JP3769602B2 - アップリケの切断データ及び刺繍データの作成装置 - Google Patents
アップリケの切断データ及び刺繍データの作成装置 Download PDFInfo
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、アップリケの切断データ及び刺繍データの作成方法並びに作成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、アップリケ用布地の切断データとアップリケの刺繍データとは、別個独立の作成装置を使用して、別個独立に作成されていた。すなわち、アップリケ用布地の切断装置に付属した又は接続可能な切断データ作成装置を使用して所望形状のアップリケ用布地の切断データが作成され、この切断データに基づいて切断装置により所望形状のアップリケ用布地が切断されていた。一方、刺繍ミシンに付属した又は接続可能な刺繍データ作成装置を使用して前記形状のアップリケの刺繍データが作成され、この刺繍データに基づいて刺繍ミシンにより前記アップリケ用布地が布地に刺繍縫い付けされていた。データ作成方法の詳細は、次の通りである。
【0003】
(1)切断データの作成
図12の上半分に示すように、切断データ作成装置のデジタイザ50のボード面に例えばL字の輪郭を描いた型紙51を貼り付け、このL字の輪郭を構成するコーナー点C1,…,C6及び円弧構成点R1,…,R3をボタン・カーソル等のポインティング・デバイス52でピックアップすることにより、輪郭データを入力する。切断データ作成装置は、この輪郭データから、カット機用の切断データを作成する。
【0004】
(2)刺繍データの作成
▲1▼ 次いで、刺繍データの最初として、アップリケ用布地の配置に必要な位置決め用仮縫いを布地に施すための位置決め用仮縫いデータを作成する。図12の下半分に示すように、前記型紙51を刺繍データ作成装置のデジタイザ53のボード面に貼り付け直し、再び前記L字の輪郭を構成するコーナー点C1,…,C6及び円弧構成点R1,…,R3をポインティング・デバイス54でピックアップすることにより、輪郭データを入力する。刺繍データ作成装置は、この輪郭データから、刺繍ミシンに所定ピッチの仮縫い(歩き縫い)を行わせるための位置決め用仮縫いデータを作成する。
【0005】
▲2▼ 次に、前記位置決め用仮縫いに沿って布地に配置したアップリケ用布地を、布地にずれないように止め縫いするための止め縫いデータを作成する。このときも、図12の下半分に示すように、三たび前記L字の輪郭を構成するコーナー点C1,…,C6及び円弧構成点R1,…,R3をポインティング・デバイス54でピックアップすることにより、輪郭データを入力する。刺繍データ作成装置は、この輪郭データから、刺繍ミシンに止め縫い(例えばEステッチ)を行わせるための止め縫いデータを作成する。
【0006】
▲3▼ 次に、前記止め縫いによって布地に止められたアップリケ用布地を、布地に刺繍縫い付けするためのサテンステッチデータを作成する。このときは、図12の下半分に示すように、前記L字の輪郭に沿ってその内側に描かれた内周線を構成する内周点I1,I2,…と、L字の輪郭に沿ってその外側に描かれた外周線を構成する外周点O1,O2,…とをポインティング・デバイス54で交互にピックアップすることにより、L字の内周データと外周データとを作成する。刺繍データ作成装置は、この内周データ及び外周データから、刺繍ミシンに所定ピッチのサテンステッチを行わせるためのサテンステッチデータを作成する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来は、上記のようにアップリケ用布地の切断データとアップリケの刺繍データとを別個独立の作業(1)(2)によって作成していたが、切断データの作成作業と刺繍データの作成作業における輪郭データの入力作業は略同一であったため、労力の無駄な繰り返し・重複となっていた。最近は、ゼッケン番号のような多種類かつ少数のアップリケ用布地を切断及び刺繍することが多く、前記労力の重複は大変な無駄になっていた。
【0008】
