JP3771036B2 - 真空ゲート弁 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、隣接する真空容器同士の連通部を開閉して両真空容器間を連通状態又は連通遮断状態に切り換えるための真空ゲート弁に関する技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種の真空ゲート弁として、例えば実開昭62―199567号や実開昭64―770号の各公報に示されるものが知られている。このものでは、隣接する1対の真空容器に連通する弁箱内に弁板支持体を、その背面に軸支したガイドローラ(案内部材)で案内しながら昇降可能に配置し、この弁板支持体の一方の真空容器側の前面に、弁箱と一方の真空容器との間の連通部を開閉する弁板を平行リンク機構を介して接離可能に支持し、弁箱内の下部に、弁板支持体の下降時に弁板に当接して弁板を支持体に対し閉じ方向に相対移動させるストッパを設け、弁箱上壁外面に、該上壁を上下方向に気密状に貫通するピストンロッドを有するシリンダを取り付けて、そのピストンロッドの下端部を弁箱内の弁板支持部に連結し、シリンダの伸縮作動により弁板支持体を弁箱内で昇降移動させて弁板を開閉させ、シリンダの収縮作動により弁板支持体を上昇させたときには、その弁板支持体と共に弁板を上昇させて弁箱の真空容器との連通部を開き、両真空容器同士を連通させる一方、シリンダの伸長動作により弁板支持体を下降させたときには、その途中で、弁板支持体と共に下降する弁板をストッパに当接させて平行リンク機構により弁板支持体から離隔させ、この離隔により弁板を弁箱と真空容器との連通部の周りに押し付けて両真空容器同士の連通を遮断するようになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来のものでは、弁板支持体の下降移動により平行リンク機構の各リンクを起立方向に回動させ、この各リンクの突張り動作により、下降停止した弁板を連通口周縁部に押し付けて該連通口を閉じるので、この閉弁状態では、弁板からの反力が平行リンク機構により弁板支持体に伝達されるとともに、さらに、この弁板支持体の反力がガイドローラによって弁板支持体後面の弁箱内面に伝えられる。
【0004】
しかし、このような構造では、外力や熱歪みによる弁板、弁板支持体、平行リンク機構等の変形や、或いは弁板外周縁部と弁箱の連通口周縁部との間のシール部材の歪みの変化があると、弁板の閉弁支持力が変化し、安定した真空封じが困難となる。しかも、上記弁板に開閉方向の反力がなくなったときには、上記シール部材を適正に押圧して変形させることができず、この場合も真空漏れに繋がる。
【0005】
また、弁板からの反力を受けて弁板支持体が平行リンク機構における各リンクの作動面たる鉛直面と直交する鉛直面(リンクの支持軸を通る鉛直面)から曲がるように変形することがあり、このことで各リンクの揺動時にいわゆるこじりが生じ、ゲート弁の耐久性や信頼性が低下する問題もある。このリンクのこじりを防ぐためには、弁板支持体の剛性を高くせねばならず、上記弁板の開弁支持力の不安定化を助長する。
【0006】
本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、弁板支持構造、つまり弁板支持体の構造及びその弁板支持体に対するリンク機構や案内部材の配置構造を改良することにより、リンク機構の各リンクのこじりを防止するとともに、外力や熱歪みによる弁板、弁板支持体、平行リンク機構等の変形、弁板及び弁箱間のシール部材の歪みの変化があっても弁板に対する押圧支持力を安定させ、真空ゲート弁の作動安定性、耐久性、信頼性を向上させることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成すべく、この発明では、弁板支持体において案内部材を平行リンク機構の両側に、両者が弁板支持体の移動方向に沿った略直線上の位置、又は並置された複数の平行リンク機構間の略中央位置にそれぞれ位置するように配置し、かつ弁板支持体を弾性変形部材で構成することで、ゲート弁の閉弁時に弁板支持体をその移動方向の中間部が両端部よりも弁箱の連通口から離れるように積極的に湾曲変形させて板ばね効果を得るようにした。
