JPH1024947A - ハンドラベラーにおける底蓋の開閉機構 - Google Patents

ハンドラベラーにおける底蓋の開閉機構

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JPH1024947A
JPH1024947A JP18080896A JP18080896A JPH1024947A JP H1024947 A JPH1024947 A JP H1024947A JP 18080896 A JP18080896 A JP 18080896A JP 18080896 A JP18080896 A JP 18080896A JP H1024947 A JPH1024947 A JP H1024947A
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JP18080896A
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Kiyoyuki Sekine
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Shinsei Industries Co Ltd
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Shinsei Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】底蓋の閉鎖状態が確実に保持され、開放時には
底蓋に対して開放力が作用するようにした構成の簡単な
ハンドラベラーにおける底蓋の開閉機構を提供するこ
と。 【解決手段】係止部材15は、中央部に指当部15aを
有しており、その両側(図の表裏方向)に対称的に、夫
々二つのフック部15b、弾性部15d、軸部15fを
形成している。そして、二つの軸部15fを、外壁1
(2)の軸受け穴に回転可能に嵌合させている。閉鎖状
態においては、底蓋14の係合部14hがフック部15
bに係止され、且つ側壁14bが弾性部15dを撓ませ
ている。指当部15aを押し込むと、底蓋14に対する
弾性部15dの付勢力が大きくなり、フック部15bの
係止が外れると、底蓋14は勢いよく押し出されるよう
になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープ状の台紙に
仮貼付されて配列された複数のラベルを台紙から剥離さ
せ、物品又はその包装物等に貼着させるようにしたハン
ドラベラーに関する。
【0002】
【従来の技術】ハンドラベラーは、その操作を、手に持
って行うものであることから、当然のことながら従来よ
り小型且つ軽量であることが要求されている。しかしな
がら、最近ではスーパーマーケット等の大型量販店のみ
ならず一般の小売店でも広く使用されるようになってき
たため、低コスト化が急務となってきた。また、このよ
うに幅広く使用されるようになってきたことから、その
取り扱い方が便利であることが要求されている。ところ
で、この種のハンドラベラーは、新しいラベルテープ
(ラベルが台紙に仮貼付されているものをいう)を装填
する場合、底蓋を開閉する必要がある。この底蓋は、そ
の一端を本体の下方位置に回転可能に取り付けられてお
り、閉鎖状態においては他端の係合部が係止部材によっ
て係止されている。そして、従来の場合には、その係止
状態を保たせるために、ばね部材で係止部材を所定の方
向に付勢している。また、底蓋を開く場合には、上記の
係止を解き、底蓋を下側にして自重で開くようにしたも
のが殆どである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、閉鎖状
態を確実に維持するために、従来のように、係止部材の
ほかに、ばね部材やその他の部材を必要とするのは、低
コスト化にとって好ましいこととは言えない。また、係
止部材による係止を、底蓋を上側にして解いた場合に
は、手首をひねって底蓋を下側にしなければ開かなかっ
たり、底蓋と本体との間の隙間に爪や指を差し込まない
と開かないということでは、取扱が便利とは言えない。
【0004】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、その目的とするところは、極
めて簡単な構成であっても底蓋の閉鎖状態が確実に保持
され、開放時には底蓋に対して開放力が作用するように
したハンドラベラーにおける底蓋の開閉機構を提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、その一端を本体の下方位置に回転可能
に取り付けられ他端の係合部を係止部材によって係止さ
れた底蓋を備え、ラベルテープを装填するに際して、該
係止部材の係止を解いて該底蓋を開放するようにしたハ
ンドラベラーにおいて、前記係止部材が、前記底蓋を開
放するときに操作する指当部と、前記係合部を係止して
いて前記指当部の操作によってその係止を解かされるフ
ック部と、前記底蓋を閉鎖するとき該底蓋に押されて弾