また、上記のように切断データと刺繍データとを、別個独立の作成装置を使用して作成していたので、作成装置毎に別個にデジタイザ50,53、マイクロコンピュータ、ディスプレイ(図示略)等の構成機器を必要とし、需要家の経済的負担が大きかった。また、デジタイザ50,53等を2台ずつ設置するためには、多大なスペースが必要であった。
【0009】
本発明の目的は、上記課題を解決し、共通の一度の入力作業によってアップリケ用布地の切断データとアップリケの刺繍データとを効率的に作成することができる作成方法と、構成機器を共通化してコストダウンと設置スペースの低減を図ることができる作成装置とを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のアップリケの切断データ及び刺繍データの作成方法は、アップリケ用布地の輪郭データを一度入力する工程と、前記輪郭データからアップリケ用布地の切断データを自動作成する工程と、前記輪郭データからアップリケの刺繍データを自動作成する工程とを含み、前記刺繍データを自動作成する工程は、前記輪郭データから輪郭データに沿った内周データを自動作成し、前記輪郭データから輪郭データに沿った外周データを自動作成し、前記内周データと外周データとからサテンステッチデータを作成することを含む。
【0011】
また、本発明のアップリケの切断データ及び刺繍データの作成装置は、アップリケ用布地の輪郭データを一度入力する輪郭入力手段と、前記輪郭データからアップリケ用布地の切断データ及びアップリケの刺繍データを自動作成する共通のデータ作成手段とを含み、前記データ作成手段は、前記輪郭データから輪郭データに沿った内周データを自動作成し、前記輪郭データから輪郭データに沿った外周データを自動作成し、前記内周データと外周データとからサテンステッチデータを作成することを含む。
【0012】
ここで、輪郭入力手段としては、デジタイザ(小型デジタイザの指称であるタブレットも含む。)、イメージ・スキャナ、タッチ・パネル、ライトペン、マウス、トラック・ボール等を例示できる。また、データ作成手段としてはマイクロコンピュータを例示できる。
【0013】
また、アップリケの刺繍データとしては、布地へのアップリケ用布地の配置に必要な位置決め用仮縫いデータ、布地へのアップリケ用布地の止め縫いに必要な止め縫いデータ、布地へのアップリケ用布地の刺繍に必要なサテンステッチデータ等を例示できる。
【0014】
【作用】
本発明のアップリケの切断データ及び刺繍データの作成方法によれば、アップリケ用布地の輪郭データを入力するだけで、前記輪郭データからアップリケ用布地の切断データ及びアップリケの刺繍データが作成される。
【0015】
また、本発明のアップリケの切断データ及び刺繍データの作成装置によれば、アップリケ用布地の輪郭データを入力する輪郭入力手段が一つで済み、前記輪郭データからアップリケ用布地の切断データ及びアップリケの刺繍データが作成される。
【0016】
【実施例】
以下、本発明を具体化した実施例について、図1〜図11を参照して説明する。まず、この実施例の切断データ及び刺繍データの作成装置について、図1を参照して説明すると、この作成装置の中心は制御装置1であり、CPU、ROM、RAM、接続用バス、入出力インターフェイス等からなるマイクロコンピュータが使用されている。この制御装置1には、入力装置としてデジタイザ2とキーボード3とが接続され、表示装置としてディスプレイ4が接続され、印刷装置としてX−Yプロッタ5が接続され、外部記憶装置としてフロッピーディスク装置6とテープパンチャ7とが接続されている。
【0017】
なお、前記データ作成装置の構成は一例に過ぎず、例えば外部記憶装置として、ハードディスク装置(リムーバブル式を含む。)、磁気テープ装置、磁気カード装置、光磁気ディスク装置、光ディスク装置、ICカード装置等を使用することもできる。
【0018】
10はアップリケ用布地を切断するカット機で、アップリケ用布地をセットする盤面11と、X−Y方向に駆動されると共に必要に応じてZ軸方向に往復駆動されるカット刃12と、操作キー13と、入力装置としてのフロッピーディスク装置14とを備えている。このフロッピーディスク装置14には、前記フロッピーディスク装置6で切断データの記録されたフロッピーディスクFD1が挿入される。