【0008】
具体的には、請求項1の発明では、隣接する第1及び第2真空容器間に各真空容器と連通口を介して連通する弁箱が配設され、該弁箱内に、上記第1真空容器側連通口の中心線と略直交する方向に移動可能な弁板支持体と、該弁板支持体の第1真空容器側の側面に平行リンク機構を介して接離可能に支持され、弁箱の第1真空容器側連通口を開閉可能な弁板と、上記弁板支持体を第2真空容器側にて弁箱に移動可能に案内する案内部材とが設けられ、弁板支持体の移動により弁板を弁板支持体から接離させ、該弁板により弁箱の第1真空容器側連通口を開閉して両真空容器同士を連通又は連通遮断させるようにした真空ゲート弁を前提とする。
【0009】
そして、上記案内部材を、平行リンク機構に対し弁板支持体移動方向の前後両側位置で、かつ上記第1真空容器側連通口の中心線に沿った方向から見て平行リンク機構を通って上記弁板支持体移動方向に延びる略直線上の位置に配置する。また、上記弁板支持体は、閉弁時に上記弁板からの反力が平行リンク機構を介して伝達されたときに、弁板支持体移動方向の中間部が両端部よりも第2真空容器側に変位するように弾性変形する弾性変形部材で構成する。
【0010】
また、請求項2の発明では、同様に、隣接する第1及び第2真空容器間に各真空容器と連通口を介して連通する弁箱が配設され、該弁箱内に、上記第1真空容器側連通口の中心線と略直交する方向に移動可能な弁板支持体と、該弁板支持体の第1真空容器側の側面に、弁板支持体移動方向と直交する方向に並んだ複数の平行リンク機構を介して接離可能に支持され、弁箱の第1真空容器側連通口を開閉可能な弁板と、上記弁板支持体を第2真空容器側にて弁箱に移動可能に案内する案内部材とが設けられ、弁板支持体の移動により弁板を弁板支持体から接離させ、該弁板により弁箱の第1真空容器側連通口を開閉して両真空容器同士を連通又は連通遮断させるようにした真空ゲート弁を前提とする。
【0011】
そして、上記案内部材を、平行リンク機構に対し弁板支持体移動方向の前後両側位置で、かつ上記第1真空容器側連通口の中心線に沿った方向から見て上記隣接する平行リンク機構間の略中央位置と、弁板支持体における平行リンク機構の配列方向の両側端位置とに配置し、弁板支持体は、閉弁時に上記弁板からの反力が平行リンク機構を介して伝達されたときに、弁板支持体移動方向の中間部が両端部よりも第2真空容器側に変位するように弾性変形する弾性変形部材で構成する。
【0012】
これら請求項1又は2の発明によると、上記の構成により、弁板からの反力が平行リンク機構を介して弁板支持体に伝えられ、この弁板支持体の反力が案内部材により弁箱の第2真空容器側に伝達されるとき、弁板支持体における移動方向中間部が弁板から第2真空容器側に押されるのに対し、両端部は弁箱から第1真空容器側に押されることとなり、弁板支持体は全体の中央部が周縁部に対し相対変位する2次元的な膜変形ではなく、上記弁板支持体移動方向の中間部が同方向両端部に比べてのみ第2真空容器側に湾曲状に変位するように1次元的な梁変形をする(弁板支持体移動方向に沿った任意の位置での断面形状は略同じ湾曲形状となる)。そして、この弁板支持体は弾性変形部材で構成されているので、上記のような1次元的な梁変形が生じたとき、この弁板支持体が一種の板ばねとして機能して、大きな弾性変形量及び変形応力を蓄え、弁板を平行リンク機構を介して閉弁方向に押圧するようになる。このため、外力や熱歪みによる弁板、弁板支持体、平行リンク機構等の変形や、或いは弁板外周縁部と弁箱の連通口周縁部との間のシール部材の歪みの変化が生じたとしても、それらを弁板支持体の板ばね作用により吸収でき、安定した弁板の閉弁支持力が得られる。しかも、上記弁板に開閉方向の反力がなくなった場合でも、上記シール部材を適正に押圧して変形でき、ゲート弁による真空封じを安定させることができる。
【0013】