性力を付与され閉鎖中その弾性力を維持している弾性部
とを有しており、前記底蓋を開放するときには、前記指
当部の操作によって前記弾性部の弾性力が強められ、前
記フック部による係止が解かれた時にその弾性力が前記
底蓋の開放力として作用するようにし、前記底蓋を閉鎖
するときには、前記係合部の背部に形成された斜面部
が、前記フック部を、前記弾性力が強まる方向へ変位さ
せるようにした底蓋の開閉機構を特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図1乃至
図12に示した実施例によって説明する。図1は、本実
施例のハンドラベラーの静止状態を示したものであっ
て、ハウジングを構成する二つの外壁のうち一方の外壁
を取り除いて示した平面図である。図2は、移送ドラム
の回転軸を軸支している底蓋に形成された二つの壁のう
ち一方の壁及び手動レバーの一方のアームを図1から除
去して示した平面図である。図3は底蓋の係止部材を示
す斜視図である。図4(a),(b)乃至図7(a),
(b)は、夫々ラベルテープの送り動作を説明するため
の要部平面図である。図8は、図1の状態から底蓋を開
いた状態を示す平面図であり、図9(a),(b),
(c)は底蓋の係止解除動作を説明するための要部平面
図である。図10は、印字器の内部構成を示す断面図で
あり、図11及び図12は図10におけるA−A線断面
図及びB−B線断面図である。
【0007】先ず、本実施例の構成を説明する。図1は
上記したようにハンドラベラーの本体であるハウジング
を構成する二つの外壁のうち一方の外壁を取り除いて示
したものである。従って、図1においては他方の外壁1
が示されているだけである。他方、図4乃至図7の図
(b)は図1の背面側から外壁1を取り除いて示したも
のであり、そこにはもう一つの外壁2の一部が示されて
いる。これらの外壁1,2は合成樹脂製であって且つ略
対称的な形状をしており、相互間に所定の空間を設けて
軸3,4,5,6,7,8,9によって相互に取り付け
られている。
【0008】軸4には手動レバー10が回転可能に取り
付けられている。この手動レバー10は分岐部10aを
境にして把手10bと二つのアーム10c,10d(ア
ーム10dは図4乃至図7の図(b)参照)に分かれて
おり、全体としてフォーク状をしている。外壁1,2と
把手10bとの間には圧縮ばね11が介在し、ハウジン
グと把手10bとを掴んで握ると、把手10bが相対的
に反時計方向へ回転し、圧縮ばね11が圧縮されるよう
になっている。そして、その握り操作を解除すると、把
手10bが圧縮ばね11の弾性によって相対的に時計方
向へ回転するが、その回転は、アーム10c,10d
が、夫々外壁1,2に肉厚部として形成されたストッパ
1a,2a(ストッパ2aは図4乃至図7の図(b)参
照)に当接することによって停止するようになってい
る。また、アーム10cには、折曲部10e,押動部1
0f,長孔10gが形成されており、他方、アーム10
dには、図4乃至図7の図(b)に示すように、歯部1
0h,長孔10i,ピン10jが形成されている。
【0009】周知のように、印字前のラベルテープ12
は長尺の台紙12aに複数のラベル12bを順に仮貼付
し、ロール状に巻かれている。そこで、このようなロー
ル状のラベルテープ12を回転可能に取り付ける構成に
ついて説明する。テープ取付部材13は合成樹脂製であ
って、外壁1,2の間に介在するガイド部13aと、外
壁1,2に向けて突き出している軸部13bと、ガイド
部13aから外壁1に沿って延伸した板状の支持部13
cと、その支持部13cの先端に形成された取付軸13
dと、その取付軸13dの中心から外壁1へ向けて球面
状に突き出している軸部13eとを有している。そし
て、この取付部材13は、軸部13bの一端を外壁1に
形成された円筒状の軸受け1bに回転可能に嵌合させ、
他端を同様にして外壁2に形成された図示していない円
筒状の軸受けに嵌合させている。また、外壁1には、円
弧状に溝1cが形成され、その終端に該溝1cの幅の寸
法より直径の大きい溝1dが連設されている。
【0010】そこで、新しいラベルテープ12を取り付
ける場合には、溝1dに収まっている軸部13eを溝1
cに移動させ、該溝1cからの抵抗を受けながらテープ
取付部材13を時計方向へ回転させる。そして、テープ
取付部材13を充分に回転させた状態にしてから、取付
軸13dに新しいラベルテープ12を取り付ける。その
後は、テープ取付部材13を反時計方向へ押し、溝1c
に抵抗を受けながら軸部13eを摺動させ、最後に直径
の大きな溝1dに嵌合させて図1のような取り付け完了
状態にする。
【0011】次に、底蓋14の開閉機構の構成について
説明する。図1及び図2から分かるように、底蓋14
は、底部14aと両側の側壁14b,14cが合成樹脂
で一体成形されており、また側壁14b,14c間には
ガイド部14dも一体成形にて形成されている。また、
底部14aには印字するときの受台14eが設けられ、
側壁14b,14cには夫々斜面部14f,14gが形
成されている。更に、斜面部14fの近傍には係合部1
