JP3764698B2 - 紙パック分離機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液状物を収容した紙パック製品(被処理物)から液状物と紙パックを分離する紙パック分離機に関する。
【0002】
【従来技術及び課題】
一般に、期限切れ食品は包装ゴミと生ゴミに分離し、それぞれ別々にリサイクル或いは焼却等を行っている。しかし、包装ゴミと生ゴミの分離作業は、大変な労力と時間を要するため、本出願人は、既に、特開2000−167426号公報により、包装ゴミ(軽量ゴミ)と生ゴミ(重量ゴミ)を分離する際に用いて好適な分離機を提案した。
【0003】
この分離機は、横置ドラム形のハウジングの上部に、内周面の螺旋方向に沿った複数の整流板と螺旋方向の前方に配した排出口を設け、かつハウジングの下部面に、多数のメッシュ孔を設けるとともに、ハウジングの内部に、シャフトから放射方向に突出した複数のインペラを有するインペラ輪を配設し、このインペラ輪を回転させることにより、ハウジング内の被処理物から分離した軽量ゴミを排出口から排出し、かつ分離した重量ゴミをメッシュ孔から排出するもので、被処理物を軽量ゴミと重量ゴミに自動で分離できる。
【0004】
ところで、スーパーマーケット等で販売される牛乳,ジュース,お茶等の紙パック製品は、期限切れの場合、中の液状物は廃棄処分されるとともに、紙パックは再利用に供される。しかし、このような紙パック製品を、上述した分離機に投入した場合、他の期限切れ食品と同様に軽量ゴミ(紙パック)と重量ゴミ(液状物)に分離することはできるものの、紙パックの端辺が紙質ゆえにボロボロになり、紙パックにかなりの痛みを生じるとともに、紙の繊維が糸屑のように液状物に混入し、分離が不完全になることから再分離処理を必要とするなど、後処理が大変となる不具合があった。
【0005】
本発明は、このような従来技術に存在する課題を解決したものであり、紙パック製品における液状物と紙パックを確実に分離することにより、痛みを生じない奇麗な紙パックを得れるとともに、紙の混入しない液状物を得ることにより、後処理の容易化を図ることができる紙パック分離機の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び実施の形態】
本発明は、液状物を収容した紙パック製品(被処理物)Mを、液状物と紙パックPに分離する紙パック分離機1を構成するに際して、送り方向後部に被処理物Mの投入口3iを有し、かつ前部に紙パックPの排出口3oを有するとともに、少なくとも下面に多数の小孔部H…を有する処理ドラム3を横置きし、この処理ドラム3を、送り方向後側から、排液部Za,洗浄部Zb,脱水部Zc及び排出部Zdとして機能させる処理部2と、排液部Zaとなる処理ドラム3の内面に取付けることにより、投入口3iから投入された被処理物Mに対して切込を設ける一又は二以上のカッタ11…と、処理ドラム3の中心に軸部4sが回転自在に支持され、かつ排液部Za,洗浄部Zb及び脱水部Zcに対応する軸部4sの位置にスクリュ羽4hを有するスクリュ4と、このスクリュ4を所定の回転速度で回転させる回転駆動部5と、投入口3iに連通する投入部6を備えることを特徴とする。
【0007】
この場合、好適な実施の形態により、洗浄部Zbには、排液部Zaから送られた被処理物MにシャワーWを放射して洗浄する一又は二以上のシャワーノズル12…を設け、さらに、排出部Zdには、軸部4sに付設した複数のインペラ13…を設けるとともに、排出口3oを覆うフード3hを備え、このフード3hの一部は開閉可能に構成することができる。また、投入部6には、被処理物Mを投入する被処理物投入口部14と、被処理物Mを投入する投入方向とは異なる方向に開口した空気取込口部15を設けるとともに、被処理物投入口部14には上方から吊下げた暖簾部16を設けることができる。
【0008】