また、ゲート弁の閉弁時に弁板支持体は、その移動方向中間部が両端部に比べて相対変位するように1次元的に梁変形し、平行リンク機構における各リンクの作動面と直交する平面から曲がるようには変形しないので、各リンクの揺動時のこじりは生じ難くなる。このことから、真空ゲート弁の耐久性や信頼性を高めることができる。
【0014】
請求項3の発明では、上記弁板が弁板支持体から離隔して弁箱の第1真空容器側連通口を閉じたときに、平行リンク機構の各リンクが弁板に対し略直交方向に起立している構成とする。
【0015】
こうすると、閉弁時に平行リンク機構のリンクが弁板に対し起立するので、弁板が連通口に接離する開閉移動と弁板支持体の移動とがリンクによって連係されないデッドポイント状態となり、弁板支持体の板ばね機能による閉弁支持効果が確実に得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)
図1〜図3は本発明の実施形態1を示し、1は前側に位置する第1真空容器、2は第1真空容器1の後側に隣接する第2真空容器であって、各真空容器1,2はそれぞれ互いに対向配置された略矩形状の開口3,4を有する。この両真空容器1,2間には両真空容器1,2の内部空間同士を連通又は連通遮断するための真空ゲート弁6が配設されている。この真空ゲート弁6は、両真空容器1,2間に気密状に挟まれた薄肉矩形状の弁箱7を備え、この弁箱7の前壁(図2及び図3で左側壁)の下部には上記第1真空容器1の開口3に対応する前側連通口8が、また後壁(図2及び図3で右側壁)の下部には第2真空容器2の開口4に対応する後側連通口9がそれぞれ開口されており、この連通口8,9を介して弁箱7内が各真空容器1,2と連通している。
【0017】
上記弁箱7内の上部には、左右方向に所定間隔離れた位置を前後方向(図2及び図3で左右方向)に互いに平行に延びる左右1対の支持軸11,11がそれぞれ弁箱7の前後壁に形成した軸孔7a,7aを貫通して回転可能に支持され、この各支持軸11と各軸孔7aとの間はシール部材(図示せず)を内挿した軸受10により気密状にシールされている。上記左右の支持軸11,11において弁箱7内に位置する中間部にはそれぞれ2股状アーム12,12の基端部が回転一体に取付固定され、この両アーム12,12の先端部間にはアーム12と略同じ長さの板状の左右内側リンク13,13の一端部がそれぞれ前後方向の軸14,14により揺動可能に支持されている。この内側リンク13,13の他端部には、上記弁箱7下部の連通口8,9よりも若干大きくかつ弁箱7内の後側(第2真空容器2側)にオフセット配置した弁板支持体16上端の左右方向に離れた位置にある取付部16a,16aがそれぞれ前後方向の軸17,17により揺動可能に連結されている。つまり、弁板支持体16は、左右の両アーム12,12の先端部にそれぞれ内側リンク13,13を介して吊り下げられていて、左右の両支持軸11,11が互いに逆方向に同期して回転することで弁箱7内を上下方向(弁箱7における前側連通口8の中心線と略直交する方向)に昇降し、後述の如く左側(図1で左側)の支持軸11が図1で時計回り方向に、また右側支持軸11が図1で反時計回り方向にそれぞれ同期回転したときに上昇するようになっている。
【0018】
上記弁板支持体16の前後側面のうち、第2真空容器2側(図2及び図3で右側)である後側面の上下端部にはそれぞれ弁箱7の後壁内面上を転動する案内部材としてのローラ18,18,…が水平左右方向の回転軸18aにより回転可能に支承され、これらローラ18,18,…は上下に対応する1対を1組として4組設けられており、これらの4組のローラ18,18,…が弁板支持体16の左右中心に対し線対称に左右方向に所定間隔をあけて並んで配列されている。
【0019】