【0019】
なお、カット刃以外にも、例えば熱溶断を行うヒートカッタ、レーザ切断装置、液体ジェット切断装置等を使用することもできる。また、前記データ作成装置にフロッピーディスク装置以外の前記外部記憶装置を使用する場合には、それに対応する外部記憶装置をカット機にも使用する。また、前記データ作成装置とカット機10とを伝送ケーブル又は無線伝送装置で接続し、データ作成装置で作成された切断データをカット機10に直接伝送することもできる。
【0020】
20はアップリケ用布地を布地に刺繍縫い付けする刺繍ミシンで、上糸が通された針を上下駆動する複数頭の刺繍ヘッド21と、釜及び下糸ボビンが内蔵されたベッド22と、布地23を展張する刺繍枠24と、該刺繍枠24の駆動装置25等とを備え、キャスタ26付きで移動可能な台車27にはテーブル28上に配置可能なミシン制御装置30が支持されている。このミシン制御装置30は、制御盤31、キーボード32、ディスプレイ33、制御盤31に内蔵された入力装置としてのフロッピーディスク装置34等を備えている。このフロッピーディスク装置34には、前記フロッピーディスク装置6で刺繍データの記録されたフロッピーディスクFD2が挿入される。
【0021】
なお、前記データ作成装置にフロッピーディスク装置以外の前記外部記憶装置を使用する場合には、それに対応する外部記憶装置をミシン制御装置30にも使用する。また、前記データ作成装置とミシン制御装置30とを伝送ケーブル又は無線伝送装置で接続し、データ作成装置で作成された刺繍データをミシン制御装置30に直接伝送することもできる。
【0022】
この実施例の切断データ及び刺繍データの作成方法は、図2に示すような工程順に進行する。図2における矢印付き点線はデータの流れを示している。以下、これらの工程を詳述する。
【0023】
(1)アップリケ用布地の輪郭データの入力
図3(a)に示すように、前記デジタイザ2のボード面に例えばL字の型紙8を貼り付け、このL字の輪郭を構成する各コーナー点C1,…,C6及び円弧構成点R1,…,R3をボタン・カーソル,スタイラス・ペン等のポインティング・デバイス41でピックアップすることにより、L字の輪郭データD1を入力する。図3(b)に示すように、ディスプレイ4には、順にピックアップした点と点の間が線で結ばれて表示される。
【0024】
この入力において、最初のコーナー点C1の少し手前の点を開始点Sとしてピックアップし、最後のコーナー点C6(C1と同じ点)より少し行き過ぎた点を終了点Eとしてピックアップすることにより、切断初期部分と切断終期部分とが必ず交差して切り残しが無くなるので好ましい。
【0025】
(2)切断データの自動作成
制御装置1は、前記輪郭データD1から、図4に示すようなL字の切断データD2を自動的に作成し、この切断データD2はフロッピーディスク装置6によりフロッピーディスクFD1に記録される。
【0026】
(3)刺繍データの自動作成
▲1▼ 次に、制御装置1は、前記輪郭データD1から、図5に示すようなアップリケの配置に必要なL字の位置決め用仮縫いデータD3を自動的に作成する。この仮縫いデータD3はフロッピーディスク装置6によりフロッピーディスクFD2に記録される。
【0027】
▲2▼ 次に、制御装置1は、前記輪郭データD1から、図6に示すようなL字の輪郭データD1に沿った内周データD4を自動作成する。
【0028】
▲3▼ 次に、制御装置1は、前記輪郭データD1から、図7に示すようなL字の輪郭データD1に沿った外周データD5を自動作成する。
【0029】
▲4▼ 次に、制御装置1は、前記内周データD4と外周データD5とから、図8に示すようなアップリケ用布地の止め縫いに必要なL字の止め縫いデータD6を自動作成する。この実施例では、予めキーボート3から制御装置1に入力したEステッチの縫い込み方向及び縫い込みから縫い込みまでの縫目数に基づいて、Eステッチデータが作成された。但し、止め縫いデータはEステッチに限定されず、例えば図9に示すような別種類のステッチによる止め縫いデータD6を作成することも可能である。これらの止め縫いデータD6はフロッピーディスク装置6によりフロッピーディスクFD2に記録される。
