JP3766743B2 - 海苔巻成形機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、海苔シート上に一定量の米飯を載せた状態で供給され、これを米飯海苔巻包板にて巻包し、海苔巻を成形するための自動化された海苔巻成形機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上記海苔巻成形機において、複数(四枚)の矩形状板を、箱形状に屈曲自在にして、かつ平板状に展開可能に連設してなる米飯海苔巻包板を具備し、該海苔巻包板上に海苔シートを載せ、この海苔シート上に、定量米飯を供給ベルトコンベアによって供給し、押上機構が上昇して米飯海苔巻包板を箱形状に屈曲することで海苔巻を角型に成形するよう構成したものは知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし乍ら、上記従来の海苔巻成形機によれば、成形効率を向上するには、成形時間(米飯海苔巻包板により米飯を海苔シートにて巻包する時間)を短くする必要があるが、このように成形時間を短くすると、米飯に巻包された海苔シート端部が開きやすく、不完全巻包となることがあり、このことは、特に良く乾燥した厚肉で良質の海苔シートほど顕著である。ために、海苔シート端部が開きにくいようにして、完全巻包が行なわれるよう成形時間を比較的長く設定しているので、成形効率が悪い問題がある。
【0004】
【目的】
本発明は、上記従来の海苔巻成形機の有するこのような問題点に鑑みてなされたもので、米飯に巻包された海苔シート端部が開くことのない完全巻包された高品質の海苔巻を効率良く成形できると共に、米飯海苔巻包板展開時、海苔巻落下がなく作業性の良い海苔巻成形機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の海苔巻成形機は、フレーム上部に、左右方向へ一定間隔をおいて前後方向へ対向配設された側面略隅丸方形状の間欠回転する左右一対の巻掛け伝動機構と、この巻掛け伝動機構の駆動源と、複数の矩形状板が箱形状に屈曲自在にして、かつ平板状に展開可能に連設され、前記一対の巻掛け伝動機構に、その回転方向へ所定間隔をおいて端部を回転自在に軸支して架設されている複数の米飯海苔巻包板と、フレーム上部における左右の側板対向面に、前後方向へ所定寸法だけ変位して設けられている側面略隅丸方形状の左右一対のガイドレール部と、前記一対のガイドレール部における前部及び後部の各間に、前後方向へ所定間隔をおいて対設されている米飯海苔巻包板屈曲、展開用の一対の前部ガイド及び後部ガイドとを具備し、前記米飯海苔巻包板の両端部にあってその前方部と後方部へ各位置するよう一対のガイドピンを設け、該各ガイドピンと前記一対のガイドレール部に移動自在に係嵌してなることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る海苔巻成形機の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明成形機の縦断面図を示し、図2は同成形機の平面図を示し、図3は同成形機の米飯海苔巻包板と、これを一対の巻掛け伝動機構に取り付ける部材との斜視図を示す。
【0007】
図1及び図2に示したように、所定の高さ及び二軸方向寸法を有して枠組み形成されているフレーム1の上面には、左右の側枠2、3を、左右方向(図2において上下方向)へ所定の間隔をおいて対向並設させてあると共に、左右一対の側板4、5を、上記側枠2、3と所定の間隔をおいて、その内側に並設させてある。
【0008】
一対の側板4、5のうち、一方の側板4は図1に二点鎖線で示した如く、正面略逆L字型とした第1構成板4aと、正面略L字型とした第2構成板4bとで形成され、他方の側板5は図1に実線で示した如く、正面略逆L字型とした第1構成板5aと、正面略L字型とした第2構成板5bとで形成されている。
即ち、一対の側板4、5は、各対称形状とした第1構成板4a、5a及び第2構成板4b、5bによって形成されており、フレーム1上部に対し、前後方向(図1、図2において左右方向)所定寸法aだけ変位して立設されている。
【0009】
図1及び図2に示したように、フレーム1上部の左右両側には上部、下部両水平部6a、6b、7a、7bと、前部、後部両垂直部6c、6d、7c、7dを有する一対の巻掛け伝動機構6、7を軸支させてある。
