JPS6251815B2 - - Google Patents

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JPS6251815B2
JPS6251815B2 JP60038616A JP3861685A JPS6251815B2 JP S6251815 B2 JPS6251815 B2 JP S6251815B2 JP 60038616 A JP60038616 A JP 60038616A JP 3861685 A JP3861685 A JP 3861685A JP S6251815 B2 JPS6251815 B2 JP S6251815B2
Authority
JP
Japan
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web
label
actuator
roll
brake
Prior art date
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Expired
Application number
JP60038616A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60228233A (ja
Inventor
Eichi Hamitsushu Junia Hooru
Deii Reikusu Aadeisu
Eru Kaan Donarudo
Ei Makuree Jeemusu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Avery Dennison Retail Information Services LLC
Original Assignee
Monarch Marking Systems Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Monarch Marking Systems Inc filed Critical Monarch Marking Systems Inc
Publication of JPS60228233A publication Critical patent/JPS60228233A/ja
Publication of JPS6251815B2 publication Critical patent/JPS6251815B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65CLABELLING OR TAGGING MACHINES, APPARATUS, OR PROCESSES
    • B65C11/00Manually-controlled or manually-operable label dispensers, e.g. modified for the application of labels to articles
    • B65C11/02Manually-controlled or manually-operable label dispensers, e.g. modified for the application of labels to articles having printing equipment

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  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Labeling Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はラベル貼付装置に関し、特に、ウエブ
に剥離可能に付着したラベルを連続して印字し、
その印字したラベルを連続的に商品に貼付できる
手持ち式ラベル貼付装置に関する。
従来の技術 ウエブに剥離可能に付着したラベルを連続して
印字し、その印字したラベルを連続的に商品に貼
付できる手持ち式ラベル貼付装置に関しては、例
えば、米国特許第2909301号、同第3213785号、同
第3261288号、同第3265553号、同第3296962号、
同第3343485号、同第3369952号、同第3420172
号、同第3440123号、同第3526189号、同第
3551251号、同第3611929号、同第3619324号、同
第3656430号、同第3705833号、同第3724369号、
同第3798106号及び同第3800701号に開示されてい
る。
これらの文献に開示されたラベル貼付装置は、
フレームと、支持材ウエブとこのウエブ上に支持
された感圧ラベルのロールを支持する手段と、フ
レームに取付けられた、プラテン及びこのプラテ
ンに協働するプリントヘツドと、支持材ウエブか
らラベルをはがすようにフレームに取付けられた
はがし器と、はがされたラベルを貼り付けるよう
にフレームに取付けられた貼付器と、支持材ウエ
ブをはがし器に送るように該はがし器の下流で該
ウエブと接触する送り手段と、前記ウエブ送り手
段を駆動してラベルをプリントヘツドに進め、プ
リントヘツドをその初期位置から作動位置へ駆動
してラベルに印字しその後初期位置へ戻す駆動手
段とを備え、駆動手段はハンドルに設けられた作
動器を含んでいる。
この手持ち式ラベル貼付装置は、ラベルの印字
及び送り出しがハンドルに設けられた作動器の操
作によつて行われ、その作動器の操作毎に印字さ
れたラベルが商品等に貼付できるので、スーパー
マーケツト等では欠くことのできないものになつ
ている。
一般に、手持ち式ラベル貼付装置においては、
ラベルを所定の位置に固定してラベルに適切な印
刷を行うためラベルウエブに制動をかけることが
行われているが、この制動のために種々のブレー
キ手段が設けられている。従来のブレーキ手段の
多くは比較的簡単な構成のもので、プリントヘツ
ドがラベルに接触する直前までは作用しない形式
のものであつた。このような構成のブレーキ手段
を用いる手持ち式ラベル貼付装置では、新しいラ
ベルウエブを装填することも比較的容易であつ
た。
発明が解決しようとする問題点 しかし、従来のブレーキ手段において、プリン
トヘツドがラベルに接触する直前までラベルウエ
ブを停止させたままにするものがなかつたため、
プリントヘツドが印刷のためにラベルに近づくと
ブレーキが解除されてラベルの位置がずれること
があつた。この欠点に対処してプリントヘツドが
ラベルに接触する直前までウエブに制動をかける
ように構成したラベル貼付装置が、本願と同日出
願の特願昭49−80836号(特許第1160059号)に記
載されている。
ラベル貼付装置において見られるブレーキ手段
は、ラベルの印刷において必要なものである。し
かし、このブレーキ手段は、ラベルウエブを装置
に装填するときには、ブレーキ手段がウエブと接
触するようになつているため却つて邪魔になるこ
とがある。すなわち、ラベルウエブの通路にブレ
ーキ手段が立ち塞がり、ウエブを通すのを阻止し
ようとすることがある。特に、上記の特願昭49−
80836号のように、プリントヘツドがラベルに接
触する直前までブレーキがかかるようになつてい
る場合には、ラベルウエブの装填が厄介になる。
このため、ラベルウエブの装填の際には、ブレー
キが解除されているのが望ましい。
従つて、本発明の目的は、ブレーキ手段が設け
られたラベル貼付装置において、ラベルウエブの
装填の際には、そのブレーキ手段のブレーキ作用
を解除して、ラベルウエブの装填を容易にしたラ
ベル貼付装置を提供するにある。
問題点を解決するための手段 かかる目的を達成するため、本発明によるラベ
ル貼付装置は、従来のラベル貼付装置のように、
フレームと、支持材ウエブ及びこのウエブ上に支
持された感圧ラベルのロールを支持する手段と、
フレームに取付けられた、プラテン及びこのプラ
テンに協働するプリントヘツドと、支持材ウエブ
からラベルをはがすようにフレームに取付けられ
たはがし器と、はがされたラベルを貼り付けるよ
うにフレームに取付けられた貼付器と、支持材ウ
エブをはがし器に送るように該はがし器の下流で
該ウエブと接触する送り手段と、前記ウエブ送り
手段を駆動してラベルをプリントヘツドに進め、
プリントヘツドをその初期位置から作動位置へ駆
動してラベルに印字しその後初期位置へ戻す駆動
手段と、駆動手段がウエブ送り手段の作動を完了
した時点ではがし器の上流側のウエブに制動力を
与えるブレーキ手段とを備えており、前記の駆動
手段には、ハンドルに設けられた作動器も含まれ
る。
これらの構成を前提として、本発明によるラベ
ル貼付装置の特徴は、前記のブレーキ手段が、装
置の作動中に移動することができる第1のブレー
キ部材と、装置の作動中静止していて前記第1ブ
レーキ部材と協働する第2ブレーキ部材と、両ブ
レーキ部材の一方を有効作用位置から非作用位置
へ移動させて非作用位置に移動したブレーキ部材
を支持材ウエブの装置への装填を容易にするよう
にそのまま保持する手動の設定手段を含み、前記
手動の設定手段は、前記駆動手段の作動器に対し
て、該作動器の付勢の初期段階で前記の非作用位
置にあるブレーキ部材の保持を解除して該ブレー
キ部材を有効作用位置に戻すように、連結されて
いることにある。
実施例 以下、本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。図面中、第1図及び第3図〜第
6図の手持ち式ラベル貼付装置50も第7図に示
す手持ち式ラベル貼付装置も、本発明のラベル貼
付装置150(第8図以降に示される)を理解す
る上で参考となるものである。また、第2図に示
すラベルウエブ30は、本発明によるラベル貼付
装置は勿論のこと、第1図及び第3図〜第6図の
手持ち式ラベル貼付装置にも、また第7図に示す
手持ち式ラベル貼付装置にも使用できる。
先ず、このラベルウエブ30について説明を行
う。ラベル材料31の複合ウエブ30は支持材即
ちバツキング材32に解放自在に付着されて運ば
れる。ラベル材31は、ラベル材ウエブを横ぎつ
て複合ウエブ30の横縁34と35にわたつて延
びている横方向カツト33によつて横方向に分断
されている。「突合せカツト(butt cuts)」とし
て知られるカツト33は、ラベル材のウエブ31
を一連の端から端までのラベル36に分離する。
ラベル材のウエブ31は、その下側に、ラベル材
のウエブ31に強く付着された圧力に感応する接
着材37のコーテイングを有する。支持材ウエブ
32は、ラベルが支持材ウエブ32からはがされ
得る様、薄いフイルム或いはコーテイング(図示
していない)を有する。
カツトの群38が複合ウエブ30の全長にわた
り等間隔をあけて設けてある。カツトの各群38
はラベル材のみならず支持材をも通つて延びてい
る。このカツトの各群は、支持材上のカツト39
