JP3771327B2 - 印字器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の印字ベルトに夫々形成されている一連の記号を選択し、価格,日付等のマークを印字面に配列できるようにした印字器に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の印字器は、単独で用いられることもあるが、最近では、ハンドラベラーに搭載されることが多くなっている。そして、ハンドラベラーに搭載するのに適した印字器の一例が特公平4−34951号公報に記載されている。この従来例は、ノブ(作動ノブ)によって操作されるセット軸が軸方向へ移動可能なだけではなく、回転可能でもあって、その軸方向への移動によって、先ず、複数のセット車から所定のセット車を選択し、次に、そのセット車をセット軸によってスリーブと共に回転させ、それに掛けられた印字ベルト(印字バンド)から所定の印字記号(印字タイプ)を選択するようにしている。このように印字記号の選択操作を終了した(行っていない)ノブは、印字面での記号の整列を維持するために、回転方向においても半固定状態に置かれている必要がある。そのため、この従来例においては、各セット車を半固定状態にする節度機構が設けられており、その機構は、セット軸と平行に配置されたコイルばねと、それを全てのセット車に押しつける弾性可撓クッションと、それらを本体に支持するための夫々の支持部で構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来例の節度機構からも分かるように、コイルばねを全てのセット車に押しつける必要があることから、コイルばねのみならず、弾性可撓クッションも、またそれらを支持するための各支持部も全て大型化せざるを得ないという問題点がある。また、それらが全てセット軸に対して平行になるように製作しなければならないという問題点もある。更に、そのような複雑な構成と、夫々異なる材質の部材を用意しなければならないことから、製作が面倒で低コスト化には不向きであるという問題点がある。
【0004】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、節度機構を全てのセット車に関連させるように構成せず、スリーブとだけ関連させるようにした極めて構成の簡単な低コスト化に適した印字器を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の印字器は、径方向へ突出した連結手段を一体的に作動し得るように設けていてノブの操作によって軸方向への移動と回転とを行うセット軸と、前記セット軸に回転可能に嵌合していてその一端側の周面に複数の凹部を形成した輪状部が設けられており軸方向へ長く形成したスリットに前記連結手段を貫通させることによって前記セット軸と共に回転するスリーブと、前記スリーブに回転可能に嵌合しておりその内周面に前記セット軸の軸方向への移動によって前記連結手段と嵌合し得る複数の溝を形成した複数のセット車と、印字面に相当する位置に設けられた受台と前記各セット車との間に掛けられた複数の印字ベルトと、弾性を有し前記輪状部の凹部に圧接している前記セット軸の回転方向に対する止め部材とを備え、前記輪状部と前記止め部材とが前記スリーブの回転を等間隔な角度位置で半固定できるようにした節度機構を構成するようにする。
また、本発明の印字器においては、好ましくは、前記セット軸の円周部には複数の輪状の溝が形成されており、また、前記スリーブの他端側には径方向に貫通孔が形成されており、そして、該貫通孔にはその一部を前記輪状の溝に挿入させ得る弾性を有した前記セット軸の軸方向に対する止め部材が配置されているように構成する。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、図1乃至図12に示した実施例によって説明する。図1は、本実施例のハンドラベラーの静止状態を示したものであって、ハウジングを構成する二つの外壁のうち一方の外壁を取り除いて示した平面図である。図2は、移送ドラムの回転軸を軸支している底蓋に形成された二つの壁のうち一方の壁及び手動レバーの一方のアームを図1から除去して示した平面図である。図3は底蓋の係止部材を示す斜視図である。図4(a),(b)乃至図7(a),(b)は、夫々ラベルテープの送り動作を説明するための要部平面図である。図8は、図1の状態から底蓋を開いた状態を示す平面図であり、図9(a),(b),(c)は底蓋の係止解除動作を説明するための要部平面図である。図10は、印字器の内部構成を示す断面図であり、図11及び図12は図10におけるA−A線断面図及びB−B線断面図である。
【0007】