【0010】
即ち、上記一対の巻掛け伝動機構6、7は、上記側枠2と側板4及び側枠3と側板5間にあって、その前部と後部の上下に各同一径の従動スプロケット6e、6e、7e、7e、6f、7fと、駆動スプロケット6g、7gを軸支し、該従動スプロケット6e、6e、6fと駆動スプロケット6g及び従動スプロケット7e、7e、7fと駆動スプロケット7gに各チェーン6h、7hを巻掛けして構成されている。
【0011】
図2に明示したように、上記一対の巻掛け伝動機構6、7における各駆動軸6i、7iには同一径のスプロケット6j、7jを固定し、左右の側枠2、3に軸受8、9を介在して軸架した回転軸10に固定した同一径のスプロケット11、12と上記スプロケット6j、7jに各チェーン13、14を巻掛けし、上記回転軸10に固定した他のスプロケット15と、モータ等の駆動源16の図示しない減速機軸に固定したスプロケット17とにチェーン18を巻掛けして構成した駆動機構19によって、上記した一対の巻掛け伝動機構6、7は図1において反時計回り方向へ同一速度で間欠回転される。
【0012】
上記した一対の巻掛け伝動機構6、7と駆動機構19は、チェーン伝動機構にて構成されているが、これ以外に、図示しない平ベルト、Vベルト、タイミングベルト等によるベルト伝動機構とすることもできる。
【0013】
図1及び図2に示したように、上記した左右の側板4、5の対向面には、左右一対のガイドレール部20、21を溝形状に凹設してある。
即ち、上記ガイドレール部20、21は、上部、下部の両水平レール部20a、20b、21a、21bと、前部、後部の両垂直レール部20c、20d、21c、21dとが、大きい曲率のR部20e・・・、21e・・・を介して側面略隅丸方形状に形成されており、後述する前後一対のガイドピン46、47が上部の水平レール部20a、21a、後部の垂直レール部20d、21d、下部の水平レール部20b、21b、前部の垂直レール部20c、21c、上部の水平レール部20a、21aへ順次円滑に回転移動されるよう形成されている。
【0014】
さらに、左右のガイドレール部20と21は、図1に明示したように、後述する一対のガイドピン46、47の間隔bと同一寸法b1 だけ前後方向(図1において左右方向)へ変位して形成されている。
【0015】
図1及び図2に示したように、上記した左右一対の巻掛け伝動機構6、7の両チェーン6h、7hには、その長さ方向(回転方向)に所定の間隔をおいて複数(図示例では四個)の米飯海苔巻包板22、22・・・を、その両端部を支軸23、23にて回転自在に軸支して架設してある。
【0016】
図1及び図3に示したように、上記米飯海苔巻包板22・・・は、左右方向に長い表面平滑な四枚の矩形状板24、25、26、27を各蝶番28・・・にて枢着して側面略箱形状に屈曲自在に、かつ平板状に展開自在に連設されている。
【0017】
また、屈曲時、底部(基部)となる矩形状板25の左右両側端近くの上面には、海苔巻の左右両側端部を押え付けて成形するための米飯押え板25a、25aを立設してある。
【0018】
上記した四枚の矩形状板24〜27のうち、矩形状板25、26、27は狭幅で同一横幅に形成してあり、他の矩形状板24の横幅は、上記各矩形状板25〜27の略二倍の拡幅に形成してある。
【0019】
さらに、上記米飯海苔巻包板22に図5ないし図14に示したように、底部となる中央の矩形状板25の裏面に固定突設した正面略逆U字型のバネ掛け28と、両側の矩形状板24、26の裏面に突設したバネ掛け29、30とに両端部を掛止して引張りバネ31、32を各張設してあり、これにより平板状に展開されるよう形成されている。
【0020】
また、上記矩形状板24、26の裏面には、後述する前後一対のガイド50、51と当接して、該矩形状板24、26と端末矩形状板27が正面略U字型に屈曲されるための当接片33、34を各突設してあると共に、端末矩形状板27の裏面にも当接片35を突設してあり、これが後述するガイド51と当接し、当該端末矩形状板27が内側へ略水平(180度)に屈曲され、海苔巻が箱形状に成形されるよう形成してある。
【0021】
