JP3764137B2 - ヒートシンクの実装方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明はヒートシンクの実装方法に関する。
【0002】
近年、小型化及び高信頼性化が要求される電子装置として、例えばラップトップパソコン等の可搬型電子装置が広く市場に出回っている。この種の電子装置の高性能化を図るためには、発熱量の大きい集積回路パッケージを1つまたはそれ以上用いることが必要になる。このため、発熱量の大きい集積回路パッケージの放熱性を確保するためにヒートシンクが使用されており、その実装構造及び実装方法の最適化が模索されている。
【0003】
【従来の技術】
従来、図11に示されるように、集積回路チップ2をパッケージ4内に密閉収容し、パッケージ4に取り付けられたリード6により集積回路チップ2をプリント配線板8に接続し、パッケージ4上に接着剤10によりヒートシンク12を固着しするようにしたヒートシンクの実装方法が公知である。この方法において、集積回路チップ2をパッケージ4内に内蔵してなるものが前述した集積回路パッケージに相当する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図11に示される従来方法により得られるヒートシンクの実装構造においては、集積回路チップ2とヒートシンク12の間にパッケージ4が介在しているので、集積回路チップ2とヒートシンク12の間の熱抵抗が大きくなり、高い放熱効果が得られないという問題があった。
【0005】
よって、本発明の目的は、放熱効果を高めることができるヒートシンクの実装方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明では、集積回路チップで代表される電子部品にヒートシンクを直接実装することにした。
【0007】
すなわち、本発明によると、概略中央部に開口を有するヒートシンクを、該開口に対向する位置に第1吸引口を有し、該開口からオフセットした位置に第2吸引口を有する吸引ノズルに吸着支持し、上記開口を介して電子部品を吸引することにより該電子部品の上面を上記ヒートシンクに第1の接着剤を介して密着させ、上記吸引ノズルを移動することにより上記電子部品の下面を基板に上記第1の接着剤の熱伝導率よりも小さな熱伝導率を有する第2の接着剤を介して密着させた後、上記第1及び第2の接着剤を固化させるようにしたヒートシンクの実装方法が提供される。
【0008】
従って、この方法により得られるヒートシンクの実装構造は、例えば、配線層を有する基板と、該基板上に第2の接着剤により固着され上記配線層に電気的に接続される電子部品と、該電子部品上に第1の接着剤により固着されるヒートシンクとを備えている。
【0009】
この実装構造においては、集積回路チップ等の電子部品は、基板(例えばプリント配線板)の配線層に電気的に接続するために、第2の接着剤により直接基板上に固着されている。また、ヒートシンクは第1の接着剤により電子部品上に直接固着される。
【0010】
このようにヒートシンクを第1の接着剤により電子部品上に直接固着すると共に、第1の接着剤の熱伝導率が第2の接着剤の熱伝導率よりも大きくなるようにしているので、放熱効果が高まる。
【0011】
本発明のヒートシンクの実装方法では、特定構成の吸引ノズルを用い、これによりヒートシンク及び電子回路部品を取り扱うようにしているので、上述の実装構造を容易に得ることができる。
【0012】
【実施例】
以下、本発明の実施例を説明する。
【0013】
図1は本発明の実施例を示すヒートシンクの実装構造の側面図である。例えば配線層を有するプリント配線板からなる基板8上には、電子部品としての集積回路チップ2の下面が第1の接着剤14により固着される。集積回路チップ2の上面には第2の接着剤16によりヒートシンク12が固着される。ヒートシンク12は、その上面に放熱面積を大きくするための複数の放熱フィン12Aを有している。
【0014】
第1の接着剤14による集積回路チップ2と基板8の接着部を図2により説明する。集積回路チップ2は、その下面に外部回路との接続用の導体からなる複数のビット16を有している。ビット16の形状は例えば半球状である。
【0015】
一方、基板8上には、ビット16の位置に対応して導体パターンからなる配線層18が形成されている。