【0030】
▲5▼ 次に、制御装置1は、前記内周データD4と外周データD5とから、図11に示すようなアップリケ用布地を布地に刺繍するために必要なサテンステッチデータD7を作成する。このとき、制御装置1は、内周データD4と外周データD5とで挟まれた帯部分を図10に示すように区分し、その各区分内で縫目の方向を徐変させることによって、コーナー部で縫目の重ならない奇麗なサテンステッチデータD7を作成するようにプログラムされている。このサテンステッチデータD7はフロッピーディスク装置6によりフロッピーディスクFD2に記録される。
【0031】
以上により、切断データD2が記録されたフロッピーディスクFD1と、位置決め用仮縫いデータD3、止め縫いデータD6及びサテンステッチデータD7の三つの刺繍データが記録されたフロッピーディスクFD2とが作成される。
【0032】
フロッピーディスクFD1をカット機10のフロッピーディスク装置14に挿入して、カット機10を作動させることにより、切断データD2に基づいたL字のアップリケ用布地42が切断される。
【0033】
一方、フロッピーディスクFD2を刺繍ミシン20のフロッピーディスク装置34に挿入して、刺繍ミシン20を作動させることにより、まず、位置決め用仮縫いデータD3に基づいて布地23にL字の仮縫いが行われる。この仮縫いに沿って布地23にアップリケ用布地42を粘着剤等で貼り付けた後、再び刺繍ミシン20を作動させることにより、止め縫いデータD6に基づいてアップリケ用布地42が布地23に止め縫いされる。続いて、刺繍ミシン20を作動させることにより、サテンステッチデータD7に基づいてアップリケ用布地42が布地23に刺繍縫い付けされる。
【0034】
なお、本発明は前記実施例の構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。
【0035】
【発明の効果】
本発明のアップリケの切断データ及び刺繍データの作成方法は、上記の通り構成されているので、共通の一度の入力作業によってアップリケ用布地の切断データとアップリケの刺繍データとを効率的に作成できる効果がある。
【0036】
また、本発明のアップリケの切断データ及び刺繍データの作成装置は、構成機器を共通化してコストダウンと設置スペースの低減を図り得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による切断データ及び刺繍データの作成装置の全体構成図である。
【図2】本実施例の切断データ及び刺繍データの作成方法を示すフローチャートである。
【図3】(a)は輪郭データの入力工程を示す説明図、(b)はそのときのディスプレイ表示を示す正面図である。
【図4】作成された切断データを示す説明図である。
【図5】作成された位置決め用仮縫いデータの説明図である。
【図6】作成された内周データを示す説明図である。
【図7】作成された外周データの説明図である。
【図8】作成された止め縫いデータを示す説明図である。
【図9】止め縫いデータの別例を示す説明図である。
【図10】内周データ及び外周データの区分方法を示す説明図である。
【図11】作成されたサテンステッチデータの説明図である。
【図12】従来のデータ入力工程を示す説明図である。
【符号の説明】
1 制御装置 2 デジタイザ
3 キーボード 6 フロッピーディスク装置
7 テープパンチャ 41 ポインティング・デバイス
42 アップリケ用布地 D1 輪郭データ
D2 切断データ D3 位置決め用仮縫いデータ
D4 内周データ D5 外周データ
D6 止め縫いデータ D7 サテンステッチデータ
FD1,FD2 フロッピーディスク
【産業上の利用分野】
