JP3770645B2 - チェックバルブ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の技術分野】
本発明は、気体、液体等の流体の方向を規制するチェックバルブ装置に関し、より詳細には、液体を封入した膨張収縮可能な袋状の容器に用いられるチェックバルブ装置に関する。
【0002】
【従来技術及その問題点】
チェックバルブをポンプ室および袋状容器に用いたものとしては、例えば米国特許第5,144,708号に示されている。ともに膨張収縮可能なポンプ室および袋状容器は、2枚の熱融着性のシート材の周囲を熱融着することにより構成されている。一方、チェックバルブは、熱融着性の2枚のシート材またはフィルム材を重ね合せて構成され、その側部を熱融着(以下、シールという)して中央部に流体が通る流路が形成されている。このチェックバルブは、ポンプ室と袋状容器との間でシールされて固定されており、これによりポンプ室から袋状容器に向かう流体の流れのみを許容する一方通行の流路が確保される。チェックバルブを構成する2枚のシート材のシール箇所、すなわちポンプ室と袋状容器との間に相当する部分、には保護材が設けられており、これによりチェックバルブの流路が融着熱により閉塞されない構成となっている。
【0003】
上述の米国特許第5,144,708号では、チェックバルブは平面視矩型に形成されている。そして、このチェックバルブを構成するシート材またはフィルム材、ポンプ室および袋状容器を構成するシート材の所定位置はV字状にシールが施され、チェックバルブはポンプ室および容器に対して固定されている。そして、このV字の先端頂部がポンプ室側すなわちチェックバルブの入り口部に向くように配置されている。このV字状シールにより、ポンプ作用により流体をポンプ室から送出すときに、チェックバルブを迅速に開状態にすることができる。すなわち、ポンプ作用でポンプ室が膨張してシール部分に、チェックバルブを構成する重ね合わせたシール材またはフィルム材を分離する方向に、力が加えられると連続的に伝播するV形状等の先端頂部を持つ形状の特有の効果に依存してチェックバルブが開状態となるようにしていた。
【0004】
このチェックバルブは、具体的には、図11に示すような平面視略矩型に形成されており、ポンプ室と袋状容器を構成するシート材がフィルム状の膜材と織物状の素材との組み合わせからなるような場合には、重ね合わされた素材が比較的高い剛性、すなわち低い柔軟性、を示し、ポンプ作用中に散発的な流路の閉塞を引き起こすという問題があった。これは、通常周囲のシート材にシールされることのないチェックバルブの入力部が、上述の剛性のため、ポンプ作用によりシート材またはフィルム材を分離する方向に力が働いても、その力が充分に入力部に伝達されずに、流路を閉塞させてしまうことに起因する。
【0005】
上述のような流路の閉塞は、チェックバルブの入力側のシート材どうしが時として付着することがあるので、チェックバルブを製造後最初に使用するときに起り易いことが見い出されている。
【0006】
【発明の目的】
本発明は、上記のチェックバルブにおける問題意識に基づき、入力側をV字状に形成し、かつ袋状容器と組み合わせて用いることにより、流路の閉塞を防止することができるチェックバルブ装置を提供することを目的とする。
【0007】
また、本発明は、チェックバルブの流体の出力側を半円形に形成し、流体の流れを円滑にすることができるチェックバルブ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【発明の概要】
本発明のチェックバルブ装置は、一対のシート材を少なくとも流路画成部で融着することにより形成される膨張収縮可能な少なくとも2つの流体用チャンバー、重ね合わされた一対のフィルム材からなり、この一対のシート材の間に上記流路形成融着部に跨って設けられ、上記2つのチャンバー間の一方向の流体の流れのみを許容するチェックバルブ、上記チェックバルブを構成する重ね合わされた一対のフィルム材は、そのチェック弁流路の上流側の平面形状が、該上流側に頂部を向けたV字状をなしていること、及びこの重ね合わされた一対のフィルム材は、そのV字状の頂部の縁部が一対のシート材にそれぞれ融着され、V字状の頂部と反対側のチェック弁流路の下流側の端部は、一対のシート材に対して自由であることを特徴とする。
【0009】