【0016】
集積回路チップ2は、ビット16と配線層18との間の位置合わせを行った後に、第1の接着剤14により基板8上に固着される。このとき、適当な圧力を与えることによって、ビット16と配線層18の接触状態が得られ、集積回路チップ2と配線層8の間の電気的な接続がなされる。
【0017】
再び図1を参照して、第2の接着剤16は、第1の接着剤14の熱伝導率よりも大きい熱伝導率を有している。こうしているのは、集積回路チップ2とヒートシンク12の間に介在する固化した第2の接着剤16の熱抵抗を最小限に押さえて、放熱効果を高めるためである。
【0018】
この実施例では、集積回路チップ2の上面に直接ヒートシンク12を固着しているので、図11により説明した従来のヒートシンクの実装構造と比較して、高い放熱効果を得ることができる。
【0019】
第2の接着剤16としては、例えば、金及びダイヤモンドを含む物質群から選択される少なくとも1つの物質の粉末を樹脂に混入させてなる接着剤を用いることができる。金やダイヤモンドの熱伝導率は一般的に樹脂の熱伝導率よりも大きいので、このような特定物質の粉末が混入した樹脂系接着剤の熱伝導率を大きくすることができるのである。
【0020】
望ましくは、硬化した第2の接着剤16の軟化温度は、硬化した第1の接着剤14の軟化温度よりも低くなるように各接着剤の主成分樹脂が選択される。硬化した接着剤の軟化温度(キュアー温度)を上述のように設定しているので、図1の構造において、第2の接着剤16だけを軟化させてヒートシンク12を交換することができる。
【0021】
各接着剤として熱硬化性接着剤を用いることによって、集積回路チップ2の駆動を開始してからの安定した接着力を保証することができる。
【0022】
一方、各接着剤として熱可塑性接着剤を用いることによって、集積回路チップ2及び/またはヒートシンク12の交換を容易に行うことができる。
【0023】
図3は本発明の実装方法で使用することができる吸引ノズルの説明図である。本発明方法を実施する場合には、ヒートシンク12の概略中央部に開口12Bを形成しておく。
【0024】
吸引ノズル20は、ヒートシンク12の開口12Bに開口する位置に吸引口20Aを有しており、また、ヒートシンク12の放熱フィン12Aに対向する位置に放熱フィンAが着座する凹部20Bを有している。
【0025】
吸引ノズル20は図示しない真空ポンプ等の吸引手段に接続されており、この吸引手段により吸引口20A内を負圧にすることによって、吸引ノズル20によりヒートシンク12を吸着支持することができる。
【0026】
ヒートシンク12には開口12Bが形成されているので、ヒートシンク12を吸引ノズル20により吸着支持した状態でさらにヒートシンク12の下面に集積回路チップ2を吸引吸着することができる。
【0027】
そして、この状態で吸引ノズル20を移動することによって、集積回路チップ2の下面を基板上の予め定められた位置に配置して、集積回路チップ2を基板上に実装することができる。
【0028】
ヒートシンク12に集積回路パッケージ2を密着させる場合には、これらの間に接着剤が介在するようにヒートシンク12の下面及び集積回路チップ2の上面の何れか一方或いは両方に接着剤を塗布しておき、また、集積回路チップ2の下面及び基板の上面の何れか一方或いは両方にも接着剤を塗布しておく。
【0029】
集積回路チップ2及びヒートシンク12を基板上に実装したら、吸引ノズル20による吸引を中止して、吸引ノズル20を取り除き、通常の方法により接着剤を固化させる。
【0030】
この方法によると、吸引ノズル20を用いて集積回路チップ2及びヒートシンク12を同時に基板上に実装することができるので、接着剤の例えば加熱による硬化工程が一回で済み、電子装置の製造工程が簡略化される。また、この方法によると、本発明のヒートシンクの実装構造を容易に得ることができる。
【0031】
図4は本発明の実装方法で使用することができる他の吸引ノズルの説明図である。図4の実施例は、図3の実施例と対比して、吸引ノズル20が吸引口20Aの他に少なくとも1つの他の吸引口20Cを有している点で特徴づけられる。
【0032】
即ち、この実施例では、ヒートシンク12の開口Bに対向する位置に形成される吸引口20Aの他に例えば複数の(図では2つの)吸引口20Cを吸引ノズル20に設けているのである。
【0033】