先ず、本実施例の構成を説明する。図1は上記したようにハンドラベラーの本体であるハウジングを構成する二つの外壁のうち一方の外壁を取り除いて示したものである。従って、図1においては他方の外壁1が示されているだけである。他方、図4乃至図7の図(b)は図1の背面側から外壁1を取り除いて示したものであり、そこにはもう一つの外壁2の一部が示されている。これらの外壁1,2は合成樹脂製であって且つ略対称的な形状をしており、相互間に所定の空間を設けて軸3,4,5,6,7,8,9によって相互に取り付けられている。
【0008】
軸4には手動レバー10が回転可能に取り付けられている。この手動レバー10は分岐部10aを境にして把手10bと二つのアーム10c,10d(アーム10dは図4乃至図7の図(b)参照)に分かれており、全体としてフォーク状をしている。外壁1,2と把手10bとの間には圧縮ばね11が介在し、ハウジングと把手10bとを掴んで握ると、把手10bが相対的に反時計方向へ回転し、圧縮ばね11が圧縮されるようになっている。そして、その握り操作を解除すると、把手10bが圧縮ばね11の弾性によって相対的に時計方向へ回転するが、その回転は、アーム10c,10dが、夫々外壁1,2に肉厚部として形成されたストッパ1a,2a(ストッパ2aは図4乃至図7の図(b)参照)に当接することによって停止するようになっている。また、アーム10cには、折曲部10e,押動部10f,長孔10gが形成されており、他方、アーム10dには、図4乃至図7の図(b)に示すように、歯部10h,長孔10i,ピン10jが形成されている。
【0009】
周知のように、印字前のラベルテープ12は長尺の台紙12aに複数のラベル12bを順に仮貼付し、ロール状に巻かれている。そこで、このようなロール状のラベルテープ12を回転可能に取り付ける構成について説明する。テープ取付部材13は合成樹脂製であって、外壁1,2の間に介在するガイド部13aと、外壁1,2に向けて突き出している軸部13bと、ガイド部13aから外壁1に沿って延伸した板状の支持部13cと、その支持部13cの先端に形成された取付軸13dと、その取付軸13dの中心から外壁1へ向けて球面状に突き出している軸部13eとを有している。そして、この取付部材13は、軸部13bの一端を外壁1に形成された円筒状の軸受け1bに回転可能に嵌合させ、他端を同様にして外壁2に形成された図示していない円筒状の軸受けに嵌合させている。また、外壁1には、円弧状に溝1cが形成され、その終端に該溝1cの幅の寸法より大きい直径の溝1dが連設されている。
【0010】
そこで、新しいラベルテープ12を取り付ける場合には、溝1dに収まっている軸部13eを溝1cに移動させ、該溝1cからの抵抗を受けながらテープ取付部材13を時計方向へ回転させる。そして、テープ取付部材13を充分に回転させた状態にしてから、取付軸13dに新しいラベルテープ12を取り付ける。その後は、テープ取付部材13を反時計方向へ押し、溝1cに抵抗を受けながら軸部13eを摺動させ、最後に直径の大きな溝1dに嵌合させて図1のような取り付け完了状態にする。
【0011】
次に、底蓋14の開閉機構の構成について説明する。図1及び図2から分かるように、底蓋14は、底部14aと両側の側壁14b,14cが合成樹脂で一体成形されており、また側壁14b,14c間にはガイド部14dも一体成形にて形成されている。また、底部14aには印字するときの受台14eが設けられ、側壁14b,14cには夫々斜面部14f,14gが形成されている。更に、斜面部14fの近傍には係合部14hが形成されている。図面上には示されていないが、斜面部14gの近傍にも係合部14hと同様な係合部が対称的に形成されている。また、図4(a),(b)から分かるように、側壁14b,14cの最先端部には、夫々相手側に向けて突き出たガイド部14i,14jが形成されている。そして、このような形状の底蓋14は、側壁14b,14cによって軸5に回転可能に取り付けられている。
【0012】
図1及び図2に加えて図3を用い、底蓋14の係止部材15について説明する。尚、図2においては、係止部材15の一部を断面で示してある。この係止部材15は合成樹脂製であって、中央部に指当部15aを有しており、その両側に対称的に、フック部15b,15c、弾性部15d,15e、軸部15f,15gを形成している。そして、軸部15f,15gを、外壁1,2に形成した図示していない軸受け穴に回転可能に嵌合させている。また、図8に示したように、外壁1には外壁2に向けてストッパ1e,1fが形成されており、係止部材15の時計方向の回転は弾性部15eがストッパ1eに当接することによって、また、反時計方向の回転はフック部15cがストッパ1fに当接することによって、夫々阻止されるようになっている。尚、図示していないが、外壁2にも外壁1に向けて、ストッパ1e,1fと同様なストッパが対称的に形成されており、夫々係止部材15の弾性部15d,フック部15bの当接を受け得るようになっている。
【0013】