一方、弁板支持体16の前側面(図2及び図3で左側面)には弁板支持体16と略同じ大きさ(弁箱7下部の連通口8,9よりも若干大)の弁板21が、左右方向に並んだ4つの平行リンク機構25,25,…を介して接離可能に支持されている。すなわち、弁板支持体16の上下中間部には上下に対応する4対(ローラ18の組数と同じ対数)の開口19,19,…がそれぞれ左右方向に並んだ状態で形成され、この各開口19内にリンク24の一端部が水平左右方向のリンク支持軸24a回りに鉛直面(作動面)に沿って揺動可能に支持されている。また、弁板21の後側面には上記弁板支持体16の各開口19に略対応して凹部22が形成され、この各凹部22内には上記各リンク24の他端部が水平左右方向のリンク支持軸24b回りに鉛直面に沿って揺動可能に支持されている。そして、上記上下の対なるリンク24,24によりそれぞれ平行リンク機構25が構成されており、これら4つの平行リンク機構25,25,…を介して弁板21が弁板支持体16の前側面(第1の真空容器1側の側面)に接離可能に支持されている。
【0020】
上記弁板21は、弁箱7と第1真空容器1との間の連通部つまり弁箱7の前側連通口8を開閉して第1及び第2真空容器1,2同士を連通又は連通遮断させるもので、その前面外周部には弁箱7の前壁内面における連通口8周りに当接してシールするシール部材23が取付固定されている。
【0021】
さらに、上記弁箱7内の下部には前側寄りに複数のストッパ29,29,…が左右方向に並んだ状態で取り付けられている。この各ストッパ29は、弁箱7内の底面上のブラケット30にローラ31を左右方向の軸心をもって回転可能に軸支したもので、弁板支持体16が下降端位置近傍まで下降したときにローラ31が弁板21の下面に当接してその下降移動を停止させ、その後の弁板支持体16の下降移動に伴い、弁板21を平行リンク機構25,25,…によって弁板支持体16から離隔する前方向つまり閉じ方向に相対移動させるように案内する。
【0022】
上記各支持軸11の前端部は弁箱7の前壁外面よりも前側(弁箱7外)に延び、その前端部には、前側(支持軸11の軸方向)から見て弁箱7の左右中央側に上記アーム12と直角となるように延びる板状のレバー34が基端部にて回転一体に取付固定されている。このレバー34の先端部にはレバー34と略同じ長さの1対の平行な板材からなる外側リンク35の一端部が前後方向の軸36により揺動可能に支持されている。また、弁箱7よりも前側の左右中央部には上下方向の軸線を有するリニアアクチュエータとしてのシリンダ39が配置固定されている。このシリンダ39は、シリンダボディから上方に突出して直線運動をする出力部としてのピストンロッド40を有し、このピストンロッド40の上端部には左右方向に延びる板状の連結部41が中央にて移動一体に取付固定され、この連結部41の両端部にそれぞれ上記外側リンク35,35の他端部が前後方向の軸37により揺動可能に連結されている。すなわち、シリンダ39のピストンロッド40は各レバー34の先端部に外側リンク35を介して連結されており、シリンダ39の伸縮作動によりピストンロッド40を昇降させて両支持軸11,11を同期して逆方向に回転させることにより、弁板支持体16及び弁板21を昇降させ、シリンダ39を収縮作動させたときには、左側支持軸11を図1で時計回り方向に、また右側支持軸11を図1で反時計回り方向にそれぞれ回転させて弁板支持体16及び弁板21を上昇させ、ゲート弁6を開弁状態とする一方、シリンダ39を伸長作動させたときには、左側支持軸11を図1で反時計回り方向に、また右側支持軸11を図1で時計回り方向にそれぞれ回転させて弁板支持体16及び弁板21を下降させ、ゲート弁6を閉弁状態とするようにしている。
【0023】
そして、上記アーム12とレバー34とは、各支持軸11の軸方向から見て直交方向に延びていて、弁板支持体16が上昇端位置近傍にあるときにアーム12が略水平状態になる一方、弁板支持体16が下降端位置近傍にあるときにレバー34が略水平状態になるように配置されており、この配置構成により、弁板支持体16が上昇端位置及び下降端位置の各近傍にあるとき(弁板21のストロークが開き位置及び閉じ位置の各近傍にあるとき)の移動速度が、上下中間位置にあるときよりも低くなるように設定されている。
【0024】
そして、以上の構成により、上記弁板支持体16の後側面に軸支される上下のローラ18,18は、各平行リンク機構25に対し弁板支持体16の移動方向の前後両側である上下両側の位置に配置されている(換言すれば、平行リンク機構25は上下のローラ18,18間に位置している)。