そして、端末矩形状板27が図15に示したように内側へ屈曲された後、その当接片35が後述するガイド51から外れても、当該端末矩形状板27が上方へ回転復帰することなく内側へ屈曲した状態に保持されるよう、矩形状板24の両端部には係止爪36、36を、端末矩形状板27の両端部には係止片37、37を係脱可能に各設けてある。
【0022】
上記両係止爪36は、図3に示したように、先端に上部から下部外側へ傾斜下降する傾斜面36aと、その下降端に水平な係止面36bを各形成して、介在した図示しないバネによって外側への突出力を付勢させてある。これによって端末矩形状板27が内側へ屈曲されることで、その係止片37の側面が上記傾斜面36aと当接し、バネ力に抗して係止爪36が後退し、傾斜面36aから外れると同時に、係止爪36がバネ力によって外側へ押し出され、係止面36bに係止片37が係止される。
【0023】
係止爪36、36に係止片37、37が係止された状態で米飯海苔巻包板22が一対の巻掛け伝動機構6、7によって、一対のガイドレール部20、21の前部垂直レール部20c、21cに沿って上昇されることで、端末矩形状板27の当接片35が後述するガイドから離れると、図1及び図15並びに図16に示したように、左右一対の側板4、5に架設した支持板38の左右両側部から突設した係止解除片39、39に上記した係止爪36、36の傾斜面36a、36aが当接し、該係止爪36、36は図16に示したようにバネ力に抗して押圧後退され、その係止面36b、36bから係止片37が外れ、さらに、米飯海苔巻包板22が上昇されることで、バネ31、32により当該米飯海苔巻包板22は図5に示したように平板状に展開される。
【0024】
図3に示したように、一対の巻掛け伝動機構6、7の各チェーン6h、7h上にブロック40、41を回転介在して、該両ブロック40、41に両端部を既述支軸23、23にて軸支して支持バー42を回転自在に架設させてあり、該支持バー42上に既述米飯海苔巻包板22の底部となる矩形状板25の両端部をボルト・ナット43、43止めにて固定することで、米飯海苔巻包板22は両チェーン6h、7h間に回転可能に架設されている。
【0025】
上記支持バー42は、その一端に帯状のアーム44を前方へ所定角度(例えば45°)傾斜下降して突設してあると共に、他端にも同様のアーム45を後方へ上記アーム44と同一角度傾斜下降して突設してあり、該両アーム44、45の先端(下端)に各ガイドピン46、47を外向きに突設して、図1に示したように既述一対のガイドレール部20、21にスライド自在に係嵌してある。これによって、米飯海苔巻包板22は、一対の巻掛け伝動機構6、7の各チェーン6h、7hと、一対のガイドレール部20、21に対し、上記した一本の支軸23と二本のガイドピン46、47との三点で支持される。
【0026】
図1及び図2に示したように、左右一対の側板4、5の中間部における前部と後部にあって、その米飯海苔巻包板22の移動軌跡上には、米飯海苔巻包板22の屈曲、展開用としての二個一対の前部ガイド48、49と、二個一対の後部ガイド50、51を各前後方向へ所定間隔c、cをおいて対向配設してある。
【0027】
即ち、上記前部、後部両ガイド48、49、50、51の外側のガイド48、50は各単体のブロック状に形成され、既述側枠2と側板5間及び側枠3と側板4間に各架設した支持板52、53の内面に固定されている。
【0028】
一方、前部、後部両ガイド48、49、50、51の内側のガイド49、51は、ブロック形状とした中央部の固定ガイド49a、51aと、図5ないし図14に示した如く、先端を曲突面に形成した左右の可動ガイド49b、49b、51b、51bとの三個からなり、固定ガイド49a、51aは、既述左右の両側板4、5間の前部と後部に前後方向へ所定間隔をおいて固定架設した支持板38、38a、52、52aの外側の支持板38、52にて各固定されている。
【0029】
左右の可動ガイド49b、49b、51b、51bは、上記支持板38、38a、52、52aを貫通した左右の摺動軸54、55、56、57の先端に固定され、上記固定ガイド49a、51aの左右の側面に沿って前後方向へ移動可能に軸支され、上記摺動軸54、55と56、57の基端は各可動バー58、59に固定されている。
【0030】
図1及び図2に示したように、左右一対の側板4、5の前後方向における中央部には調整軸60を回転自在に架設してあり、該調整軸60の一端は側枠2を貫通して、その突出端の調整レバー61を固定してある。