次に、ラベルテープ12の移送機構の構成について説明する。図4乃至図7から分かるように、軸5には伝達部材16の管状部が回転可能に取り付けられている。この伝達部材16は合成樹脂製であって、外壁1側には部分歯車16aが形成され、アーム10dに形成された歯部10hに噛合している。また、管状部からはカッター部16bがハウジング外へ突き出ており、更に、外壁2側には張出部16cが形成され、その先端に設けられた軸部16dには、ラチェット爪17が回転可能に取り付けられている。そして、このラチェット爪17には可撓性を有する弾性部17aと、爪部17bが形成されており、弾性部17aの先端は手動レバー10の押動部10fに摺接するようになっている。移送ドラム18は合成樹脂製であって、その周面には、等間隔に複数のピン18aが立設されている。このピン18aは、周知のように、ラベルテープ12に形成された抜き孔(送りカットとも称され円孔の場合と刻み目の場合とがあるが、本実施例の場合は円孔)に嵌合させるためのものである。
【0014】
また、この移送ドラム18の周面には、ピン18aの両側に輪状に二つの溝が形成されており、その一方の溝18bが図2において点線で示されている。更に、この移送ドラム18には、外壁2に面する側面に、同心的にラチェット車19が一体的に形成されている。周知のように、このラチェット車19には、長い歯面と短い歯面とを有する複数の歯が形成されており、上記した爪部17bがそれらの歯面に接するようになっている。そして、移送ドラム18の両側面には軸部18c,18dが形成されており、それらを、底蓋14の両側壁14b,14cに形成された軸受け穴(図示していない)に回転可能に嵌合させている。
【0015】
底蓋14の両側壁14b,14cには、更にラベルストッパ20が回転可能に取り付けられている。このラベルストッパ20は全体として軸部材であって、その中央部には、移送ドラム18のピン18aと同様に、ラベルテープ12に形成された図示していない抜き孔に嵌合する5個のフック20aが形成されている。また、ラベルテープ12の通路外である側壁14c側の端部にも、やはり5個のストッパー爪20bが形成されている。図8に示すように、外壁1には略左右方向に長い溝1gが形成されており、その中にスライド部材21が配置されている。また、スライド部材21が溝1gから離脱しないようにするために、外壁1に押さえ部材22が取り付けられている。このスライド部材21には、図4(b)に示すように、長孔21aと、外壁2に向けて係止部21bが形成されており、長孔21aはアーム10dのピン10jと嵌合し、係止部21bは上記した5個のストッパー爪20bに係合し得るようになっている。
【0016】
ラベルテープ12の移送機構にとってガイド部は極めて重要である。テープ取付部材13に形成されたガイド部13aと、底蓋14に形成されたガイド部14dについては、既に説明した。この実施例においては、そのほかに、いずれも合成樹脂製の三つのガイド部材23,24,25が設けられている。ガイド部材23は、軸部23aとフック部23bを有しており、軸部23aの両端を、外壁1,2に形成された円筒状の軸受け1h,2bに嵌合させ、フック部23bを軸9に嵌め付けている。ガイド部材24,25の構成は図2を用いて説明する。ガイド部材24は軸4に回転可能に取り付けられ、ガイド部材25は外壁1に立設された軸部1iに回転可能に取り付けられている。また、両者は、ガイド部材24に設けられた軸部24aに、ガイド部材25に形成された孔を嵌合させ、図2に示すような姿勢を保つようになっている。そして、ガイド部材24は、後で説明する目的のために、二つのガイド部24b,24cを有している。また、このガイド部材24の嘴状の先端部24dは、移送ドラム18の周面に形成された溝18bに挿入されている。尚、溝18bは上記したように二つ形成されているため、先端部24dも実際には二つ形成されているが、図2においてはそれらが重なっているため、あたかも一つであるかのように描かれている。
【0017】
次に、印字機構の構成について説明する。印字機構は、インクローラ機構と印字器とに分けることができる。この実施例におけるインクローラ機構は、外壁2に設けられている軸部2cに回転可能に取り付けられたインクアーム26と、そのインクアーム26の先端部に設けられている軸部26aに回転可能に取り付けられたインクローラ27とで構成されている。インクアーム26は、図示の都合上、図1には二点鎖線で示してあり、軸部2cは×印で示し、軸部26aは・印で示してある。また、このインクアーム26は、図示していないばねによって時計方向へ回転習性を付与されているが、図1には、その回転を図示いていないストッパによって阻止されている状態が示されている。他方、インクローラ27は、合成樹脂でボビン状に形成された枠体と、それに取り付けられた柔軟性のあるインク含浸体で構成されており、図1においては、外壁1,2に面する両端部に形成された枠体の鍔部27aと、ロール状のインク含浸体27bの外径を示してある。
【0018】