【0025】
また、図1に示すように、これら上下に対応する対なるローラ18,18はいずれも、前後方向(弁箱7の前壁における第1真空容器1側の前側連通口8の中心線に沿った方向)から見て平行リンク機構25上を通って上下方向(弁板支持体16の移動方向)に延びる略直線L上の位置に配置されており、つまり上下のローラ18,18と各平行リンク機構25とは上下方向に対応して略直線状に配列されている。
【0026】
また、上記弁板支持体16は、例えばアルミニウム板や薄肉のステンレス鋼板等の弾性変形可能な板材で構成されており、真空ゲート弁6の閉弁時に上記弁板21からの後ろ向きの反力が各平行リンク機構25を介して弁板支持体16の上下中間部に伝達されたときに、弁板支持体16は、その上下方向(移動方向)の中間部が上下両端部よりも後側(第2真空容器2側)に変位するように弾性変形する。
【0027】
さらに、上記弁板21が弁板支持体16から離隔して弁箱7の前側連通口8(第1真空容器1側の連通口)を閉じたゲート弁6の閉弁状態では、図3に示すように、各平行リンク機構25の上下リンク24,24の各々が弁板21に対し略直交方向に起立して水平状態になるようになっている。
【0028】
次に、上記実施形態の作動について説明する。
図1で実線及び図3に示す如き閉弁状態にあるゲート弁6を開くときには、シリンダ39の収縮作動によりピストンロッド40を下降移動させる。このことで、ピストンロッド40上端の連結部41に外側リンク35,35及びレバー34,34を介して連結されている両支持軸11,11が同期して互いに逆方向に回転し、左側支持軸11は図1で時計回り方向に、また右側支持軸11は同反時計回り方向にそれぞれ回転する。この支持軸11,11の回転駆動により該支持軸11,11と一体のアーム12,12も回動し、その先端に内側リンク13,13を介して連結されている弁板支持体16が弁箱7内を上下のローラ18,18,…により弁箱7の後壁内面上を案内されながら上昇する。この弁板支持体16の上昇により、弁箱7と第1真空容器1との間の連通部つまり弁箱7の前側連通口8を気密状に閉じていた弁板21が平行リンク機構25,25,…25により引き上げられて、その前側連通口8が開かれ、シリンダ39の収縮ストロークエンド近傍で、図1で仮想線及び図2に示すように弁板支持体16により弁板21が下端部を弁箱7の連通口8,9の上端位置に略一致させるように移動して、両真空容器1,2の内部空間同士が弁箱7内を介して連通状態となる。
【0029】
これに対し、上記開弁状態から逆にゲート弁6を閉じるときには、シリンダ39の伸長作動によりピストンロッド40を上昇させる。このことで、両支持軸11,11が同期して互いに逆方向に回転し、左側支持軸11は図1で反時計回り方向に、また右側支持軸11は時計回り方向にそれぞれ回転する。この支持軸11,11の回転駆動により該支持軸11,11と一体のアーム12,12も回動して、その先端に内側リンク13,13を介して連結されている弁板支持体16が弁板21と共に弁箱7内を上下のローラ18,18,…により弁箱7の後壁内面上を案内されながら下降する。そして、弁板支持体16の下降端位置近傍で弁板21がストッパ29,29,…に当接すると、弁板21のそれ以上の下降移動が停止され、弁板支持体16のさらなる下降移動により弁板21が今度は平行リンク機構25,25,…25の各リンク24の立上がり動作により弁板支持体16から離隔するように前側に移動案内される。図1で実線及び図3に示すように、上記シリンダ39の伸長ストロークエンド近傍で弁板支持体16が下降端位置に達すると、弁板21は上下のローラ18,18,…により後側面を移動規制されている弁板支持体16によりリンク24,24,…を介して前側に押されて弁箱7と第1真空容器1との間の連通部つまり弁箱7の前側連通口8の周りに気密シール状態で押し付けられ、両真空容器1,2の内部空間同士の連通が弁板21によって遮断される。
【0030】