本発明は、アップリケの切断データ及び刺繍データの作成方法並びに作成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、アップリケ用布地の切断データとアップリケの刺繍データとは、別個独立の作成装置を使用して、別個独立に作成されていた。すなわち、アップリケ用布地の切断装置に付属した又は接続可能な切断データ作成装置を使用して所望形状のアップリケ用布地の切断データが作成され、この切断データに基づいて切断装置により所望形状のアップリケ用布地が切断されていた。一方、刺繍ミシンに付属した又は接続可能な刺繍データ作成装置を使用して前記形状のアップリケの刺繍データが作成され、この刺繍データに基づいて刺繍ミシンにより前記アップリケ用布地が布地に刺繍縫い付けされていた。データ作成方法の詳細は、次の通りである。
【0003】
(1)切断データの作成
図12の上半分に示すように、切断データ作成装置のデジタイザ50のボード面に例えばL字の輪郭を描いた型紙51を貼り付け、このL字の輪郭を構成するコーナー点C1,…,C6及び円弧構成点R1,…,R3をボタン・カーソル等のポインティング・デバイス52でピックアップすることにより、輪郭データを入力する。切断データ作成装置は、この輪郭データから、カット機用の切断データを作成する。
【0004】
(2)刺繍データの作成
▲1▼ 次いで、刺繍データの最初として、アップリケ用布地の配置に必要な位置決め用仮縫いを布地に施すための位置決め用仮縫いデータを作成する。図12の下半分に示すように、前記型紙51を刺繍データ作成装置のデジタイザ53のボード面に貼り付け直し、再び前記L字の輪郭を構成するコーナー点C1,…,C6及び円弧構成点R1,…,R3をポインティング・デバイス54でピックアップすることにより、輪郭データを入力する。刺繍データ作成装置は、この輪郭データから、刺繍ミシンに所定ピッチの仮縫い(歩き縫い)を行わせるための位置決め用仮縫いデータを作成する。
【0005】
▲2▼ 次に、前記位置決め用仮縫いに沿って布地に配置したアップリケ用布地を、布地にずれないように止め縫いするための止め縫いデータを作成する。このときも、図12の下半分に示すように、三たび前記L字の輪郭を構成するコーナー点C1,…,C6及び円弧構成点R1,…,R3をポインティング・デバイス54でピックアップすることにより、輪郭データを入力する。刺繍データ作成装置は、この輪郭データから、刺繍ミシンに止め縫い(例えばEステッチ)を行わせるための止め縫いデータを作成する。
【0006】
▲3▼ 次に、前記止め縫いによって布地に止められたアップリケ用布地を、布地に刺繍縫い付けするためのサテンステッチデータを作成する。このときは、図12の下半分に示すように、前記L字の輪郭に沿ってその内側に描かれた内周線を構成する内周点I1,I2,…と、L字の輪郭に沿ってその外側に描かれた外周線を構成する外周点O1,O2,…とをポインティング・デバイス54で交互にピックアップすることにより、L字の内周データと外周データとを作成する。刺繍データ作成装置は、この内周データ及び外周データから、刺繍ミシンに所定ピッチのサテンステッチを行わせるためのサテンステッチデータを作成する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来は、上記のようにアップリケ用布地の切断データとアップリケの刺繍データとを別個独立の作業(1)(2)によって作成していたが、切断データの作成作業と刺繍データの作成作業における輪郭データの入力作業は略同一であったため、労力の無駄な繰り返し・重複となっていた。最近は、ゼッケン番号のような多種類かつ少数のアップリケ用布地を切断及び刺繍することが多く、前記労力の重複は大変な無駄になっていた。
【0008】
また、上記のように切断データと刺繍データとを、別個独立の作成装置を使用して作成していたので、作成装置毎に別個にデジタイザ50,53、マイクロコンピュータ、ディスプレイ(図示略)等の構成機器を必要とし、需要家の経済的負担が大きかった。また、デジタイザ50,53等を2台ずつ設置するためには、多大なスペースが必要であった。
【0009】