S,40S,41Sとラベル材上の直線状のカツ
ト39L,40L,41Lとから成る全体として
I−字型の形状をしている。カツト39Sの一端
とカツト40Sとの間のウエブ32の部分はもろ
い部分43Sを与え、カツト39Sの他端とカツ
ト41Aとの間のウエブ32の部分はもろい部分
42Sを与える。同様にカツト39の一端とカツ
ト40Lとの間のラベル材部分はもろい部分43
Lを与え、カツト39Lの他端とカツト41Lと
の間のラベル材部分はもろい部分42Lを与え
る。
第1図と第3図乃至第6図までの参考例を参照
すると、全体として50で示されるラベル印刷及
び貼付装置が示されている。装置50は全体とし
て51で示されるフレームを有し、このフレーム
はフレーム・セクシヨン52とカバー・セクシヨ
ンが着脱自在に連結されているフレーム・セクシ
ヨン53とを含んでいる。単一の剛性金属板で作
られたサブフレーム55は、フレーム・セクシヨ
ン52に例えばねじ56で留められるのに適して
いる。ねじ56はサブフレームの夫々の穴57を
通り、フレーム・セクシヨン52の夫々のボス5
8に螺合される。フレーム51には、一部がフレ
ーム・セクシヨン52のハンドル部分60から成
り一部がフレーム・セクシヨン54から成る。全
体として59で示されたハンドルがある。セクシ
ヨン53と54は、ハウジング・セクシヨン52
の切欠きみぞ62に係合することができるスナツ
プ止めされた可撓性で弾性の部材61を含むスナ
ツプ止め連結器によつて、フレーム・セクシヨン
52に連結される。
サブフレーム55には、全体として63で示さ
れるプリントヘツド、送り車64、送り車64と
一体に形成されているつめ車65(第3図)、レ
バー67と一体に形成されている歯車或いは歯車
部66、ロールの形をした貼付機68、プラテン
69と一体のガイド69′、プラテン69の縁に
設けられたはがし器70、ころ71と72、ポス
ト又は植込ボルト73、ポスト又は植込みボルト
74、ポスト又は植込みボルト75、剥ぎ板76
とこれと一体に形成されたガイド77が設置して
ある。ハンドル部分60とフレーム・セクシヨン
54はピボツト78を夫々のボス79と80に設
置している。ピボツトは、レバーの形で示されて
いる作動器81を旋回可能に設置している。使用
者がハンドル59を握ると(使用者が右手でハン
ドル59を握るとして)、親指がフレーム・セク
シヨン54のまわりを通り、作動器81が使用者
の指に係合する。作動器81は、歯車66とかみ
合つている歯車或いは歯車部82を支持してい
る。圧縮バネ83を含むバネ組立体82′は、ハ
ンドル部分60と作動器81を押しつけ、作動器
81を反時計方向に強制している(第1図及び第
3図)。バネ組立体82′は、米国特許第3698745
号の第45図乃至第48図に詳細に示されてい
る。作動器81と歯車82は、最初第3図に実線
で示された位置にあるが、操作されると点線8
1′で示された位置に動く。送り車64、つめ車
65、歯車66は、ポスト74上に同軸上に設置
されている。歯車66はつめ車65とかみ合わさ
るつめ83を有する。作動器81が第3図の実線
の位置から点数の位置へ動くと、歯車66はつめ
83がつめ車65の歯84を通り過ぎるまで反時
計方向に回転し、作動器81が解放されると、バ
ネ組立体82′が歯車66を時計方向に駆動し、
つめ83が送り車64を時計方向に駆動する。つ
め車65、従つて送り車64の時計方向の回転
は、つめ車65とかみ合う可撓性で弾性のつめ8
4′によつて妨げられる。
レバー67は、歯車66の板から片寄つた面内
にある。第1図に最も良く示されている様に、横
部分85が歯車66とレバー67とを一体に連結
している。この横部分85はサブフレーム55の
弓型みぞ穴86を通る。レバー67は、全体とし
て86で示されているピン型連結器によつてプリ
ントヘツド63に連結されている。ピン型連結器
86は、ピンとみぞ穴の連結器であつて、レバー
67中の細長いみぞ穴87とみぞ穴87に受け入
れられるころ89を有するピン88とから成る。
座金90とクリツプ91がころ89をピン88に
保持している。ピン88はプリントヘツド63に
固定されている。第1図と第4図に最も良く示さ
れている様に、プリントヘツド63には一対の細
長い平行なボール軌道92と93が設けられてい
る。サブフレーム55は一対のボール軌道94と
95を設置している。ボールベアリングの列96
と97が、夫々のボール軌道92及び94並びに
93及び95に受け入れられている。このボール
ベアリング列は、米国特許第3698745号の第12
図と第24図に詳細に示されている。92乃至9
5のボール軌道は、プリントヘツドをプラテン6
9への方向とそれから遠ざかる方向とへの往復運
動が可能に設置する軌道構造を成す。ボール軌道
95はボール軌道93に対して動くことができる
ように設置されている。圧縮バネ95′はボール
軌道95をボール軌道93の方に強制し、ボール
軌道93と95との間の隙間を補正する。
装置50は、二系列機械として知られている。
選択して設定できる印刷帯98と99の二つの系
列L1とL2を有する装置を提供する。系列L1の帯
98はノブ100の手操作により選択的に設定で
き、系列L2の帯99はノブ100の手操作で選
択的に設定できる。ノブ100と101は、カバ
ー・セクシヨン53の開口53′を通つて突出し
ている。
送り車64の歯64′が通る溝64bのついた
ダイ・ロール64aは、腕64cに回転可能に設
置されている。腕64cはポスト73に設置され
ている。腕64cには、サブフレーム55のみぞ
穴64fを通つて延びている一体となつた側面タ
ブ64gがある。引張りバネ64dが、サブフレ
ーム55に固定されているポスト64eとタブ6
4gに連結されている。バネ64dは、ダイ・ロ
ール64aを送り車64に押しつけている。送り
車64が回転すると、送り車64の歯64′がダ
イ・ロール64aと協働して支持材ウエブ32の
もろい部分42S及び43Sを破り、支持材ウエ
ブ32に送り穴をつくる。
インク機構102は、サブフレーム55に固定
されたピボツト104に旋回可能に設置された腕
103を含む。保持器105が腕103をピボツ
ト104に保持している。腕103は、インクロ
ール107が設置されている、横方向に延びた小
径ピン106を支持している。ピン106はサブ
フレーム55の弓型みぞ穴107を通つて延びて
いる。引張りバネ109は、その一端が腕103
に支持された側面タブ110に働き、その他端が
プリントヘツド63に固定されているピン111
に働く。タブ110とピン111の位置は、プリ
ントヘツド63が印刷行程の間に実線の位置から
点線63′で示される点線(印刷)位置へ動く
時、バネ109に実質的な伸張や膨張のない様に
選ばれる。同様に、戻り行程にてプリントヘツド
63がこれらの位置の間を動いても、バネ109
の実質的な伸張や膨張はない。ピボツト104の
位置は、印刷行程の間はインクロール107を実
線の位置から点線107′で示された点線の位置
へ押す。プリントヘツド63の戻し行程の間に、
インクロール107は実線の位置に戻る。更にバ
ネ109の力はボール軌道92をボール軌道94
に向つて強制し、隙間を補正する。
ロール形態の複合ラベルウエブは、ボール紙そ
の他の適当な材料から成る円形円筒芯112を持
つている。プラスチツクその他の適当な材料から
成るボス113は、芯をスナツプ止めすることが
でき且つ使用済ロールの芯112を容易に除去し
得るようになつた可撓性で弾性の3つのセクシヨ
ン114を持つている。ボス113は、ポスト7
5上に回転可能に取付けられ、クリツプ113′
によつて保持されている。
第5図と第6図を参照すると、送り車64の周
囲には等間隔に配置された全体としてV字型の横
方向溝115がある。これらの溝115は、支持
材ウエブ32が送り車64と成す接触面積を大い
に減少させている。これは、支持材ウエブ32上
の粘性ゴムが送り車64に移されるという傾向を
最小限度に小さくする。送り車64上の粘性ゴム
は、複合ウエブ30の供給にも問題を惹き起こ
す。送り車64の外周上のランド116は、ピツ
チの距離dの5分の1位であり、この為溝115
は連続した凸凹のない周囲をした送り車の時の80
%も接触面積を減らす。
装置50に装填するには、カバー・セクシヨン
53を取りはずし、複合ラベルウエブ供給ロール
をボス113上にはめる。ダイ・ロール64aと
その腕64bがオーバー・センタの位置にまで動
かされる。作動器81を第3図の点線の位置に向
けて一部動かすと、複合ウエブ30の自由端はブ
レーキ・ロール117とサブフレーム55に固定
された板118の間に通される。複合ウエブ32
の自由端は、ころ71の下を一部巻きついて通
り、プラテン69の上、はがし器70のまわり、
プラテン69の下、ころ71の下に一部まわり込
み、ころ72を一部まわり、送り車64の上に一
部まわり込み、剥がし板76の上、ガイド77の
上を通る。作動器81が解放されると、ブレー
キ・ロール117がプリントヘツド63の端と接
触し、ラベル36を貼付している間にウエブ30
が出ていくのを防ぐ為、ブレーキ・ロール117
はウエブ30を板118に押しつける。ダイ・ロ
ール63とその腕64は、第3図に示された位置
に動かされ、カバー・セクシヨン53は所定の場
所にはめられ得る。
ラベル36を印刷し貼付したいと望んだ時に
は、作動器81を強く握ると印刷及び送りのサイ
クルが開始され、歯車82に歯車66を駆動さ
せ、レバー67を駆動させる。レバー67の旋回
は、プリントヘツドをプラテンと協働する位置に
駆動しラベル36にデータを印刷する。作動器8
1が解放されると、つめ83は丁度今印刷された
ラベル36が貼付器68に対してラベル貼付位置
に送る様に送り車64を駆動し、一方この位置で
はラベル36の後尾縁はまだ支持材ウエブ32に
付着している。また、次の連続したラベル36
が、次の印刷サイクルの間に印刷される為に、プ
ラテン69上に正しく置かれる。
第7図の参考例では、第1図と第3図乃至第6
図の参考例で示されたのと機能的に同等な部分に
対しては同じ参照番号が与えられている。第7図
を参照すると、作動器81は、ピボツト130を
支持している。リンク131がピボツト130に
旋回可能に取付けられている。リンク131に支
持されたピボツト130は、リンク131とレバ
ー133を連結している。レバー133は、ポス
ト74に旋回可能に設置されている。レバー13
3には、第3図のつめ83と同じ機能をするつめ
134がついている。レバー133の円形穴13
6を通つて延びてプリントヘツド63に固定され
ているピボツト135が、ピン型連結器86に設
けられている。第1図と第3図乃至第6図の参考
例の軌道構造を設ける代りに、第7図の参考例の
サブフレーム55は細長いみぞ穴137のついた
軌道構造を持つているプリントヘツド63は、こ
ろ139を設置したピン138を備えている。こ