これにより、投入部6の被処理物投入口部14に、被処理物Mを投入すれば、被処理物Mは、投入口3iから処理ドラム3の内部に進入する。一方、処理ドラム3の内部では、回転駆動部5によりスクリュ4が回転している。したがって、被処理物Mは、回転するスクリュ4によって、排液部Za,洗浄部Zb,脱水部Zc,排出部Zdの順に、送り方向前方に送られる。この際、排液部Zaでは、被処理物Mがスクリュ4により叩かれ、かつ潰されることにより、紙パックPの中から液状物が排出される。また、排液部Zaに設けたカッタ11…により被処理物Mに切込が形成される。そして、液状物が排出された紙パックPは、洗浄部Zbに送られて洗浄される。この場合、シャワーノズル12…から被処理物Mに対してシャワーWが放射されることにより洗浄が行われる。次いで、洗浄された被処理物Mは、脱水部Zcに送られ、遠心分離方式により脱水される。さらに、脱水された被処理物Mは、排出部Zdに送られ、回転するインペラ13…により叩かれ、排出口3oを通して外部に排出される。
【0009】
【実施例】
次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
【0010】
まず、本実施例に係る紙パック分離機1の構成について、図1〜図6を参照して説明する。
【0011】
紙パック分離機1において、2は処理部であり、横置きした処理ドラム3を備える。処理ドラム3は、図6に示すように、上下に二分割した上半ドラム部3xと下半ドラム部3yを備え、下半ドラム部3yの隅部は、四本の脚部21…により支持される。また、下半ドラム部3yと上半ドラム部3xにおける軸方向に沿った一方の辺部は、ヒンジ部22…により回動自在に結合するとともに、他方の辺部には、複数(実施例は四つ)のロック部23…を付設する。このロック部23…により、下半ドラム部3yと上半ドラム部3xを閉じた状態にロックできるとともに、ロックを解除すれば、上半ドラム部3xを図6に仮想線で示すように、上方へ変位させて開くことができる。これにより、内部の清掃やメンテナンス等を容易に行うことができる。この場合、上半ドラム部3xは、全体を開閉できるように構成してもよいし、一部のみを開閉できるように構成してもよい。
【0012】
さらに、処理ドラム3には、図1に示すように、送り方向後端面に被処理物Mの投入口3iを設けるとともに、前部の周面には紙パックPの排出口3o(図3参照)を設ける。また、処理ドラム3の下面、即ち、下半ドラム部3yの下面には、多数の小孔部H…を設ける。なお、24…は、上半ドラム部3x及び下半ドラム部3yの外周面に固定した補強用リブを示す。
【0013】
一方、処理ドラム3は、送り方向後側から、排液部Za,洗浄部Zb,脱水部Zc及び排出部Zdとして機能させる。この場合、排液部Zaは、処理ドラム3の内面に取付けたカッタ11…を備える。カッタ11は、図5に示すように、プレート部材をコの字形に折曲して形成することができ、ベース部11bと、このベース部11bの両端から直角に折曲し、三角山形に形成した一対の刃部11k,11kを有する。このカッタ11…は、ベース部11bに形成した取付孔を利用して、図1及び図6に示すように、処理ドラム3の内面であって、下側に位置する左右に取付ける。このカッタ11…により、投入口3iから投入される被処理物Mに対して切込を形成することができる。
【0014】
また、洗浄部Zbは、処理ドラム3の上面に取付けたシャワーユニット25を備える。このシャワーユニット25は、処理ドラム3の内部に臨み、かつ排液部Zaから送られた被処理物M(紙パックP)に対して、上方からシャワーWを放射して洗浄する複数(実施例は三つ)のシャワーノズル12…を有する。さらに、脱水部Zcは、洗浄部Zbから送られた被処理物M(紙パックP)を遠心分離方式により脱水する区間であり、所定距離の搬送区間を確保すれば足りる。
【0015】