本発明の目的は、上記課題を解決し、共通の一度の入力作業によってアップリケ用布地の切断データとアップリケの刺繍データとを効率的に作成することができる作成方法と、構成機器を共通化してコストダウンと設置スペースの低減を図ることができる作成装置とを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のアップリケの切断データ及び刺繍データの作成方法は、アップリケ用布地の輪郭データを一度入力する工程と、前記輪郭データからアップリケ用布地の切断データを自動作成する工程と、前記輪郭データからアップリケの刺繍データを自動作成する工程とを含み、前記刺繍データを自動作成する工程は、前記輪郭データから輪郭データに沿った内周データを自動作成し、前記輪郭データから輪郭データに沿った外周データを自動作成し、前記内周データと外周データとからサテンステッチデータを作成することを含む。
【0011】
また、本発明のアップリケの切断データ及び刺繍データの作成装置は、アップリケ用布地の輪郭データを一度入力する輪郭入力手段と、前記輪郭データからアップリケ用布地の切断データ及びアップリケの刺繍データを自動作成する共通のデータ作成手段とを含み、前記データ作成手段は、前記輪郭データから輪郭データに沿った内周データを自動作成し、前記輪郭データから輪郭データに沿った外周データを自動作成し、前記内周データと外周データとからサテンステッチデータを作成することを含む。
【0012】
ここで、輪郭入力手段としては、デジタイザ(小型デジタイザの指称であるタブレットも含む。)、イメージ・スキャナ、タッチ・パネル、ライトペン、マウス、トラック・ボール等を例示できる。また、データ作成手段としてはマイクロコンピュータを例示できる。
【0013】
また、アップリケの刺繍データとしては、布地へのアップリケ用布地の配置に必要な位置決め用仮縫いデータ、布地へのアップリケ用布地の止め縫いに必要な止め縫いデータ、布地へのアップリケ用布地の刺繍に必要なサテンステッチデータ等を例示できる。
【0014】
【作用】
本発明のアップリケの切断データ及び刺繍データの作成方法によれば、アップリケ用布地の輪郭データを入力するだけで、前記輪郭データからアップリケ用布地の切断データ及びアップリケの刺繍データが作成される。
【0015】
また、本発明のアップリケの切断データ及び刺繍データの作成装置によれば、アップリケ用布地の輪郭データを入力する輪郭入力手段が一つで済み、前記輪郭データからアップリケ用布地の切断データ及びアップリケの刺繍データが作成される。
【0016】
【実施例】
以下、本発明を具体化した実施例について、図1〜図11を参照して説明する。まず、この実施例の切断データ及び刺繍データの作成装置について、図1を参照して説明すると、この作成装置の中心は制御装置1であり、CPU、ROM、RAM、接続用バス、入出力インターフェイス等からなるマイクロコンピュータが使用されている。この制御装置1には、入力装置としてデジタイザ2とキーボード3とが接続され、表示装置としてディスプレイ4が接続され、印刷装置としてX−Yプロッタ5が接続され、外部記憶装置としてフロッピーディスク装置6とテープパンチャ7とが接続されている。
【0017】
なお、前記データ作成装置の構成は一例に過ぎず、例えば外部記憶装置として、ハードディスク装置(リムーバブル式を含む。)、磁気テープ装置、磁気カード装置、光磁気ディスク装置、光ディスク装置、ICカード装置等を使用することもできる。
【0018】
10はアップリケ用布地を切断するカット機で、アップリケ用布地をセットする盤面11と、X−Y方向に駆動されると共に必要に応じてZ軸方向に往復駆動されるカット刃12と、操作キー13と、入力装置としてのフロッピーディスク装置14とを備えている。このフロッピーディスク装置14には、前記フロッピーディスク装置6で切断データの記録されたフロッピーディスクFD1が挿入される。
【0019】
なお、カット刃以外にも、例えば熱溶断を行うヒートカッタ、レーザ切断装置、液体ジェット切断装置等を使用することもできる。また、前記データ作成装置にフロッピーディスク装置以外の前記外部記憶装置を使用する場合には、それに対応する外部記憶装置をカット機にも使用する。また、前記データ作成装置とカット機10とを伝送ケーブル又は無線伝送装置で接続し、データ作成装置で作成された切断データをカット機10に直接伝送することもできる。