また、本発明の一態様として、チェックバルブを構成する一対のフィルム材の間のV字状融着部近傍に、該フィルム材の融着を防ぐために保護材を設けると好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明が適用されるチェックバルブ、および袋状容器を図1、図3および図4により説明する。図1には、チェックバルブ30、ポンプ室8(流体用チャンバー)を有するポンプ装置6、袋状容器10(流体用チャンバー)および押しボタン式の排出バルブ12が示されている。このチェックバルブ30は、気体、液体等のいわゆる流体の特定の一方向への流れを許容するもので、流体を上記のような袋状容器へ送り込むとき、複数の容器間で流体を制御するとき等に適用することができる。そして、このチェックバルブ30により、ある一つの袋状容器内で突発的な高圧力が発生しても、それが流体を介して他の容器に伝播するのを防ぐことができる。このような突発的な圧力上昇は、例えば運動靴の底に設けた膨張収縮可能な袋状容器で発生することがある。すなわち、運動靴の底に設けた複数の袋状容器が所定の低圧力状態にあるとき、走行者の足がそのうちの一つの容器を強く踏んだときに、このような突発的な高圧力が発生する。
【0011】
ポンプ装置6のポンプ室8は、合成ゴムまたは合成プラスチックからなる網状の連続気泡発泡体14、これを封入するシート材16、18で構成されている。そして、このシート材16、18は熱可塑性プラスチックのシート材、または織物と熱可塑性プラスチックの組み合わせからなるシート材であって、連続気泡発泡体14をカプセル化している。シート材16、18の周辺部は、ポンプ室8を膨張収縮可能な袋状容器とするために、熱融着、電子加熱等により、シールされる。このシールされた部分が図1の記号20、21で表わされている。連続気泡発泡体14の周囲をこのようにシールして膨張収縮可能なポンプ室8および膨張収縮可能な袋状容器10が構成される。ポンプ装置6は、図示の形状に限定されることなく、ポンプの用途に応じて適宜形状を設定できる。
【0012】
上述の連続気泡発泡体14は、ポリウレタンフォームのような網状の連続気泡発泡体であり、弾力性を有する素材であることが要求される。そして、例えば、1インチ(2.54センチメートル)当たり10から50個の細孔を有し、自由状態での厚さが約0.5インチ〜1インチ(1.27〜2.54センチメートル)、体積が約0.5〜1立方インチ(8.2〜16.4立方センチメートル)程度であると好ましい。そして、連続気泡発泡体14は、図1においては立方体状に形成されているが、図示の形状に限定されることなく、例えば円筒状に形成してもよい。寸法の具体例としては、1平方インチ(6.45平方センチメートル)の底面に対して0.5〜1インチ(1.27〜2.54センチメートル)の厚さを持つように形成したもの、あるいは1インチ(2.54センチメートル)の直径に対して0.5〜1インチ(1.27〜2.54センチメートル)の厚さを持つように形成したものが、その性能を充分に発揮できることが知られている。
【0013】
図1および図4に示すシート16には、二つの開口22、24が形成されている。開口22は入力チックバルブとして作用し、開口24は排出バルブ12の円柱状部材25を外部に貫通させるために形成されている。いずれにしても、連続気泡発泡体14は、開口22とチェックバルブ30が配置される空間を除いて、ポンプ室8の中に収納される。なお、入力チェックバルブ22に対して上述のチェックバルブ30は、流体をポンプ室8から送出す出力チェックバルブとして作動する。
【0014】
チェックバルブ30は、図1に示すように、シール部分21の内側でポンプ室8から延出し、所定の袋状容器に連通するように構成されている。チェックバルブ30は、ポンプ室8から袋状容器10に向けて一方向に流体の流れを規定するため所謂ダックビル(duck bill) 型に形成されている。チェックバルブ30は、所定形状の熱融着性のプラスチックフィルム32、34から構成されている。この所定形状の長手方向の両側部36は、ポンプ室8から袋状容器10への流路38を形成するためにシールされている。ポンプ室8および袋状容器10を構成するシート16、18は、0.005インチ〜0.050インチ(0.1〜1.3ミリメートル)程度の厚さを有する、ポリウレタン、ポリ塩化ビニール等の、熱可塑性プラスチックで構成することができる。一方、チェックバルブ30を構成するプラスチックフィルム32、34は、0.001インチ〜0.015インチ(0.03〜0.4ミリメートル)の厚さを有するものが用いられている。さらに、これらプラスチックフィルム32、34は、ポンプ室8および袋状容器10を構成するシート16、18と同様の素材からなると好ましい。
【0015】