4hが形成されている。図面上には示されていないが、
斜面部14gの近傍にも係合部14hと同様な係合部が
対称的に形成されている。また、図4(a),(b)か
ら分かるように、側壁14b,14cの最先端部には、
夫々相手側に向けて突き出たガイド部14i,14jが
形成されている。そして、このような形状の底蓋14
は、側壁14b,14cによって軸5に回転可能に取り
付けられている。
【0012】図1及び図2に加えて図3を用い、底蓋1
4の係止部材15について説明する。尚、図2において
は、係止部材15の一部を断面で示してある。この係止
部材15は合成樹脂製であって、中央部に指当部15a
を有しており、その両側に対称的に、フック部15b,
15c、弾性部15d,15e、軸部15f,15gを
形成している。そして、軸部15f,15gを、外壁
1,2に形成した図示していない軸受け穴に回転可能に
嵌合させている。また、図8に示したように、外壁1に
は外壁2に向けてストッパ1e,1fが形成されてお
り、係止部材15の時計方向の回転は弾性部15eがス
トッパ1eに当接することによって、また、反時計方向
の回転はフック部15cがストッパ1fに当接すること
によって、夫々阻止されるようになっている。尚、図示
していないが、外壁2にも外壁1に向けて、ストッパ1
e,1fと同様なストッパが対称的に形成されており、
夫々係止部材15の弾性部15d,フック部15bに当
接し得るようになっている。
【0013】次に、ラベルテープ12の移送機構の構成
について説明する。図4乃至図7から分かるように、軸
5には伝達部材16の管状部が回転可能に取り付けられ
ている。この伝達部材16は合成樹脂製であって、外壁
1側には部分歯車16aが形成され、アーム10dに形
成された歯部10hに噛合している。また、管状部から
はカッター部16bがハウジング外へ突き出ており、更
に、外壁2側には張出部16cが形成され、その先端に
設けられた軸部16dには、ラチェット爪17が回転可
能に取り付けられている。そして、このラチェット爪1
7には可撓性を有する弾性部17aと、爪部17bが形
成されており、弾性部17aの先端は手動レバー10の
押動部10fに摺接するようになっている。移送ドラム
18は合成樹脂製であって、その周面には、等間隔に複
数のピン18aが立設されている。このピン18aは、
周知のように、ラベルテープ12に形成された抜き孔
(送りカットとも称され円孔の場合と刻み目の場合があ
るが、本実施例の場合は円孔)に嵌合させるためのもの
である。
【0014】また、この移送ドラム18の周面には、ピ
ン18aの両側に輪状に二つの溝が形成されており、そ
の一方の溝18bが図2において点線で示されている。
更に、この移送ドラム18には、外壁2に面する側面
に、同心的にラチェット車19が一体的に形成されてい
る。周知のように、このラチェット車19には、長い歯
面と短い歯面とを有する複数の歯が形成されており、上
記した爪部17bがそれらの歯面に接するようになって
いる。そして、移送ドラム18の両側面には軸部18
c,18dが形成されており、それらを、底蓋14の両
側壁14b,14cに形成された軸受け穴(図示してい
ない)に回転可能に嵌合させている。
【0015】底蓋14の両側壁14b,14cには、更
にラベルストッパ20が回転可能に取り付けられてい
る。このラベルストッパ20は全体として軸部材であっ
て、その中央部には、移送ドラム18のピン18aと同
様に、ラベルテープ12に形成された図示していない抜
き孔に嵌合する5個のフック20aが形成されている。
また、ラベルテープ12の通路外である側壁14c側の
端部にも、やはり5個のストッパー爪20bが形成され
ている。図8に示すように、外壁1には略左右方向に長
い溝1gが形成されており、その中にスライド部材21
が配置されている。また、スライド部材21が溝1gか
ら離脱しないようにするために、外壁1に押さえ部材2
2が取り付けられている。このスライド部材21には、
図4(b)に示すように、長孔21aと、外壁2に向け
て係止部21bが形成されており、長孔21aはアーム
10dのピン10jと嵌合し、係止部21bは上記した
5個のストッパー爪20bに係合し得るようになってい
る。
【0016】ラベルテープ12の移送機構にとってガイ
ド部は極めて重要である。テープ取付部材13に形成さ
れたガイド部13aと、底蓋14に形成されたガイド部
14dについては、既に説明した。この実施例において
は、そのほかに、いずれも合成樹脂製の三つのガイド部
材23,24,25が設けられている。ガイド部材23
は、軸部23aとフック部23bを有しており、軸部2
3aの両端を、外壁1,2に形成された円筒状の軸受け
1h,2bに嵌合させ、フック部23bを軸9に嵌め付
けている。ガイド部材24,25の構成は図2を用いて
説明する。ガイド部材24は軸4に回転可能に取り付け
られ、ガイド部材25は外壁1に立設された軸部1iに
回転可能に取り付けられている。また、両者は、ガイド
部材24に設けられた軸部24aに、ガイド部材25に