【0020】
20はアップリケ用布地を布地に刺繍縫い付けする刺繍ミシンで、上糸が通された針を上下駆動する複数頭の刺繍ヘッド21と、釜及び下糸ボビンが内蔵されたベッド22と、布地23を展張する刺繍枠24と、該刺繍枠24の駆動装置25等とを備え、キャスタ26付きで移動可能な台車27にはテーブル28上に配置可能なミシン制御装置30が支持されている。このミシン制御装置30は、制御盤31、キーボード32、ディスプレイ33、制御盤31に内蔵された入力装置としてのフロッピーディスク装置34等を備えている。このフロッピーディスク装置34には、前記フロッピーディスク装置6で刺繍データの記録されたフロッピーディスクFD2が挿入される。
【0021】
なお、前記データ作成装置にフロッピーディスク装置以外の前記外部記憶装置を使用する場合には、それに対応する外部記憶装置をミシン制御装置30にも使用する。また、前記データ作成装置とミシン制御装置30とを伝送ケーブル又は無線伝送装置で接続し、データ作成装置で作成された刺繍データをミシン制御装置30に直接伝送することもできる。
【0022】
この実施例の切断データ及び刺繍データの作成方法は、図2に示すような工程順に進行する。図2における矢印付き点線はデータの流れを示している。以下、これらの工程を詳述する。
【0023】
(1)アップリケ用布地の輪郭データの入力
図3(a)に示すように、前記デジタイザ2のボード面に例えばL字の型紙8を貼り付け、このL字の輪郭を構成する各コーナー点C1,…,C6及び円弧構成点R1,…,R3をボタン・カーソル,スタイラス・ペン等のポインティング・デバイス41でピックアップすることにより、L字の輪郭データD1を入力する。図3(b)に示すように、ディスプレイ4には、順にピックアップした点と点の間が線で結ばれて表示される。
【0024】
この入力において、最初のコーナー点C1の少し手前の点を開始点Sとしてピックアップし、最後のコーナー点C6(C1と同じ点)より少し行き過ぎた点を終了点Eとしてピックアップすることにより、切断初期部分と切断終期部分とが必ず交差して切り残しが無くなるので好ましい。
【0025】
(2)切断データの自動作成
制御装置1は、前記輪郭データD1から、図4に示すようなL字の切断データD2を自動的に作成し、この切断データD2はフロッピーディスク装置6によりフロッピーディスクFD1に記録される。
【0026】
(3)刺繍データの自動作成
▲1▼ 次に、制御装置1は、前記輪郭データD1から、図5に示すようなアップリケの配置に必要なL字の位置決め用仮縫いデータD3を自動的に作成する。この仮縫いデータD3はフロッピーディスク装置6によりフロッピーディスクFD2に記録される。
【0027】
▲2▼ 次に、制御装置1は、前記輪郭データD1から、図6に示すようなL字の輪郭データD1に沿った内周データD4を自動作成する。
【0028】
▲3▼ 次に、制御装置1は、前記輪郭データD1から、図7に示すようなL字の輪郭データD1に沿った外周データD5を自動作成する。
【0029】
▲4▼ 次に、制御装置1は、前記内周データD4と外周データD5とから、図8に示すようなアップリケ用布地の止め縫いに必要なL字の止め縫いデータD6を自動作成する。この実施例では、予めキーボート3から制御装置1に入力したEステッチの縫い込み方向及び縫い込みから縫い込みまでの縫目数に基づいて、Eステッチデータが作成された。但し、止め縫いデータはEステッチに限定されず、例えば図9に示すような別種類のステッチによる止め縫いデータD6を作成することも可能である。これらの止め縫いデータD6はフロッピーディスク装置6によりフロッピーディスクFD2に記録される。
【0030】