他方、処理ドラム3の内部には、スクリュ4を収容する。スクリュ4は、軸部4sと、この軸部4sに設けた螺旋状のスクリュ羽4hからなる。この場合、スクリュ羽4hは、処理ドラム3における排液部Za,洗浄部Zb及び脱水部Zcに対応する位置に設ける。スクリュ羽4hは、軸部4sに対して図6に示すように取付けることができる。即ち、スクリュ羽4hの中央に、軸部4sよりも大径となる開口部26を貫通形成し、この開口部26に軸部4sを挿通させるとともに、開口部26に臨むスクリュ羽4hの内周辺と軸部4sの外周面間に、溶接等により複数の支持棒27…を固定して連結する。また、スクリュ5と処理ドラム3の内周面間には、所定の隙間(例えば、1〔cm〕前後)を設ける。これにより、前述したカッタ11…及びシャワーノズル12…を設ける際の隙間も確保される。
【0016】
一方、排出部Zdは、紙パックPの排出口3oに対応する軸部4sの位置に取付けた複数(実施例は四つ)のインペラ13…を有する。この場合、図1及び図3に示すように、各インペラ13…は、矩形に形成し、一端を軸部4sの周面に固定する。この際、各インペラ13…は、周面から接線方向に突出し、かつ90〔°〕ずつ方向を異ならせる。また、各インペラ13…の相互間には、直角三角形に形成した四つの補強版14…を介在させて固定する。さらに、図3に示すように、処理ドラム3の外周面には、排出口3oを覆うフード3hを設ける。このフード3hの一部(傾斜面3hs)は、ヒンジ部29…により開閉する。これにより、内部の清掃やメンテナンス等を容易に行うことができる。
【0017】
他方、処理ドラム3の投入口3iには、この投入口3iに連通する投入部6を付設する。投入部6は、ハウジング30を有し、図1に示すように、ハウジング30の下部には、回転駆動部5を内蔵する。この回転駆動部5は、ギアモータ等を利用することができ、この回転駆動部5の回転出力軸には、軸部4sの一端を結合する。これにより、スクリュ4を所定の回転速度で回転させることができる。また、ハウジング30の上部には、被処理物Mを投入する被処理物投入口部14と、被処理物Mを投入する投入方向とは異なる方向に開口した空気取込口部15を設ける。この場合、被処理物投入口部14は、ハウジング30の側面から横方に向けて開口し、この開口に対して外部には、水平となる外ガイド31を付設するとともに、内部には、傾斜した内ガイド32を配設する。さらに、図4に示すように、ハウジング30に内部であって、内ガイド32の上方には、ゴムシートにより形成した暖簾部16を吊設する。この際、暖簾部16は、上方から見て斜めに配する。一方、空気取込口部15は、ハウジング30の背面から送り方向前方に向けて開口し、この開口は、フード34により覆うとともに、ハウジング30の内部には、ゴムシートにより形成した暖簾部17を吊設する。この暖簾部17は暖簾部16よりも柔らい(軽い)ものを用いる。
【0018】
次に、本実施例に係る紙パック分離機1の使用方法及び各部の動作について、図1〜図6を参照して説明する。
【0019】
まず、紙パック分離機1の稼働時には、回転駆動部5が作動してスクリュ4を所定の回転速度(例えば、400〔rpm〕程度)により回転させる。この場合、スクリュ4の回転方向は、図3において反時計方向となる。この際、スクリュ4の回転によって、投入口3iから外部の空気が取込まれるが、空気取込口部15における暖簾部17は、被処理物投入口部14における暖簾部16よりも柔らかく(軽く)してあるため、外部の空気は、主に空気取込口部15から取込まれる。したがって、暖簾部16は、下方へ鉛直に垂れた状態を安定に維持する。また、シャワーノズル12…は処理ドラム3の内部空間にシャワーWを噴射する。
【0020】
そして、牛乳,ジュース,お茶等の紙パック製品、即ち、被処理物Mを、外ガイド31の上に載せ、そのまま被処理物投入口部14に押し込めば、内ガイド32上に落下し、傾斜した内ガイド32に沿って滑り落ち、投入口3iを介して処理ドラム3の内部に投入される。このときの進入方向を、図1に矢印Daで示す。この際、スクリュ4は、比較的速い速度で回転しているため、滑り落ちた被処理物Mがスクリュ4に当たって跳ね返されることもあるが、上述のように、暖簾部16は、下方へ鉛直に垂れた状態が安定に維持されているため、跳ね返された被処理物Mは暖簾部16に阻止され、外部に飛び出す不具合は回避される。
【0021】