図3に示されるように、流路38は、シート16、18、プラスチックフィルム32、34が同時に熱融着等でシールされるのでシール部分21に相当する流路38はこの融着熱の影響により融着を起し易い。そこで、この熱による影響を防ぐために、この流路38のシール部分21に相当する部分には、図3、図4に示すように、保護材40が設置されている。この保護材40は、プラスチックフィルム32、34の対向する内面の間の所定の位置に設置されている。また、プラスチックフィルム32、34の対向する両内面に所定の面積と厚さを備えた保護材40を取り付けることもできる(図8)。このような構成にすると、シート16、18とプラスチックフィルム32、34を同時にシールするときに発生する熱融着または電子加熱による熱をより確実に防ぐことができる。すなわち、保護材40をこのように配置すれば、たとえシールするシート16、18、プラスチックフィルム32、34が互いに近接して配置され、シールするための熱がシートの上面からフィルムの内面まで融着できるほどの熱量であっても、流路38が閉塞されることはない。チェックバルブ30のポンプ室8側の端部は、入力チェックバルブのポンプ作用により流体が送り込まれるときには、シール部にプラスチックフィルム32、34を分離する方向に力が働き開放状態となるが、袋状容器10内にある他端は、ポンプ作用のないときには、フィルム端部が常に接触して流路38を閉るように構成されている。
【0016】
保護材40は、シルクスクリーン法、輪転グラビア印刷、フレキソ印刷等の公知の方法で作成される。そして、保護材40は、微粒子の分散相を有する有機溶剤または水ベースの液状分散媒中の組成で、直径5ミクロン程度のポリエチレン、ポリテトラフルオロエチレン(テフロン)またはシリコン等により生成されると好ましい。また、本出願人による米国特許第5,022,109号に開示のある保護材も適用することができる。すなわち、プラスチックフィルム32、34の表面に上記の微粒子が付着してシールするときの熱を防げるのもであれば、保護材40の素材は上記のものに限定されない。
【0017】
次に、図7に基づいてチェックバルブ30をさらに説明する。上述のようにチェックバルブ30はプラスチックフィルム32、34から構成されているが、これらのフィルムは1枚の熱可塑性フィルムシート60を重ね合わせて作成される。この熱可塑性フィルムシート60は、光沢と粘着性を持つ表面54と、粗くくすんだ表面55とからなっている。そして、チェックバルブ30を作成する際には、流路38となる部分に粘着性を有する面54を適用し、重なり合う面どうしが粘性により分離可能に展着されるように構成する。このように構成すれば、流体の圧力がかからない限り、流路38は閉じた状態を維持することになる。すなわち、チェックバルブ30内の流体が流れを止めると、流路38は袋状容器10内の液体の圧力により閉じた状態を維持する。一方、袋状容器10内に露出される粗面55は、粘着性はないので容器10を構成するシート16、18の内表面に付着することはない。
【0018】
本発明の主要な特徴は、チェックバルブ30の流体入力部分において、流路38の幅全域に亘りチェックバルブ30を構成するプラスチックフィルム32、34をシート16、18にシールしたことにある。具体的には、図9および図10に示されるように、シール部分21において、チェックバルブ30の流体入力部分の平面形状をポンプ室8側に頂部を向けたV字状に形成し、このV字状の縁部の全域とシート16、18とをシールしている。図においては、このシール部分V字シール部58とした。このような構成にすると、もし最初に使用するときに、保護材40どうしの予期しない付着が生じても、流路38の入力部64を迅速に開くことができる。すなわち、加圧された流体を送り出すときに、ポンプ室8が膨張してV字シール部58においてプラスチックフィルム32、34を引き離す方向に力が働く、すると入力部64のプラスチックフィルム32、34は分離し始める。そして、V字部58に僅かな隙間ができると、それ以後は流体の圧力によりV字の両辺に沿って素早く開口が形成されてゆき、流路38が確保される。この状態は、例えば、粘着テープを端から引き剥がす動作に類似している。すなわち、本発明を適用したチェックバルブによれば、使用前のバルブの入力部に予期せぬ付着が生じても、流路38の閉塞を起すこと無く容易に流体を袋状容器10に送り込むことができる。
【0019】