手動レバー10の二つのアーム10c,10dの間には、印字器Pが取り付けられている。その取り付け方は、ねじ28,29を、夫々、長孔10g,10iに貫通させ、印字器Pに形成された図示していないめねじに螺合させている。この印字器Pの構成については、図10,図11,図12を用いて詳細に説明する。図10は、図1に示されている印字器Pを左方向から視た断面図である。印字器Pの筐体を形成しているのは、二つの側板30,31、天板32、受台33である。このほかにも実際には、二つの側板30,31間に、梁の役目をする部材等が設けられているが、周知であるため省略してある。そして、二つの側板30,31には、対向する位置に略同じ大きさの円孔があけられており、後述するスリーブを軸受けするようになっている。側板30の円孔は、カバー34によって塞がれているが、そのことには特に技術上の意味はない。また、側板31には、あとで説明する目的のために孔31aが形成されており、天板32には窓32aが形成されている。
【0019】
側板30,31の対向位置に設けられた円孔には、全体として円筒状をしたスリーブ35が回転可能に嵌合しており、スリーブ35の内部にはセット軸36が作動ノブ37によって回転可能に嵌合している。また、このセット軸36には周面に6個の溝36aが輪状に形成されている。スリーブ35は、図10において、その上下位置に軸方向に伸びたスリット35a,35bを有しており、それらの左端位置にはそれらのスリットの幅よりも大きな孔が連設されている。そして、それらの大きな孔には、図11に示すような弾性を有する止め部材38の先端が貫通し、図10において一番左にある溝36aに挿入されている。それによって、止め部材38は、スリーブ35の抜け止めの役目をすると同時に、あとの説明からも分かるように、セット軸36の軸方向への移動に対しクリック作用をするようになっていて、溝36aと共に節度機構を構成している。
【0020】
図10において、スリーブ35の右端には、輪状部35cが形成されている。そして、この輪状部35cは、図12から分かるように、その周面に16個の凹部を形成している。また、側板30に立設された軸部30aには、弾性を有する二つの腕部を形成した止め部材39が取り付けられており、腕部の先端を輪状部35cの周面に圧接させている。また、図10及び図12から分かるように、セット軸36にはピン40が圧入されている。そして、このピン40は、スリーブ35のスリット35a,35bを貫通している。そのため、作動ノブ37によってセット軸36を回転させると、ピン40とスリーブ35が、共に回転するようになっている。従って、上記の輪状部35cと止め部材39は、セット軸36の回転位置を規制するための節度機構を構成している。
【0021】
図10から分かるように、スリーブ35の周りには6個のセット車41が回転可能に取り付けられ、そのセット車41には、夫々印字ベルト42が掛けられている。このセット車41と印字ベルト42との関係は各組とも同じであるため、その一組について図11を用いて説明する。セット車41は合成樹脂製であって、外周部に突片41aが形成され、内周部には16個の切溝41bが形成されている。また、この切溝41bには、ピン40の先端が嵌合するようになっている。切溝41bの数は、輪状部35cの凹部の数と同じであり、上記の結合関係により、切溝41bと該凹部の角度位置は一致している。
【0022】
印字ベルト42は輪状をしておらず、単体では紐状になっていて、その両端は、周知のようにして、突片41aの両側に形成されたL字状の溝に挿入され、使用上は外れないようになっている。そして、この印字ベルト42は、組立状態では受台33に掛けられている。このとき、印字ベルト42は受台33によって所定の角度に屈曲されているため、その間の摩擦力によって、セット車41は簡単には回転し得ないようになっている。また、印字ベルト42の周面には数字等の記号が付けられているが、周知のように、それらの半分は印字用の記号であり、残りの半分は見出用の記号である。そして、印字に際しては、必要な印字用の記号を受台33の下側に配列させることになる。
【0023】
他方、図10に示すように、セット軸36にはインジケータ43が取り付けられている。その取り付け方は、セット軸36に対して回転可能であるが、セット軸36が軸方向へ移動する場合には、共に移動するようになっている。このインジケータ43は、側板31の孔31aを貫通して、窓32aと6個の印字ベルト42の間に延伸しており、先端には指標43aが形成されている。
【0024】
印字器Pは、このような構成をしているが、受台33の下側に必要な印字用の記号を揃える場合には、次のようにして行われる。その設定操作は作動ノブ37によって行い、その確認は窓32aから目視によって行うことになる。先ず最初に、記号を変えたい印字ベルト42を選択する。その場合には、図10において作動ノブ37を左右に操作することになる。図10においては、ピン40が、一番右に位置するセット車41の切溝41bに嵌合しており、且つ指標43aが一番右に位置する印字ベルト42の上にある。従って、この状態は、一番右に位置する印字ベルト42の記号を選択できる状態である。
【0025】