形成された孔を嵌合させ、図2に示すような姿勢を保つ
ようになっている。そして、ガイド部材24は、後で説
明する目的のために、二つのガイド部24b,24cを
有している。また、このガイド部材24の嘴状の先端部
24dは、移送ドラム18の周面に形成された溝18b
に挿入されている。尚、溝18bは上記したように二つ
形成されているため、先端部24dも実際には二つ形成
されているが、図2においてはそれらが重なっているた
め、あたかも一つであるかのように描かれている。
【0017】次に、印字機構の構成について説明する。
印字機構は、インクローラ機構と印字器とに分けること
ができる。この実施例におけるインクローラ機構は、外
壁2に設けられている軸部2cに回転可能に取り付けら
れたインクアーム26と、そのインクアーム26の先端
部に設けられている軸部26aに回転可能に取り付けら
れたインクローラ27とで構成されている。インクアー
ム26は、図示の都合上、図1には二点鎖線で示してあ
り、軸部2cは×印で示し、軸部26aは・印で示して
ある。また、このインクアーム26は、図示していない
ばねによって時計方向へ回転習性を付与されているが、
図1には、その回転を図示いていないストッパによって
阻止されている状態が示されている。他方、インクロー
ラ27は、合成樹脂でボビン状に形成された枠体と、そ
れに取り付けられた柔軟性のあるインク含浸体で構成さ
れており、図1においては、外壁1,2に面する両端部
に形成された枠体の鍔部27aと、ロール状のインク含
浸体27bの外径を示してある。
【0018】手動レバー10の二つのアーム10c,1
0dの間には、印字器Pが取り付けられている。その取
り付け方は、ねじ28,29を、夫々、長孔10g,1
0iに貫通させ、印字器Pに形成された図示していない
めねじに螺合させている。この印字器Pの構成について
は、図10,図11,図12を用いて詳細に説明する。
図10は、図1に示されている印字器Pを左方向から視
た断面図である。印字器Pの筐体を形成しているのは、
二つの側板30,31、天板32、受台33である。こ
のほかにも実際には、二つの側板30,31間に、梁の
役目をする部材等が設けられているが、周知であるため
省略してある。そして、二つの側板30,31には、対
向する位置に略同じ大きさの円孔があけられており、後
述するスリーブを軸受けするようになっている。側板3
0の円孔は、カバー34によって塞がれているが、その
ことには特に技術状の意味はない。また、側板31に
は、あとで説明する目的のために孔31aが形成されて
おり、天板32には窓32aが形成されている。
【0019】側板30,31の対向位置に設けられた円
孔には、全体として円筒状をしたスリーブ35が回転可
能に嵌合しており、スリーブ35の内部にはセット軸3
6が作動ノブ37によって回転可能に嵌合している。ま
た、このセット軸36には周面に6個の溝36aが輪状
に形成されている。スリーブ35は、図10において、
その上下位置に軸方向に伸びたスリット35a,35b
を有しており、それらの左端位置にはそれらのスリット
の幅よりも大きな孔が連設されている。そして、それら
の大きな孔には、図11に示すような弾性を有する止め
部材38の先端が貫通し、図10において一番左にある
溝36aに挿入されている。それによって、止め部材3
8は、スリーブ35の抜け止めの役目をすると同時に、
あとの説明からも分かるように、セット軸36の軸方向
への移動に対しクリック作用をするようになっていて、
溝36aと共に節度機構を構成している。
【0020】図10において、スリーブ35の右端に
は、輪状部35cが形成されている。そして、この輪状
部35cは、図12から分かるように、その周面に16
個の凹部を形成している。また、側板30に立設された
軸部30aには、弾性を有する二つの腕部を形成した止
め部材39が取り付けられており、腕部の先端を輪状部
35cの周面に圧接させている。また、図10及び図1
2から分かるように、セット軸36にはピン40が圧入
されている。そして、このピン40は、スリーブ35の
スリット35a,35bを貫通している。そのため、作
動ノブ37によってセット軸36を回転させると、ピン
40がスリーブ35が、共に回転するようになってい
る。従って、上記の輪状部35cと止め部材39は、セ
ット軸36の回転位置を規制するための節度機構を構成
している。
【0021】図10から分かるように、スリーブ35の
周りには6個のセット車41が回転可能に取り付けら
れ、そのセット車41には、夫々印字ベルト42が掛け
られている。このセット車41と印字ベルト42との関
係は各組とも同じであるため、その一組について図11
を用いて説明する。セット車41は合成樹脂製であっ
て、外周部に突片41aが形成され、内周部には16個
の切溝41bが形成されている。また、この切溝41b
には、ピン40の先端が嵌合するようになっている。切
溝41bの数は、輪状部35cの凹部の数と同じであ
り、上記の結合関係により、切溝41bと該凹部の角度
位置は一致している。