ろ139はみぞ穴137に受け入れられている。
レバー133が動くとピン135が僅かな弧を描
くので、プリントヘツド63の右端もまた僅かに
弧を描く。プリントヘツド63の左端は、ころ1
39が一直線上を動くので、本質的に往復運動を
する。プリントヘツド63が印刷位置にある時、
ピボツト135は点線135′で示される位置に
あり、この位置ではプリントヘツド63はプラテ
ン69に対して垂直である。作動器81が解放さ
れると、第1図のバネ組立体は作動器81を反時
計方向に旋回させ、これによりレバー133を時
計方向に駆動してプリントヘツド63を第7図に
示された位置に戻し、同時につめ134は送り車
を駆動して複合ウエブ30をラベル36の長さに
等しい距離前進させる。第7図の具体例では、歯
車82は作動器81から取り去られている。
第1図及び第3図乃至第6図、並びに第7図の
装置は、主として成型プラスチツク材料で作られ
ている。サブフレーム55はスチール鋼で作られ
るのが好ましい。作動器81、歯車66とレバー
67、つめ車と送り車65と64、プリントヘツ
ド63の大部分、セクシヨン52,53,54、
ボス113、軌道94,95は、適当な成型プラ
スチツク材料で作られる。第7図を参照すると、
リンク131とレバー133もプラスチツク材料
で形成されている。
実際上、ある場合には、ラベルを剥した後、少
量の粘性ゴムの圧力感応性付着物が支持ウエブ3
2上に残る。この場合支持ウエブが送り車64と
接触すると、この粘性ゴム物質を送り車に移すこ
とがおこり、装置を使用し続けている間には、効
率的な操作を妨げることとなる。
送り車64には、支持ウエブ32にある粘性ゴ
ムすなわち感圧接着剤が送り車に移るのを実質上
阻止するに充分な、非付着或いは解離性のコーテ
イング116′をもつよう処理された、ウエブ接
触面116がある。送り車のウエブ接触面は、圧
力感応テープが2〜5秒間7.5gw/cm2(10p.s.i)
の圧力のもとで送り車に押しつけられた後に、圧
力感応テープを容易に離すのが好ましい。
金属、或いはポリアセチル樹脂(例えばデルリ
ン)、ポリカーボネイト樹脂(例えばレクサン)、
酸化フエニリン(例えばノリル)、ナイロン(例
えばナイラフイル、ザイテル、ナイラトロン)、
アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂
(例えばサイクロアツク−ABS樹脂)、不飽和ポ
リエステル成型樹脂、その他の有機重合プラスチ
ツク材料で作られた送り車の分離性質を増大せし
める特に好ましい方法は、送り車の支持ウエブ接
触面に、車を作つている基礎重合材料より低い表
面エネルギーを持つた樹脂性コーテイング組成物
の粘着連続コーテイングを適用することである。
好ましいコーテイング組成物は、航空機製造と保
護上塗り保持の方面で使われている湿分硬化され
た全シリコン樹脂の如き材料をベースにした組成
物と、感圧接着組成物用の分離紙を作るのに用い
られているシリコン重合体をベースにしたソルベ
ンド・ベースの紙硬化(solvent based paper
curable)コーテイング組成物を含む。コーテイ
ングは、使用中にはがれてしまわぬ様、送り車に
対し充分な付着性を持たねばならないので、コー
テイングを付着し硬化せしめる前に、コーテイン
グされる面を食刻或いはその他の方法により少し
粗く形成するのが望ましい。
この好ましい方法は、送り車が成型される間に
送り車中に潤滑材を混入することにより、ウエブ
に接触する送り車表面が粘性ゴムの堆積を防ぐに
充分な材料処理による分離特性を提供する手段を
備えたものと区別されるし、また米国特許第
3698745号に従つてこの目的の為送り車に液体潤
滑材を適用する方法とも区別できる。これら他の
方法も有利であるけれど、上記の好適方法は長期
間に渡つてより有効である。
(本発明に係るラベル貼付装置の具体的実施例) 第8図と第10図乃至第36図までを参照する
と、全体として150で示されているラベル印刷
及び貼付装置が図示されている。装置150は、
全体として151で示されているフレームを有
し、このフレームはハウジングセクシヨン15
2,153,154を有するフレーム即ちハウジ
ングと単一の剛性金属フレーム板155から成る
サブフレームとから構成されている。ハウジング
は本質的に閉じている。フレーム151は一部が
ハンドル部分160で一部がフレーム部分154
から成る、全体として159で示されているハン
ドルを持つている。ハウジングセクシヨン154
は、螺合する穴162に留められるねじ161に
より、ハウジング152に取付けられている。フ
レームセクシヨン154は、セクシヨン154の
リツプ163の前に位置し、セクシヨン153の
突起164は壁165の後に延びている。セクシ
ヨン153は、セクシヨン152の下にあけられ
たみぞ167にはまる通常スナツプ型の可撓性で
弾性の部材116を含むスナツプ嵌め連結器で、
セクシヨン152に連結されている。また、セク
シヨン153には、セクシヨン152の対応する
みぞ169に留められた植込みボルト168が設
けてある。
フレーム板155には、プリントヘツド17
0、送り車171、歯車又は歯車部172、ロー
ルの形で示されている貼付機173、プラテン1
74、はがし器175、設置ピン176と複数個
のころ177、設置ポスト178,179,18
0,181、及び支持体236が設置してある。
フレーム板155には、対となる正方形の設置
ピン又は植込ボルト183を留める、二つの間隔
をあけて正確に配置された四角い穴182があ
る。穴182は相互に直角に延びており、各植込
みボルトの二つの向い合う面が対応する長方形の
穴182の対応する長辺と接触する。ピン183
は、対応する穴182と協働して、フレーム板1
55をハウジング・セクシヨン152に対し正確
に配置する。第31図には唯一のみと詳細に示し
たが、フレーム板155をハウジング・セクシヨ
ン152に固定する三つの同等なすえ付け連結器
がある。フレーム板155は三つの大きな穴又は
切抜き184を持つている。ハウジングセクシヨ
ン152には、切抜き184を通つて延びている
ピン又は植込ボルト185がある。第31図を参
照すると、握りリングの形の保持器186は植込
みボルト185をつかんでいる。植込みボルト1
85のまわりに留められた圧縮バネ187は、フ
レーム板155及び保持器186に接触してい
る。年月と装置の連続使用によつて、植込みボル
トは延びる傾向がある。バネ187は、板185
が常にハウジングセクシヨン152にしつかり保
持されるのを確実にしている。植込みボルト18
5の直径が切抜き184よりかなり小さいので、
ハウジングセクシヨン152に対するフレーム板
155の位置は、夫々のみぞ穴182内のピン1
83によつて保持される。
フレーム板155には、一対の細長い切欠き或
いは端が開口したみぞ穴188と一対の対向した
細長い切欠き或いは端が開口したみぞ穴189が
ある。みぞ穴188と189はより大きな夫々の
切欠き190と191とに連がつている。対向し
ているボール軌道192と193は、夫々の切欠
き190と191に受け入れられる。プリントヘ
ツド170は、一対の対向するボール軌道195
と196を有するプリントヘツド・フレーム19
4から成る。ボールベアリング列197はつがい
のボールベアリング軌道192と195に入れら
れ、ボールベアリング列198はつがいのボール
ベアリング軌道193と196に入れられる。ボ
ール軌道192と193は全体としてチヤンネル
型構造である。ボール軌道192と193が第1
0図及び第11図で示される如き位置にあると、
ボール軌道192と193はフレーム板155に
受け入れられる。ねじ199は、切欠き188を
通つて延び、ボール軌道192の穴199′に螺
合される。同様に、ねじ200が、切欠き189
を通つて延び、ボール軌道193の穴200′に
螺合される。プリントヘツド170は、米国特許
第3698745号の第31図に図示されている如く、
印刷帯を二系列持つているので、プリントヘツド
170は二系列のデータを印刷することができ
る。印刷帯201の文字がプラテン上のラベル2
07に均一に接触する様にプリントヘツド170
がプラテン174に対して相対的に動くことが印
刷特性にとつて重要である。もしプリントヘツド
170がプラテン174に対して不正確に整合さ
れると、選択した文字の内のいくつかが印刷さ
れ、その他は全然印刷されなかつたり、わずかし
か印刷されなかつたりする。切欠き188と18
9が、これを通つているフアスナー199と20
0の直径より大きいので、ボール軌道192と1
93とを装置の製造の際に正しい位置に置くこと
ができ、これによつてプリントヘツド170がプ
ラテン174と正確に整列し、ボール軌道と対応
するボール・ベアリング列の間の隙間を最小に保
つことができる。プリントヘツド・フレーム19
4とこれと一体に成型されたボール軌道195と
196、並びにボール軌道192と193は、プ
ラスチツク材料から作られる。ボール列197と
198のボールは、米国特許第3698745号の第1
2図と第24図の様に、スチール鋼の如き硬い材
料から成る。第21図から第23図に模式的に示
される様に、タイプ文字即ちタイプ面202は、
プラテン174と平行に延びている。ボール軌道
192から195までは全て真直なので、プリン
トヘツド170は直線上を運動せしめられる。従
つて、良好な印刷の為にはプリントヘツド170
がプラテン174に対し垂直に動かねばならな
い。そこで、プリントヘツド170とプラテン1
74との正確な整列を確保する為に、製造中又は
それに引き続いてでさえも、プリントヘツドの複
合ウエブのラベルへの印刷位置への運動が調整で
きる様な手段が設けてある。
装置150は複合ウエブ203を利用するもの
である。ラベル材204の複合ウエブ203は、
支持パツキング材料205に解除可能に接着され
ている。ラベル材204は、ラベル材のウエブ2
04を横切つて全巾に渡つて延びている棒状カツ
ト又はスリツト206で横に切られ、これによつ
てラベル材204は端から端までの両端のあるラ
ベル207の列に分離されている。複合ウエブ2
03は、ボール紙やその他適当な材料から成る円
形円筒状芯208に巻きつく。複合ウエブのロー
ルは全体として209で示されるリールに設置さ
れる。リール209は中央に穴211のある全体
として平坦な円盤210から成る。円盤210
は、中央の穴から等距離離れた等間隔の複数個の
ピン212を持つている。円盤210が射出成型
機械で成型される時、円盤210、穴211、一
体のピン212が作られる。リール209も、全
体として213で示されているボスを含んでい
る。ボス213には、端壁215に連結された中
央管状ボス部分がある。ピン212は端壁のつが
い穴212′に受け入れられ、これによつて円盤
210とボス213とをキー止めして単一のもの
