JP2514198Y2 - 廃棄物処理装置 - Google Patents

廃棄物処理装置

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JP2514198Y2
JP2514198Y2 JP1992046230U JP4623092U JP2514198Y2 JP 2514198 Y2 JP2514198 Y2 JP 2514198Y2 JP 1992046230 U JP1992046230 U JP 1992046230U JP 4623092 U JP4623092 U JP 4623092U JP 2514198 Y2 JP2514198 Y2 JP 2514198Y2
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津 隆 石
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  • Centrifugal Separators (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は一般家庭あるいは飲食店
で発生する厨芥等の生ごみ並びに農業生産に伴う生ご
み、または水分を多量に含むプラスチック容器や木屑等
を処理する廃棄物処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の廃棄物処理装置は、生ご
み等を粉砕処理し、下水に流してしまっていた。装置が
ない場合は、濡れたままビニール袋等に入れ廃棄してい
た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】粉砕した生ごみを下水
に流すことは、公共の水処理装置に多大の負担をかける
こととなり、また生ごみをそのまま廃棄すると、廃棄物
の焼却処理が困難であり、運搬量および運搬重量を多大
とする問題がある。
【0004】本考案は、上記問題に鑑み、粉砕した生ご
みを下水に流すことなく、脱水した状態で容易に廃棄ま
たはリサイクルできる廃棄物処理装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の廃棄物処理装置
は、上面が開口となっている円筒形状であり第1の
ース内で回転自在に保持され、内壁に沿って袋状のフィ
ルタが取り出し可能に配置された脱水篭と、第1のケー
ス上面の開口を開放可能に覆っている第1の蓋と、第1
の蓋に取り付けられ、投入される廃棄物を粉砕し脱水
篭内に落下させる粉砕機と、脱水篭および粉砕機を回転
駆動するモータおよびモータ制御装置とを具備し、前記
粉砕機は、上面が開口とされて廃棄物が収容可能であ
り、脱水篭側となる下端部には廃棄物を噴出する複数の
噴出孔が形成された第2のケースと、第2のケースの上
面の開口を開放可能に覆う第2の蓋と、第2のケースの
内底部に配置され、前記モータによって回転することに
より投入された廃棄物を前記噴出孔から噴出させる回転
円板と、回転円板の外周に植設されて噴出孔から噴出す
る廃棄物を切断する複数のブレードとを有することを特
徴とする
【0006】
【作用】厨芥等が粉砕機に、必要であれば水とともに投
入されると、粉砕機に粉砕され脱水篭の中に落下する。
脱水篭には脱水篭の内壁に沿って、紙等からなるフィル
タが配置されているので、脱水中に汚物を含むことなく
脱水することが可能となる。一方脱水籠のフィルタ中に
残った粉砕後の厨芥等は体積が小さく重量が軽くされて
おり、運搬が容易であり衛生的でもある。
【0007】
【実施例】次に、本考案の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本考案の廃棄物処理装置の第1の実
施例を示す縦断面図である。外ケース1の下部にモータ
2が固定されており、上部には内ケース3が取り付けら
れている。モータ2の駆動軸にはプーリ4が取り付けら
れ、さらに駆動軸の先端には電磁クラッチ5を経て内ケ
ース3内の脱水篭6が取り付けられている。
【0008】脱水篭6の内側には、袋状をした紙フィル
タ7がセットされている。外ケース1の上面には蓋8が
設けられている。蓋8は、ロック爪9,10によりロッ
クされて外ケース1の上面開口を閉塞するとともに、ロ
ック爪9,10が解除されると回転軸11を中心として
回転し上面開口を開放できる。蓋8の中心には粉砕機3
0が、外縁近くには操作パネル26がそれぞれ取り付け
られている。
【0009】駆動軸12は、外ケース1の底面に取り付
けられた軸受14と、外ケース1の側面に取り付けられ
た軸受15とにより回転自在に支持され、駆動軸13は
内ケース3の側面に取り付けられた軸受16,17によ
り、駆動軸12と一直線をなすように回転自在に支持さ
れ、電磁クラッチ20を介して駆動軸12と連結されて
いる。また、駆動軸13は内ケースを貫通しているが、
貫通個所は水が漏洩しないようにシールされている。駆
動軸12にはプーリ18が取り付けられており、またプ
ーリ18にはプーリ4からのベルト19が掛けられ、モ
ータ2により駆動される。
【0010】駆動軸13の上端には笠歯車21が取り付
けられており、蓋8がロック爪9,10によりロックさ
れているときには、蓋8の下面に回転自在に取り付けら
れた回転軸24の下端に固定された笠歯車22と咬合す
る。回転軸24には、さらにプーリ23が固定されてい
る。
【0011】粉砕機30のケース31は、取り付け壁3
4を介して蓋8に取り外し可能に固定されている。ケー
ス31の上面開口には開閉自在の蓋32が設けられ、ケ
ース31内の蓋32の下側には、中心に小穴が開けら
れ、小穴から半径方向にスリットの入ったゴムカバー3
3が取り付けられている。ケース31の底面から連続す
る側面には複数の噴出孔37が開けられている。ケース
31の底面中央には回転軸38が回転自在に取り付けら
れ、ケース31内に突出した回転軸38の一端には、ケ
ース31の底面に平行に回転する回転円板35が取り付