【0022】印字ベルト42は輪状をしておらず、単体
では紐状になっていて、その両端は、周知のようにし
て、突片41aの両側に形成されたL字状の溝に挿入さ
れ、使用上は外れないようになっている。そして、この
印字ベルト42は、組立状態では受台33に掛けられて
いる。このとき、印字ベルト42は受台33によって所
定の角度に屈曲されているため、その間の摩擦力によっ
て、セット車41は簡単には回転し得ないようになって
いる。また、印字ベルト42の周面には数字等の記号が
付けられているが、周知のように、それらの半分は印字
用の記号であり、残りの半分は見出用の記号である。そ
して、印字に際しては、必要な印字用の記号を受台33
の下側に配列させることになる。
【0023】他方、図10に示すように、セット軸36
にはインジケータ43が取り付けられている。その取り
付け方は、セット軸36に対して回転可能であるが、セ
ット軸36が軸方向へ移動する場合には、共に移動する
ようになっている。このインジケータ43は、側板31
の孔31aを貫通して、窓32aと6個の印字ベルト4
2の間に延伸しており、先端には指標43aが形成され
ている。
【0024】印字器Pは、このような構成をしている
が、受台33の下側に必要な印字用の記号を揃える場合
には、次のようにして行われる。その設定操作は作動ノ
ブ37によって行い、その確認は窓32aから目視によ
って行うことになる。先ず最初に、記号を変えたい印字
ベルト42を選択する。その場合には、図10において
作動ノブ37を左右に操作することになる。図10にお
いては、ピン40が、一番右に位置するセット車42の
切溝41bに嵌合しており、且つ指標43aが一番右に
位置する印字ベルト42の上にある。従って、この状態
は、一番右に位置する印字ベルト42の記号を選択でき
る状態である。
【0025】この状態から、右から2番目の印字ベルト
42の記号を選択したい場合には、作動ノブ37を持っ
て、セット軸36を左方向へ移動させる。この操作は、
止め部材38の弾性に抗して行われることになり、その
操作によって止め部材38は図10の位置において嵌合
している溝36aから押し出され、右隣の溝36aに落
ち込む。その時、指標43aは右から2番目の印字ベル
ト42の上に位置し、ピン40が、右から2番目のセッ
ト車42の切溝41bに嵌合している。従って、この状
態で、セット軸36の左方向への移動を停止すれば、右
から2番目の印字ベルト42を選択したことになる。そ
して、セット軸36は、止め部材38と溝36aとの嵌
合により、左右方向へは半固定状態となっている。
【0026】次に、右から2番目の印字ベルト42にお
いて、必要とする記号を選択することになる。その場合
には、作動ノブ37によってセット軸36を回転させれ
ばよい。セット軸36を回転させると、ピン40とスリ
ット35aとの嵌合関係によってスリーブ35が共に回
転し、またピン40と切溝41bとの嵌合関係によって
右から2番目のセット車41が共に回転する。この時、
他の5個のセット車41は、既に説明した理由によって
動くことはない。また、インジケータ43も側板31の
孔31aに嵌合しているので回転せず、セット軸36と
の相対角度位置が変わるだけである。
【0027】周知のように、印字ベルト42は、或る特
定の印字用の記号が受台33の位置にあるとき、それと
同じ見出用の記号が指標43aの位置にくるので、必要
とする見出用の記号が指標43aの位置に来たとき、セ
ット軸36の回転を停止させればよい。そして、その停
止位置は、輪状部35cと止め部材39からなる節度機
構によって、半固定状態に位置決めされる。従って、選
択された記号が受台33に対して常に理想の状態で停止
し、全ての印字ベルト42の印字用記号は、ずれること
なく一列に配列されることになる。このようにして、品
質の良い印字面を確実に得ることができる。
【0028】ここで、印字機構についての説明を終わ
り、最後に、ラベル12bを包装物等に貼付するに際し
て、不可欠な構成を説明しておく。この構成は極めて簡
単であって、軸6に回転可能に取り付けられた貼着ロー
ラ44がその役目を担っている。この貼着ローラ44の
形状は周知であるため、詳しい形状を明示していない
が、断面形状は一定ではなく、ラベル12bとの接触面
は出来るだけ少なく、且つ比較的大きな接触圧が比較的
均等に得られるように工夫されている。また、各図にお
いては、このローラ44と上記した係止部材15とが、
作動上、干渉してしまうように見えるが、実際には両者
は干渉することなく、独自に作動し得るように配置され
ている。
【0029】次に、ラベルテープ12のセット操作と印
字・貼着操作について順次説明する。先ず、ラベルテー
プ12を使用状態にセットするためには、底蓋14を開
かなければならない。その開き操作を図9を用いて説明
する。図9(a)は底蓋14の閉鎖状態を示してある。
この状態においては、底蓋14は、側壁14bによっ
て、係止部材15の弾性部15dを撓ませている。言い
換えれば、底蓋14は弾性部15dによって開き方向へ
押されていることになる。しかしながら、側壁14bに