この状態から、右から2番目の印字ベルト42の記号を選択したい場合には、作動ノブ37を持って、セット軸36を左方向へ移動させる。この操作は、止め部材38の弾性に抗して行われることになり、その操作によって止め部材38は図10の位置において嵌合している溝36aから押し出され、右隣の溝36aに落ち込む。その時、指標43aは右から2番目の印字ベルト42の上に位置し、ピン40が、右から2番目のセット車42の切溝41bに嵌合している。従って、この状態で、セット軸36の左方向への移動を停止すれば、右から2番目の印字ベルト42を選択したことになる。そして、セット軸36は、止め部材38と溝36aとの嵌合により、左右方向へは半固定状態となっている。
【0026】
次に、右から2番目の印字ベルト42において、必要とする記号を選択することになる。その場合には、作動ノブ37によってセット軸36を回転させればよい。セット軸36を回転させると、ピン40とスリット35aとの嵌合関係によってスリーブ35が共に回転し、またピン40と切溝41bとの嵌合関係によって右から2番目のセット車41が共に回転する。この時、他の5個のセット車41は、既に説明した理由によって動くことはない。また、インジケータ43も側板31の孔31aに嵌合しているので回転せず、セット軸36との相対角度位置が変わるだけである。
【0027】
周知のように、印字ベルト42は、或る特定の印字用の記号が受台33の位置にあるとき、それと同じ見出用の記号が指標43aの位置にくるので、必要とする見出用の記号が指標43aの位置に来たとき、セット軸36の回転を停止させればよい。そして、その停止位置は、輪状部35cと止め部材39からなる節度機構によって、半固定状態に位置決めされる。従って、選択された記号が受台33に対して常に理想の状態で停止し、全ての印字ベルト42の印字用記号は、ずれることなく一列に配列されることになる。このようにして、品質の良い印字面を確実に得ることができる。
【0028】
ここで、印字機構についての説明を終わり、最後に、ラベル12bを包装物等に貼付するに際して、不可欠な構成を説明しておく。この構成は極めて簡単であって、軸6に回転可能に取り付けられた貼着ローラ44がその役目を担っている。この貼着ローラ44の形状は周知であるため、詳しい形状を明示していないが、断面形状は一定ではなく、ラベル12bとの接触面は出来るだけ少なく、且つ比較的大きな接触圧が比較的均等に得られるように工夫されている。また、各図においては、この貼着ローラ44と上記した係止部材15とが、作動上、干渉してしまうように見えるが、実際には両者は干渉することなく、独自に作動し得るように配置されている。
【0029】
次に、ラベルテープ12のセット操作と印字・貼着操作について順次説明する。先ず、ラベルテープ12を使用状態にセットするためには、底蓋14を開かなければならない。その開き操作を図9を用いて説明する。図9(a)は底蓋14の閉鎖状態を示してある。この状態においては、底蓋14は、側壁14bによって、係止部材15の弾性部15dを撓ませている。言い換えれば、底蓋14は弾性部15dによって開き方向へ押されていることになる。しかしながら、側壁14bに形成された係合部14hを、係止部材15のフック部15bが係止しているので、この閉鎖状態が維持されている。このとき、同様にして、底蓋14の側壁14cも係止部材15の弾性部15eを撓ませた状態にし、図示していない係合部が係止部材15のフック部15cに係止されている。
【0030】
この状態において、係止部材15の指当部15aを押し込むと、係止部材15は時計方向へ回動する。そのため、底蓋14に対する弾性部15d,15eの付勢力は益々大きくなる。そして、やがてフック部15b,15cによる係止が外れると、底蓋14は勢いよく押し出され、軸5で反時計方向へ回転する。その係止の外れた瞬間が図9(b)に示され、底蓋14が回転を開始した直後の状態が図9(c)に示されている。このようにして係止が解かれるため、ハンドラベラーをどのような姿勢にしていても、例えば底蓋14を上にしていても、単に係止が解かれるだけではなく、底蓋14は確実に押し出される。そのようにして、底蓋14の開いた状態が図8に示されている。
【0031】
次に、ロール状のラベルテープ12をセットするが、この図8においては、既にテープ取付部材13に取り付けた状態が示されている。このような状態にセットする操作については、既に説明したので、ここでは省略する。このような図8の状態において、ラベルテープ12の先端を下方に向けて通す場合、二通りの方法がある。実施例の場合には台紙12aの上側にラベル12bが仮貼付されている(表巻き)ため、図示のように真っ直ぐ下に垂らせばよいが、台紙12aの下側にラベル12bが仮貼付されている(裏巻き)場合には、テープ取付部材13に対してラベルテープ12をひっくり返した状態でセットし、図2においてテープ取付部材13のガイド部13aと、ガイド部材24のガイド部24cに沿うようにして下方へ垂らすことになる。
【0032】