【0031】
上記調整軸60の中間部には、周面から上下方向へ二個の枢着片62a、62bを対称に突設したボス62を固定してあり、該ボス62の枢着片62aと一方の可動バー58を、また枢着片62bと他方の可動バー59を各ネジ軸63、64にて連結してある。これによって、調整レバー61を左右方向へ回動することで、調整軸60、ネジ軸63、64、可動バー58、59、摺動軸54、55、56、57を介して可動ガイド49b、49b、51b、51bは各内側、または外側へ移動され、該可動ガイド49b、49bと外側のガイド48及び可動ガイド51b、51bと外側のガイド50の間隔dが拡く、または狭くなるよう任意に調整される。
【0032】
上記した可動ガイド49b、49b、51b、51bは、米飯海苔巻包板22の端末矩形板27を内側へ押圧屈曲するためのものであり、成形する海苔巻の太さによって米飯海苔巻包板22の大きさが異なるから、この大きさに応じて上記可動ガイド49b、49b、51b、51bを移動調整すればよい。
外側のガイドと固定ガイド、つまり48と49a、50と51aの間隔cは、太い海苔巻を成形できるよう予め所定寸法に設定してある。
【0033】
図示例では、内側のガイド49、51を固定ガイド49a、51aと可動ガイド49b、49b、51b、51bとに三分割して構成されているが、各一体に設けて、左右方向へ移動自在に構成することも可能である。
【0034】
さらに、上記した外側のガイド48、50と、内側のガイド49、51における固定ガイド49a、51aの対向面は、図1及び図6ないし図17に明示したように、下部から上端外側へ湾曲する曲面48a、50a、49c、51cに各形成して、米飯海苔巻包板22の屈曲及び展開が円滑に行なわれるようにしてある。
【0035】
尚、図1において、65は海苔シート、66は一定量の米飯を各示す。
【0036】
以上の構成において、米飯海苔巻包板22は、通常は介在したバネ31、32より平板状に展開した状態に保持されており、前後の両ガイドピン46、47が、一対のガイドレール部20、21の上方水平レール部に係嵌し、一対の巻掛け伝動機構6、7によって後方へ水平状態で間欠搬送され、後端近くまで搬送されると、米飯海苔シート供給機構から、海苔シート65上に一定量の米飯66が載置されたものが米飯海苔巻包板22上に供給される。
【0037】
次いで、米飯海苔巻包板22が、一対の巻掛け伝動機構6、7の後方垂直部によって下方へ搬送されると、前後のガイドピン46、47は、前後方向へ所定寸法、すなわち前後のガイドピン46と47間の距離b(b′)だけ位変している一対のガイドレール部20、21における後方の垂直レール部に引き込み係合されるので、米飯海苔巻包板22は水平状態のまま下降される。このとき、後部の一対のガイド50、51により米飯海苔巻包板22の底部(基部)となる矩形状板25に対し、その左右両側の矩形状板24、26が上方へ屈曲され、当該米飯海苔巻包板22は正面略U型となる。
【0038】
さらに、米飯海苔巻包板22が下降されると、一方の矩形状板26端部と枢着した端末矩形状板27は、その裏面に突設した当接片35が一方のガイド51に当接して内側へ押圧されることで、上記端末矩形状板27は内側へ屈曲され、当該米飯海苔巻包板22は箱形状に屈曲される。
これによって箱形状の海苔巻が成形される。
【0039】
端末矩形状板27が内側へ屈曲されると、その長さ方向の両端部に突設した係止板37、37が、他方の矩形状板24の長さ方向の両端部近くに設けた、バネにて突出付勢されている係止爪36、36と係止し、米飯海苔巻包板22は箱形状に屈曲された海苔巻成形状態に保持される。
【0040】
米飯海苔巻包板22が、海苔巻成形状態となると、一対の巻掛け伝動機構6、7の回転駆動により、前後のガイドピン46、47は、一対のガイドレール部20、21における後方の垂直レール部から下方の水平レール部へ引き込まれ、米飯海苔巻包板22は上記した成形状態のまま前方へ水平に搬送されて行き、次いで両ガイドピン46、47が前方の両垂直レール部に引き込まれることで米飯海苔巻包板22は上方へ搬送される。
【0041】