形成された係合部14hを、係止部材15のフック部1
5bが係止しているので、この閉鎖状態が維持されてい
る。このとき、同様にして、底蓋14の側壁14cも係
止部材15の弾性部15eを撓ませた状態にし、図示し
ていない係合部が係止部材15のフック部15cに係止
されている。
【0030】この状態において、係止部材15の指当部
15aを押し込むと、係止部材15は時計方向へ回動す
る。そのため、底蓋14に対する弾性部15d,15e
の付勢力は益々大きくなる。そして、やがてフック部1
5b,15cによる係止が外れると、底蓋14は勢いよ
く押し出され、軸5で反時計方向へ回転する。その係止
の外れた瞬間が図9(b)に示され、底蓋14が回転を
開始した直後の状態が図9(c)に示されている。この
ようにして係止が解かれるため、ハンドラベラーをどの
ような姿勢にしていても、例えば底蓋14を上にしてい
ても、単に係止が解かれただけではなく、底蓋14は確
実に押し出される。そのようにして、底蓋14の開いた
状態が図8に示されている。
【0031】次に、ロール状のラベルテープ12をセッ
トするが、この図8においては、既にテープ取付部材1
3に取り付けた状態が示されている。このような状態に
セットする操作については、既に説明したので、ここで
は省略する。このような図8の状態において、ラベルテ
ープ12の先端を下方に向けて通す場合、二通りの方法
がある。実施例の場合には台紙12aの上側にラベル1
2bが仮貼付されている(表巻き)ため、図示のように
真っ直ぐ下に垂らせばよいが、台紙12aの下側にラベ
ル12bが仮貼付されている(裏巻き)場合には、図2
においてテープ取付部材13のガイド部13aと、ガイ
ド部材24のガイド部24cに沿うようにして下方へ垂
らすことになる。
【0032】図8の状態にしてから底蓋14を閉じるこ
とになる。このとき、図9(c)に示された位置から底
蓋14を更に時計方向へ回転させると、底蓋14の側壁
14b,14cは、係止部材15の弾性部15d,15
eを押して係止部材15を反時計方向へ押そうとする
が、他方、斜面部14f,14gがフック部15b,1
5cの背部を押し、カム作用によって、弾性部15d,
15eの弾性力を強める方向、即ち係止部材15に時計
方向への力を与えることになる。このようにして、弾性
部15d,15eを充分に撓ませた後、二つの係合部1
4h(もう一方の係合部は図示を省略されている)がフ
ック部15b,15cを乗り越えると、フック部15
b,15cが係合部の背後に入り込み、図9(a)の閉
鎖状態になる。
【0033】次に、その後のラベルテープ12の操作を
図2を用いて説明する。図2は、既に使用可能状態にな
っているが、ラベルテープ12の先端が、この図におい
て未だ受台14eの左端から下に垂れ下がっている状態
を想定する。そのような状態で、先ず、垂れ下がってい
る部分のラベル12bを取り除く。そして、台紙12a
の先端を移送ドラム18とガイド部14dとの間に差し
込み、台紙12aに形成されている抜き孔の少なくとも
一つをピン18aに嵌合させる。そして、手動レバー1
0の握り操作を繰り返すと、そのたびに移送ドラム18
が反時計方向へ回転され、台紙12aの先端を巻き込ん
でいく。尚、この移送ドラム18の回転作動は、使用時
の作動と全く同じようにして行われるので、あとで詳し
く説明する。
【0034】台紙12aの先端は、このようにして移送
ドラム18とガイド部材25の間を進んでいくと、ガイ
ド部材24の先端部24dでピン18aとの嵌合を解か
れ、ガイド部材24のガイド部24bとガイド部材25
の間を進行してゆき、伝達部材16のカッター部16b
に沿うようにして、再度、下方へ出てくることになる。
このようにして受台14eから下方への弛みがなくな
り、しかも、ラベルテープ12に形成された抜き孔がラ
ベルストッパ20のフック20aに嵌合した状態が図2
に示された状態である。尚、この状態で、台紙12aの
先端を手で摘み、左方向へ移動させるようにして捻れ
ば、台紙12aはカッター部16bによって切断される
ようになっている。
【0035】次に、主に、図1、及び図4乃至図7を用
い、本実施例の印字・貼着操作について説明する。尚、
図4乃至図7において、各図(a)は図1と同じ方向か
ら視た図であり、各図(b)は図1の背面側から視た図
である。また、図1及び図4(a),(b)は静止状態
を示している。先ず、この静止状態において、本体(外
壁1,2)と手動レバー10を掴み、圧縮ばね11に抗
して両者を握りしめる。そうすると、手動レバー10は
図4(b)において時計方向へ回転する。そして、手動
レバー10のアーム10dに形成された歯部10hとの
噛合により伝達部材16が軸5において反時計方向へ回
転を始める。また、このようなアーム10dの時計方向
への回転によってスライド部材21は左方向へスライド
し、係止部21bがストッパー爪20bから退いてい
く。
【0036】伝達部材16が、このようにして図4
(b)において反時計方向へ回転を開始するということ