図8の状態にしてから底蓋14を閉じることになる。このとき、図9(c)に示された位置から底蓋14を更に時計方向へ回転させると、底蓋14の側壁14b,14cは、係止部材15の弾性部15d,15eを押して係止部材15を反時計方向へ押そうとするが、他方、斜面部14f,14gがフック部15b,15cの背部を押し、カム作用によって、弾性部15d,15eの弾性力を強める方向、即ち係止部材15に時計方向への力を与えることになる。このようにして、弾性部15d,15eを充分に撓ませた後、二つの係合部14h(もう一方の係合部は図示を省略されている)がフック部15b,15cを乗り越えると、フック部15b,15cが係合部の背後に入り込み、図9(a)の閉鎖状態になる。
【0033】
次に、その後のラベルテープ12の操作を図2を用いて説明する。図2は、既に使用可能状態になっているが、ラベルテープ12の先端が、この図において未だ受台14eの左端から下に垂れ下がっている状態を想定する。そのような状態で、先ず、垂れ下がっている部分のラベル12bを取り除く。そして、台紙12aの先端を移送ドラム18とガイド部14dとの間に差し込み、台紙12aに形成されている抜き孔の少なくとも一つをピン18aに嵌合させる。そして、手動レバー10の握り操作を繰り返すと、そのたびに移送ドラム18が反時計方向へ回転され、台紙12aの先端を巻き込んでいく。尚、この移送ドラム18の回転作動は、使用時の作動と全く同じようにして行われるので、あとで詳しく説明する。
【0034】
台紙12aの先端は、このようにして移送ドラム18とガイド部材25の間を進んでいくと、ガイド部材24の先端部24dでピン18aとの嵌合を解かれ、ガイド部材24のガイド部24bとガイド部材25の間を進行してゆき、伝達部材16のカッター部16bに沿うようにして、再度、下方へ出てくることになる。このようにして受台14eから下方への弛みがなくなり、しかも、ラベルテープ12に形成された抜き孔がラベルストッパ20のフック20aに嵌合した状態が図2に示された状態である。尚、この状態で、台紙12aの先端を手で摘み、左方向へ移動させるようにして捻れば、台紙12aはカッター部16bによって切断されるようになっている。
【0035】
次に、主に、図1、及び図4乃至図7を用い、本実施例の印字・貼着操作について説明する。尚、図4乃至図7において、各図(a)は図1と同じ方向から視た図であり、各図(b)は図1の背面側から視た図である。また、図1及び図4(a),(b)は静止状態を示している。先ず、この静止状態において、本体(外壁1,2)と手動レバー10を掴み、圧縮ばね11に抗して両者を握りしめる。そうすると、手動レバー10は図4(b)において時計方向へ回転する。そして、手動レバー10のアーム10dに形成された歯部10hとの噛合により伝達部材16が軸5において反時計方向へ回転を始める。また、このようなアーム10dの時計方向への回転によってスライド部材21は左方向へスライドし、係止部21bがストッパー爪20bから退いていく。
【0036】
伝達部材16が、このようにして図4(b)において反時計方向へ回転を開始するということは、図4(a)においては時計方向へ回転を開始するということである。そこで、図4(a)において、伝達部材16が時計方向へ回転を始めると、ラチェット爪17が右方向へ移動し、その爪部17bが、ラチェット車19に形成されている歯の長い歯面を歯先に向けて摺動していくことになる。一方、同時にその過程で、アーム10cは反時計方向へ回転していくから、押動部10fが、ラチェット爪17の弾性部17aの先端を押し下げていくことになる。そのため弾性部17aが撓まされ、その弾性力がアーム10cの回転に抵抗力として作用する。しかも、この抵抗力は徐々に大きくなっていく。
【0037】
他方、このような握り行程において、印字器Pは、アーム10c,10dの回転に伴い、下降していく。そして、先ず、各印字ベルト42の印字面が、インクローラ27のインク含浸体27bに接触する。その直後に、受台33の両端部が、インクローラ27の鍔部27aに接触し、インクローラ27を押すことになる。そのため、インクローラ27を支持しているインクアーム26(図1参照)が、図示していないばねに抗して反時計方向へ回転する。このとき、インクローラ27は上記の印字面を転がり、インクの付着を確実なものにして、印字面の軌跡外へ退避する。このときの状態が図5(a),(b)に示されている。
【0038】
図5の状態から更に握り行程が進んでいくと、ラチェット爪17の爪部17bが、歯先を乗り越える。このとき、爪部17bは弾性部17aの強い弾性力によって、次の歯の長い歯面に急速に落下する。また、この落下によって、アーム10c、即ち手動レバー10に対する抵抗力が激減して手動レバー10への握り操作に弾みがつくことになるから、印字器Pは、下降速度を瞬間的に早め、受台14eに載置されているラベル12bに衝撃的に当接し、印字を行う。従って、握り操作がゆっくり行われた場合にも、良好な印字濃度で印字することが可能になる。このときの状態が、図6(a),(b)に示されている。