米飯海苔巻包板22が上昇されて行くと、フレーム1に突設した係止解除片39、39に上記した係止爪36、36が当接し、該係止爪36、36はバネ力に抗して内側へ押圧移動されるので、上記した係止板37、37の係合が外れ、端末矩形状板27は上方へ開く。
【0042】
さらに、米飯海苔巻包板22が上昇すると、左右の両矩形状板25、27は、前部の一対のガイド48、49により当接が解かれることにより、バネ力によって外側へ開かれ、当該米飯海苔巻包板22は平板状に展開される。この時点で海苔巻の取り出しを行なうことができる。
【0043】
上記米飯海苔巻包板22は、一対の巻掛け伝動機構6、7と一対のガイドレール部20、21に対して三点で支持されているので、平板状に展開された状態及び箱形状に屈曲された海苔巻成形状態の何れの状態でも常に上向きにて搬送されることとなる。
【0044】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、一定の間隔をおいて間欠回転される複数の米飯海苔巻包板によって海苔巻は順次成形されるから、各々米飯海苔巻包板による海苔巻の成形時間が長くなり、米飯に海苔シートが良くなじんで、成形後、海苔シート端部が開くことのない完全巻包が可能となって、体裁の良い高品質の海苔巻を確実、かつ効率良く成形することができる。
【0045】
さらに、米飯海苔巻包板は、平板状に展開した状態及び箱形状に屈曲した成形状態の何れの状態においても常に上向きで回転されるから、当該米飯海苔巻包板が平板状に開く際、海苔巻が落ちることはなく、従って、海苔巻が取り出し易くなり、作業性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る海苔巻成形機の実施の形態を示す縦断面図である。
【図2】同上成形機を示す平面図である。
【図3】同上成形機における米飯海苔巻包板と、同板をチェーンに取り付ける支持バーと、一対のガイドピンを各示す斜視図である。
【図4】同上成形機における支持バーと一対のガイドピンを各示す側面図である。
【図5】同上成形機による海苔巻成形工程の各略示側面図である。
【図6】同上成形機による海苔巻成形工程の各略示側面図である。
【図7】同上成形機による海苔巻成形工程の各略示側面図である。
【図8】同上成形機による海苔巻成形工程の各略示側面図である。
【図9】同上成形機による海苔巻成形工程の各略示側面図である。
【図10】同上成形機による海苔巻成形工程の各略示側面図である。
【図11】同上成形機による海苔巻成形工程の各略示側面図である。
【図12】同上成形機による海苔巻成形工程の各略示側面図である。
【図13】同上成形機による海苔巻成形工程の各略示側面図である。
【図14】同上成形機による海苔巻成形工程の各略示側面図である。
【図15】同上成形機による海苔巻成形後における米飯海苔巻包板の開き工程の各略示側面図である。
【図16】同上成形機による海苔巻成形後における米飯海苔巻包板の開き工程の各略示側面図である。
【符号の説明】
1 フレーム
4、5 一対の側板
6、7 一対の巻掛け伝動機構
16 駆動源
20、21 一対のガイドレール部
22 米飯海苔巻包板
24、25、26、27 矩形状板
46、47 一対のガイドピン
48、49 一対の前部ガイド
50、51 一対の後部ガイド
Claims (1)
- フレーム上部に、左右方向へ一定間隔をおいて前後方向へ対向配設された側面略隅丸方形状の間欠回転する左右一対の巻掛け伝動機構と、この巻掛け伝動機構の駆動源と、複数の矩形状板が箱形状に屈曲自在にして、かつ平板状に展開可能に連設され、前記一対の巻掛け伝動機構に、その回転方向へ所定間隔をおいて端部を回転自在に軸支して架設されている複数の米飯海苔巻包板と、フレーム上部における左右の側板対向面に、前後方向へ所定寸法だけ変位して設けられている側面略隅丸方形状の左右一対のガイドレール部と、前記一対のガイドレール部における前部及び後部の各間に、前後方向へ所定間隔をおいて対設されている米飯海苔巻包板屈曲、展開用の一対の前部ガイド及び後部ガイドとを具備し、前記米飯海苔巻包板の両端部にあってその前方部と後方部へ各位置するよう一対のガイドピンを設け、該各ガイドピンを前記一対のガイドレール部に移動自在に係嵌してなることを特徴とする海苔巻成形機。
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