絶縁体の全長、および、かくして、また固定された絶縁長さLを規定した。表3は、従来技術に従う絶縁体VB2および本発明に従う絶縁体B2の特性を示す。
Figure 0003774229
フラッシュオーバ距離は、垂直に位置決めされた絶縁体の場合、絶縁体に張られた繊維の長さに相当し、その測定は、シールドにわたって外側の上方取付部品の下端より下方取付部品の上端まで行われる。
本発明に従う絶縁体B2に対して、表1に従うシールドタイプ2を選択した。絶縁体VB2に、実施例1におけるように、シールドタイプ3を取付けた。表3は、両絶縁体がIECパブリケーション815に指定された基準を満たすことを示す。フラッシュオーバ距離と合計導電路がほぼ同一寸法であるので、電気的な見地より、これら2つの絶縁体は、等価とみなすべきである。何故ならば、フラッシュオーバ距離も合計導電路もほぼ同じ寸法であるからである。しかし、本発明に従う絶縁体B2については、従来技術に従う絶縁体VB2についてよりも製造コストが明らかに低い。24個のシールドに代えて、19個のシールドのみが必要とされ、シリコーン材料の量が、本発明に従う絶縁体B2のシールドカバーに対しては、絶縁体VB2に対するよりも15.6%少ない。
実施例 3
例えば、隣接砂漠を有する海岸地域において遭遇するような特に高度に大気汚染される場合には、予想を上回る導電路もまた必要とされる。実施例3については、導電路4,050mmを有する110kV線用に絶縁体を製造した。従来技術に従う絶縁体VB3および本発明に従う絶縁体B3を使用した。
Figure 0003774229
本発明に従う絶縁体B3用に表1に従うシールドタイプ1を選択した。実施例1および実施例2の場合のように、比較絶縁体VB3に、シールドタイプ3を取付けた。両絶縁体ともIECパブリケーション815に指定された基準を満たした。しかし、これら基準に基づき、比較絶縁体VB3は、110kV絶縁体について慣用的であるよりも長く設計する必要があった。しかし、本発明に従う絶縁体B3は、従来の長さに保つことが可能であった。それは、絶縁体VB3よりも17%短かった。それは、比較絶縁体VB3と同量のシリコーン材料を必要とするが、シールドの数は、29個より16個に少なくすることができ、つまり、45%も少なかった。これは、シールドの製造コストに関して明らかな長所を示す。
実施例 4
本発明に従う絶縁体の長所は、高度な大気汚染および高い電気伝達電圧の例の場合に最良の効果を示す。海岸に近い砂漠の高度に汚染された地域においては、比導電路(specifc tracking path)50mm/kVが、磁器およびガラスよりなる従来の絶縁体に対して要求される。本発明に従うシールドカバーを有し、ここで記載したタイプのシリコーン弾性体よりなる複合絶縁体を使用することによって、比導電路を40mm/kVに低下させることが可能であった。伝達電圧Umax420kVの場合には、絶縁体導電路16,800mmが、かくして、記載したタイプの複合絶縁体に対して要求される。
この導電路は、種々の方法で実現することが可能である。従来技術に従えば、平滑な下面と同一または互い違いの径を有するシールドを使用することができる。本発明に従えば、同一径の両スクリーンを有する絶縁体も、互い違いのスクリーン径を有する絶縁体も可能である。本実施例において、従来技術に従い、互い違いかまたは一様なシールド径を有する2つのタイプの絶縁体を本発明に従う3つのタイプの絶縁体と対比させた。16,800mmの導電路と絶縁体芯径d=30mmに対しては:
VB4は、従来技術に従い、互い違いのシールド径168および134mmを有する絶縁体を表し、
VB5は、従来技術に従い、一様なシールド径148mmを有する絶縁体を表し、
B4は、本発明に従い、互い違いのシールド径(また図1参照)178および138mmを有する絶縁体を表し、
B5は、本発明に従い、一様なシールド径178mmを有する絶縁体を表し、
B6は、本発明に従い、一様なシールド径138mmを有する絶縁体を表す。
IECパブリケーション815に記載された規定を観測しつつ、寸法を合わせるための種々の制限変数が種々の絶縁体に対して生み出された。絶縁体VB4、B4およびB5の寸法は、最大値4を有するこれら絶縁体に対して観測されるべきである導電路ファクタCFによって規定され、これら絶縁体に対して絶縁長さL4,200mmが生み出された。絶縁体VB5の寸法は、シールド間隔対上屋張出しの比(s/p)によって予め決定した。絶縁体B3は、ld/Cによって固定された。