として一体に回転せしめる。ボス部分214から
間隔を置いて外方へ延び且つ端壁215に一体に
連結された、複数個の可撓性で弾性の片持ばりが
フインガ216に設置されている。芯208がそ
こにかぶせられた時、フインガ216は僅に外に
広がり、相互に遠ざかる。フインガ216の自由
端には突起217がある。各突起217には、一
対の傾いた面218と219がある。面218は
ラベルロールをボス213に載せるのに役に立
ち、面219はロールが偶発的にボス213から
はずれる事がない様に、しかし使用済みの芯20
8を使用者が容易に取り外せる様にする為の反り
を与える。供給ロールがリール209に載せられ
る時並びに使用済芯208が取り除かれる時に
は、フインガ216は内側に曲がる。ポスト又は
軸181は円盤210の穴211とボス部分21
4の内径220を通つて延びている。軸181の
端に受け入れられる保持器221は、リール20
9がポスト又は軸181からずれて外れるのを防
ぎ、そしてボス213が円盤210から分離して
ピン212が穴212′と遊合しなくなるのを防
いでいる。ボス213も射出成型される。円盤2
10は、送り通路の一つの縁を規定し、これによ
つてロールから出てきた複合ウエブ203がプラ
テン174と送り車171とに正確に整列して始
動する。
全体として222で示される作動器は、スリー
ブの形をした偏心器224に受け入れられたピボ
ツトピン223を含む全体として222Sで示さ
れている支持構造に設置された旋回操作されるレ
バーの形態をしている。第45図から第48図に
詳細に示されているバネ組立体225により、作
動器222は反時計回りに強制される(第8図及
び第10図)。簡単に述べると、バネ組立体は圧
縮バネ226を含んでいる。
作動器222は、歯をとることによつて形成さ
れる開口228を有する歯車又は歯車部227を
備えている。歯車部227は、歯車172の歯車
部229とかみ合つている。歯車部229には空
隙228に隣接する歯とかみ合う一つの大きな歯
230がついている。歯230は開口228とし
か合わないので、作動器222を歯車172に対
して正しい相対位置に組立てることができる。歯
車72にはプリントヘツドフレーム194に一体
に形成された歯車部又はラツク232とかみ合う
歯車部231がある。歯車部231には、歯を取
除くことによつて形成される開口233があり、
歯車部232には歯車172に対してプリントヘ
ツド170が正しい相対位置にのみ組立てられる
様に、開口233に受けられる一つの大きな歯2
34がある。ハンドル159が使用者の手で握ら
れたと仮定すると、使用者の指は作動器を操作し
て、バネ装置225のバネ226の力に逆つて作
動器222を時計方向に旋回させることができ
(第8図及び第10図)、これによつて歯車172
を反時計方向に回転させ、そしてプリントヘツド
170をプラテン174と重なり合う位置関係に
あるラベル207と協働する印刷位置に駆動す
る。作動器222を放すと、バネ226が作動器
222歯車172、プリントヘツド170、及び
その他の以下に述べる部分を同様にその初期の位
置に戻す。セクシヨン152と154は止め15
1′を持つている。
駆動軸235は、歯車172と一体に成型され
る。管又は管状のベアリングの形をした支持体2
36は、第18図に最も良く示されている様に、
フレーム板155の穴237に適当に固定されて
いる。後により詳細に記述する様に、送り車17
1には支持材ウエブ245と係合する複数個の横
方向に間隔のあいた歯171′の対がある。第2
1図に誇張して示されている歯171′は前方向
へ傾いて、ウエブ205の送り縁をつかまえる。
送り車171は、歯171′が一体に連結されて
いるリム238を含んでいる。リム238は環状
の外周でウエブと係合するセクシヨンはビード2
38′と、セクシヨン238より直径が小さい環
状セクシヨン238′の設けてある中央空間又は
ギヤツプを有する。第36図に示されている如
く、セクシヨン238′にはランド116aがあ
り、これはウエブ205とランド116aとに本
質的に線接触を提供するためにかなり鋭い山から
構成されている。ランド116aの間の溝115
aの形をしたギヤツプとセクシヨン238″は、
それがなければ送り車171の表面積から成つて
いたであろう接触面積を、外周面積の非常に僅か
なパーセンテージ、即ち50%以下、好ましくは図
示されている如く10%以下に、減少させる。送り
歯177に付着して来る粘着物、粘性ゴム等は、
ギヤツプ115aに集められる、これによつてラ
ンド116aで規定される送り車171の外径は
増加しない。直径の増加は、作動器を作動させた
時に送り車171が送るウエブの長さを増加させ
るという不利益をもたらす。例えば、ギヤツプ1
15aの深さは約0.63mm(0.025inch)で、各セ
クシヨン238′は190のランド116aを持
つている。ランド116aは鋭いのが特徴だけれ
ど、ウエブ205を切断しはしない。送りは歯1
71′がウエブに係合することで起る。送り車
は、少なくともその外周だけはプラスチツク材料
(それは本来低い摩擦係数をもつている)から構
成されている。更に、送り車171の外周表面
は、接着剤、粘性ゴム等の累積を防ぎ、送り車1
71が成型されているプラスチツク材料に適当な
潤滑油を混ぜる為に、液体又は永久コーテイング
材料で上塗りするのが好ましい。環状壁239
は、リム238とボス部分240を連結してい
る。ボス部分240には、大きなボア部分242
に没入されるボア部分241がある。ボア部分2
42には軸方向に延びた多数の溝と山又は縦みぞ
244から成る突起とが設けてある。ころがり接
触型一方向クラツチ243が、ボア部分242に
受け入れられている。ボア部分242の最初の内
径は、突起の峰で規定される。即ち山244はク
ラツチ243の外径より小さい。クラツチ243
をボア部分242に押し込めることによつて、ク
ラツチ243が送り車171の中に組立てられ、
山244は第18図に示された位置にクラツチ2
43を僅かな摩擦力で保持している。クラツチ2
43には、支持体236の外側の円形円筒表面2
46と接触している複数個のころ245がある。
一方向がクラツチ243は、第8図と第17図に
示されている様に、ベアリングとして働いて送り
車の時計方向への回転を可能にするが、反時計方
向への運動は妨げる。例えば、本発明に有用なク
ラツチの特定な具体例としては、米国コネチカツ
ト州06710・トリントンのトリントン社製で、
1969年のカタログRC−6に述べられているカタ
ログ番号RC−081208のローラー・クラツチと呼
ばれているものがある。
クラツチ243の一部分が第19図と第20図
に示されている。第19図に示された位置では、
ころ245が夫々の傾いた表面247とくさび止
めの接触位置にあるので、クラツチ243は送り
車171が反時計方向にまわるのを妨げており、
一方第20図では送り車171は矢印Aの方向に
回転するのが示され、ころ245は表面247と
246の間にて固定されていない。クラツチ24
3はバネ負荷されており、模式的に248で示さ
れるバネはころ245を両表面246と247に
絶えず押しつける。これによつてクラツチ243
のバツクラツシユは無視でき、つめ248の如き
つめを使つた時に較べバツクラツシユが相当減少
する。送り車171は、リム238、壁239、
ボス240を接続したウエブ249を含んでい
る。壁239の片側にあるリム238と238の
内周囲には、環状に配置した複数の溝250と山
251がある。溝250と山251は軸方向に延
びている。駆動車としてのつめ車252は、複数
個のつめ歯253を持つている。歯253は壁2
54の片側に一体に作られている。等間隔に複数
個の開口256のついている環状壁又はフランジ
255は、第2のクラツチ部材(つめクラツチ部
材)としての複数個の溝257と山258を持つ
ている。溝250と山251並びに溝257と山
258は同じピツチを持ち、お互いに補間し合つ
ていて、クラツチ(つめクラツチ)を構成し、送
りホイール171とつめ車252とに協働するよ
うに連結されている。つめ車252も内部ボア2
60のある環状ボス259を有する。ボア260
の内部の、ボス259の端がクラツチ243の一
端と接している位置まで、支持体236が延びて
いる。この位置で、つめ車252の山258と溝
257はお互いに補間し合つている送り車171
の対応する溝250と山251に受け入れられ
る。つめ車をその組立てられた位置から第18図
に示された位置に動かすと、送り車171に対す
るつめ車252の位置は選択的に変化する。その
様な変化は、プリントヘツド170とプラテン1
74の間の印刷領域にてのラベル207の整合を
変化させ、ウエブ205と先行するラベル207
がはがし器175に対して前進する位置に変化さ
せる。これが遂行される機構は、米国特許第
3783083号に記載されたものと一部分同じであ
る。
対応する山258と溝257とに協働して溝2
50と山251は、送り車171とつめ車252
が相対的に回転をしない様に相互にキー止めして
いる。また、送り車171とつめ車252とは、
クラツチ243の働きにより唯一方にのみ回転で
きる。
駆動軸235は、支持体236の円形円筒状ボ
ア261内に回転可能に設置されている。駆動軸
235は、全体として264で示されるつめ構造
の割れ目を形成しているボス263に受け入れら
れている。つめ構造264は、例えば第10図に
見られる如く、一回ごとに歯253と協働するつ
め265を含んでいる。歯車172と、送り車1
71及びつめ車252と同様に、つめ構造264
は成型プラスチツク材料から構成されている。割
りボス263は、軸235の平坦部262に受け
留められている平坦部267のある内部ボア26
6を有する。クランプ268がボス263のまわ
りに受け入れられている。つめ構造264を軸2
35にしつかりと、しかし着脱自在に設置する為
に、クランプ268は割りボス263にたが圧縮
力をかけている。平坦部262と267の協働に
よつて、そして駆動軸235が歯車232と一体
に作られていることによつて、つめ構造264と
歯車172は一体に回転する。作動器222が、
第8図と第10図に図示されている如く、時計方
向に旋回させられると、前述した様に歯車172
は反時計方向に回転する。歯車172の反時計方
向への回転は、つめ構造を反時計方向に回転さ
せ、これによつてつめ265を次の引続いている
歯253との駆動関係にせしめる。作動器222
の解放に従い、戻しバネ226が歯車172とつ
め構造264を時計方向に回転させる。これに従
つてつめ265の駆動端269は、つめ車252
と送り車171を時計方向にまわし、複合ウエブ
203を前進させる。
(ブレーキ機構) 第21図から第23図を参照すると、全体とし
て270で示されているブレーキ機構が図示され