このような吸引口20Cを付加することによって、比較的大型で重量が大きいヒートシンクについてもこれを吸引ノズル20に吸着支持することができる。
【0034】
ヒートシンクの底面にスリットを形成しておくことによって、ヒートシンクと集積回路チップの接着力を高めることができる。これを図5により説明する。
【0035】
図5の(A)の例では、ヒートシンク12の底面に放熱フィン12Aと平行に複数のスリットSを形成している。また、(B)に示される例では、(A)に示される放熱フィン12Aと平行なスリットに加えてこれらと垂直な方向に複数のスリットSを形成している。さらに、(C)に示される例では、ヒートシンク12の底面に放射状のスリットSを形成している。
【0036】
このようにヒートシンク12の底面にスリットSを形成しておくことによって、スリットS内に接着剤が入り込み、ヒートシンク12と集積回路チップ2の間の接着力を高めることができる。
【0037】
また、各スリットSはヒートシンク12の底面の縁まで形成されているので、例えば図3により説明した実装方法において、集積回路チップ2とヒートシンク12の間に接着剤を介在させておかなくとも、集積回路チップ2と基板との間に介在する接着剤を集積回路チップ2とヒートシンク12の間に回り込ませることができ、実装方法を簡略化することができる。
【0038】
集積回路チップの側面を覆うような形状のヒートシンクを用いることによって、ヒートシンクと集積回路チップの接着力を高めることができる。これを図6及び図7により説明する。
【0039】
図6の(A)に示される例では、ヒートシンク12における放熱フィン12Aと反対側の面の両端に一対の突起12Cを設けておき、ヒートシンク12を集積回路チップ2に固着したときに、突起12Cによって集積回路チップ2の側面の一部または全部が覆われるようにしている。
【0040】
また、(B)に示される例では、ヒートシンク12の放熱フィン12Aと反対側の面の外周全部に突起12Cを設けておき、これによりヒートシンク12を集積回路チップ2に固着したときに、集積回路チップ2の側面が突起12Cによって覆われるようにしている。
【0041】
図7は、図6の(A)に示されるヒートシンクを用いた実装構造の側面図である。ヒートシンク12の突起12Cによって集積回路チップ2の対向側面が覆われるようにしているので、接着剤16がヒートシンク12と集積回路チップ2の間に回り込み易くなり、接着強度を高めることができる。この例では、基板8と集積回路チップ2を接着する接着剤14とは異なる接着剤16によって集積回路チップ2とヒートシンク12を接着しているが、同じ接着剤を用いて各部材を接着する場合にも、この効果が得られることは勿論である。
【0042】
また、この実施例では、接着剤14の量を多くしておくことによって、集積回路チップ2の側面において集積回路チップ2とヒートシンクの突起12Cとを接着剤14により覆うことができるので、基板8と集積回路チップ2とヒートシンク12の間の接着力を高めることができる。
【0043】
尚、同一の接着剤を用いてヒートシンク12及び集積回路チップ2を同時に基板8上に固着する場合には、集積回路チップ2を基板8上の予め定められた位置にセットした後に、一旦ヒートシンク12を僅かに(例えば数100μm)集積回路チップ2から浮かせることによって、接着剤をヒートシンク12と集積回路チップ2の間に容易に回り込ませることができる。
【0044】
図6により説明したような放熱フィンと反対の側に突起を有するヒートシンクについても、図5に示したようなスリットを形成しておくことによって、集積回路チップとの接着力を高めることができる。これを図8により説明する。
【0045】
図8の(A)、(B)及び(C)に示されるヒートシンクはそれぞれ図5の(A)、(B)及び(C)に示される種々のスリットSを有している。このようなスリットSをヒートシンク12の集積回路チップへの密着面に形成しておくことによって、ヒートシンク12と集積回路パッケージ2の接着力を高めることができるとともに、ヒートシンク12と集積回路パッケージ2の間への接着剤の回り込みを改善することができる。尚、図8の(B)及び(C)に示されている例では、ヒートシンク12の突起12Cにおける集積回路チップの側面に対向する面にもスリットが形成されている。
【0046】