一方、被処理物Mが処理ドラム3に投入されることにより、回転するスクリュ4によって、排液部Za,洗浄部Zb,脱水部Zc,排出部Zdの順に、送り方向前方に送られる。この際、排液部Zaでは、被処理物Mがスクリュ4により叩かれ、かつ潰されることにより、紙パックPの中から液状物が排出される。この場合、被処理物Mには、カッタ11…によって切込が形成され、液状物の排出がより確実かつ効率的に行われる。
【0022】
次いで、液状物の排出された紙パックPは、洗浄部Zbに送られて洗浄される。この場合、シャワーノズル12…から被処理物Mに対してシャワーWが放射され、効率的に洗浄が行われる。そして、洗浄された被処理物Mは、脱水部Zcに送られ、遠心分離方式により脱水される。さらに、脱水された被処理物Mは、排出部Zdに送られ、回転するインペラ13…により叩かれ、排出口3oを通して外部に排出される。このときの排出方向を図3に矢印Dbで示す。なお、シャワーWの廃水や被処理物Mから排出された液状物は、下半ドラム部3yの下面に形成した多数の小孔部H…を通して外部に排出される。
【0023】
なお、処理ドラム3内の清掃やメンテナンス等を行う際には、ロック部23…のロックを解除し、上半ドラム部3xを図6に仮想線で示すように、上方へ開くことにより、内部の清掃やメンテナンス等を容易に行うことができる。同様に、フード3hの一部(傾斜面3hs)を開くことにより、内部の清掃やメンテナンス等を容易に行うことができる。
【0024】
このような本実施例に係る紙パック分離機1によれば、送り方向後部に被処理物M(紙パック製品)の投入口3iを有し、かつ前部に紙パックPの排出口3oを有するとともに、少なくとも下面に多数の小孔部H…を有する処理ドラム3を横置きし、この処理ドラム3を、送り方向後側から、排液部Za,洗浄部Zb,脱水部Zc及び排出部Zdとして機能させる処理部2と、処理ドラム3の中心に軸部4sが回転自在に支持され、かつ排液部Za,洗浄部Zb及び脱水部Zcに対応する軸部4sの位置にスクリュ羽4hを有するスクリュ4を備えるため、被処理物Mにおける液状物と紙パックPを確実に分離することができ、この結果、痛みの生じない奇麗な紙パックPが得られるとともに、紙の混入しない液状物を得ることにより、後処理の容易化が図られる。また、排液部Zaには、処理ドラム3の内面に取付けることにより、投入口3iから進入する被処理物Mに対して切込を形成するカッタ11…を設けたため、液状物の排出がより確実かつ効率的に行われる。さらに、排出部Zdには、軸部4sに付設した複数のインペラ13…を設けたため、紙パックPの排出がより確実に行われる。しかも、投入部6には、被処理物Mを投入する被処理物投入口部14と、被処理物Mを投入する投入方向とは異なる方向に開口した空気取込口部15を設けるとともに、被処理物投入口部14に暖簾部16を吊下げ、かつ空気取込口部16に暖簾部16よりも柔らかい(軽い)暖簾部17を吊下げたため、スクリュ4により跳ね返された被処理物Mは、暖簾部16に阻止され、外部に飛び出す不具合が回避される。
【0025】
以上、実施例について詳細に説明したが、本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、細部の構成,形状,材料,部品,数量等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更,追加,削除することができる。例えば、カッタ11…やシャワーノズル12…は任意の数量により実施することができる。また、排出部Zdには、必ずしもインペラ13を設けることを要しないとともに、空気取込口部15には、必ずしもフード34或いは暖簾部17を設けることを要しない。
【0026】
【発明の効果】
このように、本発明に係る紙パック分離機は、送り方向後部に被処理物の投入口を有し、かつ前部に紙パックの排出口を有するとともに、少なくとも下面に多数の小孔部を有する処理ドラムを横置きし、この処理ドラムを、送り方向後側から、排液部,洗浄部,脱水部及び排出部として機能させる処理部と、排液部となる処理ドラムの内面に取付けることにより、投入口から投入された被処理物に対して切込を設けるカッタと、処理ドラムの中心に軸部が回転自在に支持され、かつ排液部,洗浄部及び脱水部に対応する軸部の位置にスクリュ羽を有するスクリュと、このスクリュを所定の回転速度で回転させる回転駆動部と、投入口に連通する投入部を備えるため、次のような顕著な効果を奏する。