チェックバルブ30は、図5に示すように、重ね合わされたプラスチックフィルム32、34の周辺部をシールしたものである。プラスチックフィルム32、34はプラテン50上に載置され、側辺部36を形成型53によりシールする。具体的には、形成型53は非加熱部52とシール(加熱部)部54とからなり、非加熱部52の両側に設けられた一対のシール部54によりプラスチックフィルム32、34をシールする。このような構成の形成型53を用いると、シールするときの熱によりプラスチックフィルムが流路に溶け出す所謂流出ビードの発生を防ぐことができる。図6は従来例を示す図であり、流路60の縁部に発生した流出ビード56を示している。流出ビード56は、非加熱部を備えていない公知の形成型でプラスチックフィルムをシールするときに、そのシール部と流路の境界部に発生し、チェックバルブが連通している袋状容器内の圧力を減圧させる逃げ流路を構成することがある。したがって、もし流出ビードが発生すると、流路38を構成する粘着性を有する面54が、流体を送り込んだ後に再度閉じた状態に復帰できなくなる可能性があるので、この流出ビードの防止が要求される。一旦流路38が閉じた状態になると、袋状容器10内の液体圧は流路38を閉じた状態に保つように作用する。
【0020】
次に、図7および図8により、チェックバルブ30の製造方法について説明する。フィルムシート60は、光沢面54を表向きにして所定の台上に載置される。このとき、フィルム60は、フィルム60の隅部に形成された穴61に通した位置決めピン(図示せず)により、この台に対して位置決めされる。光沢面54上には、保護材40となるコーティング40’が所定の形状と間隔で施されている。各コーティング40’は、保護材40の流路38に平行な長さの略2倍の長さLを有している。一方、幅wは、チェックバルブ30の入力部分を開状態に保つために流路38の幅と同じか若干大きく形成されている。コーティング40’を施した後、フィルムシート60は、図8に示すように、折り線62を中心に重ね合わされて、折り線62を挟んで二つの領域に施された対応するコーティング40’どうしが重なり合う。そして、2層になったフィルム60は、上述の形成型53により、シール帯36’に沿ってシールされる。このシール帯36’はチェックバルブ30の流路38に沿った側部36となる部分である。しかし、この場合、形成型53は図5に示す単一のものではなく、複数の形成型を備えたマルチタイプのシール形成型が用いられる。参考として、コーティング40’の長さlの一例を示すと、チェックバルブ30の保護材40の流路38に平行な長さを1/4インチとすれば、長さlは1/2インチ程度にすればよい。シール帯36’は、図8および図9に示すように、流路38を形成するために、コーティング40’の幅と略同じか若干短めの距離を隔てて形成されている。
【0021】
フィルムシート60が上述のようにシールされると、切断型(図示せず)を用いてチェックバルブ30に相当する部分を打抜く。図8に示されるように、重ね合わされたコーティング40’はまず2等分されて、V字状のバルブ入力部46が形成される。このV字形状は、V字シール部58に対応するものである。
【0022】
一方、比較のため、従来例である米国特許第5,022,109号に開示されている矩形成型のチェックバルブ66(図11)について説明する。チェックバルブ66をシート16、18からなる袋状容器10内に設置すると、すでに説明したようにシートが熱可塑性プラスチックまたは織物と熱可塑性プラスチックの組み合わせからなるシート材であることから剛性が高く、流体に柔軟に追従せずポンプ作用に伴う流路閉塞等の問題を起し易い。シート16、18の剛性が高いと、チェックバルブ66の直線状に形成された入力部64に流体が入るときに、シート16、18の剛性でチェックバルブを構成するフィルムが互いに付着して流路が充分に開かず、流体の流れを制限してしまう。すなわち、図11に示すチェックバルブにおいては、例えV字シール部58と同様のシール部分58’が存在しても、入力部64の先端において幅方向全域にシールを施すものではなく、図にも示されるように、V字の先端部はむしろチェックバルブの保護材の略中央に位置してしまうので、高い剛性を有するシート16、18がこのように配置されると、上述の所謂引き剥がしの効果が充分発揮できない。これに対して、本発明を適用したチェックバルブ30では、入力部46をV字状に形成し、その幅全域がシート16、18にシールされるので、V字シール部58に、すなわち入力部64に、直接シート16、18の膨張による力が伝わり、フィルム32、34を容易に開状態にすることができる。
【0023】
チェックバルブ30の作成方法をさらに説明すると、切断型により、V字入力部64の頂部から約1インチの距離にある切断線65に沿って重ね合わされたフィルム32、34が切断される。同時に、フィルム32、34は切断線67に沿って切断される。これにより、複数のチェックバルブ30が切り出されたことになる。図7および図8に示す例では、全部で16個のチェックバルブ30が作成できる。上記の切断形成型には、袋状容器とチェックバルブ30とを組付けるときに用いる位置決め穴69および70を打抜く手段を設けてもよい。
【0024】