ている。ブレーキ機構270は、第1のブレーキ
部材271とボス273に一体に接続された腕2
72を含んでいる。ボス273は、フレーム板1
55に固定された植込みボルト273′に旋回可
能に設置されている。第1のブレーキ部材271
は、複合ウエブ203にブレーキ力を及ぼすため
の可撓性の弾性ブレーキシユー274を含んでい
る。引張バネ275(第8図と第11図)は、一
端がフレーム板155の折り返しタブ276に、
他端がブレーキ部材271と一体に形成されたポ
スト277に連結されている。第11図に図示さ
れている様に、ポスト277はフレーム板155
の弓形みぞ穴278を通つて延び、バネ275は
フレーム板155の前面のポスト277とタブ2
76を連結している。タブ276とポスト277
は、バネ275が普通はブレーキ部材271と腕
272を二つのオーバセンタ位置の一方に強制せ
しめるように、植込みボルト273′の軸線に対
して位置付けられている。第23図では、バネ2
75は中央線279に沿つてバネの力を及ぼして
いる。
(プリントヘツドとブレーキ手段との関係) プリントヘツド170には、一対の間隔を置い
て配置された接触部280と281が設けられて
いる。第23図に示されたプリントヘツド170
が引込んだ位置では、腕272は接触部280に
接触し、ブレーキシユー274はプラテン174
の上流にある複合ウエブ203と接触している。
作動器222を操作すると、プリントヘツド17
0は第23図に示された引込んだ位置から第22
図に示された出張つた位置に駆動され、接触部2
81が腕272に接し、これを旋回せしめ、従つ
て第1ブレーキ部材271を第22図に図示され
た位置に旋回させ、かくしてブレーキシユー27
4を移動させて複合ウエブ203とのブレーキ状
態からはずす。第22図に示された位置では、バ
ネ275は植込みボルト273′の軸線の他の側
にある中央線282に沿つて力を及ぼす。プリン
トヘツドがプラテン174から遠く離れ、接触部
280が腕272と接触できるほど引込んだ位置
に動くまでは、腕272とブレーキ部材271は
第22図に示された位置にとどまる。接触部28
0が腕272に触れると、腕272とブレーキ部
材271は旋回してバネの力が再び中央線279
に沿つて働らく様になり、次のサイクルにてプリ
ントヘツド170が再びプラテン174の方へ動
いて腕272が接触部281と接触するまでは、
腕272とブレーキ部材271は第23図に示さ
れる位置にある。
オーバセンタ配置のため、プリントヘツド17
0のその引込んだ位置(第23図)への運動のほ
とんど終りの所まで、腕272とブレーキ部材2
71は、第22図に示された位置にある。プリン
トヘツド170の引込み運動の間に、つめ265
がつめ車252と送り車171を駆動して複合ウ
エブ203を前進させる。ブレーキ270は、ウ
エブ203の送りが完了するのと実質上同時に働
かく。
(第2ブレーキ部材と手動の設定手段) 第22図を参照すると、ブレーキ機構270は
可撓性で且つ弾性の材料から成るブレーキシユー
284を有する第2のブレーキ部材283を含ん
でいる。装置の作用中は、この第2のブレーキ部
材283は第22図に示された位置に静止してい
る。しかしながら、複合ウエブ203を装填する
時には、ブレーキ部材283は第21図に示され
る非実効位置に手で動かすことができる。第2ブ
レーキ部材283は、ボス285によつてみぞ穴
つき腕286に一体に連結される。ボス285
は、ポスト178上に旋回可能に設置されてい
る。腕286は細長いみぞ穴287を持つてい
る。手動の設定手段としてのスライダ288に
は、ピンとみぞ穴の連結器を設けるために腕に固
定されたポスト178とピン290を受け入れる
細長いみぞ穴289がある。スライダ288が第
22図に示された位置と第21図に示された位置
の間を移動し得る様に、スライダ288にはフイ
ンガーが係合し得る突起288′がある。スライ
ダ288が第22図に示された位置から第21図
に示される位置へ移動する際に、第2ブレーキ部
材283が第21図に示される非実効位置になる
様に、ピン290はみぞ穴287と協働して腕2
86とブレーキ部材283を反時計方向へ旋回さ
せる。軸291は、スライダ288のボア292
を通つて延びている。第21図に示されている様
に、腕286が第22図に示される位置に対して
反時計方向になる位置に軸291の軸線が位置し
ているので、第2のブレーキ部材283はその非
実効位置にある。軸291が第22図及び第23
図に示される位置に動くと、腕286は時計方向
に動き、これによつてブレーキ部材283はその
実効位置になる。第23図を参照すると、第1ブ
レーキ部材271の傾きとブレーキシユー284
に対する第2ブレーキ部材のブレーキシユー27
4の位置のため、ブレーキ270は自己励起
(self−energizing)である。従つてラベル207
が貼付されると、はがし器175の上流にてラベ
ルがウエブ203に及ぼしていた引張力は、ブレ
ーキ270がウエブ203に対し更により大きな
ブレーキ力を及ぼす様にさせる。
軸291は、スライダ288の片側にあるロー
ル部材294とスライダの逆の側にあるロール部
材295から成る。全体として293で示される
ロールを設置する。また、軸291は、歯車17
2のピン298(第8,17,21図)に旋回可
能に連結された腕297の細長い弓形みぞ穴29
6を通つている。座金299(第8図)はロール
部材294と腕297の間に配置され、引込み得
るガイド300はロール部材295と軸291の
先端に固定された保持器301の間の軸291上
に設置されている。ガイド・セクシヨン312
は、ガイド300の細長いみぞ穴300″に受け
入れられた一体のピン300′を有する。ガイド
300が実線の引込み位置にある第10図に示さ
れた位置では、ガイド300は複合ウエブ203
の側縁に対してガイド関係からはずれている。第
10図の点線300PLで示される位置では、ガ
イドはその有効ガイド位置にある。
軸291は、フレーム板155に支持された植
込みボルト303に旋回可能に設置された腕30
2(第21図乃至第23図)に固定されている。
引張りバネ304は、一端が腕302に一体に形
成されたタブ305に、他端がフレーム板155
に固定されたピン306に連結されている。第2
2図に示される位置では、ロール293は送り車
171と協働状態にあり、腕302はその最も時
計方向にまわつた位置にある。この腕302の位
置では、バネ304は第22図に示されているよ
うな最も時計回りの位置に腕302とロール29
3とを強制する植込みボルト303の軸308の
片側に、中心線307に沿つた力を及ぼす。第2
1図では、腕302とロール293は最も反時計
回りの位置にあり、図示された位置に腕302と
ロール293を保持するためにバネ304は軸3
08の応対側に中心線309に沿つた力を及ぼ
す。
(ブレーキ部材の保持の解除について) 第10図を参照すると、使用者は突起288′
の左に力を及ぼすことによつてスライダ288を
図示された位置にずらせることができることは明
白であろう。ロール293、ガイド300、それ
に支持された腕302、関連した腕286、ブレ
ーキ部材283が第10図に示される位置に動か
され、従つてロール293、ガイド300、ブレ
ーキ270が不作動になるだけではなく、バネ3
04(第21図)がこれらの成分を装置150の
装填が容易な位置に保持する。第10図から分る
ように、軸291は腕297のみぞ穴296の一
端にある。装置にラベル供給器が螺合されている
と仮定すると、作動器222の最初の動作で、軸
291に働らいている腕297は腕302を反時
計方向に旋回させ(第10図)、従つてロール2
93は支持材ウエブ203と送り車171との協
働状態に戻され、ガイド300はウエブ203の
側縁とのガイド関係に移動し、ブレーキ部材28
3は第23図に示される実効位置に移される。作
動器の引き続いての操作により、腕297は軸2
91に対して相対的に動くが、みぞ穴296のた
めに腕297は軸291に何らの効果も及ぼさな
い。また、スライダ288とこれに作用的に関連
した成分とは、第10図に図示された如く、突起
288′を右に押すことによつて第10図及び第
21図に示された位置から第23図に示された位
置に戻され得るようになすこともできる。
作動器222の最初の作動により、第10図に
示される様に、歯車172が腕297にスライダ
288を右に引くようにさせ、これによつてロー
ル293が動いてウエブ203と送り車171と
を協働状態にし、ブレーキ部材238を第23図
に示されたその実効位置に動かし、ガイド300
を点線300PLで示される実効位置に動かす。
作動器222をその初期位置から手動させること
で、歯車を駆動し、プリントヘツド170をプラ
テン174との印刷協働状態に駆動することによ
り、印刷位置又は領域にいるラベル207が印刷
される。プリントヘツド100がプラテン174
と印刷協働状態にある時、つめ265が駆動端2
69がつめ車252の次の引続いている歯253
に隣接した位置に動く。作動器222を放すと、
組立体225のバネ226が作動器222を反時
計方向(第10図)に旋回させ、歯車172とつ
め265を時計方向に動かす。このつめ265の
運動が送り車171を時計方向に回転させる。送
り車171とロール293は連係しているので、
歯237は支持材235の棒状カツト428Sの
端と棒状カツト426の隣接する端の間の部分を
破る。送り車171が回転する時、歯171′は
棒状カツト426Sで作られる駆動面にかみ合つ
てウエブ203を前進させる。作動器222がそ
の初期位置に戻つてサイクル操作を完了する。
複合ウエブ203は、ロールから引出された場
所から曲つた板バネの形をした弾性装置310を
通つてこれと接触する。送り車171が複合ウエ
ブ203を前進させると、弾性装置310は屈曲
し、そしてブレーキ270がかかつた後で余分の
ウエブ203が供給ロールから出て来る時に装置
310は徐々に元に戻る。全体として311で示
される軌道構造はガイド軌道セクシヨン312,
313,314を含む。軌道セクシヨン312は
プラテン174の延長部分318の端312に受
け入れられた叉状端部315を持つている。軌道
部分312にはポスト179に挿入された短い管
状部分319がある。従つて、軌道セクシヨン3
12は端215とポスト179によりフレーム板
155に対して所定の位置にしつかりと保持され
る。弾性装置310との接触を通過した後、複合
ウエブ203は軌道セクシヨン312の上でプリ
ントヘツド170の下の第一領域ZIに入る。プリ
ントヘツド170に設置された軸322に回転可
能に設置されている複数個の、例えば三つの、こ
ろ321から成るロール320が、プリントヘツ
ド170に支持されている。プリントヘツド17
0が第10図の実線で示された引込んだ位置と第