【0027】
(1) 被処理物における液状物と紙パックを確実に分離することができ、痛みを生じない奇麗な紙パックを得れるとともに、紙の混入しない液状物を得ることにより、後処理の容易化を図ることができる。
【0028】
(2) 排液部となる処理ドラムの内面には、投入口から進入する被処理物に対して切込を形成するカッタを設けたため、液状物の排出をより確実かつ効率的に行うことができる。
【0029】
(3) 好適な実施の形態により、排出部に、軸部に付設した複数のインペラを設ければ、紙パックの排出をより確実に行うことができる。
【0030】
(4) 好適な実施の形態により、投入部に、被処理物を投入する被処理物投入口部と、被処理物を投入する投入方向とは異なる方向に開口した空気取込口部を設けるとともに、被処理物投入口部に暖簾部を吊下げれば、暖簾部は、下方へ鉛直に垂れた状態が安定に維持されるため、スクリュにより跳ね返された被処理物は、暖簾部に阻止され、外部に飛び出す不具合を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係る紙パック分離機の縦断面側面図、
【図2】同紙パック分離機の外観側面図、
【図3】同紙パック分離機における排出部を明示する一部断面背面図、
【図4】図2中A−A線端面図、
【図5】同紙パック分離機に備えるカッタの斜視図、
【図6】同紙パック分離機における処理ドラム及びスクリュを明示する断面背面図、
【符号の説明】
1 紙パック分離機
2 処理部
3 処理ドラム
3i 投入口
3o 排出口
3h フード
4 スクリュ
4s 軸部
4h スクリュ
5 回転駆動部
6 投入部
11… カッタ
12… シャワーノズル
13… インペラ
14 被処理物投入口部
15 空気取込口部
16 暖簾部
M 紙パック製品(被処理物)
P 紙パック
H… 小孔部
Za 排液部
Zb 洗浄部
Zc 脱水部
Zd 排出部
W シャワー

Claims (6)

  1. 液状物を収容した紙パック製品(被処理物)を、液状物と紙パックに分離する紙パック分離機において、送り方向後部に被処理物の投入口を有し、かつ前部に紙パックの排出口を有するとともに、少なくとも下面に多数の小孔部を有する処理ドラムを横置きし、この処理ドラムを、送り方向後側から、排液部,洗浄部,脱水部及び排出部として機能させる処理部と、前記排液部となる前記処理ドラムの内面に取付けることにより、前記投入口から投入された被処理物に対して切込を設ける一又は二以上のカッタと、前記処理ドラムの中心に軸部が回転自在に支持され、かつ前記排液部,前記洗浄部及び前記脱水部に対応する前記軸部の位置にスクリュ羽を有するスクリュと、このスクリュを所定の回転速度で回転させる回転駆動部と、前記投入口に連通する投入部を備えることを特徴とする紙パック分離機。
  2. 前記洗浄部は、前記排液部から送られた被処理物にシャワーを放射して洗浄する一又は二以上のシャワーノズルを備えることを特徴とする請求項1記載の紙パック分離機。
  3. 前記排出部は、前記軸部に付設した複数のインペラを備えることを特徴とする請求項1記載の紙パック分離機。
  4. 前記排出部は、前記排出口を覆うフードを備え、このフードの一部を開閉可能に構成することを特徴とする請求項1又は3記載の紙パック分離機。
  5. 前記投入部は、被処理物を投入する被処理物投入口部と、被処理物を投入する投入方向とは異なる方向に開口した空気取込口部を有することを特徴とする請求項1記載の紙パック分離機。
  6. 前記被処理物投入口部には、上方から吊下げた暖簾部を備えることを特徴とする請求項5記載の紙パック分離機。
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