したがって、この実施形態においては、弁板支持体16を弁箱7の後壁内面に対し昇降可能に案内する上下のローラ18,18が弁板支持体16の上下中間部に位置する各平行リンク機構25の上下位置で、しかも前側から見て各平行リンク機構25を通る上下方向の略直線L上の位置に配置されているので、ゲート弁6の閉弁状態で、弁板21からの反力が各平行リンク機構25を介して弁板支持体16に伝えられ、この弁板支持体16の反力が上下のローラ18,18により弁箱7の後側連通口9周りの後壁内面に伝達されるとき、弁板支持体16の上下中間部が弁板21から後側(第2真空容器2側)に押されるのに対し、上下の両端部は弁箱7から前側(第1真空容器1側)に押されることとなる。このことで、弁板支持体16は上下方向及び左右方向を含めた全体の中央部が周縁部に対し相対変位する2次元的な膜変形をするのではなく、上下中間部が上下両端部に比べてのみ後側(第2真空容器2側)に湾曲状に変位するように、つまり弁板支持体16の移動方向である上下方向に沿った断面形状が左右方向のいずれの位置でも常に略同じ湾曲形状となるように1次元的に梁変形する。
【0031】
そして、この弁板支持体16は、アルミニウムや薄肉のステンレス鋼等で構成されていて弾性変形可能であるので(尚、本発明者が具体的に実施した例では、縦300mm、横800mmの連通口8に対し縦320mm、横820mmの弁板21を押し付けて閉弁させた場合、厚さ20mmのアルミニウムからなる弁板支持体16の上下中間部を最大で0.5mm変位させることができた)、上記1次元的な梁変形に伴って一種の板ばねとして働き、大きな弾性変形量及び変形応力が蓄えられる。その結果、この板ばねとなった弁板支持体16が弁板21を平行リンク機構25,25,…を介して閉じ方向(前方向)に押圧し、たとえ外力や熱歪みによる弁板21、弁板支持体16、平行リンク機構25,25,…等の変形や、或いは弁板21外周縁部と弁箱7の前側連通口8周縁部との間のシール部材23の歪み変化が生じたとしても、それらを板ばねとなった弁板支持体16により吸収して、安定した弁板21の閉弁支持力が得られる。また、上記弁板21に開閉方向の反力がなくなった場合でも、上記シール部材23を適正に押圧して変形でき、真空ゲート弁6による両真空容器1,2間の真空シールが安定して得られる。
【0032】
また、上記の如く、弁板支持体16は、その上下中間部が両端部に比べ後側に相対変位するように1次元的に梁変形するので、上記した膜変形のように、平行リンク機構25,25,…における各リンク24の作動面たる鉛直面と直交する鉛直平面(リンク支持軸24a,24bを通る鉛直平面)から曲がるように変形することはなく、各リンク24の揺動時のこじりは生じ難くなり、よって、真空ゲート弁6の耐久性や信頼性を高めることができる。
【0033】
さらに、ゲート弁6の閉弁時に弁板21が弁板支持体16から離隔して弁箱7の前側連通口8を閉じたときに、平行リンク機構25,25,…の各リンク24が弁板21に対し略直交方向に起立して水平状態となるので、この状態では、弁板21が前側連通口8に接離する前後方向に沿った開閉移動と、弁板支持体16が上下方向に沿って移動する昇降移動とがリンク24によって連係されないデッドポイント状態となり、弁板支持体16の板ばね機能による閉弁支持効果が確実に得られる。
【0034】
(実施形態2)
図4は本発明の実施形態2を示し(尚、図1〜図3と同じ部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する)、弁板支持体16の後側面に軸支されるローラ18,18,…の左右位置を変更したものである。
【0035】
すなわち、この実施形態では、弁板支持体16の後側面に軸支される上下4組のローラ18,18,…は、上記実施形態1と同様に、各平行リンク機構25の上下両側位置に配置されている。
【0036】