けられ、他端にはプーリ39が取り付けられている。回
転円板35の外周に沿って複数枚のブレード36が植設
されており、回転円板35の回転にしたがって噴出孔3
7の直前を通り、噴出孔37から噴出しようとする野菜
くず等を切断する。プーリ39にはベルト25を介して
プーリ23より駆動力が与えられる。ベルトガイド40
はベルト25をガイドするとともにベルト25に付着す
る野菜くず等を、取り付け壁34に設けられたガイド孔
41とともに落下させる。
【0012】次に、本実施例の動作について説明する。
【0013】蓋8をロック爪9,10によりロックし、
操作パネル26から制御部27に指示してモータ2を駆
動する。電磁クラッチ20をオンさせると(電磁クラッ
チ5を同時にオンさせてもよい)、モータ2の駆動力に
より駆動軸13、笠歯車21,22、ベルト25等を介
して回転円板35が回転を開始する。蓋32を開いて野
菜くず等を、場合によっては水とともにケース31内に
投入する。投入された野菜くず等は回転円板35の回転
により遠心力を与えられ、噴出孔37から噴出しようと
する。野菜くず等は噴出孔37から噴出する際、回転円
板35に植設されたブレード36により、細く切断され
る。
【0014】さらに操作パネル26から制御部27に指
示し、電磁クラッチ5をオンさせると、脱水篭6が回転
を開始し、細く切断され粉砕機30から落下した野菜く
ず等は紙フィルタを介して脱水される。処理が完了す
ると、操作パネル26からモータ2を停止させ、電磁ク
ラッチ5,20をオフさせた後、ロック爪9,10のロ
ックを解除させ、蓋8を開放する。開放後、野菜くず等
を紙フィルタ7とともに取り出し、新しい紙フィルタを
再び脱水篭6にセットすれば繰り返し処理を続行でき
る。紙フィルタ7とともに取り出した野菜くず等は水分
がなく、体積も小さくされているので廃棄するのが容易
である。また、所望の場合は、堆肥等への利用にも適す
る。
【0015】図3は本考案の第2の実施例を示す縦断面
図である。本実施例においては脱水篭6を回転させるモ
ータ2とは別に、粉砕機30の回転円板35を回転させ
るモータ28が設けられている。また、モータ2,28
は電磁クラッチを介さず、それぞれ直接駆動力を伝達す
るようにさせられている。
【0016】図4は本考案の第3の実施例を示す縦断面
図である。本実施例においては、モータ2の駆動軸に連
結された電導軸29が脱水篭6の中心に立てられてお
り、駆動シャフト29の先端は円錐状をしており、その
外面には連結用の溝(不図示)が刻まれている。回転円
板35の回転軸の下端にはコネクタ42が上下動可能に
取り付けられており、スプリング(不図示)により下方
に付勢されている。またコネクタ42の下面は、駆動軸
29の先端と結合できるように円錐状に孔が開けられ、
その面には溝が刻まれている。したがって、蓋8が閉じ
られると、コネクタ42が駆動軸29の先端と結合し、
モータ2の回転力を回転円板35に伝達する。
【0017】以上の実施例では、粉砕機は塵芥用となっ
ているが、プラスチック用あるいは木材用としてもよ
い。塵芥用、プラスチック用等のものを並列して設置す
れば、水を含んだ種々の廃棄物を材質別に事前に処理さ
せることができ、後工程において面倒な分別処理を必要
としなくなる。
【0018】
【考案の効果】以上説明したように本発明は、粉砕機が
粉砕した厨芥等を脱水篭中に配置したフィルタで脱水す
ることにより、排水は汚物を含まず公共の汚水処理場に
負担をかけることなく、粉砕された厨芥等も水分を含ま
ないので、廃棄しても衛生的であり重量も軽いので搬送
も容易である。また、粉砕機を堅い材質のものに対応で
きるようにし、塵芥用のものと併設すれば、水を含んだ
種々の廃棄物を材質別に事前に処理させることもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の廃棄物処理装置の第1の実施例を示す
縦断面図である。
【図2】図1の実施例の粉砕機を示す拡大縦断面図であ
る。
【図3】本考案の第2の実施例を示す縦断面図である。
【図4】本考案の第3の実施例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 外ケース 2,28 モータ 3 内ケース 4,18,23,39 プーリ 5,20 電磁クラッチ 6 脱水篭 7,47 紙フィルタ 8,32 蓋 9,10 ロック爪 12,13,29 駆動軸 21,22 笠歯車 24,38 回転軸 26 操作パネル 27 制御部 30 粉砕機 35 回転円板 36 ブレード 37 噴出孔 42 コネクタ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面が開口となっている円筒形状であ
    第1のケース内で回転自在に保持され、内壁に沿っ
    て袋状のフィルタ(7)が取り出し可能に配置された脱
    水篭(6)と、第1の ケース上面の開口を開放可能に覆っている第1
    (8)と、第1の(8)に取り付けられ、投入される廃棄物を粉
    砕し脱水篭(6)内に落下させる粉砕機(30)と、 脱水篭(6)および粉砕機(30)を回転駆動するモー
    タおよびモータ制御装置とを具備し前記粉砕機(30)は、上面が開口とされて廃棄物が収
    容可能であり、脱水篭(6)側となる下端部には廃棄物
    を噴出する複数の噴出孔(37)が形成された第2のケ
    ース(31)と、第2のケース(31)の上面の開口を
    開放可能に覆う第2の蓋(32)と、第2のケース(3
    1)の内底部に配置され、前記モータによって回転する
    ことにより投入された廃棄物を前記噴出孔(37)から
    噴出させる回転円板(35)と、回転円板(35)の外
    周に植設されて噴出孔(37)から噴出する廃棄物を切
    断する複数のブレード(36)とを有することを特徴と
    する 廃棄物処理装置。
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