10図の点線で示された印刷位置との間を動く時
に、ころ321は複合ウエブ203を軌道セクシ
ヨン312と接触する様に曲げる。ロール320
はもしそれがなくて複合ウエブ203がプリント
ヘツド170により摩擦されたなら存在するであ
ろう摩擦力を最小に減らす。複数個のころ321
があるので、唯一つの長いロール(図示してな
い)がある時のように軸322を粘着する傾向は
ない。領域ZIから、複数の、例えば3つの、ころ
177から成る全体として323で示されるロー
ルのまわりを一部、複合ウエブは通過する。ころ
177はポスト176のまわりを自由に回転す
る。複数個のころ177が設けてあるので、唯一
つの長いロール(図示してない)が設けてある時
のように、これらのころ177がポスト176に
粘着する傾向はない。複合ウエブ203がロール
323の周囲を通つた後、複合ウエブ203のラ
ベル207はプラテン174とプリントヘツド1
70の間に配置される。第10図はラベル207
のうちの一つが支持材ウエブ205からほとんど
完全にはれかけていて、貼付器173によつて貼
られようとしている所を示す。貼付器173は、
フレーム板155に固定されたポスト325に回
転可能に設置されたロールから成つているのが図
示されているが、所望ならば他の型の貼付器を代
りに使うこともできる。第10図の充填位置で
は、複合ウエブ203は一部分スライダ288の
端をまわり、一部分ロール293をまわり、それ
から一部送り車171をまわつて通つている。軸
178は、ボス285とフレーム板155の間に
ころ(第8図)を、そしてスライダ288と保持
器329を支持している。例えば、スライダ28
8が第22図で示される位置にあると、ウエブ2
05はスライダ288の端と滑動接触の状態にあ
り、ころ327と328とはころがり接触の状態
にある。
軌道セクシヨン313は、軌道セクシヨン31
4と協働して支持材ウエブ205が出て行く領域
Z2の排出シユートを提供する。軌道セクシヨン
313は、夫々ポスト179と180に受け入れ
られた一対の間隔を置いて配置された管状部分3
30と331とを有する。軌道セクシヨン313
には、ポスト334のフランジ333のまわりを
一部通つている。一体形成された曲つた保持ブラ
ケツト332がある。従つて、軌道セクシヨン3
13はフレーム板155とハウジング・セクシヨ
ン152に固定されている。軌道セクシヨン31
3は、連結器332が接続されているチヤンネル
形状335を含んでいる。軌道部分314を軌道
部分313に結合するためにチヤンネル形状部3
35とはまり合う片寄りフランジ336が、軌道
セクシヨン314にある。軌道セクシヨン314
は、フランジ333のまわりに一部分延びている
曲つた保持ブラケツト337と、チヤンネル形状
部335の外側と符合する一対の間隔を置いて配
置された片寄りフランジ338と339とを有す
る。管状分330′は、軌道セクシヨン314の
一端をフレーム板に固定し、フランジ336,3
38,339は軌道セクシヨン313と314を
連結する。管状部分319は、管状部分330と
330′の間のポスト179に受け入れられる。
また、軌道構造311は送り車171の滑らかな
環状外表面171aに係合するストリツパー34
0を含んでいる。ストリツパー340には、夫々
軌道セクシヨン313の溝343と344にはま
つている一対の片寄りフランジ341と342が
設けられている。ポスト179は、管状部分31
9,330,330′の組合さつた長さよりも長
く、かくしてストリツパー340に一体形成され
ている突起345が管状部分331の一端にきち
んとはまることができる。
第26図に最も良く示されている如く、弾性装
置310は一対の穴347の備えた端部246を
有する。連結器348は、板セクシヨン349、
一平面内にある一対の直立部材350、及び板3
50に平行な平面内にある部材351を含む。各
部材350は先細の植込みボルト352を有す
る。植込みボルト352が穴347に挿入される
まで端部346を部材350と351の間に通す
ことによつて、装置310は連結器348上に組
立てられる。この際に端部346は少し屈曲す
る。部材351はバネ装置310を連結器に対し
組立てられた位置に保持する。連結器348は第
10図に示されているように軌道セクシヨン31
2のみぞ353に留められる。ハウジングには、
余分なウエブ205を除く為の切断刃として働く
相当鋭い外縁355と356とがある開口354
(第10図)がついている。ナイフ355は、ウ
エブ205を上へ引くとウエブ205を切り、ナ
イフ356はウエブを下に引くとウエブを切るこ
とができる。
第24図と第25図に最も良く示されている如
く、ハウジング・セクシヨン153には通常35
7で示されるロツクが設置されている。ロツク3
57にはハウジング・セクシヨン153の細長い
ポケツト359に挿入されるスライダ部材358
が含まれている。スライダ358には、スライダ
357を圧縮バネ361の力に逆らつて動かす為
の手動突起360が含まれている。バネ361は
フランジ362とみぞ穴363の端を押してい
る。スライダ358には、対応する突起365と
先細りした面366のある通常は平行な一対の間
隔を置いて配置された可撓性で弾性の腕364が
含まれている。スライダ358をハウジング・セ
クシヨン153上に組立てると、スライダは手で
みぞ穴363に押し込まれる。これは、第25図
に示されている様に、その突起365がハウジン
グ・セクシヨンの内側に一旦押し込まれると、腕
364に弾性を生成せしめ戻ろうとさせる。腕3
64の間に、それから離れて置かれたブロツク3
67は、バネ361の他の端末部分を受け入れる
ための盲穴368を持つている。組立てられた状
態では、バネ361は、ブロツク367に働いて
みぞ穴363の端369に押しつける。ハウジン
グ・セクシヨン153がロツクされる位置にある
時、ブロツク367の曲つた先端又は保持縁37
0はポスト179の環状みぞ371に挿入され、
セクシヨン153をその場に固定する。ロツク3
57をはずし、ハウジング・セクシヨン153を
取り除くには、突起360を第24図にて左に押
し、先端370をみぞ371と圧縮バネ361か
ら動かし、これによつてセクシヨン153をハウ
ジングの残りの部分からはずすことができる。ハ
ウジング・セクシヨン153を元に戻したいな
ら、ハウジング・セクシヨン153をフランジ1
64(第8図)がフランジ165の後に来る様に
置き、ハウジング・セクシヨン153を最終的な
固定位置に簡単にはめることができる。かくする
と、部材166はみぞ167にはまり、ロツク3
57が自動的にロツクする。ポスト179上の面
取りした面又はカム面373と協働する、ブロツ
ク367上のカム面372により、このロツク3
47の自動ロツクが容易である。ハウジング・セ
クシヨン153が所定の場所に押されると、カム
面372がカム面373と協働して、スライダ3
58をみぞ穴363の端369から遠く略左に
(第24図)動かす。ハウジング・セクシヨン1
53が所定の場所に納まると、先端370はみぞ
371と整合状態に動き、スライダ358全体が
略右(第24図)動いて先端370がみぞ371
に留められる様にし、ハウジング・セクシヨン1
53を所定の場所に固定することを可能にしてい
る。
歯車172の歯車部227と歯車部229の円
滑な操作には、製造誤差にもかかわらず正確にか
み合つていることが重要である。歯車172がフ
レーム板155に固定されている支持体236に
設置され、作動器222が支持体236の軸から
かなり隔たつたハウジング153のハンドル15
9内に設置されているのでこれが確保される。偏
心器224には外部円形円筒面と、偏心内部ボア
376とがある。ピン223がボア376に挿入
されている。ハウジング・セクシヨン154はボ
ス379を有する。全体として380で示される
穴は、ハウジング・セクシヨン154とそのボス
379を通つて延びている。穴は段がついていて
肩部381を形成している。自己タツピング・ネ
ジ382は、穴380を通り、ピン223上の細
長い穴223′に螺合される。ネジ382が締め
られると、ピン223の端はネジ382の頭によ
つて、肩部381に引きつけられる。ハウジン
グ・セクシヨン160は、第13図に最も良く示
されている如く、多数の山384と溝385のあ
るボス383を有する。偏心器224は偏心穴2
23′に対して同心状に配置された外部山386
と溝387を有している。全体として388で示
される穴は、ハウジング・セクシヨン160とそ
のボス383を通つて延びている。穴388は、
肩部389の所にて直径が減少している。自己タ
ツピング・ネジ390は、肩部389に接触し、
スリーブ223の穴223′に螺合されている。
山386と溝387が対応する溝385と山38
4とがルーズに接触するように、ネジ382を緩
め、ハウジング・セクシヨン154を外し、スリ
ーブ223上の偏心器をずらすと、偏心器224
はスリーブ223上にてハウジング・セクシヨン
160に対して手動回転され得る。偏心器224
を選択した位置になるまで回転せしめ、次に偏心
器224を穴388内に戻して、その山386と
溝387を再び対応する溝385と山384とに
ロツク係合せしめることができる。この様にし
て、歯車部227と229のかみ合わせは、最初
に正確に調整され、そして使用中はその調整が保
持される。調整をする際の偏心器224の回転を
助成するため、組立て者の指で簡単に握持し得る
ローレツト・セクシヨン391が偏心器224に
設けられている。
第27図を参照して、はがし器175について
説明する。はがし器は、射出成型した単一支持体
392を有する。この支持体392は、一対の叉
状端部393、板状保持器部分394、及びチヤ
ンネル形状の端部395を有する。叉状端部39
3は、プラテン74の対応する切断部396に挿
入され、チヤンネル形状部395はプラテン17
2の端部297に挿入される。第10図に示され
ている如く、突起398がプラテン174の穴3
98′にはまる様、部分394は可撓性で且つ弾
性である。印刷帯201がプラテン174と接触
する場所の間に、穴398′が印刷機能を妨げな
い様に、穴298′が配置されている。複数個、
例えば7個の、小直径のころ400がロツド39
9に回転可能に設置されている。ころ400の直
径はできるだけ小さくて、支持材ウエブ205が
非常に急激な方向の変化を受ける様になつている
のが好ましい。ころ400の外径は、例えば0.2
cm(0.08inch)、内径は0.13cm(0.05inch)、長さ
は0.38cm(0.150inch)である。軸39の外径は
0.1cm(0.04inch)である。全てのころ400の
長さを合わせた長さの一つのロールよりも相当自
由に回転する、相当に小さな複数個のころ400
がある。