さらに、形成型53は、チェックバルブ30の流路38の出力部分72を流路38の幅を直径とした半円形に打抜く手段を設けて、切り欠き71を設けてもよい。この半円形切り欠き71は、チェックバルブ30を最初に使用するときに、袋状容器10に連通する出力部72が迅速に開口するように、設けられたものである。したがって、切り欠き71は上述のV字入力部64と同様の機能を有することになる。すなわち、流体は、出力部72の先端部では流路38を塞いでいるフィルム32、34を押し広げるからである。
【0025】
チェックバルブ30は、図9および図10に示されるように、袋状容器の所謂喉部に設置されている。そして、袋状容器が膨張すると、V字シール部58を介して、流路38を構成するフィルム32、34を分離させる力が作用することはすでに説明した。チェックバルブ30をこのように構成した場合、製品の若干数(約2パーセント)ではあるが、シート材16、18の膨張作用により、流路38からの流体の漏れが確認された。この問題を解決するために、形成型に、図10に示すように、シール部分36の長手方向に沿ってスリット75を入れる手段を設けてもよい。このスリット75は、図10に明示するように、保護材40と端部とは所定距離離し、かつ出力部72ではシール部分36の端部まで達し、さらにシール部分36の幅の略中央に形成されると好ましい。このような簡便な手段により、チェックバルブ30の出力部が、袋状容器の膨張により発生する力からは独立した所謂フリーフローティングの状態となり、上述の漏れ等の膨張による悪影響を防ぐことができる。なお、スリット75を設けることにより、この種の弊害を大幅(約75%)に減らすことができた。
【0026】
チェックバルブ30は、基本的には、保護材40を有した2層のフィルム32、34から構成される。そして、保護材40はコーティング40’の約半分の長さを有し、かつバルブの入力部に対応して正確に配置される。2等分されたコーティング40’の先端部がチェックバルブ30の入力部64を構成するので、このような正確な配置が可能となる。したがって、チェックバルブ30がシート16、18にシールされるときには、保護材40の領域を超えて袋状容器10の方向に流路38をシールする必要はない。さらに、図9および図10に示すように、流路38は、効果的な一方向の流れを確保するために、保護材40のV字状先端部と対向する位置にある直線状の他端部77から計って、約3/8インチ〜1/2インチ(9.5〜12.7ミリメートル)程度、そして3/16インチ(4.7ミリメートル)以下のサイズが好ましい。また、流路38は、この端部77からは長さ方向に亘って一様な断面であること好ましい。さらに、流路38および保護材40に加えて、各チェックバルブ30には位置決め用の穴69、70が形成されており、バルブ30を、袋状容器とシールするとき、または袋状容器とポンプとを組み合わせてシールするときに用いられる。
【0027】
排出バルブ12は、筒状ベース42、この筒状ベース42が載置されたフランジ44を備えている。このフランジ44は、熱融着可能なプラスチック製で、シート16に形成された開口24にシールされる。この排出バルブ12は、さらに往復運動可能な円柱状部材25とコイルバネ46を備えている。円柱状部材25を下方に押すと、流体は袋状容器から排出される。
【0028】
以上説明したように、袋状容器とチェックバルブの組み合わせの利点としては、 図4に示すような簡便方法で装置を組み立てられるということである。シート18をまず熱融着用のプラテン50上に敷き、次に連続気泡発泡体14とチェックバルブ30を並べて配置する。排出バルブ12を開口24の周囲にシールしたシート16をシート18に端部を揃えて重ね合わせる。そして、シート16、18を熱融着するためのシール型(図示せず)により周囲をシールして、ポンプ室8と袋状容器10を形成する。このように、チェックバルブ30、排出バルブ12が簡便シール操作によりすべて組込むことができ、流路の閉塞等を起すことのない柔軟性を有し、安価で、適用範囲が広くかつ信頼性の高いバルブユニットを構成することができる。
【0029】
チェックバルブ30の操作は、操作者がシール16の開口22に指を置いて、袋状容器10が充分膨張するまで、交互に押圧、開放を繰り返すだけよい。このポンプ操作において、チェックバルブ30は、上記の操作者の指により押圧、開放に呼応して、自動的に開状態、閉状態を繰り返し、流体は袋状容器10が充分膨張するまで送り込まれる。指が開口22から離れると、周囲の流体が開口22に引き込まれ、連続気泡発泡体14内に満たされ、次のポンプ作動に備える。もし、突発的な高圧力が袋状容器10に発生すると、チェックバルブ30は袋状容器10内の流体がポンプ室8に逆流するのを防ぐ。袋状容器を収縮させるときには、運動靴のライナー等のように、排出バルブ12の円柱状部材25を押せば、流体は袋状容器から排出される。