そして、実施形態1と異なる点はローラ18,18,…の左右方向の配置にある。つまり、この実施形態では、実施形態1のように上下のローラ18,18が各平行リンク機構25と上下方向に対応して略直線状に配列されている配置構造と異なり、上下1対を1組とするローラ18,18,…は左右方向に5組(平行リンク機構25,25,…よりも1つ多い数)設けられ、これら5組のローラ18,18,…は、前後方向(前側連通口8の中心線に沿った方向)から見て左右に隣接する平行リンク機構25,25間の略中央位置(直線L,L間の略中央位置)にある3組のものと、弁板支持体16の左右両端位置(平行リンク機構25,25,…の配列方向両側端位置)にある2組のものとに分けられ、各組の上下のローラ18,18はそれぞれ上下に対応して配置されている。その他の構成は実施形態1と同様である。
したがって、この実施形態2においても、実施形態1と同様の作用効果を奏することができる。
【0037】
尚、上記各実施形態では、シリンダ39をピストンロッド40がシリンダボディから上方に突出するように配置しているが、このシリンダ39をピストンロッド40がシリンダボディから下方に突出するように配置してもよい。また、本発明は、シリンダのピストンロッドを弁箱7の壁部に摺動可能に貫通させて、その先端部を直接に弁板支持体16に駆動連結した駆動構造に対しても適用できる。
【0038】
また、上記各実施形態では、アクチュエータをシリンダ39としているが、その他のものでもよい。例えば、回転型のアクチュエータにより支持軸11を直接に回転駆動するようにしてもよく、その場合にはレバー34や外側リンク35は不要となる。
さらに、上記各実施形態では、シリンダ39から弁板支持体16に至る駆動連絡系を2つとしているが、3つ以上又は1つに増減変更することもできる。
【0039】
また、上記各実施形態では、弁板支持体16の上下方向の昇降移動により弁板21を前後移動させて開閉させるようにしているが、本発明は、弁板支持体16を上下方向以外の方向、例えば水平左右横方向に移動させて弁板21を開閉させる真空ゲート弁であっても適用できる。
【0040】
また、上記各実施形態では平行リンク機構25の数を4つとし、上下のローラ18,18,…を実施形態1では平行リンク機構25,25,…の数と同じ4組に、また実施形態2では平行リンク機構25,25,…の数よりも1つ多い5組にそれぞれ設定しているが、これらの数はローラ18の対数と平行リンク機構25の数との関係を維持した上で増減変更してもよいのはいうまでもない。
【0041】
また、上記弁板支持体16における左右両側端部の中間部に、ゲート弁6の開弁状態でのみ弁板支持体16を弁箱7における後側連通口9の左右両側の後壁内面に案内し、閉弁状態では弁板支持体16の反力を弁箱7に伝えない案内用ローラを設けることもできる。
【0042】
【発明の効果】
以上説明した如く、請求項1の発明では、隣接する1対の真空容器間に配設されて各真空容器に連通する弁箱内に、案内部材により弁箱内面を案内されて移動する弁板支持体と、この弁板支持体に平行リンク機構を介して接離可能に支持され、弁箱の真空容器側の連通口を開閉する弁板とが設けられた真空ゲート弁に対し、上記案内部材を、平行リンク機構に対し弁板支持体移動方向の前後両側位置で、かつ真空容器との連通口の中心線に沿った方向から見て平行リンク機構を通って弁板支持体移動方向に延びる略直線上の位置に配置し、弁板支持体は弾性変形可能な弾性変形部材で構成した。また、請求項2の発明では、同様の真空ゲート弁において、案内部材を、平行リンク機構に対し弁板支持体移動方向の前後両側位置で、かつ真空容器との連通口の中心線に沿った方向から見て隣接する平行リンク機構間の略中央位置と弁板支持体の平行リンク機構の配列方向両側端位置とに配置し、弁板支持体は弾性変形する弾性変形部材で構成した。
【0043】
したがって、これらの発明によると、閉弁時に弁体からの反力が弁板支持体に平行リンク機構を介して伝達されたときに、弁板支持体をその移動方向中間部が両端部に対し相対変位するように1次元的に弾性変形させて板ばねとして機能させ、この弾性変形した弁板支持体により弁板を平行リンク機構を介して閉弁方向に押圧でき、外力や熱歪みによる弁板、弁板支持体、平行リンク機構等の変形、或いは弁板外周縁部と弁箱の連通口周縁部との間のシール部材の歪みの変化が生じたとしても、安定した弁板の閉弁支持力を得ることができるとともに、弁板に開閉方向の反力がなくなった場合でも、シール部材を適正に押圧変形でき、よって、ゲート弁による真空封じの安定化を図ることができる。また、弁板支持体が、平行リンク機構における各リンクの作動面と直交する平面から曲がるように変形するのを防いで、リンクのこじりを防止でき、真空ゲート弁の耐久性及び信頼性の向上を図ることができる。