第11図を参照すると、インク・ロール401
は腕402に固定されたポスト401′に回転可
能に設置されている。腕402は、フレーム板1
55に固定されたポスト403に旋回可能に設置
されている。引張バネ・404は、一端が腕40
2の直立タブ405に、他端がフレーム板155
に設置されたポスト409に連結されている。腕
402とインク・ロール173は、プリントヘツ
ドが引き込まれた位置にある時には実線で、プリ
ントヘツド170がその延びた印刷位置にある時
には点線で、極限的位置として示してある。軸4
01′はフレーム板155の弓形みぞ穴407を
通つて延びている。第28図を参照すると、イン
ク・ロール401は全体として408で示されて
いるボスを有する。ボス408は相互に整合した
対応するボア411と412を有する一対のボス
部分409と410を含む。軸401′は、ボア
411と412に挿入されている。ボス部分40
9には、連続環状ソケツト414に受け入れられ
た小直径の連続環状突起413がある。突起41
3には連続環状外部溝415があり、ボス部分4
10には連続環状内部ビード又は突起416があ
る。溝415は浅く、つがいのビード416はか
なり小さいので、ボス部分409と410が作ら
れている可撓性で弾性の材料がたわむと、突起4
13はソケツト414にぴしりとはまる。ソケツ
ト414の頭416がインクの防漏シールをな
し、ボス408に受け入れられた多孔性ロール4
17に含まれたインクがボア411と412とに
浸出して固まつたり粘着したりして、軸401′
上でのインク・ロール401の自由な回転を妨げ
ることがないのが、本発明の特徴である。ボス部
分409と410は夫々環状の外方へ延びたフラ
ンジ418を有する。フランジ418はプリント
ヘツド170の各側辺でベアリング表面419を
押している。溝415とつがいのビード416
は、別々のシール部材(図示してない)を必要と
しない。座金420が、ボス・セクシヨン410
とフレーム板155の間にて軸401′に挿入さ
れている。ボス・セクシヨン409には、軸40
1′の近くで連続環状溝422に留められている
可撓性で弾性のフインガ又は突起421が一体に
形成されている。インク・ロール173が軸40
1′上に挿入されると、フインガ421は曲がつ
て溝422に受けられ、ロール401を軸40
1′上に着脱自在に保持する。ボス部分409も
延長部分423と、ボア411と412に整列し
て延びている山の形態をした障害物424を有し
ている。障害物424は、インクロール401が
軸401′に間違つた方向に入るのを防いでお
り、もし間違つた場合は弾性フインガ412が溝
422と協働することができず、インクロール1
73は軸401′からはずれてしまう。
第9図には、米国特許第3783083号ものを改良
した複合ウエブ203が示されている。棒状カツ
ト又は切れ目群425は複合ウエブ203の長さ
に沿つて長手方向に等間隔を置いて設けられてい
る。各ラベル207の端縁を規定している突合せ
カツト(butt−cuts)209の間に二つの間隔を
置いて配置されたカツト群425が配置されてい
るが、各ラベルに二つの群425の一つ又はそれ
以上を設けることもでき、また群425は対応す
るラベル207の端縁の間にて略中央に位置して
いるけれど、別の位置でもよい。各カツト群42
5は略T−字型配列で、ラベル材料204中の好
ましくはそれを通つて横方向に整合された対の棒
状カツト又は切れ目426Lと支持材205の長
手方向に整合された対の棒状カツト又は切れ目4
26Sとから成る。対応するカツト426Lと4
26Sの対は夫々のランド427Lと427Sに
より分離されている。長手方向に延びた棒状カツ
ト又は切れ目428Lと48Sは、ラベル材料2
04と支持材料205中を、好ましくはそれを通
つて、夫々対応するランド428Lと428Sに
延びている。更にまた、二つの長手方向に延びた
棒状カツト又は切れ目429があり、それらはラ
ベル材料204中を、好ましくはそれを通つて、
各バツト・カツト206を横切つてラベルの縁部
207にまで延びている。カツト429はラベル
材料204を通つてしか延びていない。群の二つ
のカツト426Sとカツト428Sは、群の対応
する二つのカツト426Lとカツト428Lに整
合している。送り車171の歯237が支持材2
05とカツト428Sにてかみ合う時、二つのカ
ツト426Sとカツト428Sの隣接する端の間
のウエブの部分は裂け破け、支持材ウエブ205
に穴をあける。歯237は隣接するカツト426
Sとその間のランド427Sを合わせた長さの巾
であるのが好ましく、各カツト426Sの長さの
相当な部分が駆動面を提供する。
装置150に装填するには、突起360を略右
に(第8図)動かして、先ずハウジング・セクシ
ヨン153を取り外す。次に突起288′を第1
0図にて略左へ動かして、ブレーキ部材283、
ロール293及びガイド300をその非実効位置
に動かす。もしリール209上に使用済の芯20
8があるなら、芯208を手で取り除き、新しい
供給ロールをボス213に押し込む。複合ウエブ
203の先行端は、第10図に最も良く示されて
いる如く、弾性装置310を通り過ぎ、領域Z1
に押し込まれる。そこからウエブ203は、ロー
ル323のまわり、はがし器175のまわりを通
り、そしてスライダ288のまわりを巡り、ロー
ル293の下を通る。更に、ウエブ203は、送
り車171のまわりを一部通り、領域Z2を通り
抜ける。この複合ウエブ203の全通しは、支持
体ウエブ205からラベル207のどこをもはが
すことなしに実行できる。プリントヘツド170
は、プラテン174上に載せられたラベル207
上に選択されたしるしを印刷する様にセツトされ
る。
作動器222の最初の作動により、第10図に
示される様に、歯車172が腕297にスライダ
288を右に引くようにさせ、これによつてロー
ル293が動いてウエブ203と送り車171と
を協働状態にし、ブレーキ部材238を第23図
に示されたその実効位置に動かし、ガイド300
を点線300PLで示される実効位置に動かす。
作動器222をその初期位置から手動させること
で、歯車を駆動し、プリントヘツド170をプラ
テン174との印刷協働状態に駆動することによ
り、印刷位置又は領域にいるラベル207が印刷
される。プリントヘツド100がプラテン174
と印刷協働状態にある時、つめ265の駆動端2
69がつめ車252の次の引続いている歯253
に隣接した位置に動く。作動器222を放すと、
組立体225のバネ226が作動器222を反時
計方向(第10図)に旋回させ、歯車172とつ
め265を時計方向に動かす。このつめ265の
運動が送り車171を時計方向に回転させる。送
り車171とロール293は連係しているので、
歯237は支持材235の棒状カツト428Sの
端と棒状カツト426の隣接する端の間の部分を
破る。送り車171が回転する時、歯171′は
棒状カツト426Sで作られる駆動面にかみ合つ
てウエブ203を前進させる。作動器222がそ
の初期位置に戻つてサイクル操作は完了する。
装置150の連続操作の間、ラベル207は
続々と支持体ウエブ205から剥される。作動器
222の各作動と解放により、プリントヘツド1
70は先ずラベル207との印刷位置に動き、そ
の後先行するラベル207が支持材ウエブ205
から殆ど完全にはがれている所が示されている第
10図に示されている位置へとラベルが前進す
る。先行するラベル207は、物品に貼付される
まではその後方の端にてウエブ205に軽く付着
している。
第8図と第33図を参照すると、巻き戻し器4
40には仕切り443で規定された略環状の部分
442を有する本体441が含まれている。本体
441は入り口・スリツト又は狭いみぞ穴445
のある入口部分又は入口444を持つている。環
状部分442は、その片側にて図示されている如
く開口しており、その逆側には閉鎖側壁446を
有する。入口444は、フランジ450と451
の隣に一対のノツチ・448と449を含んでい
る連結器448を有する。巻き戻し器440は、
連結器447を開口354の開口端を通して滑ら
せて、装置150に着脱自在に連結する。支持材
ウエブ205が領域Z2を通ると、これは入口み
ぞ穴445に入り、第33図に示されている様に
ロールに巻きつく、環状部分442の内側は山3
35とそれを障ぎる溝336により規定される扇
形配置となつている。ウエブ205は山335と
しか接触しないので、ウエブ205の部分と山3
35の間には僅かの摩擦しか作用しない。更に、
仕切り443の内側はシリコンの如き適当な潤滑
材が被覆することができる。第10図と第33図
とから、ウエブ205がロールRに巻かれていた
のと同じ回転方向で、ウエブ205が巻き戻し器
440に巻きつけられるのが分るだろう。これは
巻き戻しに役に立つ。入口のみぞ穴445の端は
切断刃又はナイフ457で終つており、従つて仕
切り443中のウエブ205の部分はウエブ20
5の残りの部分から簡単に仕切り443の開口側
に近づき、ウエブ205をナイフ457の方に引
くことができる。
第34図と第35図の具体例では、巻き戻し器
460は、仕切り463を規定している略環状の
部分462を有する単一体461を含んでいる。
本体461には入口のスリツト又は狭いみぞ穴4
45を持つた入口部分又は入口464がある。環
状部分462は片側を閉じている側壁466を有
している。入口464は、連結器447と同じ連
結器467を有している。環状部分462の内側
は、第8図と第33図の具体例の巻き戻し器と同
様の扇形配置をなしている。入口464は切断刃
又はナイフ477で終つている。軸478が壁4
66に一体形成されており、巻わく又はリール4
79を回転可能に設置している。リール479に
は、円盤481に一体に連結されたボス480が
含まれている。軸478に受け入れられた圧縮バ
ネ482は、側壁466と肩部483をボス48
0と内側に押しつけている。間隔を置いて配置さ
れた保持器485にぴつたりとはまつている。軸
484は、環状部分486に連結されている。環
状部分486は、可撓性で且つ弾性のO−リング
又はその他適当な摩擦による駆動部材487を備
えている。駆動部材487は、円盤481と円盤
210とに摩擦接触している。駆動部材487は
円盤481の放射型環状部分488と円盤210
の表面に接触している。保持器485は、180゜
を幾分越えて延びている環状部分489を有する
ので、軸484は環状部分489にぴつたりはま
り、また所望ならばそこから外すこともできる。
軸484に受け入れられた圧縮バネ490は、保
持器485の一つと環状部分486に力を及ぼ
す。バネ490により及ぼされる力は、バネ48
2によつて及ぼされる力よりも強いので、駆動部
材487は常に円盤210と接触せしめられ、駆
動部材487は常に円盤481と接触せしめられ