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したようの、本発明のチェックバルブおよびチェックバルブ装置によれば、チェックバルブが配置される膨張収縮可能な容器を構成するシート材の剛性が高い場合でも、流体に対してい確実に流路を確保することができる。しかも、その構造は、チェックバルブの入力部をV字状に形成し、かつこのV字の縁をシート材に融着するものなので、構造の大型化を招くこと無く、信頼性の高いチェックバルブが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される、チェックバルブ、ポンプ室、膨張収縮可能な容器を示す斜視図である。
【図2】図1中の矢印II−IIの方向から見た断面図である。
【図3】図1中の矢印 III−III の方向から見た断面図である。
【図4】図1に示す装置の組み立て方法を示す斜視図である。
【図5】チェックバルブの製造方法の一例を示す斜視図である。
【図6】従来例における流出ビードを例示した斜視図である。
【図7】チェックバルブの製造方法の一例を示す斜視図である。
【図8】チェックバルブの製造方法の一例を示す斜視図である。
【図9】チェックバルブの取り付け状態を示す平面図である。
【図10】チェックバルブの取り付け状態を示す拡大平面図である。
【図11】本発明の従来例を示す平面図である。
【符号の説明】
8 ポンプ室
10 容器
16 シート材
18 シート材
20 融着部
21 融着部
30 チェックバルブ
32 フィルム材
34 フィルム材
36 融着部
38 流路
40 保護材
58 V字シール部
64 入力部
71 半円形切り欠き
72 出力部

Claims (8)

  1. 少なくとも2枚のシート材を互いに融着することにより形成される少なくとも2つの膨張収縮可能な流体用チャンバーと;
    少なくとも2枚のフィルム材の側辺部を互いに融着して流路となし、上記複数の流体用チャンバー間に配置されて一方向の流体の流れのみを許容し、かつ、流体導入部分の平面形状を上記流路の上流方向に頂部を向けたV字状としたチェックバルブと;
    上記チェックバルブ内に配置され、上記流路の融着を防ぐ保護材と;
    からなるチェックバルブ装置において、
    上記チェックバルブの上記V字状の上記流体導入部分の縁部全域を対応する上記各シート材に融着したことを特徴とするチェックバルブ装置。
  2. 少なくとも2枚のシート材の周囲を互いに融着することにより形成される少なくとも2つの膨張収縮可能な流体用チャンバーの一方に連続気泡発泡体を封入したポンプ室と;
    上記ポンプ室に相当する上記シート材部分に開口を設けて形成された入力バルブと;
    少なくとも2枚のフィルム材の側辺部を互いに融着して流路となし、上記ポンプ室からの流体の流れのみを許容し、かつ、流体導入部分の平面形状を上記流路の上記ポンプ室方向に頂部を向けたV字状として、上記ポンプ室と他方の流体用チャンバーを区切る融着部を貫通して配置されたチェックバルブと;
    上記チェックバルブ内に配置され、上記流路の融着を防ぐ保護材と;
    からなるチェックバルブ装置において、
    上記チェックバルブの上記V字状の上記流体導入部分の縁部全域を対応する上記各シート材に融着し、
    上記流路の、上記他方の流体用チャンバー内に臨む出力部分に、該出力部分を上記流体導入部分側に向けて半円形状に打ち抜いた切り欠きを設けたことを特徴とするチェックバルブ装置。
  3. 請求項1又は2記載のチェックバルブ装置において、上記チェックバルブの上記出力部分においては、上記フィルム材の融着部の中央部に上記流路に平行なスリットを形成した、チェックバルブ装置。
  4. 請求項1又は2記載のチェックバルブ装置において、上記流路は一様な断面からなる、チェックバルブ装置。
  5. 請求項1又は2記載のチェックバルブ装置において、上記流路の長さは少なくとも3/8インチ(約9.4ミリメートル)である、チェックバルブ装置。
  6. 請求項1又は2記載のチェックバルブ装置において、上記フィルム材の上記流路となる面は光沢と粘着性を有し、該フィルム材の上記シート材と対向する面は粗くくすんだ面である、チェックバルブ装置。
  7. 請求項1又は2記載のチェックバルブ装置において、上記シート材は合成プラスチックシート材である、チェックバルブ装置。
  8. 請求項1又は2記載のチェックバルブ装置において、上記フィルム材はプラスチックフィルム材である、チェックバルブ装置。
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