は、図4(a)においては時計方向へ回転を開始すると
いうことである。そこで、図4(a)において、伝達部
材16が時計方向へ回転を始めると、ラチェット爪17
が右方向へ移動し、その爪部17bが、ラチェット車1
9に形成されている歯の長い歯面を歯先に向けて摺動し
ていくことになる。一方、同時にその過程で、アーム1
0cは反時計方向へ回転していくから、押動部10f
が、ラチェット爪17の弾性部17aの先端を押し下げ
ていくことになる。そのため弾性部17aが撓まされ、
その弾性力がアーム10cの回転に抵抗力として作用す
る。しかも、この抵抗力は徐々に大きくなっていく。
【0037】他方、このような握り行程において、印字
器Pは、アーム10c,10dの回転に伴い、下降して
いく。そして、先ず、各印字ベルト42の印字面が、イ
ンクローラ27のインク含浸体27bに接触する。その
直後に、受台33の両端部が、インクローラ27の鍔部
27aに接触し、インクローラ27を押すことになる。
そのため、インクローラ27を支持しているインクアー
ム26(図1参照)が、図示していないばねに抗して反
時計方向へ回転する。このとき、インクローラ27の上
記の印字面を転がり、インクの付着を確実なものにし
て、印字面の軌跡外へ退避する。このときの状態が図5
(a),(b)に示されている。
【0038】図5の状態から更に握り行程が進んでいく
と、ラチェット爪17の爪部17bが、歯先を乗り越え
る。このとき、爪部17bは弾性部17aの強い弾性力
によって、次の歯の長い歯面に急速に落下する。また、
この落下によって、アーム10c、即ち手動レバー10
に対する抵抗力が激減して手動レバー10への握り操作
に弾みがつくことになるから、印字器Pは、下降速度を
瞬間的に早め、受台14eに載置されているラベル12
bに衝撃的に当接し、印字を行う。従って、握り操作が
ゆっくり行われた場合にも、良好な印字濃度で印字する
ことが可能になる。このときの状態が、図6(a),
(b)に示されている。
【0039】このようにして印字が行われた後、握力を
解除すると、手動レバー10は釈放行程に入る。する
と、図6(b)においてアーム10dが反時計方向へ回
転を始めるため、印字器Pは上昇を始め、伝達部材16
は時計方向へ回転を開始し、スライド部材21は右方向
へ移動を開始する。また、伝達部材16の回転は、図6
(a)においては反時計方向への回転であるから、ラチ
ェット爪17は図6(a)において左方へ移動を開始す
る。このときアーム10cも時計方向へ回転を始めてい
るので、弾性部17aの先端は余り抵抗を受けることな
く押動部10fを摺動する。そして、ラチェット爪17
の爪部17bが、握り行程で歯先を乗り越えたラチェッ
ト車19の歯の短い歯面に接触し、それを押してる途中
の状態が図7(a),(b)に示されている。
【0040】このようにして、図7(b)においては、
移送ドラム18は、時計方向への回転途中にある。ま
た、台紙12aが移送ドラム18によって牽引されたこ
とにより、ラベルストッパ20も時計方向へ回転され、
スライド部材21の係止部21bがストッパー爪20b
の軌跡内に、正に侵入しようとしている状態にある。更
に、ラベルテープ12が送られ、受台14eの先端で急
激に台紙12aが転向させられるため、仮貼付されてい
た印字済みのラベル12bが自己の剛性で台紙12aか
ら剥離し、ガイド部14i,14jの上を貼着ローラ4
4の下方へ向けて進行しようとしている状態にある。
【0041】この状態から移送ドラム18が更に回転
し、全ての作動が停止した状態が図4(b)に示す静止
状態である。このとき、ラベルストッパ20は、そのス
トッパー爪20bがスライド部材21の係止部21bに
係止されて回転できず、他方、移送ドラム18は逆転す
ることができないから、台紙12aは、ラベルストッパ
20と移送ドラム18の間で弛むことなく所定の緊張度
を保つことができる。そのため、ラベル12bの物品又
はその包装物への貼着時にも台紙12aの妄動がなく、
次の印字に際し、ラベル12bの正しい位置に印字する
ことができ、且つ字擦れを生じさせないようになってい
る。
【0042】ところで、図4(a),(b)は、本来、
使用前の状態として示したものであるから、そこには印
字後、更に貼着ローラ44の下方に送られたラベル12
bが示されていない。このとき、図7の状態から更に送
り出された印字済みのラベル12bは、台紙12aから
殆ど剥離した状態にあるが、未だ後端が台紙12aに接
しており、剥離した部分はガイド部14i,14jの上
に乗っている。その状態が図2に示されている。従っ
て、包装物等に印字済みラベル12bを貼着する場合に
は、図2において、このまま下方へ動かして包装物等に
押し当て、右方向へ引けばよい。そのとき、貼着ローラ
44がラベル12bの印字面を転がり、確実に貼着する
ことになる。
【0043】尚、本実施例のハンドラベラーは、ラベル
への印字機能を有するハンドラベラーであるが、本発明
は、印字機能を持たないハンドラベラーにも適用するこ
とができる。また、本実施例のハンドラベラーは、移送