【0039】
このようにして印字が行われた後、握力を解除すると、手動レバー10は釈放行程に入る。すると、図6(b)においてアーム10dが反時計方向へ回転を始めるため、印字器Pは上昇を始め、伝達部材16は時計方向へ回転を開始し、スライド部材21は右方向へ移動を開始する。また、伝達部材16の回転は、図6(a)においては反時計方向への回転であるから、ラチェット爪17は図6(a)において左方へ移動を開始する。このときアーム10cも時計方向へ回転を始めているので、弾性部17aの先端は余り抵抗を受けることなく押動部10fを摺動する。そして、ラチェット爪17の爪部17bが、握り行程で歯先を乗り越えたラチェット車19の歯の短い歯面に接触し、それを押してる途中の状態が図7(a),(b)に示されている。
【0040】
このようにして、図7(b)においては、移送ドラム18は、時計方向への回転途中にある。また、台紙12aが移送ドラム18によって牽引されたことにより、ラベルストッパ20も時計方向へ回転され、スライド部材21の係止部21bがストッパー爪20bの軌跡内に、正に侵入しようとしている状態にある。更に、ラベルテープ12が送られ、受台14eの先端で急激に台紙12aが転向させられるため、仮貼付されていた印字済みのラベル12bが自己の剛性で台紙12aから剥離し、ガイド部14i,14jの上を貼着ローラ44の下方へ向けて進行しようとしている状態にある。
【0041】
この状態から移送ドラム18が更に回転し、全ての作動が停止した状態が図4(b)に示す静止状態である。このとき、ラベルストッパ20は、そのストッパー爪20bがスライド部材21の係止部21bに係止されて回転できず、他方、移送ドラム18は逆転することができないから、台紙12aは、ラベルストッパ20と移送ドラム18の間で弛むことなく所定の緊張度を保つことができる。そのため、ラベル12bの物品又はその包装物への貼着時にも台紙12aの妄動がなく、次の印字に際し、ラベル12bの正しい位置に印字することができ、且つ字擦れを生じさせないようになっている。
【0042】
ところで、図4(a),(b)は、本来、使用前の状態として示したものであるから、そこには印字後、更に貼着ローラ44の下方に送られたラベル12bが示されていない。このとき、図7の状態から更に送り出された印字済みのラベル12bは、台紙12aから殆ど剥離した状態にあるが、未だ後端が台紙12aに接しており、剥離した部分はガイド部14i,14jの上に乗っている。その状態が図2に示されている。従って、包装物等に印字済みラベル12bを貼着する場合には、図2において、このまま下方へ動かして包装物等に押し当て、右方向へ引けばよい。そのとき、貼着ローラ44がラベル12bの印字面を転がり、確実に貼着することになる。
【0043】
尚、本実施例の印字器Pは、ハンドラベラーに搭載された印字器として説明されているが、本発明の構成の印字器は、単体の印字器としても実施が可能である。また、上記の実施例においては、複数の凹部を形成した輪状部35cをスリーブ35に設け、止め部材39を側板30に取り付けているが、逆に、止め部材をスリーブ35に設け、複数の凹部を形成した輪状の内周面を側板30に設けるようにしても差し支えない。更に、連結手段としてのピン40は、セット軸36から一方にだけ突き出ており、スリーブ35に形成されたスリット35aを一つだけにしても構わない。その場合、スリット35aの一端をスリーブ35の一端まで形成すると、スリーブ35とセット軸36の組付けが容易になる。また、実施例においては、連結手段であるピン40をセット軸36に圧入しているが、連結手段を、圧入によらず、セット軸36の軸方向にも回転方向にも一緒に動き得るようにした構成も知られており、本発明は、そのような構成にも適用することができる。
【0044】
【発明の効果】
上記のように、本発明によれば、節度機構を全てのセット車に関連させず、スリーブにだけ関連させるようにしたものであるから、セット車の数に全く左右されず、しかも、構成が極めて簡単であって、低コスト化に適した印字器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のハンドラベラーの静止状態を示したものであって、ハウジングを構成する二つの外壁のうち一方の外壁を取り除いて示した平面図である。
【図2】移送ドラムの回転軸を軸支している底蓋に形成された二つの壁のうち一方の壁お飛び手動レバーの一方のアームを図1から除去して示した平面図である。
【図3】図1に示されている底蓋の係止部材を示す斜視図である。
【図4】図4(a)はラベルテープの送り動作を説明するために図1の要部を拡大して示した平面図であり、また、図4(b)は図4(a)の背面側から視た平面図であって、ハウジングを構成する他方の外壁を取り除いて示したものである。
【図5】図5(a)は手動レバーの握り行程の途中状態を示した平面図であり、また、図5(b)は図5(a)の背面側から図4(b)と同じようにして視た平面図である。