▲5▼ 次に、制御装置1は、前記内周データD4と外周データD5とから、図11に示すようなアップリケ用布地を布地に刺繍するために必要なサテンステッチデータD7を作成する。このとき、制御装置1は、内周データD4と外周データD5とで挟まれた帯部分を図10に示すように区分し、その各区分内で縫目の方向を徐変させることによって、コーナー部で縫目の重ならない奇麗なサテンステッチデータD7を作成するようにプログラムされている。このサテンステッチデータD7はフロッピーディスク装置6によりフロッピーディスクFD2に記録される。
【0031】
以上により、切断データD2が記録されたフロッピーディスクFD1と、位置決め用仮縫いデータD3、止め縫いデータD6及びサテンステッチデータD7の三つの刺繍データが記録されたフロッピーディスクFD2とが作成される。
【0032】
フロッピーディスクFD1をカット機10のフロッピーディスク装置14に挿入して、カット機10を作動させることにより、切断データD2に基づいたL字のアップリケ用布地42が切断される。
【0033】
一方、フロッピーディスクFD2を刺繍ミシン20のフロッピーディスク装置34に挿入して、刺繍ミシン20を作動させることにより、まず、位置決め用仮縫いデータD3に基づいて布地23にL字の仮縫いが行われる。この仮縫いに沿って布地23にアップリケ用布地42を粘着剤等で貼り付けた後、再び刺繍ミシン20を作動させることにより、止め縫いデータD6に基づいてアップリケ用布地42が布地23に止め縫いされる。続いて、刺繍ミシン20を作動させることにより、サテンステッチデータD7に基づいてアップリケ用布地42が布地23に刺繍縫い付けされる。
【0034】
なお、本発明は前記実施例の構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。
【0035】
【発明の効果】
本発明のアップリケの切断データ及び刺繍データの作成方法は、上記の通り構成されているので、共通の一度の入力作業によってアップリケ用布地の切断データとアップリケの刺繍データとを効率的に作成できる効果がある。
【0036】
また、本発明のアップリケの切断データ及び刺繍データの作成装置は、構成機器を共通化してコストダウンと設置スペースの低減を図り得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による切断データ及び刺繍データの作成装置の全体構成図である。
【図2】本実施例の切断データ及び刺繍データの作成方法を示すフローチャートである。
【図3】(a)は輪郭データの入力工程を示す説明図、(b)はそのときのディスプレイ表示を示す正面図である。
【図4】作成された切断データを示す説明図である。
【図5】作成された位置決め用仮縫いデータの説明図である。
【図6】作成された内周データを示す説明図である。
【図7】作成された外周データの説明図である。
【図8】作成された止め縫いデータを示す説明図である。
【図9】止め縫いデータの別例を示す説明図である。
【図10】内周データ及び外周データの区分方法を示す説明図である。
【図11】作成されたサテンステッチデータの説明図である。
【図12】従来のデータ入力工程を示す説明図である。
【符号の説明】
1 制御装置 2 デジタイザ
3 キーボード 6 フロッピーディスク装置
7 テープパンチャ 41 ポインティング・デバイス
42 アップリケ用布地 D1 輪郭データ
D2 切断データ D3 位置決め用仮縫いデータ
D4 内周データ D5 外周データ
D6 止め縫いデータ D7 サテンステッチデータ
FD1,FD2 フロッピーディスク
Claims (1)
- アップリケ用布地の輪郭データを一度入力する輪郭入力手段と、前記輪郭データからアップリケ用布地の切断データ及びアップリケの刺繍データを自動作成する共通のデータ作成手段とを含み、前記データ作成手段は、前記輪郭データ(D1)から輪郭データに沿った内周データ(D4)を自動作成し、前記輪郭データ(D1)から輪郭データに沿った外周データ(D5)を自動作成し、前記内周データ(D4)と外周データ(D5)とからサテンステッチデータ(D7)を作成することを含むアップリケの切断データ及び刺繍データの作成装置。
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