ドラム18が底蓋14側に配置されており、ラベル12
bを剥離した後の台紙12aが、底蓋14の底部14a
の外側を通って移送ドラム18に牽引されるようにした
タイプのものであるが、本発明は、移送ドラムがハウジ
ング側に配置され、ラベルを剥離した後の台紙が、ハウ
ジング内において移送ドラムに牽引されるようにしたタ
イプのもの(例えば、実公昭54−24640号公報参
照)にも適用することができる。
【0044】
【発明の効果】上記のように、本発明は、極めて簡単な
構成によって底蓋の閉鎖状態が確実に保持され、また、
開放時には底蓋に対して開放力が作用するようにしたも
のであるから、低コストで製作でき、使い方も極めて便
利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のハンドラベラーの静止状態を示したも
のであって、ハウジングを構成する二つの外壁のうち一
方の外壁を取り除いて示した平面図である。
【図2】移送ドラムの回転軸を軸支している底蓋に形成
された二つの壁のうち一方の壁及び手動レバーの一方の
アームを図1から除去して示した平面図である。
【図3】図1に示されている底蓋の係止部材を示す斜視
図である。
【図4】図4(a)はラベルテープの送り動作を説明す
るために図1の要部を拡大して示した平面図であり、ま
た、図4(b)は図4(a)の背面側から視た平面図で
あって、ハウジングを構成する他方の外壁を取り除いて
示したものである。
【図5】図5(a)は手動レバーの握り行程の途中状態
を示した平面図であり、また、図5(b)は図5(a)
の背面側から図4(b)と同じようにして視た平面図で
ある。
【図6】図6(a)は手動レバーの握り行程の最終状態
を示した平面図であり、また、図6(b)は図6(a)
の背面側から図4(b)と同じようにして視た平面図で
ある。
【図7】図7(a)は手動レバーの釈放行程の途中状態
を示した平面図であり、また、図7(b)は図7(a)
の背面側から図4(b)と同じようにして視た平面図で
ある。
【図8】図1の状態から底蓋を開いた状態を示す平面図
である。
【図9】底蓋の係止解除動作を説明するための要部平面
図であって、図9(a)は底蓋を係止している静止状態
を示し、また、図9(b)は底蓋を解除した瞬間を示
し、更に、図9(c)は底蓋を解除した直後の状態を示
している。
【図10】図1に示した印字器の内部構成を示す断面図
である。
【図11】図10においてA−A線矢示方向を視た要部
断面図である。
【図12】図10においてB−B線矢示方向を視た要部
断面図である。
【符号の説明】
1,2 外壁 10 手動レバー 10a 分岐部 10b 把手 10c,10d アーム 10f 押動部 12 ラベルテープ 12a 台紙 12b ラベル 14 底蓋 14a 底部 14b,14c 側壁 14e 受台 14f,14g 斜面部 14h 係合部 15 係止部材 15a 指当部 15b,15c,23b フック部 15d,15e,17a 弾性部 16 伝達部材 16b カッター部 17 ラチェット爪 17b 爪部 18 移送ドラム 19 ラチェット車 20 ラベルストッパ 20b ストッパー爪 21 スライド部材 21b 係止部 26 インクアーム 27 インクローラ 27a 鍔部 27b インク含浸体 P 印字器 44 貼着ローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その一端を本体の下方位置に回転可能に
    取り付けられ他端の係合部を係止部材によって係止され
    た底蓋を備え、ラベルテープを装填するに際して、該係
    止部材の係止を解いて該底蓋を開放するようにしたハン
    ドラベラーにおいて、前記係止部材が、前記底蓋を開放
    するときに操作する指当部と、前記係合部を係止してい
    て前記指当部の操作によってその係止を解かされるフッ
    ク部と、前記底蓋を閉鎖するとき該底蓋に押されて弾性
    力を付与され閉鎖中その弾性力を維持している弾性部と
    を有しており、前記底蓋を開放するときには、前記指当
    部の操作によって前記弾性部の弾性力が強められ、前記
    フック部による係止が解かれた時にその弾性力が前記底
    蓋の開放力として作用するようにし、前記底蓋を閉鎖す
    るときには、前記係合部の背部に形成された斜面部が、
    前記フック部を、前記弾性力が強まる方向へ変位させる
    ようにしたことを特徴とする底蓋の開閉機構。
JP18080896A 1996-07-10 1996-07-10 ハンドラベラーにおける底蓋の開閉機構 Pending JPH1024947A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015229299A (ja) * 2014-06-05 2015-12-21 サトーホールディングス株式会社 印字器の印字選択装置

Cited By (1)

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