図3に従って本発明方法を実施する場合、ヒートシンクを機械的に支持する機構を吸引ノズルに設けておいてもよい。その例を図9により説明する。
【0047】
図9に示される吸引ノズル20においては、ヒートシンクの放熱フィン12A(図3参照)が着座する凹部20B内に押さえ金具(クリップ)22をそれぞれ設けている。
【0048】
吸引ノズル20の凹部20B内にヒートシンク12の放熱フィン12Aを挿入すると、押さえ金具22が弾性変形し、それにより生じる摩擦力によってヒートシンク12は吸引ノズル20に支持される。このような押さえ金具を吸引ノズルに設けておくことによって、比較的重量の大きいヒートシンクについても本発明方法を適用することができる。
【0049】
図9に示された例では、吸引ノズル20の各凹部20B内に個別に押さえ金具22を設けているが、ヒートシンクを側方から押さえつける器具を吸引ノズル20の端に設けておいてもよい。このような器具は、例えば、吸引ノズル20に固定されたブロックと、このブロックに一端が固定される押し付けバネと、押し付けバネの他端に取り付けられる押し付け部材とから構成することができる。
【0050】
図10に示されるように、分割型のヒートシンク12′を用いることができる。この例では、図9に示される吸引ノズル20を用い、各凹部20Bに対応して分割された複数のヒートシンク12′を各押さえ金具22により各凹部20Bに着座させておき、この状態で吸引口20A内を負圧にして集積回路チップ2を吸引ノズル20により吸着支持する。そうしておいて、吸引ノズル20を移動させて、集積回路チップ2を基板上の予め定められた位置に実装するのである。
【0051】
この実施例によると、図3の方法のようにヒートシンクの概略中央部に開口を形成しておく必要はない。
【0052】
尚、弾性力によってヒートシンクを吸引ノズル20に支持することに代えて、粘着テープ等の粘着力によってヒートシンクを吸引ノズル20に支持するようにしてもよい。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、放熱効果の高いヒートシンクの実装方法の提供が可能になるという効果が生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すヒートシンクの実装構造の側面図である。
【図2】チップと基板の接着部の説明図である。
【図3】実装方法で使用する吸引ノズルの説明図である。
【図4】実装方法で使用する他の吸引ノズルの説明図である。
【図5】本発明の実施例におけるヒートシンクの斜視図である。
【図6】本発明の実施例におけるヒートシンクの斜視図である。
【図7】本発明の実施例を示す実装構造の側面図である。
【図8】本発明の実施例におけるヒートシンクの斜視図である。
【図9】実装方法で使用するさらに他の吸引ノズルの説明図である。
【図10】本発明の実施例を示す実装方法の説明図である。
【図11】従来のヒートシンクの実装構造の断面図である。
【符号の説明】
2 電子回路部品(集積回路パッケージ)
8 基板(プリント配線板)
12 ヒートシンク
14,16 接着剤
Claims (2)
- 概略中央部に開口を有するヒートシンクを、該開口に対向する位置に第1吸引口を有し、該開口からオフセットした位置に第2吸引口を有する吸引ノズルに吸着支持し、
上記開口を介して電子部品を吸引することにより該電子部品の上面を上記ヒートシンクに第1の接着剤を介して密着させ、
上記吸引ノズルを移動することにより上記電子部品の下面を基板に上記第1の接着剤の熱伝導率よりも小さな熱伝導率を有する第2の接着剤を介して密着させた後、
上記第1及び第2の接着剤を固化させるようにしたヒートシンクの実装方法。 - 概略中央部に開口を有するヒートシンクを、該ヒートシンクの上記開口に対向する位置に吸引口を有する吸引ノズルに支持手段により支持し、
上記吸引ノズルにより、該開口を介して電子部品を吸引して該電子部品の上面を上記ヒートシンクに第1の接着剤を介して密着させ、
上記吸引ノズルを移動することにより上記電子部品の下面を基板に上記第1の接着剤の熱伝導率よりも小さな熱伝導率を有する第2の接着剤を介して密着させた後、
上記第1及び第2の接着剤を固化させるようにしたヒートシンクの実装方法。
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