る。
フインガ491は、円盤481に一体形成さ
れ、ボス480と略並行に延びている。支持材ウ
エブ205の縁部205′は、ボス480とフイ
ンガ491の間に受け入れられる。環状部分48
6と駆動部材487は、全体として492で示さ
れるアイドラ又はアイドラ車を構成している。装
置150が操作されると、、円盤210が回り、
アイドラ車492を駆動し、そしてリール479
を駆動回転させる。アイドラ車492の役目はロ
ールR上のウエブ205の自然回転の方向にリー
ル479を回転させることである。図示された具
体例では、リール479はリール209と同一方
向に回転する。
図示した装置は、主として成型プラスチツク材
で作られいる。フレーム板155はスチール鋼製
であるのが好ましい。作動器81、歯車66とレ
バー67、つめ車と送り車65と64、プリント
ヘツド63の実質的な部分、フレーム・セクシヨ
ン52,53,54、ボス113、軌道94と9
5は、適当なプラスチツク材から構成されてい
る。第7図を参照すると、リンク131とレバー
133もプラスチツク材で形成されている。第8
図と第10図乃至第36図までの具体例では、次
の部分を除いて全ての成分が成型プラスチツク材
で作られている。スチール鋼の如き堅牢な金属で
作られるのが好ましいフレーム板155とプラテ
ン174、金属ポスト325,176,178,
179,180,181,291,273,40
1、金属支持材236、スチール鋼ロツド又は軸
399、スチール鋼バネ187,304,36
1,404,226,482,496、バネ・ス
チール鋼の弾性装置310、スチール腕297と
402、バネ・スチール鋼のクランプ268、バ
ネ・スチール鋼保持器301,326,329、
ゴム製の可撓性で且つ弾性の貼付器173と摩擦
部材487、ボール・ベアリング列197と19
8、適当な多孔性ゴム、ビニール又はゴム変態し
たプラスチツク材料から成る多孔性インクロール
417、及びフアスナー199,200,16
1,382,390はプラスチツクでない。プリ
ントヘツド174の成分の若干も金属性である。
第8図と第10図乃至第36図の具体例の手持
ち式ラベル貼付装置150は、軽いので長時間の
使用もできる。ラベル供給ロールと巻き戻し器4
40又は460を除くと、装置は約725g
(1.6pounds)である。巻き戻し器は約36g
(0.08pounds)。いずれにしても、本発明の様々
の具体例の装置は約1.4Kg(3pounds)以下の重
量であり、手で持つたり手で操作したりするのが
実用的ない嵩高のすえ付け型の装置と異なる。し
かしながら、本発明の多くの特徴は、すえ付け型
装置にも適用可能なことは明らかであろう。更
に、本発明のある特徴はラベルや正札等を印刷し
分配するが貼付しないという装置にも適用できる
し、本発明のまた別の特徴はラベルを印刷しない
が貼付だけはするという装置にも適用できること
は明らかであろう。
発明の効果 以上詳述したように、本発明によれば、ブレー
キ手段が、装置の作動中に移動することができる
第1のブレーキ部材と、装置の作動中静止してい
て第1ブレーキ部材と協働する第2ブレーキ部材
と、両ブレーキ部材の一方を有効作用位置から非
作用位置へ移動させて非作用位置に移動したブレ
ーキ部材を支持材ウエブの装置への装填を容易に
するようにそのまま保持する手動の設定手段を含
み、この手動の設定手段は、作動器の付勢の初期
段階で非作用位置にあるブレーキ部材の保持を解
除してブレーキ部材を有効作用位置に戻すように
作動器に連結されている。従つて、ラベルウエブ
を装置に装填するときにはブレーキ部材が、その
ブレーキ作用を解除してラベルウエブの装填を容
易にする。しかも、非作用位置に置かれたブレー
キ部材の保持すなわちロツクの解除が、ラベルウ
エブの装填後の最初の装置動作すなわち作動器の
最初の付勢において、わざわざブレーキ部材のロ
ツクの解除のための作業を行わなくとも、ブレー
キ部材のロツクが自動的に行われてブレーキ部材
が本来の作用位置に複帰するので、ブレーキ部材
のロツクの解除の面倒さがなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を理解する上で参考となる手
持ち式ラベル貼付装置の一例の分解斜面図。第2
図は、複合ラベル・ウエブの部分平面図。第3図
は、第1図に示された装置の部分側面図。第4図
は、装置のプリントヘツドを設置するための軌道
構造を示している、第3図の線4−4に沿つた部
分断面図。第5図は、装置の送り車の拡大部分側
面図。第5A図は、第5図と同様の図の拡大図で
硬化した粘性コーテイングを図示している。第6
図は、第5図に示された送り車の拡大部分平面
図。第7図は、本発明を理解する上で参考となる
手持ち式ラベル貼付装置の他の例の部分側面図。
第8図は、本発明に係る手持ち式ラベル貼付装置
の分解斜面図。第9図は、複合ラベル・ウエブの
部分平面図。第10図は、明瞭にするため一つの
ハンドル・セクシヨンと着脱自在なハウジング・
セクシヨンを取り除いた、装置の側面図。第11
図は、第10図に示された装置の反対側の部分側
面図。第12図は、第10図の線12−12に沿
つた図。第13図は、偏心支持体を所定の位置に
ロツクする手段を示している、もう一つのハンド
ル・セクシヨンの部分側面図。第14図は、手動
操作可能な作動器と偏心支持体の一端部を示す部
分端面図。第15図は、第14図に示された作動
器と支持体の反対側を示す部分側面図。第16図
は、一つのハンドル・セクシヨンの部分側面図。
第17図は、駆動歯車、送り車、ころがり接触極
一方向非逆転クラツク、送り車に対して選択的に
位置付けされ得るつめ車、クランプ、駆動づめの
分解斜面図。第18図は、第17図の示された部
分が部分的に組立てられた図。第19図は、クラ
ツチが如何に送り車に固定され且つ環状支持体に
クラツチされるかを示す部分斜面図。第20図
は、送り車が矢印の方向に回転させられた時にク
ラツチがはずれるのを示す、第19図と同様の
図。第21図は、明瞭にするため第11図に示さ
れた装置の一部を取除いたものの部分側面図で、
作動部品は装置の装填を容易にする位置にある。
第22図は、装填後先ず作動器を作動させること
によつて位置付けされた位置に操作成分がある、
第21図と同様の図。第23図は、プリントヘツ
ドを戻すことによつてブレーキ機構がその実効ブ
レーキ位置にある、第21図及び第22図と同様
の図。第24図は、着脱自在なハウジング・セク
シヨンのロツク機構の部分斜面図。第25図は、
組立てられた状態のロツク機構の部分断面図。第
26図は、弾性装置とその設置構造の部分斜面
図。第27図は、はがし器と、プラテンの一部を
示す部分斜面図。第28図は、インク機構のイン
ク・ロールの詳細を示す断面図。第29図は、第
28図の線29−29に沿つた断面図。第30図
は、第28図に示されたインク・ロールの左側面
図。第31図は、一ハウジング・セクシヨンとフ
レーム板とこれを保持する手段の部分を示した断
面図。第32図は、リールの断面図。第33図
は、巻き戻し器が連結される部分を示す正面図。
第34図は、巻き戻し器の変形例の側面図。第3
5図は、第34図の線34−34に沿つた断面
図。第36図は、送り車の拡大部分断面図で、ラ
ンドとその間のギヤツプを示している。 30及び203……複合ウエブ、36及び20
7……ラベル、50及び150……ラベル印刷及
び貼付装置、51及び151……フレーム、59
及び159……ハンドル、63及び170……プ
リントヘツド、64及び171……送り車、69
及び174……プラテン、70及び175……は
がし器、68及び173……貼付器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 フレームと、支持材ウエブ及び該ウエブ上に
    支持された感圧ラベルのロールを支持する手段
    と、フレームに取付けられた、プラテン及びこの
    プラテンに協働するプリントヘツドと、支持材ウ
    エブからラベルをはがすようにフレームに取付け
    られたはがし器と、はがされたラベルを貼り付け
    るようにフレームに取付けられた貼付器と、支持
    材ウエブをはがし器に送るように該はがし器の下
    流で該ウエブと接触する送り手段と、前記ウエブ
    送り手段を駆動してラベルをプリントヘツドに進
    め、プリントヘツドをその初期位置から作動位置
    へ駆動してラベルに印字しその後初期位置へ戻す
    駆動手段と、駆動手段がウエブ送り手段の作動を
    完了した時点ではがし器の上流側のウエブに制動
    力を与えるブレーキ手段とを備え、前記駆動手段
    はハンドルに設けられた作動器を含んでいる、感
    圧ラベルをプリントし貼付するラベル貼付装置に
    おいて、前記のブレーキ手段が、装置の作動中に
    移動することができる第1のブレーキ部材と、装
    置の作動中静止していて前記第1ブレーキ部材と
    協働する第2のブレーキ部材と、両ブレーキ部材
    の一方を有効作用位置から非作用位置へ移動させ
    て非作用位置に移動したブレーキ部材を支持材ウ
    エブの装置への装填を容易にするようにそのまま
    保持する手動の設定手段を含み、この手動設定手
    段は、前記駆動手段の作動器に対して、該作動器
    の付勢の初期段階で前記の非作用位置にあるブレ
    ーキ部材の保持を解除して該ブレーキ部材を有効
    作用位置に戻すように、連結されていることを特
    徴とするラベル貼付装置。
JP60038616A 1974-06-05 1985-02-27 ラベル貼付装置 Granted JPS60228233A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US05/476,745 US3954545A (en) 1974-06-05 1974-06-05 Apparatus for printing and applying pressure sensitive labels
US476745 1974-06-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60228233A JPS60228233A (ja) 1985-11-13
JPS6251815B2 true JPS6251815B2 (ja) 1987-11-02

Family

ID=23893079

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60038616A Granted JPS60228233A (ja) 1974-06-05 1985-02-27 ラベル貼付装置

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