表5は、これら限定条件より生ずる寸法を再現する。シールド径を変更する場合には、上屋張出し条件p1およびp2(p1−p2 ≧15mm)を考慮することも必要である。上屋張出しpは、図2において、IEC815に従い示されている。
Figure 0003774229
表5は、絶縁体VB5およびB6が他より長い絶縁体を生じ、したがって、好ましくないことを示す。従来技術に従う絶縁体についての経済的な解決策は、互い違いのシールド径を有する絶縁体VB4であった。それに反して、本発明に従う2つの変更例は、材料を節約するという長所を提供した。シールドの数は、変更例B4およびB5の場合、実質的に、それぞれ、35%および46%も少なかった。
この意図する用途のための絶縁体は、かなり重い固有の重量を有する。従来技術に従う絶縁体の場合のこの効果は、絶縁体を平面に水平に置いた時、シールドが固有の重量によって永久的に変形することが可能であることであった。これは、特に、絶縁体VB4の場合のように、互い違いのシールド径の場合に生じ、その場合、大きな径の62個のシールドを有する絶縁体材料を支える必要があった。それに反して、絶縁体B4およびB5は、絶縁体の輸送の間に変形することのない機械的に安定なシールドを有した。

Claims (12)

  1. プラスチックよりなる高電圧電気絶縁体であって、
    少なくとも1本のガラス繊維ロッド1、ガラス繊維ロッドを取り囲み、絶縁体の長手軸の向きに配列され、それらが凸状の上面と凹状又は平坦な下面とを形成するように上屋形状に曲げられた同心円バルジ3を有するシリコーンゴムよりなる少なくとも1つのシールドカバー2、及び絶縁体の両端部における金属取付部品5を含み、
    シールドカバー及びバルジが、ポリビニルジメチルシロキサン、及び無機充填剤からなり、過酸化物で架橋され、シールドカバー及びバルジのショアA硬度が40〜90であり、前記上屋形状に曲げられたバルジが、その下面に少なくとも1つの溝4を有する高電圧電気絶縁体。
  2. 複数の溝4が上屋形状に曲げられたバルジ3の下面領域に配列されている、請求項1記載の高電圧電気絶縁体。
  3. 溝が、ピークから床までの距離として測定して、最小深さ少なくとも1mmを有する、請求項1又は請求項2記載の高電圧電気絶縁体。
  4. 溝が5〜50mmの範囲の深さを有する、請求項3に記載の高電圧電気絶縁体。
  5. 溝の幅が、2つの隣接するピーク間の距離として測定して、3〜200mmの範囲である、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の絶縁体。
  6. 溝の幅が5〜80mmの範囲である、請求項5に記載の絶縁体。
  7. 溝の領域及びその端部において、鋭いエッジの角及び点がなく、これらが丸い形状である、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の絶縁体。
  8. シールドカバー2用の、特に、上屋形状に曲げられたバルジ3用の材料がそのショアA硬度が少なくとも60である、請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の絶縁体。
  9. シールドカバー2がケイ酸のような無機充填剤を含有する、請求項8に記載の絶縁体。
  10. シールドカバーが酸化アルミニウム水和物又は白金−グアニジン錯体を含有する、請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の絶縁体。
  11. DIN VDE 0441 Part 1に従い240秒より長い燃焼時間にわたって高電圧アーク抵抗試験に晒すことのできる、請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の絶縁体。
  12. DIN VDE 0411 Part 1に従い試験電圧少なくとも3.5kVで6時間にわたって高電圧トラッキング抵抗試験に晒すことのできる、請求項11に記載の絶縁体。
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