【図6】図6(a)は手動レバーの握り行程の最終状態を示した平面図であり、また、図6(b)は図6(a)の背面側から図4(b)と同じようにして視た平面図である。
【図7】図7(a)は手動レバーの釈放行程の途中状態を示した平面図であり、また、図7(b)は図7(a)の背面側から図4(b)と同じようにして視た平面図である。
【図8】図1の状態から底蓋を開いた状態を示す平面図である。
【図9】底蓋の係止解除動作を説明するための要部平面図であって、図9(a)は底蓋を係止している静止状態を示し、また、図9(b)は底蓋を解除した瞬間を示し、更に、図9(c)は底蓋を解除した直後の状態を示している。
【図10】図1に示した印字器の内部構成を示す断面図である。
【図11】図10においてA−A線矢示方向を視た要部断面図である。
【図12】図10においてB−B線矢示方向を視た要部断面図である。
【符号の説明】
1,2 外壁
10 手動レバー
12 ラベルテープ
14 底蓋
15 係止部材
16 伝達部材
17 ラチェット爪
18 移送ドラム
19 ラチェット車
20 ラベルストッパ
21 スライド部材
22 押さえ部材
23,24,25 ガイド部材
26 インクアーム
27 インクローラ
P 印字器
30,31 側板
30a 軸部
31a 孔
32 天板
32a 窓
33 受台
34 カバー
35 スリーブ
35a,35b スリット
35c 輪状部
36 セット軸
36a 溝
37 作動ノブ
38,39 止め部材
40 ピン
41 セット車
41a 突片
41b 切溝
42 印字ベルト
43 インジケータ
43a 指標
Claims (2)
- 径方向へ突出した連結手段を一体的に作動し得るように設けていてノブの操作によって軸方向への移動と回転とを行うセット軸と、
前記セット軸に回転可能に嵌合していてその一端側の周面に複数の凹部を形成した輪状部が設けられており軸方向へ長く形成したスリットに前記連結手段を貫通させることによって前記セット軸と共に回転するスリーブと、
前記スリーブに回転可能に嵌合しておりその内周面に前記セット軸の軸方向への移動によって前記連結手段と嵌合し得る複数の溝を形成した複数のセット車と、
印字面に相当する位置に設けられた受台と前記各セット車との間に掛けられた複数の印字ベルトと、
弾性を有し前記輪状部の凹部に圧接している前記セット軸の回転方向に対する止め部材と
を備え、
前記輪状部と前記止め部材とが前記スリーブの回転を等間隔な角度位置で半固定できるようにした節度機構を構成することを特徴とする印字器。 - 前記セット軸の円周部には複数の輪状の溝が形成されており、また、前記スリーブの他端側には径方向に貫通孔が形成されており、そして、該貫通孔にはその一部を前記輪状の溝に挿入させ得る弾性を有した前記セット軸の軸方向に対する止め部材が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の印字器。
Priority Applications (1)
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JP18080996A JP3771327B2 (ja) | 1996-07-10 | 1996-07-10 | 印字器 |
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JP18080996A JP3771327B2 (ja) | 1996-07-10 | 1996-07-10 | 印字器 |
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JPH1024916A JPH1024916A (ja) | 1998-01-27 |
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Family
ID=16089741
Family Applications (1)
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JP18080996A Expired - Fee Related JP3771327B2 (ja) | 1996-07-10 | 1996-07-10 | 印字器 |
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JP (1) | JP3771327B2 (ja) |
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-
1996
- 1996-07-10 JP JP18080996A patent/JP3771327B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH1024916A (ja) | 1998-01-27 |
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