【0044】
請求項3の発明によると、弁板が弁板支持体から離隔して弁箱の連通口を閉じたときに、平行リンク機構の各リンクを弁板に対し略直交方向に起立させるようにしたことにより、閉弁時には弁板の開閉移動と弁板支持体の移動とがリンクによって連係されないデッドポイント状態とでき、弁板支持体の板ばね機能による閉弁支持効果の確実化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る真空ゲート弁の要部を示す正面図である。
【図2】実施形態1に係るゲート弁の開弁状態を示す断面図である。
【図3】実施形態1に係るゲート弁の閉弁状態を示す断面図である。
【図4】実施形態2を示す図1相当図である。
【符号の説明】
1,2 真空容器
3,4 開口
6 真空ゲート弁
7 弁箱
8,9 連通口
16 弁板支持体
18 ローラ(案内部材)
21 弁板
23 シール部材
24 リンク
24a,24b リンク支持軸
25 平行リンク機構
29 ストッパ
39 シリンダ

Claims (3)

  1. 隣接する第1及び第2真空容器間に各真空容器と連通口を介して連通する弁箱が配設され、該弁箱内に、上記第1真空容器側連通口の中心線と略直交する方向に移動可能な弁板支持体と、該弁板支持体の第1真空容器側の側面に平行リンク機構を介して接離可能に支持され、弁箱の第1真空容器側連通口を開閉可能な弁板と、上記弁板支持体を第2真空容器側にて弁箱に移動可能に案内する案内部材とが設けられ、弁板支持体の移動により弁板を弁板支持体から接離させ、該弁板により弁箱の第1真空容器側連通口を開閉して両真空容器同士を連通又は連通遮断させるようにした真空ゲート弁において、
    上記案内部材は、平行リンク機構に対し弁板支持体移動方向の前後両側位置で、かつ上記第1真空容器側連通口の中心線に沿った方向から見て平行リンク機構を通って上記弁板支持体移動方向に延びる略直線上の位置に配置されており、
    上記弁板支持体は、閉弁時に上記弁板からの反力が平行リンク機構を介して伝達されたときに、弁板支持体移動方向の中間部が両端部よりも第2真空容器側に変位するように弾性変形する弾性変形部材で構成されていることを特徴とする真空ゲート弁。
  2. 隣接する第1及び第2真空容器間に各真空容器と連通口を介して連通する弁箱が配設され、該弁箱内に、上記第1真空容器側連通口の中心線と略直交する方向に移動可能な弁板支持体と、該弁板支持体の第1真空容器側の側面に、弁板支持体移動方向と直交する方向に並んだ複数の平行リンク機構を介して接離可能に支持され、弁箱の第1真空容器側連通口を開閉可能な弁板と、上記弁板支持体を第2真空容器側にて弁箱に移動可能に案内する案内部材とが設けられ、弁板支持体の移動により弁板を弁板支持体から接離させ、該弁板により弁箱の第1真空容器側連通口を開閉して両真空容器同士を連通又は連通遮断させるようにした真空ゲート弁において、
    上記案内部材は、平行リンク機構に対し弁板支持体移動方向の前後両側位置で、かつ上記第1真空容器側連通口の中心線に沿った方向から見て上記隣接する平行リンク機構間の略中央位置と、弁板支持体における平行リンク機構の配列方向の両側端位置とに配置されており、
    上記弁板支持体は、閉弁時に上記弁板からの反力が平行リンク機構を介して伝達されたときに、弁板支持体移動方向の中間部が両端部よりも第2真空容器側に変位するように弾性変形する弾性変形部材で構成されていることを特徴とする真空ゲート弁。
  3. 請求項1又は2の真空ゲート弁において、
    弁板が弁板支持体から離隔して弁箱の第1真空容器側連通口を閉じたときに、平行リンク機構の各リンクが弁板に対し略直交方向に起立していることを特徴とする真空ゲート弁。
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